JPS62263764A - 走査露光型複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ′　〔産業上の利用分野〕 本発明は、反射型原稿及び透過型原稿の両方に対して高
画質の複写を得るための、走査露光型複写装置の原稿照
射部の改良に関する。

〔従来の技術〕

既に本出願人によって出願されている複写装置を第３図
に示すような概略断面図によって説明する。

この複写装置１は感光体として写真感光材料（以下単に
感材という）の供給搬送部５ｏと原稿台２上の原稿を走
査露光する移動光学系を含む露光装置３と現像、漂白定
着、安定化及び乾燥を行う処理部２４から構成されてい
る。

感材の供給搬送部５（ｌ露光装置３及び処理部２４の右
方に設けられ右端に感材ロール５４を装填したマガジン
５３が装着され、その感材は供給ローラ５５及びその圧
着ローラ５６によって挾持搬送され、カッタ５７によっ
て決められた長さのシートに切断され、露光部＠４０に
て走査原稿像が同期して該感材面上に結像きれるように
送りローラ印、６１及び押圧ローラ６２．６３によって
所定の同期速度で輪動し、像露光済の前記シート感材は
処理部２４へ送りこまれる。処理部２４に入った感材は
現像処理が行われ乾燥されて、複写を完了するようにし
である。

又、露光装置３は複写装置１の上部に配置され、原稿台
２上の原稿を第１移動台４Ａ上の反射鏡付露光ランプ（
第１の光源）４、と反射鏡５、第２移動台６Ａ上の反射
鏡６．７及び投影レンズ８によって走査し、露光部１０
に結像させるようにしである。こ＼に第１移動台４Ａの
走査速度は第２移動台６Ａの移動速度の２倍にしてあシ
、原稿上の各走査位置から露光部４０までの光学パスの
長さが一定になるようにしである。

更に投影レンズには絞、ｊ：ｌ　１２Ａが設けられ、光
量が調節され、又、色バランス補正のためのフィルター
枠１４Ａが該絞り１２Ａの近くに設けられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述のような複写装置で透明陽画の原稿（以下透過型原
稿という）特にカラーの透過型原稿から印画紙又はフィ
ルムの感材面へ複写を行う場合の画像再現性は極度に悪
化する。それは原稿押え面を自生地の反射面にして行う
わけであるが露光ランプによる照射光が原稿の画像層及
び透明ベースを透過し、前記の反射面で反射し再び前記
ベース面及び画像層を透過して、露光装置の光学系に入
る過程において、光量損失があり、反射型陽画原稿から
の複写とくらべて、画質が暗く特に色再現性にいたって
は、劣悪の状態となる。本発明はこのような問題を解決
し、反射型、透過型の両原稿に対し、高画質の画像再現
が得られ、しかもコンパクトな複写装置を提供すること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は、ミラー走査方式の複写装置ておいて、原稿
走査用の第１の光源と第１ミラーに対向して、その原稿
押え側に第２の光源を、原稿走査用第１ミラーに同期し
て同速で移動する如く設け、反射型原稿と透過型原稿に
応じて前記両光源が切替えられ第１ミラー以下の結像光
路を共通にしたことを特徴とする走査露光型複写装置に
よって達成される。

〔実施例〕

本発明の１実施例の概略断面図を第１図に、その原稿押
えのＸ−Ｘ親図を第２図に示す。従来例と同一の機能を
有する部材は同一の番号にて表す。

又、本発明はこの実施態様に限定されるものではない。

第１図における複写装置の上方部に原稿押え２００が配
設されている。この原稿押えのフレーム２０１の外周に
は該フレームに回転可能に枢支されたローラ２１１ヲ介
して原稿押えのプラスチックベルト２１０がエンドレス
にかけられている。そして、このプラスチックベルト２
１０は、無色透明部２１０Ａと白色部２１０Ｂがそれぞ
れ半周ずつ接合されエンドレスにしである。又、反射型
原稿の複写時には、白色部２１０　Ｂの部分が原稿を押
え、透過型原稿の複写時には無色透明部２１０Ａの部分
が原稿を押えるように該ベルト２１０はモータ２２０の
起動によるローラ２１１の駆動で走行して切替えられる
ようにしである。

原稿押え２００メ内部には透過用の第２の光源２０３及
びその集光反射鏡２０４を搭載するブロック２０２が、
ガイドバー２０５Ｂ及び、ガイド兼用スクリューパー２
０５Ａに案内されて図の左右方向に移動できるようにし
である。そしてスクリューパー２０５Ａの一端はフレー
ム２０１のメタル２０８で回転可能に枢支され止め輪２
０９でスラストの抜は止めがなされ、他端はフレーム２
０１に取付けられたＤＣモータ２０６の回転軸ボス２０
７に嵌合１ピン２１Ｇで固定されている。又ガイドバー
２０５Ｂの両端はフレーム２０１の両側部に取付は固定
され、前記スクリューパー２０５Ａと平行に配設されて
いる。

一方原稿台２をはさんで、原稿押え２００の下部には、
反射鏡付露光ランプ４とミラ°−５を搭載した第１移動
台４Ａ、ミラー６．７全搭載した第２移動台６Ａ及び投
影レンズ８が配置されている。

そして第１移動台４Ａは図の左右方向に原稿走査速度■
で移動し、第２移動台６Ａは同方向へ−の速度で移動す
るようになっている。

反射型原稿を複写する場合は原稿押え２００の前記ベル
ト２１０が反射型用に切替えられ、白色部２１０Ｂが原
稿を押え、ブロック２０２は作動せず透過用第２の光源
２０３は点灯されないようにしである。

そして、露光装置３が作動し、像露光が行われる。

又透過型原稿を複写する場合は、原稿押え２００の前記
ベルト２１０が透過型用に切替えられ、・無色透明部２
１０Ａが原稿を押え、ブロック２０２の露光ランプが点
灯し、ＤＣモータ２０６が、第１移動台４Ａの移動速度
と同期して移動するようＰＬＬ　（フェイズロックドル
ープ）制御される。そして、第１移動台上４Ａの露光ラ
ンプ４は点灯させないが、その他の露光装置３の機能は
、反射型と同様に作動させ像露光が行われる。

尚、原稿を原稿台２に載せるには、原稿押え２００のと
っ手２１８を上方にもち上げると原稿押え２００のヒン
ジ２１４がビン２１５ヲ介して本体に設けられたプラケ
ット２１３のまわりに回転して上方に開かれるようにな
っている。そして原稿押え２００の持ち上げ力の緩和及
び適正な押え力の創出は前記ヒンジ２１４及びブラケッ
ト２１３に両端部を引っかけピン２１５にまかれたトル
クばね２１７によって行っている。

一方供給搬送部５０においてマガジン５３に装填された
ロール状の感材５４は搬送路１０１の中に所定の長さだ
け繰出されカッター５７によって７−ト状に切断され該
搬送路を進んでストッカー１０２に進入させ後端が露光
位置４０を過ぎた一定位置に達したのち、前記像露光を
受けるように原稿の走査速度と同期して第１搬送路１０
１及び第２搬送路１０３上を逆行し、露光完了後、再び
上方に搬送し、第３搬送路１０４から処理部２４への連
結通路１０５を経て搬送ローラ四、２９に挾持されなが
ら現像槽２５、漂白定着種間、第１第２の安定化槽３１
．３２を通過して、乾燥室３５に入り、乾燥された後複
写が完了する。

このようにして反射型原稿からの複写と同等の画質の複
写が透過型原稿から得られるようになった。

尚、原稿を押されるプラスチックベルト２１０は、透明
なものと白色のものとを切替えているが、均一な乱反射
光が背面から抜ける乳白色のものを選んで透過用と反射
用を兼用させることができる。

この場合は再拝えシートを切りかえる必要がなくなる。

又、本発明は感材を使用する複写装置だけでなく電子写
真を用いた複写装置特にカラー複写装置に適用できるこ
とは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明によって反射型原稿からの複写と透過型原稿から
の複写とが同等の高画質で兼用して得られるようになっ
た。又静止原稿を静止露光によって投影する方式のよう
に装置を大型にすることなく又照明むらを起すことなく
走査露光式の有利性を生かして装置を小型にしたま＼こ
の大目的を達成することができた。

【図面の簡単な説明】

はその原稿押え部のＸ−Ｘ親図、第３図は本出願人によ
る従来の発明の１実施例の概略図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ミラー走査方式の複写装置において、原稿走査用
   の第１の光源と第１ミラーに対向してその原稿押え側に
   、第２の光源を原稿走査用第１ミラーに同期して、同速
   で移動する如く設け、反射型原稿と透過型原稿に応じて
   前記両光源が切替えられ第１ミラー以下の結像光路を共
   通にしたことを特徴とする走査露光型複写装置。
2. （２）前記第２の光源は原稿押え部に配設したことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の走査露光型複写装
   置。
3. （３）前記原稿押え部の原稿押圧面は自生地シートと無
   色透明シートからなり原稿に応じて互に切替えられ得る
   ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第２項記載
   の走査露光型複写装置。
4. （４）前記感光体は、電子写真及び静電記録用感光体又
   はハロゲン化銀カラー又は白黒感光材料であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項又は第３項記
   載の走査露光型複写装置。