JPH1138484A - フイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム画像読取装置 - Google Patents
フイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム画像読取装置Info
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- JPH1138484A JPH1138484A JP9194480A JP19448097A JPH1138484A JP H1138484 A JPH1138484 A JP H1138484A JP 9194480 A JP9194480 A JP 9194480A JP 19448097 A JP19448097 A JP 19448097A JP H1138484 A JPH1138484 A JP H1138484A
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- JP
- Japan
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- cartridge
- film
- door
- tray
- film cartridge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フイルムカートリッジの挿入排出及びカートリ
ッジ収納室を開閉するチャンバードアの開閉を自動的に
行うことができ、しかも同一のフイルムカートリッジを
多数回使用してもフイルムカートリッジを傷めることが
ないフイルムカートリッジの自動装填装置を提供する。 【解決手段】このフイルムカートリッジの自動装填装置
は、フイルムカートリッジをカートリッジトレー20に
載せて出し入れするトレー方式であり、このカートリッ
ジトレー20と、カートリッジ収納室10を開閉するチ
ャンバードア30とは互いに干渉しないように時間差を
もって駆動モータ40から動力伝達手段を介して駆動す
る。
ッジ収納室を開閉するチャンバードアの開閉を自動的に
行うことができ、しかも同一のフイルムカートリッジを
多数回使用してもフイルムカートリッジを傷めることが
ないフイルムカートリッジの自動装填装置を提供する。 【解決手段】このフイルムカートリッジの自動装填装置
は、フイルムカートリッジをカートリッジトレー20に
載せて出し入れするトレー方式であり、このカートリッ
ジトレー20と、カートリッジ収納室10を開閉するチ
ャンバードア30とは互いに干渉しないように時間差を
もって駆動モータ40から動力伝達手段を介して駆動す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフイルムカートリッ
ジの自動装填装置及びフイルム画像読取装置に係り、特
にフイルムカートリッジの多数回の繰り返し装填に適し
たフイルムカートリッジの自動装填装置及びそのフイル
ムカートリッジの自動装填装置が適用されたフイルム画
像読取装置に関する。
ジの自動装填装置及びフイルム画像読取装置に係り、特
にフイルムカートリッジの多数回の繰り返し装填に適し
たフイルムカートリッジの自動装填装置及びそのフイル
ムカートリッジの自動装填装置が適用されたフイルム画
像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩フイルムの片面に磁性層を形
成した新たな写真フイルムが提案されており(USP5
130745号)、このフイルムを収納するためのフイ
ルムカートリッジ及びこのフイルムカートリッジを用い
て撮影を行うカメラも開発され、世界的に規格化される
に至っている。
成した新たな写真フイルムが提案されており(USP5
130745号)、このフイルムを収納するためのフイ
ルムカートリッジ及びこのフイルムカートリッジを用い
て撮影を行うカメラも開発され、世界的に規格化される
に至っている。
【0003】この新規格のフイルムカートリッジ100
は、図17(a)乃至(c)に示すように遮光構造を有
する略円筒上のカートリッジシェル101内に、スプー
ル102に巻回された長尺の写真フイルム103が収納
されると共に、カートリッジシェル101の一端に遮光
ドア104が設けられ、カメラに未装填の状態やカメラ
から取り出された状態では、常時フイルム103がカー
トリッジシェル101内に完全に収納され、遮光ドア1
04にて外部光から保護する構造となっている。尚、遮
光ドア104は、遮光ドア開閉用穴部106に図示しな
いドアドライバを挿入し、このドアドライバを回動させ
ることによって開閉される。
は、図17(a)乃至(c)に示すように遮光構造を有
する略円筒上のカートリッジシェル101内に、スプー
ル102に巻回された長尺の写真フイルム103が収納
されると共に、カートリッジシェル101の一端に遮光
ドア104が設けられ、カメラに未装填の状態やカメラ
から取り出された状態では、常時フイルム103がカー
トリッジシェル101内に完全に収納され、遮光ドア1
04にて外部光から保護する構造となっている。尚、遮
光ドア104は、遮光ドア開閉用穴部106に図示しな
いドアドライバを挿入し、このドアドライバを回動させ
ることによって開閉される。
【0004】カートリッジシェル101の一方の側面
(基準面)側には、スプール102と共に一体回転する
データディスク105が設けられ、このデータディスク
105の外側面には、予めフイルム103の種類やフイ
ルム感度、撮影可能コマ数等のフイルム情報を示すバー
コードが印刷等されている。また、カートリッジシェル
101の他の側面には、丸印、四角印、バツ印及び半月
印の穴111、112、113、114が穿設されると
ともに、これらの穴の裏面側には、スプール102と一
体回転する白色の舌片(図示せず)が設けられており、
この舌片の停止位置に応じて、丸印(未使用)、四角印
(現像済み)、バツ印(撮影済み)及び半月印(撮影途
中)のいずれか一つが所謂白抜き表示されるようになっ
ている。更に、カートリッジシェル101の他の側面に
は、フイルム103が現像済みか否かを示す爪(IPI
爪)115が設けられている。尚、現像されたフイルム
103を収納するフイルムカートリッジ100は、上記
IPI爪115が折られている。
(基準面)側には、スプール102と共に一体回転する
データディスク105が設けられ、このデータディスク
105の外側面には、予めフイルム103の種類やフイ
ルム感度、撮影可能コマ数等のフイルム情報を示すバー
コードが印刷等されている。また、カートリッジシェル
101の他の側面には、丸印、四角印、バツ印及び半月
印の穴111、112、113、114が穿設されると
ともに、これらの穴の裏面側には、スプール102と一
体回転する白色の舌片(図示せず)が設けられており、
この舌片の停止位置に応じて、丸印(未使用)、四角印
(現像済み)、バツ印(撮影済み)及び半月印(撮影途
中)のいずれか一つが所謂白抜き表示されるようになっ
ている。更に、カートリッジシェル101の他の側面に
は、フイルム103が現像済みか否かを示す爪(IPI
爪)115が設けられている。尚、現像されたフイルム
103を収納するフイルムカートリッジ100は、上記
IPI爪115が折られている。
【0005】また、図17(c)に示すようにカートリ
ッジシェル101には、壁部116A、116Bによっ
て画成された溝117がカートリッジシェルの長手方向
に形成されている。フイルム103は、フイルムベース
の表面103Fに銀塩感光層が塗布され、その裏面10
3Rには磁気記録層が塗布されている。また、フイルム
103の縁部には各撮影コマ120の範囲を規定する複
数個のパーフォレーション121、121…が穿設さ
れ、各撮影コマの上端と下端の磁気記録領域124、1
25に撮影時の光源の種類や焦点距離、その他の撮影情
報や、写真タイトル等のユーザーメッセージの情報を磁
気記録できるようになっている。
ッジシェル101には、壁部116A、116Bによっ
て画成された溝117がカートリッジシェルの長手方向
に形成されている。フイルム103は、フイルムベース
の表面103Fに銀塩感光層が塗布され、その裏面10
3Rには磁気記録層が塗布されている。また、フイルム
103の縁部には各撮影コマ120の範囲を規定する複
数個のパーフォレーション121、121…が穿設さ
れ、各撮影コマの上端と下端の磁気記録領域124、1
25に撮影時の光源の種類や焦点距離、その他の撮影情
報や、写真タイトル等のユーザーメッセージの情報を磁
気記録できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のフ
イルムカートリッジを使用するカメラやフイルム画像読
取装置が発売されているが、フイルムカートリッジの挿
入排出及びカートリッジ収納室を開閉するチャンバード
アの開閉を自動的に行うものはなく、フイルムカートリ
ッジを自動的に引き込むものや、ポップアップ機構によ
ってカートリッジ収納室から自動的に排出するものがあ
る程度である。
イルムカートリッジを使用するカメラやフイルム画像読
取装置が発売されているが、フイルムカートリッジの挿
入排出及びカートリッジ収納室を開閉するチャンバード
アの開閉を自動的に行うものはなく、フイルムカートリ
ッジを自動的に引き込むものや、ポップアップ機構によ
ってカートリッジ収納室から自動的に排出するものがあ
る程度である。
【0007】しかしながら、フイルムカートリッジをカ
ートリッジ収納室に自動的に引き込む装置は、図17
(c)に示すようにフイルムカートリッジ100のカー
トリッジシェル101に形成された壁部116Aに引込
み用の爪を引っかけてフイルムカートリッジ100を引
き込むように構成されているため、フイルムカートリッ
ジ100の扱い方によってはフイルムカートリッジ10
0(壁部116A)が損傷し、自動引き込み機能が損な
われるおそれがあった。即ち、壁部116Aの高さは1
mm弱であり、この壁部116Aを利用して引き込みを
繰り返し行うと、引込み用の爪によって壁部116Aが
損傷又は磨耗し、壁部116Aに引込み用の爪が引っ掛
からなくなるという問題がある。
ートリッジ収納室に自動的に引き込む装置は、図17
(c)に示すようにフイルムカートリッジ100のカー
トリッジシェル101に形成された壁部116Aに引込
み用の爪を引っかけてフイルムカートリッジ100を引
き込むように構成されているため、フイルムカートリッ
ジ100の扱い方によってはフイルムカートリッジ10
0(壁部116A)が損傷し、自動引き込み機能が損な
われるおそれがあった。即ち、壁部116Aの高さは1
mm弱であり、この壁部116Aを利用して引き込みを
繰り返し行うと、引込み用の爪によって壁部116Aが
損傷又は磨耗し、壁部116Aに引込み用の爪が引っ掛
からなくなるという問題がある。
【0008】また、ポップアップ機構によってカートリ
ッジ収納室からフイルムカートリッジ100を自動的に
排出する装置には、フイルムカートリッジ100の壁部
116Aにカートリッジ飛び出し防止用の部材を当接さ
せ、フイルムカートリッジ100の飛び出しを防止する
機構を備えたものがあるが、この場合にも壁部116A
が損傷又は磨耗するという問題がある。
ッジ収納室からフイルムカートリッジ100を自動的に
排出する装置には、フイルムカートリッジ100の壁部
116Aにカートリッジ飛び出し防止用の部材を当接さ
せ、フイルムカートリッジ100の飛び出しを防止する
機構を備えたものがあるが、この場合にも壁部116A
が損傷又は磨耗するという問題がある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、フイルムカートリッジの挿入排出及びカートリ
ッジ収納室を開閉するチャンバードアの開閉を自動的に
行うことができ、しかも同一のフイルムカートリッジを
多数回使用してもフイルムカートリッジを傷めることの
ないフイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム
画像読取装置を提供することを目的とする。
もので、フイルムカートリッジの挿入排出及びカートリ
ッジ収納室を開閉するチャンバードアの開閉を自動的に
行うことができ、しかも同一のフイルムカートリッジを
多数回使用してもフイルムカートリッジを傷めることの
ないフイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム
画像読取装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、長尺の写真フイルムと、該写真フイルムを
収納するカートリッジシェルであって、その内周が円筒
形に形成されるとともに、前記写真フイルムを送り出す
ための出口開口を開閉する遮光ドアと、該遮光ドアを開
閉するための遮光ドア開閉用穴部とを有するカートリッ
ジシェルと、前記カートリッジシェルに回転自在に配設
され、前記写真フイルムの長尺方向の一端が固定され、
その回りに前記写真フイルムが巻き付けられる単一のス
プールとからなるフイルムカートリッジの自動装填装置
において、スプール駆動軸及びドアドライバがその奥行
き端に設けられたカートリッジ収納室に対して出入りす
るカートリッジトレーであって、前記フイルムカートリ
ッジを手で搭載及び取出しが可能な第1の位置と、該フ
イルムカートリッジのスプール及び遮光ドア開閉用穴部
をそれぞれ前記スプール駆動軸及びドアドライバに挿入
させる第2の位置との間で移動可能なカートリッジトレ
ーと、前記カートリッジ収納室を開閉するチャンバード
アであって、閉成時に前記フイルムカートリッジのスプ
ール及び遮光ドア開閉用穴部にそれぞれ係合するガイド
軸が設けられたチャンバードアと、1つの駆動モータ
と、前記駆動モータの駆動力をそれぞれ前記カートリッ
ジトレー及びチャンバードアに伝達する動力伝達機構で
あって、前記カートリッジトレーを前記第1の位置と第
2の位置との間で移動させるとともに、少なくとも前記
カートリッジトレーと干渉しない期間に前記チャンバー
ドアを開閉駆動する動力伝達機構と、を備えたことを特
徴としている。
するために、長尺の写真フイルムと、該写真フイルムを
収納するカートリッジシェルであって、その内周が円筒
形に形成されるとともに、前記写真フイルムを送り出す
ための出口開口を開閉する遮光ドアと、該遮光ドアを開
閉するための遮光ドア開閉用穴部とを有するカートリッ
ジシェルと、前記カートリッジシェルに回転自在に配設
され、前記写真フイルムの長尺方向の一端が固定され、
その回りに前記写真フイルムが巻き付けられる単一のス
プールとからなるフイルムカートリッジの自動装填装置
において、スプール駆動軸及びドアドライバがその奥行
き端に設けられたカートリッジ収納室に対して出入りす
るカートリッジトレーであって、前記フイルムカートリ
ッジを手で搭載及び取出しが可能な第1の位置と、該フ
イルムカートリッジのスプール及び遮光ドア開閉用穴部
をそれぞれ前記スプール駆動軸及びドアドライバに挿入
させる第2の位置との間で移動可能なカートリッジトレ
ーと、前記カートリッジ収納室を開閉するチャンバード
アであって、閉成時に前記フイルムカートリッジのスプ
ール及び遮光ドア開閉用穴部にそれぞれ係合するガイド
軸が設けられたチャンバードアと、1つの駆動モータ
と、前記駆動モータの駆動力をそれぞれ前記カートリッ
ジトレー及びチャンバードアに伝達する動力伝達機構で
あって、前記カートリッジトレーを前記第1の位置と第
2の位置との間で移動させるとともに、少なくとも前記
カートリッジトレーと干渉しない期間に前記チャンバー
ドアを開閉駆動する動力伝達機構と、を備えたことを特
徴としている。
【0011】即ち、本願発明に係るフイルムカートリッ
ジの自動装填装置は、フイルムカートリッジをカートリ
ッジトレーに載せて出し入れするトレー方式であり、こ
のカートリッジトレーと、カートリッジ収納室を開閉す
るチャンバードアとは互いに干渉しないように時間差を
もって駆動される。また、1つの駆動モータの正逆転の
みの駆動により、カートリッジトレーの出し入れ及びチ
ャンバードアの開閉を時間をずらして行い、コストの低
減及び機器の小型化を図っている。
ジの自動装填装置は、フイルムカートリッジをカートリ
ッジトレーに載せて出し入れするトレー方式であり、こ
のカートリッジトレーと、カートリッジ収納室を開閉す
るチャンバードアとは互いに干渉しないように時間差を
もって駆動される。また、1つの駆動モータの正逆転の
みの駆動により、カートリッジトレーの出し入れ及びチ
ャンバードアの開閉を時間をずらして行い、コストの低
減及び機器の小型化を図っている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るフイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム画
像読取装置の好ましい実施の形態を詳説する。図1は本
発明に係るフイルムカートリッジの自動装填装置の第1
の実施の形態を示す斜視図である。
るフイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム画
像読取装置の好ましい実施の形態を詳説する。図1は本
発明に係るフイルムカートリッジの自動装填装置の第1
の実施の形態を示す斜視図である。
【0013】図2は図1に示した装置の一部断面を含む
要部正面図であり、図3は図1に示した装置の一部断面
を含む要部平面図であり、図4及び図5はそれぞれ図1
に示した装置の要部左側面図及び要部右側面図である。
これらの図面に示すように、このフイルムカートリッジ
の自動装填装置は、主としてカートリッジ収納室10に
対してスライド自在に配設されたカートリッジトレー2
0と、カートリッジ収納室を開閉するチャンバードア3
0と、駆動モータ40と、駆動モータ40の駆動力をそ
れぞれカートリッジトレー20及びチャンバードア30
に伝達する動力伝達機構とから構成されている。
要部正面図であり、図3は図1に示した装置の一部断面
を含む要部平面図であり、図4及び図5はそれぞれ図1
に示した装置の要部左側面図及び要部右側面図である。
これらの図面に示すように、このフイルムカートリッジ
の自動装填装置は、主としてカートリッジ収納室10に
対してスライド自在に配設されたカートリッジトレー2
0と、カートリッジ収納室を開閉するチャンバードア3
0と、駆動モータ40と、駆動モータ40の駆動力をそ
れぞれカートリッジトレー20及びチャンバードア30
に伝達する動力伝達機構とから構成されている。
【0014】即ち、カートリッジ収納室10の左右の壁
面10A、10Bには、それぞれカートリッジトレー2
0の左右のガイド溝20A及びガイドレール20Bを案
内するガイドレール及びガイド溝が形成されており、こ
れによりカートリッジトレー20は、カートリッジ収納
室10に対してスライド自在に配設されている。このカ
ートリッジトレー20の先端部には、フイルムカートリ
ッジ100の先端面と係合可能なアーチ状の係合部21
が形成され(図1、図2参照)、また、カートリッジト
レー20の後端部には、フイルムカートリッジ100の
後端面と係合可能な係合部22が形成されている(図
2、図5参照)。
面10A、10Bには、それぞれカートリッジトレー2
0の左右のガイド溝20A及びガイドレール20Bを案
内するガイドレール及びガイド溝が形成されており、こ
れによりカートリッジトレー20は、カートリッジ収納
室10に対してスライド自在に配設されている。このカ
ートリッジトレー20の先端部には、フイルムカートリ
ッジ100の先端面と係合可能なアーチ状の係合部21
が形成され(図1、図2参照)、また、カートリッジト
レー20の後端部には、フイルムカートリッジ100の
後端面と係合可能な係合部22が形成されている(図
2、図5参照)。
【0015】図1に示すようにカートリッジ収納室41
の奥行き端の壁面10Cには、フイルムカートリッジ1
00のスプール102及び遮光ドア開閉用穴部106
(図17参照)にそれぞれ嵌合するスプール駆動軸12
及びドアドライバ14が設けられている。チャンバード
ア30は、ドア軸31を中心にして回動自在に配設さ
れ、これによりカートリッジ収納室10を開閉できるよ
うになっている。このチャンバードア30には、その閉
成時にフイルムカートリッジのスプール102及び遮光
ドア開閉用穴部106にそれぞれ係合するガイド部32
及び33が設けられている。スプール102と係合する
ガイド部32は、図5及び図9に示すようにチャンバー
ドア30に植立された支軸32Aと、この支軸32Aの
軸方向に摺動自在なスライド部材32Bと、このガイド
部材32Bを突出する方向に付勢するコイルばね32C
とから構成されている。また、スライド部材32Bに
は、図9に示す位置よりも突出しないようにチャンバー
ドア30と係合する係合部32Dが一体形成されてい
る。このガイド部32は、チャンバードア30の閉成時
には支軸32Aがフイルムカートリッジのスプール10
2に挿入され、スライド部材32Bがコイルばね32C
の付勢力によってスプール102を押圧する。
の奥行き端の壁面10Cには、フイルムカートリッジ1
00のスプール102及び遮光ドア開閉用穴部106
(図17参照)にそれぞれ嵌合するスプール駆動軸12
及びドアドライバ14が設けられている。チャンバード
ア30は、ドア軸31を中心にして回動自在に配設さ
れ、これによりカートリッジ収納室10を開閉できるよ
うになっている。このチャンバードア30には、その閉
成時にフイルムカートリッジのスプール102及び遮光
ドア開閉用穴部106にそれぞれ係合するガイド部32
及び33が設けられている。スプール102と係合する
ガイド部32は、図5及び図9に示すようにチャンバー
ドア30に植立された支軸32Aと、この支軸32Aの
軸方向に摺動自在なスライド部材32Bと、このガイド
部材32Bを突出する方向に付勢するコイルばね32C
とから構成されている。また、スライド部材32Bに
は、図9に示す位置よりも突出しないようにチャンバー
ドア30と係合する係合部32Dが一体形成されてい
る。このガイド部32は、チャンバードア30の閉成時
には支軸32Aがフイルムカートリッジのスプール10
2に挿入され、スライド部材32Bがコイルばね32C
の付勢力によってスプール102を押圧する。
【0016】次に、駆動モータ40の駆動力をそれぞれ
カートリッジトレー20及びチャンバードア30に伝達
する動力伝達機構について説明する。この動力伝達機構
は、図1に示した駆動モータ40から図3に示すウォー
ム軸50に固定されたギア50Aに駆動力を伝達する減
速用のギア列(図示せず)と、図2乃至図4に示すウォ
ームギア51と、斜歯ギア52と、平ギア53と、アイ
ドルギア54A、54Bと、ドアギア55と、ラック駆
動ギア56と、ラックギア57とから構成されている。
カートリッジトレー20及びチャンバードア30に伝達
する動力伝達機構について説明する。この動力伝達機構
は、図1に示した駆動モータ40から図3に示すウォー
ム軸50に固定されたギア50Aに駆動力を伝達する減
速用のギア列(図示せず)と、図2乃至図4に示すウォ
ームギア51と、斜歯ギア52と、平ギア53と、アイ
ドルギア54A、54Bと、ドアギア55と、ラック駆
動ギア56と、ラックギア57とから構成されている。
【0017】駆動モータ40は正逆転可能なモータで、
その回転駆動力は、減速用のギア列を介してウォーム軸
50に固定されたウォームギア51に伝達される。ウォ
ームギア51には斜歯ギア52が噛合しており、斜歯ギ
ア52と同軸上に一体的に回転可能な平ギア53が設け
られている。従って、駆動モータ40の回転駆動力によ
ってウォームギア51が回転すると、斜歯ギア52を介
して平ギア53が回転する。尚、ウォームギア51と斜
歯ギア52とは3条で噛み合っているため、斜歯ギア5
2を強制的に回転させることによってウォームギア51
を回転させることができるようになっている。
その回転駆動力は、減速用のギア列を介してウォーム軸
50に固定されたウォームギア51に伝達される。ウォ
ームギア51には斜歯ギア52が噛合しており、斜歯ギ
ア52と同軸上に一体的に回転可能な平ギア53が設け
られている。従って、駆動モータ40の回転駆動力によ
ってウォームギア51が回転すると、斜歯ギア52を介
して平ギア53が回転する。尚、ウォームギア51と斜
歯ギア52とは3条で噛み合っているため、斜歯ギア5
2を強制的に回転させることによってウォームギア51
を回転させることができるようになっている。
【0018】平ギア53にはアイドルギア54Aが噛合
しており、また、アイドルギア54Aには、それぞれド
ア軸31に設けられているアイドルギア54Bが噛合す
るとともにドアギア55が間欠的に噛合できるようにな
っている。ドアギア55は、チャンバードア30の支持
部30Aに一体的に設けている欠歯のギアであり、後述
するようにチャンバードア30が所定の位置まで開放さ
れると、アイドルギア54Aはドアギア55と噛み合わ
なくなる。
しており、また、アイドルギア54Aには、それぞれド
ア軸31に設けられているアイドルギア54Bが噛合す
るとともにドアギア55が間欠的に噛合できるようにな
っている。ドアギア55は、チャンバードア30の支持
部30Aに一体的に設けている欠歯のギアであり、後述
するようにチャンバードア30が所定の位置まで開放さ
れると、アイドルギア54Aはドアギア55と噛み合わ
なくなる。
【0019】また、アイドルギア54Bは、ドア軸31
上に隣接して設けられているラック駆動ギア56と所定
の遊びをもって係合できるようになっている。即ち、ア
イドルギア54Bのラック駆動ギア56と対向する側面
には、図6に示すように円弧状の凹部54Cが形成さ
れ、ラック駆動ギア56のアイドルギア54Bと対向す
る側面には、前記凹部54C内を摺動できる凸部56A
が形成されており、これらの凹部54Cと凸部56Aと
が係合することによって両者間で駆動力が伝達される。
上に隣接して設けられているラック駆動ギア56と所定
の遊びをもって係合できるようになっている。即ち、ア
イドルギア54Bのラック駆動ギア56と対向する側面
には、図6に示すように円弧状の凹部54Cが形成さ
れ、ラック駆動ギア56のアイドルギア54Bと対向す
る側面には、前記凹部54C内を摺動できる凸部56A
が形成されており、これらの凹部54Cと凸部56Aと
が係合することによって両者間で駆動力が伝達される。
【0020】更に、ラック駆動ギア56と、カートリッ
ジトレー20の下面に形成されたラックギア57とが噛
合しており、両者間で駆動力が伝達できるようになって
いる。また、カートリッジトレー20と図示しない固定
部材との間には、カートリッジトレー20を常時カート
リッジ収納室10の奥行き方向に付勢するコイルばね5
8が設けられている。
ジトレー20の下面に形成されたラックギア57とが噛
合しており、両者間で駆動力が伝達できるようになって
いる。また、カートリッジトレー20と図示しない固定
部材との間には、カートリッジトレー20を常時カート
リッジ収納室10の奥行き方向に付勢するコイルばね5
8が設けられている。
【0021】次に、カートリッジトレー20及びチャン
バードア30の動作について説明する。図4乃至図6は
それぞれカートリッジトレー20が所定の引込み位置に
あり、チャンバードア30が全閉位置にある場合に関し
て示している。尚、カートリッジトレーがこの引き込み
位置にある場合には、カートリッジトレー20はカート
リッジ収納室10の奥行き端に当接して停止しており、
また、カートリッジトレー20に搭載されるフイルムカ
ートリッジ100は、そのスプール102及び遮光ドア
開閉用穴部106がそれぞれスプール駆動軸12及びド
アドライバ14に所定量挿入される。
バードア30の動作について説明する。図4乃至図6は
それぞれカートリッジトレー20が所定の引込み位置に
あり、チャンバードア30が全閉位置にある場合に関し
て示している。尚、カートリッジトレーがこの引き込み
位置にある場合には、カートリッジトレー20はカート
リッジ収納室10の奥行き端に当接して停止しており、
また、カートリッジトレー20に搭載されるフイルムカ
ートリッジ100は、そのスプール102及び遮光ドア
開閉用穴部106がそれぞれスプール駆動軸12及びド
アドライバ14に所定量挿入される。
【0022】また、チャンバードア30が全閉位置にあ
る場合には、チャンバードア30に設けられたガイド部
32及び33は、フイルムカートリッジ100のスプー
ル102及び遮光ドア開閉用穴部106にそれぞれ係合
し、図10に示すようにガイド部32のスライド部材3
2Bがスプール102の一方の端面を押圧し、スプール
102の他方の端面(基準面)がスプール駆動軸12の
基準面に当接する。これにより、フイルムカートリッジ
100が所定の位置に装填される。
る場合には、チャンバードア30に設けられたガイド部
32及び33は、フイルムカートリッジ100のスプー
ル102及び遮光ドア開閉用穴部106にそれぞれ係合
し、図10に示すようにガイド部32のスライド部材3
2Bがスプール102の一方の端面を押圧し、スプール
102の他方の端面(基準面)がスプール駆動軸12の
基準面に当接する。これにより、フイルムカートリッジ
100が所定の位置に装填される。
【0023】この状態で、上述したアイドルギア54A
を図4上で反時計回り方向に回転させると、このアイド
ルギア54Aと噛合しているドアギア55が時計回り方
向に回動し、チャンバードア30が開放されていく。こ
のとき、図6に示すようにアイドルギア54Aと噛合し
ているアイドルギア54Bも図6上で時計回り方向に回
転するが、アイドルギア54Bの凹部54Cがラック駆
動ギア56の凸部56Aに係合するまではアイドルギア
54Bからラック駆動ギア56に駆動力が伝達されず、
カートリッジトレー20は停止状態が保持される。
を図4上で反時計回り方向に回転させると、このアイド
ルギア54Aと噛合しているドアギア55が時計回り方
向に回動し、チャンバードア30が開放されていく。こ
のとき、図6に示すようにアイドルギア54Aと噛合し
ているアイドルギア54Bも図6上で時計回り方向に回
転するが、アイドルギア54Bの凹部54Cがラック駆
動ギア56の凸部56Aに係合するまではアイドルギア
54Bからラック駆動ギア56に駆動力が伝達されず、
カートリッジトレー20は停止状態が保持される。
【0024】その後、アイドルギア54Bの凹部54C
がラック駆動ギア56の凸部56Aに係合すると、アイ
ドルギア54Bとともにラック駆動ギア56も時計回り
方向に回転する。これにより、ラック駆動ギア56と噛
合しているラックギア57を有するカートリッジトレー
20は、コイルばね58の付勢力に抗して引き出され
る。
がラック駆動ギア56の凸部56Aに係合すると、アイ
ドルギア54Bとともにラック駆動ギア56も時計回り
方向に回転する。これにより、ラック駆動ギア56と噛
合しているラックギア57を有するカートリッジトレー
20は、コイルばね58の付勢力に抗して引き出され
る。
【0025】尚、カートリッジトレー20の引き出しが
開始されるまでには、チャンバードア30はカートリッ
ジトレー20と干渉しない程度に開放されており、カー
トリッジトレー20の引き出し中にも引き続き開放され
る。そして、図7に示すようにドアギア55の欠歯によ
ってドアギア55がアイドルギア54Aと噛合しなくな
ると(即ち、チャンバードア30が全開すると)、その
後はカートリッジトレー20のみが移動する。
開始されるまでには、チャンバードア30はカートリッ
ジトレー20と干渉しない程度に開放されており、カー
トリッジトレー20の引き出し中にも引き続き開放され
る。そして、図7に示すようにドアギア55の欠歯によ
ってドアギア55がアイドルギア54Aと噛合しなくな
ると(即ち、チャンバードア30が全開すると)、その
後はカートリッジトレー20のみが移動する。
【0026】図7乃至図9はそれぞれチャンバードア3
0が全開し且つカートリッジトレー20が所定の取り出
し位置にある場合に関して示している。この取り出し位
置では、図7及び図9に示すようにカートリッジトレー
20の一部がカートリッジ収納室10に進入した状態に
あるが、フイルムカートリッジ100の後端を僅かに持
ち上げてフイルムカートリッジ100をカートリッジト
レー20から取り出すことができ、また、カートリッジ
トレー20にフイルムカートリッジ100を搭載するこ
とができる。尚、カートリッジトレー20のガイドレー
ル20Bが形成されている面には、図9に示すように切
欠き部20Cが形成されており、これにより、図2に示
すようにカートリッジトレー20上に載置されたフイル
ムカートリッジは、遮光ドア104が設けられた出口開
口が位置する部分と、この出口開口と対向する平行な面
の一部が露出し、手で把持できるようになっている。
0が全開し且つカートリッジトレー20が所定の取り出
し位置にある場合に関して示している。この取り出し位
置では、図7及び図9に示すようにカートリッジトレー
20の一部がカートリッジ収納室10に進入した状態に
あるが、フイルムカートリッジ100の後端を僅かに持
ち上げてフイルムカートリッジ100をカートリッジト
レー20から取り出すことができ、また、カートリッジ
トレー20にフイルムカートリッジ100を搭載するこ
とができる。尚、カートリッジトレー20のガイドレー
ル20Bが形成されている面には、図9に示すように切
欠き部20Cが形成されており、これにより、図2に示
すようにカートリッジトレー20上に載置されたフイル
ムカートリッジは、遮光ドア104が設けられた出口開
口が位置する部分と、この出口開口と対向する平行な面
の一部が露出し、手で把持できるようになっている。
【0027】さて、図7乃至図9に示す状態で、ラック
駆動ギア56には、コイルばね58の付勢力がカートリ
ッジトレー20及びラックギア57を介して加えられて
いるが、ラック駆動ギア56は、その凸部56Aがアイ
ドルギア54Bの凹部54Cに係合して回転不能になっ
ている。ここで、アイドルギア54Aを図8上で時計回
り方向に回転させると、このアイドルギア54Aと噛合
しているアイドルギア54Bが反時計回り方向に回転し
(即ち、アイドルギア54Bの凹部54Cが反時計回り
方向に回転し)、この凹部54Cによって反時計回り方
向の回転が制限されているラック駆動ギア56がアイド
ルギア54Bの回転に追従して回転可能となり、これに
よりカートリッジトレー20はコイルばね58の付勢力
によって引き込まれていく。
駆動ギア56には、コイルばね58の付勢力がカートリ
ッジトレー20及びラックギア57を介して加えられて
いるが、ラック駆動ギア56は、その凸部56Aがアイ
ドルギア54Bの凹部54Cに係合して回転不能になっ
ている。ここで、アイドルギア54Aを図8上で時計回
り方向に回転させると、このアイドルギア54Aと噛合
しているアイドルギア54Bが反時計回り方向に回転し
(即ち、アイドルギア54Bの凹部54Cが反時計回り
方向に回転し)、この凹部54Cによって反時計回り方
向の回転が制限されているラック駆動ギア56がアイド
ルギア54Bの回転に追従して回転可能となり、これに
よりカートリッジトレー20はコイルばね58の付勢力
によって引き込まれていく。
【0028】一方、チャンバードア30は、一方の支持
部30Aにはドアギア55が形成されているが、図5に
示すように他方の支持部30Bは、その外周の一部が直
線的にカットされた、いわゆるDカット部30Cが形成
されている。また、このチャンバードア30は、ドアば
ね34(図3参照)によって常時閉じる方向に付勢され
ている。そして、図9に示すようにチャンバードア30
が開放され、カートリッジトレー20が所定量引き出さ
れると、前記Dカット部30Cはカートリッジトレー2
0の底面を摺動するようになり、チャンバードア30は
全開位置で停止状態となる。
部30Aにはドアギア55が形成されているが、図5に
示すように他方の支持部30Bは、その外周の一部が直
線的にカットされた、いわゆるDカット部30Cが形成
されている。また、このチャンバードア30は、ドアば
ね34(図3参照)によって常時閉じる方向に付勢され
ている。そして、図9に示すようにチャンバードア30
が開放され、カートリッジトレー20が所定量引き出さ
れると、前記Dカット部30Cはカートリッジトレー2
0の底面を摺動するようになり、チャンバードア30は
全開位置で停止状態となる。
【0029】これにより、カートリッジトレー20が所
定の位置に引き込まれるまで、チャンバードア30は全
開位置で停止し、図7に示すようにドアギア55はアイ
ドルギア54Aと噛合せず、カートリッジトレー20の
みが移動する。その後、カートリッジトレー20が所定
の位置に引き込まれ、チャンバードア30のDカット部
30Cによる回動規制が解除されると、チャンバードア
30はドアばね34によって閉じる方向に回動し、ドア
ギア55がアイドルギア54Aと噛合するようになり、
アイドルギア54Aの時計回り方向の回転によってチャ
ンバードア30は閉じる方向に駆動される。
定の位置に引き込まれるまで、チャンバードア30は全
開位置で停止し、図7に示すようにドアギア55はアイ
ドルギア54Aと噛合せず、カートリッジトレー20の
みが移動する。その後、カートリッジトレー20が所定
の位置に引き込まれ、チャンバードア30のDカット部
30Cによる回動規制が解除されると、チャンバードア
30はドアばね34によって閉じる方向に回動し、ドア
ギア55がアイドルギア54Aと噛合するようになり、
アイドルギア54Aの時計回り方向の回転によってチャ
ンバードア30は閉じる方向に駆動される。
【0030】カートリッジトレー20がカートリッジ収
納室10の奥行き端に当接して停止した後、更にアイド
ルギア54Aが時計回り方向に回転すると、チャンバー
ドア30のみが閉じる方向に駆動され、チャンバードア
30が全閉される。尚、このときアイドルギア54Aと
噛合するアイドルギア54Bも回転するが、アイドルギ
ア54Bに形成されている凹部54Cにより、停止して
いるラック駆動ギア56に駆動力が伝達されないように
なっている。
納室10の奥行き端に当接して停止した後、更にアイド
ルギア54Aが時計回り方向に回転すると、チャンバー
ドア30のみが閉じる方向に駆動され、チャンバードア
30が全閉される。尚、このときアイドルギア54Aと
噛合するアイドルギア54Bも回転するが、アイドルギ
ア54Bに形成されている凹部54Cにより、停止して
いるラック駆動ギア56に駆動力が伝達されないように
なっている。
【0031】この第1の実施の形態では、図3に示すよ
うに機器のスペースの観点からアイドルギア54Aを使
用しているが、アイドルギア54Aを使用せずにダイレ
クト駆動するようにしてもよい。次に、フイルム103
が現像済みか否かを検出するIPI検出器について説明
する。
うに機器のスペースの観点からアイドルギア54Aを使
用しているが、アイドルギア54Aを使用せずにダイレ
クト駆動するようにしてもよい。次に、フイルム103
が現像済みか否かを検出するIPI検出器について説明
する。
【0032】このIPI検出器は、図10に示すように
IPIレバー35と、検出ピン36と、IPIばね37
と、リーフスイッチ38とから構成されている。IPI
レバー35は、その基端部35Aがドア軸31に挿通さ
れて回動自在に配設され、IPIレバー35とチャンバ
ードア30との間に配設されたIPIばね37によって
図10上で時計回り方向に付勢されている。尚、チャン
バードア30の壁30DがIPIレバー35のストッパ
となっている。
IPIレバー35と、検出ピン36と、IPIばね37
と、リーフスイッチ38とから構成されている。IPI
レバー35は、その基端部35Aがドア軸31に挿通さ
れて回動自在に配設され、IPIレバー35とチャンバ
ードア30との間に配設されたIPIばね37によって
図10上で時計回り方向に付勢されている。尚、チャン
バードア30の壁30DがIPIレバー35のストッパ
となっている。
【0033】IPIレバー35の先端部には、L字状に
折り曲げられた押圧部35Bが一体形成されるととも
に、この押圧部35Bと平行に検出ピン36が植設され
ている。IPIレバー35の押圧部35Bは、カートリ
ッジ収納室10の側面に固定されたリーフスイッチ38
をON/OFFするもので、図10に示すようにリーフ
スイッチ38の保護カバー38Aを押圧することにより
リーフスイッチ38をONにする。また、検出ピン36
は、フイルムカートリッジ100のIPI爪115の位
置に対向する位置に設けられている。
折り曲げられた押圧部35Bが一体形成されるととも
に、この押圧部35Bと平行に検出ピン36が植設され
ている。IPIレバー35の押圧部35Bは、カートリ
ッジ収納室10の側面に固定されたリーフスイッチ38
をON/OFFするもので、図10に示すようにリーフ
スイッチ38の保護カバー38Aを押圧することにより
リーフスイッチ38をONにする。また、検出ピン36
は、フイルムカートリッジ100のIPI爪115の位
置に対向する位置に設けられている。
【0034】ここで、フイルムカートリッジ100のI
PI爪115が折られている場合には、チャンバードア
30を閉じると、検出ピン36が図10に示すようにI
PI爪115内に進入するとともに、押圧部35Bが保
護カバー38Aを介してリーフスイッチ38を押圧して
リーフスイッチ38をONにする。このリーフスイッチ
38のON動作によってフイルムカートリッジ100に
収納されたフイルムが現像済みであること(即ち、IP
I爪115が折られていること)が検知される。一方、
フイルムカートリッジ100のIPI爪115が折られ
ていない場合には、チャンバードア30を閉じると、検
出ピン36がIPI爪115に当接することにより、I
PIレバー35がIPIばね37の付勢力に抗して図1
0に示した位置よりも左側に傾いた位置に保持され、そ
の結果、押圧部35Bによるリーフスイッチ38のON
が阻止される。これにより、フイルムカートリッジ10
0に収納されたフイルムが未現像であること(即ち、I
PI爪115が折られていないこと)が検知される。
PI爪115が折られている場合には、チャンバードア
30を閉じると、検出ピン36が図10に示すようにI
PI爪115内に進入するとともに、押圧部35Bが保
護カバー38Aを介してリーフスイッチ38を押圧して
リーフスイッチ38をONにする。このリーフスイッチ
38のON動作によってフイルムカートリッジ100に
収納されたフイルムが現像済みであること(即ち、IP
I爪115が折られていること)が検知される。一方、
フイルムカートリッジ100のIPI爪115が折られ
ていない場合には、チャンバードア30を閉じると、検
出ピン36がIPI爪115に当接することにより、I
PIレバー35がIPIばね37の付勢力に抗して図1
0に示した位置よりも左側に傾いた位置に保持され、そ
の結果、押圧部35Bによるリーフスイッチ38のON
が阻止される。これにより、フイルムカートリッジ10
0に収納されたフイルムが未現像であること(即ち、I
PI爪115が折られていないこと)が検知される。
【0035】尚、カートリッジ収納室10の上部には、
リーフスイッチ39が固定されており、チャンバードア
30の先端部にはリーフスイッチ39をON/OFFす
る押圧部30Eが形成されている。従って、このリーフ
スイッチ39のON/OFFによってチャンバードア3
0の開閉を検出することができる。更に、カートリッジ
収納室10には、フイルムカートリッジ100の有無を
光学的に又は機械的に検出するカートリッジ検出器(図
示せず)が設けられている。
リーフスイッチ39が固定されており、チャンバードア
30の先端部にはリーフスイッチ39をON/OFFす
る押圧部30Eが形成されている。従って、このリーフ
スイッチ39のON/OFFによってチャンバードア3
0の開閉を検出することができる。更に、カートリッジ
収納室10には、フイルムカートリッジ100の有無を
光学的に又は機械的に検出するカートリッジ検出器(図
示せず)が設けられている。
【0036】図11は上記フイルムカートリッジの自動
装填装置が適用されたフイルム画像読取装置の内部構成
を示すブロック図である。同図に示すように、このフイ
ルム画像読取装置は、主としてネガスキャナ部60と、
中央処理装置(CPU)70と、メモリ74と、操作キ
ー76とから構成されている。
装填装置が適用されたフイルム画像読取装置の内部構成
を示すブロック図である。同図に示すように、このフイ
ルム画像読取装置は、主としてネガスキャナ部60と、
中央処理装置(CPU)70と、メモリ74と、操作キ
ー76とから構成されている。
【0037】ネガスキャナ部60のフイルム駆動部61
は、スプール駆動軸12(図1参照)を正転/逆転駆動
するフイルム供給部と、このフイルム供給部から送出さ
れるフイルム103を巻き取るフイルム巻取軸61Aを
含むフイルム巻取部と、図示しないキャプスタンとピン
チローラとでフイルム103を挟持してフイルム103
を所望の速度で搬送する手段とを有し、CPU70から
の制御信号に基づいてフイルム102をフイルム供給部
とフイルム巻取部との間で搬送する。
は、スプール駆動軸12(図1参照)を正転/逆転駆動
するフイルム供給部と、このフイルム供給部から送出さ
れるフイルム103を巻き取るフイルム巻取軸61Aを
含むフイルム巻取部と、図示しないキャプスタンとピン
チローラとでフイルム103を挟持してフイルム103
を所望の速度で搬送する手段とを有し、CPU70から
の制御信号に基づいてフイルム102をフイルム供給部
とフイルム巻取部との間で搬送する。
【0038】遮光ドア駆動部62は、図1に示したドア
ドライバ44を駆動してフイルムカートリッジ100の
遮光ドア104を開閉駆動するもので、フイルムカート
リッジ100からフイルム103を送り出す際に遮光ド
ア104を開放させ、またフイルムカートリッジ100
にフイルム103が全て巻き取られ、フイルムカートリ
ッジ100をカートリッジ収納室41から排出する際に
遮光ドア104を閉成させる。尚、遮光ドア駆動部62
はCPU70からの制御信号に基づいて制御され、遮光
ドア104の開放は、前述したようにフイルムカートリ
ッジ100がカートリッジ収納室10に収納されたこと
が検出され、かつそのフイルムカートリッジ100が現
像済みのフイルム103を収納したものであり、更にチ
ャンバードア20が閉じられたことが検出されることを
条件に行われる。
ドライバ44を駆動してフイルムカートリッジ100の
遮光ドア104を開閉駆動するもので、フイルムカート
リッジ100からフイルム103を送り出す際に遮光ド
ア104を開放させ、またフイルムカートリッジ100
にフイルム103が全て巻き取られ、フイルムカートリ
ッジ100をカートリッジ収納室41から排出する際に
遮光ドア104を閉成させる。尚、遮光ドア駆動部62
はCPU70からの制御信号に基づいて制御され、遮光
ドア104の開放は、前述したようにフイルムカートリ
ッジ100がカートリッジ収納室10に収納されたこと
が検出され、かつそのフイルムカートリッジ100が現
像済みのフイルム103を収納したものであり、更にチ
ャンバードア20が閉じられたことが検出されることを
条件に行われる。
【0039】また、図示していないが、フイルムカート
リッジ100の排出完了位置及び装填位置で、カートリ
ッジトレー20を押圧することにより、その押圧力やカ
ートリッジトレー20の動きを検知することによりカー
トリッジトレー20の引き込み動作及びチャンバードア
30の閉成動作を開始するようにしてもよいし、スイッ
チを操作することによって上記動作を開始させるように
してもよい。更に、フイルムカートリッジ100を装填
するためにチャンバードア30を開放し、カートリッジ
トレー30を引き出す場合には、チャンバードア30を
押圧することにより、その押圧力やチャンバードア30
の動きを検知することにより上記動作を開始するように
してもよいし、イジェクトスイッチを操作することによ
って上記動作を開始させるようにしてもよい。
リッジ100の排出完了位置及び装填位置で、カートリ
ッジトレー20を押圧することにより、その押圧力やカ
ートリッジトレー20の動きを検知することによりカー
トリッジトレー20の引き込み動作及びチャンバードア
30の閉成動作を開始するようにしてもよいし、スイッ
チを操作することによって上記動作を開始させるように
してもよい。更に、フイルムカートリッジ100を装填
するためにチャンバードア30を開放し、カートリッジ
トレー30を引き出す場合には、チャンバードア30を
押圧することにより、その押圧力やチャンバードア30
の動きを検知することにより上記動作を開始するように
してもよいし、イジェクトスイッチを操作することによ
って上記動作を開始させるようにしてもよい。
【0040】さて、上記フイルム駆動部61によってフ
イルム供給部とフイルム巻取部との間で搬送されるフイ
ルム103は、光源63によって照明される。この光源
63によって照明されたフイルム103の画像光は、撮
影レンズ64を介してラインセンサ65の受光面に結像
される。ラインセンサ65の受光面に結像された画像光
は、各センサで光の強さに応じた量の信号電荷に変換さ
れる。このようにして蓄積された信号電荷は、図示しな
いCCD駆動回路から加えられる所定周期のリードゲー
トパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジス
タ転送パルスによって画像信号として順次読み出され
る。
イルム供給部とフイルム巻取部との間で搬送されるフイ
ルム103は、光源63によって照明される。この光源
63によって照明されたフイルム103の画像光は、撮
影レンズ64を介してラインセンサ65の受光面に結像
される。ラインセンサ65の受光面に結像された画像光
は、各センサで光の強さに応じた量の信号電荷に変換さ
れる。このようにして蓄積された信号電荷は、図示しな
いCCD駆動回路から加えられる所定周期のリードゲー
トパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジス
タ転送パルスによって画像信号として順次読み出され
る。
【0041】このようにしてラインセンサ65から順次
読み出される画像信号は、画像信号処理回路66によっ
て所要の信号処理がされたのちメモリ74に記憶され
る。そして、メモリ74に記憶された1コマ分の画像信
号は順次繰り返し読み出され、このフイルム画像読取装
置に接続されたテレビジョン等のモニタ部78に出力さ
れ、これにより1コマのコマ画像がモニタ部78に表示
される。
読み出される画像信号は、画像信号処理回路66によっ
て所要の信号処理がされたのちメモリ74に記憶され
る。そして、メモリ74に記憶された1コマ分の画像信
号は順次繰り返し読み出され、このフイルム画像読取装
置に接続されたテレビジョン等のモニタ部78に出力さ
れ、これにより1コマのコマ画像がモニタ部78に表示
される。
【0042】尚、このフイルム画像読取装置は、IPI
検出器によってフイルム103が現像済みでないことが
検出されると、直ちにフイルムカートリッジ100を自
動排出するように動作する。また、遮光ドア104の開
放は、フイルムカートリッジ100がカートリッジ収納
室10に収納されたことが検出され、かつそのフイルム
カートリッジ100が現像済みのフイルム103を収納
したものであり、更にチャンバードア20が閉じられた
ことが検出されることを条件に行われるが、その後、所
定コマ(例えば、第1コマ)までフイルム103を自動
給送する。但し、フイルム103の各コマの明るさ等の
情報を検知するために全コマを連続給送し(プリスキャ
ンを行い)、その後、プリスキャンで得た情報に基づい
て本スキャンするために所定コマまでフイルム103を
自動給送する場合も含む。
検出器によってフイルム103が現像済みでないことが
検出されると、直ちにフイルムカートリッジ100を自
動排出するように動作する。また、遮光ドア104の開
放は、フイルムカートリッジ100がカートリッジ収納
室10に収納されたことが検出され、かつそのフイルム
カートリッジ100が現像済みのフイルム103を収納
したものであり、更にチャンバードア20が閉じられた
ことが検出されることを条件に行われるが、その後、所
定コマ(例えば、第1コマ)までフイルム103を自動
給送する。但し、フイルム103の各コマの明るさ等の
情報を検知するために全コマを連続給送し(プリスキャ
ンを行い)、その後、プリスキャンで得た情報に基づい
て本スキャンするために所定コマまでフイルム103を
自動給送する場合も含む。
【0043】次に、本発明に係るフイルムカートリッジ
の自動装填装置の第2の実施の形態について説明する。
図12はフイルムカートリッジの自動装填装置の第2の
実施の形態を示す側面図である。この第2の実施の形態
は、駆動モータの駆動力をそれぞれカートリッジトレー
20’及びチャンバードア30’に伝達する動力伝達機
構が第1の実施の形態と相違する。
の自動装填装置の第2の実施の形態について説明する。
図12はフイルムカートリッジの自動装填装置の第2の
実施の形態を示す側面図である。この第2の実施の形態
は、駆動モータの駆動力をそれぞれカートリッジトレー
20’及びチャンバードア30’に伝達する動力伝達機
構が第1の実施の形態と相違する。
【0044】即ち、この動力伝達機構は、主として図示
しない駆動モータからウォーム軸80を介して回転駆動
力が伝達されるウォームギア81と、斜歯ギア82と、
ドア駆動ギア83と、チャンバードア30’の支持部8
4と、リンク90、91とから構成されている。尚、カ
ートリッジトレー20’と、リンク90、91とは、カ
ートリッジトレー20’をスライダとするスライダクラ
ンク機構を構成している。
しない駆動モータからウォーム軸80を介して回転駆動
力が伝達されるウォームギア81と、斜歯ギア82と、
ドア駆動ギア83と、チャンバードア30’の支持部8
4と、リンク90、91とから構成されている。尚、カ
ートリッジトレー20’と、リンク90、91とは、カ
ートリッジトレー20’をスライダとするスライダクラ
ンク機構を構成している。
【0045】ウォームギア81には斜歯ギア82が噛合
しており、斜歯ギア52にはドア軸31’上に設けられ
たドア駆動ギア83が噛合している。尚、ドア駆動ギア
83には、所定の角度範囲Aのみに斜歯ギア83Aが形
成されており、またチャンバードア30’の支持部84
と対向する面には、角度範囲Bの凸部83Bが形成され
ている。
しており、斜歯ギア52にはドア軸31’上に設けられ
たドア駆動ギア83が噛合している。尚、ドア駆動ギア
83には、所定の角度範囲Aのみに斜歯ギア83Aが形
成されており、またチャンバードア30’の支持部84
と対向する面には、角度範囲Bの凸部83Bが形成され
ている。
【0046】ドア軸31’に挿通されるチャンバードア
30’の支持部84には、角度範囲Cの凹部84Aが形
成されており、この凹部84Aは前記ドア駆動ギア83
の凸部83Bと係合できるようになっている。従って、
ドア駆動ギア83の回動によってチャンバードア30’
を開閉させることができる。一方、リンク90は一端が
ドア軸31’に挿通されるとともに前記ドア駆動ギア8
3に固定されており、ドア駆動ギア83とリンク91と
を連結し、また、リンク91はリンク90とカートリッ
ジトレー20’とを連結する。従って、ドア駆動ギア8
3を回動させると、それに伴ってリンク90が回動し、
リンク91を介してカートリッジトレー20’を進退さ
せることができる。
30’の支持部84には、角度範囲Cの凹部84Aが形
成されており、この凹部84Aは前記ドア駆動ギア83
の凸部83Bと係合できるようになっている。従って、
ドア駆動ギア83の回動によってチャンバードア30’
を開閉させることができる。一方、リンク90は一端が
ドア軸31’に挿通されるとともに前記ドア駆動ギア8
3に固定されており、ドア駆動ギア83とリンク91と
を連結し、また、リンク91はリンク90とカートリッ
ジトレー20’とを連結する。従って、ドア駆動ギア8
3を回動させると、それに伴ってリンク90が回動し、
リンク91を介してカートリッジトレー20’を進退さ
せることができる。
【0047】次に、カートリッジトレー20’及びチャ
ンバードア30’の動作について説明する。図12はカ
ートリッジトレー20’が所定の引込み位置にあり、チ
ャンバードア30’が全閉位置にある場合に関して示し
ている。尚、カートリッジトレー20’がこの引き込み
位置にある場合には、カートリッジトレー20’はカー
トリッジ収納室の奥行き端に当接して停止しており、ま
た、カートリッジトレー20’に搭載されるフイルムカ
ートリッジ100は、そのスプール102及び遮光ドア
開閉用穴部106がそれぞれスプール駆動軸12及びド
アドライバ14に所定量挿入される。更に、チャンバー
ドア30’は、図12上で時計回り方向に図示しないド
アばねによって付勢されているが、図12に示す状態で
は、チャンバードア30’の支持部84に形成された凹
部84Aがドア駆動ギア83の凸部83Bと係合して停
止している。
ンバードア30’の動作について説明する。図12はカ
ートリッジトレー20’が所定の引込み位置にあり、チ
ャンバードア30’が全閉位置にある場合に関して示し
ている。尚、カートリッジトレー20’がこの引き込み
位置にある場合には、カートリッジトレー20’はカー
トリッジ収納室の奥行き端に当接して停止しており、ま
た、カートリッジトレー20’に搭載されるフイルムカ
ートリッジ100は、そのスプール102及び遮光ドア
開閉用穴部106がそれぞれスプール駆動軸12及びド
アドライバ14に所定量挿入される。更に、チャンバー
ドア30’は、図12上で時計回り方向に図示しないド
アばねによって付勢されているが、図12に示す状態で
は、チャンバードア30’の支持部84に形成された凹
部84Aがドア駆動ギア83の凸部83Bと係合して停
止している。
【0048】図13乃至図16はそれぞれ図12に示す
状態からドア駆動ギア83を順次時計回り方向に回動さ
せた状態に関して示しており、図16はチャンバードア
30’が全開し且つカートリッジトレー20’が所定の
取り出し位置にある場合に関して示している。ドア駆動
ギア83を図12に示す位置から図13に示す位置に回
動させると、ドア駆動ギア83の凸部83Bが回動する
ため、開く方向にばね付勢されているチャンバードア3
0’は、支持部84の凹部84Aがドア駆動ギア83の
凸部83Bと係合した状態を保持しながら開き始める。
また、リンク90はドア駆動ギア83と同じ角度だけ回
動するが、このときにはカートリッジトレー20’は移
動しない。即ち、リンク91とカートリッジトレー2
0’との連結には、所定の遊びが設けられており、カー
トリッジトレー20’は、リンク90と91とが一直線
上になるときに最も押し込まれるが、図12に示す位置
では上記遊びによってカートリッジトレー20’は最も
押し込まれ位置から引き出されないようになっている。
従って、図12に示す状態からスライダクランク機構の
上死点を通過して略対称の位置にある図13に示す状態
に至るまでの期間は、カートリッジトレー20’は全く
又は殆ど移動しない。
状態からドア駆動ギア83を順次時計回り方向に回動さ
せた状態に関して示しており、図16はチャンバードア
30’が全開し且つカートリッジトレー20’が所定の
取り出し位置にある場合に関して示している。ドア駆動
ギア83を図12に示す位置から図13に示す位置に回
動させると、ドア駆動ギア83の凸部83Bが回動する
ため、開く方向にばね付勢されているチャンバードア3
0’は、支持部84の凹部84Aがドア駆動ギア83の
凸部83Bと係合した状態を保持しながら開き始める。
また、リンク90はドア駆動ギア83と同じ角度だけ回
動するが、このときにはカートリッジトレー20’は移
動しない。即ち、リンク91とカートリッジトレー2
0’との連結には、所定の遊びが設けられており、カー
トリッジトレー20’は、リンク90と91とが一直線
上になるときに最も押し込まれるが、図12に示す位置
では上記遊びによってカートリッジトレー20’は最も
押し込まれ位置から引き出されないようになっている。
従って、図12に示す状態からスライダクランク機構の
上死点を通過して略対称の位置にある図13に示す状態
に至るまでの期間は、カートリッジトレー20’は全く
又は殆ど移動しない。
【0049】次に、ドア駆動ギア83を図13に示す位
置から図14に示す位置に回動させると、チャンバード
ア30’は全開し、またカートリッジトレー20’も所
定量引き出される。尚、チャンバードア30’が全開す
ると、チャンバードア30’は図示しないストッパによ
ってそれ以上開かないようになっている。その後、ドア
駆動ギア83を図14に示す位置から図15及び図16
に示す位置に回動させると、リンク90の回動によって
カートリッジトレー20’のみが引き出され、ドア駆動
ギア83のの凸部83Bは、支持部84の凹部84A内
を移動し、支持部84(即ち、チャンバードア30’)
には駆動力が伝達されないようになっている。
置から図14に示す位置に回動させると、チャンバード
ア30’は全開し、またカートリッジトレー20’も所
定量引き出される。尚、チャンバードア30’が全開す
ると、チャンバードア30’は図示しないストッパによ
ってそれ以上開かないようになっている。その後、ドア
駆動ギア83を図14に示す位置から図15及び図16
に示す位置に回動させると、リンク90の回動によって
カートリッジトレー20’のみが引き出され、ドア駆動
ギア83のの凸部83Bは、支持部84の凹部84A内
を移動し、支持部84(即ち、チャンバードア30’)
には駆動力が伝達されないようになっている。
【0050】一方、駆動モータを逆転させ、ドア駆動ギ
ア83を反時計回り方向に回動させると、図16に示す
状態から図14に示す状態までの期間は、チャンバード
ア30’は全開位置に保持され、カートリッジトレー2
0’のみがスライダクランク機構によって引き込まれ
る。ドア駆動ギア83を図14に示す状態よりも更に反
時計回り方向に回動させると、ドア駆動ギア83の凸部
83Bが支持部84の凹部84Aに当接し、支持部84
がドア駆動ギア83とともに反時計回り方向に回動す
る。即ち、チャンバードア30’が閉じる方向に回動す
る。そして、ドア駆動ギア83が図12に示す位置に回
動すると、チャンバードア30’は全閉される。
ア83を反時計回り方向に回動させると、図16に示す
状態から図14に示す状態までの期間は、チャンバード
ア30’は全開位置に保持され、カートリッジトレー2
0’のみがスライダクランク機構によって引き込まれ
る。ドア駆動ギア83を図14に示す状態よりも更に反
時計回り方向に回動させると、ドア駆動ギア83の凸部
83Bが支持部84の凹部84Aに当接し、支持部84
がドア駆動ギア83とともに反時計回り方向に回動す
る。即ち、チャンバードア30’が閉じる方向に回動す
る。そして、ドア駆動ギア83が図12に示す位置に回
動すると、チャンバードア30’は全閉される。
【0051】尚、本発明に係る動力伝達機構は、第1、
第2の実施の形態に限らず、種々の形態が考えられ、要
は1つの駆動モータの駆動力をそれぞれカートリッジト
レー及びチャンバードアに伝達することができるととも
に、カートリッジトレーとチャンバードアとが干渉しな
いように一定の時間差をもって駆動力を伝達するもので
あれば、如何なるものでもよい。また、駆動モータは自
動装填装置専用のものに限らず、機器の他の駆動源とし
て使用されている駆動モータを利用するようにしてもよ
い。
第2の実施の形態に限らず、種々の形態が考えられ、要
は1つの駆動モータの駆動力をそれぞれカートリッジト
レー及びチャンバードアに伝達することができるととも
に、カートリッジトレーとチャンバードアとが干渉しな
いように一定の時間差をもって駆動力を伝達するもので
あれば、如何なるものでもよい。また、駆動モータは自
動装填装置専用のものに限らず、機器の他の駆動源とし
て使用されている駆動モータを利用するようにしてもよ
い。
【0052】更に、このフイルムカートリッジの自動装
填装置は、フイルム画像読取装置に適用する場合に限ら
ず、例えば、カメラ、フイルムビューア等のこの種のフ
イルムカートリッジを使用する機器であれば、如何なる
ものにも適用できる。尚、カメラの場合には、現像済
み、撮影済み、又は撮影途中のフイルムであるとが判別
されると、直ちにフイルムカートリッジを自動排出し、
未使用のフイルムであることが判別されると、第1コマ
まで自動給送する。但し、途中取出し可能なカメラの場
合には、撮影途中のフイルムが装填されても自動排出さ
れず、未撮影の最初のコマまで自動給送する。
填装置は、フイルム画像読取装置に適用する場合に限ら
ず、例えば、カメラ、フイルムビューア等のこの種のフ
イルムカートリッジを使用する機器であれば、如何なる
ものにも適用できる。尚、カメラの場合には、現像済
み、撮影済み、又は撮影途中のフイルムであるとが判別
されると、直ちにフイルムカートリッジを自動排出し、
未使用のフイルムであることが判別されると、第1コマ
まで自動給送する。但し、途中取出し可能なカメラの場
合には、撮影途中のフイルムが装填されても自動排出さ
れず、未撮影の最初のコマまで自動給送する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
イルムカートリッジの挿入排出及びカートリッジ収納室
を開閉するチャンバードアの開閉を自動的に行うことが
でき、しかもトレー方式でフイルムカートリッジを移動
させるようにしたため、同一のフイルムカートリッジを
多数回使用してもフイルムカートリッジを傷めることが
ないという利点がある。また、1つの駆動モータの単純
な正逆転によってカートリッジトレー及びチャンバード
アを駆動できるため、機器の小型化、低コスト化を図る
ことができる。
イルムカートリッジの挿入排出及びカートリッジ収納室
を開閉するチャンバードアの開閉を自動的に行うことが
でき、しかもトレー方式でフイルムカートリッジを移動
させるようにしたため、同一のフイルムカートリッジを
多数回使用してもフイルムカートリッジを傷めることが
ないという利点がある。また、1つの駆動モータの単純
な正逆転によってカートリッジトレー及びチャンバード
アを駆動できるため、機器の小型化、低コスト化を図る
ことができる。
【図1】図1は本発明に係るフイルムカートリッジの自
動装填装置の第1の実施の形態を示す斜視図である。
動装填装置の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示した装置の一部断面を含む要部
正面図である。
正面図である。
【図3】図3は図1に示した装置の一部断面を含む要部
平面図である。
平面図である。
【図4】図4は図1に示した装置の要部左側面図であ
る。
る。
【図5】図5は図1に示した装置の要部右側面図であ
る。
る。
【図6】図6は図4からチャンバードアを外した要部左
側面図である。
側面図である。
【図7】図7はチャンバードアが全開し且つカートリッ
ジトレーが所定の取り出し位置にある場合の要部左側面
図である。
ジトレーが所定の取り出し位置にある場合の要部左側面
図である。
【図8】図8は図7からチャンバードアを外した要部左
側面図である。
側面図である。
【図9】図9はチャンバードアが全開し且つカートリッ
ジトレーが所定の取り出し位置にある場合の要部右側面
図である。
ジトレーが所定の取り出し位置にある場合の要部右側面
図である。
【図10】図10はIPI検出器を説明するために用い
た要部右側面図である。
た要部右側面図である。
【図11】図11は上記フイルムカートリッジの自動装
填装置が適用されたフイルム画像読取装置の内部構成を
示すブロック図である。
填装置が適用されたフイルム画像読取装置の内部構成を
示すブロック図である。
【図12】図12はフイルムカートリッジの自動装填装
置の第2の実施の形態を示す側面図である。
置の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図13】図13は第2の実施の形態の動作を説明する
ために用いた側面図である。
ために用いた側面図である。
【図14】図14は第2の実施の形態の動作を説明する
ために用いた側面図である。
ために用いた側面図である。
【図15】図15は第2の実施の形態の動作を説明する
ために用いた側面図である。
ために用いた側面図である。
【図16】図16は第2の実施の形態の動作を説明する
ために用いた側面図である。
ために用いた側面図である。
【図17】図17はフイルムカートリッジの斜視図であ
る。
る。
10…カートリッジ収納室 12…スプール駆動軸 14…ドアドライバ 20、20’…カートリッジトレー 21、22…係合部 30、30’…チャンバードア 31、31’…ドア軸 32、33…ガイド部 34…ドアばね 35…IPIレバー 36…検出ピン 37…IPIばね 38、39…リーフスイッチ 40…駆動モータ 50、80…ウォーム軸 51、81…ウォームギア 52、82…斜歯ギア 53…平ギア53 54A、54B…アイドルギア 55…ドアギア 56…ラック駆動ギア 57…ラックギア 58…コイルばね 60…ネガスキャナ部 62…遮光ドア駆動部 70…中央処理装置(CPU) 83…ドア駆動ギア 84…支持部 90、91…リンク 100…フイルムカートリッジ 102…スプール 103…写真フイルム 104…遮光ドア 106…遮光ドア開閉用穴部
Claims (14)
- 【請求項1】 長尺の写真フイルムと、該写真フイルム
を収納するカートリッジシェルであって、その内周が円
筒形に形成されるとともに、前記写真フイルムを送り出
すための出口開口を開閉する遮光ドアと、該遮光ドアを
開閉するための遮光ドア開閉用穴部とを有するカートリ
ッジシェルと、前記カートリッジシェルに回転自在に配
設され、前記写真フイルムの長尺方向の一端が固定さ
れ、その回りに前記写真フイルムが巻き付けられる単一
のスプールとからなるフイルムカートリッジの自動装填
装置において、 スプール駆動軸及びドアドライバがその奥行き端に設け
られたカートリッジ収納室に対して出入りするカートリ
ッジトレーであって、前記フイルムカートリッジを手で
搭載及び取出しが可能な第1の位置と、該フイルムカー
トリッジのスプール及び遮光ドア開閉用穴部をそれぞれ
前記スプール駆動軸及びドアドライバに挿入させる第2
の位置との間で移動可能なカートリッジトレーと、 前記カートリッジ収納室を開閉するチャンバードアであ
って、閉成時に前記フイルムカートリッジのスプール及
び遮光ドア開閉用穴部にそれぞれ係合するガイド軸が設
けられたチャンバードアと、 1つの駆動モータと、 前記駆動モータの駆動力をそれぞれ前記カートリッジト
レー及びチャンバードアに伝達する動力伝達機構であっ
て、前記カートリッジトレーを前記第1の位置と第2の
位置との間で移動させるとともに、少なくとも前記カー
トリッジトレーと干渉しない期間に前記チャンバードア
を開閉駆動する動力伝達機構と、 を備えたことを特徴とするフイルムカートリッジの自動
装填装置。 - 【請求項2】 前記動力伝達機構は、前記カートリッジ
トレーが所定の位置まで引き込まれてから前記チャンバ
ードアを閉じる方向に駆動力を伝達し、また閉位置のチ
ャンバードアが所定の位置に開放されたのち前記カート
リッジトレーを引き出す方向に駆動力を伝達する間欠運
動機構を含む請求項1のフイルムカートリッジの自動装
填装置。 - 【請求項3】 前記動力伝達機構は、前記カートリッジ
トレーをスライダとするスライダクランク機構を有し、
該スライダクランク機構によって前記カートリッジトレ
ーが前記チャンバードアと干渉しない上死点近傍の所定
の範囲に移動している期間に前記チャンバードアに開閉
用の駆動力を伝達することを特徴とする請求項1のフイ
ルムカートリッジの自動装填装置。 - 【請求項4】 前記カートリッジトレーは、その先端部
に前記フイルムカートリッジの先端面と係合可能な第1
の係合部を有することを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載のフイルムカートリッジの自動装填装置。 - 【請求項5】 前記カートリッジトレーは、その後端部
に前記フイルムカートリッジの後端面と係合可能な第2
の係合部を有することを特徴とする請求項4のフイルム
カートリッジの自動装填装置。 - 【請求項6】 前記カートリッジトレーは、前記第1の
位置にあるときにその一部が前記カートリッジ収納室に
進入した状態にあることを特徴とする請求項1乃至5の
いずれかに記載のフイルムカートリッジの自動装填装
置。 - 【請求項7】 前記カートリッジトレーは、前記第1の
位置にあるときに少なくとも前記フイルムカートリッジ
の出口開口が位置する部分と、該出口開口と対向する面
の一部が露出可能に形成され、前記カートリッジトレー
上のフイルムカートリッジを手で把持できるようにした
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のフ
イルムカートリッジの自動装填装置。 - 【請求項8】 前記フイルムカートリッジが前記フイル
ムカートリッジ収納室に存在するか否かを検知するフイ
ルムカートリッジ在否検出手段を有することを特徴とす
る請求項1乃至7のいずれかに記載のフイルムカートリ
ッジの自動装填装置。 - 【請求項9】 前記フイルムカートリッジ内の写真フイ
ルムの状態を示す状態表示部に対応して該写真フイルム
の状態判別を行う状態判別手段を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至8のいずれかに記載のフイルムカートリ
ッジの自動装填装置。 - 【請求項10】 前記状態判別手段は、前記フイルムカ
ートリッジ内の写真フイルムが現像済みであるか否かを
判別することを特徴とする請求項9のフイルムカートリ
ッジの自動装填装置。 - 【請求項11】 前記状態判別手段の判別結果に応じて
前記フイルムカートリッジの自動排出を行うことを特徴
とする請求項10のフイルムカートリッジの自動装填装
置。 - 【請求項12】 前記状態判別手段の判別結果に応じて
前記フイルムカートリッジの遮光ドアの開閉制御を行う
ことを特徴とする請求項10のフイルムカートリッジの
自動装填装置。 - 【請求項13】 前記状態判別手段の判別結果に応じて
所定コマまで前記写真フイルムをフイルム送り制御する
ことを特徴とする請求項10のフイルムカートリッジの
自動装填装置。 - 【請求項14】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
フイルムカートリッジの自動装填装置と、 前記ドアドライバを有し、該ドアドライバを駆動するこ
とにより前記フイルムカートリッジの遮光ドアを開閉す
る遮光ドア開閉手段と、 前記スプール駆動軸を有し、該スプール駆動軸を正転又
は逆転させることにより前記フイルムカートリッジから
写真フイルムを送り出し又はフイルムカートリッジに巻
き戻すフイルム供給部と、 巻取スプールを有し、該巻取スプールを回転させること
によって前記フイルム供給手段から供給される写真フイ
ルムを巻き取るフイルム巻取部と、 前記フイルム供給部と前記フイルム巻取部との間で搬送
される現像済の前記写真フイルムを撮像し、その撮像し
たコマ画像を示す画像信号を出力する撮像手段と、 を備えたことを特徴とするフイルム画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194480A JPH1138484A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | フイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194480A JPH1138484A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | フイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1138484A true JPH1138484A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16325249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9194480A Pending JPH1138484A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | フイルムカートリッジの自動装填装置及びフイルム画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1138484A (ja) |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP9194480A patent/JPH1138484A/ja active Pending
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