JP2002296659A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002296659A
JP2002296659A JP2001303802A JP2001303802A JP2002296659A JP 2002296659 A JP2002296659 A JP 2002296659A JP 2001303802 A JP2001303802 A JP 2001303802A JP 2001303802 A JP2001303802 A JP 2001303802A JP 2002296659 A JP2002296659 A JP 2002296659A
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JP
Japan
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pack
camera
film
camera head
recording medium
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Application number
JP2001303802A
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English (en)
Inventor
Hidemi Sasaki
英美 佐々木
Keizo Uchioke
恵造 内桶
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状の記録媒体を用いるカメラのコンパ
クト化を図る。 【解決手段】 カメラボディ2の前部には、カメラヘッ
ド3が進退自在に設けてある。カメラヘッド3は、鏡筒
4と、この内部に組み込まれた撮影レンズ,CCD等か
らなる。カメラヘッド3の後方にパック装填室24が設
けられ、これと展開ローラ14との間にプリントヘッド
27が固定してある。CCDで光電変換された撮像信号
はデジタルの画像データに変換され、これに基づいてプ
リントヘッド27が排出中のインスタントフイルム13
に露光を与えて画像記録を行う。フイルムパック17の
装填時は、カメラヘッド3の後端部3aがフイルムパッ
ク17内でインスタントフイルム13に当接する直前の
後退位置に配置され、フイルムパック17の未装填時
は、カメラヘッド3の後端部3aがパック装填室24内
に入り込んだ沈胴位置まで移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の記録媒
体に画像を記録するカメラに関し、更に詳しくは撮影レ
ンズを組み込んだレンズ鏡筒やカメラヘッドの突出量を
制御してコンパクト化を図ったカメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シート状の記録媒体,例えばモノシート
タイプのインスタントフイルムに画像を記録するカメラ
としては、インスタントカメラが知られている。また、
特開平11−249233号公報記載のようなプリンタ
付き電子カメラが知られている。インスタントカメラで
は、フイルムパック内に10枚程度が積層して収納され
た最上層のインスタントフイルムの露光面に撮影レンズ
を通して被写体画像を結像させて撮影を行った後、露光
済みのインスタントフイルムをフイルムパックから排出
しながら一対の展開ローラの間から送り出す。インスタ
ントフイルムの一端部には現像液ポッドが設けられてお
り、これが展開ローラで押し潰されると、現像液ポッド
から流出した現像液がインスタントフイルム内に展開
し、所定時間経過後にインスタントフイルムの片面に画
像が現出する。
【0003】また、上記公報記載のプリンタ付き電子カ
メラでは、撮影レンズの結像面にイメージセンサが組み
込まれ、撮影操作を行うと、イメージセンサに結像され
た被写体画像が光電変換され、更にデジタル変換されて
得られた画像データがスマートメディア(登録商標)な
どのメモリカードに書き込まれる。そして、メモリカー
ドから読み出した画像データに基づいてプリントヘッド
を駆動してインスタントフイルムに露光を与え、露光を
与えた後にインスタントカメラと同様に展開ローラを通
してインスタントフイルムを排出すると、所定時間経過
後にインスタントフイルムの片面に画像が現出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記インスタントフイ
ルムは、例えば最も一般的な135タイプの写真フイル
ムと比較して露光面積がきわめて大きいため、インスタ
ントフイルムに結像させる撮影レンズの焦点距離が長く
なり、カメラのレンズ鏡筒がカメラボディの前面から大
きく突出する。レンズ鏡筒を沈胴式にしたものも知られ
ているが、フイルムパックとの干渉を避けるためにその
沈胴量をあまり大きくすることができず、携帯時のコン
パクト化は未だ不十分である。
【0005】一方、上記公報記載のカメラでは、不使用
時にレンズ鏡筒を光プリンタの内部に入り込むように沈
胴させ、その一部がプリントヘッドの走行領域まで達す
るようにしてコンパクト化を図ってはいるが、更なるコ
ンパクト化が要望されている。
【0006】本発明は以上を考慮してなされたもので、
記録面積が大きいシート状の記録媒体に用いながら、よ
り一層のコンパクト化を図ったカメラを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカメラは、シート状の記録媒体を収納した
記録媒体パックを用い、この記録媒体パックを装填する
パック装填室が設けられ、前記記録媒体に撮影レンズを
通して得られる被写体画像の画像記録を行うカメラにお
いて、前記撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡筒の後端
部を、前記パック装填室の内部まで入り込ませるもので
ある。また、シート状の記録媒体を収納した記録媒体パ
ックを用い、この記録媒体パックを装填するパック装填
室が設けられ、前記記録媒体に撮影レンズを通して得ら
れる被写体画像の画像記録を行うカメラにおいて、前記
撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡筒の後端部を、前記
パック装填室に装填された記録媒体パックの内部まで入
り込ませるものである。
【0008】また、前記レンズ鏡筒は光軸方向に移動自
在であり、その後端部が記録媒体パック内の記録媒体に
接するもしくは接する直前の後退位置と記録媒体から離
れる前進位置との間で移動するものである。また、前記
記録媒体パックの装填の有無を検知するセンサを備え、
前記記録媒体パックの未装填時には、前記レンズ鏡筒が
前記後退位置を越えてさらに後退した沈胴位置まで移動
されるものである。
【0009】また、前記記録媒体はモノシートタイプの
インスタントフイルム、前記記録媒体パックは、前記イ
ンスタントフイルムを複数枚積層して収納するフイルム
パックであり、前記インスタントフイルムに露光を与え
て画像記録を行う記録手段と、露光済みのインスタント
フイルムをフイルムパックから送り出すフイルム送出手
段と、フイルムパックから送り出されたインスタントフ
イルムをニップしてインスタントフイルムの一端部に内
包された現像液ポッドを押し潰し、現像液をインスタン
トフイルム内に展開しながらインスタントフイルムを外
部に向けて搬送するフイルム搬送手段とを備え、前記フ
イルム送出手段の駆動開始時には少なくともレンズ鏡筒
が前進位置に移動されるものである。
【0010】また、前記レンズ鏡筒には撮影レンズで結
像された被写体画像を撮像信号に光電変換するイメージ
センサが組み込まれるとともに、前記フイルム搬送手段
とパック装填室との間には、前記インスタントフイルム
の露光面と平行でかつ搬送方向と直交する向きに長手方
向が合わせられ、前記インスタントフイルムの搬送に同
期してインスタントフイルムに前記撮像信号から得られ
た画像データに基づいて露光を与えて画像記録を行うラ
イン状のプリントヘッドが固定して組み込まれているも
のである。
【0011】また、撮像レンズ及び撮像レンズで結像さ
れた被写体画像を撮像信号に変換するイメージセンサを
内蔵し、カメラボディの前部に撮像光軸方向に進退自在
に設けられたカメラヘッドと、このカメラヘッドの後方
に設けられ、インスタントフイルムを収納したフイルム
パックが装填されるパック装填室と、前記フイルムパッ
クに収納されたインスタントフイルムの露光面と平行
に、かつ撮像光軸とほぼ垂直な面内でプリントヘッドを
移動させながら、前記撮像信号から得られた画像データ
に基づいてプリントヘッドを駆動してインスタントフイ
ルムに露光を与えて画像記録を行う光プリンタと、前記
カメラヘッドの後端部がプリントヘッドの移動域を越え
てパック装填室の内側に入り込む沈胴位置と、前記カメ
ラヘッドの後端部がプリントへッドの移動域から離れた
前進位置との間でカメラヘッドを撮像光軸方向に移動さ
せるカメラヘッド移動機構とを備えたものである。
【0012】また、前記カメラヘッド移動機構は、前記
カメラヘッドの後端部がプリントヘッドの移動域に進出
し、かつパック装填室に入り込まない中間位置でカメラ
ヘッドを停止させるものである。また、前記フイルムパ
ックの装填を検知するパック検知スイッチと、このパッ
ク検知スイッチからの検知信号を受けてカメラヘッド移
動機構を制御し、前記カメラヘッドが沈胴位置に移動す
ることを禁止する制御手段を備えたものである。また、
前記カメラヘッドが沈胴位置または中間位置にあるとき
にはプリント操作が禁止されるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の第1実施
形態であるプリンタ付き電子スチルカメラ1(以下カメ
ラと記す)の正面側及び背面側の外観を示す。カメラボ
ディ2の前部にはカメラヘッド3が光軸方向に進退自在
に設けられている。カメラヘッド3は、鏡筒4及びその
前面に組み込まれた撮影レンズ5,ストロボ発光部6
と、鏡筒4の内部に組み込まれたイメージセンサである
CCD44(図4参照)及び回路基板等から構成されて
いる。
【0014】カメラボディ2の一方の側面はグリップ7
となっており、グリップ7の底面には電池室蓋8が設け
られている。電池室蓋8を開くことにより、電源となる
乾電池9の交換が可能である。この乾電池9としては、
例えば単三型アルカリ電池が用いられる。もちろん、乾
電池9の代わりに充電式のバッテリパックを用いてもよ
い。グリップ7の上面にレリーズボタン10が設けられ
ている。このカメラ1を撮像モードに設定したときに
は、レリーズボタン10の押圧操作により1画面のスチ
ル画像の撮像が行われる。
【0015】グリップ7の側面に排出口11(図3参
照)が形成され、常態では排出口カバー12で覆われて
いる。このカメラ1をプリンタモードに設定してプリン
ト処理を実行すると、シート状の記録媒体として用いら
れるインスタントフイルム13に光学的に画像の記録が
行われ、記録済みのインスタントフイルム13が排出口
カバー12を押し開けながら排出口11から排出され
る。
【0016】排出口11の奥には周知の一対の展開ロー
ラ14 (図3参照) が設けられ、排出と同時に現像処理
液の展開が行われる。なお、グリップ7を握った状態で
はインスタントフイルム13の排出ができないため、例
えばグリップ7にタッチセンサなどを組み込んでおき、
グリップしたままではプリント処理を禁止するようにし
ておくのがよい。
【0017】カメラボディ2の背面に開閉自在なパック
装填蓋15が設けられている。パック装填蓋15は、開
口蓋スイッチ16の操作により閉じ位置でのロックが解
除され、これを開放することができる。また、パック装
填蓋15は、これを閉じると、自動的に閉じ位置でロッ
クされる。このパック装填蓋15は、フイルムパック1
7 (図3参照) の装填,取り出し時に開閉される。この
フイルムパック17には、インスタントフイルム13が
10枚程度収納してある。
【0018】パック装填蓋15には、液晶パネル18及
び操作パネル19が組み込まれている。液晶パネル18
は、撮影レンズ5を通してCCD44で撮像される画像
をリアルタイムで表示し、またメモリから読み出された
画像を表示するために用いられる。操作パネル19に
は、電源スイッチ20,プリントボタン21をはじめと
して、モード設定その他に用いられる各種のキーが配列
されている。また、カメラボディ2の他方の側面にはメ
モリカード22を挿入するスロット23が設けられてい
る。メモリカード22は画像データの記録に用いられ
る。
【0019】フイルムパック17を装填したカメラ1の
断面を示す図3において、フイルムパック17をパック
装填室24に挿入してからパック装填蓋15を閉じるこ
とによってパック装填蓋15の内壁に設けられた板バネ
25がフイルムパック17を背面から押圧し、フイルム
パック17がパック装填室24内で位置決めされる。そ
して、パック検知センサ68によってフイルムパック1
7の装填が検知される。なお、符号68aはパック検知
センサ68の可動部であり、パック装填室24の内側に
向かって突出するように付勢されている。フイルムパッ
ク17がパック装填室24に挿入されると、可動部68
aがフイルムパック17の側壁に押されて回動され、パ
ック検知センサ68がフイルムパック17の装填を検知
する。
【0020】フイルムパック17には、露光開口17a
が形成されるとともに、露光済みのインスタントフイル
ム13をフイルムパック17の外に排出するためのスリ
ット17bが形成され、さらに露光済みのインスタント
フイルム13をスリット17bから排出するクロー爪が
入り込んでくる切欠き (図示省略) が設けられている。
【0021】光プリンタ28は、展開ローラ14,プリ
ントヘッド27,クロー爪(図示省略)等から構成され
ている。パック装填室24を構成する壁面には、フイル
ムパック17の露光開口17aに対面するプリント開口
24a及び、クロー爪によってフイルムパック17のス
リット17bから送り出されるインスタントフイルム1
3を展開ローラ14に向けて送り込むためのスリット状
の開口24bが形成されている。また、インスタントフ
イルム13は、パック装填蓋15の内壁に設けられた一
対のフイルム押圧部材26によって露光開口17aに向
かって付勢される。
【0022】プリントヘッド27は、図面の紙面と垂直
な方向に延びた細長い形状をしており、パック装填室2
4の開口24bから展開ローラ14までの搬送路に固定
されている。プリントヘッド27の内部には、赤色、緑
色、青色を画素単位で発色する微小なLEDを長手方向
に並べた3つのLEDアレイが設けられている。各色L
EDアレイからの光はその前面に配された微小レンズア
レイを透過し、インスタントフイルム13の同一ライン
上に照射されるように構成されている。したがって、イ
ンスタントフイルム13にはライン毎に三色同時露光が
行われる。
【0023】鏡筒4の底面側にはラック31が固着さ
れ、カメラボディ2に設けられたギア32と噛み合って
いる。ギア32にはウォームホイール33が一体化さ
れ、このウォームホイール33はカメラヘッドモータ3
4の回転軸に固着されたウォーム34aと噛み合ってい
る。これらはカメラヘッド移動機構35を構成してお
り、カメラヘッド3を光軸方向に移動させる。
【0024】フイルムパック17を装填した状態では、
カメラヘッド3の後端部3aがフイルムパック17の露
光開口17a内に入り込み、インスタントフイルム13
の露光面直前に位置する後退位置まで移動可能になる。
また、フイルムパック17を装填していない状態では、
カメラヘッド3の後端部3aがフイルム押圧部材26の
直前に位置する沈胴位置まで移動可能になる(図5参
照)。すなわち、カメラ1の不使用時には、カメラボデ
ィ2からのカメラヘッド3の突出量を少なくして、携帯
に便利なコンパクトな外形とすることができる。
【0025】カメラ1の電気的構成を示す図4におい
て、システムコントローラ41がカメラ1の電気的な作
動の全体を管理している。撮像レンズ5の背後にCCD
44が位置しており、撮像レンズ5のピント合わせによ
りCCD44の光電面には被写体画像が結像される。C
CDドライバ45の駆動により、CCD44は光学的な
被写体画像を電気的な撮像信号に変換して出力する。
【0026】CCD44の光電面にはR,G,Bの微小
なマイクロカラーフィルタがマトリクス状に配列され、
色ごとにシリアルに出力される撮像信号はアンプ46で
適当なレベルに増幅された後、A/Dコンバータ47に
よってデジタル変換される。なお、周知のようにCCD
ドライバ45の駆動及びA/Dコンバータ47のサンプ
リングタイミングとの間には同期がとられている。
【0027】A/Dコンバータ47は撮像信号をデジタ
ル変換して画像データを生成し、これを順次に画像デー
タ処理回路48に入力する。画像データ処理回路48
は、入力されてくる画像データに対してマトリクス演
算、ホワイトバランス調節、ガンマ補正などの信号処理
を行う。画像データ処理回路48は、さらに処理済みの
画像データを基に、NTSC方式のコンポジット信号に
対応した映像信号を生成し、これをD/Aコンバータ4
9,アンプ50を経て液晶表示ドライバ51に入力さ
れ、液晶パネル18に被写体画像が連続的に表示され
る。すなわち、撮像モードでは、液晶パネル18は電子
ビューファインダとして機能する。また、プリンタモー
ドでは、液晶パネル18はメモリカード22から読み込
まれた画像データに基いて撮影済みの静止画像を表示す
る。
【0028】システムコントローラ41は、EEPRO
M53との間でデータの授受を行う。EEPROM53
には、各種のシーケンスプログラムの他、各種の補正デ
ータ,制御データが書き込まれている。また、システム
コントローラ41は、I/Oポート56を介してシャッ
タボタン10,操作パネル19等からの信号を監視し、
入力信号に応じた信号処理を行うとともに、また、スロ
ット23を介してメモリカード22への書き込みと読み
出しとを行う。メモリカード22は、画像データ処理回
路48から得られた画像データを1画面ごとに記憶し、
例えば50画面分の画像データを記憶できる記憶容量を
もつ。
【0029】また、システムコントローラ41は、プリ
ンタモード時にメモリカード22から画像データを1ラ
イン分ずつ読み出してラインメモリ60に転送するとと
もにヘッドドライバ61を駆動する。ヘッドドライバ6
1はプリントヘッド27を駆動し、プリントヘッド27
はインスタントフイルム13の同一ライン上にR,G,
Bの三色同時露光を行う。
【0030】また、システムコントローラ41は、モー
タドライバ63,64を介して展開ローラ14を駆動す
る展開モータ65,カメラヘッドモータ34を制御す
る。また、システムコントローラ41は、センサインタ
ーフェイス66を介し、鏡筒4の近傍に設けられ、カメ
ラヘッド3の位置を検知するカメラヘッド位置センサ6
7と、パック装填室24側方に設けられ、フイルムパッ
ク17の装填を検知するパック検知センサ68と、パッ
ク装填蓋15の開閉状況を検知するパック装填蓋検知セ
ンサ69とをモニタしている。なお、カメラヘッド位置
センサ67は光学的手法を用いており、カメラヘッド3
外壁での反射光によりカメラヘッド3の後退位置,沈胴
位置を検知する。
【0031】次に、図5の断面図と、図6のフローチャ
ートを参照しながらカメラ1の作用について説明する。
電源オフ状態から電源スイッチ20をオンさせると、シ
ステムコントローラ41をはじめとする各部に電源供給
が行われる。また、この時点で撮像モードに設定され
る。システムコントローラ41は、カメラヘッド位置セ
ンサ67,パック検知センサ68,パック装填蓋検知セ
ンサ69によりカメラヘッド3の位置,フイルムパック
17の有無,パック装填蓋15の開閉状態をモニタす
る。
【0032】システムコントローラ41は各センサのモ
ニタ結果に応じてカメラヘッド3を移動させる。パック
装填蓋15が開いている場合、システムコントローラ4
1はカメラヘッド移動機構35を駆動させ、カメラヘッ
ド3を後退位置方向に移動させる。そして、カメラヘッ
ド3がインスタントフイルム13に接触する直前の後退
位置となったとき、システムコントローラ41はカメラ
ヘッド移動機構35を停止させる。これによって図3に
示すように、カメラヘッド3の後端部3aがインスタン
トフイルム13に接触することなく、フイルムパック1
7が装填可能となる。
【0033】システムコントローラ41はパック装填蓋
15が閉じたことを検知すると、フイルムパック17の
有無をモニタする。フイルムパック17がないならば、
システムコントローラ41はカメラヘッド移動機構35
を駆動させ、カメラヘッド3を沈胴位置方向に移動させ
る。そして、カメラヘッド3が沈胴位置となったとき、
システムコントローラ41はカメラヘッド移動機構35
を停止させる。これによって、図5に示すように、カメ
ラヘッド3の後端部3aがパック装填室24内に入り込
むように配置される。このときカメラヘッド3の前面と
カメラボディ2の前面は同一面となり、本カメラの外形
は最小となる。また、パック装填蓋15が閉じたとき、
フイルムパック17が装填されていたら後退位置に配置
される。
【0034】撮像モードでは、CCD44が被写体画像
を連続的に撮像し、その画像は電子ビューファインダー
として機能する液晶パネル18に表示される。フレーミ
ングを行ってシャッタボタン10をレリーズ操作する
と、その時点で液晶パネル18に表示されていた被写体
画像の画像データがメモリカード22に書き込まれる。
このようにシャッタボタン10をレリーズ操作を繰り返
すことにより、メモリカード22に最大で50画面分の
画像データが記憶される。
【0035】フイルムパック17が装填されている状態
で、操作パネル19を操作し、撮像モードからプリンタ
モードに設定されると、システムコントローラ41はカ
メラヘッド3の位置を検知し、後退位置に移動させる。
システムコントローラ41がメモリカード22の画像デ
ータを読み出し、液晶表示ドライバ49を介して液晶パ
ネル18に保存されている画像を表示する。また、操作
パネル19により液晶パネル18に表示する画像を選択
する。
【0036】画像選択後、プリントボタン21を押下す
ることによって液晶パネル18に表示された画像のプリ
ントが開始される。最も前方のインスタントフイルム1
3がクロー機構によって展開ローラ14方向に搬送され
る。インスタントフイルム13の露光域がプリントヘッ
ド27の真下に到達すると、メモリカード22から画像
データが1ライン分ずつ読み出されてラインメモリ60
に転送され、ヘッドドライバ61を介してプリントヘッ
ド27が駆動される。プリントヘッド27はインスタン
トフイルム13の同一ライン上にR,G,Bの三色同時
露光を行う。
【0037】インスタントフイルム13は、クロー機構
によって1ラインの幅(搬送方向の幅)ずつステップ送
りされ、1ラインずつ三色同時露光が行われる。インス
タントフイルム13の先端部が展開ローラ14にニップ
されると、展開ローラ14によってインスタントフイル
ム13が1ラインの幅ずつステップ送りされ、引き続
き、プリントヘッド27によって1ラインずつ三色同時
露光が行われる。
【0038】インスタントフイルム13の先端部が展開
ローラ14にニップされて間もなくインスタントフイル
ム13の現像液ポッドが展開ローラ14によって押し潰
され、現像液がインスタントフイルム13に展開される
が、現像液による現像が進むより早く、プリントヘッド
27による露光が行われる。露光済みのインスタントフ
イルム13は、排出口カバー12を押し開けながら排出
口11から排出され、所定時間経過後にインスタントフ
イルム13の片面に画像が現出する。
【0039】また、パック装填蓋15が開いている、も
しくは、フイルムパック17が装填されていない状態で
は、プリントボタン21を押下してもプリントは開始さ
れない。
【0040】このように、カメラ1は、その状態に応じ
てカメラヘッド3を後退位置または沈胴位置にするか
ら、カメラ1がコンパクトになり、携帯等に有利とな
る。また、プリントヘッド27をパック装填室24の開
口24bと展開ローラ14との間に固定したため、カメ
ラヘッド3の後端部3aをフイルムパック17に部分的
に入り込ませることができ、カメラ1のコンパクト化に
有利である。
【0041】上記第1実施例では、後退位置でのカメラ
ヘッド3の後端部3aは、フイルムパック17内部に入
り込み、かつインスタント13に接しない位置に配置さ
れるが、プリント時にカメラヘッド3を前進させ、フイ
ルムパック17のインスタントフイルム13が搬送可能
な状態であれば、インスタントフイルム13に接して
も、インスタントフイルム13に当接してインスタント
フイルム13をフイルムパック17内に押し込んでもよ
い。
【0042】また、上記第1実施例では、カメラヘッド
3を後退位置と沈胴位置との間で移動可能としたが、カ
メラヘッド3を後退位置に固定してもよい。この場合に
は、カメラヘッド移動機構35,カメラヘッド3の位置
を検出するカメラヘッド位置センサ67、フイルムパッ
ク17の有無を検出するパック検知センサ68、パック
装填蓋15の開閉を検出するパック装填蓋検知センサ6
9、を省略できる。そのためサイズが小型となるととも
に、コストの削減となる。
【0043】以上説明した第1実施形態は、プリントヘ
ッドを固定し、インスタントフイルムを排出しながら露
光したが、本発明はこれに限定されず、プリントヘッド
を移動式にしてインスタントフイルムに露光を与えてか
ら、インスタントフイルムを排出して現像液の展開を行
ってもよい。以下に、この第2実施形態について図7か
ら図10を参照して説明する。なお、第1実施形態と共
通する部材には、同じ符号を付して説明を省略する。
【0044】図7において、カメラ80のプリントヘッ
ド81はその長手方向が紙面と垂直であり、パック装填
室24の露光開口24aに沿い、インスタントフイルム
13の排出方向に移動自在となっている。プリントヘッ
ド81の内部には、紙面と垂直な方向に細長い蛍光表示
管と、蛍光表示管から発せられるスリット状の白色光の
光路内に選択的に挿脱される赤色(R)透過、緑色
(G)透過、青色(B)透過の3種類の帯状カラーフィ
ルタと、画素ごとに透過濃度が制御可能な液晶セグメン
トを帯状に配列した液晶列とが設けられている。
【0045】図8に示すように、プリントヘッド81の
一端側に固着されたナット82と、このナット82が螺
合するリードスクリュー83及び、走査モータ84とか
らプリントヘッド移動機構85が構成される。走査モー
タ84を駆動してリードスクリュー83を回転させるこ
とにより、プリントヘッド81をリードスクリュー83
の軸芯方向に移動させることができる。
【0046】例えば赤色透過の帯状カラーフィルタをプ
リント光路内に挿入した状態で、プリントヘッド81の
移動に同期して液晶列を構成する液晶セグメントの透過
濃度を変えることによって一画面分の赤色画像のプリン
トを行うことができる。したがって、プリントヘッド8
1の一走査ごとにR,G,Bの各帯状カラーフィルタを
順次に使用しながら液晶列を駆動することによって、イ
ンスタントフイルム13に三色面順次方式でプリントを
行うことができ、プリントヘッド81とプリントヘッド
移動機構85とは光プリンタ86を構成する。
【0047】プリントヘッド81はプリントが行われる
時には二点鎖線で示すようにプリント開口24aに沿っ
て移動するが、プリントが行われないときにはフイルム
パック17の露光開口17aから外れた待機位置にあ
り、この待機位置ではプリントヘッド81はカメラヘッ
ド88の移動路内から退避している。したがって、プリ
ントが行われない状態ではカメラヘッド88をプリント
ヘッド81の移動域と重なる位置まで後退させることが
できる。さらに、カメラヘッド88は、その後端部88
aがパック装填室24の露光開口24aの輪郭内に収ま
るような形状及び組み込み位置となっている。このた
め、フイルムパック17が装填されていない状態では、
カメラヘッド88を一杯に後退させることによって、そ
の後端部88aをパック装填室24内まで入り込ませる
ことができる。
【0048】図9に示すように、システムコントローラ
41は、ヘッドドライバ91,モータドライバ92を介
してプリントヘッド81,走査モータ84を制御する。
なお、カメラヘッド位置センサ67は、鏡筒93外壁で
の反射光によりカメラヘッド88の前進位置,中間位
置,沈胴位置を検知する。なお、「中間位置」とは、カ
メラヘッド88の後端部88aがプリントヘッド81の
移動域に進出し、かつパック装填室24内に入り込まな
い位置であり、カメラヘッド88の後端部88aがフイ
ルムパック24内のインスタントフイルム13に接す
る、もしくは接する直前の第1実施形態における「後退
位置」とは異なる。すなわち、「中間位置」は、「後退
位置」よりも「沈胴位置」から遠い位置である。
【0049】次に、本実施形態のカメラ80の作用につ
いて説明する。電源オフ状態から電源スイッチ20をオ
ンさせると、システムコントローラ41をはじめとする
各部に電源供給が行われる。そして、システムコントロ
ーラ41は、カメラヘッド位置センサ67,パック検知
センサ68,フイルムパック蓋検知センサ69によりカ
メラヘッド88の位置,フイルムパック17の有無,パ
ック装填蓋15の開閉状態をモニタする。
【0050】システムコントローラ41はカメラヘッド
移動機構35を駆動させ、カメラヘッド88を前進位置
方向に移動させる。カメラヘッド88が前進位置となっ
たとき、システムコントローラ41はカメラヘッド移動
機構35を停止させる。これによって、図7に示すよう
に、カメラヘッド88はプリントヘッド81の移動域よ
り前面に配置される。なお、最初からカメラヘッド88
が前進位置に配置されていた場合、カメラヘッド移動機
構35は駆動させず、カメラヘッド88は前進位置で停
止している。また、この時点で撮像モードに設定され
る。
【0051】そして、システムコントローラ41は各セ
ンサをモニタし、その結果に応じてカメラヘッド88を
移動させる。パック装填蓋15が開いている場合、シス
テムコントローラ41はカメラヘッド移動機構35を駆
動させ、カメラヘッド88を中間位置方向に移動させ
る。そして、カメラヘッド88が中間位置となったと
き、システムコントローラ41はカメラヘッド移動機構
35を停止させる。これによって、図10(A)に示す
ように、カメラヘッド88がプリントヘッド81の移動
域上に配置される。
【0052】システムコントローラ41はパック装填蓋
15が閉じたことを検知すると、フイルムパック17の
有無をモニタする。フイルムパック17がないならば、
カメラヘッド88を沈胴位置に移動させる。システムコ
ントローラ41はカメラヘッド移動機構35を駆動さ
せ、カメラヘッド88を沈胴位置方向に移動させる。そ
して、カメラヘッド88が沈胴位置となったとき、シス
テムコントローラ41はカメラヘッド移動機構35を停
止させる。これによって、図10(B)に示すように、
カメラヘッド88はプリントヘッド81の移動域を越
え、パック装填室24に入り込むように配置される。こ
のときカメラヘッド88の前面とカメラボディ95の前
面は同じ面となり、カメラ80の外形は最小となる。ま
た、パック装填蓋15が閉じたとき、フイルムパック1
7が装填されていたら中間位置に配置される。
【0053】フイルムパック17が装填されていると判
定されるとともに、プリンタモードに設定されている場
合、システムコントローラ41はカメラヘッド移動機構
35を駆動させ、カメラヘッド88を前進位置に移動さ
せる。移動終了後、プリントボタン21が押下される
と、プリントヘッド81が走査され、R,G,Bの各画
像がインスタントフイルム13に三色面順次で露光され
る。
【0054】露光済みのインスタントフイルム13は、
クロー機構によって展開ローラ14に向かって押し出さ
れる。展開ローラ14によってインスタントフイルム1
3の先端部がニップされると、この先端部に設けられて
いる現像液ポッドが押し潰され、現像液が内部に展開さ
れながら、インスタントフイルム13が排出口11から
排出される。所定時間の経過後に、インスタントフイル
ム13の片面に画像が現出する。
【0055】また、上記第1,第2実施例では、カメラ
ヘッドを前後方向に移動させる際に、カメラヘッドモー
タの動力を用いたが、図11に示すように、第3実施形
態であるカメラ101の上面に設けられたカメラヘッド
移動ノブ102を回動操作させることによってカメラヘ
ッド103を動かすようにしてもよい。
【0056】カメラヘッド移動機構108は、前記カメ
ラヘッド移動ノブ102と、そのカメラヘッド移動ノブ
102と同じ軸で回動するギア104と、そのギア10
4と噛み合うギア105と、ギア105と同じ軸で回動
するウォームホイール106と、鏡筒93の底面側に固
着されたラック31とから構成されている。また、ラッ
ク31はウォームホイール106と噛み合っている。カ
メラヘッド移動ノブ102を回動させると、同軸に設け
られたギア104が回動し、そのギア104と噛み合っ
ているギア105も回動する。そのギア105と同じ軸
に設けられたウォームホイール106も回動するため、
ラック31を介してカメラヘッド103が前後移動す
る。
【0057】また、システムコントローラ41によりカ
メラヘッド移動機構108が制御される。フイルムパッ
ク17がパック装填室24内に装填されている場合、カ
メラヘッド103が中間位置より後方に移動しないよう
に、ストッパ部材109がカメラ移動ノブ102の回動
範囲を制限する。これによってフイルムパック17装填
時にカメラヘッド103がパック装填室24内に入り込
むことはなく、フイルムパック17が損傷することはな
い。
【0058】また、プリント中では、カメラヘッド移動
ノブ102はロックされ、カメラヘッド103は前進位
置に固定される。そして、プリント終了と同時にカメラ
ヘッド移動ノブ102のロックは解除される。なお、プ
リントボタン21を押下したとき、カメラヘッド103
が前進位置にあればプリントは開始されるが、その他の
位置であればプリントは開始されない。
【0059】次に、本発明をインスタントカメラに実施
した第4実施形態を説明する。インスタントカメラ(以
下カメラ)110の断面を示す図12において、カメラ
ボディ111の前面にはカメラヘッド112が光軸方向
に移動自在に設けられている。
【0060】カメラヘッド112は、鏡筒113と、こ
の前部に組み込まれた3枚のレンズ114a〜114c
からなる撮影レンズ114と、これを光軸方向に駆動さ
せてピント合わせを行うレンズ駆動部115(図13参
照)と、撮影レンズ114の中間部に組み込まれたシャ
ッタ羽根116と、これを開閉させるシャッタ駆動部1
17(図13参照)とから構成される。また、上記第1
実施例と同じように、カメラヘッド112の底面側には
ラック31が固着され、カメラヘッドモータ34を駆動
させることによってカメラヘッド112を光軸方向に移
動させる。
【0061】フイルムパック17は、カメラボディ11
1の背面に設けられたパック装填蓋118を開閉してパ
ック装填室24に装填される。フイルムパック17が装
填されている状態では、図14(A)に示すように、カ
メラヘッド112の後端部112aをフイルムパック1
7の直前まで下げる後退位置に配置することができ、ま
たフイルムパック17が装填されていない状態では、図
14(B)に示すように、カメラヘッド112をフイル
ム押圧部材26の前方まで下げる沈胴位置にさせること
ができる。
【0062】撮影時には、図12に示すように、カメラ
ヘッド112をカメラボディ111の前面から最も突出
した前進位置に配置され、撮影レンズ114を光軸方向
に移動させることで焦点合わせを行う。
【0063】カメラ110の電気的構成を示す図13に
おいて、システムコントローラ120がカメラ110の
電気的な作動を全体的に管理している。システムコント
ローラ120は、レンズ駆動部115,シャッタ駆動部
117を介して、撮影レンズ114の位置,シャッタ羽
根116の開閉をそれぞれ制御する。
【0064】次に、図15のフローチャートを参照しな
がらカメラ110の作用について説明する。電源オフ状
態から電源スイッチ119をオンさせると、システムコ
ントローラ120をはじめとする各部に電源供給が行わ
れる。そして、システムコントローラ120は、カメラ
ヘッド位置センサ67,パック検知センサ68,パック
装填蓋検知センサ69によりカメラヘッド112の位
置,フイルムパック17の有無,パック装填蓋118の
開閉状態をモニタする。
【0065】システムコントローラ120はカメラヘッ
ド移動機構35を駆動させ、カメラヘッド112を前方
に移動させる。カメラヘッド112が前進位置となった
とき、システムコントローラ120はカメラヘッド移動
機構35を停止させる。これによって、図12に示すよ
うに、カメラヘッド112の後端部112aはパック装
填室24より前方に位置し、撮影及びインスタントフイ
ルム13の排出が可能な前進位置に配置される。なお、
最初からカメラヘッド112が前進位置に配置されてい
た場合、カメラヘッド移動機構35は駆動させず、カメ
ラヘッド112は前進位置で停止している。
【0066】システムコントローラ120は各センサを
モニタし、その結果に応じてカメラヘッド112を移動
させる。パック装填蓋118が開いている場合、システ
ムコントローラ120はカメラヘッド移動機構35を駆
動させ、カメラヘッド112を後退位置方向に移動させ
る。そして、カメラヘッド112が後退位置となったと
き、システムコントローラ120はカメラヘッド移動機
構35を停止させる。これによって、図14(A)に示
すように、カメラヘッド112の後端部112aがイン
スタントフイルム13に接触することなく、フイルムパ
ック17が装填可能となる。
【0067】システムコントローラ120はパック装填
蓋118が閉じたことを検知すると、フイルムパック1
7の有無をモニタする。フイルムパック17がないなら
ば、システムコントローラ120はカメラヘッド移動機
構35を駆動させ、カメラヘッド112を沈胴位置方向
に移動させる。そして、カメラヘッド112が沈胴位置
となったとき、システムコントローラ120はカメラヘ
ッド移動機構35を停止させる。これによって、図14
(B)に示すように、カメラヘッド112はパック装填
室24内に入り込むように配置される。このときカメラ
ヘッド112の前面とカメラボディ111の前面は同じ
面となり、カメラ110の外形は最小となる。また、パ
ック装填蓋118が閉じたとき、フイルムパック17が
装填されていたら後退位置に配置される。
【0068】フイルムパック17が装填されている状態
で、レリーズボタン10を押下すると、システムコント
ローラ120はカメラヘッド移動機構35を駆動させ、
カメラヘッド112を前進位置方向に移動させる。カメ
ラヘッド112が前進位置となったとき、システムコン
トローラ120はカメラヘッド移動機構35を停止させ
る。これによって充分な焦点距離を得ることができる。
また、撮影レンズ114を光軸方向に移動させることに
よって焦点を合わせる。そして、シャッタ羽根116が
開閉され、撮影レンズ114を透過した被写体光により
インスタントフイルム13が露光される。
【0069】露光終了後、システムコントローラ120
はカメラヘッド移動機構35を駆動させ、カメラヘッド
112を後退位置方向に移動させる。そして、カメラヘ
ッド112が後退位置となったとき、システムコントロ
ーラ120はカメラヘッド移動機構35を停止させる。
また、それと同時に、露光済みのインスタントフイルム
13をクロー機構によって展開ローラ14方向に搬送さ
せる。クロー機構、展開ローラ14は同期して動作し、
展開ローラ14によって露光済みのインスタントフイル
ム13は排出と同時に現像処理液の展開が行われる。所
定時間経過後にインスタントフイルム13の片面に画像
が現出する。
【0070】このように、撮影を行わない場合には、カ
メラヘッド112を後退位置または沈胴位置に移動さ
せ、カメラヘッド112のカメラボディ111前面から
の突出量を少なくするので、カメラ110を携帯する際
等に有利である。なお、パック装填蓋118が開いてい
る、もしくは、フイルムパック17が装填されていない
状態で、レリーズボタン10を押下してもカメラヘッド
112の駆動及びインスタントフイルム13に対する撮
影,排出が実施されない。
【0071】以上説明した各実施形態では、記録媒体と
してモノシートタイプのインスタントフイルムを用い、
記録媒体パックとしてインスタントフイルムを収納した
フイルムパックを用いたが、本発明はこれに限定され
ず、記録媒体として、感熱発色層を層設した感熱記録紙
や普通紙,専用紙(表面コートした紙等),OHPシー
トを用いることができる。記録媒体として感熱記録紙を
用いる場合には、サーマルヘッドによる熱記録を行う。
また、記録媒体として普通紙等を用いる場合には、イン
クジェット,熱溶融,熱転写等による記録を行う。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラに
よれば、撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡筒の後端部
をパック装填室の内部まで入り込ませるので、シート状
の記録媒体に用いながらコンパクト化を図ることがで
き、携帯性を向上できる。また、レンズ鏡筒の後端部を
パック装填室に装填された記録媒体パックの内部まで入
り込ませるので、シート状の記録媒体に用いながらコン
パクト化を図ることができ、携帯性を向上できる。
【0073】また、レンズ鏡筒は光軸方向に移動自在で
あり、その後端部が記録媒体パック内の記録媒体に接す
るもしくは接する直前の後退位置と記録媒体から離れる
前進位置との間で移動するようにしたので、シート状の
記録媒体に用いながらコンパクト化を図ることができ
る。また、記録媒体パックの装填の有無を検知するセン
サを備え、記録媒体パックの未装填時には、レンズ鏡筒
が後退位置を越えてさらに後退した沈胴位置まで移動さ
れるようにしたので、シート状の記録媒体に用いながら
コンパクト化を図ることができる。
【0074】また、モノシートタイプのインスタントフ
イルムに露光を与えて画像記録を行い、露光済みのイン
スタントフイルムをフイルムパックから送り出し、イン
スタントフイルムをニップして現像液を展開しながらイ
ンスタントフイルムを排出するとともに、フインスタン
トフイルムの送出開始時には少なくともレンズ鏡筒が前
進位置に移動されるようにしたので、シート状の記録媒
体である記録面積が大きいインスタントフイルムを用い
ながらコンパクト化を図ることができる。
【0075】また、レンズ鏡筒に撮影レンズの他にイメ
ージセンサを組み込み、フイルム搬送手段とパック装填
室との間に撮像信号から得られた画像データに基づいて
インスタントフイルムに露光を与えて画像記録を行うプ
リントヘッドを固定して組み込んだので、インスタント
フイルムを用いるプリンタ付きの電子カメラでありなが
らプリントヘッドの移動スペースが不要となりコンパク
ト化を図ることができる。
【0076】また、撮像レンズとイメージセンサを内蔵
したカメラヘッドをカメラボディの前部に撮像光軸方向
に進退自在に設けるとともに、カメラヘッドの後方にパ
ック装填室に装填されたインスタントフイルムに露光を
与えて画像記録を行う光プリンタを設け、沈胴位置では
カメラヘッドをパック装填室の内側まで入り込ませるよ
うにしたので、移動式のプリントヘッドを有する光プリ
ンタを内蔵しながら、コンパクト化を図ることができ
る。
【0077】また、カメラヘッドの後端部をプリントヘ
ッドの移動域まで進出させ、かつパック装填室に入り込
まない中間位置でカメラヘッドを停止させるので、カメ
ラヘッドやインスタントフイルムになんら影響を与える
ことなく、カメラのコンパクト化に寄与できる。また、
フイルムパックの装填を検知してカメラヘッドが沈胴位
置に移動することを禁止するので、カメラヘッドやイン
スタントフイルムになんら影響を与えることなく、カメ
ラのコンパクト化に寄与できる。また、カメラヘッドが
沈胴位置または中間位置にあるときはプリント操作が禁
止されるようにしたので、カメラヘッドやインスタント
フイルムになんら影響を与えることなく、カメラのコン
パクト化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるプリンタ付き電子
スチルカメラの外観を前面側から示す斜視図である。
【図2】プリンタ付き電子スチルカメラの外観を背面側
から示す斜視図である。
【図3】カメラヘッドが後退位置にある状態のプリンタ
付き電子スチルカメラの内部構成を示す断面図である。
【図4】プリンタ付き電子スチルカメラの電気的構成の
概略を示すブロック図である。
【図5】カメラヘッドが沈胴位置にある状態のプリンタ
付き電子スチルカメラの内部構成を示す一部を破断した
部分断面図である。
【図6】プリンタ付き電子スチルカメラの処理の手順を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態の内部構成を示す断面図
である。
【図8】プリントヘッド及びその移動機構の概略を示す
斜視図である。
【図9】第2実施形態の電気的構成の概略を示すブロッ
ク図である。
【図10】第2実施形態のカメラヘッドが中間位置にあ
る状態(A)と沈胴位置にある状態(B)とを示す一部
を破断した部分断面図である。
【図11】手動によりカメラヘッドを移動させる本発明
の第3実施形態を示す説明図である。
【図12】本発明の第4実施形態であるインスタントカ
メラの内部構成を示す断面図である。
【図13】インスタントカメラの電気的構成の概略を示
すブロック図である。
【図14】インスタントカメラのカメラヘッドが後退位
置にある状態(A)と沈胴位置にある状態(B)とを示
す一部を破断した部分断面図である。
【図15】インスタントカメラの処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1,80,101 プリンタ付き電子スチルカメラ 3,88,103,112 カメラヘッド 3a,88a,112a 後端部 4,93,113 レンズ鏡筒 13 インスタントフイルム 14 展開ローラ 17 フイルムパック 22 メモリカード 24 パック装填室 27,81 プリントヘッド 28,86 光プリンタ 34 カメラヘッドモータ 35,108 カメラヘッド移動機構 41,120 システムコントローラ 44 CCD 67 カメラ位置センサ 68 パック検知センサ 69 パック装填蓋検知センサ 102 カメラヘッド移動ノブ 110 インスタントカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/52 G03B 17/52 B 2H106 C 2H112 D 5C022 F 19/02 19/02 27/32 27/32 H G03C 3/00 510 G03C 3/00 510A 510C 510Y 555 555A 555B 555E 599 599B 599C G03D 9/00 G03D 9/00 B H04N 5/225 H04N 5/225 F // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H044 DA03 DC01 DC09 2H054 AA01 BB08 BB11 CD00 2H100 AA31 AA33 BB05 BB06 CC01 CC07 2H101 BB07 BB08 BB09 2H104 AA19 BC04 BC15 BC21 BC22 BC27 BC31 BC35 BC38 BC41 CA01 CC01 CC04 CC06 CC07 CD01 CD05 CD07 CE01 CE03 CE06 2H106 AB04 AB06 BA55 BH00 2H112 AA07 AA11 BA15 BA20 5C022 AA13 AC31 AC42 AC69 AC74 AC77 AC78

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の記録媒体を収納した記録媒体
    パックを用い、この記録媒体パックを装填するパック装
    填室が設けられ、前記記録媒体に撮影レンズを通して得
    られる被写体画像の画像記録を行うカメラにおいて、 前記撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡筒の後端部を、
    前記パック装填室の内部まで入り込ませることを特徴と
    するカメラ。
  2. 【請求項2】 シート状の記録媒体を収納した記録媒体
    パックを用い、この記録媒体パックを装填するパック装
    填室が設けられ、前記記録媒体に撮影レンズを通して得
    られる被写体画像の画像記録を行うカメラにおいて、 前記撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡筒の後端部を、
    前記パック装填室に装填された記録媒体パックの内部ま
    で入り込ませることを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 前記レンズ鏡筒は光軸方向に移動自在で
    あり、その後端部が記録媒体パック内の記録媒体に接す
    るもしくは接する直前の後退位置と記録媒体から離れる
    前進位置との間で移動することを特徴とする請求項2記
    載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体パックの装填の有無を検知
    するセンサを備え、前記記録媒体パックの未装填時に
    は、前記レンズ鏡筒が前記後退位置を越えてさらに後退
    した沈胴位置まで移動されることを特徴とする請求項3
    記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体はモノシートタイプのイン
    スタントフイルム、前記記録媒体パックは、前記インス
    タントフイルムを複数枚積層して収納するフイルムパッ
    クであり、前記インスタントフイルムに露光を与えて画
    像記録を行う記録手段と、露光済みのインスタントフイ
    ルムをフイルムパックから送り出すフイルム送出手段
    と、フイルムパックから送り出されたインスタントフイ
    ルムをニップしてインスタントフイルムの一端部に内包
    された現像液ポッドを押し潰し、現像液をインスタント
    フイルム内に展開しながらインスタントフイルムを外部
    に向けて搬送するフイルム搬送手段とを備え、前記フイ
    ルム送出手段の駆動開始時には少なくともレンズ鏡筒が
    前進位置に移動されることを特徴とする請求項3または
    4記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記レンズ鏡筒には撮影レンズで結像さ
    れた被写体画像を撮像信号に光電変換するイメージセン
    サが組み込まれるとともに、前記フイルム搬送手段とパ
    ック装填室との間には、前記インスタントフイルムの露
    光面と平行でかつ搬送方向と直交する向きに長手方向が
    合わせられ、前記インスタントフイルムの搬送に同期し
    てインスタントフイルムに前記撮像信号から得られた画
    像データに基づいて露光を与えて画像記録を行うライン
    状のプリントヘッドが固定して組み込まれていることを
    特徴とする請求項5記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 撮像レンズ及び撮像レンズで結像された
    被写体画像を撮像信号に変換するイメージセンサを内蔵
    し、カメラボディの前部に撮像光軸方向に進退自在に設
    けられたカメラヘッドと、このカメラヘッドの後方に設
    けられ、インスタントフイルムを収納したフイルムパッ
    クが装填されるパック装填室と、前記フイルムパックに
    収納されたインスタントフイルムの露光面と平行に、か
    つ撮像光軸とほぼ垂直な面内でプリントヘッドを移動さ
    せながら、前記撮像信号から得られた画像データに基づ
    いてプリントヘッドを駆動してインスタントフイルムに
    露光を与えて画像記録を行う光プリンタと、前記カメラ
    ヘッドの後端部がプリントヘッドの移動域を越えてパッ
    ク装填室の内側に入り込む沈胴位置と、前記カメラヘッ
    ドの後端部がプリントへッドの移動域から離れた前進位
    置との間でカメラヘッドを撮像光軸方向に移動させるカ
    メラヘッド移動機構とを備えたことを特徴とするカメ
    ラ。
  8. 【請求項8】 前記カメラヘッド移動機構は、前記カメ
    ラヘッドの後端部がプリントヘッドの移動域に進出し、
    かつパック装填室に入り込まない中間位置でカメラヘッ
    ドを停止させることを特徴とする請求項7記載のカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 前記フイルムパックの装填を検知するパ
    ック検知スイッチと、このパック検知スイッチからの検
    知信号を受けてカメラヘッド移動機構を制御し、前記カ
    メラヘッドが沈胴位置に移動することを禁止する制御手
    段を備えたことを特徴とする請求項7または8記載のカ
    メラ。
  10. 【請求項10】 前記カメラヘッドが沈胴位置または中
    間位置にあるときにはプリント操作が禁止されることを
    特徴とする請求項7ないし9いずれか記載のカメラ。
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