JP2001287395A - カラープリンタ用発光アレイユニット - Google Patents

カラープリンタ用発光アレイユニット

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JP2001287395A
JP2001287395A JP2000103506A JP2000103506A JP2001287395A JP 2001287395 A JP2001287395 A JP 2001287395A JP 2000103506 A JP2000103506 A JP 2000103506A JP 2000103506 A JP2000103506 A JP 2000103506A JP 2001287395 A JP2001287395 A JP 2001287395A
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light emitting
light
color
emitting element
image
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JP2000103506A
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Tsutomu Kimura
勤 木村
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子アレイからの光の利用効率を高くす
る。 【解決手段】 各有機発光素子アレイ40〜42は、そ
れぞれ微小な有機発光素子が一列に多数配列されてお
り、赤色、緑色,青色の1ライン分の色光を出力する。
各有機発光素子からの色光は、それぞれ対応する赤色,
緑色,青色用レンズ43a〜45aを介してグレーデッ
ド型光ファイバ31aに入射し、インスタントフイルム
に照射される。赤色,緑色,青色用レンズ43a〜45
aは、有機発光素子が形成された透明プレート36に一
体成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料にカラー
画像を露光する際に用いられるカラープリンタ用発光ア
レイユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平11−344772号公報などに
より、感光材料としてインスタントフイルムを用いるカ
ラープリンタが公知である。このカラープリンタでは、
赤色光,緑色光,青色光を発光する素子をライン状に配
列した露光ヘッドが用いられ、インスタントフイルムの
搬送に同期して露光ヘッドを駆動することによりライン
ごとに三色同時露光あるいは三色線順次露光が行われ
る。このような用途に用いられる発光素子としては、L
EDなどのほかに、「月刊ディスプレイ’98 10月
号別冊」(テクノタイムズ社発行)の105頁『有機E
Lディスプレイ』で知られる有機発光素子がある。
【0003】有機発光素子は、透明基板上に誘電体ミラ
ー,透明電極(陽極),発光層を含む少なくとも一層の
有機化合物層及び、金属ミラーとして作用する背面電極
とを順に形成したもので、透明基板を通して色光を射出
する構造となっている。誘電体ミラーと背面電極との間
が微小光共振器(マイクロキャビティ)として作用し、
発光スペクトルの半値幅が小さい鮮やかな色光を得るこ
とができる。このような有機発光素子を用いて三色同時
露光あるいは三色線順次露光でフルカラーの画像記録を
行うには、前記発光層に例えば赤色光,緑色光,青色光
を画素単位で発光する微小な発光素子をそれぞれ色ごと
に配列した三色分の発光素子アレイが形成される。
【0004】こうして製造された発光アレイユニット
は、さらに結像用のレンズアレイと組み合わせて露光ヘ
ッドに組み込まれる。レンズアレイは微小なレンズをラ
イン状に一列に並べたもので、それぞれの発光素子アレ
イからの色光を感光材料上にライン状に結像させる。な
お、感光材料上に3本の色光ラインを一致して結像させ
るほか、互いに平行にしたままずらして結像させてもよ
い。
【0005】また、LEDを発光素子に用いるもので
は、積層した基板上に各色光を発光するLED素子を色
ごとに配列して発光素子アレイが構成される。これらの
発光素子アレイからの色光は、同様に結像用レンズアレ
イを通して感光材料上に結像される。そして、LEDの
発光面側にごみなどが付着することを防ぐために、基板
に透明なカバープレートを固着して密封型の発光アレイ
ユニットとして結像用レンズアレイとともに露光ヘッド
に組み込むことが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】発光アレイユニットか
ら射出される色光を効率的に利用するためには、開口角
が大きくなるように、結像レンズアレイの入射面を発光
素子アレイに接近して配置することが望ましい。ところ
が、発光アレイユニットと結像用レンズアレイとはそれ
ぞれ露光ヘッドの筐体に別々に組み込まれること、そし
て発光素子アレイの発光面は透明基板や透明なカバープ
レートで覆われていることから、結像レンズアレイの入
射面をそれぞれの発光面に充分に接近させることができ
ず、光の利用効率の点では問題があった。
【0007】また、発光アレイユニットと結像レンズア
レイとの間に集光用のレンズアレイを設けて光の利用効
率を改善する手法もあるが、部品点数が増えてコストア
ップになるほか、結像レンズアレイに対して光軸が傾く
と所期の効果が得られないため、その組み立てには高精
度が要求されやはりコストアップの原因となる。
【0008】本発明は上記背景を考慮してなされたもの
で、発光素子アレイの発光面にレンズアレイを近接配置
できるようにして光の利用効率を高め、しかもほとんど
コストアップを生じさせることのないカラープリンタ用
発光アレイユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、発光素子アレイの発光面側に近接して設け
られた透明プレートに、それぞれの発光素子アレイごと
に複数のレンズをライン状に配列したレンズアレイを一
体成形したものである。発光素子が有機発光素子である
場合、有機発光素子が層設される透明基板に前記レンズ
アレイが一体成形される。レンズアレイを構成する複数
のレンズの曲率半径あるいは光軸上厚みを発光素子アレ
イごとに異ならせ、発光アレイユニットに色光ごとの結
像時に発生する軸上色収差を補正する機能をもたせるこ
とも可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を実施したカラープリンタ
を内蔵した電子スチルカメラの正面側の外観を図2に示
す。箱状をしたカメラボディ2の前面に撮影レンズ3,
AE受光窓4,レリーズボタン5が設けられている。撮
影レンズ3の奥には、CCDイメージセンサが配され、
AE受光窓4の奥には受光素子が配されている。受光素
子は、被写体からの光を受光して、被写体輝度に応じた
被写体輝度信号を出力する。レリーズボタン5を押す
と、撮影レンズ3を通して被写体輝度信号に基づいた一
回の撮影が行われる。
【0011】また、カメラボディ2の前面中央には、感
光材料としてのインスタントフイルム6を装填するため
のパック装填蓋7が開閉自在に取付けられている。パッ
ク装填蓋7は、通常は閉じ位置にロックされており、ツ
マミ7aを操作することによって開放される。インスタ
ントフイルム6は、ケースに10枚程度重ねて収納され
たフイルムパックの形態でパック装填室に装填される。
【0012】インスタントフイルム6は、インスタント
カメラ用に市販されているものであって、感光シート、
受像シート、及び現像処理液を内包した現像処理液ポッ
ド6a、余剰の現像処理液を吸収するトラップ部6bを
基本的な構成要素としている。このインスタントフイル
ム6は、図示される露光面6cより感光シートに露光を
与えることによって感光シートに潜像が形成される。露
光後にインスタントフイルム6の内部に現像処理液を展
開しながら感光シートと受像シートとを加圧することに
よって受像シートにポジ画像が転写され、露光面6aと
反対側の面にポジ画像が現れる。
【0013】カメラボディ2の上面には、スリット状の
排出口8が形成され、プリント時には、この排出口8か
ら露光済みのインスタントフイルム6が排出される。排
出口8の奥には一対の展開ローラが設けられており、露
光済みのインスタントフイルム6が一対の展開ローラの
間を通って搬送されるときに現像処理液の展開が行われ
る。
【0014】カメラボディ2の側面には、電池装填室及
びメモリスロットの蓋9が開閉自在に設けられている。
蓋9を開放することにより、電子スチルカメラの電源と
なる電池の交換、及びメモリスロットへのメモリカード
の挿脱を行うことができる。このメモリスロットにメモ
リカードを装着することにより、撮影した被写体画像を
メモリカードに記憶して保存することができる。なお、
通常は、カメラボディ2に予め内蔵されたフラッシュメ
モリに被写体画像が保存される。
【0015】図3に示すように、カメラボディ2の背面
には、LCDパネル11,キー操作部12等が設けられ
ている。LCDパネル11は、撮影レンズ3を通して撮
影される被写体画像をリアルタイムで表示するいわゆる
電子ビューファインダを構成するとともに、各種メモリ
から読み出した画像データの再生等に使用される。キー
操作部12は、これを操作することにより、プリント時
のコマ選択,プリント指示,画像データの消去等を行う
ことができる。
【0016】図4に、電子スチルカメラに内蔵されたプ
リント装置(カラープリンタ)と、フイルムパックを示
す。フイルムパック14は、前述のようにケース15
と、このケース15に収納された10枚程度のインスタ
ントフイルム6からなる。ケース15には、インスタン
トフイルム6に露光を行うための開口15a,露光済み
のインスタントフイルム6をケース15より押し出すク
ロー16を進入させるための切欠き15b,この切欠き
15bと反対側の端部に設けられ、インスタントフイル
ム6をケース外に送り出すためのスリット(図示省略)
等が設けられている。インスタントフイルム6は、露光
面6cを開口15a側に向けた姿勢でケース15内に収
納されている。
【0017】プリント装置は、露光ヘッド20,ヘッド
移動機構21,インスタントフイルム6を排出口8から
排出するための排出機構等から構成されており、これら
はパック装填室内に配されている。露光ヘッド20は、
その筐体20aの長手方向がインスタントフイルム6の
排出方向に直交した主走査方向(矢線M方向)に沿うよ
うに配されている。
【0018】露光ヘッド20は、その一端がヘッド移動
機構21に取り付けられ、他端が排出方向と平行に長く
設けられたガイド軸22にスライド自在に取り付けられ
ている。ヘッド移動機構21は、走査用モータ23(図
9参照)の回転により露光ヘッド20を主走査方向と直
交する副走査方向(矢線S方向)に移動する。露光時に
は、露光ヘッド20は、図示される記録開始位置から排
出方向と反対の向きで副走査方向に1ライン分ずつステ
ップ移動され、ケース15の切欠き15b側の記録終了
位置まで移動する。この副走査方向への1回の移動中
に、露光ヘッド20は、インスタントフイルム6に赤色
光、緑色光,青色光を同時に照射してカラー画像を1ラ
インずつ露光する。
【0019】展開ローラ24は、カラー画像の露光後に
インスタントフイルム6を排出口8から外部に送りだす
方向に回転される。また、カラー画像の露光後には、ク
ロー16が切欠き15bよりケース15内に進入し、露
光済みのインスタントフイルム6をケース15より展開
ローラ24に向けて押し出す。展開ローラ24及びクロ
ー16は、それぞれ排出用モータ25(図9参照)で駆
動される。
【0020】これにより、露光済みのインスタントフイ
ルム6は、現像処理液ポッド6a側から回転中の展開ロ
ーラ24に送り込まれ、この展開ローラ24の回転で排
出口8より排出される。そして、インスタントフイルム
6は、現像処理液ポッド6aが展開ローラ24を通る間
に裂開されて、現像処理液がインスタントフイルム6の
内部に展開されるとともに、感光シートと受像シートと
が密着するように加圧される。
【0021】上記のクロー16,展開ローラ24等で排
出機構が構成されているが、この排出機構の構成は、従
来のインスタントカメラに用いられているものと同じで
よく、その機能も全く同一である。
【0022】図5に露光ヘッド20の構成を示す。露光
ヘッド20の筐体20a内には、発光アレイユニット3
0と結像用レンズアレイ31とからなる光源部32と、
ミラー33とが設けられている。発光アレイユニット3
0からは赤色,緑色,青色のそれぞれについて1ライン
分の色光が出力される。この発光アレイユニット30か
らの各色光は、結像用レンズアレイ31を通ってミラー
33に入射し、ミラー33で光路が折り曲げられてイン
スタントフイルム6に照射されるが、ミラー33で光路
を折り曲げずに、結像用レンズアレイ31から射出され
る各色光を直接にインスタントフイルム6に照射しても
よい。なお、図5では、露光ヘッド20の筐体20a
と、発光アレイユニット30及び結像用レンズアレイ3
1を組み付けたケースとを省略して描いてある。
【0023】光源部32の断面を示す図1において、光
源部32は、発光アレイユニット30と結像用レンズア
レイ31とがケース35に一体に組み付けられている。
発光アレイユニット30は、透明プレート36と、この
透明プレート36を基板にして、その背面側に形成され
たそれぞれ1列分ずつの赤色有機発光素子(有機EL素
子)アレイ40,緑色有機発光素子アレイ41,青色有
機発光素子アレイ42とからなる。透明プレート36に
は、その前面に赤色用レンズアレイ43,緑色用レンズ
アレイ44,青色用レンズアレイ45がそれぞれ1列分
ずつ一体成形されている
【0024】図6に示すように、各有機発光素子アレイ
40〜42は、それぞれ微小な有機発光素子40a〜4
2aが一定のピッチで主走査方向に一列に多数配列され
ている。赤色有機発光素子40aは赤色光を,緑色有機
発光素子41aは緑色光を、青色有機発光素子42aは
青色光をそれぞれ透明プレート36側から出力する。1
個の有機発光素子は、露光する画像の1画素に対応して
おり、記録する画素の濃度に応じてその発光時間が制御
される。この例では、各有機発光素子は、その1辺のサ
イズが100μmとされており、有機発光素子アレイ4
0〜42は、それぞれ480個の有機発光素子からな
る。なお。図6では透明プレート36を省略してある。
【0025】有機発光素子は、図7に示すように、ガラ
スやプラスチック等の透明基板上に透明電極(陽極)と
有機化合物層と金属ミラーとして作用する陰極とを順に
積層した構成となっており、透明基板を通して光を射出
する。透明電極としては、例えば酸化錫、酸化錫インジ
ウム(ITO)、酸化亜鉛インジウムなど用いられる。
また、有機化合物層及び陰極は、出力すべき色光によっ
て層構造及び層の構成素材が変わるが、例えば有機化合
物層は、図示されるようにホール輸送層,発光層,電子
輸送層で構成され、陰極としては、Mg−ALあるいは
Ca層とAgあるいはAl層とからなる。なお、上記の
有機発光素子の層構造、層の構成素材は一例であり、そ
の他の層構造、層の構成素材を用いた有機発光素子を用
いることができる。
【0026】本発明では、上記のように構成される有機
発光素子の透明基板としての透明プレート36に、赤色
用レンズアレイ43,緑色用レンズアレイ44,青色用
レンズアレイ45を一体に設けている。
【0027】図8に示すように、透明プレート36の前
面に設けられた赤色用レンズアレイ43は、複数の微小
な赤色用レンズ43aが1列に配列されている。赤色用
レンズ43aは、赤色発光素子40aごとに設けられて
おり、各赤色発光素子40aからの赤色光は、それぞれ
対応する赤色用レンズ43aを介して結像用レンズアレ
イ31に向けて射出される。
【0028】同様に、緑色用レンズアレイ44は、複数
の緑色用レンズ44aからなり、各緑発光素子41aか
らの緑色光は、それぞれ対応する緑色用レンズ44aを
介して射出され、青色用レンズアレイ45は、複数の青
色用レンズ45aからなり、各緑発光素子42aからの
緑色光は、それぞれ対応する青色用レンズ45aを介し
て射出される。
【0029】図5に示されるように、結像用レンズアレ
イ31は、複数本のグレーデッド型光ファイバ(一般に
はセルフォックレンズ(商品名)と呼ばれる)31aを
主走査方向に並べてユニット化したものである。
【0030】図1に示されるように、各グレーデッド型
光ファイバ31aは、その一方の端部が各色用レンズ4
3a〜45a対面している。そして、各グレーデッド型
光ファイバ31aには、それぞれ各色用レンズ43a〜
45aから射出された赤色光,緑色光,青色光が少なく
とも1本ずつ入射する。
【0031】なお、この例ではグレーデッド型光ファイ
バ31aの本数が各色用レンズアレイ43〜45を構成
するレンズの個数よりも少なくされており、1本のグレ
ーデッド型光ファイバ31aに赤色光,緑色光,青色光
がそれぞれ複数本ずつ入射する。もちろん、1本のグレ
ーデッド型光ファイバ31aに赤色光,緑色光,青色光
がそれぞれ1本ずつ入射するようにしてもよい。また、
グレーデッド型光ファイバ31aの代わりに、通常のレ
ンズを用いてもよい。
【0032】グレーデッド型光ファイバ31aに入射す
る赤色光,緑色光,青色光は、このグレーデッド型光フ
ァイバ31aによってインスタントフイルム6上に結像
される。これにより、赤色,緑色,青色のそれぞれ1ラ
イン分の画素がインスタントフイルム6にそれぞれ露光
される。
【0033】中央の各緑色用レンズ44aは、その光軸
が対応する緑色有機発光素子41の中心を通るように配
されている。また、図1中で緑色用レンズ44aの上下
に配された各赤色用レンズ43a及び各青色用レンズ4
5aは、その光軸が対応する赤色及び青色有機発光素子
40a,42aの中心から緑色有機発光素子41a側に
僅かに寄った位置を通るように配されている。これによ
り、図1中で上下方向に並んだ3個の各色用レンズ43
a〜44aから射出された各色光を、結像用レンズアレ
イ31を介してインスタントフイルム6上の1点に結像
させる。したがって、光源部33からの赤色,緑色,青
色のそれぞれ1ライン分の色光は、インスタントフイル
ム6上で主走査方向に伸びた1本のラインとして照射さ
れる。
【0034】上記の各色用レンズ43a〜45aは、グ
レーデッド型光ファイバ31aと協同して各色光をイン
スタントフイルム6に結像させるための機能を有すると
とも、各有機発光素子からの色光を効率的に集光してグ
レーデッド型光ファイバ31aに入射させる機能を有す
る。各色用レンズ43a〜45aは、上記のように有機
発光素子を形成した透明プレート36に設けることで有
機発光素子に十分に接近させて、開口角が十分に大きく
されている。これにより、有機発光素子からの光のほと
んどが各色用レンズ43a〜45aに入射し、集光され
てグレーデッド型光ファイバ31aに入射する。
【0035】また、グレーデッド型光ファイバ31a
は、赤色光の結像位置が緑色光の結像位置よりも後側に
なり、また青色光の結像位置が緑色光の結像位置よりも
手前になるようにして、通常の球面レンズと同様に軸上
色収差が発生する。このため、この例では、各色用レン
ズ43a〜45aにグレーデッド型光ファイバ31aの
軸上色収差を補正する機能を持たせている。そして、こ
の軸上色収差を補正するために各色用レンズ43a〜4
5aは、対応する発光素子アレイの色光に応じて曲率半
径が異なったものとされている。具体的には、各レンズ
43a〜45aは、対応する色光の波長が短いほど曲率
半径が大きくされる。
【0036】例えば最も波長の長い赤色用レンズ43a
の曲率半径を最初に適当に決定し、この赤色光のグレー
デッド型光ファイバ31aによる結像面をプリント装置
の結像面、すなわちインスタントフイルム6の位置とす
る。そして、このインスタントフイルム6の位置に緑色
光及び青色光の結像面が一致するように、緑色用レンズ
44aの曲率半径が赤色用レンズ43aよりも大きくさ
れ、また青色用レンズ45aの曲率半径が緑色用レンズ
44aよりも大きくされる。
【0037】なお、各色用レンズ43a〜45aの曲率
半径を決める際には、有機発光素子から出力される光の
波長、透明プレート36の材質に応じた屈折率、グレー
デッド型光ファイバ31の特性等を考慮して決められ
る。
【0038】上記のような各種機能を各色用レンズ43
a〜45aは、有機発光素子を形成する基板としての透
明プレート36に一体成形してあるから、部品点数が増
加することもなく、また各色用レンズ43a〜45aの
光軸の調整も不要である。
【0039】上記電子スチルカメラの電気的な構成の概
略を図9に示す。システムコントローラ50は、CP
U,ROM,RAM等から構成されており、ROMに書
き込まれたプログラムにしたがって、電子スチルカメラ
の各部を制御する。
【0040】撮影レンズ3の背後にCCDイメージセン
サ51が配置されており、CCDイメージセンサ51の
受光エリアには被写体画像が撮影レンズ3で結像され
る。このCCDイメージセンサ51は、CCDドライバ
52で駆動され、光学的な被写体画像を電気的な撮像信
号に変換して出力する。
【0041】CCDイメージセンサ51の電荷蓄積時間
は、AE受光窓4の奥に配された受光素子からの被写体
輝度信号に応じて自動調節される。なお、電荷蓄積時間
をアンプ53からのフィードバックに基づいて自動調節
してもよい。また、この例では、撮影レンズ3のピント
合わせが不要なパンフォーカスタイプとなっているが、
測距装置を設けてオートフォーカスとしたり、手動でピ
ント合わせを行うようにしてもよい。
【0042】CCDイメージセンサ51の受光面には
R,G,Bの微小なマイクロカラーフィルタがマトリク
ス状に配列され、色ごとにシリアルに出力される撮影信
号はアンプ53で適当なレベルに増幅された後、A/D
変換器54によってデジタル変換されて赤色,緑色、青
色の各画像データとされる。
【0043】データ処理回路55は、画像データに対し
てホワイトバランス調節、ガンマ補正などの各種データ
処理を行う。撮影時では、データ処理回路55にはA/
D変換器54からの画像データが入力され、このデータ
処理回路55で必要な処理が行われた1画像分の画像デ
ータが次々にLCDドライバ56に送られる。これによ
り、LCDパネル11には撮影中の被写体画像が動画と
して表示されるようになる。
【0044】レリーズボタン5が押圧操作された際に
は、その時点におけるデータ処理回路55からの1画像
分の画像データがシステムコントローラ50を介してワ
ークメモリ57に書き込まれた後に、フラッシュメモリ
58に書き込まれて保存される。なお、記憶媒体として
メモリカードを選択していれば、メモリスロットに装着
したメモリカードに画像を保存することができる。ま
た、同時プリントモードを選択している場合には、書き
込み完了後にワークメモリ57から画像データが読み出
されてインスタントフイルム6へのプリントが行われ
る。
【0045】再生時には、フラッシュメモリ58または
メモリカードから読み出された1画像分の画像データが
ワークメモリ57に書き込まれる。そして、このワーク
メモリ57から読み出された画像データがLCDドライ
バ56に送られることによってLCDパネル11に画像
が表示される。再生時に画像が表示された状態でプリン
トの指示を行えば、この画像の画像データがワークメモ
リ57から読み出されて、インスタントフイルム6への
プリントが行われる。
【0046】入力部59は、レリーズボタン5,キー操
作部12等からなり、これらの操作に応じた信号は、I
/Oポート60を介してシステムコントローラ50に入
力される。システムコントローラ50は、この入力信号
に応じて、各種の処理、制御を行う。外部接続端子群6
1は、メモリカードを装着するメモリスロットや外部の
コンピュータと接続するためのコネクタ等からなり、I
/Oポート60を介してメモリカードやコンピュータと
の間でデータの入出力を行うことができる。
【0047】プリント装置は、前述の露光ヘッド20,
走査用モータ23,排出用モータ25等の他に、ライン
メモリ65,ヘッドドライバ66,モータドライバ67
等を有する。プリント時には、ワークメモリ57から各
色の画像データがそれぞれ1ラインずつ読み出されてラ
インメモリ65に書き込まれる。ヘッドドライバ66
は、システムコントローラ50の指令により、ラインメ
モリ65の画像データに基づいて露光ヘッド20を駆動
する。このときにヘッドドライバ66は、画像データに
基づいて、有機発光素子アレイ40〜42を構成してい
る各有機発光素子40a〜42aの個々の発光時間を制
御する。
【0048】モータドライバ67は、走査用モータ23
と排出用モータ25とを駆動する。走査用モータ23が
回転することによって、前述のように露光ヘッド20が
副走査方向に移動する。また、排出用モータ25によっ
て、展開ローラ24とクロー16とが駆動される。な
お、クロー16は、露光完了毎に1回だけ往復動され
る。
【0049】EEPROM68には、電子スチルカメラ
を所定のシーケンスにしたがって作動させたときに、シ
ステムコントローラ50によって参照される各種の調整
データが予め格納されている。調整データは、例えばプ
リントを行うときの色ごとの補正データなどがあり、電
子スチルカメラの組み立て完了後の検査工程で一台ごと
に調べられて書き込まれる。
【0050】次に上記構成の作用について説明する。キ
ー操作部12を操作して、メインスイッチをONとし、
また撮影モードまたは再生モードを選択する。メインス
イッチをONとすると、システムコントローラ50によ
って、撮影モードであるか再生モードであるかのモード
確認が行われ、いずれかのモードとなる。なお、どちら
のモードとなった後でもキー操作部12を操作すれば、
再生モードから撮影モード、あるいは撮影モードから再
生モードに随時切り換えることができる。撮影モードを
選択した場合には、必要に応じて同時プリントモードを
選択する。
【0051】撮影モード下では、これまでの電子スチル
カメラと同様、CCDイメージセンサ51が撮影した被
写体画像の画像データが連続的にデータ処理回路55に
送られ、処理済みの画像データがLCDドライバ56に
送られる。これにより、撮影中の被写体画像が動画とし
てLCDパネル11に表示される。
【0052】撮影者は、LCDパネル11を観察しなが
らフレーミングを決定し、レリーズボタン5を押圧す
る。すると、その時点で得られる1フレーム分の被写体
画像の画像データがいったんワークメモリ57に書き込
まれてからフラッシュメモリ58に書き込まれる。もち
ろん、保存先としてメモリカードを選択していれば、こ
のメモリカードに画像データが保存される。同時プリン
トモードが選択されている場合には、画像データの保存
完了直後にプリント処理が行われる。
【0053】再生モード下では、キー操作部12の操作
により、フラッシュメモリ58またはメモリカードに記
憶されている画像の中から任意の画像を選択すれば、そ
の画像データがワークメモリ57に書き込まれる。そし
て、このワークメモリ57から読み出された画像データ
がデータ処理回路55を介してLCDドライバ56に供
給され、LCDパネル11に画像表示が行われる。
【0054】再生モードから画像をプリントする場合に
は、プリントすべき画像をLCDパネル11に表示した
状態で、キー操作部12を操作してプリントの指示を行
う。このプリント指示により、表示中の画像の画像デー
タがワークメモリ57から読み出されてプリント処理が
行われる。
【0055】プリント処理では、システムコントローラ
50は、図示せぬフォトセンサなどにより、露光ヘッド
20が記録開始位置にあることを確認した後に、ワーク
メモリ57にアクセスして赤色、緑色,青色の画像デー
タをそれぞれ1ライン分ずつ順次に読み出して、ライン
メモリ65に転送する。
【0056】システムコントローラ50は、最初にワー
クメモリ57から第1ラインの各色画像データを1ライ
ン分読み出し、これをラインメモリ65に転送する。こ
の後にラインメモリ65に格納された各色画像データが
ヘッドドライバ66によって読み出される。そして、こ
のヘッドドライバ66によって、各々の有機発光素子ア
レイ40〜42が駆動される
【0057】これにより、各赤色有機発光素子40a
は、対応する第1ラインの赤色画像データに応じた発光
時間で発光して赤色光を出力する。また、各緑色有機発
光素子41aは、対応する第1ラインの緑色画像データ
に応じた発光時間で発光して緑色光を出力する。さら
に、各青色有機発光素子42aは、対応する第1ライン
の青色画像データに応じた発光時間で発光して青色光を
出力する。
【0058】各赤色有機素子40aから出力された赤色
光は、それぞれ対応する赤色用レンズ43a,グレーデ
ッド型光ファイバ31aを介してミラー33に入射し、
このミラー33で光路が折り曲げられてインスタントフ
ィルム6の露光面6aに照射される。同様に、各緑色有
機素子41aから出力された緑色光は、緑色用レンズ4
4a,グレーデッド型光ファイバ31a,ミラー33を
介してインスタントフィルム6の露光面6aに照射さ
れ、各青色有機素子42aから出力された青色光は、青
色用レンズ45a,グレーデッド型光ファイバ31a,
ミラー33を介してインスタントフィルム6の露光面6
aに照射される。これにより、それぞれ1ライン分の赤
色光,緑色光,青色光で第1ラインがインスタントフイ
ルム6に露光される。
【0059】各有機素子40a〜42aから出力される
色光は、各有機素子40a〜42aに近接して配された
各色用レンズ43a〜45aによって集光されるから光
の無駄がない。また、インスタントフイルム6に入射す
る各色光は、対応する色に応じて曲率半径が決められた
各色用レンズ43a〜45aを通して結像用レンズアレ
イ31に入射されるから、各色光の結像用レンズアレイ
31による結像位置はインスタントフイルム6a上とな
る。したがって、軸上色収差が発生することはない。
【0060】第1ラインの露光完了後に、走査用モータ
23が回転されて、露光ヘッド20が副走査方向に1ラ
イン分だけ移動される。また、この移動中に、ワークメ
モリ57から第2ラインの各色画像データが1ライン分
読み出されて、ラインメモリ65に書き込まれる。
【0061】露光ヘッド20の移動完了後に、ヘッドド
ライバ66によって、ラインメモリ65から第2ライン
の各色画像データが読み出され、上記と同じ手順で有機
発光素子アレイ40〜42が駆動され、赤色光,緑色
光,青色光による第2ラインの露光がインスタントフイ
ルム6に行われる。以降、同様にして、露光ヘッド20
を副走査方向に移動しながら、最終ラインまでを露光す
る。
【0062】こうして最終ラインの露光が完了すると、
露光ヘッド20が記録開始位置に戻される。また、露光
ヘッド20が記録開始位置に移動を開始すると、排出処
理が行われる。この排出処理では、排出用モータ25が
回転を開始することによって、クロー16が切欠き15
bからケース15内に進入し、露光済みのインスタント
フイルム6をケース15から押し出す。また、展開ロー
ラ24が回転を開始する。
【0063】クロー16で押し出されたインスタントフ
イルム6の一端が一対の展開ローラ24の間に入り込む
と、以後は展開ローラ24の回転によってインスタント
フイルム6が排出方向に搬送されて排出口8から排出さ
れる。クロー16は、その移動ストロークの終端まで移
動すると元の位置に戻って停止する。
【0064】排出完了後から1分〜数分経過すると、被
写体画像がポジ画像として受像シートに定着され、プリ
ントを指示した時点でLCDパネル11に表示されてい
た画像、あるいは撮影された画像のプリント写真が得ら
れる。こうして得られるプリント写真は、各色用レンズ
43a〜45aで結像用レンズアレイ31の軸上色収差
の補正を行っているから、色にじみのない高画質となっ
ている。
【0065】また、上記のように有機発光素子40a〜
42aからの色光の利用効率を高くして露光を行ってい
るから、例えば電源としての電池の電力消費を低減しな
がら十分な露光量を得ることが可能となる。
【0066】図10は、有機発光素子の代わりに、LE
D素子を用いた例を示すものである。なお、以下に説明
する他は、上記実施形態と同様であり、同じものには同
じ構符号を付して、その説明を省略する。
【0067】基板70上には、赤色LED素子アレイ7
1,緑色LED素子アレイ72,青色LED素子アレイ
73がそれぞれ1列分づつ形成されている。各LED素
子71a〜73aの発光面側にごみなどが付着すること
を防ぐために、基板70には透明なカバープレート75
が固着されている。これら基板70,各LED素子アレ
イ71〜73,カバープレート75によって発光アレイ
ユニット76が構成される。
【0068】赤色LED素子アレイ71は、赤色光を出
力する複数個の赤色LED素子71aが1列に配列され
ている。同様に、緑色LED素子アレイ72は、緑色光
を出力する複数個の緑色LED素子72aが1列に配列
され、青色LED素子アレイ73は、緑色光を出力する
複数個の青色LED素子73aが1列に配列されてい
る。カバープレート75には、それぞれのLED素子ア
レイごとに複数のレンズ77a〜79aをライン状に配
列したレンズアレイ77〜79が一体成形されている。
【0069】このように、発光素子としてLED素子を
用いる場合には、ごみなどが付着することを防ぐカバー
プレート75にレンズアレイ76〜78を一体に設けれ
ば、部品点数が増加させることなく、発光面にレンズア
レイを近接配置できるので光の利用効率を高めることが
できる。もちろん、この場合にも、レンズ77a〜79
aに軸上色収差の機能を持たせることができる。
【0070】上記各実施形態では、3色の色光で同じラ
インを同時に露光したが、各色光で記録するラインをず
らしてもよい。この場合には、各色の有機発光素子の間
隔と、各色用レンズの間隔を同じにすればよい。また、
1色ずつ画像を露光するようにしてもよい。この場合に
は、露光ヘッドを複数回、副走査方向に移動すればよ
い。さらに、露光ヘッドを固定しておき、インスタント
フイルムの排出時の移動に同期させて露光ヘッドを駆動
し、3色の色光でカラー画像を露光してもよい。
【0071】上記では、カラープリンタを電子スチルカ
メラに内蔵した例について説明したが、独立したカラー
プリンタに用いられる発光アレイユニットにも本発明を
利用できる。さらに、感光材料としてインスタントフイ
ルムを用いた場合について説明したが、この他の感光材
料を用いるカラープリンタにも利用できる。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、発光素子アレイの発光面側に近接して設けられた
透明プレートにレンズアレイを一体成形したから、コス
トアップを生じさせることなく、発光素子アレイの発光
面にレンズアレイを近接配置できるようにして光の利用
効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光源部の構成を示す断面図である。
【図2】本発明を実施したカラープリンタを内蔵した電
子スチルカメラの正面側の斜視図である。
【図3】電子スチルカメラの背面側の斜視図である。
【図4】プリント装置とフイルムパックを示す斜視図で
ある。
【図5】露光ヘッドの構成を示す斜視図である。
【図6】発光アレイユニットを示す説明図である。
【図7】有機発光素子の層構造の一例を示す説明図であ
る。
【図8】レンズが形成された透明プレートを示す斜視図
である。
【図9】電子スチルカメラの電気的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】発光素子としてLED素子を用いた例を示す
ものである。
【符号の説明】
6 インスタントフイルム 35 発光アレイユニット 40〜42 有機発光素子アレイ 40a〜42a 有機発光素子 43〜45 レンズアレイ 43a〜45a レンズ 31 結像用レンズアレイ 31a グレーデッド型光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 362 Fターム(参考) 2C162 AE12 AE23 AE28 FA04 FA16 FA34 FA44 FA50 5G435 AA03 AA04 AA17 AA18 BB05 BB17 CC09 CC12 DD04 DD09 DD11 EE02 EE13 FF03 FF08 GG02 GG23 GG26 GG27 GG28 HH02 KK05 LL14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに発色が異なる複数の発光素子を色
    ごとに配列した複数列の発光素子アレイの発光面側に近
    接して透明プレートが設けられ、この透明プレートを通
    して射出する色光を結像用レンズに入射させるカラープ
    リンタ用発光アレイユニットにおいて、 前記透明プレートに、それぞれの発光素子アレイごとに
    複数のレンズをライン状に配列したレンズアレイを一体
    成形したことを特徴とするカラープリンタ用発光アレイ
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記発光素子は、透明プレートを基板に
    して形成された有機発光素子であることを特徴とする請
    求項1記載のカラープリンタ用発光アレイユニット。
  3. 【請求項3】 前記複数のレンズは、対応する発光素子
    アレイの色光に応じて曲率半径が異なっていることを特
    徴とする請求項1又は2記載のカラープリンタ用発光ア
    レイユニット。
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