JP3818563B2 - インスタントプリンタ - Google Patents

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JP3818563B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインスタントプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インスタントカメラに装填して使用されるインスタントフイルムパックが知られている。また、このインスタントフイルムパックを用いて、発光素子を備えたマルチ発光ヘッドによりインスタントフイルムの感光面を露光し、三色面順次記録により、フルカラー画像をプリントすることも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなインスタントフイルムを用いたインスタントプリンタにおいて、三色面順次記録によりフルカラー画像を記録する場合には、マルチ発光ヘッドを少なくとも3回移動する必要があった。このため、フルカラー画像の記録時間が長くなるという問題がある。
【0004】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、フルカラー画像の記録時間を短縮し、かつ、インスタントフイルムの送り速度むらによる濃度むら及び色むらの発生を抑えることができるインスタントプリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、インスタントフイルムを展開ローラの間を通すように送り出しながら、主走査方向と平行なライン状の光を色ごとに発生する発光ヘッドによって、インスタントフイルムの感光面を1プリントサイクルごとに順次に露光し、前記展開ローラによって前記感光面に現像液を展開させて現像転写しポジ像を得るインスタントプリンタにおいて、前記インスタントフイルムの送り速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段によって検出された送り速度に応じて前記発光ヘッドの発光タイミングを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、画像データに応じて決まる前記発光ヘッドの発光時間を、一定数に分割して、前記送り速度に応じて決まる1プリントサイクルに均等に分散させる構成にしてある。
【0006】
前記速度検出手段は、前記インスタントフイルム上に送り方向に沿って一定ピッチでマークが配置されてなる速度検出用トラックに対して赤外線を投光する投光器と、この反射光を受光する受光器と、この受光器の検出信号に基づいて送り速度を求める信号処理回路とからなることが好ましい。
【0007】
前記発光ヘッドは、主走査方向に多数の発光素子を並べた発光素子アレイを複数の色分だけ設け、これらの発光素子アレイを副走査方向に並べたマルチ発光ヘッドで構成されていることが好ましい。また、前記発光ヘッドは、複数の色を個別に発光する発光素子と、これらの発光素子に一方の端面が対面し、主走査方向に延びた細長い透明な光導体と、この光導体の表面にその長手方向に沿って形成された拡散反射層と、この拡散反射層で反射され光導体の長手方向に沿ってライン状に射出される光にドットごとに濃淡を与える液晶アレイと、液晶アレイの濃淡画像をインスタントフイルムに結像させるレンズアレイとから構成してもよい。
【0008】
更に、被写体画像を撮像して撮像信号を出力するイメージセンサ、前記撮像信号をデジタル変換した画像データを記憶するメモリを有する電子撮像部を一体的又は分離可能に備えることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明のインスタントプリンタを内蔵した電子スチルカメラの正面側の外観を示す斜視図である。電子スチルカメラ10は薄型箱状に形成されており、カメラボディ11内に、撮像部とプリンタ部とが配置されている。そして、カメラボディ11には電池室を兼ねたグリップ部12が設けられている。グリップ部12は正面から見て左側に配置されており、内部に電池13(図4参照)が収納されている。
【0010】
カメラボディ11の正面中央部には撮影レンズ14が設けられている。この撮影レンズ14の背後には、CCDイメージセンサを含む撮像部15(図1参照)が設けられている。また、撮影レンズ14の近くにはAE受光部16が設けられている。このAE受光部16からの被写体輝度信号は図示しないAE調節部に送られ、ここで、撮影に際して周知のように自動露光調節がされる。また、グリップ部12の近くでその上部にはシャッタボタン17が設けられている。シャッタボタン17を押すと撮影レンズ14を通して一回の撮像が行われる。なお、必要に応じて、ストロボ発光部や、オートフォーカス装置、ズームレンズ等を設けてもよい。
【0011】
図3に示すように、カメラボディ11の裏面にはパック装填蓋23が設けられている。パック装填蓋23は、ボディ11の下部にヒンジ部24を介して開閉自在に取り付けられている。このパック装填蓋23は通常は閉じ位置にロックされており、図1に示すように、フイルムパック25を装填したり取り出したりするときに、スライドつまみ26を操作することにより開放される。パック装填蓋23の上方で右側にはカウンタ窓27が設けられており、このカウンタ窓27には、インスタントフイルム28の使用枚数が表示される。
【0012】
パック装填蓋23には、液晶表示パネル(LCDパネル)21と操作パネル22とが配置されている。LCDパネル21は、撮影レンズ14を通して撮像される被写体画像をリアルタイムで表示し、いわゆる電子ビューファインダーを構成している。操作パネル22には、撮像/再生のモード切替えキー,コマ選択キー,プリントスタートキー,画像データの消去ボタン,外部機器との間で画像データの入出力を行うための切替えキーなどが設けられている。
【0013】
フイルムパック25は、プラスチック製ケース29と、これに積層して収納される例えば10枚のモノシートタイプのインスタントフイルム28とから構成されており、図示しないバネ板により最上層のインスタントフイルム28がケース29の露光開口29aに位置するように付勢されている。
【0014】
インスタントフイルム28は、本出願人などにより商品化されてすでに広く普及しており、感光シート、受像シート、及び現像処理液を内包したポッド、余剰の現像液を吸収するトラップ部を基本的な構成要素としている。そして、感光シートに露光を与えることによって光化学的に潜像を形成した後、この感光シートと受像シートとを重ね合わせ、その両者間に現像処理液を展開しながら両シートを加圧することによって受像シートにポジ画像が転写される。
【0015】
カメラボディ11内には、フイルムパック25の露光開口29aに位置したインスタントフイルム28にフルカラー画像を記録するプリンタ部30が配置されている。プリンタ部30は、マルチ発光ヘッド31と、フイルム送り出し部32とから構成されており、フイルム送り出し部32によるインスタントフイルム28の送り出しに同期させてマルチ発光ヘッド31を駆動することにより、1回のスキャニングでフルカラー画像がインスタントフイルム28に記録される。
【0016】
更に、このフイルム送りで、展開ローラ33により現像液ポッド28a内の現像液が展開され、現像転写される。この現像転写済みのインスタントフイルム28は、カメラボディ11の上面に配置されたスリット状の排出口35から排出される。展開ローラ33による現像処理液の展開が行われると、その1分〜数分程度の間にインスタントフイルム28上にポジ画像が得られる。
【0017】
図4に示すように、フイルム送り出し部32は、1対の展開ローラ33とその駆動機構34とから構成されている。展開ローラ33及びその駆動機構34は、例えば特開平4−194832号公報などに記載されたように、従来のインスタントカメラに用いられているものと同じでよく、その機能も全く同一である。すなわち、これらは展開モータ36の駆動によりフイルムパック25の中から露光済みのインスタントフイルム28を送り出し、また送り出しながら現像処理液の展開を行うために用いられる。
【0018】
周知のように、駆動機構34はクロー爪及びその移動機構を含む。クロー爪は、展開モータ36の駆動により作動して露光済みのインスタントフイルム28の下端を上方に押し出し、インスタントフイルム28の上端を一対の展開ローラ33の間に送り込む。この時点で展開ローラ33は回転しているから、以後は展開ローラ33によってインスタントフイルム28が上方へと搬送される。
【0019】
展開ローラ33は2本1組で構成され、これらを対向して配置したものであり、図示しないコイルバネの付勢によりインスタントフイルム28を挟んだ状態で回転し、インスタントフイルム28を排出口へ送り出す。インスタントフイルム28の上端部分には周知のように現像処理液を内包したポッド28aが設けられているので、この部分が展開ローラ33を通過することで、ポッド28aが破れて、現像処理液が感光シートと受像シートとの間に展開される。
【0020】
図5に示すように、マルチ発光ヘッド31は、その長手方向(矢印Mで示す主走査方向)がインスタントフイルム28の搬送方向(矢印Sで示す副走査方向)に対して直交するように、フイルムパック25の露光開口25aの上端近くに配置されている。なお、図5中の符号29aは、露光済みのインスタントフイルム28をフイルムパック25の外に送り出すときに前記クロー爪が入り込む切り欠きを示す。
【0021】
図6に、マルチ発光ヘッド31の断面を示す。マルチ発光ヘッド31は、遮光ケース37内に、ヘッド本体38とヘッドドライバ39を配置して構成されている。ヘッド本体38は、ケース40と発光アレイユニット41と微小レンズアレイ42とから構成されており、ケース40内に発光アレイユニット41と微小レンズアレイ42とが紙面に直交する方向(主走査方向)で長く配置されている。発光アレイユニット41は、赤色(R)発光アレイ43と、緑色(G)発光アレイ44と、青色(B)発光アレイ45とから構成されており、これら発光アレイ43〜45は、副走査方向に並べて設けられている。
【0022】
各発光アレイ43〜45は、微小な発光ダイオード(LED)を一列に主走査方向に整列させて構成されている。そして、各発光ダイオードの一個がプリントを行うときの1画素に対応している。これら各発光ダイオードは記録する画素に応じてその発光輝度及び発光時間が制御される。
【0023】
微小レンズアレイ42は、画素ごとのプリント光が他の画素位置まで広がることを防止する。また、微小レンズアレイ42は、R,G,Bの各光をインスタントフイルムの感光面に1ラインで合焦させるように、中央部のG光用セルフォックレンズ42bに対して、両側のR光用及びB光用のセルフォックレンズ42a,42cを傾斜して配置してある。
【0024】
インスタントフイルム28の排出送りにより副走査方向へのスキャニングを行うため、排出送り速度が変動すると露光量や露光密度が変動して濃度むらや色むらが発生する。実際のプリントにおいては、フイルム送り開始から終了までの間でフイルム送り速度が種々の要因で変化する。例えば、フイルムパックのフイルム出口に配置された遮光フラップを通過する際、現像液ポッドを破裂させる際、現像液の展開の際、余剰現像液を吸収するトラップ部の乗り越えの際などの機構的要因や、電池の消耗程度等によって、フイルム送り速度が変動する。これらの送り量変動に起因する濃度むらを無くすために、速度センサ50と速度補正演算部51とが設けてある。
【0025】
速度センサ50は、インスタントフイルム28に転がり接触するローラと、このローラに設けたパルスエンコーダと、信号処理回路とから構成されている。信号処理回路は、パルスの検出間隔を基準クロックに基づき測定することにより、インスタントフイルムの送り速度を検出する。この送り速度信号は、図7に示すように、システムコントローラ52を介して速度補正演算部51に送られる。
【0026】
速度補正演算部51では、先ず、速度センサ50からのインスタントフイルム28の送り速度に基づき発光タイミングを制御するデータを作成し、速度変動にも関わらず画像データに対応した所望の濃度となるようにする。具体的には、発光タイミングを制御するデータを作成し、これをヘッドドライバ39に送る。
【0027】
例えば、図8(A)に示すように、インスタントフイルム28の送り速度Vaが(B)に示す送り速度Vbのように低下したとき(Vb<Va)には、1ラインを記録するための時間(1プリントサイクル時間)PTがPTa<PTbのように長くなる。したがって、これに応じて、画素濃度に対応する露光量としての発光時間を1プリントサイクル中に分散させるようにする。
【0028】
1プリントサイクル時間PTは、画素の濃度に応じて発光ダイオードを発光させる総発光時間T1(=Σt1)と、発光することのない総休止時間T2(=Σt2)とから構成される。総発光時間T1は、1プリントサイクルで偏ることのないように、ほぼ同じ分割発光時間t1に分けられ、これらが分割休止時間t2で分散される。総発光時間T1は、記録する画素の最大濃度と最小濃度との間で変化する。
【0029】
そして、休止間隔t2がフイルム送り速度の変動に伴い変化し、フイルム送り速度が低下すると、(B)に示すように分割休止時間t2b(>t2a)が大きくなる。また、逆にフイルム送り速度が高くなると、(A)に示すように分割休止時間t2aが小さくなる。したがって、ヘッドドライバ39を介して各発光素子が上記のような制御タイミングで発光されるため、速度変動に関わらず、記録される画素の長さや濃度が変動することがなくなる。
【0030】
図7に電子スチルカメラ10の電気的構成の概略を示す。撮影レンズ14の背後にCCDイメージセンサ55が位置しており、撮影レンズ14のピント合わせによりCCDイメージセンサ55の光電面には被写体画像が結像される。CCDドライバ60の駆動により、CCDイメージセンサ55は光学的な被写体画像を電気的な撮像信号に変換して出力する。
【0031】
CCDイメージセンサ55の光電面にはR,G,Bの微小なマイクロカラーフィルタがマトリクス状に配列され、色ごとにシリアルに出力される撮像信号はアンプ61で適当なレベルに増幅された後、A/Dコンバータ62によってデジタル変換される。なお、周知のようにCCDドライバ60の駆動及びA/Dコンバータ62のサンプリングタイミングとの間には同期がとられている。
【0032】
A/Dコンバータ62は撮像信号をデジタル変換して画像データを生成し、これを順次に画像データ処理回路63に入力する。画像データ処理回路63は、入力されてくる画像データに対してホワイトバランス調節、ガンマ補正などの信号処理を行う。画像データ処理回路63は、さらに処理済みの画像データを基に、NTSC方式のコンポジット信号に対応した映像信号を生成し、これをD/Aコンバータ64,アンプ65を経て映像信号用の出力端子66に出力する。
【0033】
したがって、出力端子66に家庭用のテレビジョンを接続すれば、CCDイメージセンサ55で撮像される連続的な画像を観察することができる。アンプ65からの映像信号はLCDドライバ67にも入力される。LCDドライバ67はLCDパネル21を駆動するから、LCDパネル21には被写体画像が連続的に表示されるようになり、LCDパネル21は電子ビューファインダとして利用される。
【0034】
システムコントローラ34は、上記画像データ処理回路63を含め、この電子スチルカメラの電気的な作動を全体的に管理している。システムコントローラ52はI/Oポート68により操作パネル22のキー操作入力部69や外部接続端子群70からの信号を監視し、入力信号に応じた信号処理を行う。
【0035】
フラッシュメモリ71は高速でアクセスが可能なDRAM(Dynamic Random Access Memory)で構成され、画像データ処理回路63から得られた画像データを1画面ごとに記憶し、例えば50画面分の画像データを記憶できる記憶容量をもつ。装飾データメモリ72には、被写体画像を取り囲む画面枠の形状や模様を様々な形態に変える装飾データが予め書き込まれている。
【0036】
なお、この装飾データメモリ72に、被写体画像の一部にキャラクタ,マーク,文字,メッセージなどを合成することができるようなデータを用意しておいてもよい。再生モード時には、フラッシュメモリ71及び装飾データメモリ72から読み出したデータを画像データ処理回路73に転送することによって、これらの画像を合成してLCDパネル21に表示させることができる。
【0037】
ヘッドドライバ39は、システムコントローラ52の指令によりマルチ発光ヘッド31の各発光アレイ43〜45を駆動する。各発光アレイ43〜45には、さらにラインメモリ74から画像データが送られるようになっており、この画像データは各発光アレイ43〜45を構成している発光ダイオードの個々の発光時間の制御に用いられる。EEPROM75には、電子スチルカメラ10を所定のシーケンスにしたがって作動させたときに、システムコントローラ52によって参照される各種の調整データが予め格納されている。
【0038】
これらの調整データは、電子スチルカメラ10の組み立て完了後の検査工程で一台ごとに調節される。こうした調整データには、例えばプリントを行うときの色ごとの補正データなどがある。モータドライバ76は、システムコントローラ52の管理下で展開モータ36の駆動制御を行う。
【0039】
次に、図9のフローチャートを参照しながら本実施形態の電子スチルカメラ10の作用について説明する。操作パネル22に設けられたメインスイッチの投入により電源スイッチがオンとなる。モード確認が行われ、操作パネル22内のモード切替えキーのセット位置によって撮像モード、再生モードのいずれかに分岐する。撮像モード下では、これまでの電子スチルカメラと同様、CCDイメージセンサ55が被写体画像を連続的に撮像し、その画像は電子ビューファインダーとして機能するLCDパネル21に表示される。
【0040】
フレーミングを行ってシャッタボタン17をレリーズ操作すると、その時点でLCDパネル21に表示されていた被写体画像の画像データがフラッシュメモリ71に書き込まれる。撮像モードで使用を繰り返すことにより、フラッシュメモリ71には最大で50画面分の静止画像に関する画像データを記憶させることができる。なお、フラッシュメモリ71の記憶容量に応じて、記憶できる画面数を増減させることができる。
【0041】
フラッシュメモリ71で記憶可能な画面数の撮像を行った後であっても、適宜のコマの画像データを消去すれば新たな撮像で得た画像データを記憶させることができる。これらの処理は、操作パネル22からのキー入力で行うことができ、また外部接続端子群70の出力端子に他の記憶媒体を接続しておけば、外部記憶媒体に新たな撮像で得た画像データを記憶させたり、フラッシュメモリ71から読み出した画像データを転送して記憶させることもできる。
【0042】
再生モード下では、操作パネル22からのキー入力により、フラッシュメモリ71の中から任意の画像データを選択すれば、その画像データが画像データ処理回路63,D/Aコンバータ64,アンプ65を経てLCDドライバ67に供給され、LCDパネル21に画像表示が行われる。また、操作パネル22からのキー入力により、装飾フレームの選択操作が行われているときには、フラッシュメモリ71から読み出された画像データのほかに、装飾データメモリ72から読み出された装飾フレームデータも画像データ処理回路63に転送され、LCDパネル21には被写体画像のほかに装飾フレームも合成して表示される。
【0043】
被写体画像の選択、そして必要に応じて装飾フレームの選択を行った後にプリントキーを操作すると、システムコントローラ52はプリントを開始する。先ず、フラッシュメモリ71にアクセスして、その時点でLCDパネル21に表示されている画像に関する画像データのうち、R,G、Bの各色に相当する画像データを順次に読み出し、これを各色毎のラインメモリ74に転送する。
【0044】
また、モータドライバ76を介して展開モータ36を回転させる。この展開モータ36の回転により、クロー爪によるインスタントフイルム28の送り出しが行われるとともに、展開ローラ33が回転される。クロー爪で押し出されたインスタントフイルム28の上端が一対の展開ローラ33間に入り込み、以後は展開ローラ33の回転によってインスタントフイルム28が搬送され、同時にポッド28aが破れて現像処理液の展開が行われる。クロー爪は、その移動ストロークの終端まで移動すると元の位置に戻って停止する。
【0045】
このように、インスタントフイルム28は、先ずクロー爪による展開ローラ33への送り出しと、この送り出し後の展開ローラ33の回転による送り出しとにより、排出口35から排出される。そして、この排出による送り出しに同期させて発光アレイ43〜45が駆動される。
【0046】
また、速度センサ50によりインスタントフイルム28の送り速度が検知され、この送り速度信号に基づき速度補正演算部51は発光アレイ43〜45の発光時間制御データを速度変化に応じて求め、これをヘッドドライバ39に送る。ヘッドドライバ39は、補正された発光時間制御データに基づき発光アレイ43〜45を駆動する。
【0047】
例えば、速度が低下するとこれに対応して、図8(B)に示すように、分割発光時間t1の間隔である分割休止時間t2bが長くされる。また、速度が速まるとこれに対応して、(A)に示すように、分割休止時間t2aが短くされる。したがって、速度変動が発生しても、1ライン当たりの露光量及び露光密度はほぼ常に一定したものとなり、濃度むらや色むらの発生が抑えられる。以下、同じようにして、インスタントフイルム28の送りに同期して、各ラインの各色画像データが読みだされ、フルカラー画像が1回のインスタントフイルムの送りで露光される。
【0048】
展開ローラ33で搬送されたインスタントフイルム28は、カメラボディ11の排出口35から排出される。1分〜数分経過すると、被写体画像がポジ画像として受像シートに定着され、プリントキーを操作した時点でLCDパネル21に表示されていた被写体画像をハードコピーとして得ることができる。もちろん、装飾フレームが選択されている場合には、装飾フレームで囲まれた内部に被写体画像がプリントされることになる。
【0049】
上記のように、インスタントフイルム28を記録媒体として利用し、光プリンタで画像のハードコピーが作成できるようにすると、サーマルプリンタのように熱エネルギーを要せずに低電力でカラープリントを行うことが可能となり、携帯可能なカメラボディ11に収容できる程度の電源電池でも充分に実用できる。したがって、撮像したその場で簡単に画像のハードコピーが得られるようになる。また、外部接続端子から画像データを入力してこれをプリントすることも可能であるから、同時に携帯型のプリンタとしても利用することができる。
【0050】
上記実施形態では、主走査方向と平行なライン状の光を得るための発光ヘッドとして、多数の発光ダイオードを主走査方向に並べた発光アレイ43〜45を利用したマルチ発光ヘッド31を用いたが、発光ダイオードの代わりに、図10に示すように、白色発光パネル80と、液晶アレイ81とを組み合わせた、発光アレイユニット82を用いてもよい。そして、液晶アレイ81をR,G,Bの三色分81a,81b,81c用意して、液晶アレイ81の液晶セグメントの透過率及び開時間を制御して各画素毎の露光量を制御する。この場合には、発光アレイユニット82からの各光路中に、カラーフイルタ83を配置し、カラーフイルタ83のR透過フイルタ部材83aにより赤色プリント光を得る。また、G透過フイルタ部材83bにより緑色プリント光を、B透過フイルタ部材83cにより青色プリント光を得る。なお、図6に示すものと同一構成部材には同一符号を付して重複した説明を省略している。
【0051】
図10のものはミラー84,85,86,87を用いて、コンパクト化を図っているが、これは図6と同じようにして省略してもよい。また、白色発光パネル80の代わりに、白色蛍光ランプやその他の白色光源を用いてもよい。更には、R,G,Bの各色光を含み、しかもその光量が制御できるような光源、例えば蛍光表示管の発光原理を利用した微小な発光素子を画素ごとにライン状に配列した蛍光光源アレイを用いてもよい。
【0052】
上記実施形態では、各色のセルフォックレンズ42a〜42cを傾斜して配置して微小レンズアレイ42を構成し、これを用いて1ラインに合焦させるようにしたが、この代わりに、図11,図12に示すように、各色のセルフォックレンズ90a〜90cを平面上に並べてなるレンズアレイ90を用いて、各色毎の3ラインとして感光面に合焦させてもよい。
【0053】
図11は白色発光体の発光アレイユニット82を用いたものであり、光路中にR,G,Bのプリント光にするカラーフイルタ83が配置してある。また、図12は、発光ダイオードや、発光体と液晶セグメントの組み合わせによるR,G,Bの発光体アレイ91を配置したものである。これらの実施形態では、各記録ラインに対応する画像データを各発光アレイに送って、色ずれのないようにフルカラー画像を記録する。なお、図11,図12における符号92,93,94,95はミラーを示している。
【0054】
また、発光アレイユニット41,82における各画素毎の露光量の制御は、発光時間の制御の外に、発光量を変化させて行ってもよく、更には、発光量と発光時間との組み合わせで制御してもよい。発光量の制御は、LEDのような直接発光タイプでは電力制御により、液晶セグメントを用いて光量を絞るタイプのものでは透過率を変えることにより行う。
【0055】
図15及び図16に発光ヘッドの他の構成例を示す。基板110に赤色発光ダイオード112R,緑色発光ダイオード112G,青色発光ダイオード112Bが実装され、これらは1ライン分の画像記録を行う間に一個ずつ駆動される。なお、各色の発光ダイオードを複数個ずつ基板110に実装し、これらを色ごとに一斉に駆動させるようにしてもよい。
【0056】
基板110に対し、細長い直方体形状をした光導体113の一方の端面が対面して配置されている。光導体113には、透明なプラスチック又はガラスが用いられており、その長手方向がインスタントフイルム28の搬送方向と直交する向きになっている。光導体113の図中上面に、例えば硫酸バリウムなどの白色の拡散反射剤を塗布した拡散反射層114が設けられている。
【0057】
拡散反射層114は、図示のように基板110に近い側ほど間隔を開けたドットパターンの配列となっており、基板114から一定長さ離れたところからは帯状となり、しかも他端に近くなるにしたがって幅広となっている。拡散反射層14の塗布パターンは図示した例にのみ限られない。例えば、入射端側に近づくほどドットの径を小さくしたり、入射端から他端に向かって幅が漸増する連続した帯状のパターンにすることもできる。なお、拡散反射層114を設ける面は、光導体113の底面あるいはミラー115に対面する側面とは逆側の側面であってもよい。また、この光導体113は、後述するようにその一方の側面が光射出面となるが、入射端を除く他の面から光が漏れることがないように適宜の遮光手段が併用される。
【0058】
光導体113の一方の側面に対面して45°に傾けたライン状のミラー115が設けられている。ミラー115の上方に、液晶ドットセグメントを長手方向に配列した液晶アレイ117と、微小レンズ118aを長手方向に配列したレンズアレイ118が順に配置されている。液晶アレイ117は、1ライン分の画像記録を行う間に、各色の発光ダイオード112R,112G,112Bの駆動に同期して、赤色,緑色,青色の各色画像データに応じてドットごとに透過濃度が変化する。
【0059】
微小レンズ118aは、液晶アレイ117の像を液晶ドットセグメントごとにインスタントフイルム28の感光面に結像させる作用を行う。液晶ドットセグメントは各色画像データによりその透過濃度が可変されるから、結果的に微小レンズ118aはドットごとに濃度が異なる色光でインスタントフイルム28を露光する。なお、微小レンズ118aは表面にレンズ面を成形したものだけでなく、屈折率分散型のセルフォックレンズで構成することも可能である。
【0060】
画像記録に際しては、これまでに述べてきた実施形態と同様、インスタントフイルム28の送りに同期して各ラインの各色画像データが読み出され、赤色発光ダイオード112R,緑色発光ダイオード112G,青色発光ダイオード112Bが順次に駆動され、これに同期して液晶アレイ117が駆動される。それぞれの発光ダイオードから放射された色光は一方の端面から光導体113に入射し、光導体113の内面で全反射を繰り返しながら他方の端面に向かう。
【0061】
光導体113中を内面反射する過程で拡散反射層114に入射した色光の一部はミラー115に向かって拡散反射する。拡散反射面114に入射する色光は、入射端側では光量が大きく、他端側では光量が低下する傾向をもつため、これを補正する目的で拡散反射層114の塗布面積を入射端側では小さく、他端側では大きくしてある。これにより、光導体113の一方の側面からは、光量がほぼ均一となったライン状の色光が射出され、ミラー115に入射する。ミラー115によって反射されたライン状の色光は液晶アレイ117に達し、液晶ドットセグメントごとの透過濃度に対応した光量制御が行われ、レンズアレイ118によりその色光について1ライン分の画像記録が行われることになる。
【0062】
以上に説明してきた実施形態では、インスタントフイルム28の排出速度の検出を転接ローラを用いて検出しているが、その他の速度検出方法を用いて排出速度のむらを検出してもよい。例えば、図13に示すように、微小な一定ピッチでバー96aを配置した速度検出用トラック96をインスタントフイルム97に記録しておき、各バー96aの検出タイミングから排出速度を求めてもよい。この場合には、感光面に露光を与えることがないように、例えば投光器98として赤外線発光器を用い、これの反射光を赤外線受光器99により検出する。そして、この検出信号に基づき信号処理回路100により、各バー96aの検出タイミングからフイルム送り速度を求める。
【0063】
なお、速度検出用トラック96に用いるマークはバー96aに限定されることなく、その他のマークを用いてもよい。また、インスタントフイルムに磁気テープ層を形成し、これに磁気的マークを記録しておき、これを磁気記録ヘッドで読み取ることにより、送り速度を検出してもよい。
【0064】
上記実施形態では、クロー爪及び展開ローラ33によってインスタントフイルム28の排出時にフルカラー画像を記録したが、展開ローラ33による排出のみを用いて、フルカラー画像を記録してもよい。この場合には、展開ローラ33にくわえ込まれた後に、マルチ発光ヘッドを駆動して、フルカラー画像を記録する。そして、展開された現像液の影響を受けることがない範囲で発光アレイユニットを展開ローラ33の近くに配置し、クロー爪による排出時には記録を開始することなく、展開ローラ33による排出時にフルカラー画像の記録を開始する。
【0065】
上記実施形態では、静止画像を撮像する電子スチルカメラに実施したものであるが、この他に、動画像を撮像するデジタルビデオカメラに本発明を実施してもよい。この場合には、動画像の中からプリント対象画像を選択して、これをハードコピーするとよい。
【0066】
上記実施形態ではインスタントプリンタを内蔵した電子スチルカメラに本発明を実施したが、この外に、インスタントプリンタ単体に対しても、本発明を実施してもよく、この場合にも、効率よく3色面順次記録が行えるようになる。また、電子スチルカメラにインスタントプリンタを内蔵させたが、これは電子スチルカメラに着脱自在に取り付けてもよい。
【0067】
また、図14に示すように、本発明のマルチ発光ヘッド31を、撮影レンズ101を備えた通常のインスタントカメラ102のフイルムパック103と展開ローラ104との間に配置して、上記のようにフイルムの送り出しの際にフイルム送りに同期させてデジタルプリントを行うようにしてもよい。この場合にも、フイルムの送り速度の変動を検出する速度センサ105を設け、この速度センサ105に基づき発光タイミングを制御し、速度変動による濃度むらなどの発生を抑える。この場合には、通常のインスタントカメラ102として撮影する外に、他の電子カメラ等で撮像した画像に基づきデジタルプリントが可能になる。更には、このデジタルプリント部を有するインスタントカメラ102に、被写体画像を撮像して撮像信号を出力するイメージセンサ、前記撮像信号をデジタル変換した画像データを記憶するメモリを有する電子撮像部を一体的又は分離可能に設けてもよい。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、主走査方向に色ごとにライン状の光を発する発光ヘッドを展開ローラの近くに配置し、現像転写のためのインスタントフイルムの送り出しの際に、この送りに同期させて前記発光ヘッドを駆動するようにしたから、現像転写のためのフイルム送り出しを利用して、複数色のデジタルプリントが可能になる。しかも、発光ヘッドを副走査方向に移動させる必要がなく、構成が簡単になる。
【0069】
発光ヘッドとして、多数の発光素子を主走査方向に並べたマルチ発光ヘッドを用いた場合には、発光素子の光量制御を行うだけで濃淡画像をプリントすることが可能であり、また、インスタントフイルムの送り速度に応じてマルチ発光ヘッドの発光部の発光量又は発光時間を制御して送り速度むらによる濃度むら及び色むらの発生を抑えることができるため、速度変動が発生しやすい現像液の展開時でも、デジタルプリントが可能になる。
【0070】
さらに、発光素子として白色発光体を用いたり、また拡散反射層を併設した光導体を利用した発光ヘッドを用いると、発光ヘッドの構成が簡単になりローコスト化を図るうえで有利となる。そして、これらの発光ヘッドを用いた場合であっても、インスタントフイルムの送り速度に応じて1ラインごとの光量を制御することができるので、現像液の展開時でも濃度むらや色むらのない適正なデジタルプリントが可能となる。
【0071】
特に、フイルム送り方向に沿って一定ピッチでマークを配置した速度検出用トラックを備えたインタントフイルムを用い、この速度検出用トラックに基づきインスタントフイルムの送り速度を検出することにより、簡単な構成で速度変動を検出することができる。この場合、速度検出用トラックを赤外線を用いて検出することにより、感光面の露光を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインスタントプリンタを内蔵した電子スチルカメラの要部を示す縦断面図である。
【図2】同電子スチルカメラを前側から見た状態を示す斜視図である。
【図3】同電子スチルカメラを後側から見た状態を示す斜視図である。
【図4】カメラボディ内の各機構部のレイアウトを示す説明図である。
【図5】プリント部の概略を示す斜視図である。
【図6】発光アレイユニットを示す断面図である。
【図7】電子スチルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図8】インスタントフイルムの速度変動による発光アレイの発光タイミングを示す説明図である。
【図9】電子スチルカメラの処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】他の実施形態における発光アレイユニットを示す縦断面図である。
【図11】他の実施形態における発光アレイユニットを示す縦断面図である。
【図12】他の実施形態における発光アレイユニットを示す縦断面図である。
【図13】速度検出用トラックを用いて速度変動を検出する他の実施形態の要部を示す概略図である。
【図14】インスタントカメラにプリント部を配置した他の実施形態を示す要部の縦断面図である。
【図15】マルチ発光ヘッドの他の例を示す概略斜視図である。
【図16】図15に示すマルチ発光ヘッドの要部断面図である。
【符号の説明】
10 電子スチルカメラ
11 カメラボディ
14 撮影レンズ
15 撮像部
17 シャッタボタン
25 フイルムパック
28 インスタントフイルム
30 プリンタ部
31 マルチ発光ヘッド
32 送り出し部
33 展開ローラ
35 フイルム排出口
41,82 発光アレイユニット
42 微小レンズアレイ
50 速度センサ
51 発光時間補正部
95 バー
96 速度検出用トラック
113 光導体
114 拡散反射面
115 ミラー
117 液晶アレイ
118 レンズアレイ

Claims (5)

  1. インスタントフイルムを展開ローラの間を通すように送り出しながら、主走査方向と平行なライン状の光を色ごとに発生する発光ヘッドによって、インスタントフイルムの感光面を1プリントサイクルごとに順次に露光し、前記展開ローラによって前記感光面に現像液を展開させて現像転写しポジ像を得るインスタントプリンタにおいて、
    前記インスタントフイルムの送り速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段によって検出された送り速度に応じて前記発光ヘッドの発光タイミングを制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、画像データに応じて決まる前記発光ヘッドの発光時間を、一定数に分割して、前記送り速度に応じて決まる1プリントサイクルに均等に分散させることを特徴とするインスタントプリンタ。
  2. 前記速度検出手段は、前記インスタントフイルム上に送り方向に沿って一定ピッチでマークが配置されてなる速度検出用トラックに対して赤外線を投光する投光器と、この反射光を受光する受光器と、この受光器の検出信号に基づいて送り速度を求める信号処理回路とからなることを特徴とする請求項1記載のインスタントプリンタ。
  3. 前記発光ヘッドは、主走査方向に多数の発光素子を並べた発光素子アレイを複数の色分だけ副走査方向に並べたマルチ発光ヘッドで構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のインスタントプリンタ。
  4. 前記発光ヘッドは、前記複数の色を個別に発光する発光素子と、これらの発光素子に一方の端面が対面し、主走査方向に延びた細長い光導体と、この光導体にその長手方向に沿って形成され、前記一方の端面から光導体に入射した光を拡散反射させる拡散反射層と、この拡散反射層で反射され光導体の長手方向に沿って射出されるライン状の光にドットごとに濃淡を与える液晶アレイと、液晶アレイの濃淡画像をインスタントフイルムに結像させるレンズアレイとからなることを特徴とする請求項1または2記載のインスタントプリンタ。
  5. 被写体画像を撮像して撮像信号を出力するイメージセンサ、前記撮像信号をデジタル変換した画像データを記憶するメモリを有する電子撮像部を一体的又は分離可能に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインスタントプリンタ。
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