JP2975995B2 - Rcスラブ撤去工法 - Google Patents

Rcスラブ撤去工法

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JP2975995B2
JP2975995B2 JP3047486A JP4748691A JP2975995B2 JP 2975995 B2 JP2975995 B2 JP 2975995B2 JP 3047486 A JP3047486 A JP 3047486A JP 4748691 A JP4748691 A JP 4748691A JP 2975995 B2 JP2975995 B2 JP 2975995B2
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hanging jig
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郁男 鈴木
久三 石原
眞 増岡
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一担構築したRCスラ
ブを必要により解体撤去する場合等に好適なRCスラブ
撤去工法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、連続壁の逆打工法を採用し、1
階等の床スラブ,梁は仮設切梁を兼用した為に吹抜部が
全部仮設スラブでRC造にしてある様な場合、この1階
等の仮設乗入れスラブを、後で吹抜部形成のために解体
撤去しなければならないとき、従来は、迅速さの点から
(無騒音の膨脹剤では時間がかかりすぎる。)コンプレ
ッサー等の斫りによっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の打撃破壊による
コンプレッサー等の斫りでは、近隣に対する騒音問題と
通行人に対するほこりの問題が生じ、下部には斫り作業
等のための仮設足場を要し、大量に発生する発生ガラの
処分も煩らわしい等の問題点があった。本発明は、迅速
にほとんど無騒音,無振動で作業でき、ほこりを出すこ
となく、処分の困難な発生ガラを発生させることのない
またはこれに加えて、下部に仮設足場を不要とし得る工
法を提供することを目的としている。
【0004】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明工法においては、RCスラブ上に解体撤去単
位の墨出しをし、当該墨出し線上の所定部位にカッター
切り用のコア抜き並びに当該墨出し線内の所定部位に該
単位を吊持するための吊り治具用コア抜きをし、さら
に、該墨出し線に沿っての落下防止用に一部を残したカ
ッター切り並びに該吊り治具用コアへの吊り治具取付を
し、該吊り治具を介して該解体撤去単位をクレーン吊り
した状態のもとで、前記残余部のカッター切りを行なっ
て、地切りした後、撤去単位を吊り上げ搬出する工程を
繰返す、としたものである。
【0005】前記の吊り治具用コアへの吊り治具取付
は、下部より吊り紐を介した吊り上げ組付にてとり行な
うを良しとする。
【0006】
【作用】上記のように構成された撤去工法によれば、コ
ア抜き,カッター切りによるので、発生する騒音は打撃
斫りに比してはるかに低下し、ほこりもガラの発生も押
えられることとなる。また、吊り治具用コアへの吊り治
具取付を下部よりの吊り紐を介した吊り上げ組付とした
場合には、吊り治具取付のための足場が不要となるの
で、下部には全く仮設足場が不要となる。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1,図2において、先ずRCスラブ1上に解体撤去単
位2,…の墨出し3をする。ここに単位2,…のサイズ
は後述するクレーン吊り、搬出時の好適さから決定され
る。
【0008】当該墨出し3の線上の所定部位(コーナー
等)には、後述する墨出し3線に沿ってなされるカッタ
ー切り用のコア抜き4,…が施こされる。
【0009】また、墨出し3線内の所定部位、つまり単
位2の中央部には、後述する単位2を吊持するための吊
り治具取付用のコア抜き5,…が施こされる。
【0010】該墨出し3線に沿ってはカッター6による
スラブ1切断が行なわれるが、この切断は単位2が落下
することのないように一部を残余してなされる。
【0011】一方、該コア抜き5,…に対しては、吊り
治具7,…を取付る。当該吊り治具7としては、スラブ
1の下面に係止してクレーンの玉掛けワイヤーに連結し
得るものであればよく、例えば図2に示される如く、全
ネジ棒7aの下部に螺着されたダブルナット7bに係止させ
てある板7cを嵌装させたものを、吊り紐8を介してコア
抜き5,…から下部より吊り上げ、スラブ1より突き出
した部にフック付治具7dを嵌装のうえ、ダブルナット7e
で止着し、クレーンの玉掛ワイヤー9の先端のシャック
ル10を該フック付治具7dに組付るとしたものよりなる。
【0012】尚、図示例の如く吊り紐8を介して取付す
る方法によると、別段取付用仮設足場が不要となり、作
業空間利用上有利である。
【0013】叙上の如くクレーン吊りした状態で、前述
した残余部のカッター6切りを行ない地切りする。
【0014】これによって、単位2はスラブ1から分離
されクレーンに宙吊りされるので、搬送のために僅かに
上昇させておいてから、クレーンと共に水平方向に移動
させて撤去する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。R
Cスラブの撤去が、コア抜き,カッター切りでもってな
されるので、迅速であり、ほとんど無騒音,無振動であ
り、発生するほこりも少なく、収集するのが困難なガラ
の発生は無くて済み、コンプレッサーによる斫りに比し
好適である。また、請求項2の発明にあっては、スラブ
下部に吊り治具取付のための仮設足場を設置することが
不必要となるので、作業環境が良好となる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工法の略示説明図である。
【図2】本発明工法における吊り治具取付手順図であ
る。
【0017】
【符号の説明】
1 RCスラブ 2 解体撤去単位 3 墨出し 4 カッター切り用のコア抜き 5 吊り治具取付用のコア抜き 6 カッター 7 吊り治具 7a 全ネジ棒 7b ダブルナット 7c 板 7d フック付治具 7e ダブルナット 8 吊り紐 9 玉掛ワイヤー 10 シャックル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 23/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RCスラブ上に解体撤去単位の墨出しを
    し、当該墨出し線上の所定部位にカッター切り用のコア
    抜き並びに当該墨出し線内の所定部位に該単位を吊持す
    るための吊り治具用コア抜きをし、さらに、該墨出し線
    に沿っての落下防止用に一部を残したカッター切り並び
    に該吊り治具用コアへの吊り治具取付をし、該吊り治具
    を介して該解体撤去単位をクレーン吊りした状態のもと
    で、前記残余部のカッター切りを行なって、地切りした
    後、撤去単位を吊り上げ搬出する工程を繰返すことを特
    徴とするRCスラブ撤去工法。
  2. 【請求項2】 請求項1における吊り治具コアへの吊り
    治具取付を下部よりの吊り紐を介した吊り上げ組付にて
    とり行うとしたことを特徴とするRCスラブ撤去工法。
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