JP2612189B2 - 揚重装置 - Google Patents

揚重装置

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JP2612189B2
JP2612189B2 JP63180382A JP18038288A JP2612189B2 JP 2612189 B2 JP2612189 B2 JP 2612189B2 JP 63180382 A JP63180382 A JP 63180382A JP 18038288 A JP18038288 A JP 18038288A JP 2612189 B2 JP2612189 B2 JP 2612189B2
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JP
Japan
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crane
lifting device
plate
rectangular plate
joist
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孝道 小林
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、仮設床においてクレーン等の揚重施設の設
置面積を十分に確保できない現場に好適な、揚重装置に
関する。
〈従来の技術〉 一般に、道路や歩道の下で工事を行う場合には仮設床
として鋼製の覆工板が用いられる。
そして、各種資材を地下に吊り降ろすには、次の方法
が採られている。
根切りをしない位置に定置したクレーンを用いる方
法。
覆工板上に定置したホイールクレーン又はクレーント
ラックを用いる方法。
地下底面に定置したクレーンを用いる方法。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 上記した従来の資材の吊り降ろしの方法には、次の問
題点がある。
〈イ〉の方法にあっては、敷地に十分余裕があり、し
かもクレーンの作業半径内に仮設床の中心部が位置する
ような工事条件を満たさなければ採用できない。
〈ロ〉の方法の場合は、トラックの乗り入れが不可能
なほど仮設床の面積が狭小であると、採用できない。
〈ハ〉の方法は、躯体に所謂ダメが残るだけでなく、
一般に揚重能力(吊荷重、作業半径、揚程)が小さい。
〈ニ〉および方法は、クレーンを定置するための基
礎工事が必要とされ、この基礎の構築及び解体に多くの
手数と時間がかかる。
〈本発明の目的〉 本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、次のよう
な揚重装置を提供することを目的とする。
〈イ〉仮設床の面積を有効に活用できる揚重装置。
〈ロ〉車両の進入を妨げることなく、資材を円滑に吊り
降ろしできる、揚重装置。
〈ハ〉揚重機の着脱を容易に行える、揚重装置。
〈本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について
説明する。
〈イ〉揚重装置の構成 第1、2図に揚重装置1の一例を示す。
揚重装置1は、クレーン2と、クレーン2を搭載する
矩形板3とよりなる。
以下、各部について詳述する。
〈ロ〉クレーン クレーン2は、公知の起伏式クレーンであり、そのポ
スト21の下端に矩形板3と連結するためのフランジ22が
設けてある。
フランジ22の周縁にはボルト孔が開設してある。
クレーン2は、工事目的に応じた機種を適宜選定して
使用する。
〈ハ〉矩形板 矩形板3は、仮設床の一部を構成する剛性の板体であ
って、その外寸は公知の覆工板6と同形である。
即ち、矩形体3は、平行に配置したH鋼等の応力材31
の上面に鋼板等の被覆板32を取り付けてなる。
そして、被覆板32の中央には、第3図に拡大して示す
ように、クレーン2のフランジ22と同形の台座プレート
33が固定され、又矩形板3の裏面中央には裏当板34が固
定されている。
台座プレート33の板面にはボルト孔が開設されている
と共に、裏当板34の板面にはナット35が固着されてい
る。
台座プレート33のボルト孔及びナット35の形成位置
は、クレーン2のフランジ22のボルト孔と一致する。
台座プレート33の周囲には、第4図に拡大して示すよ
うに矩形板3を貫通して複数の固定金具4が離脱しない
状態に設けられている。
固定金具4は矩形板3を根太5に固定する固定機能
と、矩形板3を吊り上げる際の掛止機能を併有する金具
であり、その構成は矩形板3を貫通する逆T字形のアン
カーボルト41と、アンカーボルト部41の上端に設けたリ
ング部42と、矩形板3の上面から突出するアンカーボル
ト41に螺着するナット43とからなる。
アンカーボルト41の軸長は、ナット43を緩めたとき
に、アンカーボルト41の昇降と回転を許容する寸法とす
る。
尚、第4図中、8はアンカーボルト41と矩形板3の裏
面間に介在した反力板であり、35は補強板である。
〈作用〉 次に前記揚重装置1の使用方法について説明する。
〈イ〉揚重装置のセット(第1、2図) 掘削した地下部に支保工と組み合わせて水平方向に根
太5を構築する。
これらの根太5の上面に公知の覆工板6を敷設して仮
設床を形成する。
この仮設床を構築する際、クレーン2の設置を希望す
る位置の根太5間に、矩形板3を搭載する。次に第4図
に示すように矩形板3に貫通する固定金具4のアンカー
ボルト41の下端を根太5に掛止し、ナット43を締め付け
て、矩形板3を根太5に固定する。
続いて、矩形板3の上面中央にクレーン2を載置し、
通しボルト7を螺着して固定する。
尚、根太5上で揚重装置1を組み立てないで、予め矩
形板3にクレーン2を固定して組み立てた揚重装置1を
根太5間に敷設しても良い。
クレーン2の使用中は、固定金具4が根太5に 〈ロ〉揚重装置の撤去 揚重装置1を撤去したいときは、前記したセット時の
逆の順序で、クレーン2を撤去した後に矩形板3を撤去
する。
又、揚重装置1を解体しないで撤去する場合は、固定
金具4のナット43を緩めてアンカーボルト41の下端を根
太5から外した後に、揚重装置1の全体を他のクレーン
等で吊り上げて撤去する。
揚重装置1を移動する場合も同様の手順で行う。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次の効果が得ら
れる。
〈イ〉比較的大きな設置面積を占めるトラッククレーン
やパワーリーチが不要となるる。
従って、トラッククレーンやパワーリーチを用いる場
合に比較して、仮設床の面積を有効に活用できる。
〈ロ〉揚重装置の設置に必要な面積は、極僅かである。
そのため、仮設床の面積が狭小であっても、車両の進
入の妨げとなることがない。
〈ハ〉揚重装置は、仮設床に直接設置する。
そのため、従来のように別個にクレーンの基礎を設け
る必要がない。
〈ニ〉揚重装置の設置及び撤去が容易である。
〈ホ〉矩形板が覆工板と同形であるから、クレーンを撤
去した矩形板を覆工板として活用できる。
〈ヘ〉揚重装置の移動が簡単である。
【図面の簡単な説明】 第1図:本発明に係る揚重装置の全体側面図 第2図:その部分斜視図 第3図:クレーンの据付部の拡大図 第4図:固定金具の固定状態の部分断面図

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】根太上に覆工板を敷設して構築した仮設床
    の一部に設置する揚重装置であって、 覆工板と同形で、仮設床の一部を構成する矩形板と、 前記矩形板の上面に直接据え付けたクレーンとからな
    り、 前記矩形板の周囲に根太との掛止機能を有する固定金具
    を設け、 前記クレーンの転倒防止反力を前記固定金具を介して根
    太より得られるように構成した、 揚重装置。
JP63180382A 1988-07-21 1988-07-21 揚重装置 Expired - Lifetime JP2612189B2 (ja)

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JPH0233021A JPH0233021A (ja) 1990-02-02
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