JP2969275B2 - 重合体から二重金属シアン化物コンプレックス触媒を採取する方法 - Google Patents
重合体から二重金属シアン化物コンプレックス触媒を採取する方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、触媒として二重金属(double metal)コン
プレツクス(complex)化合物を用いて製造した重合体
生成物の精製に関する。さらに詳しくは、本発明は、次
の重合に再び容易に用いることのできる形で重合体生成
物からの二重金属シアン化物コンプレツクス化合物触媒
の採取に関する。
プレツクス(complex)化合物を用いて製造した重合体
生成物の精製に関する。さらに詳しくは、本発明は、次
の重合に再び容易に用いることのできる形で重合体生成
物からの二重金属シアン化物コンプレツクス化合物触媒
の採取に関する。
二重金属シアン化物化合物は、例えば米国特許第3278
457号明細書に開示しているように、エポキシドの重合
に非常に活性な触媒であることが知られている。それら
は又エポキシド並に他の単量体例えば環状無水物及び二
酸化炭素の重合に用いられる(米国特許第3438043及び4
500704号明細書)。このような触媒は、米国特許第3829
505号明細書に教示しているように、ポリエーテルポリ
オールの製造に特に有用であることが分つた。この方法
で製造されるポリエーテルポリオールは、従来の塩基触
媒による方法を用いて得られるポリオールより低いレベ
ルの不飽和度従つてより高い平均の実際のヒドロキシル
官能度を有する。ポリエーテルポリオールは、ポリウレ
タンフオーム及びエラストマーを含む種々の応用に工業
的に用いられる。
457号明細書に開示しているように、エポキシドの重合
に非常に活性な触媒であることが知られている。それら
は又エポキシド並に他の単量体例えば環状無水物及び二
酸化炭素の重合に用いられる(米国特許第3438043及び4
500704号明細書)。このような触媒は、米国特許第3829
505号明細書に教示しているように、ポリエーテルポリ
オールの製造に特に有用であることが分つた。この方法
で製造されるポリエーテルポリオールは、従来の塩基触
媒による方法を用いて得られるポリオールより低いレベ
ルの不飽和度従つてより高い平均の実際のヒドロキシル
官能度を有する。ポリエーテルポリオールは、ポリウレ
タンフオーム及びエラストマーを含む種々の応用に工業
的に用いられる。
二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の高い活性
(それはこのような触媒を比較的低い濃度で使用させ
る)にもかかわらず、従来の技術は、重合後重合体から
出来る限り多くの触媒を除くことが望ましいことを認め
ている。米国特許第4355188号明細書は、ポリエーテル
ポリオールがイソシアナートと反応するとき残存する触
媒がアロフアナート形成を触媒化しそして又貯蔵中望ま
しくない揮発性の副生物の形成を促進することを教示し
ている。
(それはこのような触媒を比較的低い濃度で使用させ
る)にもかかわらず、従来の技術は、重合後重合体から
出来る限り多くの触媒を除くことが望ましいことを認め
ている。米国特許第4355188号明細書は、ポリエーテル
ポリオールがイソシアナートと反応するとき残存する触
媒がアロフアナート形成を触媒化しそして又貯蔵中望ま
しくない揮発性の副生物の形成を促進することを教示し
ている。
しかしながら、触媒の除去は、重合体中のその溶解度
により複雑である。米国特許第3829505号明細書(6
欄、17〜21行)は、二重金属シアン化物コンプレツクス
触媒が最初重合媒体に不溶であるが、もし重合工程中に
完全に溶解しないならば、非常に良く分散するようにな
ることを教示している。さらに、この文献は、遠心分離
をともなう非粘性溶媒中の重合体生成物の希釈は主な部
分の触媒の除去に無効であることを教えている。従つ
て、重合体から二重金属シアン化物コンプレツクス触媒
を有効に除くために従来の技術で開発されてきた方法
は、すべて重合体生成物の或るタイプの化学的処理を含
む。
により複雑である。米国特許第3829505号明細書(6
欄、17〜21行)は、二重金属シアン化物コンプレツクス
触媒が最初重合媒体に不溶であるが、もし重合工程中に
完全に溶解しないならば、非常に良く分散するようにな
ることを教示している。さらに、この文献は、遠心分離
をともなう非粘性溶媒中の重合体生成物の希釈は主な部
分の触媒の除去に無効であることを教えている。従つ
て、重合体から二重金属シアン化物コンプレツクス触媒
を有効に除くために従来の技術で開発されてきた方法
は、すべて重合体生成物の或るタイプの化学的処理を含
む。
米国特許第4344188号明細書は、残存する触媒の除去
は、粗重合体を強塩基例えばアルカリ金属水酸化物又は
アルカリ金属分散物により処理し次に陰イオン交換樹脂
に重合体を通すことにより達成できることを教えてい
る。
は、粗重合体を強塩基例えばアルカリ金属水酸化物又は
アルカリ金属分散物により処理し次に陰イオン交換樹脂
に重合体を通すことにより達成できることを教えてい
る。
米国特許第4721818号明細書は、触媒の除去は、次に
過により除去できる不溶性物質に二重金属シアン化物
コンプレツクス触媒に転換するように重合体とアルカリ
金属水素化物とを反応させることにより達成されること
を教示している。吸着剤例えばけい酸マグネシウムがす
べての過剰の残存アルカリ金属水素化物を除くために用
いることができる。
過により除去できる不溶性物質に二重金属シアン化物
コンプレツクス触媒に転換するように重合体とアルカリ
金属水素化物とを反応させることにより達成されること
を教示している。吸着剤例えばけい酸マグネシウムがす
べての過剰の残存アルカリ金属水素化物を除くために用
いることができる。
本発明は、重合触媒として用いられるのに適した形で
重合体生成物から二重金属シアン化物コンプレツクス触
媒を採取する方法において、 (a) 二重金属シアン化物コンプレツクス触媒含有重
合体生成物及び二重金属シアン化物コンプレツクス触媒
を沈澱するのに有効な量の非極性溶媒の混合物を形成す
る工程;そして (b) 重合体生成物からの沈澱した二重金属シアン化
物コンプレツクス触媒の分離を完了するのに有効な量で
混合物中に懸濁した過助剤の存在下混合物を過する
工程 よりなる方法を提供する。次の工程において、採取した
二重金属シアン化物コンプレツクス触媒は、重合触媒と
して使用できる。
重合体生成物から二重金属シアン化物コンプレツクス触
媒を採取する方法において、 (a) 二重金属シアン化物コンプレツクス触媒含有重
合体生成物及び二重金属シアン化物コンプレツクス触媒
を沈澱するのに有効な量の非極性溶媒の混合物を形成す
る工程;そして (b) 重合体生成物からの沈澱した二重金属シアン化
物コンプレツクス触媒の分離を完了するのに有効な量で
混合物中に懸濁した過助剤の存在下混合物を過する
工程 よりなる方法を提供する。次の工程において、採取した
二重金属シアン化物コンプレツクス触媒は、重合触媒と
して使用できる。
強塩基のような化学反応剤の使用を必要とする従来の
技術の方法とは対照的に、その方法は重合体の色を望ま
しくなく増加させそしてアルカリ金属混入物を導入させ
るが、本発明の方法は簡単且早く、さらに比較的温和な
条件を用いて実質的に完全な触媒の除去を達成する。被
処理重合体の色はうすく、一方導入される非極性溶媒及
び過助剤は重合体から容易に除去される。本発明の新
規な方法は、プロピレンオキシドポリオールからの二重
金属シアン化物コンプレツクス触媒の除去に特に良く適
している。十分に理解されていない理由のため、処理さ
れた重合体がエチレンオキシドをキヤツプしたプロピレ
ンオキシドポリオールよりむしろプロピレンオキシドホ
モポリマーのとき、従来の技術の方法のどんなものを用
いても触媒の除去が非常に信頼できないことが分つた。
技術の方法とは対照的に、その方法は重合体の色を望ま
しくなく増加させそしてアルカリ金属混入物を導入させ
るが、本発明の方法は簡単且早く、さらに比較的温和な
条件を用いて実質的に完全な触媒の除去を達成する。被
処理重合体の色はうすく、一方導入される非極性溶媒及
び過助剤は重合体から容易に除去される。本発明の新
規な方法は、プロピレンオキシドポリオールからの二重
金属シアン化物コンプレツクス触媒の除去に特に良く適
している。十分に理解されていない理由のため、処理さ
れた重合体がエチレンオキシドをキヤツプしたプロピレ
ンオキシドポリオールよりむしろプロピレンオキシドホ
モポリマーのとき、従来の技術の方法のどんなものを用
いても触媒の除去が非常に信頼できないことが分つた。
さらに、二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の性
質は、本発明の採取方法により明らかに実質的に変化せ
ず、そして採取した触媒は次の重合で容易に再使用でき
る。もちろん、これは顕著な工業上の利点をもたらす。
それは、二重金属シアン化物コンプレツクス触媒がポリ
エーテルポリオールを生成するために化学工業により最
近用いられる水酸化カリウム触媒に比べて比較的高価あ
るからである。触媒の除去のための従来技術の方法は、
用いられるきびしい反応剤及び条件により二重金属シア
ン化物コンプレツクス触媒の完全な不活性化を生ずる。
どんな方法も、現在の所これらの従来の方法により除去
される触媒を反応性にし又は再使用できない。
質は、本発明の採取方法により明らかに実質的に変化せ
ず、そして採取した触媒は次の重合で容易に再使用でき
る。もちろん、これは顕著な工業上の利点をもたらす。
それは、二重金属シアン化物コンプレツクス触媒がポリ
エーテルポリオールを生成するために化学工業により最
近用いられる水酸化カリウム触媒に比べて比較的高価あ
るからである。触媒の除去のための従来技術の方法は、
用いられるきびしい反応剤及び条件により二重金属シア
ン化物コンプレツクス触媒の完全な不活性化を生ずる。
どんな方法も、現在の所これらの従来の方法により除去
される触媒を反応性にし又は再使用できない。
二重金属シアン化物コンプレツクス触媒を用いて製造
されるどんな重合体生成物も、本発明の方法に従つて精
製できる。適当な重合体は、それらに制限されないが、
エポキシド重合体(ポリエーテル類)、エポキシド/無
水物共重合体(ポリエステル類)及びエポキシド/二酸
化炭素共重合体(ポリアルキレンカーボネート類)を含
む。本発明の方法は、どんな分子量の重合体についても
用いることができるが、重合体が用いられる非極性溶媒
に実質的に可溶であることが好ましい。ポリエーテルポ
リオール即ち低分子量〜中分子量であつて重合体鎖当り
少くとも1個の末端ヒドロキシル基を有するエポキシド
重合体は、特に適当である。適当なポリエーテルポリオ
ールの例は、約500〜20,000の数平均分子量を有するプ
ロピレンオキシドポリオール及びランドムエチレンオキ
シド/プロピレンオキシドポリオールを含む。概して、
このタイプのポリオールは、ジオール又はトリオールの
何れかであるが、官能性は最終用途の適用に応じてさら
に変化できる。
されるどんな重合体生成物も、本発明の方法に従つて精
製できる。適当な重合体は、それらに制限されないが、
エポキシド重合体(ポリエーテル類)、エポキシド/無
水物共重合体(ポリエステル類)及びエポキシド/二酸
化炭素共重合体(ポリアルキレンカーボネート類)を含
む。本発明の方法は、どんな分子量の重合体についても
用いることができるが、重合体が用いられる非極性溶媒
に実質的に可溶であることが好ましい。ポリエーテルポ
リオール即ち低分子量〜中分子量であつて重合体鎖当り
少くとも1個の末端ヒドロキシル基を有するエポキシド
重合体は、特に適当である。適当なポリエーテルポリオ
ールの例は、約500〜20,000の数平均分子量を有するプ
ロピレンオキシドポリオール及びランドムエチレンオキ
シド/プロピレンオキシドポリオールを含む。概して、
このタイプのポリオールは、ジオール又はトリオールの
何れかであるが、官能性は最終用途の適用に応じてさら
に変化できる。
本発明の方法による精製に適当なポリエーテルポリオ
ールは、米国特許第3404109,3829505,3900518及び39418
49号明細書に記載された方法を含む当業者に周知のどん
な方法によつても、二重金属シアン化物コンプレツクス
触媒を用いて製造できる。これらの特許明細書の教示は
ここに文献として引用される。概して、このようなポリ
エーテルポリオールは、二重金属シアン化物コンプレツ
クス触媒及び少くとも1個のヒドロキシル又は他の活性
水素基を有する開始剤の存在下エポキシド又はエポキシ
ドの混合物の重合により製造される。使用される開始剤
の相対的な量は、ポリエーテルポリオールの最終分子量
をコントロールする。もし開始剤が用いられないなら
ば、非常に高い分子量のポリエーテルが得られるだろ
う。この高分子量のポリエーテルは、又処理されて本発
明の方法に従つて二重金属シアン化物コンプレツクス触
媒を除く。
ールは、米国特許第3404109,3829505,3900518及び39418
49号明細書に記載された方法を含む当業者に周知のどん
な方法によつても、二重金属シアン化物コンプレツクス
触媒を用いて製造できる。これらの特許明細書の教示は
ここに文献として引用される。概して、このようなポリ
エーテルポリオールは、二重金属シアン化物コンプレツ
クス触媒及び少くとも1個のヒドロキシル又は他の活性
水素基を有する開始剤の存在下エポキシド又はエポキシ
ドの混合物の重合により製造される。使用される開始剤
の相対的な量は、ポリエーテルポリオールの最終分子量
をコントロールする。もし開始剤が用いられないなら
ば、非常に高い分子量のポリエーテルが得られるだろ
う。この高分子量のポリエーテルは、又処理されて本発
明の方法に従つて二重金属シアン化物コンプレツクス触
媒を除く。
どんな適当なエポキシドでも用いることができる。適
当なエポキシドは、プロピレンオキシド、エチレンオキ
シド及び1,2−ブチレンオキシド又はこれらの混合物を
含む。適当な開始剤の例は、トリヒドロキシ化合物例え
ばトリメチロールプロパン、グリセリン及びそれらのア
ルコキシル化誘導体、ジヒドロキシ化合物例えばエチレ
ングリコール、プロピレングリコール及びそれらの低分
子量オリゴマー例えばトリプロピレングリコール、モノ
ヒドロキシ化合物例えばメタノール、エタノール及びア
リルアルコール並にアミン、水及びエノール化可能ケト
ン例えばアセトンを含む。重合は適当な溶媒中で行うこ
とができ、エーテル例えばテトラヒドロフランが特に好
ましい。
当なエポキシドは、プロピレンオキシド、エチレンオキ
シド及び1,2−ブチレンオキシド又はこれらの混合物を
含む。適当な開始剤の例は、トリヒドロキシ化合物例え
ばトリメチロールプロパン、グリセリン及びそれらのア
ルコキシル化誘導体、ジヒドロキシ化合物例えばエチレ
ングリコール、プロピレングリコール及びそれらの低分
子量オリゴマー例えばトリプロピレングリコール、モノ
ヒドロキシ化合物例えばメタノール、エタノール及びア
リルアルコール並にアミン、水及びエノール化可能ケト
ン例えばアセトンを含む。重合は適当な溶媒中で行うこ
とができ、エーテル例えばテトラヒドロフランが特に好
ましい。
どんな適当な二重金属シアン化物コンプレツクス触媒
も又用いることができる。このような触媒は種々の方法
により製造できる。触媒の組成は重合の活性に影響し、
そして原料、製法及び精製法を変えることによりかなり
変化できる。低い多分散性及び不飽和性のプロピレンオ
キシドポリオールの製造に特に良く適した触媒は、一般
式 Zn3〔Co(CN)6〕2・xZnCl2・yグリム・zH2O (式中x,y及びzは製造の現実の方法に応じて変化す
る) を有する亜鉛ヘキサシアノコバルテートコンプレツクス
触媒を含む。
も又用いることができる。このような触媒は種々の方法
により製造できる。触媒の組成は重合の活性に影響し、
そして原料、製法及び精製法を変えることによりかなり
変化できる。低い多分散性及び不飽和性のプロピレンオ
キシドポリオールの製造に特に良く適した触媒は、一般
式 Zn3〔Co(CN)6〕2・xZnCl2・yグリム・zH2O (式中x,y及びzは製造の現実の方法に応じて変化す
る) を有する亜鉛ヘキサシアノコバルテートコンプレツクス
触媒を含む。
エポキシド及び他の単量体の重合に用いられるのに適
した二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の製造は、
米国特許第4472560,4477589,3427256,3427334及び34273
35号明細書に詳しく記述されている。これらの特許明細
書の教示は、ここに文献として引用される。
した二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の製造は、
米国特許第4472560,4477589,3427256,3427334及び34273
35号明細書に詳しく記述されている。これらの特許明細
書の教示は、ここに文献として引用される。
重合が完了したとき、二重金属シアン化物コンプレツ
クス触媒の真の形及び構造は、知られていない。触媒が
先ずエポキシド又は他の単量体と接触するとき、それは
活性でなくなりそして概して殆んど又は全くエポキシド
の転換が生じない間、開始又は誘導期間を示す。活性化
直後、もしあるとしても触媒は殆んど従来の過により
除去できない。しかし、エポキシド転換がさらに生じそ
して重合体の分子量が増大するにつれ、かなりの部分の
触媒が重合体に「溶解」するようになり、そして未処理
重合混合物の過により除去できない。本発明の方法
は、下記の実施例により示されるように、実質的にすべ
ての残存二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の除去
を促進する。
クス触媒の真の形及び構造は、知られていない。触媒が
先ずエポキシド又は他の単量体と接触するとき、それは
活性でなくなりそして概して殆んど又は全くエポキシド
の転換が生じない間、開始又は誘導期間を示す。活性化
直後、もしあるとしても触媒は殆んど従来の過により
除去できない。しかし、エポキシド転換がさらに生じそ
して重合体の分子量が増大するにつれ、かなりの部分の
触媒が重合体に「溶解」するようになり、そして未処理
重合混合物の過により除去できない。本発明の方法
は、下記の実施例により示されるように、実質的にすべ
ての残存二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の除去
を促進する。
本発明の方法において、可溶化した二重金属シアン化
物コンプレツクス触媒を含む重合体は、触媒を沈澱する
のに十分な量で非極性溶媒と一緒にされる。好ましく
は、重合体1部当り少くとも約0.5部の非極性溶媒が、
さらに早くしかも完全な触媒の沈澱を達成するために用
いられる。
物コンプレツクス触媒を含む重合体は、触媒を沈澱する
のに十分な量で非極性溶媒と一緒にされる。好ましく
は、重合体1部当り少くとも約0.5部の非極性溶媒が、
さらに早くしかも完全な触媒の沈澱を達成するために用
いられる。
触媒の除去を行うのに要求される非極性溶媒の最低量
は、用いられる特定の溶媒、触媒の濃度、重合体の組成
及び分子量及び温度を含む多数の変数に依存しよう。溶
解した二重金属シアン化物コンプレツクス触媒を沈澱さ
せるのに働くことに加えて、非極性溶媒の添加は重合体
を希釈しそしてその粘度を低下させ、それにより触媒が
重合体から分離する次の過工程を助ける。
は、用いられる特定の溶媒、触媒の濃度、重合体の組成
及び分子量及び温度を含む多数の変数に依存しよう。溶
解した二重金属シアン化物コンプレツクス触媒を沈澱さ
せるのに働くことに加えて、非極性溶媒の添加は重合体
を希釈しそしてその粘度を低下させ、それにより触媒が
重合体から分離する次の過工程を助ける。
用語非極性は、溶媒が極性物質に対して貧溶媒であり
そして比較的低い比誘電率を有することを示すことを意
味する。一般に、非極性溶媒の比誘電率は、可溶化した
二重金属コンプレツクス触媒の実質的に完全な沈澱を完
成するために、処理される重合体の比誘電率よりも低く
なければならない。重合体が非極性溶媒に実質的に可溶
であることも望ましい。好ましくは、非極性溶媒は、複
雑な装置例えば耐圧容器又は高真空ポンプが重合体の処
理中に不必要であるように、大気圧で約25℃〜150℃の
間の沸点を有しなければならない。もし採取された触媒
が次の重合に用いられるならば、非極性溶媒が不活性で
ありそいて触媒を不活性化しないことが好ましい。強ル
イス塩基(例えば第三級アミン)である官能基又は容易
にイオン化しうる炭素・ハロゲン結合の何れかを有する
化合物は二重金属シアン化物コンプレツクス触媒を不活
性化し勝ちであることは周知である。
そして比較的低い比誘電率を有することを示すことを意
味する。一般に、非極性溶媒の比誘電率は、可溶化した
二重金属コンプレツクス触媒の実質的に完全な沈澱を完
成するために、処理される重合体の比誘電率よりも低く
なければならない。重合体が非極性溶媒に実質的に可溶
であることも望ましい。好ましくは、非極性溶媒は、複
雑な装置例えば耐圧容器又は高真空ポンプが重合体の処
理中に不必要であるように、大気圧で約25℃〜150℃の
間の沸点を有しなければならない。もし採取された触媒
が次の重合に用いられるならば、非極性溶媒が不活性で
ありそいて触媒を不活性化しないことが好ましい。強ル
イス塩基(例えば第三級アミン)である官能基又は容易
にイオン化しうる炭素・ハロゲン結合の何れかを有する
化合物は二重金属シアン化物コンプレツクス触媒を不活
性化し勝ちであることは周知である。
本発明の方法で用いられるのに適した一般的な群の非
極性溶媒は、これらに限定されないが、直鎖アルカン、
枝分れ鎖アルカン、環状アルカン、非置換芳香族炭化水
素及びアルキル置換芳香族炭化水素を含む。適当な非極
性溶媒の特定の例は、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、エチ
ルベンゼン及びo−,m−又はp−キシレンを含む。非極
性溶媒の混合物も用いることができる。石油エーテル、
主としてC5及びC6アルカン類の混合物及びヘキサン類、
主としてC6アルカン類の混合物は、適当な非極性溶媒混
合物の例である。
極性溶媒は、これらに限定されないが、直鎖アルカン、
枝分れ鎖アルカン、環状アルカン、非置換芳香族炭化水
素及びアルキル置換芳香族炭化水素を含む。適当な非極
性溶媒の特定の例は、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
オクタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、エチ
ルベンゼン及びo−,m−又はp−キシレンを含む。非極
性溶媒の混合物も用いることができる。石油エーテル、
主としてC5及びC6アルカン類の混合物及びヘキサン類、
主としてC6アルカン類の混合物は、適当な非極性溶媒混
合物の例である。
二重金属シアン勝物コンプレツクス触媒を用いるエポ
キシドの重合における或る比較的極性の溶媒例えばテト
ラヒドロフラン及びグリムの使用が、得られるポリエー
テルポリオールの不飽和のレベルの低下を含む或る有利
な結果を有することは周知である。概して、約10〜50重
量部の極性溶媒が最終の重合体生成物中に存在しよう。
非極性溶媒の添加前の極性溶媒の除去は、本発明の方法
による触媒の除去を完成するのに不必要であるが、やや
多量の非極性溶媒が極性溶媒が存在しないときに比べて
要求される。
キシドの重合における或る比較的極性の溶媒例えばテト
ラヒドロフラン及びグリムの使用が、得られるポリエー
テルポリオールの不飽和のレベルの低下を含む或る有利
な結果を有することは周知である。概して、約10〜50重
量部の極性溶媒が最終の重合体生成物中に存在しよう。
非極性溶媒の添加前の極性溶媒の除去は、本発明の方法
による触媒の除去を完成するのに不必要であるが、やや
多量の非極性溶媒が極性溶媒が存在しないときに比べて
要求される。
過助剤が本発明の方法においてさらに非極性溶媒及
び重合体の混合物と一緒にされる。過助剤は、一般に
非常に小さい粒子の形である沈澱した二重金属シアン化
物触媒からの重合体の分離を助ける。これらの成分を一
緒にする順序は厳密を要しない。過助剤は、過に先
立つて又はその間中混合物中に懸濁させる。適当な過
助剤は、液体からの微粉状の固体の除去を促進するため
に当業者に周知の材料であり、パーライト、フーラー
土、セルロースフアイバーそして最も好ましくはけいそ
う土を含む。適当なけいそう土過助剤の例は、Johns
−Manvilleにより市販されているStandard Supercel
(商標名)である。もし採取した触媒が次の重合に用い
られるならば、選ばれた過助剤は、それが重合と干渉
しないように不活性でなければならない。重合体1重量
部当り少くとも約0.0005重量部の過助剤を用いること
が好ましい。重合体1部当り0.01〜0.10部の過助剤を
用いるとき、触媒の除去が最も有効である。触媒除去の
有効性は、一般に過前に少くとも約15分間非極性溶
媒、重合体及び過助剤の混合物を攪拌することにより
増大する。室温(25℃)付近の温度が通常満足できる
が、それより高い又は低い温度も又使用できる。
び重合体の混合物と一緒にされる。過助剤は、一般に
非常に小さい粒子の形である沈澱した二重金属シアン化
物触媒からの重合体の分離を助ける。これらの成分を一
緒にする順序は厳密を要しない。過助剤は、過に先
立つて又はその間中混合物中に懸濁させる。適当な過
助剤は、液体からの微粉状の固体の除去を促進するため
に当業者に周知の材料であり、パーライト、フーラー
土、セルロースフアイバーそして最も好ましくはけいそ
う土を含む。適当なけいそう土過助剤の例は、Johns
−Manvilleにより市販されているStandard Supercel
(商標名)である。もし採取した触媒が次の重合に用い
られるならば、選ばれた過助剤は、それが重合と干渉
しないように不活性でなければならない。重合体1重量
部当り少くとも約0.0005重量部の過助剤を用いること
が好ましい。重合体1部当り0.01〜0.10部の過助剤を
用いるとき、触媒の除去が最も有効である。触媒除去の
有効性は、一般に過前に少くとも約15分間非極性溶
媒、重合体及び過助剤の混合物を攪拌することにより
増大する。室温(25℃)付近の温度が通常満足できる
が、それより高い又は低い温度も又使用できる。
重合体への非極性溶媒及び過助剤の添加後、沈澱し
た二重金属シアン化物コンプレツクス触媒が非極性溶媒
及び重合体から分離される。同時に、もちろん、重合体
に初め溶解しなかつた部分の二重金属シアン化物コンプ
レツクス触媒も又除去されるだろう。この分離は、液体
媒体からの微粉状の固体の分離について当業者に周知の
ような過又は他の方法例えば遠心分離により達成でき
る。過の任意の従来の方法を用いることができ、追加
の過助剤のパツドを通る過又はフイルターケーキを
通る液の再循環は、触媒の除去を増加させるために用
いることのできる技術である。
た二重金属シアン化物コンプレツクス触媒が非極性溶媒
及び重合体から分離される。同時に、もちろん、重合体
に初め溶解しなかつた部分の二重金属シアン化物コンプ
レツクス触媒も又除去されるだろう。この分離は、液体
媒体からの微粉状の固体の分離について当業者に周知の
ような過又は他の方法例えば遠心分離により達成でき
る。過の任意の従来の方法を用いることができ、追加
の過助剤のパツドを通る過又はフイルターケーキを
通る液の再循環は、触媒の除去を増加させるために用
いることのできる技術である。
重合体/非極性溶媒の混合物の過後、沈澱した二重
金属シアン化物コンプレツクス触媒及び過助剤を含む
得られたフイルターケーキは、すべての残存重合体を除
くために追加の非極性溶媒により洗うことができる。採
取した二重金属シアン化物コンプレツクス触媒は、次に
初めの新鮮な触媒と同じやり方で次の重合に触媒として
直接用いることができる。次の重合に触媒として用いら
れるフイルターケーキの量は、もちろん実際に存在する
二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の部分を埋め合
わせるために調節されねばならない。新鮮な触媒及び採
取した触媒の混合物を用いることができる。
金属シアン化物コンプレツクス触媒及び過助剤を含む
得られたフイルターケーキは、すべての残存重合体を除
くために追加の非極性溶媒により洗うことができる。採
取した二重金属シアン化物コンプレツクス触媒は、次に
初めの新鮮な触媒と同じやり方で次の重合に触媒として
直接用いることができる。次の重合に触媒として用いら
れるフイルターケーキの量は、もちろん実際に存在する
二重金属シアン化物コンプレツクス触媒の部分を埋め合
わせるために調節されねばならない。新鮮な触媒及び採
取した触媒の混合物を用いることができる。
液は次に当業者に周知の任意のやり法で処理されて
重合体から揮発性溶媒を除くことができ、蒸留、真空ス
トリツピング又はワイプフイルム蒸発器の使用を含む。
溶媒の除去は、通常ポリウレタンに用いるのに適したポ
リエーテルポリオールの製造に望ましい。除去される溶
媒は、もし所望ならば、次のバツチに用いられるために
循環できる。このやり方で得られたポリエーテルポリオ
ールは、エチレンオキシド及びアルカリ金属触媒と反応
して反応性の第一級ヒドロキシル末端基を有するEOをキ
ヤツプしたポリエーテルポリオールを形成できる。
重合体から揮発性溶媒を除くことができ、蒸留、真空ス
トリツピング又はワイプフイルム蒸発器の使用を含む。
溶媒の除去は、通常ポリウレタンに用いるのに適したポ
リエーテルポリオールの製造に望ましい。除去される溶
媒は、もし所望ならば、次のバツチに用いられるために
循環できる。このやり方で得られたポリエーテルポリオ
ールは、エチレンオキシド及びアルカリ金属触媒と反応
して反応性の第一級ヒドロキシル末端基を有するEOをキ
ヤツプしたポリエーテルポリオールを形成できる。
下記の実施例は、本発明を制限しないがそれを説明す
ることを意味する。
ることを意味する。
一般的な実験 実施例1〜23において処理された重合体生成物(ポリ
オールA,B及びC)は、約10重量%のテトラヒドロフラ
ン及び約500ppmの亜鉛ヘキサシアノコバルテート/塩化
亜鉛/グリム/水触媒を含む約8000の数平均分子量のプ
ロピレンオキシドトリオールであつた。未処理ポリオー
ル中の亜鉛及びコバルトの濃度は、それぞれ約110及び5
0ppmであつた。粗ポリオールを米国特許第3829505号明
細書の教示に従つて製造した。被処理ポリオールから、
コバルト及び亜鉛について分析する前に、真空下溶媒を
留去した。
オールA,B及びC)は、約10重量%のテトラヒドロフラ
ン及び約500ppmの亜鉛ヘキサシアノコバルテート/塩化
亜鉛/グリム/水触媒を含む約8000の数平均分子量のプ
ロピレンオキシドトリオールであつた。未処理ポリオー
ル中の亜鉛及びコバルトの濃度は、それぞれ約110及び5
0ppmであつた。粗ポリオールを米国特許第3829505号明
細書の教示に従つて製造した。被処理ポリオールから、
コバルト及び亜鉛について分析する前に、真空下溶媒を
留去した。
実施例1〜4 ポリオールA及びBに、ポリオール1重量部当り約0.
05〜0.06重量部のStandard SuperCel(Johns−Manville
の製品)及び1又は2容量部のヘキサン(沸点68〜70
℃)を加えた。25℃で1時間攪拌後、混合物をフリツト
したガラスフイルター中のStandard SuperCelの薄いパ
ツドを通して真空過した。それぞれの場合、ポリオー
ル中の残存亜鉛及びコバルトの量は、2ppm以下に低下し
た(表I)。
05〜0.06重量部のStandard SuperCel(Johns−Manville
の製品)及び1又は2容量部のヘキサン(沸点68〜70
℃)を加えた。25℃で1時間攪拌後、混合物をフリツト
したガラスフイルター中のStandard SuperCelの薄いパ
ツドを通して真空過した。それぞれの場合、ポリオー
ル中の残存亜鉛及びコバルトの量は、2ppm以下に低下し
た(表I)。
実施例5〜8 ポリオールA及びBに、ポリオール1重量部当り約0.
05〜0.06重量部のStandard SuperCel及び1又は2容量
部のヘキサンを加えた。25℃で1晩放置後、混合物をフ
リツトしたガラスフイルター中のStandard SuperCelの
薄いパツドを通して真空過した。それぞれの場合、ポ
リオール中の残存亜鉛及びコバルトの量は8ppm以下に低
下し、実質的に完全な触媒の除去が達成したことを示し
た(表I)。
05〜0.06重量部のStandard SuperCel及び1又は2容量
部のヘキサンを加えた。25℃で1晩放置後、混合物をフ
リツトしたガラスフイルター中のStandard SuperCelの
薄いパツドを通して真空過した。それぞれの場合、ポ
リオール中の残存亜鉛及びコバルトの量は8ppm以下に低
下し、実質的に完全な触媒の除去が達成したことを示し
た(表I)。
実施例9〜12 非極性溶媒と合わせる前のポリオールの前過が有利
であることを示すために、ポリオールA及びBを、非極
性溶媒による希釈前にStandard SuperCelの薄いパツド
を通して過した。前過したポリオールを次に実施例
5〜8について記載されたようにヘキサンにより処理し
過し、前過なしに観察されたのより低い量の触媒を
有する生成物を生じた(表I)。
であることを示すために、ポリオールA及びBを、非極
性溶媒による希釈前にStandard SuperCelの薄いパツド
を通して過した。前過したポリオールを次に実施例
5〜8について記載されたようにヘキサンにより処理し
過し、前過なしに観察されたのより低い量の触媒を
有する生成物を生じた(表I)。
実施例13〜16 非極性溶媒、重合体及び過助剤の混合物を過前に
攪拌する時間の長さが厳密を要しないことを示すため
に、ポリオールBのサンプルをヘキサンにより1:1に希
釈し、Standard SuperCelにより処理し、そしてStandar
d SuperCelの薄いパツドを通して過する前に、表IIに
示される時間の間外界温度で攪拌した。それぞれの場合
の触媒の除去は満足できるものであつた。
攪拌する時間の長さが厳密を要しないことを示すため
に、ポリオールBのサンプルをヘキサンにより1:1に希
釈し、Standard SuperCelにより処理し、そしてStandar
d SuperCelの薄いパツドを通して過する前に、表IIに
示される時間の間外界温度で攪拌した。それぞれの場合
の触媒の除去は満足できるものであつた。
実施例17〜21 これらの実施例は、本発明の方法で非極性溶媒を用い
る重要さを示す。ポリオールBのサンプルを表IIIに示
す溶媒により2:1に希釈し、Standard SuperCelとともに
外界温度で1時間攪拌し、次にStandard SuperCelの薄
いパツドを通して過した。有効な触媒の除去は、非極
性溶媒(ヘキサン類、トルエン、ペプタン)を用いたと
きのみ完成した。
る重要さを示す。ポリオールBのサンプルを表IIIに示
す溶媒により2:1に希釈し、Standard SuperCelとともに
外界温度で1時間攪拌し、次にStandard SuperCelの薄
いパツドを通して過した。有効な触媒の除去は、非極
性溶媒(ヘキサン類、トルエン、ペプタン)を用いたと
きのみ完成した。
比較例22 実質的に完全な触媒の除去を達成するために、過助
剤が過中又は前にポリオール及び非極性溶媒の混合物
中に懸濁されねばならないことを立証するために、ポリ
オールCを25℃でポリオール1重量部当り2容量部のヘ
キサンと一緒にし、次にStandard SuperCelの薄いパツ
ドを通して過した。かなりの量の亜鉛(40ppm)及び
コバルト(19ppm)が過したポリオール中になお存在
した(表I)。
剤が過中又は前にポリオール及び非極性溶媒の混合物
中に懸濁されねばならないことを立証するために、ポリ
オールCを25℃でポリオール1重量部当り2容量部のヘ
キサンと一緒にし、次にStandard SuperCelの薄いパツ
ドを通して過した。かなりの量の亜鉛(40ppm)及び
コバルト(19ppm)が過したポリオール中になお存在
した(表I)。
比較例23 実質的に完全な触媒の除去を達成するために、非極性
溶媒がポリオール及び過助剤と一緒でなければならな
いことを立証するために、ポリオールBをポリオール1
部当り約0.05〜0.06重量部のStandard SuperCelにより
処理した。25℃で1時間攪拌後混合物をStandard Super
Celの薄いパツドを通して真空過した。かなりの量の
亜鉛(43ppm)及びコバルト(21ppm)が過したポリオ
ール中になお存在した(表I)。
溶媒がポリオール及び過助剤と一緒でなければならな
いことを立証するために、ポリオールBをポリオール1
部当り約0.05〜0.06重量部のStandard SuperCelにより
処理した。25℃で1時間攪拌後混合物をStandard Super
Celの薄いパツドを通して真空過した。かなりの量の
亜鉛(43ppm)及びコバルト(21ppm)が過したポリオ
ール中になお存在した(表I)。
実施例24 二重金属シアン化物触媒が本発明の方法により採取さ
れそして再循環できることを立証するために、ポリ(プ
ロピレンオキシド)トリオールD及びEを次のように製
造した。
れそして再循環できることを立証するために、ポリ(プ
ロピレンオキシド)トリオールD及びEを次のように製
造した。
オートクレーブ反応器に、プロピレンオキシド(25
部)、テトラヒドロフラン(80部)、450モル重量プロ
ポキシル化グリセリントリオール(25.8部)及び亜鉛ヘ
キサシアノコバルテート(0.28部)を装入した。混合物
を攪拌しつつ90℃に加熱した。触媒は1時間内に活性と
なり、そして残りのプロピレンオキシド(635部)を8
時間かけて加えた。生成物を反応器から取り出し、そし
て過助剤(Standard SuperCel,16部)及びヘキサン
(660部)と合わせた。混合物を十分に攪拌し、過助
剤の薄いパツドを通して過しそして同一のケーキを通
してもう一度再過した。ポリオール生成物(ポリオー
ルD)から溶媒を留去しそして分析した(表IV)。
部)、テトラヒドロフラン(80部)、450モル重量プロ
ポキシル化グリセリントリオール(25.8部)及び亜鉛ヘ
キサシアノコバルテート(0.28部)を装入した。混合物
を攪拌しつつ90℃に加熱した。触媒は1時間内に活性と
なり、そして残りのプロピレンオキシド(635部)を8
時間かけて加えた。生成物を反応器から取り出し、そし
て過助剤(Standard SuperCel,16部)及びヘキサン
(660部)と合わせた。混合物を十分に攪拌し、過助
剤の薄いパツドを通して過しそして同一のケーキを通
してもう一度再過した。ポリオール生成物(ポリオー
ルD)から溶媒を留去しそして分析した(表IV)。
過ケーキにヘキサンを十分に浸しそして反応器に戻
した。ポリ(プロピレンオキシド)トリオールの第二の
バツチを、450モル重量プロポキシル化グリセリントリ
オール(25.8部)、再循環触媒及びプロピレンオキシド
(450g合計)から第一のバツチと同様なやり方で製造し
た。得られた生成物を前述のように単離した(ポリオー
ルE,表IV)。定量的なエポキシド転換が観察された。分
子量(ヒドロキシル数により求めた)は、用いたプロピ
レンオキシド及び開始剤の量から予想された分子量に非
常に近つた。従つて採取した触媒は重合触媒として満足
に働いた。
した。ポリ(プロピレンオキシド)トリオールの第二の
バツチを、450モル重量プロポキシル化グリセリントリ
オール(25.8部)、再循環触媒及びプロピレンオキシド
(450g合計)から第一のバツチと同様なやり方で製造し
た。得られた生成物を前述のように単離した(ポリオー
ルE,表IV)。定量的なエポキシド転換が観察された。分
子量(ヒドロキシル数により求めた)は、用いたプロピ
レンオキシド及び開始剤の量から予想された分子量に非
常に近つた。従つて採取した触媒は重合触媒として満足
に働いた。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−229035(JP,A) 特開 昭63−277236(JP,A) 米国特許4029879(US,A) 米国特許4137396(US,A) 米国特許3823145(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 65/30,64/40 C08G 63/82,63/90 CA(STN)
Claims (20)
- 【請求項1】重合触媒として用いられるのに適した形
の、エポキシド重合体、エポキシド/無水物共重合体及
びエポキシド/二酸化炭素共重合体よりなる群から選ば
れた、重合体生成物から二重金属シアン化物コンプレツ
クス触媒を採取する方法において、 (a)二重金属シアン化物コンプレツクス触媒含有重合
体生成物及び二重金属シアン化物コンプレツクス触媒を
沈澱するのに有効な量の非極性溶媒の混合物を形成する
工程;そして (b)重合体生成物からの沈澱した二重金属シアン化物
コンプレツクス触媒の分離を完了するのに有効な量で混
合物中に懸濁した過助剤の存在下混合物を過する工
程 よりなる方法。 - 【請求項2】二重金属シアン化物コンプレツクス触媒含
有重合体生成物を過する、工程(a)の前の追加の工
程を含む請求項1記載の方法。 - 【請求項3】工程(b)の後の、重合触媒として採取し
た二重金属シアン化物コンプレツクス触媒を用いる追加
の工程を含む請求項1記載の方法。 - 【請求項4】工程(b)の後の、重合体生成物から非極
性溶媒を分離する追加の工程を含む請求項1記載の方
法。 - 【請求項5】二重金属シアン化物コンプレツクス触媒が
亜鉛ヘキサシアノコバルテートコンプレックス触媒であ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項6】重合体生成物がエポキシド重合体である請
求項1記載の方法。 - 【請求項7】重合体生成物がプロピレンオキシドの重合
体である請求項1記載の方法。 - 【請求項8】重合体生成物が500〜20,000の数平均分子
量を有するポリエーテルポリオールである請求項1記載
の方法。 - 【請求項9】重合体生成物が500〜20,000の数平均分子
量を有するプロピレンオキシドポリオールである請求項
1記載の方法。 - 【請求項10】非極性溶媒が、直鎖アルカン、枝分れ鎖
アルカン、環状アルカン、非置換芳香族炭化水素、アル
キル置換芳香族炭化水素及びこれらの混合物よりなる群
から選ばれる請求項1記載の方法。 - 【請求項11】過助剤がけいそう土過助剤である請
求項1記載の方法。 - 【請求項12】重合体生成物が極性溶媒を含む請求項1
記載の方法。 - 【請求項13】エポキシド重合触媒として用いられるの
に適した形でポリエーテルポリオール生成物から亜鉛ヘ
キサシアノコバルテートコンプレックス触媒を採取する
方法において、 (a) 亜鉛ヘキサシアノコバルテートコンプレックス
触媒含有ポリエーテルポリオール生成物及び亜鉛ヘキサ
シアノコバルテートコンプレックス触媒を沈澱するのに
有効な量の非極性溶媒の混合物を形成し、該非極性溶媒
は直鎖アルカン、環状アルカン、枝分れ鎖アルカン、非
置換芳香族炭化水素及びアルキル置換芳香族炭化水素よ
りなる群から選ばれる工程;そして (b) ポリエーテルポリオール生成物からの沈澱した
亜鉛ヘキサシアノコバルテートコンプレックス触媒の分
離を完了するのに有効な量で混合物中に懸濁したけいそ
う土過助剤の存在下混合物を過する工程 よりなる方法。 - 【請求項14】工程(b)の後の、プロピレンオキシド
重合触媒として、採取した亜鉛ヘキサシアノコバルテー
トコンプレックス触媒を用いる追加の工程を含む請求項
13記載の方法。 - 【請求項15】工程(a)の前の、亜鉛ヘキサシアノコ
バルテート含有ポリエーテルポリオール生成物を過す
る追加の工程を含む請求項13記載の方法。 - 【請求項16】ポリエーテルポリオール生成物が500〜2
0,000の数平均分子量を有する請求項13記載の方法。 - 【請求項17】ポリエーテルポリオール生成物がプロピ
レンオキシド重合体である請求項13記載の方法。 - 【請求項18】非極性溶媒がペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、シクロヘキサン、石油エーテル、ヘキ
サン類及びこれらの混合物よりなる群から選ばれる請求
項13記載の方法。 - 【請求項19】非極性溶媒がベンゼン、トルエン、o−
キシレン、m−キシレン、p−キシレン、エチルベンゼ
ン及びこれらの混合物よりなる群から選ばれる請求項13
記載の方法。 - 【請求項20】ポリエーテルポリオール生成物が極性溶
媒を含む請求項13記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/315,662 US5010047A (en) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | Recovery of double metal cyanide complex catalyst from a polymer |
US315,662 | 1989-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02265903A JPH02265903A (ja) | 1990-10-30 |
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Family
ID=23225495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2044693A Expired - Fee Related JP2969275B2 (ja) | 1989-02-27 | 1990-02-27 | 重合体から二重金属シアン化物コンプレックス触媒を採取する方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5010047A (ja) |
EP (1) | EP0385619B1 (ja) |
JP (1) | JP2969275B2 (ja) |
KR (1) | KR0147818B1 (ja) |
AU (1) | AU631188B2 (ja) |
BR (1) | BR9000872A (ja) |
CA (1) | CA2010248C (ja) |
DE (1) | DE69030776T2 (ja) |
MX (1) | MX168836B (ja) |
SG (1) | SG46691A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5248833A (en) * | 1992-09-22 | 1993-09-28 | Arco Chemical Technology, L.P. | Process for purifying polyols made with double metal cyanide catalysts |
US5470813A (en) * | 1993-11-23 | 1995-11-28 | Arco Chemical Technology, L.P. | Double metal cyanide complex catalysts |
US5712216A (en) * | 1995-05-15 | 1998-01-27 | Arco Chemical Technology, L.P. | Highly active double metal cyanide complex catalysts |
GB9325468D0 (en) * | 1993-12-13 | 1994-02-16 | Ici Plc | Process for purifying polyols |
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