JP2947494B2 - Ecl回路 - Google Patents

Ecl回路

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JP2947494B2
JP2947494B2 JP4263313A JP26331392A JP2947494B2 JP 2947494 B2 JP2947494 B2 JP 2947494B2 JP 4263313 A JP4263313 A JP 4263313A JP 26331392 A JP26331392 A JP 26331392A JP 2947494 B2 JP2947494 B2 JP 2947494B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/26Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback
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    • HELECTRICITY
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
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    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ECL(あるいはC
ML)回路に関し、特に低電圧動作の可能なECL回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の分周器の構成を示すブロ
ック図である。この分周器1は、フリップ・フロップ回
路2が多段に接続されて構成されている。1段目のフリ
ップ・フロップ回路2には、クロック信号CLKが入力
されると共に、結合容量3を介して接地電位が入力され
ている。1段目のフリップ・フロップ回路2の出力Q及
び※Q(※は反転記号(バー)を示す)は、2段目のフ
リップ・フロップ回路2のT及び※T入力に入力され
る。このように、前段のフリップ・フロップ回路の出力
が後段のフリップ・フロップ回路の入力に順次伝搬さ
れ、最終段のフリップ・フロップ回路2の出力Q及び※
Qからは、クロック信号CLKが分周された正転及び反
転信号が出力される。
【0003】図6は、半導体チップ上に集積回路化され
た従来のECL構成のフリップ・フロップ回路を示す回
路図である。このフリップ・フロップ回路2は、ECL
回路部100とバッファ回路部300とから構成されて
いる。
【0004】ECL回路部100は、NPNトランジス
タ11及び12よりなる差動対トランジスタと、NPN
トランジスタ13及び14よりなる差動対トランジスタ
とを含んでいる。トランジスタ11のベースは※T入力
端子に接続され、トランジスタ12のベースはT入力端
子に接続されている。またトランジスタ13のベースは
※T入力端子に接続され、トランジスタ14のベースは
T入力端子に接続されている。トランジスタ11及び1
2のエミッタは共通接続され、その共通接続点は定電流
源NPNトランジスタ15及び抵抗17を介して接地さ
れている。また、トランジスタ13及び14のエミッタ
は共通接続され、その共通接続点は定電流源NPNトラ
ンジスタ16及び抵抗18を介して接地されている。ト
ランジスタ15及び16のベースはVCB端子に共通に接
続されている。このVCB端子には、図示しないバイアス
回路にて生成された共通ベース電位VCBが入力される。
【0005】トランジスタ11のコレクタにはNPNト
ランジスタ19及び20よりなる差動対トランジスタが
接続され、トランジスタ12のコレクタにはNPNトラ
ンジスタ21及び22よりなる差動対トランジスタが接
続される。一方、トランジスタ13のコレクタにはNP
Nトランジスタ23及び24よりなる差動対トランジス
タが接続され、トランジスタ14のコレクタにはNPN
トランジスタ25及び26よりなる差動対トランジスタ
が接続される。
【0006】トランジスタ19及び20のエミッタは共
通にトランジスタ11のコレクタに接続される。トラン
ジスタ19のベースはトランジスタ20のコレクタに接
続され、トランジスタ20のベースはトランジスタ19
のコレクタに接続される。また、トランジスタ21及び
22のエミッタは共通にトランジスタ12のコレクタに
接続される。トランジスタ21のコレクタはトランジス
タ19のコレクタに接続されると共に、ノードN1及び
抵抗27を介して電源電位VCCに接続される。トランジ
スタ21のベースはノードN4及び抵抗30を介して電
源電位VCCに接続される。また、トランジスタ22のコ
レクタはトランジスタ20のコレクタに接続されると共
に、ノードN2及び抵抗28を介して電源電位VCCに接
続される。トランジスタ22のベースはノードN3及び
抵抗29を介して電源電位VCCに接続される。
【0007】一方、トランジスタ25及び26のエミッ
タは共通にトランジスタ14のコレクタに接続される。
トランジスタ25のベースはトランジスタ26のコレク
タに接続され、トランジスタ26のベースはトランジス
タ25のコレクタに接続される。また、トランジスタ2
3及び24のエミッタは共通にトランジスタ13のコレ
クタに接続される。トランジスタ23のコレクタはトラ
ンジスタ25のコレクタに接続されると共に、ノードN
3及び抵抗29を介して電源電位VCCに接続される。ト
ランジスタ23のベースはノードN1及び抵抗27を介
して電源電位VCCに接続される。また、トランジスタ2
4のコレクタはトランジスタ26のコレクタに接続され
ると共に、ノードN4及び抵抗30を介して電源電位V
CCに接続される。トランジスタ24のベースはノードN
2及び抵抗28を介して電源電位VCCに接続される。
【0008】バッファ回路部300は、エミッタフォロ
ワ用NPNトランジスタ38及び39を含む。トランジ
スタ38のベースはノードN3に接続され、コレクタは
電源電位VCCに接続される。トランジスタ39のベース
はノードN4に接続され、コレクタは電源電位VCCに接
続される。トランジスタ38のエミッタは※Q出力端子
に接続されると共に、定電流源NPNトランジスタ40
及び抵抗42を介して接地される。トランジスタ39の
エミッタはQ出力端子に接続されると共に、定電流源N
PNトランジスタ41及び抵抗43を介して接地され
る。トランジスタ40及び41のベースはトランジスタ
15及び16のベースと共通にVCB端子に接続される。
【0009】図6に示したフリップ・フロップ回路2の
動作は、以下の4つのモードに分かれる。
【0010】第1のモードにおいて、入出力の状態は、
T=“L”,※T=“H”,Q=“L”,※Q=“H”
である。この時、トランジスタ11,13,19及び2
4がオンする。これにより、抵抗27−トランジスタ1
9−トランジスタ11−トランジスタ15−抵抗17の
電流経路と、抵抗30−トランジスタ24−トランジス
タ13−トランジスタ16−抵抗18の電流経路とが形
成される。ノードN1,N2,N3,N4のレベルは、
それぞれ“L”,“H”,“H”,“L”となる。
【0011】第2のモードにおいて、入出力の状態はT
=“H”,※T=“L”,Q=“L”,※Q=“H”で
ある。この時、トランジスタ12,14,22及び26
がオンする。これにより、抵抗28−トランジスタ22
−トランジスタ12−トランジスタ15−抵抗17の電
流経路と、抵抗30−トランジスタ26−トランジスタ
14−トランジスタ16−抵抗18の電流経路とが形成
される。ノードN1,N2,N3,N4のレベルは、そ
れぞれ“H”,“L”,“H”,“L”となる。
【0012】第3のモードにおいて、入出力の状態はT
=“L”,※T=“H”,Q=“H”,※Q=“L”で
ある。この時、トランジスタ11,13,20及び23
がオンする。これにより、抵抗28−トランジスタ20
−トランジスタ11−トランジスタ15−抵抗17の電
流経路と、抵抗29−トランジスタ23−トランジスタ
13−トランジスタ16−抵抗18の電流経路とが形成
される。ノードN1,N2,N3,N4のレベルは、そ
れぞれ“H”,“L”,“L”,“H”となる。
【0013】第4のモードにおいて、入出力の状態はT
=“H”,※T=“L”,Q=“H”,※Q=“L”で
ある。この時、トランジスタ12,14,21及び25
がオンする。これにより、抵抗27−トランジスタ21
−トランジスタ12−トランジスタ15−抵抗17の電
流経路と、抵抗29−トランジスタ25−トランジスタ
14−トランジスタ16−抵抗18の電流経路とが形成
される。ノードN1,N2,N3,N4のレベルは、そ
れぞれ“L”,“H”,“L”,“H”となる。
【0014】以上の第1から第4のモードを順に繰り返
すことにより、T及び※T入力端子に入力された信号が
2分の1分周されて、Q及び※Q出力端子から出力され
る。Q及び※Q出力端子の信号は、次段のフリップ・フ
ロップ回路2のT及び※T入力端子に入力される。この
時、次段のフリップ・フロップ回路2を構成している各
トランジスタが飽和領域に入らないような電位レベルで
Q及び※Q出力信号が与えられる必要がある。この点に
ついて以下に考察する。
【0015】いま、上記第2のモードを例にとると、T
及び※T入力端子にはそれぞれ“H”及び“L”が入力
される。T入力端子に与えられる“H”は前段のフリッ
プ・フロップ回路2のQ出力端子から導出されるもので
あり、その“H”の電位VQ(H)は、
【0016】
【数1】
【0017】で表される。なおVBEはトランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧である。
【0018】この時、トランジスタ12のエミッタ電位
E12 は、
【0019】
【数2】
【0020】となる。また、トランジスタ12のコレク
タ電位VC12 は、オンしているトランジスタ22のベー
ス・エミッタ間電圧VBEを考慮すると、
【0021】
【数3】
【0022】となる。よって、数2及び数3より、トラ
ンジスタ12のコレクタ・エミッタ間電圧VCE12は、
【0023】
【数4】
【0024】となる。
【0025】図7は一般的なトランジスタの動作特性を
示すものであり、横軸はコレクタ・エミッタ間電圧VCE
を表し、縦軸はコレクタ電流IC を表している。トラン
ジスタを飽和領域でなく能動領域で働かせるためには、
コレクタ・エミッタ間電圧VCEは飽和電圧VSAT 以上で
ある必要がある。
【0026】よって、トランジスタ12が飽和しないた
めには、
【0027】
【数5】
【0028】の条件を満足する必要がある。従って、上
記数4より、
【0029】
【数6】
【0030】でなければならない。これが第1の条件で
ある。
【0031】一方、トランジスタ15のコレクタ電位V
C15 は、
【0032】
【数7】
【0033】である。また、そのエミッタ電位V
E15 は、
【0034】
【数8】
【0035】である。よって、トランジスタ15のコレ
クタ・エミッタ間電圧VCE15は、
【0036】
【数9】
【0037】と表される。トランジスタ15が飽和しな
いためには、
【0038】
【数10】
【0039】の条件を満足する必要がある。従って、上
記数9より、
【0040】
【数11】
【0041】でなければならない。これが第2の条件で
ある。
【0042】一般的に、VBE=0.75V,VSAT
0.3Vとおける。また、VCBは定電源流トランジスタ
15のオン電圧分は最低必要であり、オン電圧の温度特
性を考えると、およそVCB=1Vは必要である。これら
の数値を第2の条件を表す数11に代入すると、
【0043】
【数12】
【0044】となる。つまり、各トランジスタが飽和す
ることなく能動領域で働くためには、フリップ・フロッ
プ回路2の電源電圧VCCは2.05Vよりも大きくなけ
ればならならい。
【0045】なお、上記数6によって表される第1の条
件は、電源電圧VCCに拘らず常に満足されている。
【0046】なお、以上のことは、トランジスタ12に
関連して説明したが、他のトランジスタ11,13,1
4についても同様にあてはまる。
【0047】電源電圧VCCが2.05Vよりも小さくな
ると、トランジスタ11,12,13,14が飽和し、
スイッチング遅れが生ずることにより、フリップ・フロ
ップ回路2が異常動作する。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した分周器1
は、例えば図8に示すように、携帯電話などのバッテリ
ーで駆動される装置4に用いられることがある。分周器
1の電源電圧VCCは、前述したように、VCC>2.05
Vの制限がある。一方、装置4の外部バッテリー5が、
比較的低電圧しか有していない場合がある。この様な場
合には、VCC>2.05Vの条件を満たすために装置4
の内部に昇圧回路6を設けることが必要となり、装置構
成が複雑になるなどの問題点があった。
【0049】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、低電圧動作の可能なECL
回路を得ることを目的としている。
【0050】
【課題を解決するための手段】この発明において、EC
L回路は、ECL構成を有しかつ差動形式の第1,第2
の信号を導出するECL回路部と、前記第1,第2の信
号をそれぞれレベルシフトして出力するレベルシフト回
路部とを備え、前記レベルシフト回路部は、前記第1の
信号を一方端に受ける第1の抵抗と、前記第2の信号を
一方端に受ける第2の抵抗と、前記第1の抵抗の他方端
に接続された第1の定電流源と、前記第2の抵抗の他方
端に接続された第2の定電流源とを備え、前記ECL回
路部は、第3の定電流源により動作電流を与えられ第1
の抵抗対により出力電圧対を生成するマスター部と、前
記マスター部の出力電圧対に応答して動作し、第4の定
電流源により動作電流を与えられ第2の抵抗対により前
記第1,第2の信号を生成するスレーブ部とを備え、
記第1の抵抗対は、対をなす第3,第4の抵抗と、当該
第3,第4の抵抗に共通に直列接続される第5の抵抗よ
りなり、前記第3の定電流源の電流による前記第1の抵
抗対での電圧降下は、前記第1あるいは第2の定電流源
の電流と前記第4の定電流源の電流との電流和による前
記第2の抵抗対での電圧降下と等しく設定され、前記第
3の定電流源の電流による前記第5の抵抗での電圧降下
は、前記第1あるいは第2の定電流源の電流による前記
第2の抵抗対での電圧降下と等しく設定されて構成され
ている。
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【作用】この発明において、レベルシフト回路部は第
1,第2の抵抗と第1,第2の定電流源より構成されて
いるので、レベルシフト回路部が比較的簡単な構成によ
り形成でき、また、レベルシフト量は第1,第2の定電
流源の各電流値と第1,第2の抵抗の各抵抗値により簡
単かつ任意に設定することができる。また、各定電流源
の電流値と各抵抗対の抵抗値の設定により、ECL回路
部のマスター部とスレーブ部における動作論理レベルを
統一することができる。さらに、レベルシフト回路部の
電流によるスレーブ部の第2の抵抗対での電圧隆下をマ
スター部に設けた第5の抵抗での電圧降下で補償するこ
とができる。
【0062】
【実施例】図1は、この発明の一実施例であるECL構
成のフリップ・フロップ回路を示す回路図である。この
フリップ・フロップ回路は、ECL回路部100と、バ
ッファ回路部200とで構成されている。ECL回路部
100の構成は、図6に示す従来のフリップ・フロップ
回路2のECL回路部100の構成と同じであるので、
その説明は省略する。
【0063】一方、バッファ回路部200は、NPNト
ランジスタ31及び32よりなる差動対トランジスタを
有している。トランジスタ31のベースはECL回路部
100内のノードN3に接続され、トランジスタ32の
ベースはECL回路部100内のノードN4に接続され
ている。トランジスタ31及び32のエミッタは共通接
続され、その共通接続点は定電流源NPNトランジスタ
33及び抵抗34を介して接地されている。トランジス
タ33のベースは、トランジスタ15及び16のベース
と共通に、VCB端子に接続される。トランジスタ31の
コレクタは、Q出力端子に接続されると共に、抵抗35
の一方端に接続される。トランジスタ32のコレクタ
は、※Q出力端子に接続されると共に、抵抗36の一方
端に接続される。抵抗35及び36の他方端は共通接続
され、その共通接続点は抵抗37を介して電源電位VCC
に接続される。
【0064】バッファ回路部200は、反転バッファ回
路として動作する。つまり、ノードN3,N4の信号は
極性を反転されたQ及び※Q出力端子に出力される。こ
のため、図1のフリップ・フロップ回路においては、ノ
ードN3,N4と出力Q及び※Qとの間の接続関係を、
図6のフリップ・フロップ回路におけるのとは逆にして
ある。
【0065】図1に示したフリップ・フロップ回路の動
作は、以下の4つのモードに分かれる。
【0066】第1のモードにおいて、入出力の状態はT
=“L”,※T=“H”,Q=“L”,※Q=“H”で
ある。この時、トランジスタ11,13,19,24及
び31がオンする。これにより、抵抗27−トランジス
タ19−トランジスタ11−トランジスタ15−抵抗1
7の電流経路と、抵抗30−トランジスタ24−トラン
ジスタ13−トランジスタ16−抵抗18の電流経路
と、抵抗37−抵抗35−トランジスタ31−トランジ
スタ33−抵抗34の電流経路とが形成される。ノード
N1,N2,N3,N4のレベルは、それぞれ“L”,
“H”,“H”,“L”となる。
【0067】第2のモードにおいて、入出力の状態はT
=“H”,※T=“L”,Q=“L”,※Q=“H”で
ある。この時、トランジスタ12,14,22,26及
び31がオンする。これにより、抵抗28−トランジス
タ22−トランジスタ12−トランジスタ15−抵抗1
7の電流経路と、抵抗30−トランジスタ26−トラン
ジスタ14−トランジスタ16−抵抗18の電流経路
と、抵抗37−抵抗35−トランジスタ31−トランジ
スタ33−抵抗34の電流経路とが形成される。ノード
N1,N2,N3,N4のレベルは、それぞれ“H”,
“L”,“H”,“L”となる。
【0068】第3のモードにおいて、入出力の状態はT
=“L”,※T=“H”,Q=“H”,※Q=“L”で
ある。この時、トランジスタ11,13,20,23及
び32がオンする。これにより、抵抗28−トランジス
タ20−トランジスタ11−トランジスタ15−抵抗1
7の電流経路と、抵抗29−トランジスタ23−トラン
ジスタ13−トランジスタ16−抵抗18の電流経路
と、抵抗37−抵抗36−トランジスタ32−トランジ
スタ33−抵抗34の電流経路とが形成される。ノード
N1,N2,N3,N4のレベルは、それぞれ“H”,
“L”,“L”,“H”となる。
【0069】第4のモードにおいて、入出力の状態はT
=“H”,※T=“L”,Q=“H”,※Q=“L”で
ある。この時、トランジスタ12,14,21,25及
び32がオンする。これにより、抵抗27−トランジス
タ21−トランジスタ12−トランジスタ15−抵抗1
7の電流経路と、抵抗29−トランジスタ25−トラン
ジスタ14−トランジスタ16−抵抗18の電流経路
と、抵抗37−抵抗36−トランジスタ32−トランジ
スタ33−抵抗34の電流経路とが形成される。ノード
N1,N2,N3,N4のレベルは、それぞれ“L”,
“H”,“L”,“H”となる。
【0070】以上の第1から第4のモードが順に繰り返
されることにより、T及び※T入力端子に入力された信
号が2分の1分周されて、Q及び※Q出力端子から出力
される。このQ及び※Q出力端子の信号は、例えば図3
の分周器の場合、次段のフリップ・フロップ回路のT及
び※T入力端子に与えられる。この場合、次段のフリッ
プ・フロップ回路を構成している各トランジスタが飽和
しないような電位レベルでQ及び※Q出力信号を与える
必要があるのは、図4の従来回路の場合と同様である。
以下にこの点について考察する。
【0071】いま、定電流源トランジスタ33に流れる
電流の値をI,抵抗35及び36の各々の抵抗値を
W 、抵抗37の抵抗値をRL とすると、Q(あるいは
※Q)出力端子に出力される“H”の信号の電圧値V
Q(H)及び“L”の信号の電圧値VQ(L)は、それぞれ
【0072】
【数13】
【0073】
【数14】
【0074】となる。この数13,数14より分かるよ
うに、抵抗37の抵抗値RL を変化させることよって、
出力信号の電位レベルを任意に設定することができる。
また、抵抗35,36の抵抗値Rw を変化させることに
よって、出力信号の倫理振幅を任意に設定することがで
きる。なお、定電流源トランジスタ33を流れる電流の
値Iは、抵抗34の抵抗値を変化させることによって適
当に設定される。
【0075】いま、上記第2のモードを例にとって説明
する。この場合、T入力端子にはVQ(H)が入力され、※
T入力端子には、VQ(L)が入力される。この時、トラン
ジスタ12のエミッタ電位VE2は、
【0076】
【数15】
【0077】となる。また、トランジスタ12のコレク
タ電位Vc12 は、オンしているトランジスタ22のベー
ス・エミッタ間電圧VBEを考慮すると、
【0078】
【数16】
【0079】となる。従って、数15及び16より、ト
ランジスタ12のコレクタ・エミッタ間電圧VCE12は、
【0080】
【数17】
【0081】と表される。
【0082】トランジスタ12が飽和せずに能動領域で
働くためには、
【0083】
【数18】
【0084】の条件を満足する必要がある。従って、数
17より、
【0085】
【数19】
【0086】でなければならない。トランジスタの飽和
電圧VSAT は一般的にVSAT =0.3Vとおけるので、
数19より、
【0087】
【数20】
【0088】の条件を満足する必要がある。これが第1
の条件である。従って、抵抗37の抵抗値RL は0であ
ってはいけないので、図1の回路においては抵抗37を
必ず設ける必要がある。
【0089】一方、トランジスタ15のコレクタ電位V
C15 は、
【0090】
【数21】
【0091】となる。また、トランジスタ15のエミッ
タ電位VE15 は、
【0092】
【数22】
【0093】である。よってトランジスタ15のコレク
タ・エミッタ間電圧VCE15は、
【0094】
【数23】
【0095】と表される。
【0096】トランジスタ15が飽和しないためには、
【0097】
【数24】
【0098】の条件を満足しなければならない。従っ
て、数23より、
【0099】
【数25】
【0100】である必要がある。図6で説明したのと同
様に、VCB=1V,VBE=0.75V,VSAT =0.3
Vとおくと、数25は、
【0101】
【数26】
【0102】となる。これが第2の条件である。
【0103】従って、数20及び数26で表される第1
及び第2の条件より、図1のフリップ・フロップ回路の
各トランジスタが飽和せずに能動領域で動作するために
は、
【0104】
【数27】
【0105】の条件を満足する必要がある。この数27
が常に満足されるためには、
【0106】
【数28】
【0107】でなければならない。つまり、図1のフリ
ップ・フロップ回路は、電源電圧VCCが1.6Vよりも
大きい範囲で正常動作可能となる。
【0108】なお、以上のことはトランジスタ12に関
連して説明したが、他のトランジスタ11,13,14
についても上記と同様の説明があてはまる。
【0109】この様に、図1のフリップ・フロップ回路
は、図6の従来回路における条件Vcc>2.05Vと比
べて、非常に低電圧での動作が可能となる。従って、図
2に示すように、装置4の外部バッテリー5の電圧が比
較的低い場合でも、装置4内の分周器1を昇圧回路を設
けることなく駆動することができる。
【0110】図3は、この発明の他の実施例であるEC
L構成のフリップ・フロップ回路を示す回路図である。
このフリップ・フロップ回路は、ECL回路部100
と、レベルシフト回路部400とで構成されている。E
CL回路部100の構成は、図6に示す従来のフリップ
・フロップ回路2のマスター・スレーブ構成のECL回
路部100の構成とほぼ同じである。異なる点として、
マスター部の抵抗27,28の一方端は、共通に抵抗4
6に接続される。抵抗46のもう一方端は、電源電圧V
CCに接続される。
【0111】一方、レベルシフト回路部400は、抵抗
44及び45を有している。抵抗44の一方端はECL
回路部100のノードN3に接続され、抵抗45の一方
端はECL回路部100内のノードN4に接続されてい
る。抵抗44のもう一方端は定電流源NPNトランジス
タ40及び抵抗42を介して接地されている。抵抗45
のもう一方端は、定電流源NPNトランジスタ41及び
抵抗43を介して接地されている。トランジスタ40,
41のベースは、トランジスタ15及び16のベースと
共通に、VCB端子に接続される。トランジスタ40のコ
レクタは、※Q出力端子に接続される。トランジスタ4
1のコレクタは、Q出力端子に接続される。
【0112】いま定電流源トランジスタ15,16,4
0,41の各々に流れる電流の値をI、抵抗27〜30
の各々の抵抗値をRW 、抵抗44,45の各々の抵抗値
をRA とすると、Q(あるいは※Q)出力端子に出力さ
れる“H”の信号の電圧値VQ(H)及び“L”の信号の電
圧値VQ(L)は、それぞれ
【0113】
【数29】
【0114】
【数30】
【0115】となる。抵抗値RW ,RA を変化させるこ
とによって、出力信号の電位レベルを任意に設定するこ
とができる。また、抵抗値RW は、論理振幅を任意に設
定することにも使われる。なお、定電流源トランジスタ
15,16,40,41の各々を流れる電流の値Iは、
それぞれ抵抗17,18,42,43の抵抗値を変化さ
せることによって適当に設定される。
【0116】いま、T入力端子にVQ(H)、※T入力端子
にVQ(L)が入力されるとする。この時、トランジスタ1
2のエミッタ電位VE12 は、
【0117】
【数31】
【0118】となる。また、トランジスタ12のコレク
タ電位VC12 は、オンしているトランジスタ22のベー
ス・エミッタ間電圧VBEを考慮すると、
【0119】
【数32】
【0120】となる。従って、数31,数32より、ト
ランジスタ12のコレクタ・エミッタ間電圧VCE12は、
【0121】
【数33】
【0122】と表される。
【0123】トランジスタ12が飽和せずに能動領域で
働くためには、
【0124】
【数34】
【0125】の条件を満足する必要がある。従って、数
33より、
【0126】
【数35】
【0127】でなければならない。トランジスタの飽和
電圧VSAT は一般的にVSAT =0.3Vとおけるので、
数35より
【0128】
【数36】
【0129】の条件を満足する必要がある。これが第1
の条件である。
【0130】一方、トランジスタ15のコレクタ電位V
C15 は、
【0131】
【数37】
【0132】となる。また、トランジスタ15のエミッ
タ電位VE15 は、
【0133】
【数38】
【0134】である。よって、トランジスタ15のコレ
クタ・エミッタ間電圧VCE15は、
【0135】
【数39】
【0136】と表される。
【0137】トランジスタ15が飽和しないためには、
【0138】
【数40】
【0139】の条件を満足しなければならない。従って
数39より、
【0140】
【数41】
【0141】である必要がある。VCB=1V,VBE
0.75V,VSAT =0.3Vとすると、数41は、
【0142】
【数42】
【0143】となる。これが第2の条件である。
【0144】なお、ECL回路部100内のトランジス
タ19,20,21,22,23,24,25,26の
ベース入力の“H”レベル電位,“L”レベル電位を統
一するために、抵抗46の抵抗値は、抵抗27,28,
29,30の各抵抗値と同じ値であるものとする。
【0145】数36及び数42で表される第1及び第2
の条件より、図3のフリップ・フロップ回路の各トラン
ジスタが飽和せずに能動領域で動作するためには、
【0146】
【数43】
【0147】の条件を満足する必要がある。一般にIR
W は0.3V程度なので、数43が常に満足されるため
には、
【0148】
【数44】
【0149】でなければならない。つまり、図3のフリ
ップ・フロップ回路は、電源電圧VCCが1.9Vよりも
大きい範囲で正常動作可能となる。
【0150】なお、以上のことはトランジスタ12に関
連して説明したが、他のトランジスタ11,13,14
についても上記と同様の説明があてはまる。
【0151】この様に、図3のフリップ・フロップ回路
は、図6の従来回路における条件VCC>2.05Vと比
べて、低電圧での動作が可能となる。従って、図2に示
すように、装置4の外部バッテリー5の電圧が比較的低
い場合でも、装置4内の分周器1を昇圧回路を設けるこ
となく駆動することができる。
【0152】図4は、この発明のさらに他の実施例であ
るECL構成のフリップ・フロップ回路を示す回路図で
ある。このフリップ・フロップ回路は、図3のフリップ
・フロップ回路における抵抗46の代わりに、レベルシ
フト回路部500を付加した構成となっている。レベル
シフト回路部500の構成及び抵抗47,48,51,
52の各抵抗値は、レベルシフト回路部400における
のと同じである。レベルシフト回路部500内の抵抗4
7の一方端はノードN2に接続され、抵抗48の一方端
はノードN1に接続される。なお、この抵抗47,48
はなくても良い。
【0153】いま、トランジスタ15,16,40,4
1,49,50の各々に流れる電流の電流値をI、抵抗
27,28,29,30の各々の抵抗値をRW 、抵抗4
4,45,47,48の各々の抵抗値をRA とすると、
図3の実施例の場合と同様に、上記数29〜数44はす
べてそのまま成り立つ。よって、この図4の実施例にお
いても、上記図3の実施例と同様の効果が得られる。な
お、レベルシフト回路部500は、トランジスタ19〜
26のベース入力の“H”及び“L”電位を統一するた
めのものである。
【0154】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、次のような効果を奏する。
【0155】
【0156】
【0157】
【0158】
【0159】
【0160】請求項1記載のECL回路によれば、レベ
ルシフト回路部を、第1の信号を一方端に受ける第1の
抵抗と、第2の信号を一方端に受ける第2の抵抗と、第
1の抵抗の他方端に接続された第1の定電流源と、第2
の抵抗の他方端に接続された第2の定電流源とで構成し
たので、レベルシフト回路部が比較的簡単な構成により
形成でき、また、第1,第2の信号のレベルシフト量を
第1,第2の定電流源の各電流値と第1,第2の抵抗の
各抵抗値とで簡単かつ任意に設定することができ、これ
により次段に同様のECL回路を接続する場合になどに
低電圧動作が可能になるという効果がある。また、請求
項1記載のECL回路では各定電流源の電流値と各抵抗
対の抵抗値の設定により、ECL回路部のマスター部と
スレーブ部における動作論理レベルを統一することがで
き、ECL回路部を誤動作なく正常に動作させることが
できるという効果がある。さらに、レベルシフト回路部
の電流によるスレーブ部の第2の抵抗対での電圧降下を
マスター部に設けた第5の抵抗での電圧降下で補償する
ようにしているので、ECL回路部の誤動作を避けつ
つ、ECL回路部の第1,第2の抵抗対の抵抗値やレベ
ルシフト回路部の第1,第2の抵抗の抵抗値を調節して
出力信号の電位レベルや論理振幅を任意に設定すること
が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるECL構成のフリッ
プ・フロップ回路を示す回路図である。
【図2】この発明によるECL回路により構成された分
周器を備えた装置を示すブロック図である。
【図3】この発明の他の実施例であるECL構成のフリ
ップ・フロップ回路を示す回路図である。
【図4】この発明のさらに他の実施例であるECL構成
のフリップ・フロップ回路を示す回路図である。
【図5】従来の分周器の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のECL構成のフリップ・フロップ回路を
示す回路図である。
【図7】トランジスタの一般的な特性を示すグラフであ
る。
【図8】従来のECL回路により構成された分周器を備
えた装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 ECL回路部 200 バッファ回路部 400 レベルシフト回路部 500 レベルシフト回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−15519(JP,A) 特開 昭61−19226(JP,A) 実開 平2−90541(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ECL構成を有し、差動形式の第1,第
    2の信号を導出するECL回路部と、 前記第1,第2の信号をそれぞれレベルシフトして出力
    するレベルシフト回路部とを備え、 前記レベルシフト回路部は、 前記第1の信号を一方端に受ける第1の抵抗と、 前記第2の信号を一方端に受ける第2の抵抗と、 前記第1の抵抗の他方端に接続された第1の定電流源
    と、 前記第2の抵抗の他方端に接続された第2の定電流源と
    を備え、 前記ECL回路部は、 第3の定電流源により動作電流を与えられ第1の抵抗対
    により出力電圧対を生成するマスター部と、 前記マスター部の出力電圧対に応答して動作し、第4の
    定電流源により動作電流を与えられ第2の抵抗対により
    前記第1,第2の信号を生成するスレーブ部とを備え、前記第1の抵抗対は、対をなす第3,第4の抵抗と、当
    該第3,第4の抵抗に共通に直列接続される第5の抵抗
    よりなり、 前記第3の定電流源の電流による前記第1の抵抗対での
    電圧降下は、前記第1あるいは第2の定電流源の電流と
    前記第4の定電流源の電流との電流和による前記第2の
    抵抗対での電圧降下と等しく設定され、前記第3の定電流源の電流による前記第5の抵抗での電
    圧降下は、前記第1あるいは第2の定電流源の電流によ
    る前記第2の抵抗対での電圧降下と等しく設定される
    CL回路。
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