JP2931675B2 - シクラメンの不定芽の増殖用培地および増殖方法 - Google Patents

シクラメンの不定芽の増殖用培地および増殖方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シクラメンの不定芽の
増殖用培地と、同培地を使用するシクラメンの不定芽の
増殖方法に関する。
【0002】
【従来技術】シクラメンはこれまで種子繁殖の方法によ
り種子を採取し、播種、育苗の手段によって栽培されて
いる。この従来方法では、種子の生産過程でシクラメン
の個体間で交配を行なうため、花色や花型などの重要な
形質が固定化されず、親株と同じものが安定して得られ
ないという品質上の問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、シクラ
メンの組織を培養して不定芽やカルスを増殖させ、不定
芽を分化させ、この不定芽を良好に生育させて幼苗を形
成させる方法が試みられている。そしてこの場合シクラ
メンの組織片を培養して不定芽を分化させる培地として
はムラシゲ・スクーグ(Murashige & Sk
oog)培地(以下「MS培地」という)などの公知の
植物組織培養培地をそのままの組成で用いるか、これら
の培地において全無機塩を2分の1または3分の1に希
釈した組成の培地を用いる試みがなされている(特開昭
63−226215号公報、特開昭63−137617
号公報、図解組織培養入門第72〜75頁(昭和60年
誠文堂新光社発行)などを参照されたい)。また、本発
明者等は従来の植物の組織培養培地のマグネシウム(M
2+)イオン濃度を特定の範囲とした培地を用いてシ
クラメンの組織片を培養して不定芽を効率良く分化させ
た後、不定芽数を増加させもって大量の幼苗を生産する
培地および方法について提案した(特願平1−4112
8号明細書)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】同一形質のシクラメン
の幼苗を大量生産するためにはシクラメンの組織片を組
織培養して、不定芽を分化させる過程、分化させた不定
芽を効率良く増殖させて不定芽数を増加させる過程、不
定芽を良好に生育させ幼苗を形成させる過程を順に経る
方法が最適であると考えられる。しかしながら前記した
シクラメンの組織片を培養して不定芽を増殖させる培地
および方法としては増殖効率上必ずしも満足すべきもの
ではない。
【0005】また、本発明者らが提案した上記の方法
は、不定芽の分化と不定芽数の増加、および大量の幼苗
が効果的に生産しうるという点ですぐれた方法である
が、Mg2+イオン濃度の制御に高い技術的熟練を要す
ることから比較的大規模の農場で実施しうる方法である
といえる。
【0006】従って、既知の培地を単にその組成の一部
を改良し、効率良くシクラメンの組織片を培養して不定
芽を増殖させることができ、かくして大量の幼苗を生産
することのできる培地の解明と、同培地を用いるシクラ
メンの増殖方法の開発が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
課題の解決のために鋭意研究した。その結果、本発明者
らは従来のシクラメンの組織培養に用いられた培地の窒
素源としてアンモニウム態窒素を含まない培地がシクラ
メンの組織片から分化した不定芽を効率良く増殖させ、
さらには窒素源として硝酸態窒素を5mM〜30mMと
することにより、不定芽を効率良く増殖させ、幼苗数を
著しく増加しうることを見いだした。
【0008】従って、本発明の第1の要旨とするところ
は培地中に含まれる窒素源が硝酸態窒素のみであり、そ
の濃度を5mM〜30mMであることを特徴とするシク
ラメンの不定芽の増殖用培地にある。
【0009】また本発明の第2の要旨とするところは、
シクラメンの不定芽を請求項1の培地を用いて培養する
ことを特徴とする、シクラメンの不定芽の増殖方法にあ
る。
【0010】本発明の培地を構成する培地成分は主要無
機成分、微量無機成分および糖並びに場合によってビタ
ミンやアミノ酸等から成る公知のMS培地を基本の培地
組成とするが、この培地中のNHNOをすべて硝酸
態窒素に代えその濃度を5mM〜30mM、好ましくは
10mM〜20mMとしたものである。
【0011】本発明の培地に使用する窒素源としての硝
酸態窒素は、任意の硝酸塩で良く、例えば硝酸カリウ
ム、硝酸カルシウム、硝酸ナトリウムなどである。
【0012】本発明の培地は、従って公知のMS培地か
らアンモニウム態窒素を除くことを特徴とし、窒素源以
外の培地成分はMS培地の成分としたものである。すな
わち、本発明ではシクラメンの不定芽の培養のために基
本培地としてMS培地中に含まれる窒素源を硝酸態窒素
のみとし、そしてその硝酸態窒素の濃度を5mM以上3
0mM以下に調節したもの(以下これを改良MS培地と
呼ぶ)が用いられる。
【0013】以下にこの改良MS培地によって本発明を
説明し、本発明の窒素源としての硝酸態窒素の特定範囲
の含有量の培地の奏する効果を説明することとする。
【0014】また、改良MS培地の硝酸態窒素以外の無
機成分の濃度はMS培地の無機成分をそのままか、希釈
して2分の1または3分の1にしてもよい。
【0015】本発明の培地は上記した改良MS培地を基
本とするものであるが、この培地に必要に応じてビタミ
ン、アミノ酸、植物生長ホルモン、抗生物質、その他の
添加剤を添加することができる。
【0016】この改良MS培地に添加される植物生長ホ
ルモンとしてはインドール酢酸(IAA)、α−ナフタ
レン酢酸(α−NAA)、インドール酪酸(IBA)、
2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)などの
オーキシン類、ベンジルアミノプリン(BA)、カイネ
チン、ゼアチンなどのサイトカイニン類などが挙げられ
るが、α−NAAを0.01〜5mg/l、好ましくは
0.02mg/lとBAを0.01〜5mg/l)好ま
しくは0.2mg/lを併用して使用することがよい。
【0017】さらに、改良MS培地に添加する炭素源と
してはショ糖などの糖類、エタノールなどの第1級アル
コールなどが挙げられるが、ショ糖10g/l〜90g
/l)好ましくは30g/lの濃度で使用するのがよ
い。
【0018】また改良MS培地のpHは5.6〜5.8
に調整され、固形培地または液体培地として使用され
る。
【0019】固形培地とする場合にはゲル化剤として寒
天、アガロース、ゲルライト(ゲランガム)、カラギー
ナンなどが用いられる。そしてこの固形培地上で行なわ
れる。
【0020】液体培地を用いる培養の場合、培養物を液
体中に浮遊、懸濁させて培養する懸濁培養が通常行なわ
れ、この場合ジャーファーメンターやタンクを培養槽と
して用いることもできる。
【0021】次にこの改良MS培地の調製の具体例を実
施例で示すことにする。この実施例の培地において、基
本となったMS培地の成分および各成分の濃度は次の表
1に示される。改良MS培地はこの基本のMS培地につ
いて次の実施例の夫々に記載されたようにその成分に変
更が加えられたものである。
【0022】
【表1】
【0023】
【実施例】アンモニウム態窒素を含まない改良MS培地
の調製 表1に示すMS培地の無機成分のうち、NHNO
除去し、KNOをさらに120mg/l(1.2m
M)を加え(硝酸態窒素濃度の合計20mM)、KNO
以外の無機成分の濃度を3分の1に希釈した。
【0024】これにビタミン類、アミノ酸を表1のとお
り添加し、さらにα−NAAを0.02mg/l、BA
を0.2mg/l、ショ糖を30g/lをそれぞれ加
え、pHを5.8とし、ゲルライトを3g/l加えて固
形培地とする。
【0025】本発明に用いる不定芽は次のようにして得
られたものを用いればよい。本発明に用いるシクラメン
はシクラメン属の植物であり、品種としてビクトリア、
バーバーク、ピュアホワイト、パステル、ミニシクラメ
ンなどが挙げられるが、これらの品種に限定されるもの
でない。
【0026】まず、シクラメンの植物体、例えば葉身、
葉柄、茎頂、塊茎、葯基部、花茎などから組織片を採取
し、これを約70〜80%のエタノール溶液に10秒
間、次いで約1%の次亜塩素酸ナトリウム溶液に20分
間浸漬し、殺菌処理する。次いで、この組織片を取り出
し、その表面に付着した次亜塩素酸ナトリウムを滅菌水
で3回洗浄後、これを無菌条件下で組織片を1cm角の
切片とする。これをMS培地の無機成分のうちMgSO
7HO濃度を1110mg/lに調整し、それ以外
の無機成分を3分の1に希釈した培地にNAAを0.1
mg/l、BAを1.0mg/l、ショ糖を30g/l
を加えpH5.8とし、ゲルライトを10g/l加えた
固形培地に先の葉片を置床し、20℃の温度条件で暗所
で50日間培養し、葉の周辺からカルスを形成させ、さ
らにカルス上に不定芽を分化させ、各種組織の不定芽を
得た。これらの不定芽を本発明の材料として用いた。
【0027】そして前記実施例に示したごとくに調製し
た改良培地を直径9cmのシャーレなどに入れて固化し
た後、この葉片から形成させた不定芽をカルス部分とと
もに培地上に置床する。これを15〜25℃好ましく
は、20℃の恒温室内で20〜40日、好ましくは30
日間暗所下で培養すると、置床した不定芽の周辺に新た
な不定芽の増殖が認められる。
【0028】以下に本発明の試験例を示す。
【0029】
【試験例】シクラメン(品種:ビクトリア)の葉身を採
取し、これを約70〜80%のエタノール溶液に10秒
間、次いで約1%の次亜塩素酸ナトリウム溶液に20分
間浸漬し、殺菌処理する。次いで、この組織片を取り出
し、その表面に付着した次亜塩素酸ナトリウムを滅菌水
で3回洗浄後、これを無菌条件下で組織片を1cm角の
切片とする。これをMS培地の無機成分のうちMgSO
・7HO濃度を1110mg/lに調整し、それ以
外の無機成分を3分の1に希釈した培地にα−NAAを
0.1mg/l、BAを1.0mg/l、ショ糖を30
g/lを加えpH5.8とし、ゲルライトを10g/l
加えた固形培地に先の葉片を置床、20℃の温度条件で
暗所で50日間培養し、葉の周辺からカルスを形成さ
せ、さらにカルス上に不定芽を分化させた。
【0030】このようにして得た不定芽をカルスととも
にとり出しメスを用いて4等分に切断し、カルス部分を
含む不定芽片を作製した。
【0031】硝酸態窒素濃度を表2に記載の濃度となる
ように実施例に準じて調製して得た培地(pH5.8)
を、1辺の長さが8cm、高さ10cmの立方形の培養
器に50mlあて注入して固化させた。
【0032】対照区の培地は、表1の無機成分をそのま
ま、もしくは3分の1、2分の1に希釈したもの、ある
いは表1の無機成分のうち、硝酸態窒素を含む化合物
(NHNO、KNO)を除去しNHClを加え
てアンモニウム態窒素濃度を表2に記載の濃度となるよ
うに調整し、さらにそれ以外の無機成分を3分の1にし
た以外は、本発明区の培地と同様に調製した。
【0033】このようにして得た培地に前記のカルス部
分を含む不定芽を1培養器に4片を置床し、1濃度区5
培養器とした。これを20℃の暗所で30日間培養した
ところ不定芽の周辺から新たな不定芽の増殖が認められ
た。
【0034】調査は培養30日目に行い、不定芽増殖数
は以下の方法で算出した。
【0035】不定芽増殖数(1カルス片あたり)=(培
養30日目総不定芽数−培養開始時の総不定芽数)÷2
0(総カルス片数)
【0036】その結果は表2に示したとおりである。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、従来の組織培養培地を
用いた方法に比べ、シクラメンの組織片を培養して得ら
れる不定芽を効率よく増殖させ、幼苗数を著しく増加さ
せる。したがって、本発明の培地を用いてシクラメンを
組織培養する方法によれば品質の均一なシクラメンの幼
苗の大量生産に有効に利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01H 4/00 BIOSIS(DIALOG) JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MS培地中に含まれる窒素源が硝酸態窒
    素のみであり、その濃度が5mM以上30mM以下であ
    ることを特徴とするシクラメンの不定芽の増殖用培地。
  2. 【請求項2】 シクラメンの不定芽を請求項1記載の培
    地を用いて培養することを特徴とする、シクラメンの不
    定芽の増殖方法。
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