JPH01165316A - 培養細胞からのワタの再生方法 - Google Patents

培養細胞からのワタの再生方法

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JPH01165316A
JPH01165316A JP63292240A JP29224088A JPH01165316A JP H01165316 A JPH01165316 A JP H01165316A JP 63292240 A JP63292240 A JP 63292240A JP 29224088 A JP29224088 A JP 29224088A JP H01165316 A JPH01165316 A JP H01165316A
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preembryonic
callus
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auxin
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JP63292240A
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John Finer
ジョン ファイナー
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Ciba Geigy AG
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • C12N5/04Plant cells or tissues
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01HNEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
    • A01H4/00Plant reproduction by tissue culture techniques ; Tissue culture techniques therefor
    • A01H4/005Methods for micropropagation; Vegetative plant propagation using cell or tissue culture techniques

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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1体細胞胚形成の方法により、培養細胞からワ
タ植物を再生する方法に関する。
本発明の方法は、従来技術に記載された方法よりも優れ
ている。
胚形成は、器官形成として知られているもう一つの植物
再生方法とは区別されるべきである0両方の技術におい
て、根、葉、または茎のような原料から得られる外植体
が培養される。
新しい分化組織は、外植体から直接生成するか、または
外植体から発達した分化していないカルス組織から生成
する。器官形成においては、新しく分化した組織は根及
び/または吸枝である。一方、体細胞胚形成においては
、新しく分化した組織は結合した根と吸枝の分裂中心、
即ち胚を含む二極構造である。胚の発生の間に種々の段
階を確認することができる。これらの段階には、当該技
術分野において、球形期(globular  sta
ge  )、ハート形期(heart3tage ) 
、魚雷形期(torpedo stage )及び成熟
期(maturestage )として知られている段
階が含まれる。
適当な条件下で、胚は発芽し、苗木に成長し、そして次
に完全な植物体に成長する0体細胞胚は大量に生産され
うる。大量生産の増殖及びクローニングに適している。
いくつかの場合においては、体細胞胚形成により生産さ
れた完全な植物体の細胞が胚形成のカルスを製造するた
めに使用される細胞と遺伝的に異なることが見出されて
いる。この方法により変異させた植物細胞は、ツマクロ
ーナルバリエーション(somaclonal  va
riatio n )として知られている遺伝的変異を
受けたと言われる。いくつかの場合においては、新しい
遺伝子型は望ましい特徴を示す、植物細胞の培養液を介
しての変異した遺伝子型の導入は、体細胞胚形成のもラ
一つの用途を構成する。
体細胞胚形成は、特別な性質のために選択された培養細
胞から植物を再生するためにも使用しうる0例えば、許
容性が望まれる植物毒性に培養細胞を暴露する。その後
、該植物毒性を最も許容することのできた細胞から植物
を再生させるために体細胞胚形成を使用することができ
る。この方法において培養細胞及び組織を用いてのイン
 ヴイトロ(in  vitro )での選択はチャレ
フ(chaleff )等によりサイエンス(Scie
nce) 223 、1148〜1151 (1984
−)に記載されている。
従来技術においては、体細胞胚形成により組織からワタ
植物を再生させことに関する報告がある0例えば、ラン
ガン(Rangan )等 (InVitro 、20
. 258 (1984) )は、1884年のヒユー
ストンにおける組織培養学会の第35回記念会合におい
て、体細胞胚形成によるワタ(ゴシビウム ヒルスツム
)の再生の成功を報告している。ダビドニス(Davi
donis )等は、2年齢のカルス組織から得られた
ゴシピウム ヒルスツムの体細胞前胚(proembr
yoids)から、いくつかの植物を生産した(Pla
nt 5cience Letters。
32.89 (+983) ) 、 74ナー(Fin
er)等は、ゴシビウム りロッシアヌム(G 、 k
lotzschianu−)の体細胞前胚から植物を再
生した(TCAReport 、 17.8  (19
83)) 、  スミス(S+5ith)等は、ゴシビ
ウム、アルポレウム(G 、arboreum)からの
子葉のカルスから一つの苗木を再生した(■1  Vi
tro、腺、 329 (1977)) 。
従来技術に開示されている方法は、固体の培地上に胚を
生産しており、該方法は市販するのに必要なように、大
量に植物を生産するには不充分である。培養した細胞か
ら植物を再生する能力は、増殖体の形成及び増殖体から
の植物の再生が催事的に行なわれる場合にのみ、実用性
を有する。従って、体細胞胚形成によりワタ植物を再生
するには、さらに能率的な方法が必要とされる。
本発明の目的は、培養されたワタ細胞から体細胞胚を生
産するための、並びに該胚から植物を再生するための従
来技術の方法よりも能率的な方法にある0本発明の他の
目的は、細胞懸濁培養系を利用した体細胞胚形成の方法
にある。
本発明の種々の目的は、下記の工程: (a)ワタ植物の組織を、約20℃ないし40℃で、褐
色化を防止するために充分な副次培養液と共に、適当な
カルス誘導培地上に置くことにより、ワタのカルスの形
成を誘導する工程;(b)該カルスを、少なくとも1種
類のオーキシンを比較的低い濃度で含む適当な前胚細胞
塊誘導液体培地に、前胚細胞塊の塊状集合体が形成され
、そして迅速に増殖し始めるまで、40mg/1以下の
濃度で懸濁する工程ン並びに (c)迅速に増殖している前胚細胞塊の塊状集合体を、
より小さく、より均一に分散された前胚細胞塊を生産す
ることができ、少なくとも1種類のオーキシンを比較的
高い濃度で含む液体栄養培地に移す工程からなる液体懸
濁液中の前胚ワタ細胞塊の製造方法を提供することによ
り達成された。
前胚細胞塊は、成熟した胚、苗木及び完全な植物体に再
生することができる。
第1図ないし第8図は本発明の種々の工程を示す。
第1図は、工程(a)に記載された方法により、原料と
して体細胞胚を用いて製造されたカルスの写真である。
写真は6.2倍に拡大されているe 1−2 cmの横
棒は21を表わす。
第2図は、工程(a)に記載された方法により、原料と
してし子葉を用いて製造されたカルスの写真である。写
真は22.7倍に拡大されている* 1.2 cmの横
棒は0.51を表わす。
第3図は、工程(b)に記載された方法により製造され
た前胚細胞塊の塊状集合体の写真である。写真は44.
4倍に拡大されている。 1.1 cmの横棒は0.′
25層朧を表わす。
第4図は、工程(c)に記載された方法により製造され
た、微細に分散された前胚細胞塊の写真である。写真は
44.4倍に拡大されている。
1.10膳の横棒は0 、25mmを表わす。
第5図ないし第8図は、各々本発明の工程(d)の方法
により製造された球形、ハート形。
魚雷形及び成熟胚の写真である。写真は2.7倍に拡大
されている。各写真において、1.8 c@の横棒は0
.5量諺を表わす。
驚くべきことに、発芽及び再生の可能なワタ(ゴシビウ
ム種)の胚が、体細胞胚形成を用いて、細胞懸濁培養系
中で前胚細胞塊を発生させ、そしてそこから胚を発生さ
せることにより有効に製造されうることが見出された。
本発明の方法においては、例えば標準的な2501のプ
ロング(DeLong) 7ラスコ中で、約10 、0
00個の球形胚の生産が可能になり、該球形胚から約1
000個の成熟細胞及び約50個の植物体が得られる。
従来技術の方法ではそのように能率のよい生産はできな
い。
本発明により生産されるワタ植物は、栽培種でも野生種
でも良い。栽培されたワタ植物が好ましい。
栽培された綿植物の例には、ゴシビウム ヒルレスツム
(Goss7pium  hirsutum) 、ゴシ
ビウム アルポレウム(Gossypium  arb
oreum )及びゴシビウム バルバデンス(Gos
sypiumbarbadense)が含まれる。ゴシ
ピウム ヒルスツムが好ましい0本発明の方法により再
生されるゴシピウム ヒルスツムの種には、コーカー(
coker )310 、 コーカー312、アカラ 
(Acala ) S J2 、アカラSJ4 、アカ
ラSJ5 、7ンク(Funk) 519−2及び77
り522−1が含まれる。好ましい種はコーカー310
である。
、L!L!  : IIILノ   ワタカルス第1工
程は、ワタ外植組織からワタカルス形成を誘導すること
である。適当なワタ外植組織のいくつかの例は、体細胞
胚、成熟および未成熟接合胚、実生からの子葉または胚
軸、および成熟植物体からの幼若組織を含む0体細胞胚
および実生の子葉または胚軸が好ましい。
接合胚は、例えば胚珠からの摘出により入手しても良い
、胚珠は好ましくは受粉後約7ないし30日後、好まし
くは約IOないし21日後、そして最も好ましくは約1
2ないし18日後摘出される。
子葉および胚軸は、幼若な実生から入手しても良い、実
生は好ましくは約3と211日齢間、より好ましくは約
4と9日齢の間、そして最も好ましくは約7日齢のもの
である。胚軸は、長袖方向に薄片に切り、そして例えば
1と20mm好ましくは約2mmの都合の良い切片に切
る。
子葉組織は1と 400mm’、好ましくは5と100
mrrf、そして最も好ましくは約10mrn’の切片
に切る。
この操作から誘導される体細胞胚は、木方法による胚形
成性カルスを得るための最も好ましい源である。
体細胞胚は、例えば移植片の源として子葉および胚軸組
織のための上記の方法を用いることにより入手され得る
。第1葉期以前に取ったあらゆる体細胞胚が適当である
6体細胞胚の大きさは決定的ではない、好ましくは体細
胞胚は長さが約5mnrより短い。
成熟ワタ植物体からの幼若組織は茎端の先端10cm、
好ましくは約5cmを摘出することにより慣用的に入手
されても良い、茎および葉柄組織は長袖方向に薄片に切
り、そして胚軸の場合と同じ大きさの切片に切る(上記
参照)。
葉組織は子葉組織の場合と同じ大きさの切片に切る(上
記参照)。
ワタ植物組織を、約20ないし40℃、好ましくは23
ないし35℃、より好ましくは約31℃で適当なカルス
誘導培地上に置く0組織からカルスを誘導することがで
きるあらゆる培地を本再生方法において使用しても良い
培地は、固体培地がより慣用的であるから好ましいけれ
ども、液体であっても固体であっても良い。
本発明の条件下でカルスを誘導することができる一つの
培地は、無機塩、ビタミン、炭素源、オーキシンおよび
サイトカイニンを含有する。培地は、PHを3.5と7
.5の間、好ましくは約4.5と8.5の間、そして最
も好ましくは約5.7に調整する。
カルス誘導に寄与し得るあらゆる無機塩およびビタミン
が適当である。適当な無機塩およびビタミンのいくつか
の例は、ムラシゲおよびスクラブ(1982年) (M
S)およびガムポルク等(1988年)  (B−5)
により記載されたものを包含する。もう一つの例は、チ
ェング(cheng)等(1980年)により記載され
たMSまたはゲムポルクのB−5培地の改良物である。
好ましい無機塩はMS無機塩である。好ましいビタミン
は、ゲムポルクのB−5ビタミンである。
炭素源はカルスを生長させ得るあらゆる炭素源であって
良い、好ましい炭素源は糖および糖の誘導体を包含する
。好ましい糖はグルコースとショ糖である0組織の褐色
化を減らすためにグルコースを含有するカルス誘導培地
中でカルスを創始させ、そして次にショ糖を含有するカ
ルス誘導培地に該カルスを移すことは特に望ましい。
炭素源の濃度は5ないし80g/l、好ましくは約30
g/交である。
カルス誘導培地中に存在するオーキシンはカルスを誘導
し得るあらゆるオーキシンであり得る。いくつかの適当
なオーキシンは、α−ナフタレン酢酸、ビクロラム、2
,4.5−1リクー3−ピルビン酸、インドール−3−
酢酸、およびp−クロロフェノキシ酢酸を含む、好まし
いオーキシンはα−ナフタレン酢酸である。
カルス形成を誘導することができるオーキシンのあらゆ
る濃度が本発明の方法において使用し得る。適当な濃度
は0.1ないしIDtag/iLである。特にオーキシ
ンがα−ナフタレン#酸である場合、好ましい濃度は、
約2mg/iである。
カルス誘導培地中に存在するサイトカイニンは、カルス
を誘導することができるあらゆるサイトカイニンであり
得る。いくつかの適当なサイトカイニンは、カイネチン
、6−ベンジルアデニン、2−インペンテニルアデニン
およびゼアチンを含む、好ましいサイトカイニンはカイ
ネチンである。
カルス形成を誘導することができるサイトカイニンのあ
らゆる濃度が本発明の方法において使用し得る。適当な
濃度は0.1ないし10mg/41である。特にサイト
カイニンがカイネチンである場合、好ましい濃度はla
g/uである。
培地が固体である場合、それは固化を引き起こす成分、
例えば約0.8 Xアガー、例えばアガー ノープル(
Agar  Noble)  (デイフコ(Dirco
))または約0.8%7ガロースを含有する(本明細書
において全ての%は重量に基づいている)。
カルス誘導培地上でカルスを形成するのに十分な期間組
織を培養する0例えば、炭素源としてグルコースを含有
するカルス誘導培地上で組織を培養し得る。5週間の誘
導期間が典型的である。副次培養は褐色化を防止するた
めに必要な時折なわれる0週毎の副次培養が好ましい。
形成するカルスは組織化されていなくても、また前胚細
胞塊、胚形成性カルスおよび/または胚を含有しても良
い0通常、胚軸または子葉を外植源として用いる場合、
カルスは組織化されていないように見える0体細胞胚を
外植源として用いる場合、少なくとも一部のカルスは、
淡黄色および結節により特色づけられる胚形成性カルス
からなるように見える。
生成するカルスを次いで5ケ月までの期間の間に、炭素
源としてショ糖を含有すること以外はカルス誘導培地と
同様であるカルス副次培養地に移すことは有利であり得
る。ショ糖含有カルス誘導培地上、1ケ月後の新鮮培地
中での1ケ月または2ケ月の副次培養が好ましい。
カルスは暗所で誘導され得るが、しかし好ましくは明所
で誘導される。光線は例えば0.5ないし 150IL
Em  s  (=41.75ないし12525 ルタ
ス)の強度を有する。
二丘]:〒   1 土 イ 前胚のまたは増殖胚の細胞塊の生長を促進する液体培地
中に、工程(a)からのカルスを懸濁する。細胞密度が
低いことは重要である。それ故に、培地1mJl当たり
40mg以下、好ましくは15mg以下、そしてより好
ましくは5mg以下のカルスが懸濁される。
工程(b)における有用な培地は、前胚細胞塊を誘導す
ることができるあらゆる培地であり得る。培地は無機塩
、ビタミン、炭素源およびオーキシンからなる。培地は
また有機窒素源、サイトカイニン、アミノ酸およびその
他の追加物例えばカゼイン氷解物またはココナツツ水を
含有しても良い。
無4j9.塩およびビタミンは、工程(a)(上記)と
同じであって良い、 MS無機塩およびB−5ビタミン
が好ましい。
炭素源は、工程(a)(上記)と同じであって良い。炭
素源の濃度は0.1ないし100g/文である。特に炭
素源がショ糖である場合には約20g/文が好ましい。
オーキシンは、工程(a)において使用されたオーキシ
ンから選択され得る。好ましいオーキシンは、2,4−
ジクロロフェノキシ酢酸およびビクロラムである。ビク
ロラムが最も好ましい。
工程(b)においてオーキシンの濃度は比較的低い。正
確な濃度は使用される特定のオーキシンに依存する。比
較的低いオーキシン濃度は、懸濁培養培地において通常
使用されるものに一般に類似しており、そして工程(c
)において使用される相当するオーキシン濃度はより十
分に低い。ビクロラムが工程(b)において使用される
オーキシンである場合、濃度は0.01ないし5mg/
交、好ましくは0.1ないし1mg/文。
そして最も好ましくは約0.5m g 7文である。
2.4−ジクロロフェノキシ酢酸が工程(b)において
使用されるオーキシンである場合、濃度は0.Olない
し0.5mg/文、好ましくは0.05ないし0.25
m g / l、そして最も好ましくは約0.1m g
 7文である。
前胚細胞塊の誘導は、空気を通した培地中、20ないし
35℃、好ましくは22ないし33℃1そして最も好ま
しくは25ないし31”Cの温度で好ましくは行なわれ
る。当該技術分野において公知の方法、例えば振iによ
り培地に空気を通しても良イ、工程(b)は暗所または
約75 g TL ts−2s−’(= 62G2.5
ルクス)まで、好ましくは5と10g E va−2s
−’ (= 417.5と835ルクス)の間の明所で
行なわれ得る。
前胚細胞塊の塊状集合体が形成され、そして迅速に増殖
し始めるまで好ましくは副次培養することなしに、カル
スを培地中に維持する。
迅速な増殖の開始は通常3ないし8週の間、より典型的
には5ないし7週の間に起こる。誘導期間の間、この期
間は培地を乱さないことが好ましいけれども、培地を新
鮮培地に置き換えても良い。
カルスから前胚細胞塊の塊状集合体への変化は、植物組
織培養の分野における通常の熟練者にとっては容易にわ
かるであろう、それは淡黄色および前胚細胞塊の塊状集
合体により特色づけられている。
1ri胚細胞魂の塊状集合体が一旦迅速に増殖し始める
と、それらは工程(c)に記載の培地に直接導かれ得る
か、またはそれらは褐色化を防止するために副次培養さ
れても良い。3ないし7日毎、好ましくは5ないし7日
毎の副次培養が慣用的である。細胞塊は副次培養なしで
約14日間生存する。
皿互工0 :細かくノ させた「 細 l工程(b)か
らの前胚細胞塊の塊状集合体は。
該集合体を細かく分散させ得る液体培地に移される。そ
の培地は、工程(c)の培地が比較的高濃度のオーキシ
ンからなること以外、工程(b)に記載のものと同じで
あって良い、オーキシンは工程(a)において使用され
たあらゆるオーキシンであり得る。好ましいオーキシン
は2゜4.5−トリクロロフェノキシ酢酸および2゜4
−ジクロロフェノキシ酢酸である。
オーキシンの濃度は使用される特定のオーキシンに依存
している。工程(c)の培地中のオーキシン濃度は、懸
濁培養培地に通常用いられる濃度よりも一般に高いか、
または少なくともその範囲の最高値であり、そしてあら
ゆる場合において、工程(b)において用いられる相当
するオーキシン濃度より十分高い。
例えば、2.4−ジクロロフェノキシ酢酸が工程(c)
の培地中のオーキシンである場合、濃度は約0.5ない
しtoomg/M、好ましくは1ないしlomg/JL
、そして最も好ましくは約2.5ないし7.5mg/文
であり得る。
オーキシンの濃度および可使性のある同一性を除いて、
工程(c)における培地、温度および光量は工程(b)
に記載のものと同一であって良い。
前胚細胞塊の塊状集合体がより小さくなり、より細かく
分散された前胚細胞塊になるまで工程(c)の条件を維
持する。より小さい、より細かく分散された前胚細胞塊
の出現は、当該技術分野の熟練者には容易にわかるであ
ろう、これらの細胞塊は、それらの黄色、平滑表面、中
間の濃度および小さい大きさを特徴とする。より小さい
、より細かく分散された細胞塊への変化は、6週間、典
型的には2週間以内に通常起こる。
小さい細かく分散された前胚細胞塊の培養物は無期限に
維持されても、そして活性な増殖を維持するように副次
培養しても良い0例えば3ないし28日毎、好ましくは
5ないし10日毎に副次培養することは慣用的である。
1皿」二藍ハ上 より小さい、より細かく分散された前胚細胞塊を、成熟
層の生長を誘導する培地に添加する。培地は好ましくは
液体である。
胚は成熟し、そして発芽することができる前に、多くの
生長段階を通過する。これらの段階は、球形の、ハート
形の、魚雷形の、そして成熟した段階を包含する。段階
の名称は、胚のおおよその形に基づいている。
工程(d)において有用な培地は、成熟層の生長を誘導
するあらゆる培地であり得る。一つの有用な培地は、無
機塩、ビタミン、炭素源および還元窒素を含有する有機
化合物からなる。
塩およびビタミン並びにそれらの濃度は、工程(a)に
記載のものと同じであって良い。炭素源はまた工程(a
)に記載の一つであって良い。
炭素源の濃度は約1ないし10g/41、好ましくは約
2ないし6 g / lである。好ましい炭素源はショ
糖である。
還元された窒素原子を有する有機化合物は、工程(d)
の培地に添加した場合、成熟層の生長を誘導するような
あらゆる化合物であり得る。
好ましい化合物はアミノ酸である。
好ましいアミノ酸はグルタミンである。
有機窒素源の濃度は、使用される特定の化合物に依存し
ている。有機窒素源としてのグルタミンの効果的濃度は
2ないし280m M、好ましくは5ないし loom
M、そして最も好ましくは50mMである。
工程(d)の培地はオーキシンを含有し得る。
オーキシンは胚生長の初期の段階の間望ましいが、しか
し後期の段階の間は望ましくない、それ故に、オーキシ
ンが存在するならば、それらは生長ノハート形段階まで
にだけ存在することが望ましい、従って、胚はオーキシ
ンを含有しない培地に移される。
オーキシンが存在するならば、その濃度は0.01ない
しQ、1mg/文であッテ良い。
オーキシンは工程(a)において有用なオーキシンの一
つであって良い、好ましいオーキシンはピクロラムおよ
び2.4−ジクロロフェノキシ酢酸である。
工程(d)の培地中、暗所または明所で20ないし35
℃の温度で胚を培養しても良い、光線の強度は、例えば
5ないし75ルE 11−”s−”(=8282.5ル
クス)であって良い。
胚が魚雷形または成熟段階に成熟するまで、該胚を工程
(d)の培地中に維持する。植物組織培養の分野におけ
る熟練者は、胚が形成するような球形の、ハート形の、
魚雷形のそして成熟した胚を識別することができるであ
ろう、胚は典型的には2ないし5週で、通常3ないし4
週で成熟する。ハート形段階にオーキシン含有培地から
非含有培地に移すことを除いて、胚を副次培養すること
、または胚を新鮮な培地に移すことは通常不要である。
二且」:良1 発芽を誘導し得る固体培地上に成熟胚を置く、培地は無
機塩、ビタミンおよび炭素源からなる。培地を適当な固
化剤例えばゲルライト(Ge1rite)  Cケル−
1(kelko )、カリ7fルニア、サンジエゴ〕、
アガロースまたはアガーで固化させる。
硝酸塩で高濃度で存在し、アンモニウムが存在しないか
、または非常に低濃度で存在するかのいずれかであると
いう変更をした工程(a)に記載の無機塩を使用し得る
。硝酸塩の濃度は20ないし130mM、好ましくは3
0ないし80mM、より好ましくは35ないし45mM
であって良い。
アンモニウムイオンの濃度が5mM以下であるべきであ
る。
炭素源は好ましくは糖である。好ましい糖はショ糖であ
る。炭素源の濃度は使用される特定の炭素源に依存する
0例えば、ショ糖が炭素源である場合、濃度は0.1な
いし6重量%、好ましくは0.5ないし4重量%、より
好ましくは工ないし3重量%である。
無機窒素源は所望により工程(e)の培地中に存在する
。有機化合物は、好ましくは発芽を支持し得るアミノ酸
またはアミノ酸の混合物である。好ましいアミノ酸また
はその混合物はグルタミンまたはカゼイン氷解物である
無機窒素源の濃度は、使用される特定の化合物に依存す
る0例えば、化合物がグルタミンである場合、濃度は2
ないし50mM、好ましくは5ないし30mM、より好
ましくはioないし20mMであり得る。化合物がカゼ
イン氷解物または変性カゼイン氷解物である場合、濃度
は100ないし3000m g / l 、好ましくは
1000ないし2800mg/i、より好ましくは15
00ないし2500m gZ見である。
好ましくは、発芽は有機窒素源を含有する培地上で若葉
が生長するまで起こる。根の伸長のための有機窒素源を
含有しない培地に、次いで胚を移す。
培地中の胚の密度は、生長に自己阻害を引き起こすもの
より低い密度に限られる。適当な密度は、約10ないし
75+:n!;L、好ましくは25ないし50m1、そ
して最も好ましくは約35mMの培地を含有する9cm
のペトリ皿中に1ないし100個の胚を含む。
工程(e)の培地は、20ないし30℃に維持される。
好ましくは、温度は約25℃である。
ある光線は工程(e)において必要である。5ないし1
507t E ra−”5−1(= 417.5と 1
2525ルクス)の間、好ましくは10ないし75p 
E m−”5−1C= 835と 62f12.5ルク
ス)の間の光線の強度が適当である。
胚が発芽するまで、典型的には工ないし20日、通常2
ないし4日、工程(e)の培地上に胚を維持する。当業
者は胚が発芽した時を知るであろう。
工」!」:髭糎淋 発芽に続いて、小植物体を植物体への生長のための土壌
に移す。移された植物体をガラスで覆い、高湿度に維持
する。ガラス下で1週間後、小植物体または植物体の特
別な処置は必要ない。
有」月1=」1舅 成熟胚は大量繁殖およびクローニングのために使用し得
る。これは、胚を発芽させ、そして小植物体を土壌に、
その他の生長基質またはその他の植物生長環境のいづれ
かに移植することを必要とする。成熟胚はまた人工種子
皮膜に包まれ、そして「体細胞種子」として植えられて
も良い、雑種の親または雑種自体を大量製造する必要が
ある場合に、大量繁殖およびクローニングは有益である
新規な特徴が遺伝的変更の結果として存在するかどうか
を決定するために、上記の段階の間のあらゆる時に、細
胞、前胚、胚、小植物体および植物体を分析し得る。特
徴は試験管内または植物の特徴において有用であって良
い、有用な特徴のいくつかの例は、植物毒素耐性、乾繰
耐性、冷寒耐性、疾病耐性、その他を包含する。
工程(a)、(b)および(c)の細胞はまた、望まし
い特性1例えば除草剤耐性を有する細胞または植物体を
産生ずることができる組織培養法を行っても良い、その
ような方法のいくつかの例は、例えばシャレッフおよび
レイ(c:haleffand  Ray)  (19
84年)を包含する。
支崖1 第工表−培養液 全ての培養液はムラシゲ(Murashige)及びス
クーグ(Skaog )の無機塩及びガンポーグ(Ga
mborg ’s)のB−5ビタミンを含み、  pH
5,7に調整され、下記の組成(mg/fL)を有する
: 多量養素 1’v1gS04−711,0     370KH2
1’(J、、        170倣量養素 +13130,6.2 Mn5O,、−1120] 5.6 1ITSO4・7it、o      8.6NaMo
O4−211200,25 Cu So 4 m 51120          
     0.025CaC12−611200,02
5 KI                       
     O,8:31’cs04.7n 、o   
                       27
.8Na2El)TA               
   37.3ビ゛タミン チアミン          10 ピリドキシン         1 ニコチン酸         1 ミオ−イノシトール    100 さらに、下記の組成を有する種々の培養液が調整される
諧喪属考   添加成分 1 20g/L;L(7)スクO−ス、0.6$(7)
7ガーノーブル(Noble ) (デイフコ(Dir
co ) )2 30g/文のグルコース、2mg/文
のα−ナフタレン酢酸、1mg/Jlのカイネチン(K
inetin) 、 0.8%のアガーノープル3 3
0g/文のスクロース+ 2 m g /交のα−ナフ
タレン酢酸、1mg/iのカイネチン、 0.8%のア
ガーノープル 4 20g/fLのスクロース及び0.5mg/Jlの
ピクロラム 5 20g/lのスクロース及び5 m g / fL
の2.4−ジクロロフェノキシ酢酸 6 20g/lのスクロース及び15mMのグルタミン 培養液の温度は25℃、28℃及び31℃であり、温度
以外の条件として、照光時間は16時間、照光して8時
間暗くし、光度は20終Em  s(= 1670ルク
ス)である。
種)の種子を、1M硫酸内に2分間置くことにより、綿
花を除去する(delint) 、その後、種子を消毒
薬及び蒸留水で4回洗浄し、95%のエタノールに浸漬
し、火焔殺菌しくflame ) 、 その後培養液#
1に31”Cで植え付ける。
支ム上」:L工区A」 植え付けの7日後、芽の胚軸を採取し縦に薄く切り、2
mmに区切って切断し、31”Oの培養液#2に置く0
区分した胚軸(2mm)は週毎に新しい培養液#2に移
し、この培養液も31℃に保つ。培養液#2への4回の
週毎の移植後、胚軸上に増殖したカルス組織をもとの外
植片から除去して、31”Oの培養液#3に置く。1ケ
月後にカルスを新しい培養液#3に移し、さらに1ない
し2ケ月間保持する。
支ムME : 11至五皿訓I 懸濁培養の開始のために、カルス組織100gを125
m1のプロングフラスコ中の35mJLの培養液#4に
入れる。懸濁液を、28℃、140 rpm(1分間の
回転数)で6週間回転すると、急速に増殖し始める。
シI巳:jの −び の′ 培養液#4中で生成する胚は、培養液#4を培養液#5
に換えると、さらに急速に増殖する。この胚形成懸濁液
は分割され、それぞれ新しい培養液#5中で3ないし7
日回車代培養する。培養液#5中で増殖する胚を発達さ
せるために、胚を培養液#6で洗浄した後、培養液#6
中に入れる。培養液#6中にX移してから3ないし4週
間目に成熟した胚を25℃の固体培地」二に置く。固体
培地は、KNO3及びNH4N0.の代わりに40m 
MのKNOlで変性されたMStllを含む変性MS培
地、B−5ビタミン、2%のスクロース、15mMのグ
ルタミンからなり、0.2zのゲルトライト(Gelt
rite)で固化されている。
胚を25℃のベトリ皿に置く。この培地上では吸枝の発
育はまばらであり、胚を上記の変性されたMS培地でグ
ルタミンを含まないものに移すと、根の伸長が強化され
る。その後、発芽した胚を体中のバーミキュライトに植
え、ビーカーで覆う(25℃)、バーミキュライト中で
苗木が育ったら、ビーカーを除去する。28℃で1週間
経過した後、苗木を温室中に置き、さらに植物体を発生
させる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の方法の工程(a)で形成さ
れた生物(カルス)の形態を示す写真、第3図は本発明
の方法の工程(b)で形成された生物(前胚細胞塊の塊
状集合体)の形態を示す写真、第4図は本発明の一工程
において形成された生物(分散された前胚細胞塊)の形
態を示す写真、第5図ないし第8図は本発明の方法の工
程(d)で形成された生物(それぞれ球形胚、ハート形
胚、魚雷形胚及び成熟胚)の形態を示す写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)ワタ植物の組織を、約20℃ないし40℃
    で、褐色化を防止するために充分な副次培養液と共に、
    適当なカルス誘導培地上に置くことにより、ワタのカル
    スの形成を誘導する工程;(b)該カルスを、少なくと
    も1種類のオーキシンを比較的低い濃度で含む適当な前
    胚細胞塊誘導液体培地に、前胚細胞塊の塊状集合体が形
    成され、そして迅速に増殖し始めるまで、40mg/m
    l以下の濃度で懸濁する工程:並びに (c)迅速に増殖している前胚細胞塊の塊状集合体を、
    より小さく、より均一に分散された前胚細胞塊を生産す
    ることができ、少なくとも1種類のオーキシンを比較的
    高い濃度で含む液体栄養培地に移す工程からなる液体懸
    濁液中の前胚ワタ細胞塊の製造方法。 (2)(a)ワタ植物の組織を、約20℃ないし40℃
    で、褐色化を防止するために充分な副次培養液と共に、
    適当なカルス誘導培地上に置くことにより、ワタのカル
    スの形成を誘導する工程;(b)該カルスを、少なくと
    も1種類のオーキシンを比較的低い濃度で含む適当な前
    胚細胞塊誘導液体培地に、前胚細胞塊の塊状集合体が形
    成され、そして迅速に増殖し始めるまで、40mg/m
    l以下の濃度で懸濁する工程; (c)迅速に増殖している前胚細胞塊の塊状集合体を、
    より小さく、より均一に分散された前胚細胞塊を生産す
    ることができ、少なくとも1種類のオーキシンを比較的
    高い濃度で含む液体栄養培地に移す工程;並びに (d)前胚細胞塊を適当な魚雷形または子葉形胚誘導液
    体栄養培地に置くことにより、工程(b)または工程(
    c)の前胚細胞塊から魚雷形または子葉形胚を発生させ
    る工程からなる、液体懸濁液中の成熟胚の製造方法。 (3)(a)ワタ植物の組織を、約20℃ないし40℃
    で、褐色化を防止するために充分な副次培養液と共に、
    適当なカルス誘導培地上に置くことにより、ワタのカル
    スの形成を誘導する工程;(b)該カルスを、少なくと
    も1種類のオーキシンを比較的低い濃度で含む適当な前
    胚細胞塊誘導液体培地に、前胚細胞塊の塊状集合体が形
    成され、そして迅速に増殖し始めるまで、40mg/m
    l以下の濃度で懸濁する工程; (c)迅速に増殖している前胚細胞塊の塊状集合体を、
    より小さく、より均一に分散された前胚細胞塊を生産す
    ることができ、少なくとも1種類のオーキシンを比較的
    高い濃度で含む液体栄養培地に移す工程; (d)前胚細胞塊を適当な魚雷形または子葉形胚誘導液
    体栄養培地に置くことにより、工程(b)または工程(
    c)の前胚細胞塊から魚雷形または子葉形胚を発生させ
    る工程;並びに (e)適当な胚発芽栄養培体上で胚を発生させる工程か
    らなるワタの苗木の製造方法。 (4)(a)ワタ植物の組織を、約20℃ないし40℃
    で、褐色化を防止するために充分な副次培養液と共に、
    適当なカルス誘導培地上に置くことにより、ワタのカル
    スの形成を誘導する工程;(b)該カルスを、少なくと
    も1種類のオーキシンを比較的低い濃度で含む適当な前
    胚細胞塊誘導液体培地に、前胚細胞塊の塊状集合体が形
    成され、そして迅速に増殖し始めるまで、40mg/m
    l以下の濃度で懸濁する工程; (c)迅速に増殖している前胚細胞塊の塊状集合体を、
    より小さく、より均一に分散された前胚細胞塊を生産す
    ることができ、少なくとも1種類のオーキシンを比較的
    高い濃度で含む液体栄養培地に移す工程; (d)前胚細胞塊を適当な魚雷形または子葉形胚誘導液
    体栄養培地に置くことにより、工程(b)または工程(
    c)の前胚細胞塊から魚雷形または子葉形胚を発生させ
    る工程; (e)適当な胚発芽栄養培体上で胚を発芽させる工程;
    並びに (f)発芽した胚から植物を生長させる工程からなるワ
    タの植物体の製造方法。 (5)ワタがゴシピウムヒルスツム(Gossypiu
    mhirsutum)である請求項1、2、3もしくは
    4記載の方法。 (8)工程(a)におけるワタ植物の組織が子葉組織ま
    たは胚軸組織である請求項1、2、3または4記載の方
    法。 (7)工程(b)におけるオーキシンが0.1ないし5
    g/lの濃度で存在するピクロラム(picloram
    )である請求項1、2、3または4記載の方法。 (8)工程(b)におけるオーキシンが0.01ないし
    0.5mg/lの濃度の2,4−ジクロロフェノキシ酢
    酸である請求項1、2、3または4記載の方法。 (9)工程(b)が3ないし8週間行なわれる請求項1
    、2、3または4記載の方法。 (10)15mg/ml以下のカルスを工程(b)の培
    地に懸濁する請求項1、2、3または4記載の方法。 (11)工程(c)のオーキシンが0.5ないし100
    mg/lの濃度の2,4−ジクロロフェノキシ酢酸であ
    る請求項1、2、3または4記載の方法。 (12)工程(d)の培地が無機塩、ビタミン、炭素源
    及び還元された窒素原子を含む有機化合物からなる請求
    項1、2、3または4記載の方法。 (13)還元された窒素原子を含む化合物が、2ないし
    250mMの濃度のグルタンミンである請求項12記載
    の方法。 (14)ワタの植物体に生長しうる魚雷形または子葉形
    胚の液体懸濁液。
JP63292240A 1987-11-18 1988-11-18 培養細胞からのワタの再生方法 Pending JPH01165316A (ja)

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