JP2914003B2 - スタッカークレーンにおける塵埃飛散防止装置 - Google Patents
スタッカークレーンにおける塵埃飛散防止装置Info
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- JP2914003B2 JP2914003B2 JP11396392A JP11396392A JP2914003B2 JP 2914003 B2 JP2914003 B2 JP 2914003B2 JP 11396392 A JP11396392 A JP 11396392A JP 11396392 A JP11396392 A JP 11396392A JP 2914003 B2 JP2914003 B2 JP 2914003B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塵埃を嫌う物品を収
納・保管する自動倉庫のスタッカークレーンにおける塵
埃飛散防止装置に関する。
納・保管する自動倉庫のスタッカークレーンにおける塵
埃飛散防止装置に関する。
【0002】
【従来の自動倉庫】従来の自動倉庫として以下の如きも
のは知られている。即ち、前後方向に所定間隔をあける
ようにして設けられた、上下・左右に多数の物品収納棚
を有する前後一対のラック装置と、前記前後のラック装
置間において下部のガイドレールに沿って左右動自在に
設けられたスタッカークレーンとを有しており、前記ス
タッカークレーンが、走行台車と、この走行台車に設け
られたマストに昇降自在となされた昇降台と、この昇降
台に設けられた物品移載装置(例えば、前後方向に摺動
自在に設けられたスライドフォーク)とを有しているも
のは知られている。
のは知られている。即ち、前後方向に所定間隔をあける
ようにして設けられた、上下・左右に多数の物品収納棚
を有する前後一対のラック装置と、前記前後のラック装
置間において下部のガイドレールに沿って左右動自在に
設けられたスタッカークレーンとを有しており、前記ス
タッカークレーンが、走行台車と、この走行台車に設け
られたマストに昇降自在となされた昇降台と、この昇降
台に設けられた物品移載装置(例えば、前後方向に摺動
自在に設けられたスライドフォーク)とを有しているも
のは知られている。
【0003】
【発明の背景】前記自動倉庫において、塵埃を嫌う物
品、例えば半導体ウエハ等を収納・保管する場合におい
ては、自動倉庫内において塵埃が飛散するのを防止する
必要がある。そのような場合、下部のガイドレールとそ
れに載っている走行車輪との間で発生する塵埃や、走行
車輪が回転することによって発生する塵埃が飛散するこ
とを防止することが必要となる。
品、例えば半導体ウエハ等を収納・保管する場合におい
ては、自動倉庫内において塵埃が飛散するのを防止する
必要がある。そのような場合、下部のガイドレールとそ
れに載っている走行車輪との間で発生する塵埃や、走行
車輪が回転することによって発生する塵埃が飛散するこ
とを防止することが必要となる。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、ガイドレールに沿って走行する中空状の走行台車
と、この走行台車にそれと連通するようにして設けられ
た筒状のマストと、このマストに昇降自在に設けられた
中空状昇降台とを有するスタッカークレーンにおける塵
埃飛散防止装置であって、前記走行台車の、ガイドレー
ルに載った走行車輪が設けられた部分に吸引口が形成さ
れ、この吸引口から空気を吸引して走行台車に形成され
た排気口から空気を排気する吸引装置が走行台車内に設
けられ、前記排気された空気が走行台車に設けられたフ
ィルターによってクリーンにされるようになされ、前記
筒状のマストにその高さ方向に沿ってスリットが形成さ
れ、このスリットを通じて中空状昇降台の被案内部がマ
スト内に収納されており、この被案内部がこれに設けら
れたローラーを介してマストの内部に設けられたガイド
レールに沿って上下動するようになされ、前記中空状昇
降台の上壁に空気噴出口及び吸引口が形成され、前記空
気噴出口に垂直ダクトが接続され、この垂直ダクトの上
端に下向きの空気噴出口を有する水平ダクトが接続さ
れ、中空状昇降台、垂直ダクト及 び水平ダクトによって
構成される空気通路にそれを横切るような状態でフィル
ターが設けられ、清浄空気を水平ダクトの空気噴出口か
ら下向きに噴出して中空状昇降台の上壁に形成された吸
引口から中空状昇降台内に吸引するファンが設けられて
いるものである。
を達成するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、ガイドレールに沿って走行する中空状の走行台車
と、この走行台車にそれと連通するようにして設けられ
た筒状のマストと、このマストに昇降自在に設けられた
中空状昇降台とを有するスタッカークレーンにおける塵
埃飛散防止装置であって、前記走行台車の、ガイドレー
ルに載った走行車輪が設けられた部分に吸引口が形成さ
れ、この吸引口から空気を吸引して走行台車に形成され
た排気口から空気を排気する吸引装置が走行台車内に設
けられ、前記排気された空気が走行台車に設けられたフ
ィルターによってクリーンにされるようになされ、前記
筒状のマストにその高さ方向に沿ってスリットが形成さ
れ、このスリットを通じて中空状昇降台の被案内部がマ
スト内に収納されており、この被案内部がこれに設けら
れたローラーを介してマストの内部に設けられたガイド
レールに沿って上下動するようになされ、前記中空状昇
降台の上壁に空気噴出口及び吸引口が形成され、前記空
気噴出口に垂直ダクトが接続され、この垂直ダクトの上
端に下向きの空気噴出口を有する水平ダクトが接続さ
れ、中空状昇降台、垂直ダクト及 び水平ダクトによって
構成される空気通路にそれを横切るような状態でフィル
ターが設けられ、清浄空気を水平ダクトの空気噴出口か
ら下向きに噴出して中空状昇降台の上壁に形成された吸
引口から中空状昇降台内に吸引するファンが設けられて
いるものである。
【0005】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。走行車輪が設けら
れた部分に形成された吸引口から、ガイドレールとそれ
に載っている走行車輪との間で発生する塵埃や、走行車
輪が回転することによって発生する塵埃を空気もろとも
吸引して、フィルターでクリーンにして排気するので、
塵埃の飛散を防止することが出来る。中空状昇降台の
昇降案内部を筒状のマスト内に納め、且つ、筒状のマス
ト内で昇降案内部から発生する塵埃を吸引装置によって
空気もろとも吸引するようにしたので、昇降案内部にお
いて発生する塵埃の飛散を防止することが出来る。清
浄空気を水平ダクトの空気噴出口から下向きに噴出して
中空状昇降台の上壁に形成された吸引口から中空状昇降
台内に吸引するようになされているので、中空状昇降台
上方の物品収納空間を清浄に保持することが出来る。
下の如き効果を奏するものである。走行車輪が設けら
れた部分に形成された吸引口から、ガイドレールとそれ
に載っている走行車輪との間で発生する塵埃や、走行車
輪が回転することによって発生する塵埃を空気もろとも
吸引して、フィルターでクリーンにして排気するので、
塵埃の飛散を防止することが出来る。中空状昇降台の
昇降案内部を筒状のマスト内に納め、且つ、筒状のマス
ト内で昇降案内部から発生する塵埃を吸引装置によって
空気もろとも吸引するようにしたので、昇降案内部にお
いて発生する塵埃の飛散を防止することが出来る。清
浄空気を水平ダクトの空気噴出口から下向きに噴出して
中空状昇降台の上壁に形成された吸引口から中空状昇降
台内に吸引するようになされているので、中空状昇降台
上方の物品収納空間を清浄に保持することが出来る。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側を、右と
は同図右側をいう。
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1下
側を、後とは同図上側をいい、左とは図1左側を、右と
は同図右側をいう。
【0007】図1〜図3に示すごとく、クリーン倉庫1
の床2の上方に、床2との間に所定間隙3をあけるよう
にして前後一対の水平壁4が、両者の間に左右方向に長
い開口5を形成するようにして、設けられている。前記
前後一対の水平壁4各々に前後一対のラック装置7が設
けられ、これらラック装置7各々は上下・左右に多数の
物品収納棚8を有しており、これら前後の物品収納棚8
の出し入れ口9は相互に対向している。また、前記物品
収納棚8には後述のスライドフォーク38が上下に移動
するのを許容するフォーク通過間隙10が形成されてい
る。前記物品収納棚8に物品Wが載置・収納される。
の床2の上方に、床2との間に所定間隙3をあけるよう
にして前後一対の水平壁4が、両者の間に左右方向に長
い開口5を形成するようにして、設けられている。前記
前後一対の水平壁4各々に前後一対のラック装置7が設
けられ、これらラック装置7各々は上下・左右に多数の
物品収納棚8を有しており、これら前後の物品収納棚8
の出し入れ口9は相互に対向している。また、前記物品
収納棚8には後述のスライドフォーク38が上下に移動
するのを許容するフォーク通過間隙10が形成されてい
る。前記物品収納棚8に物品Wが載置・収納される。
【0008】図1に示すごとく、クリーン倉庫1の、右
側部に前後一対の物品搬入・搬出ステーション11が設
けられている。
側部に前後一対の物品搬入・搬出ステーション11が設
けられている。
【0009】図3〜図5に示すごとく、前記クリーン倉
庫1の前後方向中央の上下部に左右方向に長い上下一対
のガイドレール14が設けられ、これらガイドレール1
4にスタッカークレーン16が左右動自在に案内されて
いる。更に具体的に云うなら、スタッカークレーン16
の中空状の走行台車17の下部左右部各々に、下側のガ
イドレール14に載る走行車輪18及び下側のガイドレ
ール14を挟持する一対の挟持ローラー19が設けら
れ、走行車輪18の一方が走行台車17内に収納・設置
された正逆回転自在なモーター20によって回転させら
れるようになされている。また、後述のマスト28の上
端に、上側のガイドレール14を挟持する左右一対の挟
持ローラー25が2組設けられている。
庫1の前後方向中央の上下部に左右方向に長い上下一対
のガイドレール14が設けられ、これらガイドレール1
4にスタッカークレーン16が左右動自在に案内されて
いる。更に具体的に云うなら、スタッカークレーン16
の中空状の走行台車17の下部左右部各々に、下側のガ
イドレール14に載る走行車輪18及び下側のガイドレ
ール14を挟持する一対の挟持ローラー19が設けら
れ、走行車輪18の一方が走行台車17内に収納・設置
された正逆回転自在なモーター20によって回転させら
れるようになされている。また、後述のマスト28の上
端に、上側のガイドレール14を挟持する左右一対の挟
持ローラー25が2組設けられている。
【0010】図4及び図5に示すごとく、走行台車17
の底部の、走行車輪18が設けられた部分に吸引口21
が形成され、これら吸引口21から空気を吸引して走行
台車17に形成された排気口22から空気を排気する吸
引装置23が走行台車17内に設けられている。前記排
気口22にはフィルター24が取り付けられている。こ
のような構成によって、吸引口21から、下側のガイド
レール14と走行車輪18や挟持ローラー19との間で
発生する塵埃や、走行車輪18や挟持ローラー19が回
転することによって発生する塵埃を空気もろとも吸引し
て、フィルター24でクリーンにして排気して、塵埃の
飛散を防止することが出来る。
の底部の、走行車輪18が設けられた部分に吸引口21
が形成され、これら吸引口21から空気を吸引して走行
台車17に形成された排気口22から空気を排気する吸
引装置23が走行台車17内に設けられている。前記排
気口22にはフィルター24が取り付けられている。こ
のような構成によって、吸引口21から、下側のガイド
レール14と走行車輪18や挟持ローラー19との間で
発生する塵埃や、走行車輪18や挟持ローラー19が回
転することによって発生する塵埃を空気もろとも吸引し
て、フィルター24でクリーンにして排気して、塵埃の
飛散を防止することが出来る。
【0011】図4及び図6に示すごとく、前記走行台車
17にそれと連通するようにしてマスト28が設けられ
ている。このマスト28は上端部が閉塞され、下端部が
開放(開口)した筒状である。このマスト28に、その
高さ方向に沿ってスリット29が形成され、このスリッ
ト29を通じて中空状昇降台30に連通・接続された中
空状被案内部31がマスト28内に収納されており、こ
の中空状被案内部31が、これに設けられたローラー3
2を介して、マスト28の内部に設けられたガイドレー
ル33に沿って上下動するようになされている。前記中
空状昇降台30は公知の昇降装置35によって昇降させ
られるようになされている。前記マスト28内の空気は
吸引装置23によって吸引される。
17にそれと連通するようにしてマスト28が設けられ
ている。このマスト28は上端部が閉塞され、下端部が
開放(開口)した筒状である。このマスト28に、その
高さ方向に沿ってスリット29が形成され、このスリッ
ト29を通じて中空状昇降台30に連通・接続された中
空状被案内部31がマスト28内に収納されており、こ
の中空状被案内部31が、これに設けられたローラー3
2を介して、マスト28の内部に設けられたガイドレー
ル33に沿って上下動するようになされている。前記中
空状昇降台30は公知の昇降装置35によって昇降させ
られるようになされている。前記マスト28内の空気は
吸引装置23によって吸引される。
【0012】図4及び図6に示すごとく、前記中空状昇
降台30には物品移載装置であるスライドフォーク38
が前後いずれにも水平突出するように水平摺動自在に設
けられている。前記スライドフォーク20は、公知のご
とく、物品Wの下方への突出・中空状昇降台30の上昇
による物品Wの持ち上げ・中空状昇降台30側への退入
という動作を行なって物品Wを中空状昇降台30に引き
込み、前記と逆の動作によって物品収納棚8等に物品W
を降ろすことが出来る。なお、物品移載装置は、前記ス
ライドフォーク20に限定されるものではなく、ロボッ
トハンドであってもよい。
降台30には物品移載装置であるスライドフォーク38
が前後いずれにも水平突出するように水平摺動自在に設
けられている。前記スライドフォーク20は、公知のご
とく、物品Wの下方への突出・中空状昇降台30の上昇
による物品Wの持ち上げ・中空状昇降台30側への退入
という動作を行なって物品Wを中空状昇降台30に引き
込み、前記と逆の動作によって物品収納棚8等に物品W
を降ろすことが出来る。なお、物品移載装置は、前記ス
ライドフォーク20に限定されるものではなく、ロボッ
トハンドであってもよい。
【0013】前記中空状昇降台30の上壁左側に空気噴
出口51が形成され、この空気噴出口51に垂直ダクト
52が接続され、この垂直ダクト52の上端に、下向き
の空気噴出口54を有する水平ダクト53が接続されて
いる。前記水平ダクト53の空気噴出口54にヘパフィ
ルター等からなるフィルター55が取り付けられてい
る。なお、フィルター55は、中空状昇降台30、垂直
ダクト52及び水平ダクト53によって構成される空気
通路56に、それを横切るような状態で、設けるように
すればよい。前記垂直ダクト52に対向して、中空状昇
降台30の上壁右側と、水平ダクト53の右側とに跨っ
て垂直壁58が渡されている。なお、この垂直壁58
は、中空状被案内部31の垂直壁の一部を構成するもの
となされている。このような構成によって、中空状昇降
台30、垂直ダクト52、水平ダクト53及び垂直壁5
8によって、前後に貫通した物品収納空間が形成され
る。前記水平ダクト53の空気噴出口54から空気を噴
出するファン57が中空状昇降台30に設けられてい
る。上記の如き構成によって、清浄空気を水平ダクト5
3の空気噴出口54から下向きに噴出して、中空状昇降
台30の上壁に形成さ れた吸引口39から中空状昇降台
30内に吸引して、スライドフォーク38の上方の空間
(物品収納空間)に、上から下に向かう清浄空気の流れ
を作り、その空間を清浄に保持することが出来る。
出口51が形成され、この空気噴出口51に垂直ダクト
52が接続され、この垂直ダクト52の上端に、下向き
の空気噴出口54を有する水平ダクト53が接続されて
いる。前記水平ダクト53の空気噴出口54にヘパフィ
ルター等からなるフィルター55が取り付けられてい
る。なお、フィルター55は、中空状昇降台30、垂直
ダクト52及び水平ダクト53によって構成される空気
通路56に、それを横切るような状態で、設けるように
すればよい。前記垂直ダクト52に対向して、中空状昇
降台30の上壁右側と、水平ダクト53の右側とに跨っ
て垂直壁58が渡されている。なお、この垂直壁58
は、中空状被案内部31の垂直壁の一部を構成するもの
となされている。このような構成によって、中空状昇降
台30、垂直ダクト52、水平ダクト53及び垂直壁5
8によって、前後に貫通した物品収納空間が形成され
る。前記水平ダクト53の空気噴出口54から空気を噴
出するファン57が中空状昇降台30に設けられてい
る。上記の如き構成によって、清浄空気を水平ダクト5
3の空気噴出口54から下向きに噴出して、中空状昇降
台30の上壁に形成さ れた吸引口39から中空状昇降台
30内に吸引して、スライドフォーク38の上方の空間
(物品収納空間)に、上から下に向かう清浄空気の流れ
を作り、その空間を清浄に保持することが出来る。
【0014】前記中空状被案内部31にはマスト28内
に開口した空気通路40が形成されている。このような
構成によって、前記の吸引装置23によって中空状昇降
台30上部の空気を吸引してマスト28内に引き込み、
中空状昇降台30上部の空気をクリーンにすることが出
来る。
に開口した空気通路40が形成されている。このような
構成によって、前記の吸引装置23によって中空状昇降
台30上部の空気を吸引してマスト28内に引き込み、
中空状昇降台30上部の空気をクリーンにすることが出
来る。
【0015】次に、クリーン倉庫1内に一定の空気の流
れを作るための構成について説明する。図3に示すごと
く、水平壁4より上方のクリーン倉庫1の前壁とラック
装置7との間に空気通路41を画するようにして、平板
状のフィルター及び網・多孔板等からなる整流板43
が、クリーン倉庫1内に垂直状に設けられ、また、同様
に、水平壁4より上方のクリーン倉庫1の後壁とラック
装置7との間に空気通路41を画するようにして、平板
状のフィルター及び網・多孔板等からなる整流板43
が、クリーン倉庫1内に垂直状に設けられている。前記
空気通路41に開口する、所要個の開口44が水平壁4
に形成され(図1も参照)ている。
れを作るための構成について説明する。図3に示すごと
く、水平壁4より上方のクリーン倉庫1の前壁とラック
装置7との間に空気通路41を画するようにして、平板
状のフィルター及び網・多孔板等からなる整流板43
が、クリーン倉庫1内に垂直状に設けられ、また、同様
に、水平壁4より上方のクリーン倉庫1の後壁とラック
装置7との間に空気通路41を画するようにして、平板
状のフィルター及び網・多孔板等からなる整流板43
が、クリーン倉庫1内に垂直状に設けられている。前記
空気通路41に開口する、所要個の開口44が水平壁4
に形成され(図1も参照)ている。
【0016】前記水平壁4各々の下部の間隙3を前後に
画するようにして垂直な仕切り板45が設けられ、この
仕切り板45に所要個の開口46が形成され、これら開
口46にファン47の吐出口が接続されている。前記開
口46と開口44を画するようにして垂直なフィルター
48が設けられている。前記水平壁4の下方に位置する
ファン47の設けられた空間と、下部のガイドレール1
4の設けられた空間とを区画するようにして、水平壁4
の、スタッカークレーン16側の縁部と床2とに渡るよ
うなかたちで、平板状のフィルター49がクリーン倉庫
1内に垂直状に設けられている。このような構成によっ
て、ファン47から噴出された空気は、空気通路41を
上昇し、物品収納棚8を通った後、前後のラック装置7
の間を通って下に行き、ファン47に再び吸引されると
いう経路を循環する。そして、フィルター49やフィル
ター48を通過する間に空気は浄化される。
画するようにして垂直な仕切り板45が設けられ、この
仕切り板45に所要個の開口46が形成され、これら開
口46にファン47の吐出口が接続されている。前記開
口46と開口44を画するようにして垂直なフィルター
48が設けられている。前記水平壁4の下方に位置する
ファン47の設けられた空間と、下部のガイドレール1
4の設けられた空間とを区画するようにして、水平壁4
の、スタッカークレーン16側の縁部と床2とに渡るよ
うなかたちで、平板状のフィルター49がクリーン倉庫
1内に垂直状に設けられている。このような構成によっ
て、ファン47から噴出された空気は、空気通路41を
上昇し、物品収納棚8を通った後、前後のラック装置7
の間を通って下に行き、ファン47に再び吸引されると
いう経路を循環する。そして、フィルター49やフィル
ター48を通過する間に空気は浄化される。
【0017】
【図1】この発明の実施例を示す水平断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う中間省略の拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】スタッカークレーンの拡大縦断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】 14 ガイドレール 16 スタッカークレーン 17 走行台車 18 走行車輪 21 吸引口 22 排気口 23 吸引装置 24 フィルター28 マスト 29 スリット 30 中空状昇降台 31 中空状被案内部 32 ローラー 33 ガイドレール 39 吸引口 51 空気噴出口 52 垂直ダクト 53 水平ダクト 54 空気噴出口 55 フィルター 56 空気通路 57 ファン
Claims (1)
- 【請求項1】 ガイドレールに沿って走行する中空状の
走行台車と、この走行台車にそれと連通するようにして
設けられた筒状のマストと、このマストに昇降自在に設
けられた中空状昇降台とを有するスタッカークレーンに
おける塵埃飛散防止装置であって、前記走行台車の、ガ
イドレールに載った走行車輪が設けられた部分に吸引口
が形成され、この吸引口から空気を吸引して走行台車に
形成された排気口から空気を排気する吸引装置が走行台
車内に設けられ、前記排気された空気が走行台車に設け
られたフィルターによってクリーンにされるようになさ
れ、前記筒状のマストにその高さ方向に沿ってスリット
が形成され、このスリットを通じて中空状昇降台の被案
内部がマスト内に収納されており、この被案内部がこれ
に設けられたローラーを介してマストの内部に設けられ
たガイドレールに沿って上下動するようになされ、前記
中空状昇降台の上壁に空気噴出口及び吸引口が形成さ
れ、前記空気噴出口に垂直ダクトが接続され、この垂直
ダクトの上端に下向きの空気噴出口を有する水平ダクト
が接続され、中空状昇降台、垂直ダクト及び水平ダクト
によって構成される空気通路にそれを横切るような状態
でフィルターが設けられ、清浄空気を水平ダクトの空気
噴出口から下向きに噴出して中空状昇降台の上壁に形成
された吸引口から中空状昇降台内に吸引するファンが設
けられているスタッカークレーンにおける塵埃飛散防止
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11396392A JP2914003B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | スタッカークレーンにおける塵埃飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11396392A JP2914003B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | スタッカークレーンにおける塵埃飛散防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286516A JPH05286516A (ja) | 1993-11-02 |
JP2914003B2 true JP2914003B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=14625596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11396392A Expired - Fee Related JP2914003B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | スタッカークレーンにおける塵埃飛散防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2914003B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007276987A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Murata Mach Ltd | 搬送装置 |
JP5764400B2 (ja) * | 2011-06-27 | 2015-08-19 | 西部電機株式会社 | 搬送装置 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP11396392A patent/JP2914003B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05286516A (ja) | 1993-11-02 |
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