JP4780396B2 - 物品保管庫及びクリーンルーム用の物品保管設備 - Google Patents
物品保管庫及びクリーンルーム用の物品保管設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4780396B2 JP4780396B2 JP2006056614A JP2006056614A JP4780396B2 JP 4780396 B2 JP4780396 B2 JP 4780396B2 JP 2006056614 A JP2006056614 A JP 2006056614A JP 2006056614 A JP2006056614 A JP 2006056614A JP 4780396 B2 JP4780396 B2 JP 4780396B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- article storage
- transport vehicle
- clean room
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 title claims description 210
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 31
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 22
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 18
- 238000004887 air purification Methods 0.000 claims description 5
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000009969 flowable effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 14
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 12
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 238000011045 prefiltration Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 241001492658 Cyanea koolauensis Species 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
その物品保管棚の前方の搬送車移動空間を棚横幅方向に移動する物品搬送車と、
浄化空気を前記物品保管棚の後部側から前記物品収納部を通過させて前記搬送車移動空間に流動させる浄化空気通風手段とが設けられた物品保管庫、及び、その物品保管庫がクリーンルーム内に設けられたクリーンルーム用の物品保管設備に関する。
そして、浄化空気通風手段により、浄化空気を物品保管棚の後部側から物品収納部を通過させて搬送車移動空間に流動させることにより、物品収納部を塵埃の少ない環境に維持するように構成してある(例えば、特許文献1参照。)。
従って、従来では、物品搬送車の移動方向の前端部に当たった空気が物品保管棚側に流動することに起因して、移動する物品搬送車と物品保管棚との間の空間の気流が、浄化空気が物品収納部から搬送車移動空間へ流動する形態の適正な状態から乱れ易く、搬送車移動空間から物品収納部に空気が逆流する虞があった。
そして、搬送車移動空間は、物品搬送車が移動することにより塵埃が発生し易いものであるので、搬送車移動空間から物品収納部に空気が逆流すると、物品収納部にて物品を保管する物品保管状態の清浄度が低下することになる。
本発明の物品保管庫は、物品収納部を棚横幅方向に並べて備える物品保管棚と、
その物品保管棚の前方の搬送車移動空間を棚横幅方向に移動する物品搬送車と、
浄化空気を前記物品保管棚の後部側から前記物品収納部を通過させて前記搬送車移動空間に流動させる浄化空気通風手段とが設けられたものであって、
その第1特徴構成は、前記浄化空気を天井側から床側に向けて下向きに通流させるダウンフロー式の循環通風手段が設けられており、前記物品搬送車に、前記物品搬送車の移動方向の前端部に当たって前記物品保管棚側に流動する空気を前記物品搬送車の後方側に受け止め案内する整流板が、前記物品搬送車に対して車体前後方向と車体上下方向とに沿わせた姿勢で車体横幅方向に間隔を隔てる状態で設けられている点を特徴とする。
つまり、移動する物品搬送車と物品保管棚との間の空間の気流を、浄化空気が物品収納部から搬送車移動空間へ流動する形態の適正な状態に維持し易いので、搬送車移動空間から物品収納部に空気が逆流するのを抑制することができる。
従って、物品保管状態の清浄度を向上し得る物品保管庫を提供することができるようになった。
前記物品保管棚に、前記物品収納部が棚上下幅方向に並べて備えられ、
前記物品搬送車が、台車部分と、その台車部分に立設された支柱に、その台車部分における車体前後方向の中央部の上方にて昇降自在なように支持された物品移載手段と、その物品移載手段を昇降駆動する昇降駆動手段とを備えて構成され、
前記整流板が、前記物品搬送車における車体前後方向の中央部に前記物品移載手段にて物品の移載を行うための移載用空間を形成すべく、車体前後方向の両端側夫々に位置させる状態で、且つ、前記物品搬送車の下方側部分の両横外側夫々に位置させる状態で4箇所に設けられている点を特徴とする。
又、整流板が、物品搬送車における車体前後方向の中央部に物品移載手段にて物品の移載を行うための移載用空間を形成すべく、車体前後方向の両端側夫々に位置させる状態で、且つ、物品搬送車の下方側部分の両横外側夫々に位置させる状態で4箇所に設けられているので、移載用空間にて物品移載手段により物品の移載を適切に行わせながら、物品搬送車が往き方向及び戻り方向のいずれの方向に移動するときでも、移動する物品搬送車とその両横側方の物品保管棚夫々との間の空間の気流を乱し難い。
そして、上述のように物品移載手段を備えた物品搬送車に整流板を上述の如き4箇所に設けて、その物品搬送車を一対の物品保管棚の間の搬送車移動空間を往復移動させると共に、物品移載手段を昇降駆動させて、物品を移載並びに搬送するように構成すると、移載用空間にて、物品移載手段による物品収納部との間の物品の移載を適切に行わせながら、物品搬送車が往き方向及び戻り方向のいずれの方向に移動するときも、両側の物品保管棚の物品収納部に搬送車移動空間から空気が逆流するのを抑制することができるのである。
従って、物品保管能力を向上すべく、棚横幅方向及び棚上下幅方向の両方向に物品収納部を並べて備えた一対の物品保管棚を互いに前方側を向かい合わせて設けた物品保管庫においても、物品移載手段による物品収納部との間の物品の移載を適切に行わせながら、物品保管状態の清浄度を向上することができるようになった。
本発明のクリーンルーム用の物品保管設備は、上記第1又は第2特徴構成を備えた物品保管庫がクリーンルーム内に設けられたものであって、
その第1特徴構成は、前記浄化空気通風手段が、前記物品収納部を通過させて前記搬送車移動空間に流動させた浄化空気を前記クリーンルーム外に流動させるように構成され、
前記搬送車移動空間が前記物品保管棚よりも棚横幅方向外方に突出する形態で設けられて、その外方突出部と空気流動可能に連通する排気用空間が、前記物品保管棚の横側部に設けられ、
前記搬送車移動空間の外方突出部及び前記排気用空間を前記クリーンルーム内と空気流動不能に区分けするように仕切る仕切り壁が設けられ、
前記排気用空間を前記クリーンルーム外と空気流動可能に連通するクリーンルーム外連通路、又は、前記排気用空間を前記クリーンルーム内と空気流動可能に連通し且つ空気浄化手段を備えたクリーンルーム内連通路が設けられている点を特徴とする。
又、物品搬送車が搬送車移動空間をその外方突出部に向かって移動するときに、物品搬送車と仕切り壁との間で浄化空気が圧縮される傾向となるが、そのように圧縮傾向となる浄化空気は、外方突出部からクリーンルーム内に流動するのが仕切り壁により阻止される状態で、搬送車移動空間の外方突出部から排気用空間に流動し、その排気用空間に流動した浄化空気は、クリーンルーム外連通路を通ってクリーンルーム外に流動する、又は、クリーンルーム内連通路を通って、空気浄化手段にて浄化された後、クリーンルーム内に流動するので、物品搬送車と仕切り壁との間の空間の空気圧が上昇するのが抑制される。
従って、クリーンルーム内の清浄度を維持しながら、物品保管状態の清浄度を向上し得るクリーンルーム用の物品保管設備を提供することができるようになった。
図1及び図2に示すように、本発明に係るクリーンルーム用の物品保管設備(以下、単に物品保管設備と記載する場合がある)は、物品保管庫Wを塵埃の少ない清浄化されたクリーンルーム1内に設置して、例えば、半導体製品や液晶表示素子等の製品の仕掛かり品等の物品を塵埃の少ない環境にて保管するようになっている。ちなみに、この実施形態では、物品を容器Cに収容したままの状態で、搬送したり保管したりするように構成してある。
このダウンフロー式のクリーンルーム1について説明を加えると、クリーンルーム1の床部を、通気孔が多数形成された多孔状のグレーティング床2(多孔状の床部に相当する)に形成し、クリーンルーム1の天井に天井吹出部3を形成して、グレーティング床2を通して吸引した吸引空気を天井吹出部3から吹き出す形態で、浄化空気をクリーンルーム1に循環させるクリーンルーム用循環通風手段Fを設けてある。
又、接続流路7に、循環用送風機8を前記吸気室4に吸引作用するように設け、更に、接続流路7における循環用送風機8の空気吐出側の部分に、プレフィルタ9を設けてある。
つまり、クリーンルーム用循環通風手段Fを、前記グレーティング床2、前記吸気室4、前記接続流路7、前記循環用送風機8、前記プレフィルタ9、前記空気チャンバ室6、前記天井吹出部3及び前記エアーフィルタ5等を備えて構成してある。
従って、クリーンルーム1内の空気が、プレフィルタ9及びエアーフィルタ5を通過しながら上述の経路を通して循環されることにより、常に浄化空気が天井吹出部3から下方に吹き出される状態でクリーンルーム1に供給されて、クリーンルーム1内が清浄度の高い状態に維持される構成となっている。
そして、外気取入量調節用ダンパ11及び排気量調節用ダンパ13夫々の開度を調節することにより、前記クリーンルーム用循環通風手段Fにて循環されるクリーンルーム1内の浄化空気のうちの所定量を新鮮な空気と交換するように構成してある。
尚、図2は、図1のイ−イ矢視図、図3は、図1のロ−ロ矢視図、図4は、図1のハ−ハ矢視図である。
前記物品保管庫Wは、物品収納部14を棚横幅方向及び棚上下幅方向に複数並べて備えた物品保管棚Sと、その物品保管棚Sの前方の搬送車移動空間15を棚横幅方向に移動する物品搬送車Vと、浄化空気を前記物品保管棚Sの後部側から前記物品収納部14を通過させて前記搬送車移動空間15に流動させ且つその搬送車移動空間15から前記クリーンルーム1外に流動させる浄化空気通風手段Bとを備えて構成し、その物品保管庫Wをクリーンルーム1内に設けてある。
ちなみに、前記周壁25を、前記搬送車移動空間15の外方突出部15t及び前記排気用空間16を前記クリーンルーム1内と空気流動不能に区分けするように仕切る仕切り壁として機能させるように構成してある。
そして、前記周壁25において各排気用空間16に対応する部分には、その排気用空間16に出入りするための開口部を形成すると共に、その開口部を開閉する扉26を設け、前記周壁25において搬送車移動空間15の一方の外方突出部15tに対応する部分には、搬送車移動空間15に出入りするための開口部を形成すると共に、その開口部を開閉する扉27を設けてある。
図示は省略するが、前記排気用空間16には、物品保管設備の運転を制御する制御装置や分電盤等を、前記搬送車移動空間15の外方突出部15tからの浄化空気の流動を妨げない状態で設けてある。
つまり、物品収納部14を、棚横幅方向に隣接するもの同士が空気流動可能に連通し且つ棚上下幅方向に隣接するもの同士が空気流動可能に連通する状態で、棚横幅方向及び棚上下幅方向に複数並べて設けて、物品収納効率を向上するようにしてある。
又、各物品保管棚の両側の横側部は、多孔状板状体17にて仕切ってある。
具体的には、グレーティング床2における各物品保管棚Sの設置箇所に対応する床部分及び前記空気流通空間19に対応する床部分の開口率を18%、グレーティング床2における搬送車移動空間15に対応する床部分及び排気用空間16に対応する床部分夫々の開口率を50%に設定してある。
そして、その連通用開口28の下方側部分を空気流動可能な状態で閉じる多孔状板状体29を設けてある。
つまり、前記多孔状板状体29にて、前記連通用開口28における床上2mの範囲を閉じることにより、排気用空間16に入り込んだ作業者が、搬送車移動空間15に進入できないことはもちろんのこと、多孔状板状体29の上方から搬送車移動空間15側に手を大きく突き出すこともできないようにしてある。
又、多孔状板状体29を、前記パンチングメタルにて形成することにより、作業者が指等の体の一部を多孔状板状体29の孔を通して搬送車移動空間15に突き出すことができないようにしてある。
図1、図2、図3、図6及び図7に示すように、前記物品搬送車Vは、前後に一対ずつ車輪31を備えて、搬送車移動空間15のグレーティング床2上に設けた一対のガイドレール32および天井側に設けたガイドレール33に案内されて走行モータ(図示省略)の駆動力で走行する台車部分34と、この台車部分34上に立設した昇降案内用支柱35に前記台車部分34における車体前後方向の中央部の上方にて昇降自在なように支持された物品移載手段Tと、その物品移載手段Tを昇降駆動する昇降駆動手段としての昇降モータ30とを備えて構成してある。ちなみに、前記台車部分34は、平面視で略矩形状に形成してある。
前記物品移載手段Tは、前記昇降モータ30にて昇降駆動されるように設けた昇降台36、この昇降台36の上部に車体上下方向に沿う軸心P1周りで旋回モータ(図示省略)にて旋回駆動されるように設けた旋回台37、及び、この旋回台37の上部にリンク機構38によって出退駆動されるように設けた物品載置台39等を備えて構成してある。
各制御ボックス40の高さは、例えば、昇降案内用支柱35の高さの1/7〜1/8程度として、各制御ボックス40を、物品搬送車Vの下方側部分に存在させるように構成してある。
図示は省略するが、物品搬送車Vの運転を制御する搬送車制御装置、その搬送車制御装置が地上側の主制御装置等との間で通信を行う通信装置、電源部等を前記制御ボックス40に収容してある。
そして、各制御ボックス40の前記側面部に設けた4本のブラケット43の先端に、矩形状の前記整流板41を、車体前後方向と車体上下方向とに沿わせた姿勢で支持してある。
ちなみに、車体前後方向に沿わせた姿勢とは、平面視で、前記ガイドレール32と平行又は略平行となる姿勢を意味し、車体上下方向に沿わせた姿勢とは、鉛直方向に沿う又は略沿う姿勢を意味する。
又、前記昇降案内用支柱35における車体横幅方向の物品保管棚S側の端部を、制御ボックス40における車体横幅方向の物品保管棚S側の端部よりも内側に存在させて、昇降案内用支柱35の走行方向の前端部に当たって物品保管棚S側に流動する浄化空気が、物品保管棚Sの前部には達し難いように構成してある。
つまり、物品搬送車Vの移動方向の前端部に当たって物品保管棚S側に流動する浄化空気が物品収納部14に逆流しないようにするには、前記整流板41を、物品搬送車Vの横外側における制御ボックス40の下端部から上端部にわたる範囲に存在させるようにすれば十分である。
そこで、この実施形態では、各整流板41を、物品搬送車Vにおける制御ボックス40の下端部から上端部にわたる範囲に対応する下方側部分の両横外側に位置させる状態で設けてある。
即ち、物品収納部14から物品を収容した容器Cを取り出すときは、走行モータによる台車部分34の走行駆動、昇降モータ30による昇降台36の昇降駆動、及び、旋回モータによる旋回台37の旋回駆動により、物品載置台39を、容器Cを取り出すべき物品収納部14の前方における容器Cを取り出すための所定の位置に位置させる。
そして、リンク機構38によって物品載置台39を突出状態に切り換え操作して、物品載置台39の先端側を物品収納部14に収納されている容器Cの下側に入り込ませ、次に、昇降モータによって昇降台36を上昇操作することにより物品載置台39を上昇させて、容器Cを物品載置台39上に載置支持し、次に、リンク機構38によって物品載置台39を引退状態に切り換え操作することにより、容器Cを物品収納部14から取り出す。
そして、リンク機構38によって、物品が収容されている容器Cを載置した物品載置台39を突出状態に切り換え操作し、物品載置台39の先端側を物品収納部14に入り込ませ、昇降モータによって昇降台36を下降操作することにより物品載置台39を下降させて、容器Cを一対の物品支持枠22上に載置し、容器Cを物品収納部14に収納する。
図2ないし図4に示すように、前記循環用送風機8の通風作用により、浄化空気が天井吹出部3からクリーンルーム1内に向けて下向きに吹き出されて、クリーンルーム1内を下向きに流動して、グレーティング床2を通過してクリーンルーム1外に流動する。
つまり、前記クリーンルーム用循環通風手段Fを構成する前記循環用送風機8を、排気用空間16に流動した浄化空気をグレーティング床2を通してクリーンルーム1外に流動させるための送風機として兼用するように構成してある。
つまり、移動する物品搬送車Vと物品保管棚Sとの間の空間の気流を、浄化空気が物品収納部14から搬送車移動空間15へ流動する形態の適正な状態に維持し易いので、搬送車移動空間15から物品収納部14に浄化空気が逆流するのを抑制することができる。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の実施形態において設けたクリーンルーム外連通路18に代えて、図8及び図9に示すように、前記排気用空間16を前記クリーンルーム1内と空気流動可能に連通し且つ空気浄化手段としてのファンフィルタユニット51を備えたクリーンルーム内連通路52を設けても良い。
説明を加えると、前記仕切り壁として機能させる前記周壁25において、前記排気用空間16における物品保管棚Bの後方側に対応する部分を仕切る部分に、連通開口53を形成し、この連通開口53に、排気用空間16に吸引作用する送風機(図示省略)及びこの送風機により通風される浄化空気を清浄化するフィルタ(図示省略)を備えた前記ファンフィルタユニット51を設ける。
つまり、前記クリーンルーム内連通路52を、排気用空間16の浄化空気を前記連通開口53を通して流動させる形態で構成してある。
例えば、物品保管棚Sの後部に、クリーンルーム1の天井吹出部3から吹き出された浄化空気を物品収納部14に案内するための空気流通空間19を、上部が開口され且つ側周囲が流通路形成用仕切り体にてクリーンルーム1内と空気流動不能に区分けするように仕切られた状態で設けて、浄化空気通風手段Bを、クリーンルーム1の天井吹出部3から吹き出された浄化空気を空気流通空間19にて案内して物品収納部14に供給し且つその物品収納部14を通過して搬送車移動空間15に流動する浄化空気をその搬送車移動空間15からクリーンルーム1のグレーティング床2を通して流動させる形態で、浄化空気を流動させるように構成する場合に、上記の実施形態では、上述のような形態で浄化空気を流動させるための送風機を、クリーンルーム用循環通風手段Fを構成する循環用送風機8にて兼用するように構成したが、浄化空気通風手段B専用に設けても良い。
例えば、台車部分34の横側方に物品収納部14が存在する場合は、台車部分34の横外側にも存在するように設けても良い。
又、昇降案内用支柱35の横外側にも存在するように設けても良い。
この場合、浄化空気通風手段Bは、浄化空気を物品保管棚Sの後部側から物品収納部14を通過させて搬送車移動空間15に流動させるように構成するだけで良く、又、搬送車移動空間15を外部と空気流動不能に区分けする必要がない。
14 物品収納部
15 搬送車移動空間
15t 外方突出部
16 排気用空間
18 クリーンルーム外連通路
25 仕切り壁
30 昇降駆動手段
34 台車部分
35 支柱
41 整流板
42 移載用空間
51 空気浄化手段
52 クリーンルーム内連通路
B 浄化空気通風手段
S 物品保管棚
T 物品移載手段
V 物品搬送車
W 物品保管庫
Claims (3)
- 物品収納部を棚横幅方向に並べて備える物品保管棚と、
その物品保管棚の前方の搬送車移動空間を棚横幅方向に移動する物品搬送車と、
浄化空気を前記物品保管棚の後部側から前記物品収納部を通過させて前記搬送車移動空間に流動させる浄化空気通風手段とが設けられた物品保管庫であって、
前記浄化空気を天井側から床側に向けて下向きに通流させるダウンフロー式の循環通風手段が設けられており、
前記物品搬送車に、前記物品搬送車の移動方向の前端部に当たって前記物品保管棚側に流動する空気を前記物品搬送車の後方側に受け止め案内する整流板が、前記物品搬送車に対して車体前後方向と車体上下方向とに沿わせた姿勢で車体横幅方向に間隔を隔てる状態で設けられている物品保管庫。 - 前記物品保管棚に、前記物品収納部が棚上下幅方向に並べて備えられ、
前記物品搬送車が、台車部分と、その台車部分に立設された支柱に、その台車部分における車体前後方向の中央部の上方にて昇降自在なように支持された物品移載手段と、その物品移載手段を昇降駆動する昇降駆動手段とを備えて構成され、
前記整流板が、前記物品搬送車における車体前後方向の中央部に前記物品移載手段にて物品の移載を行うための移載用空間を形成すべく、車体前後方向の両端側夫々に位置させる状態で、且つ、前記物品搬送車の下方側部分の両横外側夫々に位置させる状態で4箇所に設けられている請求項1記載の物品保管庫。 - 請求項1又は2記載の物品保管庫がクリーンルーム内に設けられたクリーンルーム用の物品保管設備であって、
前記浄化空気通風手段が、前記物品収納部を通過させて前記搬送車移動空間に流動させた浄化空気を前記クリーンルーム外に流動させるように構成され、
前記搬送車移動空間が前記物品保管棚よりも棚横幅方向外方に突出する形態で設けられて、その外方突出部と空気流動可能に連通する排気用空間が、前記物品保管棚の横側部に設けられ、
前記搬送車移動空間の外方突出部及び前記排気用空間を前記クリーンルーム内と空気流動不能に区分けするように仕切る仕切り壁が設けられ、
前記排気用空間を前記クリーンルーム外と空気流動可能に連通するクリーンルーム外連通路、又は、前記排気用空間を前記クリーンルーム内と空気流動可能に連通し且つ空気浄化手段を備えたクリーンルーム内連通路が設けられているクリーンルーム用の物品保管設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006056614A JP4780396B2 (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 物品保管庫及びクリーンルーム用の物品保管設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006056614A JP4780396B2 (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 物品保管庫及びクリーンルーム用の物品保管設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007230748A JP2007230748A (ja) | 2007-09-13 |
JP4780396B2 true JP4780396B2 (ja) | 2011-09-28 |
Family
ID=38551729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006056614A Active JP4780396B2 (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 物品保管庫及びクリーンルーム用の物品保管設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4780396B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4688001B2 (ja) * | 2008-02-06 | 2011-05-25 | 株式会社ダイフク | 物品収納設備 |
JP4688000B2 (ja) * | 2008-02-06 | 2011-05-25 | 株式会社ダイフク | 物品収納設備 |
JP4811677B2 (ja) * | 2008-02-06 | 2011-11-09 | 株式会社ダイフク | 物品収納設備 |
TWI408091B (zh) | 2008-02-06 | 2013-09-11 | Daifuku Kk | 物品收納設備(一) |
JP2009298576A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Ihi Corp | クリーンルーム用搬送体 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6044406A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-09 | Daifuku Co Ltd | 荷保管設備 |
JPH1179318A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-23 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 自動倉庫 |
JP2000016518A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-18 | Murata Mach Ltd | 自動倉庫 |
JP2004269214A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Daifuku Co Ltd | 浄化空気通風式の保管設備 |
-
2006
- 2006-03-02 JP JP2006056614A patent/JP4780396B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007230748A (ja) | 2007-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4756372B2 (ja) | 基板処理方法 | |
JP4807579B2 (ja) | 基板収納設備及び基板処理設備 | |
JP4688000B2 (ja) | 物品収納設備 | |
KR100870610B1 (ko) | 물품 수납설비 | |
TWI408090B (zh) | 物品保管庫 | |
JP4378659B2 (ja) | 物品保管庫及びクリーンルーム用の物品保管設備 | |
JP4780396B2 (ja) | 物品保管庫及びクリーンルーム用の物品保管設備 | |
JP4780401B2 (ja) | クリーンルーム用の物品保管設備 | |
TWI406803B (zh) | Clean air ventilation of the items storage equipment | |
TWI406804B (zh) | Plate-type goods with a van | |
KR101184316B1 (ko) | 물품 수납 설비 | |
JP2004269214A (ja) | 浄化空気通風式の保管設備 | |
JP2003081405A (ja) | 浄化空気通風式の保管設備 | |
JP4811677B2 (ja) | 物品収納設備 | |
JP2009007125A (ja) | 物品搬送車 | |
JPH03192005A (ja) | クリーンルーム内の荷保管設備 | |
KR101184320B1 (ko) | 물품 수납 설비 | |
JP4623381B2 (ja) | 物品収納設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101007 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110609 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110622 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4780396 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |