JP2903385B2 - 散粉方法および散粉装置 - Google Patents
散粉方法および散粉装置Info
- Publication number
- JP2903385B2 JP2903385B2 JP8180127A JP18012796A JP2903385B2 JP 2903385 B2 JP2903385 B2 JP 2903385B2 JP 8180127 A JP8180127 A JP 8180127A JP 18012796 A JP18012796 A JP 18012796A JP 2903385 B2 JP2903385 B2 JP 2903385B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- powder
- granular material
- drum
- rotary drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C9/00—Other apparatus for handling dough or dough pieces
- A21C9/04—Apparatus for spreading granular material on, or sweeping or coating the surfaces of, pieces or sheets of dough
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送するパン等の生地
シート上にあるいはその生地シートを搬送するベルト上
に小麦粉等の粉粒体を均一に散粉する装置に関するもの
である。
シート上にあるいはその生地シートを搬送するベルト上
に小麦粉等の粉粒体を均一に散粉する装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来技術の散粉機としては、（イ）特許
庁公報昭和５５年２月２２０日発行周知慣用技術集６７
頁に示されるように、粉粒体を収容するホッパ内に、表
面にローレット溝を刻設したローラで粉を送り出し、回
転ブラシで掃き落とす方式のものや、（ロ）同６８頁ホ
ッパ底部を網状に形成し、ホッパー内部に往復回動する
回転する板状物もしくはブラシを設けることによって散
粉する装置等が周知の技術として知られている。
庁公報昭和５５年２月２２０日発行周知慣用技術集６７
頁に示されるように、粉粒体を収容するホッパ内に、表
面にローレット溝を刻設したローラで粉を送り出し、回
転ブラシで掃き落とす方式のものや、（ロ）同６８頁ホ
ッパ底部を網状に形成し、ホッパー内部に往復回動する
回転する板状物もしくはブラシを設けることによって散
粉する装置等が周知の技術として知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
技術（イ）に示したものにあっては、粉粒体として薄力
粉のような粒径が小さく、固まりやすい小麦粉を用いた
場合には、ホッパー内に粉のブリッジが発生して滞留
し、粉の供給が不十分となり散粉不良を生じる等の問題
が生じたり、またローレット溝の粉の付着が不十分で搬
送供給ができなかったりして、使用できる粉の範囲が限
られていた。さらに回転ブラシで掃き落とす方式の為に
粉の舞が発生しやすく、作業環境を低下させている。一
方上記（ロ）に示した装置にあっては、回転する板状物
もしくはブラシにより粉が運ばれるのでブラシの前後で
粉の量が変化することにより、散粉状態は脈動的なもの
となり連続した均一な散粉状態を得ることが困難であっ
た。
技術（イ）に示したものにあっては、粉粒体として薄力
粉のような粒径が小さく、固まりやすい小麦粉を用いた
場合には、ホッパー内に粉のブリッジが発生して滞留
し、粉の供給が不十分となり散粉不良を生じる等の問題
が生じたり、またローレット溝の粉の付着が不十分で搬
送供給ができなかったりして、使用できる粉の範囲が限
られていた。さらに回転ブラシで掃き落とす方式の為に
粉の舞が発生しやすく、作業環境を低下させている。一
方上記（ロ）に示した装置にあっては、回転する板状物
もしくはブラシにより粉が運ばれるのでブラシの前後で
粉の量が変化することにより、散粉状態は脈動的なもの
となり連続した均一な散粉状態を得ることが困難であっ
た。
【０００４】本発明は、小麦粉の薄力、強力等の各種粉
粒体の性質に限定されることなく粉粒体を散粉可能とす
ることを目的とし、ホッパー内に収容された粉粒体のブ
リッジの発生を防止すること、さらに粉の周辺への飛散
を防止することが可能であり、連続した均一な散粉状態
を安定して得ることができる装置を提供することを目的
とするものである。
粒体の性質に限定されることなく粉粒体を散粉可能とす
ることを目的とし、ホッパー内に収容された粉粒体のブ
リッジの発生を防止すること、さらに粉の周辺への飛散
を防止することが可能であり、連続した均一な散粉状態
を安定して得ることができる装置を提供することを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の散粉手段においては、粉粒体を収容するホッ
パーの底部開口部にネットを貼着して粉粒体の排出口と
し、この開口部に回転ドラムをその表面に溝を刻設して
設け、該回転ドラムの溝に粉粒体を圧着して回転させ、
この圧着された粉粒体を開口部の位置で前記ネットによ
って剥離排出して行うものであり、さらに本発明装置に
おいては、粉粒体を収容するホッパーの底部開口部にネ
ットを貼着して粉粒体の排出口とし、この開口部に所定
の隙間をあけて、回転ドラムを設け、回転ドラムの周囲
表面には、粉粒体が付着する溝を設けてものである。
に本発明の散粉手段においては、粉粒体を収容するホッ
パーの底部開口部にネットを貼着して粉粒体の排出口と
し、この開口部に回転ドラムをその表面に溝を刻設して
設け、該回転ドラムの溝に粉粒体を圧着して回転させ、
この圧着された粉粒体を開口部の位置で前記ネットによ
って剥離排出して行うものであり、さらに本発明装置に
おいては、粉粒体を収容するホッパーの底部開口部にネ
ットを貼着して粉粒体の排出口とし、この開口部に所定
の隙間をあけて、回転ドラムを設け、回転ドラムの周囲
表面には、粉粒体が付着する溝を設けてものである。
【０００６】回転ドラムの溝に粉粒体を圧着するための
圧着手段を設けることが好ましい。
圧着手段を設けることが好ましい。
【０００７】回転ドラムの周囲に設けた溝は、凹凸形状
であることが好ましい。
であることが好ましい。
【０００８】回転ドラムの周囲に設けた溝は、断面が半
円形状であることが好ましい。
円形状であることが好ましい。
【０００９】回転ドラムの周囲に設けた溝は、断面がＶ
字形の凹部であることが好ましい。
字形の凹部であることが好ましい。
【００１０】底部開口部に設けたネットは、ワイヤーネ
ットが好ましい。
ットが好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施の形態を図
１、２に基づき説明すると、散粉装置１は粉粒体２を収
容するホッパー３の底部に回転ドラム４を配置してい
る。図２に示すように回転ドラム４は、ホッパー２の長
手方向に沿ってドラム４中心軸がモータ５により駆動伝
達され、一方向に回転するように設けられている。回転
ドラム４は、ドラム表面に溝４１を刻設している。散粉
装置１は、ブラケット６によってコンベアフレーム７に
載って保持されている。８はコンベアベルトで、９はそ
の上で搬送される生地シートである。
１、２に基づき説明すると、散粉装置１は粉粒体２を収
容するホッパー３の底部に回転ドラム４を配置してい
る。図２に示すように回転ドラム４は、ホッパー２の長
手方向に沿ってドラム４中心軸がモータ５により駆動伝
達され、一方向に回転するように設けられている。回転
ドラム４は、ドラム表面に溝４１を刻設している。散粉
装置１は、ブラケット６によってコンベアフレーム７に
載って保持されている。８はコンベアベルトで、９はそ
の上で搬送される生地シートである。
【００１２】図１に示すようにホッパー３は回転ドラム
４の形状にならって底部が湾曲しており、壁面と所定の
間隙を設けた粉粒体２の通路19となっている。ホッパー
３の底面の開口部１０は、粉粒体２の排出口であり、開
口部１０にはネット１１を固定して設けている。
４の形状にならって底部が湾曲しており、壁面と所定の
間隙を設けた粉粒体２の通路19となっている。ホッパー
３の底面の開口部１０は、粉粒体２の排出口であり、開
口部１０にはネット１１を固定して設けている。
【００１３】ホッパー３の回転ドラム４との通路19の入
口部の間隔をＴ１とし、開口部１０のネットと回転ドラ
ム４との間隔をＴ２とするとその関係はＴ１＞Ｔ２とし
ている。
口部の間隔をＴ１とし、開口部１０のネットと回転ドラ
ム４との間隔をＴ２とするとその関係はＴ１＞Ｔ２とし
ている。
【００１４】図３に示す回転ドラム１２は、断面が半円
形の溝１３を回転ドラム１２の長手方向に設けている。
形の溝１３を回転ドラム１２の長手方向に設けている。
【００１５】図４に示す回転ドラム１４は断面がＶ字形
の溝１５を回転ドラム１４に長手方向に設けている。
の溝１５を回転ドラム１４に長手方向に設けている。
【００１６】第１実施の形態の作用効果について説明す
る。粉粒体２を収容するホッパー３内において、回転ド
ラム（４、１２、１４）の表面に粉粒体２を付着係止す
る溝（４１、１３、１５）を設けているので、溝に付着
した粉粒体２が回転ドラムの回転によってホッパ内壁面
との通路19に向かって送りこまれ、粉粒体２は回転ドラ
ムの表面に圧着される。回転ドラム（４、１２、１４）
とネット１１との隙間で、回転ドラム表面に圧着された
粉粒体２は、回転ドラムの回転の際ネット１１に押し当
てられて、削り落とされ、ネット１１を通過して、開口
部１０より下方に落下するものである。余分に回転ドラ
ム（４、１２、１４）表面に残った粉粒体２はホッパー
３に戻される。
る。粉粒体２を収容するホッパー３内において、回転ド
ラム（４、１２、１４）の表面に粉粒体２を付着係止す
る溝（４１、１３、１５）を設けているので、溝に付着
した粉粒体２が回転ドラムの回転によってホッパ内壁面
との通路19に向かって送りこまれ、粉粒体２は回転ドラ
ムの表面に圧着される。回転ドラム（４、１２、１４）
とネット１１との隙間で、回転ドラム表面に圧着された
粉粒体２は、回転ドラムの回転の際ネット１１に押し当
てられて、削り落とされ、ネット１１を通過して、開口
部１０より下方に落下するものである。余分に回転ドラ
ム（４、１２、１４）表面に残った粉粒体２はホッパー
３に戻される。
【００１７】また、回転ドラム（４、１２、１４）の回
転によってホッパー内の粉粒体を攪拌するので、ホッパ
ー内のブリッジは発生せず、粉が滞留することはない。
転によってホッパー内の粉粒体を攪拌するので、ホッパ
ー内のブリッジは発生せず、粉が滞留することはない。
【００１８】ネット１１の形状は平面、曲面に限定せ
ず、回転ドラム（４、１２、１４）の表面に圧着した粉
粒体２が回転ドラムの回転と共に削る落とされる様な形
状であるならばよい。また回転ドラム表面上の粉粒体２
を付着係止する為の溝の形状は、半球状、略Ｖ字形状等
に限定せするものではなく粉粒体を係止するものであれ
ばよい。
ず、回転ドラム（４、１２、１４）の表面に圧着した粉
粒体２が回転ドラムの回転と共に削る落とされる様な形
状であるならばよい。また回転ドラム表面上の粉粒体２
を付着係止する為の溝の形状は、半球状、略Ｖ字形状等
に限定せするものではなく粉粒体を係止するものであれ
ばよい。
【００１９】本発明の第２の実施の形態について図５、
６を用いて説明する。一般的にホッパー内にある粉粒体
のブリッジの発生は、使用する粉粒体の性質、状態に影
響を受けるところが大きく、例えば湿気を含んだ物、リ
サイクル使用により油等を含むものなどは、純粋な粉粒
体よりもブリッジの発生する確率が高くなってくる。そ
こで本発明第２の実施の形態では、第１の実施の形態よ
りもより高いブリッジ防止と隙間への送り込み効果を得
る実施例について示す。第１の実施の形態例と同一構成
については、同一符号を付して説明を省略する。
６を用いて説明する。一般的にホッパー内にある粉粒体
のブリッジの発生は、使用する粉粒体の性質、状態に影
響を受けるところが大きく、例えば湿気を含んだ物、リ
サイクル使用により油等を含むものなどは、純粋な粉粒
体よりもブリッジの発生する確率が高くなってくる。そ
こで本発明第２の実施の形態では、第１の実施の形態よ
りもより高いブリッジ防止と隙間への送り込み効果を得
る実施例について示す。第１の実施の形態例と同一構成
については、同一符号を付して説明を省略する。
【００２０】１６は、図５に示すようにホッパー３の内
壁面に設けた所定厚みのプレート１６である。プレート
１６は、回転ドラム４とホッパー３の通路19の上方に上
下方向に摺動可能に設けてある。（駆動機構については
図示しない） プレート１６は、図６に示すように所定大きさの楕円形
の孔１７が幅方向に所定間隔で、上方から下方に向かっ
て千鳥状に設けてあり、下方の所定部分には楕円形の孔
を設けていないフラット面１８からなっている。
壁面に設けた所定厚みのプレート１６である。プレート
１６は、回転ドラム４とホッパー３の通路19の上方に上
下方向に摺動可能に設けてある。（駆動機構については
図示しない） プレート１６は、図６に示すように所定大きさの楕円形
の孔１７が幅方向に所定間隔で、上方から下方に向かっ
て千鳥状に設けてあり、下方の所定部分には楕円形の孔
を設けていないフラット面１８からなっている。
【００２１】第２実施の形態の作用効果について説明す
る。第１実施の形態と同一の構成については、その作用
効果を省略する。本第２の実施の形態では、回転ドラム
４とホッパー３の隙間の開始部の上方に設けたプレート
１６がホッパー３の内壁面を上下に往復摺動すること
で、ホッパー内の粉粒体２のブリッジを確実に防止する
とともに粉粒体２を開口部１０に向けて安定的に送り込
むことができる。
る。第１実施の形態と同一の構成については、その作用
効果を省略する。本第２の実施の形態では、回転ドラム
４とホッパー３の隙間の開始部の上方に設けたプレート
１６がホッパー３の内壁面を上下に往復摺動すること
で、ホッパー内の粉粒体２のブリッジを確実に防止する
とともに粉粒体２を開口部１０に向けて安定的に送り込
むことができる。
【００２２】即ちプレート１６には、上方に楕円形の孔
１７が所定間隔を維持して設けてあるので、プレート１
６が壁面にそって上下に往復摺動することにより粉粒体
２を攪拌しブリッジの発生を確実に防ぐことができる。
またプレート１６の下方部は孔１７を設けていないフラ
ット面１８によって、粉粒体２を回転ドラム４とホッパ
ー３との通路入口に送り込む効果もある。
１７が所定間隔を維持して設けてあるので、プレート１
６が壁面にそって上下に往復摺動することにより粉粒体
２を攪拌しブリッジの発生を確実に防ぐことができる。
またプレート１６の下方部は孔１７を設けていないフラ
ット面１８によって、粉粒体２を回転ドラム４とホッパ
ー３との通路入口に送り込む効果もある。
【００２３】尚本第２実施の形態においてはプレート１
６の形状を上記のような構成にしたが、これに限定する
ものではなく、例えばブリッジ防止効果を得る場合に孔
１７を全面に開けたプレートを、回転ドラム４による粉
粒体２の送り込みを妨げない位置に設けてブリッジ防止
を行ったり、又粉粒体２の性質によっては、孔１７のな
いフラット面１８よりなるプレートの往復動によっても
ブリッジ防止および送り込み効果を充分に得ることがで
きる場合があり、任意条件に合った形状のものを選択す
ることが望ましい。尚、プレート１６には孔１７を設け
たが、同様の攪拌効果を得られるものであればよく、例
えばプレート表面に凹凸を設けたりまたは摩擦係数の高
い材質でプレートを構成することでもよい。
６の形状を上記のような構成にしたが、これに限定する
ものではなく、例えばブリッジ防止効果を得る場合に孔
１７を全面に開けたプレートを、回転ドラム４による粉
粒体２の送り込みを妨げない位置に設けてブリッジ防止
を行ったり、又粉粒体２の性質によっては、孔１７のな
いフラット面１８よりなるプレートの往復動によっても
ブリッジ防止および送り込み効果を充分に得ることがで
きる場合があり、任意条件に合った形状のものを選択す
ることが望ましい。尚、プレート１６には孔１７を設け
たが、同様の攪拌効果を得られるものであればよく、例
えばプレート表面に凹凸を設けたりまたは摩擦係数の高
い材質でプレートを構成することでもよい。
【００２４】本発明の実施の形態においては、回転ドラ
ム４への粉粒体２の圧着手段としては、粉粒体２を狭い
通路19に通過させることで圧着させているが、特に通路
に限定するものではなく、その他の挟圧手段によって行
ってもよい。
ム４への粉粒体２の圧着手段としては、粉粒体２を狭い
通路19に通過させることで圧着させているが、特に通路
に限定するものではなく、その他の挟圧手段によって行
ってもよい。
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法は粉粒
体を収容するホッパーの底部開口部にネットを貼着して
粉粒体の排出口とし、この開口部に回転ドラムをその表
面に溝を刻設して設け、該回転ドラムの溝に粉粒体を圧
着させて回転し、この圧着された粉粒体を開口部の位置
で前記ネットによって剥離排出するものであり、また本
発明の装置は、粉粒体を収容するホッパーの底部に沿っ
て、周囲に溝を刻設した回転ドラムを内設し、該ホッパ
ーの底面開口部にはネットを設けたことにより粉粒体の
性質に関係なく安定して、確実に所望の量の粉粒体を散
粉することができた。即ち周囲に溝が刻設された回転ド
ラムの回転に伴って、ホッパー内の粉粒体を確実にホッ
パーの底部開口部に送ることができる。そしてホッパー
の底部開口部に送られた粉粒体は、ホッパーの底面開口
部に設けたネットの凹凸により削り落とされ、それと同
時に削り落とされた粉粒体は、剥離されてネットの孔か
ら下方に落下する。散粉量の調整は、回転ドラムの回転
速度を調節するか、あるいはホッパーの底部壁面と回転
ドラム表面の間隙を調整することにより所望の散粉量を
得ることができた。また従来のような粉の飛散も防ぐこ
とが可能となった。また回転ドラムの回転がホッパー内
の粉粒体を攪拌するので、ホッパー内のブリッジも発生
せず粉の搬送が確実に行われる。
体を収容するホッパーの底部開口部にネットを貼着して
粉粒体の排出口とし、この開口部に回転ドラムをその表
面に溝を刻設して設け、該回転ドラムの溝に粉粒体を圧
着させて回転し、この圧着された粉粒体を開口部の位置
で前記ネットによって剥離排出するものであり、また本
発明の装置は、粉粒体を収容するホッパーの底部に沿っ
て、周囲に溝を刻設した回転ドラムを内設し、該ホッパ
ーの底面開口部にはネットを設けたことにより粉粒体の
性質に関係なく安定して、確実に所望の量の粉粒体を散
粉することができた。即ち周囲に溝が刻設された回転ド
ラムの回転に伴って、ホッパー内の粉粒体を確実にホッ
パーの底部開口部に送ることができる。そしてホッパー
の底部開口部に送られた粉粒体は、ホッパーの底面開口
部に設けたネットの凹凸により削り落とされ、それと同
時に削り落とされた粉粒体は、剥離されてネットの孔か
ら下方に落下する。散粉量の調整は、回転ドラムの回転
速度を調節するか、あるいはホッパーの底部壁面と回転
ドラム表面の間隙を調整することにより所望の散粉量を
得ることができた。また従来のような粉の飛散も防ぐこ
とが可能となった。また回転ドラムの回転がホッパー内
の粉粒体を攪拌するので、ホッパー内のブリッジも発生
せず粉の搬送が確実に行われる。
【図１】本発明の第１実施の形態の作用を示す一部断面
で示す側面図。
で示す側面図。
【図２】本発明の第１実施の形態の正面図。
【図３】本発明のその他の第１実施の形態の一部断面で
示す側面図。
示す側面図。
【図４】本発明のその他の第１実施の形態の一部断面で
示す側面図。
示す側面図。
【図５】本発明の第２実施の形態の作用を示す一部断面
で示す側面図。
で示す側面図。
【図６】本発明の第２実施の形態のプレートの斜視図。
１ 散粉装置 ２ 粉粒体 ３ ホッパー ４ 回転ドラム ４１ 溝 １０ 開口部 １１ ネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−190493（ＪＰ，Ａ) 実開 昭49−143977（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−133794（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−63389（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭47−15498（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A21C 9/04 B65G 65/48 B01J 4/00
Claims (2)
- 【請求項１】 粉粒体を収容するホッパーの底部開口部
にネットを貼着して粉粒体の排出口とし、この開口部に
回転ドラムをその表面に溝を刻設して設け、該回転ドラ
ムの溝に粉粒体を圧着させて回転し、この圧着された粉
粒体を開口部の位置で前記ネットによって剥離排出する
ことを特徴とする散粉方法。 - 【請求項２】 粉粒体を収容するホッパーの底部開口部
にネットを貼着して粉粒体の排出口とし、この開口部に
所定の隙間をあけて、回転ドラムを設け、回転ドラムの
周囲表面には、粉粒体が付着する溝を設けた事を特徴と
する散粉装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8180127A JP2903385B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 散粉方法および散粉装置 |
| US08/878,289 US6119624A (en) | 1996-06-19 | 1997-06-18 | Apparatus for sprinkling food products with powder material |
| EP97304312A EP0813813B1 (en) | 1996-06-19 | 1997-06-19 | A method and apparatus for sprinkling food products with powder material |
| ES97304312T ES2196261T3 (es) | 1996-06-19 | 1997-06-19 | Procedimiento y aparato para rociar productos alimenticios con material en polvo. |
| DE69720325T DE69720325T2 (de) | 1996-06-19 | 1997-06-19 | Verfahren und Vorrichtung zum Bestreuen von Nahrungsmittelprodukten mit einem Pulver |
| AT97304312T ATE235827T1 (de) | 1996-06-19 | 1997-06-19 | Verfahren und vorrichtung zum bestreuen von nahrungsmittelprodukten mit einem pulver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8180127A JP2903385B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 散粉方法および散粉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH104861A JPH104861A (ja) | 1998-01-13 |
| JP2903385B2 true JP2903385B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=16077898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8180127A Expired - Fee Related JP2903385B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 散粉方法および散粉装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6119624A (ja) |
| EP (1) | EP0813813B1 (ja) |
| JP (1) | JP2903385B2 (ja) |
| AT (1) | ATE235827T1 (ja) |
| DE (1) | DE69720325T2 (ja) |
| ES (1) | ES2196261T3 (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002308445A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Komaki Kogyo Kk | 粉粒体の定量供給装置 |
| WO2003015488A1 (en) * | 2001-08-09 | 2003-02-20 | Celestica International Inc. | Electronics cooling subassembly |
| US9511445B2 (en) | 2014-12-17 | 2016-12-06 | Aeroprobe Corporation | Solid state joining using additive friction stir processing |
| US9511446B2 (en) | 2014-12-17 | 2016-12-06 | Aeroprobe Corporation | In-situ interlocking of metals using additive friction stir processing |
| US9266191B2 (en) | 2013-12-18 | 2016-02-23 | Aeroprobe Corporation | Fabrication of monolithic stiffening ribs on metallic sheets |
| US8875976B2 (en) | 2005-09-26 | 2014-11-04 | Aeroprobe Corporation | System for continuous feeding of filler material for friction stir welding, processing and fabrication |
| US8632850B2 (en) | 2005-09-26 | 2014-01-21 | Schultz-Creehan Holdings, Inc. | Friction fabrication tools |
| US20080041921A1 (en) | 2005-09-26 | 2008-02-21 | Kevin Creehan | Friction stir fabrication |
| NL2002331C2 (nl) * | 2008-12-16 | 2010-06-17 | Rademaker B V | Werkwijze en inrichting voor het aanbrengen van een strooisel op een deegstuk. |
| JP5070261B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2012-11-07 | スズキ機工株式会社 | 粉体振掛け装置 |
| JP5461142B2 (ja) * | 2009-10-21 | 2014-04-02 | 株式会社オシキリ | 粉ふるい装置 |
| US9073711B2 (en) * | 2011-03-16 | 2015-07-07 | Columbia Phytotechnology Llc | Apparatus for dispensing material |
| WO2013002869A2 (en) | 2011-04-07 | 2013-01-03 | Schultz-Creehan Holdings, Inc. | System for continuous feeding of filler material for friction stir fabrication and self-reacting friction stir welding tool |
| JP5934526B2 (ja) * | 2012-03-06 | 2016-06-15 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 粒子供給装置 |
| JP6277016B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2018-02-07 | レオン自動機株式会社 | 散粉方法及び装置 |
| CN105410089B (zh) * | 2015-12-30 | 2018-02-27 | 深圳市配天机器人技术有限公司 | 一种基于鲜面机的自动撒粉装置和鲜面机 |
| CN106858692B (zh) * | 2017-02-27 | 2022-06-14 | 江苏省农业科学院 | 一种大米表面射粉装置 |
| DE102017120609B4 (de) | 2017-09-07 | 2021-05-06 | Fritsch Bakery Technologies GmbH & Co. KG | Streuvorrichtung für eine Teigbearbeitungsanlage |
| WO2019089764A1 (en) | 2017-10-31 | 2019-05-09 | Aeroprobe Corporation | Solid-state additive manufacturing system and material compositions and structures |
| CN110902330B (zh) * | 2018-09-05 | 2021-10-01 | 翟如扬 | 用于面食加工的输送装置 |
| CN110946300A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-04-03 | 衡阳县湘衡食品有限公司 | 一种鸡排加工用的振动裹粉机 |
| CN110999931B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-06-08 | 安徽冉升食品有限公司 | 一种面叶成型切片工艺 |
| CN111011416B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-11-30 | 安徽冉升食品有限公司 | 一种面叶装箱前处理设备 |
| CN111053096B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-11-09 | 安徽冉升食品有限公司 | 一种面叶自动切片设备 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3149760A (en) * | 1960-12-23 | 1964-09-22 | Xerox Corp | Powder dispensing apparatus |
| US3070264A (en) * | 1961-09-01 | 1962-12-25 | Christy Daniel La Mar | Machine for dispensing and distributing comminuted materials |
| US3186358A (en) * | 1962-04-18 | 1965-06-01 | Haut S Dev Co Inc | Flour dropper for cookie making machine |
| US3827394A (en) * | 1971-02-15 | 1974-08-06 | Ricoh Kk | Developer apparatus |
| US3817206A (en) * | 1972-05-26 | 1974-06-18 | W Case | Apparatus for coating edible material |
| DE3203887A1 (de) * | 1981-02-09 | 1982-10-14 | Rogers Corp., 06263 Rogers, Conn. | Schaumstoffbeschichtete speiserolle |
| DE3426974A1 (de) * | 1984-07-21 | 1986-01-30 | Fr. Winkler KG Spezialfabrik für Bäckereimaschinen und Backöfen, 7730 Villingen-Schwenningen | Vorrichtung zum kontinuierlichen oder taktabhaengigen streuen von grob- bis feinstkoernigen schuettguetern |
| US4691846A (en) * | 1985-06-11 | 1987-09-08 | Cordell Henry L | Method and apparatus for gasifying solid organic materials |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP8180127A patent/JP2903385B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-18 US US08/878,289 patent/US6119624A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-19 ES ES97304312T patent/ES2196261T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-19 AT AT97304312T patent/ATE235827T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-06-19 EP EP97304312A patent/EP0813813B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-19 DE DE69720325T patent/DE69720325T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0813813A3 (en) | 1999-05-12 |
| JPH104861A (ja) | 1998-01-13 |
| ES2196261T3 (es) | 2003-12-16 |
| US6119624A (en) | 2000-09-19 |
| DE69720325T2 (de) | 2004-02-12 |
| ATE235827T1 (de) | 2003-04-15 |
| DE69720325D1 (de) | 2003-05-08 |
| EP0813813B1 (en) | 2003-04-02 |
| EP0813813A2 (en) | 1997-12-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2903385B2 (ja) | 散粉方法および散粉装置 | |
| EP0411174B1 (en) | Distribution device for coating foodstuffs | |
| RU2513836C2 (ru) | Устройство для рассеивания частиц по поверхности | |
| US4808424A (en) | Process for coating foodstuffs with particulate material | |
| US5846324A (en) | Seasoning spreader | |
| US3283740A (en) | Distributing apparatus for granular materials | |
| EP1262111A1 (en) | An apparatus for pressing granular food material | |
| US5386939A (en) | Apparatus and method for distribution of seasonings and the like for the uniform distribution of seasonings or like granular/powdered materials | |
| US3727801A (en) | Sprinkling device | |
| US9055767B2 (en) | Food coating apparatuses, systems, and methods | |
| EP0830815A2 (en) | Apparatus and method for sprinkling food products with powder material | |
| JP3427633B2 (ja) | 粉体の散布装置 | |
| EP1450612B1 (en) | Flowable solids dispensing apparatus and method of use | |
| JP4397119B2 (ja) | 粉粒体供給装置 | |
| GB2039266A (en) | Constant rate hopper discharge apparatus | |
| JP2860931B2 (ja) | 菓子製品への粉体散布装置 | |
| JPH06183529A (ja) | 粉体の散布装置 | |
| JP4051168B2 (ja) | 食品への粉体まぶし装置 | |
| JPH10309184A (ja) | 振りかけ装置 | |
| US4686930A (en) | Sprinkle belt | |
| JPH09150893A (ja) | 粒状体散布装置 | |
| JPH0123279Y2 (ja) | ||
| JP2558539Y2 (ja) | 真空ベルト乾燥機における給液分散装置 | |
| JPS6317349Y2 (ja) | ||
| JPH0543910Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080326 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326 Year of fee payment: 15 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |