JP2860931B2 - 菓子製品への粉体散布装置 - Google Patents

菓子製品への粉体散布装置

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JP2860931B2
JP2860931B2 JP6264673A JP26467394A JP2860931B2 JP 2860931 B2 JP2860931 B2 JP 2860931B2 JP 6264673 A JP6264673 A JP 6264673A JP 26467394 A JP26467394 A JP 26467394A JP 2860931 B2 JP2860931 B2 JP 2860931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は例えば、大福餅やその他
まんじゅう等の菓子製品表面に手粉等の粉体またはグラ
ニュ−糖等の微粒体を散布し、菓子製品表面に万遍なく
粉体等を付ける装置に関するものある。
【0002】
【従来技術】従来、搬送される菓子製品に粉体等を散布
する装置としては、散布する位置の上方に粉体等を収容
するホッパーを設け、ホッパー底部より粉体等を製品上
に散布するという構成となっており、例えば特公昭47
−17555号や特公昭55−39506号が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな粉体散布では、製品の上方からだけの散布によっ
て、製品の上面に多量に散布させる事となり、製品の側
面部には十分に付着させることは出来ず、後工程におい
て、製品の粘着が発生したりして作業が中断される不具
合があり、品質低下の原因となっている。本発明は、製
品の表面に粉体を均一に付着させることを可能とする装
置の提供を目的とし、製品の粘着などを無くして、作業
効率をたかめ高品質の製品を得ようとするものである。
【0004】
【課題を解決しようとするための手段】本発明は、上記
問題点を解決するため、菓子製品を搬送するコンベア上
に沿って設けた二つのベルトを有するベルト機構であっ
て、上下平行に上ベルトと下ベルトを隣接してベルトの
運行面が垂直になるように設けた回動軸に張架して設
け、このベルト機構の上流端部に粉体の導入ガイドを装
着し、導入ガイドの上方には粉体の貯蔵ホッパーを設け
るとともに、ベルト機構の上ベルトには粉体の掻き落と
し手段を設け、またベルト機構の側面に対面して転圧板
を設けたものである。
【0005】
【作用】本発明の作用について説明すると、ベルト機構
の上ベルトと下ベルトは回動軸の回動で進行し、ベルト
が導入ガイドの中を通過するときに、貯蔵ホッパーから
導入ガイドに供給された粉体が、ベルトの表面に付着さ
れることとなり、その状態でベルトが進行方向へと運行
する。饅頭等の菓子製品が、コンベアに運ばれてベルト
機構と転圧板との間に進入すると運行する下ベルトに接
触して製品は鉛直軸を中心として回転しながら下流に運
ばれる。製品がこの下ベルトと接触回転する際に、下ベ
ルトに付着している粉体が製品の側面周囲に移って付着
してゆく。また上ベルトに付着している粉体は、掻き落
とし手段によって掻き落とされ、運ばれる製品の上面に
落下し付着されると同時に、転圧板にも掻き落とされた
粉体が散布されるものである。また、導入ガイドの出口
に設けた粉体の飛散手段により、飛散した粉体が転圧板
に付着するものであるから、製品が転圧板にも接触して
回転しながら移転する際に、製品側面に粉体が付着され
るものである。この飛散手段によって、飛散する粉体は
転圧板に付着する以外に、製品に直接散布されるもので
ある。
【0006】
【実施例】以下実施例に基づき説明する。図1に示すよ
うに、1は饅頭等の菓子製品を示し、コンベア2上を搬
送させる。 ベルト機構3は、二つのベルトで構成され
図1、図2に示すように上ベルト4と下ベルト5を上下
2段に共通の回動軸61、62に張架されている。回動
軸61、62の軸線はほぼ垂直軸にあるので、上ベルト
4、下ベルト5の面は垂直面を形成し、コンベア2に隣
接して下ベルト、下ベルトの上に隣接して上ベルトを進
行方向に沿って設けられる。このベルト機構3の上流端
部外側に、導入ガイド7が装着されている。導入ガイド
7は図3に示すように、導入口71とガイド面72、7
3と溝7より形成され、ガイド面72が上ベルト4の端
部と組合わされ、ガイド面73が下ベルト5と組み合わ
されている。
【0007】回動軸6の中間部には、回転ブラシ8を円
周上に軸着させ、ブラシ8の先端を上ベルト4と下ベル
ト5の間より突出して設けている。この回転ブラシ8
は、導入ガイドの溝74に嵌まるものである。導入ガイ
ド7の上には、本実施例で使用する粉体として手粉12
の貯蔵ホッパー9を設けてあり、貯蔵ホッパー9の底部
より導入口71に手粉12が供給される。 上ベルト4
の上流下流端の中間位置にはベルト面に当接されたブラ
シでできている掻き落としブラシ10が設けてある。ベ
ルト機構3のベルトに対面して転圧板11が設けてあ
る。掻き落としブラシ10は上ベルト4の転圧板11に
体面する側に設けている。本実施例における上ベルト4
に付着する手粉12の掻き落とし手段は前述の掻き落と
しブラシ10であるが、特にブラシに限定する必要はな
く板状の部材を使用してもよい。また、導入ガイド7内
の手粉を飛散させる手段としては、円周状の回転ブラシ
8で示し、また導入ガイド7の溝74に延長して付設さ
れたスロープ75に手粉を導き、ベルト機構3に対面す
る転圧板11にこの回転ブラシ8によって手粉を飛散さ
せて付着するようにしている。この実施例の飛散手段以
外には、ハケ類やバネ類を利用してもよい。また、この
スロープ75の部分に爪のような突起を設けると、ブラ
シが爪に引っ掛かり飛散度を大きくすることができるも
のである。
【0008】貯蔵ホッパー9の構造は、円筒状のホッパ
ー91がベース92のハウジング93に装着され、ベー
ス92がコンベア2に取付けられている。ハウジング9
3内は、円板状のハケ94が軸着してこれを回転するた
めの駆動軸95、及び手粉12を導入ガイド7に送る排
出口96が設けてある。貯蔵ホッパー9の手粉12は、
ハケ94の回転で排出口96より導入ガイド7の導入口
71に供給される。上ベルト4とガイド面72及び、下
ベルト5とガイド面73との間隔はそれぞれ手粉12
(でんぷん粉)が進入しベルトに適量付着する程度の隙
間13(1〜2mm)を設けているので、手粉12はベ
ルトの進行とともに送られて導入口71からこの隙間1
3を通過し、上ベルト4、下ベルト5に適量が付着した
状態で運ばれることとなる。このすきま12は使用する
手粉の種類によって選択されるものであり、また導入ガ
イド7の導入口71やガイド面72、73、及び溝74
の形状は任意に変更して粉体の付着状態を調節すること
ができる。上ベルト4に付着した手粉12は、掻き落と
しブラシによって掻き落とされてコンベア2に落下し、
製品1が下方にある時はその上面に散布付着すると同時
に転圧板11にも付着させることができる。下ベルト5
に付着した手粉12は、製品1の接触により製品1が接
触している側面に付着することとなる。
【0009】図示していない駆動装置によって回転する
回転ブラシ8により飛散した手粉12は、転圧板11に
付着した後、接触する製品1の側面に接触付着すると同
時に、飛散している手粉12が直接製品1の全体に飛散
させる効果もある。また製品1の底面には、コンベア2
上に散布された手粉12が、製品1が回転して搬送され
る時に、コンベア2上をスリップして付着する。また転
圧板11は運行しない固定した側面を有した形で説明し
ているが、ベルト機構のようなベルトを使用して、ベル
トの回転速度を調節すれば手粉の付着状態を調整するこ
とができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、菓子製品を搬送す
るコンベア上に、上ベルトと下ベルトからなる上下に設
けたベルト機構で、このベルト機構に導入ガイドを装着
したものであるから、導入ガイドに供給される粉体を上
下のベルト表面に確実に付着させることができる。製品
は下ベルトに接触して粉体が製品の側面に付着させるこ
とができる。上ベルトには、掻き落としブラシを設けた
ので、上側ベルトに付着した粉体を掻き落とされて製品
の上面に散布することができる。ベルト機構の導入ガイ
ド入口に粉体の飛散手段を設けたことで、対面設置する
転圧板の製品との接触面にも粉体が付着し、製品通過に
ともなって、製品の側面に接触して付着することにな
り、下側ベルトに製品が接触して製品の側面に粉体を付
着させるだけの場合よりも更に均一に粉体を付着させる
ことができる。また、この飛散手段によれば、飛散した
粉体を直接製品にも散布することができる。このように
従来装置に比べて、粉体を均一に散布することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための一部省略した全体斜視
図。
【図2】本発明を実施するための一部省略し、一部分解
した全体斜視図
【図3】導入ガイドの斜視図
【符号の説明】
1 菓子製品 2 コンベア 3 ベルト機構 4 上ベルト 5 下ベルト 61 回動軸 62 回動軸 7 導入ガイド 71 導入口 72 ガイド面 73 ガイド面 74 溝 75 スロープ 8 回転ブラシ 9 貯蔵ホッパー 91 ホッパー 92 ベース 93 ハウジング 94 ハケ 95 駆動軸 96 排出口 10 掻き落としブラシ 11 転圧板 12 手粉
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−203858(JP,A) 特開 昭57−18947(JP,A) 特開 昭59−17953(JP,A) 実開 昭63−26297(JP,U) 実開 平5−31591(JP,U) 実開 昭61−66495(JP,U) 実開 昭50−134391(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23G 3/00 - 3/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 菓子製品を搬送するコンベア上に沿って
    設けたベルト機構であって、上下平行に上ベルトと下ベ
    ルトを隣接して設け、かつベルトの運行面が垂直になる
    ように設けた回動軸に張架されており、このベルト機構
    の上流端部に粉体の導入ガイドを装着し、導入ガイドの
    上方には粉体の貯蔵ホッパーを設けるとともに、ベルト
    機構の上側ベルトには粉体の掻き落とし手段を設け、ま
    たベルト機構の側面に対面して、転圧板を設けた事を特
    徴とする菓子製品への粉体散布装置。
  2. 【請求項2】 菓子製品を搬送するコンベア上に沿って
    設けたベルト機構であって、上下平行に上ベルトと下ベ
    ルトを隣接して設け、かつベルトの運行面が垂直になる
    ように設けた回動軸に張架されており、このベルト機構
    の上流端部に粉体の導入ガイドを装着し、導入ガイドの
    上方には粉体の貯蔵ホッパーを設けるとともに、導入ガ
    イドの出口に粉体飛散手段を設け、ベルト機構の上ベル
    トには粉体の掻き落とし手段を設け、またベルト機構の
    側面に対面して、転圧板を設けた事を特徴とする菓子製
    品への粉体散布装置。
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