JP2772104B2 - ロールの付着物除去方法及び付着物除去装置 - Google Patents

ロールの付着物除去方法及び付着物除去装置

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JP2772104B2
JP2772104B2 JP2078368A JP7836890A JP2772104B2 JP 2772104 B2 JP2772104 B2 JP 2772104B2 JP 2078368 A JP2078368 A JP 2078368A JP 7836890 A JP7836890 A JP 7836890A JP 2772104 B2 JP2772104 B2 JP 2772104B2
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正典 山本
今義 今田
晴夫 山田
隆幸 ▲すぎ▼本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロール機のロール等の付着物除去方法及び
付着物除去装置に関する。
(従来の技術) ロール機の付着物除去装置は、ロール機の機能の低下
及びロールの破損を防止する上で重要な働きをする。
特開昭61−74653号は、ロール間隙調整機構と、破砕
室内にシール用の気体を噴出する気体噴出機構と、ロー
ル表面の一部と近接対向して軸方向に設けられ、ロール
表面に付着する被破砕物を除去するスクレーパー機構と
を備えてなるロール破砕装置に関する。この技術では、
気体噴出機構で破砕室内の相対動作部分の破砕片の目詰
まりが防止され、スクレーパー機構でロール表面の破砕
片の堆積が防止される。しかし、破砕室内に漠然と気体
が噴出される上記の技術では、ロール表面の破砕片の堆
堆防止はスクレーパー機構の単独で行われ、堆積防止効
果は十分とはいえない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、ロール表面の付着物を確実に除去すること
ができ、ロール機本来の機能を達成し、かつロールの破
損を防止する上で有用な、ロールの付着物除去方法の提
供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ロールの外周にブラシ若しくは掻取板等を
備えた掻取装置を当接位置せしめ、両者の当接する部分
に気体を吹付けることにより、上記の目的が達成される
との知見によりなされたもので、回転するロールの外周
下部に掻取装置を当接位置せしめ、該ロールの外周及び
該掻取装置が当接する部分に気体を吹付けることを特徴
とするロールの付着物除去方法である。
以下、本発明につき図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明のロールの付着物除去装置の実施例を
示す正面図、第2図はその斜視図である。
ロール機1は、被処理物を粉砕するためのものであ
る。ロール機1は、各々矢印方向d1、d2に向い合って回
転するロール2、3を備え、両ロールの間隙で上記の処
理が行われる。ロール2、3は、各々外周に鋸歯状の歯
型が設けられ、D:D(dull対dull)、S:S(sharp対shar
p)等の噛合方式で駆動される。ロール2、3の外周は
平滑面でも差支えない。ロール2、3の材質としては遠
心チルド鋼等のスチールが挙げられる。
4、5は、ロール2、3の外周の付着物(粉砕物)を
除去するための掻取装置で、各々のロールの外周下部に
設置される。掻取装置4、5は、ロール2、3の回転軸
方向の長さと略同じ長さを有し、各々のロールの外周下
部に当接位置せしめた掻取ブラシ若しくは掻取板等の掻
取部6、6′と、これを支持する支持部7、7′を備え
る。
掻取部6、6′は、ロール2、3の回転方向と対向す
る向きに傾斜して設けるのが望ましい。a1、a2は掻取部
6、6′の方向の座標を示し、例えば掻取部6、6′
は、該a1、a2が水平方向に対して45〜90度傾斜する状態
で設けるのが望ましい。これにより、付着物の掻取効果
が向上し、かつ掻取った付着物を、気体噴出装置から吹
き付けられる気体で確実に飛散させることができる。同
様の点で、掻取部6、6′として掻取ブラシを採用する
ことが望ましく、この場合、材質がグース、ナイロン等
で、長さ10〜50mm程度の毛を有し、幅が10〜20mm程度の
ブラシを設けるのがよい。掻取ブラシは、ロール2、3
の外周を傷付けない点でも利点がある。また、掻取部
6、6′におけるロール2、3と当接する部分は、ロー
ル2、3の外周の歯型(溝)に対応した形状にするのが
望ましい。
上記の掻取部6、6′は、ロール2、3の外周に当接
(近接することを含む)して設置すればよい。また、掻
取部6、6′は、ロール2、3の各々の外周における最
下端よりやや外側の部分に当接位置させることが、所望
の掻取効果を得る上で望ましい。
支持部7、7′の構成は、掻取部6、6′を上記の状
態で支持できるものであれば何れでもよい。例えば、掻
取部6、6′を固定させるもの、或いは掻取部6、6′
をロール2、3の回転軸と同方向の軸により回動自在
に、かつロール側に一定の力で押付けられる状態で取付
けるもの等が採用できる。
8、9は、ロール2、3の外周及び掻取装置4、5の
掻取部6、6′が当接する部分の各々に、d3、d4の方向
に内側から気体を吹付ける気体噴出装置である(図示の
ものでd3、d4)は垂直方向である)。気体噴出装置8、
9は、ロール2、3と掻取装置4、5の当接部分に対応
する位置に気体噴出孔10、10′を有するダクト11、11′
を備え、コンプレッサー等の気体源(図示せず)から送
られる気体を、該噴出孔10、10′から上記の部分に吹付
ける構造となっている。該噴出孔10、10′は、点在して
設けられてもよい。
本発明で好適に使用し得る装置は、以上の通りである
が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、これに任意の変更
を加えることができるのはいうまでもない。例えば、ロ
ール機1のロール2、3の一方が平板状部材に置換され
てもよく、またロール機は粉砕用のものに限定されな
い。ロール機を多段式に設置した場合も、前記と同様に
して、掻取装置及び気体噴出装置を設ければよい。
次に、上記のロール付着物除去装置を使用して、ロー
ルの付着物を除去する方法を説明する。
対象となる被処理物は、ロール機で処理された場合
に、ロールに付着する可能性のあるもの全てである。本
発明は、ロール機で粉砕処理した場合に、ロールに細粉
状となって付着しやすい香辛料、小麦粉等を対象とする
態様において特に有効である。
被処理物は、適宜の手段により、ロール機1のロール
2、3の間隙に供給され、ここで粉砕される。香辛料、
小麦粉等では、粉砕粒度は通常50〜300μ程度となる。
ロール機1で粉砕された粉砕物は、大半が下方に落下
して次工程に送られ、一部がロール2、3の外周に付着
する。粉砕物が付着したロール2、3の外周部分は、両
ロールが矢印方向d1、d2に更に回転した場合に、掻取装
置4、5の掻取部6、6′に当接し、これらによって両
ロールの付着物が掻取られる。更に、この場合に、気体
噴出装置8、9の気体噴出孔10、10′から、上記のロー
ル及び掻取部の当接部分に内側からd3、d4の方向に気体
が吹付けられる。
上記の操作によると、掻取装置4、5で掻取られた付
着物が、気体噴出装置8、9から吹付けられる気体によ
って、直ちにロール及び掻取部の当接部分から吹飛され
る。したがって、該当接部分に付着物が堆積しないの
で、掻取装置4、5の掻取効果をたえず安定に得ること
ができる。同時に、気体噴出装置8、9から吹付けられ
る気体によっても、付着物の除去効果が得られる。
気体噴出装置8、9による気体の吹付けは、ロール
2、3と掻取装置4、5の当接部分に、垂直方向に対す
る角度b1、b2及びc1、c2が各々45度以内となる角度で、
下方から吹付けるのがよく(第3図参照)、垂直方向か
ら吹付けるのが最も好ましい。気体の吹付けは、0.5〜5
kg/cm2の風量で行うのがよい。これらにより、前記の効
果を良好に達成できる。また、気体の吹付けを前記の方
向で行えば、付着物は装置の内側に吹飛されるので、装
置外への付着物の飛散を可及的に防ぎ得る。
(発明の効果) 本発明のロールの付着物除去方法及び付着物除去装置
は、掻取装置と気体噴出装置との相乗効果によって、ロ
ール表面の付着物を確実に除去することができ、ロール
機本来の粉砕機能を達成し、かつロールの破損を防止す
る上で極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロールの付着物除去装置の実施例を示
す正面図、第2図はその斜視図、第3図は気体の吹付け
方向を示すロールと掻取装置との当接部分の正面図であ
る。 1……ロール機、2、3……ロール、4、5……掻取装
置、6、6′……掻取部、7、7′……支持部、8、9
……気体噴出装置、10、10′……気体噴出孔、11、11′
……ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−117034(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02C 4/00 - 4/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するロールの外周下部に掻取装置を当
    接位置せしめ、該ロールの外周及び該掻取装置が当接す
    る部分に気体を吹付けることを特徴とする、粉砕処理し
    た場合に、ロールに細粉状となって付着しやすい香辛
    料、小麦粉等の食品原料を粉砕処理するためのロール機
    のロールの付着物除去方法。
  2. 【請求項2】ロールの外周下部に当接位置せしめた掻取
    装置と、該ロールの外周及び該掻取装置が当接する部分
    に気体を吹付ける気体噴出装置とを備えたことを特徴と
    する、粉砕処理した場合に、ロールに細粉状となって付
    着しやすい香辛料、小麦粉等の食品原料を粉砕処理する
    ためのロール機のロールの付着物除去装置。
  3. 【請求項3】向い合って回転する2本のロールを備えた
    ロール機と、該ロールの各々の外周下部に当接位置せし
    めた掻取装置と、該ロールの外周及び該掻取装置が当接
    する部分の各々に内側から気体を吹付ける気体噴出装置
    とを備えたことを特徴とする、粉砕処理した場合に、ロ
    ールに細粉状となって付着しやすい香辛料、小麦粉等の
    食品原料を粉砕処理するためのロール機のロールの付着
    物除去装置。
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