JP2000052251A - ブラスト装置 - Google Patents
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Abstract
率的な汚れ除去が可能な新たなブラスト装置を提供す
る。 【解決手段】低圧空気発生源60と、この低圧空気発生
源60に接続される空気搬送路50と、この空気搬送路
50の先端に設けられるノズル54と、上記空気搬送路
50の途中において、この空気搬送路50を流れる空気
流に研掃材を供給する研掃材供給手段30と、上記空気
搬送路50における上記研掃材供給手段30よりも下流
側において上記空気搬送路50を流れる空気流に液体を
供給する液体供給手段40と、を備える。
Description
関する。
どでできた研掃材を高速空気流にのせてノズルから噴射
し、これを対象物にあてて行う一種の研削処理であり、
対象物の各所で平均的な研削効果が得られるとともに、
無方向研削なので応力集中を避けることができ、また、
脱脂や酸洗処理のような廃液公害が生じない等の種々の
利点があるため、金属素材表面のスケール除去、塗装や
メッキ処理のための下地形成、樹脂成形品のバリ取りな
どに多用されている。そして、伝統的なブラスト装置に
おいては、高速空気は、いわゆるコンプレッサ等によっ
て発生させられる圧搾空気が用いられており、効率面、
作業性(取り扱い性)および経済性において難点があっ
た。
解消するものとして、高速空気発生源としてルーツブロ
ア等の低圧空気発生源を採用するとともに、ブラストノ
ズルの構造に工夫を加えた低圧ブラスト装置が本願の発
明者によって提案されている(特公平5−45391号
公報)。この低圧ブラスト装置は、出口圧が0.5気圧
程度のルーツブロアによって発生させられた空気流を所
定内径のノズルから噴射する場合、その噴射速度をたと
えば200m/sにまで高めることができるという、本
願の発明者の試行、経験によって得られた知見に基づい
ている。このような低圧ブラスト装置によれば、高速大
流量の空気流に研掃材を混入してブラスト処理を行うこ
とができるため、ブラスト処理効率が飛躍的に高めら
れ、また、ブロアそのものがコンプレッサに比較して軽
量かつ低消費電力量であり、しかも、出口圧力がせいぜ
い1気圧以下であるために空気搬送系を軽量かつ簡易に
構成することができるという利点がある。
搬送系の静圧もまたせいぜい1気圧以下の低圧であるこ
とから、空気搬送系に液体を混入して、高速空気流に微
細な液滴を混入して噴射するといったことも可能であ
る。このような微細な液滴が混入された高速空気流は、
洗浄に適していることから、本願の発明者は、かかる構
成を洗浄装置としてすでに提案している(特公平5−8
6274号公報)。
生源が高圧コンプレッサであるにせよ、上記のような低
圧ブロアであるにせよ、乾燥固体研掃材を噴射する乾式
ブラストの場合、微粉末の飛散を伴うため、ブラスト室
内にブラストノズルを配置して研掃材を循環使用する、
いわゆる閉鎖回路式に装置を構成するのが普通であり、
建造物の壁面や船舶の表面等、大規模な対象物を処理す
るには適していなかった。
気流に微細な液滴を混入して噴射し、これを洗浄に用い
る洗浄装置においては、微細な液滴が対象物に衝突する
エネルギによって洗浄を行うため、対象物の汚れの程度
によっては、洗浄能力が不満足な場合があった。
出されたものであって、大規模な対象物に対するブラス
ト処理による効率的な汚れ除去が可能な新たなブラスト
装置を提供することをその課題とする。
微細な液滴と、固体研掃材を混入した低圧3相混相流に
効果的な汚れ除去作用があることを見いだし、完成にい
たったものである。
ラスト装置は、低圧空気発生源と、この低圧空気発生源
に接続される空気搬送路と、この空気搬送路の先端に設
けられるノズルと、上記空気搬送路の途中において、こ
の空気搬送路を流れる空気流に研掃材を供給する研掃材
供給手段と、上記空気搬送路における上記研掃材供給手
段よりも下流側において上記空気搬送路を流れる空気流
に液体を供給する液体供給手段と、を備えることを特徴
としている。
空気発生源は、出口圧が0.2 〜1.5気圧 (ゲージ圧) の
ブロアであり、上記ノズルの内径は、このノズルからの
空気噴射速度が100〜250m/s、好ましくは15
0〜200m/sとなるように設定されている。なお、
上記ブロアとしては、ルーツブロアが最適である。
圧高速大流量の空気流が形成され、上記のように、ノズ
ル先端から、たとえば200m/sの速度で空気流が噴
射される。そして、この空気流に上記研掃材供給手段か
ら適量の研掃材が供給されると、流れの断面の全域にわ
たって研掃材が十分に混合された固気混相流が形成され
る。そして、この固気混相流に上記液体供給手段から適
量の液体が供給されると、上記固気混相流が高速流であ
るが故に、液体が微粒子状に壊された上で十分に混合さ
れ、高速固気液3相の混相流が形成される。そして、ノ
ズルから噴射されたこのような混相流が、対象物に衝突
する。
液体に濡れた状態となっているものと、液体と分離した
状態で飛翔しているものとが混在する。そうして、この
混相流は、液体微粒子が混合されているが故に、固体研
掃材が細かい塵となって周囲に飛散することが防止また
は軽減される。液体微粒子は、対象物に衝突したとき対
象物表面に液膜を形成するが、この液体微粒子は高速で
対象物に衝突するために、形成される液膜は非常に薄
い。この薄く形成された液膜を介して固体研掃材が対象
物に衝突する場合にはその衝突エネルギを上記の液膜が
それほど減殺することはなく、したがって、固体研掃材
による研掃作用は維持される。そして、固体研掃材およ
びこれによって対象物から削り取られた塵、または、除
去された汚れ等は、最終的に液体によって流される。こ
のような液体を集めることにより、研掃材を比較的容易
に回収することができる。したがって、本願発明に係る
ブラスト装置によれば、開放された空間に存在する対象
物に対しても、研掃材が周囲に飛散することを極力抑制
しながら、対象物に対して所定のブラスト処理を行うこ
とができ、また、研掃材の回収も容易となる。
の上流側に研掃材供給手段が、下流側に液体供給手段が
設けられているので、研掃材が液体の影響で湿気を帯び
て塊状となるといった不具合は極力抑制され、円滑な作
動が担保される。
研掃材供給手段は、研掃材貯留容器と、この研掃材貯留
容器と上記空気搬送路とをつなぐ通路と、この通路に配
置され、研掃材貯留容器内の研掃材を上記空気搬送路に
向けて定量送りすることができる定量送り手段とを備え
ている。この定量送り手段は、研掃材送り量を調整可能
である。
自由落下に任せることに比較し、ブラストの目的に応
じ、高速空気流への研掃材の混入量を所定量に調整する
ことができ、また、定常運転状態での研掃材混入量の変
動を抑制して、対象物に均一な処理を行うことが可能と
なる。
材貯留容器は、上記空気搬送路と同等の静圧が作用させ
られている。
て、重力落下を利用した簡易なものを採用することが可
能となる。
液体供給手段は、液体貯留容器と、この液体貯留容器と
上記空気搬送路とをつなぐ通路と、この通路に配置さ
れ、液体流通の遮断、開放および液体流量調整が可能な
弁機構とを備えている。
と、液体供給の遮断、開放を適宜選択して、高速空気流
に液体を混入する状態と混入しない状態とを選択するこ
とができるとともに、ブラストの目的に応じ、液体の混
入量を調節することが可能となる。
研掃材として、水溶性で無害のものが用いられる。より
具体的には、所定の粒径とした重曹粒子が用いられる。
として水を使用し、研掃材としての重曹粒子の供給量お
よび液体の供給量を調節して、混相流が対象物に衝突す
る時点において研掃材としての重曹粒子がなおすべて溶
解せずに固体を維持するように条件設定する。重曹は水
に溶解するとともに無害であるので、ブラスト作用後の
研掃材を水とともに流してしまうことができ、研掃材の
回収が不要となる。このことは、ノズルから噴射される
混相流中の研掃材が塵となって周囲に飛散することが防
止ないし軽減されることとあいまって、開放空間に存在
する対象物にブラスト処理を行う場合に、きわめて好都
合となる。
面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかと
なろう。
形態につき、図面を参照して説明する。
ト装置10の第1の実施形態を示している。これらの図
に示されるように、下部にキャスタ21を装備すること
によって移動可能とされた台車フレーム20上には、下
部がホッパ状とされた研掃材貯留容器31と、おなじく
下部がホッパ状とされた液体貯留容器41とが搭載支持
されている。この台車フレーム20にはまた、空気搬送
管51が水平に搭載支持されており、この空気搬送管5
1の一端側は、たとえば可撓性のホース52を介してル
ーツブロア等の低圧空気供給源60につなげられてい
る。また、この空気搬送管51の他端側は、たとえば可
撓性ホース53を介してノズル54が接続されている。
低圧空気供給源60から発生させられた空気流は、上記
ホース52、台車20上の空気搬送管51、およびホー
ス53からなる空気搬送路50を流れ、ノズル54の先
端から噴射させられる。
0の低圧空気発生源としては、ルーツブロア60が最適
である。このルーツブロア60は、図2にその構造を模
式的に示すように、ハウジング61内を2個のロータ6
2,63が噛み合いながら回転し、吸引口64から吸引
した空気を強制的に吐出口65から送り出す。そのた
め、上記空気搬送路50が比較的長くとも大流量の空気
を流すことができ、ノズル54の内径を適正に設定する
ことにより、ブロア60の出口圧力が0.2 〜1.5気圧
(ゲージ圧) と比較的低圧に維持されつつも、ノズルか
ら100m/s以上の高速空気を噴射することができ
る。本願発明の場合、このノズル出口の風速は、100
〜250m/s、好ましくは150〜200m/sとな
るように設定される。これより低速となると、ブラスト
効果が薄れ、これより高速となると、次第に音速に近づ
き、騒音が激しくなる。
路32を介して空気搬送管51に接続される。そして、
この研掃材貯留容器31は、その開口が蓋体33によっ
て密閉することができるようになっている。また、この
研掃材貯留容器31は、その上部と空気搬送管51との
間がバイパス管34によって連結されており、密閉状態
において、空気搬送路50と同等の圧力が作用するよう
になっている。
とをつなぐ通路32には、研掃材貯留容器31内の研掃
材を空気搬送管51に定量送りすることができる定量送
り手段70が設けられる。このような定量送り手段70
としては、いわゆるロータリーバルブを採用することが
できるが、本実施形態ではとくに次のような構成をもつ
ものを採用している。
等の弾力層71a,72aを設けた左右一対のローラ7
1,72を、その周部が相互に弾力接触するようにしつ
つ、各半部が通路32内に臨むようにして配置し、両ロ
ーラ71,72を逆方向等速で回転制御しうるようにし
ている。図1に表れているように、両ローラ71,72
の支軸73,74には、相互に噛み合う同径のギヤ7
5,76が取付けられており、その一方75をチエン駆
動によってモータ77で回転させるようになっている。
モータ77は、その回転、停止制御が可能なほか、回転
速度をも変更しうるように構成される。
ローラ71,72の外周弾力層71a,72aどうしが
弾力接触して通路を封鎖するため、研掃材の送り出しは
行われない。一方、両ローラ71,72が正方向(矢印
方向)に回転すると、上記弾力層71a,72aは圧縮
変形可能であるが故に、研掃材は両ローラ71,72の
弾力層71a,72aどうしにはさみこまれるようにし
て下方に向けて送り出され、空気搬送管51に供給され
る。本実施形態では、上記したように、研掃材貯留容器
31内の圧力は空気搬送管51の静圧と同圧となってい
るため、両ローラ71,72を境とする上下空間の圧力
差に起因して上記のようなローラ71,72の回転によ
る研掃材送り出し量が変動するということはない。そし
て両ローラ71,72が等速回転している限り、このよ
うな研掃材の単位時間当たりの送り出し量はほぼ一定と
なる。そして、両ローラ71,72の回転速度を変更す
ることにより、単位時間当たりの研掃材の送り出し量を
適宜変更することができる。この研掃材貯留容器31に
貯留するべき研掃材としては、たとえば、水溶性で無害
な重曹を所定の粒径としたものが好適に採用できるが、
研掃材としては、その他、従前の研掃材を採用すること
ができる。また、研掃材の粒度は、目的に応じて種々選
択可能である。
は、上記のような構成に限らず、単位時間当たりの送り
出し量が一定し、かつこの送り出し量を変更できるよう
なものであれば、いかなる構成を採用してもよい。
が通路42を介して空気搬送管51に接続される。そし
て、この液体貯留容器41は、その開口が蓋体43によ
って密閉することができるようになっており、また、こ
の研掃材貯留容器41は、その上部と空気搬送管51と
の間がバイパス管44によって連結されており、密閉状
態において、空気搬送路50と同等の圧力が作用するよ
うになっている。
をつなぐ通路42には、開閉弁45と流量調節弁46と
が設けられる。開閉弁45は、液体供給を開放・遮断す
る。流量調節弁46は、開閉弁45の開状態において、
液体供給量を加減する。開閉弁45が開の状態のとき、
液体貯留容器41内の液体は、通路42を通り、重力に
よって空気搬送管51に供給される。このとき、本実施
形態では、液体貯留容器41内の圧力が空気搬送管51
の静圧と同圧とされているので、上記した液体の重力に
よる供給が阻害されることはない。なお、液体貯留容器
41に貯留するべき液体としては、水のほか、ある種の
洗浄媒体などが選択される。
段30は、空気搬送路の上流側に、液体供給手段40
は、下流側に配置されることになる。
について、説明する。作動状態において、空気搬送路5
0内には、低圧高速大流量の空気流が形成され、上記の
ように、ノズル54の先端から、たとえば150m/s
を超える速度で空気流が噴射される。そして、この空気
流に上記研掃材供給手段30から適量の研掃材が供給さ
れると、流れの断面の全域にわたって研掃材が十分に混
合された固気混相流が形成される。そして、この固気混
相流に上記液体供給手段40から適量の液体が供給され
ると、上記固気混相流が高速流であるが故に、液体が微
粒子状に壊された上で十分に混合され、高速固気液3相
の混相流が形成される。そして、ノズル54から噴射さ
れたこのような混相流が、対象物に衝突する。
は、液体に濡れた状態となっているものと、液体と分離
した状態で飛翔しているものとが混在する。そうして、
この混相流は、液体微粒子が混合されているが故に、固
体研掃材が細かい塵となって周囲に飛散することが防止
または軽減される。液体微粒子は、対象物に衝突したと
き対象物表面に液膜を形成するが、この液体微粒子は高
速で対象物に衝突するために、形成される液膜は非常に
薄い。この薄く形成された液膜を介して固体研掃材が対
象物に衝突する場合にはその衝突エネルギを上記の液膜
がそれほど減殺することはなく、したがって、固体研掃
材による研掃作用は維持される。なお、ノズルからの混
相流の噴射速度は、たとえば150m/s以上ときわめ
て高速であり、しかも、大流量であるため、ブラスト処
理効率は、基本的にきわめて高い。
供給手段30が、下流側に液体供給手段40が設けられ
ているので、研掃材が液体の影響で湿気を帯びて塊状と
なるといった不具合は極力抑制され、円滑な作動が担保
される。
でできた粒子を採用している。重曹は、水に溶解すると
ともに無害であるので、液体として水を使用し、研掃材
の供給量および液体の供給量を調節して、混相流が対象
物に衝突する時点において研掃材としての重曹粒子がな
おすべて溶解せずに固体を維持するように条件設定する
ことにより、ブラスト作用後の研掃材を水に流してしま
うことができ、研掃材の回収が不要となる。このこと
は、ノズル54から噴射される混相流中の研掃材が塵と
なって周囲に飛散することが防止ないし軽減されること
とあいまって、開放空間に存在する対象物にブラスト処
理を行う場合に、きわめて好都合となる
によれば、開放された空間に存在する対象物に対して
も、研掃材が周囲に飛散することを極力抑制しながら、
対象物に対して所定のブラスト処理を行うことができ、
また、研掃材の回収も不要となる。
の第2の実施形態を示している。第1の実施形態では、
液体供給手段40からの液体は、台車フレーム20上に
おいて研掃材供給手段30の下流側の適当位置において
空気搬送路50に供給されるようになっているが、本実
施形態では、通路42の流量調節弁46の出口にホース
42aを連結し、これをノズル54近傍まで引き回し
て、ノズル54において液体を空気流に供給するように
している。このようにすれば、重曹粒と空気との2相混
相粒に液体微粒子を混入することができるが、重曹粒の
液体微粒子への接触機会が第1の実施形態よりも少なく
なる。このため、3相混相流が対象物に衝突する時点に
おいて、固体状態を維持する重曹粒が多くなり、ブラス
トに重点がおかれた処理が可能となる。
形態に限定されるものではない。使用する研掃材として
は、実施形態のような重曹に限定されず、ブラスト目的
に応じて、アルミナ粒やナイロン粒等、伝統的な研掃材
を用いることができる。また、ドライアイス粒を研掃材
として用いると、所定のブラスト効果を達成できなが
ら、研掃材の回収が不要となる。さらに、また、実施形
態では、液体供給手段として、液体貯留容器に貯留した
液体を通路を介して空気搬送路に供給するようにしてい
るが、たとえば、水道に直接接続した管路を流量バルブ
を介して空気搬送管に接続することによっても、問題な
く液体供給手段としての機能を達成しうる。なぜなら、
繰り返し述べたように、空気搬送路内の静圧はせいぜい
1.5 気圧程度の低圧である一方、水道の送水圧力は2気
圧程度であり、上記静圧よりも高いため、液体圧送手段
を別途設ける必要がないからである。
ル等の建造物の壁面清掃、大型タンクの内外壁清掃、鉄
道車両の外面清掃等に特に適するが、用途が問われない
こともまた、もちろんである。
体構成を示す側面図。
源の具体例の説明図。
全体構成を示す側面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 低圧空気発生源と、この低圧空気発生源
に接続される空気搬送路と、この空気搬送路の先端に設
けられるノズルと、上記空気搬送路の途中において、こ
の空気搬送路を流れる空気流に研掃材を供給する研掃材
供給手段と、上記空気搬送路における上記研掃材供給手
段よりも下流側において上記空気搬送路を流れる空気流
に液体を供給する液体供給手段と、を備えることを特徴
とする、ブラスト装置。 - 【請求項2】 上記低圧空気発生源は、出口圧が0.2 〜
1.5 気圧 (ゲージ圧) のブロアであり、上記ノズルの内
径は、このノズルからの空気噴射速度が100〜250
m/s、好ましくは150〜200m/sとなるように
設定されている、請求項1に記載のブラスト装置。 - 【請求項3】 上記研掃材供給手段は、研掃材貯留容器
と、この研掃材貯留容器と上記空気搬送路とをつなぐ通
路と、この通路に配置され、研掃材貯留容器内の研掃材
を上記空気搬送路に向けて定量送りすることができる定
量送り手段とを備えている、請求項1または2に記載の
ブラスト装置。 - 【請求項4】 上記定量送り手段は、研掃材送り量を調
整可能である、請求項3に記載のブラスト装置。 - 【請求項5】 上記研掃材貯留容器は、上記空気搬送路
と同等の静圧が作用させられる、請求項3に記載のブラ
スト装置。 - 【請求項6】 上記液体供給手段は、液体貯留容器と、
この液体貯留容器と上記空気搬送路とをつなぐ通路と、
この通路に配置され、液体流通の遮断、開放および液体
流量調整が可能な弁機構とを備えている、請求項1ない
し5のいずれかに記載のブラスト装置。 - 【請求項7】 上記研掃材として、水溶性で無害のもの
を用いる、請求項1ないし6のいずれかに記載のブラス
ト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225708A JP2000052251A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | ブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10225708A JP2000052251A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | ブラスト装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000052251A true JP2000052251A (ja) | 2000-02-22 |
JP2000052251A5 JP2000052251A5 (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=16833567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10225708A Pending JP2000052251A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | ブラスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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