JP2831950B2 - ブラスト加工における研磨材供給方法および装置 - Google Patents

ブラスト加工における研磨材供給方法および装置

Info

Publication number
JP2831950B2
JP2831950B2 JP19068895A JP19068895A JP2831950B2 JP 2831950 B2 JP2831950 B2 JP 2831950B2 JP 19068895 A JP19068895 A JP 19068895A JP 19068895 A JP19068895 A JP 19068895A JP 2831950 B2 JP2831950 B2 JP 2831950B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abrasive
collection
tank
amount adjusting
circumferential surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19068895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0938864A (ja
Inventor
恵二 間瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fuji Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Manufacturing Co Ltd
Priority to JP19068895A priority Critical patent/JP2831950B2/ja
Publication of JPH0938864A publication Critical patent/JPH0938864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2831950B2 publication Critical patent/JP2831950B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラスト加工にお
いて研磨材タンクから定量の研磨材を噴射ノズルに供給
する研磨材供給方法および装置に関する。研磨材タンク
内の研磨材を噴射ノズルから被加工物へ定量的に噴射す
る、すなわち噴射量を一定に維持することは、良好で安
定したブラスト加工を行うための重要なブラスト加工条
件の一つであり、本発明は研磨材タンク内の研磨材を定
量的に噴射ノズルへ供給するための研磨材供給方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研磨材供給装置40としては、図
6に示すように、研磨材から粉塵を分級して再使用可能
な研磨材を回収する回収タンク70の底面近傍の下部
に、当該回収タンク70の側壁から内部を通過し前記側
壁の反対側の側壁71を貫通するサクションパイプ42
を設け、前記サクションパイプ42の上部に小径の導入
孔43を設けている。前記サクションパイプ42の一端
は研磨材供給管14(図4)を介して噴射ノズル13に
連通し、サクションパイプ42の他端は回収タンク70
の側壁71の外方へ臨んでいる。
【0003】回収タンク70内の研磨材がサクションパ
イプ42に設けた導入孔43からサクションパイプ42
内へ徐々にほぼ一定の速度で落下するにつれて、回収タ
ンク70内の研磨材に図6に二点鎖線に示すようなすり
鉢状の穴ができ、このすり鉢状の穴は次第に拡がってい
く。一方、導入孔43から落下した研磨材はサクション
パイプ42内へ円錐体を成すように積み上げられ、この
円錐体の研磨材はサクションパイプ42内を流れる空気
流により噴射ノズル13へ向けて吸引される。このよう
に研磨材は前記すり鉢状の穴と円錐体の傾斜角がほぼ一
定の角度を成し、この傾斜角を安息角θという。以上の
ように導入孔43からサクションパイプ42内へ研磨材
を徐々に定量的に落下させるためには前記導入孔43は
小径にする必要があった。
【0004】上記のような研磨材供給装置40は図4に
示すような重力式のブラスト加工装置60に装着されて
いる。以下、重力式のブラスト加工装置60について説
明すると、図4及び図5において、61はキャビネット
で、被加工物を出し入れする投入口63を備え、キャビ
ネット61内に前記投入口63から投入した被加工物に
研磨材を噴射する噴射ノズル13を設ける。
【0005】また、前記キャビネット61の下部にはホ
ッパ68が設けられ、ホッパ68の最下端は導管65を
介してキャビネット61の上部に設置された研磨材回収
用の回収タンク70の上部に連通する。
【0006】回収タンク70は所謂サイクロンで、粉塵
を研磨材から分離する装置であり、図4に示すように、
上部に円筒形状を成す円筒部と、下部に下方に向けて徐
々に狭くなる円錐状を成す円錐部とから成り、回収タン
ク70の円筒部の上部の側壁に流入口73を設け、この
流入口73に連通管75を介して前記導管65の先端を
連結する。前記連通管75の軸線方向は円筒部の横断面
円形を成す内壁面の接線方向に位置しているので、連通
管75から回収タンク70内へ流入した気流は円筒部の
内壁に沿って回りながら降下してゆく。回収タンク70
の円錐部の下端は噴射ノズル13から噴射する研磨材の
噴射量を調整し供給する研磨材供給装置40を備え、こ
の研磨材供給装置40を研磨材供給管14を介して噴射
ノズル13に連通している。なお、噴射ノズル13には
図示せざる圧縮空気供給源からの圧縮空気を供給する管
62を連結している。また、前記回収タンク70の上端
壁面の略中央には連結管74が設けられ、この連結管7
4は排出管67を介してダストコレクタ66に連通して
いる。
【0007】ダストコレクタ66は排風機69を回転し
ダストコレクタ66内の空気を外気へ放出している。こ
の排風機69によりブラスト加工装置60のキャビネッ
ト61、導管65、回収タンク70内の空気を吸引し、
各部がそれぞれ負圧になり、また図示せざる圧縮空気供
給源から供給された空気が研磨材と共に噴射ノズル13
から噴射されるので、キャビネット61から順に導管6
5、回収タンク70、ダストコレクタ66へ気流が流れ
る。
【0008】前記噴射ノズル13に圧縮空気供給源から
の圧縮空気を管62を介して供給することにより、噴射
ノズル13および研磨材供給管14内に負圧が生じ、こ
の負圧によりサクションパイプ42内の研磨材が吸引さ
れて研磨材供給管14を経て噴射ノズル13へ給送さ
れ、噴射ノズル13内で研磨材と圧縮空気が混合して噴
射ノズル13から被加工物へ向けて噴射される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の研磨材供給手段
においては、前述した回収タンク70及び研磨材を貯溜
する単なる研磨材の貯溜タンク等を含む研磨材タンクか
らサクションパイプ42へ落下する研磨材の量は、導入
孔43の大きさ、研磨材の材質、粒径、比重等の違いに
より大きく左右されていた。さらに、研磨材タンク内の
研磨材の量が多いときと少ないときでは研磨材タンクか
らサクションパイプ42へ落下する研磨材の量や速度が
異なる場合があった。研磨材を噴射ノズルから被加工物
へ向けて噴射すると、被加工物へ衝突して破損した再使
用不可能な研磨材は研磨材タンクで分級されてダストコ
トレクタ66へ送られ廃棄される。したがって、ブラス
ト加工を行なうに連れて研磨材タンク内の研磨材の量が
減少するため、サクションパイプ42内への研磨材の落
下量は必ずしも一定量にならないという問題点があっ
た。
【0010】また、サクションパイプ42への研磨材の
落下量を安定させるために、導入孔43を小さくしてい
るので、研磨材内の異物が前記導入孔43を塞いで研磨
材の落下を遮断したり、あるいは設定量の研磨材が落下
しないという問題点があった。
【0011】また、研磨材には微粉性質を示すものと微
粉性質を示すさないものがある。微粉性質とは、研磨材
タンク内の底部に集積した研磨材の安息角θが一定にな
らないほどの微粉状態を示す性質をいう。なお、研磨材
が微粉性質を示す要因は、研磨材の材質、比重、粒径、
及び研磨材タンク内の圧力等によって異なる。例えば、
タンク内の圧力が常圧のときの微粉性質を有する研磨材
の一例として、(1)アランダム系の研磨材材質で、み
かけ比重が2〜3、研磨材粒径が約#240以下の場
合、(2)研磨材材質がスチールビーズで、みかけ比重
が4、研磨材粒径が約#600以下の場合がある。しか
し、研磨材タンク内の圧力が常圧以上になると、微粉性
質を示す研磨材の比重と粒径は変化する。例えば、研磨
材タンク内の圧力が5kg/cm のとき、アランダム系の研
磨材材質では、研磨材粒径が#150でも微粉性質を示
すが、スチールビーズの研磨材材質では、研磨材粒径が
#300で微粉性質を示さない。
【0012】以上のような微粉性質を示す研磨材は、従
来の研磨材供給装置40を用いると、微粉特有の相互の
付着力のために互いに吸着したり研磨材タンクの壁面に
付着するなどして安息角θが一定にならず、図7に示す
ように研磨材タンク内の研磨材は導入孔43の直上方に
穴が開いた状態になり、あるいは図8に示すように導入
孔43の上部に空洞44を形成して研磨材が落下しなく
なることがあった。
【0013】以上のように、従来の研磨材供給方法およ
び装置においては、研磨材タンクから常に一定量の研磨
材を噴射ノズルへ供給することが難しいという問題点が
あった。
【0014】本発明は叙上の問題点を解決するために開
発されたもので、研磨材タンクから噴射ノズルへ定量の
研磨材を安定した状態で供給するための研磨材供給方法
および装置を提供し、さらに、研磨材の種類に応じて所
望の研磨材供給量を容易に設定できる研磨材供給方法お
よび装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の研磨材供給方法にあっては、 研磨材タン
ク11内の研磨材を研磨材量調整タンク12に流入し、
前記研磨材量調整タンク12内の研磨材を研磨材供給管
14を介して吸引し、この吸引した研磨材を研磨材供給
管14を経て噴射ノズル13へ供給し、前記噴射ノズル
13から被加工物に噴射するブラスト加工において、前
記研磨材量調整タンク12内で回転し、少なくとも円周
の一部を研磨材量調整タンク12内に流入した研磨材内
へ埋没させた補集回転盤21の円周面で研磨材を補集
し、前記円周面に臨む研磨材供給管14の吸込口24か
ら研磨材を吸引して噴射ノズル13へ供給するものであ
る。
【0016】また、本発明の他の研磨材供給方法にあっ
ては、前記研磨材量調整タンク12内の下部に流入した
研磨材で形成される研磨材層17と、この研磨材層17
の上部の空気層18にそれぞれ補集回転盤21の円周の
一部を埋没又は臨ませて回転させる。前記空気層18に
おいて前記補集回転盤21の円周面に臨む研磨材供給管
14の吸込口24から研磨材を吸引して噴射ノズル13
へ供給するものである。
【0017】なお、前記研磨材量調整タンク12内で補
集回転盤21の円周面に形成した補集部により研磨材を
補集し、この補集された研磨材を研磨材供給管14の吸
込口24から吸引して噴射ノズル13へ供給することが
できる。
【0018】また、 前記補集回転盤21を設定回転数
において回転し、任意設定量の研磨材を補集回転盤21
の円周面に臨む研磨材供給管14の吸込口24から吸引
して噴射ノズル13へ供給することができる。
【0019】さらに、前記研磨材量調整タンク12に振
動を加えて補集回転盤21の円周面による研磨材の補集
量を設定量に維持する。
【0020】本発明の研磨材供給装置10にあっては、
研磨材タンク11の下部に連通する研磨材量調整タンク
12を備え、この研磨材量調整タンク12を圧縮空気供
給源に連通する噴射ノズル13に研磨材供給管14を介
して連通すると共に、前記圧縮空気供給源の圧縮空気を
噴射ノズル13から噴射して生じる研磨材供給管14内
の負圧により研磨材量調整タンク12から研磨材を吸引
して噴射ノズル13へ供給するブラスト加工装置におい
て、前記研磨材量調整タンク12内に、例えば、凹部
(22)から成る補集部を円周面に形成した補集回転盤
21を回転駆動手段で回転自在に設け、且つ、前記補集
回転盤21の円周面の少なくとも一部を研磨材量調整タ
ンク12内に流入した研磨材内へ埋没させると共に、前
記補集回転盤21の円周面に前記研磨材供給管14の研
磨材供給方向後端の吸込口24を近接したものである。
【0021】本発明の他の研磨材供給装置10にあって
は、前記研磨材タンク11の下部に連通する導入管16
を研磨材量調整タンク12内に挿通して前記研磨材量調
整タンク12内の下部に流入した研磨材で成る研磨材層
17と該研磨材層17の上部に空気層18とを形成する
と共に、例えば、凹部から成る補集部を円周面に形成し
た補集回転盤21を前記研磨材層17と空気層18にそ
れぞれ前記補集回転盤21の円周面の一部を埋没又は臨
ませて回転自在に設け、前記空気層18に臨む補集回転
盤21の円周面に前記研磨材供給管14の研磨材供給方
向後端の吸込口24を近接したものである。
【0022】なお、前記補集部は、平面矩形又は円形を
成す多数の凹痕から成るものでよい。
【0023】さらに、前記補集部は、円周方向に連続す
る一連の無端条溝を円周面幅方向に平行に複数形成して
成るものでよい。
【0024】また、前記補集回転盤21の回転速度を調
整することにより、研磨材量調整タンク12内の研磨材
を設定量噴射ノズル13へ供給する。
【0025】また、前記補集回転盤21の回転速度を調
整自在に設けることは、補集回転盤21の回転速度を変
えて回転数を増減させることにより噴射ノズル13への
研磨材供給量を容易に所望量に設定できるという点で望
ましい。
【0026】さらに、前記研磨材供給管14の吸込口2
4を補集回転盤21の幅方向を被蓋可能に臨ませて設け
ることは、研磨材を効率よく補集できるという点で望ま
しく、又、研磨材供給管14の吸込口24を補集回転盤
21の幅方向に細長に形成することは幅広に設けた補集
回転盤21の円周面の研磨材を全て効率よく吸引すると
いう点で望ましい。
【0027】また、前記研磨材量調整タンク12を振動
するバイブレータ28等の振動発生手段を設けること
が、補集回転盤21の円周面の凹部に研磨材を十分に入
り込ませ、補集回転盤21による研磨材補集量を定量に
するという点で望ましい。
【0028】さらに、前記補集回転盤21の円周面に近
接又は接触するスクレーパを設けることが、補集回転盤
21の円周上の研磨材補集量を一定にするという点で望
ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の研磨材供給方法および装
置の実施の形態について、以下に図を参照して説明す
る。
【0030】本発明の研磨材供給装置10を設置するブ
ラスト加工装置は、前記被加工物へ研磨材を噴射する噴
射ノズル13を備え且つ被加工物を投入するキャビネッ
トと、噴射ノズル13から噴射された研磨材から粉塵を
分離して再使用可能な研磨材を回収し貯溜する研磨材タ
ンク11とを管を介して連通し、このようなブラスト加
工装置に送風機や排風機、圧縮機等の気流発生手段を連
通して、気流をキャビネットから研磨材タンク11へ発
生させ、この気流に研磨材或いは粉塵を載せて移送す
る。前記研磨材タンク11はそれ自体が所謂サイクロン
であってもよく、あるいはサイクロンの下部に連通し当
該サイクロンの研磨材を単に貯溜するタンクであっても
良い。
【0031】前記研磨材タンク11の下部に研磨材量調
整タンク12を連通し、研磨材タンク11内の研磨材を
研磨材量調整タンク12へ流入させ、研磨材量調整タン
ク12内の下部に流入した研磨材で形成される研磨材層
17と、この研磨材層17の上部に空気層18が形成さ
れる。
【0032】モータ等の回転駆動手段の回転力で等速度
に回転する補集回転盤21を研磨材量調整タンク12内
の研磨材層17に円周の一部を埋設して設け、且つ、前
記補集回転盤21の円周面の一部を前記空気層18に露
出させる。なお、前記補集回転盤21の回転速度を調整
して、噴射ノズル13に供給する研磨材の量を容易に増
減して所望の設定量に調整できる。 補集回転盤21
は、当該補集回転盤21の円周面に、研磨材を補集する
補集部を形成している。例えば、前記補集部は断面形状
がV字状、四角形、U字状の凹部でもよく、この凹部の
配列は補集回転盤21の円周方向に連続する一連の無端
条溝を円周面幅方向に平行に複数形成してもよい。或い
は前記凹部は補集回転盤21の幅方向に長い溝で、この
溝複数を補集回転盤21の円周方向に平行に形成するこ
ともできる。例えば、補集回転盤21の円周面幅方向に
長い板状の羽根複数枚を適宜均等間隔を介して円周面円
周方向に平行に突設したものでもよい。
【0033】前記溝幅が研磨材の粒径より数倍の広い間
隔である場合は、研磨材が前記溝の両端から落下しない
ようにするために前記各溝の両端を閉塞することが望ま
しいが、溝幅が研磨材の粒径より僅かに大きい程度の狭
い間隔である場合は、研磨材が前記溝の両端から落下す
ることが少ないので前記溝の両端を閉塞しなくともよ
い。また、補集部は補集回転盤21の円周方向および幅
方向に斜めに交差する溝を補集回転盤21の円周面に形
成することもできる。又、補集部は補集回転盤21の円
周面に平面矩形又は円形を成す多数の凹痕を形成したも
のでもよい。なお、各凹部は規則正しく配列すること
が、研磨材を定量的に補集するという点で望ましい。凹
部としては、以上のように種々の形状を掲げることがで
きるが、いずれにしても、凹部は研磨材を載置あるいは
嵌入可能に形成して研磨材を補集できる形状であればよ
く、前述した形状に限定されない。
【0034】なお、本実施例では図2に示すように補集
回転盤21は研磨材量調整タンク21の幅の約3分の1
程度の幅にしているが、吸込口24の吸引力によって研
磨材を吸引可能な範囲内でできるだけ幅広く形成する方
が、円周面の面積が大きくなるためにより多くの研磨材
を効率よく補集できるという点で望ましい。
【0035】さらに、前記研磨材量調整タンク12にバ
イブレータ28等の振動発生手段を連結することは、補
集回転盤21の円周面で補集される研磨材の補集量を一
定にするという点で望ましい。つまり、前記振動発生手
段で研磨材量調整タンク12を振動させることにより、
補集回転盤21の円周面の凹部内に研磨材が十分に入り
込むので、補集される研磨材は一定量となる。又、補集
回転盤21も振動することにより、凹部内に入り込む研
磨材以外の余分な研磨材は振るい落とされるので研磨材
補集量を均一に維持できる。
【0036】また、前記補集回転盤21の円周面に、金
属や樹脂等の板状もしくは棒状のスクレーパの側縁を近
接又は接触させることにより、補集回転盤21の円周面
の凹部で補集される研磨材のうち一定量以外の研磨材を
スクレーパの側縁で払い落として補集回転盤21の円周
面で補集される研磨材の量を一定にするという点で望ま
しい。なお、吸込口24の端縁を補集回転盤21の円周
面から一定の間隔で近接させることにより当該吸込口2
4をスクレーパとして用いることができる。
【0037】噴射ノズル13に連通する研磨材供給管1
4の研磨材供給方向後方端の吸込口24は、前記空気層
18に露出した補集回転盤21の円周面に近接する位置
に設ける。
【0038】噴射ノズル13に圧縮空気供給源から圧縮
空気を供給して研磨材供給管14内に負圧を生じさせる
と、等速度で回転する補集回転盤21の円周面の補集部
で補集された研磨材が前記吸込口24から吸引されて研
磨材供給管14を経て噴射ノズル13へ供給され、常
時、一定量の研磨材が噴射ノズル13から被加工物へ噴
射される。
【0039】なお、前述した実施の形態では、補集回転
盤21の上部が研磨材量調整タンク12内の空気層18
に露出する場合について説明したが、本発明において
は、補集回転盤21の全体が研磨材層17内に没してい
る場合においても、もしくは研磨材量調整タンク12内
が研磨材で充満し、所謂研磨材量調整タンク12内に空
気層18が形成されない場合においても適用できる。こ
の場合、研磨材供給管14の吸込口24の端縁を補集回
転盤21の円周面に接触あるいはできる限り近接させる
ことは、補集回転盤21の円周面の凹部で補集された研
磨材のみを吸込口24から吸引するという点で望まし
い。つまり、吸込口24と補集回転盤21の円周面との
間隔が大きいと、吸込口24の周囲の研磨材が前記間隔
から吸引される率が多くなるために研磨材の吸込量つま
り研磨材供給量が不安定になる要素が多くなるからであ
る。
【0040】
【実施例】以下に、前述した本発明の研磨材供給方法お
よび装置の実施の形態における具体的な実施例について
図面を参照して説明する。
【0041】図1において、70は回収タンクで、所謂
サイクロンであり、粉塵を研磨材から分離する装置であ
る。回収タンク70の底部には粉塵を分離した後の再使
用可能な研磨材15が貯溜する。前記回収タンク70の
底部に研磨材タンク11を連結し、この研磨材タンク1
1内に回収タンク70内の研磨材15が落下し貯溜す
る。
【0042】12は研磨材量調整タンクで、略直方体を
成す密閉型タンクである。前記研磨材タンク11の底面
に連通する導入管16を研磨材量調整タンク12の上壁
面から内部に挿通し、前記導入管16の先端の導入口1
9の面を研磨材量調整タンク12の底面からの高さ方向
で3分の2程度の位置に設けている。したがって、研磨
材タンク11内の研磨材15は導入管16を経て下方の
研磨材量調整タンク12内へ落下流入し、研磨材量調整
タンク12内の下部に流入した研磨材で成る研磨材層1
7が導入口19の下方に形成され、当該研磨材層17の
上方に空気層18が形成される。研磨材タンク11内の
研磨材15が研磨材量調整タンク12内へ流入すること
により研磨材層17の上面が上昇し導入管16の導入口
19の高さで停止する。つまり、研磨材層17の上面が
導入口19まで上昇すると研磨材タンク11内の研磨材
15は研磨材量調整タンク12へ流入しない。したがっ
て、研磨材量調整タンク12内は常時、高さ方向で上方
の約3分の1に空気層18を形成し、下方の約3分の2
に研磨材層17を形成している。
【0043】21は補集回転盤で、本実施例では図2に
示すように、補集回転盤21の円周面に円周方向に連続
する一連のV字状の無端条溝で成る溝部22を円周面幅
方向に平行に複数形成している。補集回転盤21は研磨
材量調整タンク12内の研磨材層17中で縦方向に回転
自在に回転軸25で軸承され、しかも前記回転軸25は
研磨材層17の上面より下方に位置し、且つ補集回転盤
21の上部又は上部の一部分が空気層18に露出する位
置に設けている。なお、補集回転盤21の上部とは補集
回転盤21の回転軸の中心を通過する水平線より上方に
位置する部分の範囲をいう。したがって、本実施例では
補集回転盤21の円周の下半部全体は研磨材層17内に
確実に没し、且つ補集回転盤21の円周の上半部の一部
が空気層18に露出している。したがって、補集回転盤
21が回転する時、補集回転盤21の円周の上半部の一
部分が研磨材層17内に没しているので研磨材が溝部2
2内に入り込み易くなり、研磨材層17の研磨材が確実
に空気層18へ移送される。
【0044】前記回転軸25は研磨材量調整タンク12
の外部で軸受27により軸支され、回転軸25の軸端に
プーリ26を設け、このプーリ26に図示せざるモータ
等の回転駆動手段に回転力を伝達するVベルトを介して
連結する。なお、前記回転駆動手段の回転速度は既知の
手段により容易に調整自在に構成されている。
【0045】23は吸込管で、噴射ノズル13に連通す
る研磨材供給管14の研磨材供給方向後方端に連結して
おり、吸込管23の後端面は前記補集回転盤21の円周
面の幅とほぼ同じ長さに細長の吸込口24を形成し、こ
の吸込口24から研磨材供給方向前方に向けて狭くなる
よう形成されている。前記吸込口24は図2に示すよう
に、漏斗状を成し、吸込口24の長手方向の全長が補集
回転盤21の全幅を被蓋可能に臨ませて設け補集回転盤
21の頂点の円周面に近接している。
【0046】補集回転盤21が回転駆動手段により等速
度で図2の紙面上時計回り方向に回転すると、補集回転
盤21の円周面の溝部22内に入り込んで補集された研
磨材層17の研磨材が空気層18へ移送される。圧縮空
気供給源から圧縮空気を噴射ノズル13に供給すると、
研磨材供給管14および吸込管23内に負圧が生じ、回
転している補集回転盤21の前記溝部22内の研磨材が
補集回転盤21の頂点で吸込口24から吸引され、研磨
材供給管14を経て噴射ノズル13へ供給される。前記
補集回転盤21を等速度で回転し、補集回転盤21の円
周面で補集される研磨材の量は定量となるので、吸込口
24から吸引され噴射ノズル13へ供給される研磨材の
量が定量になる。なお、吸込口24の端縁は前述したよ
うにスクレーバの機能を果たし、一定量以外の研磨材を
補集回転盤21の円周面から払い落とすのでより一層確
実に研磨材を定量にすることに寄与する。
【0047】さらに、前記研磨材量調整タンク12の底
面にバイブレータ28を連結し、このバイブレータ28
で研磨材量調整タンク12に振動を与えることにより、
研磨材が補集回転盤21の円周面の溝部22内に十分に
入り込み、又補集回転盤21も振動することにより溝部
22内に入り込んだ研磨材以外の研磨材は振るい落とさ
れるので、補集回転盤21の円周面で補集される研磨材
の量は常時、定量になり、より一層安定した状態で一定
量の研磨材が補集される。したがって、噴射ノズル13
へ供給される研磨材は確実に一定量に維持される。
【0048】なお、補集回転盤21の回転速度を調整す
ることにより回転数の増減を図り、噴射ノズル13への
研磨材供給量を調整することができる。例えば、補集回
転盤21の回転速度を速くすることにより研磨材が多く
供給され、補集回転盤21の回転速度を遅くすることに
より研磨材が少なく供給される。なお、補集回転盤21
の回転速度が何れの場合であっても回転速度を一定に維
持することにより、常時安定した状態で一定量の研磨材
が噴射ノズル13へ供給され、定量の研磨材が噴射ノズ
ル13から被加工物へ噴射される。したがって、補集回
転盤21の回転速度と研磨材供給量とは相関関係にある
ので、この関係式を求めて研磨材供給量を補集回転盤2
1の回転速度でデジタル化することにより所望の研磨材
供給量に容易に調整できる。
【0049】上記の研磨材供給装置10は、図4及び図
5に示すような前述したエア式の直圧式ブラスト加工装
置60に装着される。
【0050】キャビネット61内で研磨材を噴射ノズル
13から被加工物へ噴射して被加工物をブラスト加工す
ると、研磨材は再使用可能な研磨材と、破損した再使用
不可能な研磨材になり、これらの研磨材と被加工物が剥
離して生じた粉塵等が共に導管65を介して気流に乗っ
て回収タンク70へ給送される。この回収タンク70で
再使用可能な研磨材から再使用不可能な研磨材と粉塵が
分離され、再使用不可能な研磨材や粉塵は図示せざるダ
ストコレクタへ給送され、ダストコレクタ内の下部に集
積され、清浄な空気がダストコレクタの排風機から外気
へ放出される。一方、再使用可能な研磨材は回収タンク
70の底部へ貯溜した後、研磨材タンク11へ落下し、
前述した動作が繰り返される。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】(1)従来、研磨材は研磨材タンクから小
さな導入孔を経て研磨材量調整タンクへ供給されていた
ので異物によるトラブルが発生しやすかったが、本発明
は研磨材タンクと研磨材量調整タンク間を連通する導入
管の内径を小さくする必要がないので異物によるトラブ
ルが発生しない。
【0053】(2)従来、研磨材タンクから研磨材量調
整タンク内へ落下する研磨材の量が安定しないものであ
ったが、本発明は研磨材量調整タンク内で補集回転盤を
回転させ、この補集回転盤の円周面で研磨材量調整タン
ク内の研磨材を定量的に補集し、この補集した研磨材を
研磨材供給管の吸込口から吸引するので、研磨材タンク
から噴射ノズルへ確実に定量の研磨材を安定した状態で
供給することができた。
【0054】(3)本発明は補集回転盤の回転速度を変
化させて回転数を増減させることにより研磨材供給量の
増減を図ることができ、また補集回転盤の回転速度に応
じて研磨材を安定した状態で一定量に供給することがで
きる。したがって、補集回転盤の回転速度を自在に調整
することにより、研磨材の種類に応じて所望の研磨材供
給量に確実且つ容易に調整できる。しかも、研磨材供給
量に対応する補集回転盤の回転速度をデジタル化するこ
とにより所望の研磨材供給量、したがって、噴射量を容
易に設定できる。
【0055】(4)本発明は、たとえ微粉性質を示す研
磨材であっても、上記の(1)項の理由で、研磨材タン
クと研磨材量調整タンクとを連通する導入管の内径を大
きく形成することができるので、従来のように定量に落
下しないというトラブルがなく、さらに上記の(2)項
の理由で、微粉性質を示す研磨材に対しても補集回転盤
の円周面の補集部で研磨材を定量に補集でき、一定量の
研磨材を確実に噴射ノズルへ供給できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の研磨材供給装置の要部断面を
示す正面図および研磨材の流れを示す概要説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例の研磨材量調整タンク内の要部
断面を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例の研磨材量調整タンク内を示す
斜視図である。
【図4】重力式のブラスト加工装置を示す正面図であ
る。
【図5】重力式のブラスト加工装置を示す側面図であ
る。
【図6】従来の研磨材供給装置の要部断面図を示し、特
に微粉性質を示さない研磨材がサクションパイプ内に落
下するときの研磨材の状態を示すものである。
【図7】従来の研磨材供給装置の要部断面図を示し、特
に微粉性質を示す研磨材がサクションパイプ内に落下す
るときの研磨材の状態を示すものである。
【図8】従来の研磨材供給装置の要部断面図を示し、特
に微粉性質を示す研磨材がサクションパイプ内に落下す
るときの研磨材の状態を示すものである。
【符号の説明】
10 研磨材供給装置 11 研磨材タンク 12 研磨材量調整タンク 13 噴射ノズル 14 研磨材供給管 15 研磨材 16 導入管 17 研磨材層 18 空気層 19 導入口 21 補集回転盤 22 溝部(凹部) 23 吸込管 24 吸込口 25 回転軸 26 プーリ 27 軸受 28 バイブレータ(振動発生手段) 40 研磨材供給装置 42 サクションパイプ 43 導入孔 44 空洞 60 ブラスト加工装置 61 キャビネット 62 管 63 投入口 65 導管 66 ダストコレクタ 67 排出管 68 ホッパ 69 排風機 70 回収タンク 73 流入口 74 連結管 75 連通管

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨材タンク内の研磨材を研磨材量調整
    タンクに流入し、前記研磨材量調整タンク内の研磨材を
    研磨材供給管を介して吸引し、この吸引した研磨材を研
    磨材供給管を経て噴射ノズルへ供給し、前記噴射ノズル
    から被加工物に噴射するブラスト加工において、 少なくとも円周の一部を研磨材量調整タンク内に流入し
    た研磨材内へ埋没させた補集回転盤を前記研磨材量調整
    タンク内で回転し、この補集回転盤の円周面で研磨材を
    補集し、前記円周面に臨む研磨材供給管の吸込口から研
    磨材を吸引して噴射ノズルへ供給することを特徴とする
    ブラスト加工における研磨材供給方法。
  2. 【請求項2】 研磨材タンク内の研磨材を研磨材量調整
    タンクに流入し、前記研磨材量調整タンク内の研磨材を
    研磨材供給管を介して吸引し、この吸引した研磨材を研
    磨材供給管を経て噴射ノズルへ供給し、前記噴射ノズル
    から被加工物に噴射するブラスト加工において、 前記研磨材量調整タンク内の下部に流入した研磨材で形
    成される研磨材層と、この研磨材層の上部の空気層にそ
    れぞれ補集回転盤の円周の一部を埋没又は臨ませて回転
    し、前記空気層において前記補集回転盤の円周面に臨む
    研磨材供給管の吸込口から研磨材を吸引して噴射ノズル
    へ供給することを特徴とするブラスト加工における研磨
    材供給方法。
  3. 【請求項3】 前記研磨材量調整タンク内で補集回転盤
    の円周面に形成した補集部により研磨材を補集し、この
    補集された研磨材を研磨材供給管の吸込口から吸引して
    噴射ノズルへ供給した請求項1又は2記載のブラスト加
    工における研磨材供給方法。
  4. 【請求項4】 前記補集回転盤を設定回転数において回
    転し、任意設定量の研磨材を補集回転盤の円周面に臨む
    研磨材供給管の吸込口から吸引して噴射ノズルへ供給す
    る請求項1〜3いずれか一項に記載のブラスト加工にお
    ける研磨材供給方法。
  5. 【請求項5】 前記研磨材量調整タンクに振動を加える
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のブラスト加工にお
    ける研磨材供給方法。
  6. 【請求項6】 研磨材タンクの下部に連通する研磨材量
    調整タンクを備え、この研磨材量調整タンクを圧縮空気
    供給源に連通する噴射ノズルに研磨材供給管を介して連
    通すると共に、前記圧縮空気供給源の圧縮空気を噴射ノ
    ズルから噴射して生じる研磨材供給管内の負圧により研
    磨材量調整タンクから研磨材を吸引して噴射ノズルへ供
    給するブラスト加工装置において、 前記研磨材量調整タンク内に、補集部を円周面に形成し
    た補集回転盤を回転駆動手段で回転自在に設け、且つ、
    前記補集回転盤の円周面の少なくとも一部を研磨材量調
    整タンク内に流入した研磨材内へ埋没させると共に、前
    記補集回転盤の円周面に前記研磨材供給管の研磨材供給
    方向後端の吸込口を近接したことを特徴とするブラスト
    加工における研磨材供給装置。
  7. 【請求項7】 研磨材タンクの下部に連通する研磨材量
    調整タンクを備え、この研磨材量調整タンクを圧縮空気
    供給源に連通する噴射ノズルに研磨材供給管を介して連
    通すると共に、前記圧縮空気供給源の圧縮空気を噴射ノ
    ズルから噴射して生じる研磨材供給管内の負圧により研
    磨材量調整タンクから研磨材を吸引して噴射ノズルへ供
    給するブラスト加工装置において、 前記研磨材タンクの下部に連通する導入管を研磨材量調
    整タンク内に挿通して前記研磨材量調整タンク内の下部
    に流入した研磨材で成る研磨材層と該研磨材層の上部に
    空気層とを形成すると共に、補集部を円周面に形成した
    補集回転盤を前記研磨材層と空気層にそれぞれ前記補集
    回転盤の円周面の一部を埋没又は臨ませて回転自在に設
    け、前記空気層に臨む補集回転盤の円周面に前記研磨材
    供給管の研磨材供給方向後端の吸込口を近接したことを
    特徴とするブラスト加工における研磨材供給装置。
  8. 【請求項8】 前記補集部は、円周方向に連続する一連
    の無端条溝を円周面幅方向に平行に複数形成して成る請
    求項6又は7記載のブラスト加工における研磨材供給装
    置。
  9. 【請求項9】 前記補集部は、平面矩形又は円形を成す
    多数の凹痕から成る請求項6又は7記載のブラスト加工
    における研磨材供給装置。
  10. 【請求項10】 前記補集回転盤の回転速度を調整自在
    に設けた請求項6〜9のいずれか一項に記載のブラスト
    加工における研磨材供給装置。
  11. 【請求項11】 前記研磨材供給管の吸込口を補集回転
    盤の円周面幅方向を被蓋可能に臨ませて設けた請求項6
    〜10のいずれか一項に記載のブラスト加工における研
    磨材供給装置。
  12. 【請求項12】 前記研磨材量調整タンクを振動する振
    動発生手段を設けた請求項6〜11のいずれか一項に記
    載のブラスト加工における研磨材供給装置。
  13. 【請求項13】 前記補集回転盤の円周面に近接又は接
    触するスクレーパを設けた請求項6〜12のいずれか一
    項に記載のブラスト加工における研磨材供給装置。
JP19068895A 1995-07-26 1995-07-26 ブラスト加工における研磨材供給方法および装置 Expired - Fee Related JP2831950B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19068895A JP2831950B2 (ja) 1995-07-26 1995-07-26 ブラスト加工における研磨材供給方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19068895A JP2831950B2 (ja) 1995-07-26 1995-07-26 ブラスト加工における研磨材供給方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0938864A JPH0938864A (ja) 1997-02-10
JP2831950B2 true JP2831950B2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=16262222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19068895A Expired - Fee Related JP2831950B2 (ja) 1995-07-26 1995-07-26 ブラスト加工における研磨材供給方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2831950B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4881179B2 (ja) * 2007-02-13 2012-02-22 株式会社スギノマシン 研磨材供給装置および研磨材供給方法
JP5183089B2 (ja) 2007-04-18 2013-04-17 株式会社不二製作所 研磨材定量供給装置
JP5074136B2 (ja) 2007-09-19 2012-11-14 株式会社不二製作所 研磨材定量供給装置
JP5149589B2 (ja) * 2007-10-12 2013-02-20 株式会社不二製作所 ブラスト加工装置における研磨材回収機構
CN111300286A (zh) * 2016-08-30 2020-06-19 合肥通用机械研究院有限公司 一种可清堵的干磨料供料装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0938864A (ja) 1997-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7465215B2 (en) Sponge blasting apparatus and sponge blasting method
JP5737486B1 (ja) 研磨装置および研磨方法
US7543769B2 (en) Blasting medium picking-apart device
JP2831950B2 (ja) ブラスト加工における研磨材供給方法および装置
US6439394B1 (en) Separator for dry separation of powders
JPH02174665A (ja) 巻きたばこ製造機用の、連続的にたばこを供給するためのホッパー
JP4171539B2 (ja) 直圧式連続研磨材供給・噴射方法及び装置
KR101745296B1 (ko) 덕트구조의 합성수지원료 분진제거장치
TWI819107B (zh) 噴射加工裝置及噴射加工方法
US5906676A (en) Ejector-augmented overspray reclaim system
JP4313893B2 (ja) ブラスト加工における研磨材供給方法および装置
JPH10249732A (ja) ブラスト加工における研磨材供給・噴射方法および装置
JP4285975B2 (ja) サンドブラスト加工における研磨材供給方法および装置
JP3179338B2 (ja) ブラスト加工装置
JP4164159B2 (ja) 直圧式連続研磨材供給・噴射方法及び装置
JP4388268B2 (ja) 連続微粉研磨材供給・噴射方法及び装置
WO2004028711A1 (ja) 粒体の粉取り兼垂直搬送兼集塵の方法および装置
JP2004167609A (ja) 研磨材の篩方法及び篩装置
JPH0258066B2 (ja)
JP2942124B2 (ja) ブラスト装置における研磨材調整器
JP2002331458A (ja) サンドブラスト加工における研磨材供給方法および装置
JP3016515U (ja) 粉状物・粒状物の回収装置における吸入室構造
JP2520864B2 (ja) 研磨砂の分離回収機構
JP2002346931A (ja) サンドブラスト加工における研磨材供給方法および装置
JPS6238728Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070925

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100925

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110925

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees