JPS639554Y2 - - Google Patents

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JPS639554Y2
JPS639554Y2 JP1983032458U JP3245883U JPS639554Y2 JP S639554 Y2 JPS639554 Y2 JP S639554Y2 JP 1983032458 U JP1983032458 U JP 1983032458U JP 3245883 U JP3245883 U JP 3245883U JP S639554 Y2 JPS639554 Y2 JP S639554Y2
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JP
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powder
sponge roller
roller
slit
glass plate
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JP1983032458U
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English (en)
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JPS59137942U (ja
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多数のガラス板を積層する際のガラス
板への粉体散布装置に関する。
従来、多数のガラス板を積層する場合には接し
合うガラス板表面の擦傷防止、或は緩衝等を目的
として各ガラス板間へセパレータ紙(仙花紙等)
を介在せしめている。また、最近に於ては低コス
ト化、後始末の容易化等のためガラス板表面に防
傷用の粉体を散布する方法も採用されている。し
かし、粉体を利用する方法は反面に於て均一な散
布を要する等高度な散布技術も要求され、通常ガ
ラス板への粉体散布装置を用いる。第2図及び第
3図はこの種の粉体散布装置の一部断面側面図を
示し、具体的説明を加えるに、先ず第2図はガラ
ス板50を矢印A方向へ搬送するローラコンベア
51の上方に配置した粉体散布装置52を示し、
当該装置52は底部、即ち前記ガラス板50の上
面に対向する面に粉体53を通過させる金網54
を設けた粉体の収容箱55と、この上部の木枠5
6に取付けたバイブレータ57からなり、このバ
イブレータ57の作動により該収容器55を振動
させ金網54から経時的に一定量の粉体を落下さ
せガラス板50上面に散布せしめるものである。
また、第3図は第2図に示した装置52の改良型
で粉体の収容箱55の内部に粉体53の撹拌機5
8を装備したもので、これにより粉体53の固化
防止、及び円滑な粉体落下を考慮している。な
お、金網54aは当該撹拌機58に合わせて下方
へ膨出せしめた湾曲形状のものを用いている。そ
の他第3図に於て、第2図と同一部分には同一符
号を付してあり同様に構成されている。
ところで、例示の装置をはじめ従来のこの種の
装置は一般に粉体粒度、粉体湿度、或いは収容箱
中の粉体量変化による重量の各変動により粉体落
下量が大きく変動し、均一性を保持するための調
整を頻繁に強いられるとともに、均一性も不十分
で品質が不安定となる。特に散布の不均一はガラ
ス板同士がくつついたり、又散布量が過度になつ
た場合には例えば散布後吸引式ガラス板搬送装置
で吸着する場合、吸引不良を起きしガラス板が落
下したりする弊害を招いてしまう。また、粉体粒
度の変化による目詰り、バイブレータの均一な振
動を伝達させる困難性から幅方向の散布均一性が
悪い。更にまた、7%程度の粗粒がどうしても残
留し、この為粉体箱の掃除が必要であるととも
に、粉体かすが生じ、粉体使用の歩留りを悪化さ
せている等の種々の改良すべき問題点がある。
本考案は斯かる問題を一掃するもので均一な粉
体散布と、容易な散布量制御を行わしめ、高品質
の粉体散布を可能とするガラス板への粉体散布装
置の提供を目的とするものである。
本考案は以上の目的を達するため複数のガラス
板を積層するに際し、積層場所に搬送されるガラ
ス板の上方に配置したガラス板への粉体散布装置
に適用し、その主たる構成とするところは、前記
粉体の収容箱の下面開口部に臨んで該下面開口部
との間にスリツトを形成するスポンジローラを回
動自在に設け、該スポンジローラには周囲に開口
して前記粉体を付着導出する微細な凹部を稠密に
有し、前記スポンジローラの周面に対向して前記
スリツトを開閉するスリツト調整板を設けるとと
もに、前記スポンジローラの周面に接触する固定
ブラシを有し且つ該固定ブラシにより前記スポン
ジローラの凹部内の粉体を前記ガラス板上に落下
せしめる掻き落し手段を設けたことを特徴とす
る。
以下には本考案を更に具体化した好適な実施例
を挙げ図面を参照して詳述する。
第1図は本考案に係る粉体散布装置を示す一部
断面側面図である。
先ず、1は粉体散布装置である。この装置1の
下方には多数のロールにて構成したロールコンベ
ア2が配設され、このコンベア2によりガラス板
3は矢印B方向へ順次般送されていく。
前記装置1は粉体4を収容充填した収容箱5を
備える。粉体4は例えばサフラワー粉末(紅花油
紋りかすを粉砕したもの)の80メツシユ通過した
ものが用いられる。
収容箱5は横長で、上部には当該収容箱を適宜
振動せしめるバイブレータ6がブラケツト6a,
6aにて取付け、このバイブレータ6による振動
の強弱等は任意に調整することができる。収容箱
5内部には粉体4の固化防止等を目的として撹拌
機7が設けられ、例えば回転軸(矢印C方向へ回
転)7aに設けられた多数のへら7b…にて撹拌
が行われる。一方、収容箱5の下部には開口部8
を形成し、特にこの開口部8を形成する収容箱5
の下面5a,5aは収容する粉体が当該開口部へ
円滑に導かれるように傾斜面にて形成される。な
お、開口部8の形状は図面表裏方向、即ちガラス
板搬送方向に対し垂直方向に長い矩形状をなし、
その長手方向長さはガラス板3の幅長と略同じ程
度にすることが望ましい。
また、開口部8の直下には対向してスポンジロ
ーラであるローラ9を配設し、このローラ9は当
該開口部8の長手方向に回転軸を有し図に現れな
いモータ等にて矢印D方向へ回転駆動せしめられ
る。ローラ9の材質は例えばスポンジ状の天然ゴ
ム(発泡率5倍)で形成し、表面に開口する微細
な凹部を稠密な状態で存在せしめることにより粉
体4がローラ9面上に付着し易いように考慮す
る。
よつて、前記開口部8とローラ9にて前記収容
箱5内の粉体を取り出す僅かな隙間であるスリツ
ト10を形成することになり、当該ローラ9の回
転により当該スリツト10から一定量の粉体を付
着導出することができる。なお、収容箱5の下面
5a,5aにはスリツト調整板11,11をスラ
イド可能に重ね合せ、緩締自在なボルト・ナツト
12,12にて上記スリツト10の大きさ(隙
間)を調整できるようにしている。
一方、ローラ9の粉体を取り出す側に対し反対
の側であつて、その側方には当該ローラ9の周面
に当接する軸方向に長い掻き落し手段13を配設
する。この掻き落し手段13は例えば先端に固定
ブラシであるブラシ13a、及びこれを支持する
取付台13bから構成し、進退方向(矢印E−
E′方向)、及び上下方向(矢印F−F′方向)に変
位調整可能になす。
次に、斯かる構成を有する粉体散布装置1の動
作について説明する。
先ず、ロールコンベア2によつてガラス板3が
矢印B方向へ一定の速度で搬送される。
他方、収容箱5はバイブレータ6により振動が
付与されるとともに撹拌機7により収容された粉
体4が撹拌されている。
そして、ローラ9が一定の速度で回転すること
により前記収容箱5内部に臨むローラ9面に収容
された粉体4が付着しスリツト10から導出され
る。この際スリツト10の間隙の大きさにより、
付着導出される粉体量が規制され、常に一定量の
粉体が取り出されることになり、この量は前記の
如くスリツト調整板11にて調整可能である。
よつて、ローラ9の回転に伴い掻き落し手段1
3まで到達した粉体はブラシ13aにより掻き落
され、順次ガラス板3上面に落下する。この際ガ
ラス板3は移動しているため当該ガラス板3上面
には均一に粉体が散布されることになる。
なお、本考案は斯かる実施例に限定されるもの
ではなく、例えばローラは他の素材例えば表面に
凹凸を有するゴム、金属、合成樹脂等を適用でき
るし、また、掻き落し手段も、へら状のものなど
他の構成のものを利用でき、その他細部の形状、
構成等において要旨を逸脱しない変更実施は本考
案範囲に許容されるものである。
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
ガラス板への粉体散布装置は粉体の収容箱の下面
開口部に粉体取り出し用のスリツトを形成し、且
つ当該粉体を付着導出するローラを配設するとと
もに、このローラ上の粉体を掻き落して散布する
ようにしたため、ローラ表面には常に一定の粉体
を付着せしめ得、もつて均一、特に幅方向に均一
な散布を行うことができる。
また、ロール表面に付着させるため粉体の粒度
変化、湿度変化、重量変化等の物理的変動には影
響を受けず、しかもロール表面の付着量はスリツ
トで決定されるので経時的散布量の調整は全く不
要となり作業性向上、省力化を図ることができ
る。
更にまた、ロールの回転数の変更又は上記した
如くスリツトの間隙変更で容易に、しかも任意に
粉体落下量を制御することができるため散布精度
の良い高品質の散布を行うことができる等多くの
利点を備えるガラス板への粉体散布装置として提
供することができる。
その上、スポンジローラには周面に開口する微
細な凹部である気泡を稠密に有するため、スポン
ジローラの周面に格子状の溝又はローレツト等の
凹凸を形成する必要がなく、またスポンジローラ
は弾性を有するため掻き落し手段のブラシを回転
することなく固定してスポンジローラの周面に接
触させるのみでスポンジローラの微細な凹部内の
粉体を掻き落すことが出来、更にスリツトを開閉
するスリツト調整板によりスリツトの幅を調整す
ることにより粉体の散布量をスポンジローラの回
転数を変えることなく行うことが出来、その上ス
リツト調整板をスポンジローラに所定の押圧力で
喰い込ませることにより、粉体をスポンジローラ
の凹部内に確実に押し込むことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る粉体散布装置を示す一部
断面側面図、第2図及び第3図従来例に係る粉体
散布装置を示す一部断面側面図である。 尚図面中、3はガラス板、4は粉体、5は収容
箱、8は開口部、9はローラ、10はスリツト、
13は掻き落し手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送されるガラス板の上方に配置し、ガラス板
    積層時に擦傷等を防止する粉体を散布するガラス
    板への粉体散布装置において、前記粉体の収容箱
    の下面開口部に臨んで該下面開口部との間にスリ
    ツトを形成するスポンジローラを回動自在に設
    け、該スポンジローラには周面に開口して前記粉
    体を付着導出する微細な凹部を稠密に有し、前記
    スポンジローラの周面に対向して前記スリツトを
    開閉するスリツト調整板を設けるとともに、前記
    スポンジローラの周面に接触する固定ブラシを有
    し且つ該固定ブラシにより前記スポンジローラの
    凹部内の粉体を前記ガラス板上に落下せしめる掻
    き落し手段を設けたことを特徴とするガラス板へ
    の粉体散布装置。
JP3245883U 1983-03-07 1983-03-07 ガラス板への粉体散布装置 Granted JPS59137942U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3245883U JPS59137942U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 ガラス板への粉体散布装置

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JP3245883U JPS59137942U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 ガラス板への粉体散布装置

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Publication Number Publication Date
JPS59137942U JPS59137942U (ja) 1984-09-14
JPS639554Y2 true JPS639554Y2 (ja) 1988-03-22

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ID=30163278

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JP3245883U Granted JPS59137942U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 ガラス板への粉体散布装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142867U (ja) * 1974-09-20 1976-03-30

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