JPH0441143Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441143Y2 JPH0441143Y2 JP11323989U JP11323989U JPH0441143Y2 JP H0441143 Y2 JPH0441143 Y2 JP H0441143Y2 JP 11323989 U JP11323989 U JP 11323989U JP 11323989 U JP11323989 U JP 11323989U JP H0441143 Y2 JPH0441143 Y2 JP H0441143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeder
- trough
- powder
- mixed powder
- vibrating feeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は混合粉体原料給送用の振動フイーダー
に係り、好適には各種ガラス原料およびガラスカ
レツトの混合粉末を、均質にかつ定量ガラス溶解
窯に給送する振動フイーダーに関する。 〔従来技術とその問題点〕 振動フイーダーは、そのトラフに振動を与え
て、粉体を移動させ、間断なく処理工程に定量供
給する装置として広く採用されるが、粉体に比
重、サイズ等のバラツキを有すると、トラフ上で
の移動過程でセグリゲーシヨンを生じ易い。 また、巾狭の供給装置から、巾広のトラフに供
給した場合において、その全巾にわたり均一に拡
散した薄い層を形成しつつ給送するのが困難で、
通例トラフ巾端部に粉体が拡散し難い。 なお、振動フイーダーに堰を設ける構造に関
し、例えば実開昭59−166878号にはフイーダーと
ふるい網が一体的に振動する振動式ふるい機にお
いて、フイーダー下底、ふるい網への通路に複数
の堰を立設することが開示されている。 該先行例によれば、ふるいの篩別能力を充分発
揮させるためには、ある程度以上の振動力を与え
なければならないが、他方一体的に振動するフイ
ーダーからの供給量が過大となり、却つて効率が
低下するという蔽害があり、これを排除するため
に、板状堰を立設して供給量を抑制することを記
載している。 このケースにおいては粉体は縦振動による上下
運動が加えて付与されるが、粉体に比重差等があ
る場合はセグリゲーシヨンを生ずる要因ともな
り、また、前記板状堰の形態ではその根元部に停
滞層を形成し易い等、本考案の目的とするフイー
ダーとしては適正を欠くという問題がある。 本考案は前述した問題点を解消し、各種混合粉
体をセグリゲーシヨンを生ずることなく、また巾
方向にも万偏なく均一量処理装置に給送できる振
動フイーダー、端的にはガラス原料給送用振動フ
イーダーを提供するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は巾狭の定量供給機より排出した混合粉
体原料を、巾広の振動フイーダートラフ上に移送
し、処理工程に給送する振動フイーダーにおい
て、前記トラフの長手方向適所に、その全巾に亘
り横断面楔形状に突出した堰部材を複数横設した
ことからなる。 〔実施例〕 以下添付の図面に基づき本考案を詳述する。 第1図は本考案の振動フイーダーを含めた混合
粉体供給装置の斜視図であり、第2図はトラフ上
における粉体の広がりを示す本考案の平面図であ
る。 図中1は粉体ホツパー、2はロータリーフイー
ダーであり、粉体ホツパー1内の混合粉体例えば
各種ガラス原料粉およびガラスカレツトPをロー
タリーフイーダー2のフインの定速回転により、
連続バツチ式に一定量振動フイーダー3のトラフ
3′に供給する。なお、ロータリーフイーダーの
混合粉体供給巾はトラフ3′の巾に比べ小さい。 振動フイーダー3のトラフ3′は駆動源の駆動
に基づくバイブレーター4の作用により、長手方
向(第1図中x方向)に振動し、粉体Pを漸次前
方に送り出して直に、またはさらにベルトコンベ
ヤーを介し処理工程、1例としてガラス溶融電気
炉に供給する。 振動フイーダー3のトラフ3′には横断面楔形
状で全巾に亘る堰部材5,6を複数、本実施例に
おいては2ケ所に配設する。 堰部材5,6は粉体Pが滞留することなく巾方
向に拡散しつつ通過できるように、少なくとも上
流側面7,8に傾斜角を有し、その角度αおよび
堰の高さhは粉体Pの粒度範囲、比重や振動フイ
ーダートラフ3′の大きさ、振動数、振巾等にも
よるが、例えばその粉体粒子の巾または長さが2
mmないし10mmのガラスカレツト(比重約2.5)、10
メツシユ(約1.7mm)ないし270メツシユ以下(約
0.05mm以下)の珪砂(比重約2.7)、石灰石(比重
約2.7)およびソーダ灰(重灰;見掛比重約1.2)
よりなるガラス用混合粉体150〜300Kg/時を供給
するに際し、振動フイーダー3のトラフ3′の長
さ0.8〜1.5m、巾35〜70cm、振動数60/秒、振巾
0.5〜1.5mm(振動方向は第1図中xで示す方向)
において、第1,第2図のように堰部材5,6を
2ケ所配した場合、前記堰部材上流側面7,8の
傾斜角度αは10°〜30°、高さhは10〜20mm程度と
するのが好ましい。 傾斜角が前記範囲より小さくあるいは高さが前
記範囲より低いと粉体のフイーダートラフ3′巾
方向への拡散が不充分で、かつセグリゲーシヨン
も生じ易く、傾斜角が大きくあるいは高さが高い
と滞留を生じ易い。 なお、第2図中一点鎖線は前記好適範囲におけ
る混合粉体Pの巾方向への広がりの1例を示した
ものである。 (実施例および比較例) 以下の条件、すなわち 混合粉体種類、量:〔実施例〕記載のガラス原料
(カレツト率30wt%)、180Kg/時 フイーダートラフの長さ×巾;1m×50cm 振動数、振巾;60/秒、0.75mm 堰部材の高さ、上流側面傾斜角:15mm、20° (ただし第1,第2図に示すような2ケ所配設)
のもとで、堰部材を設けた場合(実施例)と設け
ない場合(比較例)について、第2図に示すA〜
E5セクシヨンにおいて試料採取し、その平均採
取量、平均カレツト率を比較試験した。結果を第
1表に示す。
に係り、好適には各種ガラス原料およびガラスカ
レツトの混合粉末を、均質にかつ定量ガラス溶解
窯に給送する振動フイーダーに関する。 〔従来技術とその問題点〕 振動フイーダーは、そのトラフに振動を与え
て、粉体を移動させ、間断なく処理工程に定量供
給する装置として広く採用されるが、粉体に比
重、サイズ等のバラツキを有すると、トラフ上で
の移動過程でセグリゲーシヨンを生じ易い。 また、巾狭の供給装置から、巾広のトラフに供
給した場合において、その全巾にわたり均一に拡
散した薄い層を形成しつつ給送するのが困難で、
通例トラフ巾端部に粉体が拡散し難い。 なお、振動フイーダーに堰を設ける構造に関
し、例えば実開昭59−166878号にはフイーダーと
ふるい網が一体的に振動する振動式ふるい機にお
いて、フイーダー下底、ふるい網への通路に複数
の堰を立設することが開示されている。 該先行例によれば、ふるいの篩別能力を充分発
揮させるためには、ある程度以上の振動力を与え
なければならないが、他方一体的に振動するフイ
ーダーからの供給量が過大となり、却つて効率が
低下するという蔽害があり、これを排除するため
に、板状堰を立設して供給量を抑制することを記
載している。 このケースにおいては粉体は縦振動による上下
運動が加えて付与されるが、粉体に比重差等があ
る場合はセグリゲーシヨンを生ずる要因ともな
り、また、前記板状堰の形態ではその根元部に停
滞層を形成し易い等、本考案の目的とするフイー
ダーとしては適正を欠くという問題がある。 本考案は前述した問題点を解消し、各種混合粉
体をセグリゲーシヨンを生ずることなく、また巾
方向にも万偏なく均一量処理装置に給送できる振
動フイーダー、端的にはガラス原料給送用振動フ
イーダーを提供するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は巾狭の定量供給機より排出した混合粉
体原料を、巾広の振動フイーダートラフ上に移送
し、処理工程に給送する振動フイーダーにおい
て、前記トラフの長手方向適所に、その全巾に亘
り横断面楔形状に突出した堰部材を複数横設した
ことからなる。 〔実施例〕 以下添付の図面に基づき本考案を詳述する。 第1図は本考案の振動フイーダーを含めた混合
粉体供給装置の斜視図であり、第2図はトラフ上
における粉体の広がりを示す本考案の平面図であ
る。 図中1は粉体ホツパー、2はロータリーフイー
ダーであり、粉体ホツパー1内の混合粉体例えば
各種ガラス原料粉およびガラスカレツトPをロー
タリーフイーダー2のフインの定速回転により、
連続バツチ式に一定量振動フイーダー3のトラフ
3′に供給する。なお、ロータリーフイーダーの
混合粉体供給巾はトラフ3′の巾に比べ小さい。 振動フイーダー3のトラフ3′は駆動源の駆動
に基づくバイブレーター4の作用により、長手方
向(第1図中x方向)に振動し、粉体Pを漸次前
方に送り出して直に、またはさらにベルトコンベ
ヤーを介し処理工程、1例としてガラス溶融電気
炉に供給する。 振動フイーダー3のトラフ3′には横断面楔形
状で全巾に亘る堰部材5,6を複数、本実施例に
おいては2ケ所に配設する。 堰部材5,6は粉体Pが滞留することなく巾方
向に拡散しつつ通過できるように、少なくとも上
流側面7,8に傾斜角を有し、その角度αおよび
堰の高さhは粉体Pの粒度範囲、比重や振動フイ
ーダートラフ3′の大きさ、振動数、振巾等にも
よるが、例えばその粉体粒子の巾または長さが2
mmないし10mmのガラスカレツト(比重約2.5)、10
メツシユ(約1.7mm)ないし270メツシユ以下(約
0.05mm以下)の珪砂(比重約2.7)、石灰石(比重
約2.7)およびソーダ灰(重灰;見掛比重約1.2)
よりなるガラス用混合粉体150〜300Kg/時を供給
するに際し、振動フイーダー3のトラフ3′の長
さ0.8〜1.5m、巾35〜70cm、振動数60/秒、振巾
0.5〜1.5mm(振動方向は第1図中xで示す方向)
において、第1,第2図のように堰部材5,6を
2ケ所配した場合、前記堰部材上流側面7,8の
傾斜角度αは10°〜30°、高さhは10〜20mm程度と
するのが好ましい。 傾斜角が前記範囲より小さくあるいは高さが前
記範囲より低いと粉体のフイーダートラフ3′巾
方向への拡散が不充分で、かつセグリゲーシヨン
も生じ易く、傾斜角が大きくあるいは高さが高い
と滞留を生じ易い。 なお、第2図中一点鎖線は前記好適範囲におけ
る混合粉体Pの巾方向への広がりの1例を示した
ものである。 (実施例および比較例) 以下の条件、すなわち 混合粉体種類、量:〔実施例〕記載のガラス原料
(カレツト率30wt%)、180Kg/時 フイーダートラフの長さ×巾;1m×50cm 振動数、振巾;60/秒、0.75mm 堰部材の高さ、上流側面傾斜角:15mm、20° (ただし第1,第2図に示すような2ケ所配設)
のもとで、堰部材を設けた場合(実施例)と設け
ない場合(比較例)について、第2図に示すA〜
E5セクシヨンにおいて試料採取し、その平均採
取量、平均カレツト率を比較試験した。結果を第
1表に示す。
本考案によれば、混合粉体をセグリゲーシヨン
を生ずることなく、かつフイーダートラフ巾方向
にわたり均一に移送し、処理工程に給送できると
いう効果を奏する。
を生ずることなく、かつフイーダートラフ巾方向
にわたり均一に移送し、処理工程に給送できると
いう効果を奏する。
第1図は本考案を含む混合粉体供給装置の斜視
図、第2図はトラフ上における粉体の広がりを示
す本考案の平面図である。 3……振動フイーダー、3′……トラフ、5,
6……堰部材。
図、第2図はトラフ上における粉体の広がりを示
す本考案の平面図である。 3……振動フイーダー、3′……トラフ、5,
6……堰部材。
Claims (1)
- 巾狭の定量供給機より排出した混合粉体原料
を、巾広の振動フイーダートラフ上に移送し、処
理工程に給送する振動フイーダーにおいて、前記
トラフの長手方向適所に、その全巾に亘り横断面
楔形状に突出した堰部材を複数横設してなること
を特徴とする振動フイーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323989U JPH0441143Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323989U JPH0441143Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353523U JPH0353523U (ja) | 1991-05-23 |
JPH0441143Y2 true JPH0441143Y2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=31661658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11323989U Expired JPH0441143Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441143Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007320788A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Ohara Inc | ガラス原料供給装置及びガラス原料供給方法 |
JP7332259B2 (ja) * | 2019-02-26 | 2023-08-23 | 大和製衡株式会社 | 直進フィーダ用のトラフ及びこれを備えた組合せ秤 |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP11323989U patent/JPH0441143Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353523U (ja) | 1991-05-23 |
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