JPH05238544A - 粉体供給装置 - Google Patents

粉体供給装置

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JPH05238544A
JPH05238544A JP4291446A JP29144692A JPH05238544A JP H05238544 A JPH05238544 A JP H05238544A JP 4291446 A JP4291446 A JP 4291446A JP 29144692 A JP29144692 A JP 29144692A JP H05238544 A JPH05238544 A JP H05238544A
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博 村田
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君夫 宮川
Eiji Shinoda
栄司 篠田
Hideo Moriyama
秀男 森山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1g/h〜数十g/h程度以下の極微少量の
粉体を一定濃度で定量的に供給するのに適した粉体供給
装置を提供する。 【構成】 外周面に粉体充填用の周溝10を形成した回
転体2と、該回転体の周溝10に対して、開口が一定間
隔を保って対向するように配設された細管7と、該回転
体の周溝溝10に粉体を圧入させる手段と、該回転体の
表面から余分な粉体を取り除き粉体充填用溝9に圧入さ
れた粉体の表面を平滑にするスクレーパ5と、周溝に充
填された粉体をこの周溝10から細管7内に気体と共に
送出すために、回転体の配置された空間から細管内に気
体が流れるように圧力差を与える手段とからなることを
特徴とする粉体供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体を気体とともに供
給する装置、特に極微少量の粉体を経時的に一定量に保
ちながら供給するのに適した装置に関するものであり、
より具体的には、例えば、液晶を用いた電気光学素子、
特に液晶表示パネルを構成する2枚の透明基板の間に数
μm〜10μm程度の微粒粉体をスペーサとして介挿さ
せるために粉体を散布する装置に、微細な粉体を極微小
量、経時的な供給量の変動が実質的にないか、変動を極
めて抑制した状態で供給することができる粉体供給装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラズマ溶射、液晶基板のスペー
サ散布装置、粉体圧縮成形、サンドブラスト装置、粉体
塗装等の技術分野において、金属、セラミックス、プラ
スチック等、無機・有機の微細な粒径をもつ粉体を定量
的に連続して供給する装置が広く必要となってきてい
る。
【0003】このような粉体供給を必要とする従来技術
を、液晶表示パネルを製造する場合を例として説明する
と、液晶表示パネルは、中間に液晶を充填した2枚の透
明基板の適当な部分に、選択的に電界を与えて特定の図
形や文字等の情報を表示する液晶表示装置のパネル部分
をなすものであり、2枚の透明基板の間に均一な隙間を
保つためこれらの間にスペーサとして微粒粉体を介挿す
る必要がある。そして従来一般には、このスペーサの介
挿方法として湿式法と乾式法とが知られ、乾式法では、
基板の上に分散状態の微粒粉体をノズルから散布する方
法が知られている(例えば特開昭64−76031号
等)。
【0004】上記の透明基板の間の隙間を保つためのス
ペーサに用いられる微粒粉体は、数μm〜10μm程度
の極めて粒径の小さなものであるが、液晶表示パネルの
性能に直接影響するため、使用する粉体の材質,粒径の
均一性等についての種々の要求を満足すること、散布す
る粉体が凝集して二次粒子化していると基板間隔を均一
に保てないため十分分散されていることなどが工業的実
施において課題とされているが、これらと共に、十分に
分散された粉体が、粉体散布領域において偏在すること
なく、全体的にも部分的にも平均して存在するように散
布されることが望まれる。
【0005】このような平均的散布の要求は、一例的に
言えば、例えば1mm2 当たり30〜200個程度の範
囲内で設定される特定の設計個数に対し、数個ないし1
0数個程度以下のバラツキしか許されない厳しいもので
あり、製品検査の結果その要求を満足できないものは不
良品とされて製品の歩留まりを低下させる。
【0006】このため、散布方法として、広範囲に粉体
を均一に散布できるように基板から十分離した散布ノズ
ルから散布する方法や、散布ノズルを固定でなく、円形
に回転させることによって散布領域を拡大させる方法の
提案が従来されている。
【0007】しかし散布粉体の分布にバラツキがないよ
うにするためには、散布方法の他に、散布装置に供給さ
れる粉体の供給状態も極めて大きな影響がある。例えば
連続的に粉体を散布する場合、連続供給工程を微小な単
位時間に区切ったときに、各単位時間あたりの供給量が
大きく変動すれば、散布条件をいかに厳密に管理して
も、バラツキのない散布粉体の分布は得られないからで
ある。
【0008】そこで、粉体の均一散布が要求される用途
用に用いられる粉体供給装置としては、例えばスクリュ
ウフィーダー、テーブルフィーダーや流動層式フィーダ
ー等が用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の粉体供給装置は、比較的大きな構造の可動
部分があり、比較的粒径の大きな粉体を大量に供給する
場合には有効であるものの、例えば1g/h〜70g/
h程度という極微少量の粉体を供給する装置としては、
取り扱い粉体量が少なすぎるために安定した粉体供給が
行なえないとか、その結果供給する粉体の濃度の経時的
な変動が大きくなって、必ずしも適当でないという問題
がある。
【0010】また上記の例えばスクリュウフィーダー式
の装置では、スクリュウの全長に渡ってに粉体が詰まっ
ている場合と、装置の稼動初期や終期にスクリュウの一
部にのみ粉体が存在しているような場合とでは、粉体供
給の条件が一致せずに、供給粉体量の不安定な過渡的状
態が現われることがあり、この装置を使用する分野によ
っては製品歩留まりを低下させたり、この過渡状態の粉
体を廃棄する場合には無駄が多くなるため、高価な粉体
を対象とする場合には問題があった。
【0011】このような従来の問題点に鑑みてなされた
本発明の目的は、粉体をできるだけ均一な濃度で散布装
置等に経時的な量変動が少なく安定して供給することの
できる新規な構成を有する粉体供給装置を提供すること
にある。
【0012】また本発明の別の目的は、装置の稼動初期
から終期に渡って過渡的な状態が現われずに常に安定し
た粉体の定量供給に適した粉体供給装置を提供すること
にある。
【0013】また本発明の更に別の目的は、機械的な稼
動部分が少なく、したがって小型な装置を提供できるだ
けでなく、装置稼動部材の接触,摩耗による不純物の混
入の虞れが少ない粉体供給装置を提供することにある。
【0014】更にまた本発明の別の目的は、液晶表示パ
ネルを構成する透明基板の間に介挿されるスペーサ粒子
として、材質,粒度の均一性等々の要求を満足するため
に極めて高価となっている粉体の使用量を削減すること
でコストの低廉化を図り、また資源の有効利用が図れる
装置を提供するところにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を進めた結果、特許請求の範囲の
各請求項に記載した新規な粉体供給装置を完成するに至
った。
【0016】本発明の粉体供給装置の代表的な特徴は、
粉体貯溜部と、一定位置の軸回りに回転しかつ回転面に
その回転方向に沿った粉体充填用の周溝を有するロール
状,ドラム状あるいはベルト状の回転体と、この回転体
が回転することに伴って該周溝内に常に一定量の粉体を
粉体貯溜部内から連続して充填する粉体充填手段と、端
部開口が上記回転体の周溝の開放口に対して微小な間隙
を保って対向配置された粉体送出し用の細長い中空管
と、上記回転体とこれに対向する上記中空管の端部開口
とを外気から封止した空間を形成する容器と、この容器
内から該粉体送出し用の中空管内に向って常時気体が流
れるようにこれらの間に一定圧の気体圧力差を与える手
段とを備えたところにある。
【0017】本発明の粉末供給装置における回転体は、
形状は特に限定されず、代表的には粉末を充填できる周
溝を有するものが例示でき、例えばロール状、ドラム状
あるいはベルトコンベア状のものとすることができる。
また、材質も特に限定されないが、例えばステンレス,
アルミニウム,真鋳等の金属製のものが好ましく利用で
きる。回転体の回転面上に形成される粉体充填用の周溝
は、供給しようする粉体の粒径、粘着性の大小、供給濃
度等によって異なるが、供給量が数1g/h〜70g/
h程度として、例えば幅0.2〜5mm、深さ0.1〜
2m程度の範囲内のものとして構成することができる。
回転体がロールである場合には、直径30〜200mm
程度のものを0.1〜10rpm程度の速度で回転させ
るようにして使用するのが好ましい場合が多い。周溝の
形状は断面矩形であってもよいし、径外方に向かって幅
寸法が広がる逆台形状の形状等、充填粉体が飛散しやす
い形状のものを適宜選択できる。
【0018】また周溝は、水平回転軸回りに回転するロ
ール,ドラム等の回転外周面に形成するのが一般的であ
るが、垂直軸回りに水平回転するロール,ドラムの上面
(ロール等の側面)に形成してもよい。
【0019】本発明装置において、粉体送出しのために
設けられる細長い中空管は、回転体の粉体充填用の周溝
の開放口に対して一定の間隔を保って対向するように配
設されることで飛散部を構成するが、粉体の供給量や速
度に応じてその間隔を変更できるように設けることが好
ましい。上記の間隔は、通常0.1〜5mm程度とする
のが適当である場合が多く、細管の内径は1〜10mm
程度とされるのが適当である。
【0020】本発明の装置は、上記の回転体等を容器内
に収納して構成され、容器内の空間から、回転体の周溝
開放口に対向した中空管内に向かって気体が流れるよう
に流通させ、この気体に周溝内の充填粉体を巻き込ませ
て送出す。すなわち、中空管と周溝の隙間から該中空管
内に流入する気体の粘性等により周溝内の粉体を巻き込
み、中空管内を粉体を伴って流通する。
【0021】気体を中空管内に向かって流入させる気体
流通手段としては、容器全体を密閉し加圧気体を容器内
に供給するか、あるいは中空管内を減圧にする方法を例
示でき、減圧による場合としては、中空管の気体流通下
流側にエジェクター装置を介設する形式のものを挙げる
ことができる。上記本体容器は気密状態とできるもので
あることがよい。
【0022】粉体を回転体の周溝に充填する手段として
は、例えば、回転体と相接回転するロール、好ましくは
その周面に周方向に凹凸が連続する条付き周面をもつロ
ール(以下「粉体圧入ロール」とする)を用いることが
できるが、特にこれに限定されるものではない。この粉
体圧入ロールは、周面上の条が相接する回転体の周溝に
対向する部分のみに設けられていてもよいし、条のない
平滑な周面をもつものであってもよい。回転体の粉体充
填用の周溝の底面は、粗面又は回転方向に凹凸が連続す
る面として設けることも好ましい。
【0023】粉体圧入ロールは、容器内に収納した回転
体の周面の一部に粉体が接触するように設けられる粉体
貯溜部内に設けられ、またこの粉体貯溜部には、粉体圧
入ロールと回転体の相接部分に粉体をとぎれないように
送り込むための撹拌装置、例えば撹拌羽根を設けること
がよい。
【0024】本発明においては、上述したように回転体
の周面に付着した粉体を掻取るためのスクレーパー等の
掻取り手段が設けられる。この掻取り手段により周溝に
充填された粉体表面が平滑化され、また回転体表面上の
余分な粉体が取り除かれる。したがってこれにより、中
空管内へ移動する粉体量が概ね平均化され、定量的な送
出しが効果的に実現される。
【0025】以上のような構成によって、回転体を収納
した容器内から中空管内を通して送出された粉体は、こ
の中空管内を移動中に、管内壁に衝突する等によって、
管内に流入した時にはある程度凝集した状態であっても
分散される。移動中の粉体分散の効果をより有効化する
ためには、細長い中空管の直径を2〜10mm程度、管
長をその直径の10倍程度以上とすることが好ましい。
なおエジェクター装置を用いる場合は、エジェクターに
よる分散作用を受けるので、同程度の分散状態を得るの
に管長を短くすることが可能である。粒子の種類や粒径
によって異なるが、移動中の粉体分散効果を高めるに
は、管内の気体の流通速度が20〜300m/s以上と
なる部分を設けることが好ましい。
【0026】本発明はまた、粉体送出し用の中空管とし
て次ぎの構成の粉体輸送管を採用することで、より優れ
た粉体の定量供給を実現することができる。すなわち、
例えば上述の各構成を有する粉体供給装置において、粉
体送出しのための中空管を、これが接続される次段装置
に至る間において、細管を2叉に分岐させると共に再度
1本に合流するように形成して分岐合流部を有するよう
に設け、この合流個所において粉体の脈動が低減するよ
うに、分岐した一方の細管と他方の細管の管長を異なら
しめた構成を採用できる。
【0027】このような構成によると、後述実施例の説
明から分かるように、中空管に送出された粉体は略一定
の周期性をもつ脈動が認められるのに対し、分岐された
細管を通る一方の粉体と他方の粉体の位相を例えば1/
2ずらすことで、粉体の脈動を大幅に低減させることが
できる。
【0028】
【作用】本発明の粉体供給装置によれば、回転体の回転
面上、特には周面上に設けられた粉体充填用の周溝に均
一に粉体が充填され、しかもこの周溝に対向した中空管
の開口部分に流れる気体によって粉体が飛散し該中空管
内に連続的に送り込まれるので、粉体の供給濃度は一定
となり、従来の粉体供給装置では困難であった数十g/
hないしそれ以下の極微少量の粉体供給を定量的に行な
うことができる。また回転体の回転速度や粉体充填用の
周溝の巾,深さ等を調整することで、数十g/h以下の
極微少量であっても粉体供給量の調整が可能となる。
【0029】さらにまた付着性の強い粉体や付着性の弱
い粉体のように性質の異なる粉体に対して、回転体の回
転速度の調整、周溝の巾や深さの寸法変更、圧力差の調
整等により、対象粉体に適した条件の選択が容易であ
る。
【0030】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0031】実施例1 図1は第1実施例の概略の構成を断面で示した図であ
り、図2は図1のA−A線矢視断面図である。
【0032】これらの図において、1は粉体供給装置の
本体容器であり、全体は気密構造とされて外部から封止
されている。
【0033】この本体容器1は、その内部が粉体貯溜部
をなす第1室12と粉体飛散部13aを有する第2室1
3とに隔壁1aにより区画されていて、第2室内13に
は、後述する細管(粉体送出し用の中空管)と共に粉体
飛散部13aを形成する粉体充填用の周溝10をもった
溝付きロール2が収納配置され、外部のモータ11(図
2参照)によって回転駆動されるようになっている。
【0034】また上記粉体貯溜部をなす第1室12に
は、周方向に凹凸の条が連続する条付きの径の小さな粉
体圧入ロール3が収納配置され、上記溝付きロール2と
相接して回転するように圧接されている。なおこの粉体
圧入ロール3の回転駆動力は、上記モータ11からギア
列を介して与えられるようになっており(図2参照)、
したがって溝付きロール2と粉体圧入ロール3は一つの
モータ11により同期して回転する。またこの第1室1
2には図示しない粉体投入口から粉体6が充填される。
【0035】4は第1室12内に設けられた攪拌羽根で
あり、粉体充填用の周溝10をもった上記溝付きロール
2と、粉体圧入ロール3とが相接回転する部分の回入側
近傍に配置されていて、該相接部分のロール回転回入側
に、貯溜粉体がとぎれなく供給されるように図1の矢印
方向に回転される。なお本例ではこの攪拌羽根4の回転
も上記モータ11から与えられるようにギア列で接続さ
れている。
【0036】7は細管であり、溝付きロール2の周溝1
0と一定の間隔をもってその下端開口が対向されること
で、周溝10から細管7内に粉体を送り込むための粉体
飛散部13aを形成している。なおこの細管7は、下端
開口と周溝10の間隔を調整できるように設けることが
よく、このような位置調整機構は例えば一般的な螺子機
構(図示せず)等を用いて構成することができる。
【0037】5は本体容器に固定されたスクレーパであ
り、回転する溝付きロール2の周面に接触して、該ロー
ル周面に付着した粉体を掻取ると共に、周溝10内に充
填されている粉体の表面を、該ロール2の周面と面一と
なるように平滑化する。
【0038】なお図1に示した本例の装置では、このス
クレーパ5で掻取られた粉体が溜って該ロール2の回転
に支障することがないように、溝付きロール2の両側部
分にそれぞれ小径の段付部を粉体戻し部9として設け
て、粉体が粉体貯溜部に戻るようにしている。
【0039】図1の8は加圧気体を導入するための管に
介設された導入バルブであり、本体容器の第2室内に加
圧気体を導入する。導入気体の流量はこの導入バルブ8
により調整可能に設けられている。
【0040】加圧気体は粉体飛散部13aで粉体6を伴
いながら細管7内に流入する。
【0041】以上のような構成を有する装置の動作を述
べると、粉体6は、図示されていない粉体投入口より粉
体貯溜部である第1室12に投入され、攪拌羽根4によ
り攪拌された後、粉体圧入ロール3により、回転する溝
付きロールの周溝10内に圧入・充填される。この周溝
10に圧入された粉体は、スクレーパ5により平滑化さ
れ、粉体飛散部へ移動する。なおスクレーパ5により掻
き取られ付近に溜った粉体6は、上述のように小径の段
付部である粉体戻し部9を通り、粉体貯溜部に還流され
る。
【0042】溝付きロール2の回転に伴って,粉体が充
填された周溝10が細管7の下端開口が対向されている
粉体飛散部13aに至ると、この部分では、上述のよう
に加圧状態にある第2室13内から細管7内に気体が流
れているので、この気体の流れに巻き込まれて周溝10
内の粉体6が細管7内に流入する。細管7に流れ込んだ
粉体は、細管壁に衝突しながら細管内を移動し、凝集状
態であっても1次粒子に分散される。
【0043】試験例1 上記の構成の装置を用いて下記の条件で細管内を流れる
粉体の経時的な量変化を測定し、その結果を図3に示し
た。なお測定法は下記に従った。
【0044】装置の構成・・・・回転体ロール 直径・・・・ 100mm 周溝の寸法 幅 1.4mm 深さ 0.5mm 使用粉体・・・・粉体の種類 アクリル樹脂粉
末 粉体の平均粒径 8μm 第2室への導入圧力気体の種類 空気 圧力気体導入による第2室の圧力 1.0kg/cm2 細管の直径・・・・ 3mm 細管内の気体流速 30m/sec。
【0045】測定方法 図5に示すように、細管の直管状部分73の一端側に設
けた発光装置74から他端側に設けた受光装置75の間
にレーザー光が通るように照射すると共に受光量をフォ
トセルを用いて電圧に変換する光電変換式の装置を設
け、この細管に粉体を流さない場合の電圧出力、基準量
の定量粉体を流したときの粉塵による減衰率を示す電圧
出力を目安として、試験対象の粉体を流したときの流通
粉体量を測定した。
【0046】図3に示される結果から、微小な脈動が現
われるものの、細管を通して次段の装置に供給される粉
体の量は、毎秒10±1mgであり、数十g/h以下と
いう従来はほとんど実現できなかった極微少量の範囲
で、目的に応じて満足される程度の定量供給が実質的に
実現された。
【0047】実施例2 図4は、本発明の第2の実施例を示した概略図である。
粉体供給装置1の構成は、図1・図2と同様であるので
説明を省略する。第2実施例の特徴は、細管7へ粉体6
を飛散させる手段が、細管の下流側にエジェクター装置
14を設け、高圧ガスの噴射に伴い細管内が減圧となる
ようにしたところにある。
【0048】本例によっても、実施例1と同様の効果が
得られる他、エジェクター装置の作用により粉体の分散
効果が一層向上するという利点がある。
【0049】実施例3 図5は、粉体の脈動を低減するための装置を、細管の下
流側に設けた本実施例を説明するための図である。すな
わち、図1の粉体供給装置から供給される粉体は、その
粉体の性質等にもよるが上述の図3で説明した脈動を生
ずることがあるので、これを低減させるために、本例で
は細管7を途中で2又に分岐させ、再度1本に合流する
ように形成させ、合流個所において粉体の脈動が低減で
きるように、分岐した一方の細管71に対して他方の細
管72の管長を長くしている。粉体の脈動を低減させる
目的からは、粉体の脈動周期が1/2周期ずれるように
分岐した細管の長さを変えることが望ましい。
【0050】この図5の脈動低減機構を図1の装置に接
続して、分岐後合流した粉体の経時的な量変動を実施例
1と同様の方法で測定し、その結果を図6に示した。
【0051】なお脈動低減機構は、4mmφの細管を分
岐させ、分岐した細管の一方は2mmφ×3mとし、他
方は3mmφ×4.5mとした。
【0052】この図6の測定結果から分かるように、脈
動低減機構を用いていない実施例1の粉体供給装置から
供給される粉体の粉塵濃度計の出力(図3参照)に比べ
て、図6粉塵濃度計の出力は、その変動が毎秒10±
0.2mgであり、定量供給性能が向上された。
【0053】なお本例の細管部分に設けられた脈動低減
機構は、粉体の定量供給を目的とする用途において独立
に適用されて効果を発揮する。
【0054】実施例4 図7に示した本実施例は、上記実施例における回転ロー
ルに代えて、周溝を有していないエンドレスベルト23
を無端回動させる点で基本的な構成が異なり、これに伴
って関連する構成が異なっているが、その他の構成は実
質的に同様のものである。
【0055】すなわち、エンドレスベルト23は上下一
対のプーリー21,22によって無端に掛け回されるよ
うになっており、下側の駆動プーリー22はホッパー2
4内に貯溜された粉体25に埋もれていて、可とう性の
羽根27をもった付着ロール26により図示の如くベル
ト表面に粉体が押圧付着されるようになっている。
【0056】そして、このエンドレスベルト23の回動
軌道の途中に、該ベルトの外表面に付着した粉体の厚み
を一定厚みにするスクレイパ28と、該ベルトの外表面
に対して所定の隙間で開口が対向する細管29とが設け
られている。なお30は上記駆動プーリー22を回転駆
動するためのモーター、31は以上の構成を収納する本
体容器、32はこの本体容器内に加圧気体を導入する管
の途中に設けられた開閉弁、33は排気弁である。
【0057】以上の構成によっても、エンドレスベルト
23の表面に薄く付着された粉体を細管29を通して連
続的にかつ定量的に供給することができる。なおこの実
施例においては、図示の如く、細管29のベルト23に
対向する開口をコーン状に広げる構造としているが、こ
れは上記実施例1〜3でも同様であり、本体容器31か
ら細管29に流れる気体の流速を調整するために適宜の
コーン形状が選択される。
【0058】実施例5 図8で示される本例は、上記実施例4で説明した構成の
粉体供給装置の本体容器31から細管29への気体の流
れを生じさせるのに、図4の実施例2で説明したエジェ
クター装置34を用いた例を説明するものである。
【0059】この例においても、実施例2及び4で説明
した効果が得られる。
【0060】実施例6 図9で示す本例は、駆動プーリー22を、バネ38で振
動可能に支持されたホッパー37に貯溜した粉体に接触
するように設けた他は、実施例4と同様の構成を示して
いる。
【0061】本例によっても上記実施例と略同様の効果
が得られる。
【0062】実施例7 第10図は、実施例1等の装置に使用される周溝42を
もった溝付きロール41を、その周溝の底面に周方向に
連続した凹凸を有するように形成した場合の構成を示し
たものであり、この例の溝付きロール41は、幅方向の
中央が周面に溝が刻まれた大径部411をなし、両側が
小径部412をなす段付きロール本体410に、これら
の小径部412に嵌合する凹部414をもったフランジ
付きロール413,413をボルト415で締結した構
造をなしている。フランジ付きロール413の径は、段
付きロール本体410の大径部411よりも大径に設け
られているので、該段付きロール本体410の大径部4
11の周面が周溝の底面をなすことになって、これによ
って底面に周方向に連続した凹凸を有するギア形状の底
面をもつ周溝が形成されることになる。
【0063】本例の構成の溝付きロール41を用いるこ
とによって、周溝に充填された粉体が凹凸に噛み込む状
態となって脱落防止が図れると共に、粉体飛散部におい
ては、逆に粉体がこの周溝の底面の凹凸毎に分かれて吸
い込まれ易くなり、回転に伴った粉体の吹込量の経時的
な変動が一層抑制される。この周溝底面の凹凸のピッチ
は、特に限定されるものではないが0.2mm程度のも
のを適当なものとして例示することができる。
【0064】また、周溝の底面は、例えば第11図に示
すように溝付きロールの溝内に対してサンドブラストを
施すことにより粗面としたものでも、上記のような回転
に伴った粉体の吹込量の経時的な変動を抑制する効果を
得ることもできる。
【0065】実施例8 図12及び図13に示した本例は、回転体を垂直軸回り
に水平回転する回転体51として構成したものを示し、
この回転体51には外周縁近傍において周状の凹部51
1を形成してこの凹部511の径方向中間位置に周溝5
12を設けると共に、その周方向の一部に粉体充填用の
粉体圧入ロール513を相接回転するように配置し、ま
たこの相接回転位置の回転回入側の若干上流位置に、粉
体貯槽514をその下部から該凹部内に粉体を供給でき
るように配置し、更に該相接回転位置の回転回入側の若
干下流位置に周溝512の開口両側の凹部表面の粉体を
掻取るスクレーパ515を配置した構成に設けている。
また、516は、上記粉体圧入ロール513に対して略
反対側に配置された粉体送出し用の細管、517は回転
体51の回転駆動用モータ、518は粉圧入用ロール5
13の回転駆動用モータである。
【0066】なお以上の構成の各装置等は、気密容器5
19内に収納されていて、圧力ガスの供給により、該容
器519内から細管516の内部に向かって気体流通を
行なわせるようになっている。
【0067】以上の構成をなす垂直軸回りに水平回転す
る回転体を有する装置によっても、上記実施例と同じよ
うに、微小量粉体の変動の少ない連続供給を実現するこ
とができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粉体供給
装置によれば、例えば数十g/h程度以下の極微少量の
粉体を、一定濃度で定量的に供給することが可能となる
効果がある。
【0069】また、回転体の回転を停止させれば直ちに
粉体の供給が停止するため、装置の稼動初期から終期に
渡って過渡的な状態が現われずに常に安定した粉体の定
量供給を実現できる。
【0070】また本発明の装置は機械的な稼動部分が少
なく、小型な装置を提供できるだけでなく、装置稼動部
材の接触,摩耗による不純物の混入の虞れが少ないとい
う効果もある。
【0071】さらにまた、粉体供給装置から供給される
粉体は、脈動低減機構を用いることによって変動が低減
化され、定量供給性能が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の装置の構成概要一例を示
した断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】実施例1の粉体供給装置から供給される粉体の
粉塵濃度計の出力図である。
【図4】本発明の第2実施例の装置の構成概要例を示し
た断面図である。
【図5】本発明の脈動低減機構を設けた実施例3の装置
の構成概要を示した概略図である。
【図6】同実施例3の脈動低減機構を設けた粉体供給装
置から供給される粉体の粉塵濃度計の出力図である。
【図7】図7の(a),(b)は、本発明の第4実施例
の装置の構成概要例を示した断面図である。
【図8】本発明の第5実施例の装置の構成概要例を示し
た断面図である。
【図9】図9の(a),(b)は、本発明の第6実施例
の装置の構成概要例を示した断面図である。
【図10】周溝の底面に周方向の凹凸が形成されている
回転体の実施例を説明するための図である。
【図11】周溝の底面が粗面である回転体を加工する方
法を説明するための図である。
【図12】垂直軸回りに水平回転する回転体の上面に周
溝を設けた粉体供給装置の実施例8の構成概要を示した
縦断正面図である。
【図13】同実施例8の装置の平面図である。
【符号の説明】
1…本体容器,1a…隔壁、2…溝付きロール、3…粉
体圧入ロール、4…撹拌羽根、5…スクレーパ、6…粉
体、7…細管、8…ガス導入バルブ、9…粉体戻し部、
10…周溝、11…モータ、12…第1室、13…第2
室、13a…粉体飛散部、14…エジェクター装置、1
6…ガス導入バルブ。
フロントページの続き (72)発明者 篠田 栄司 埼玉県入間郡大井町緑ケ丘2−23−16 日 清製粉大井寮 (72)発明者 森山 秀男 埼玉県浦和市西堀1−17−8 ハイデンス 上の宮2−201

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体貯溜部と、一定位置の軸回りに回転
    しかつ回転面にその回転方向に沿った粉体充填用の周溝
    を有する回転体と、この回転体が回転することに伴って
    該周溝内に常に一定量の粉体を粉体貯溜部内から連続し
    て充填する粉体充填手段と、端部開口が上記回転体の周
    溝の開放口に対して微小な間隙を保って対向配置された
    粉体送出し用の細長い中空管と、上記回転体とこれに対
    向する上記中空管の端部開口とを外気から封止した空間
    を形成する容器と、この容器内から該粉体送出し用の中
    空管内に向って常時気体が流れるようにこれらの間に一
    定圧の気体圧力差を与える手段と、を備えたことを特徴
    とする粉体供給装置。
  2. 【請求項2】 粉体貯溜部を有する容器と、この容器内
    に設けられて無端回動するエンドレスベルト型の回転体
    と、この回転体の表面に対し粉体貯溜部の粉体を連続的
    に圧接する手段と、端部開口が上記回転体の表面に対し
    て微小な間隙を保って対向配置された粉体送出し用の細
    長い中空管と、上記粉体圧接手段から中空管の間に配設
    されて回転体表面に圧接付着された粉体を一定厚残して
    掻き取る掻取り手段と、上記容器内から粉体取出し用の
    中空管内に向って常時気体が流れるようにこれらの間に
    一定圧の気体圧力差を与える手段と、を備えたことを特
    徴とする粉体供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、回転体の粉体
    充填用の周溝に粉体を充填する粉体充填手段が、該回転
    体の周溝を有する回転面に相接回転する粉体充填用ロー
    ルであることを特徴とする粉体供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、粉体充填用ロール
    は、回転方向に凹凸が連続する相接回転面を有するもの
    であることを特徴とする粉体供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    回転体の粉体充填用の周溝に充填する粉体量を常に一定
    量とする手段として、該回転体の周溝充填粉体の表面を
    平滑にする掻取り手段を有することを特徴とする粉体供
    給装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    回転体の粉体充填用の周溝の底面は、粗面又は回転方向
    に凹凸が連続する面として形成されていることを特徴と
    する粉体供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    容器内から粉体取出し用の中空管内に向って常時気体を
    流すための気体圧力差を与える手段が、容器内に加圧気
    体を供給する手段であることを特徴とする粉体供給装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    容器内から粉体取出し用の中空管内に向って常時気体を
    流すための気体圧力差を与える手段が、該粉体取出し用
    中空管の気体流通下流側に設けたエジェクター装置であ
    ることを特徴とする粉体供給装置。
  9. 【請求項9】 概ね一定量に保たれた粉体を気体と共に
    一方向に搬送する細長い中空管と、この中空管の途中に
    設けられて、該中空管を2叉に分岐し再度1本に合流す
    るように形成された分岐合流部と、を備えていて、この
    分岐した一方の分岐管と他方の分岐管はその分岐範囲に
    おいての管長が異なるように設けられていることを特徴
    とする請求項1ないし8のいずれかに記載の粉体供給装
    置に用いられる粉体輸送管。
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