JP2898752B2 - ツインワイヤ式フォーマ - Google Patents
ツインワイヤ式フォーマInfo
- Publication number
- JP2898752B2 JP2898752B2 JP2512129A JP51212990A JP2898752B2 JP 2898752 B2 JP2898752 B2 JP 2898752B2 JP 2512129 A JP2512129 A JP 2512129A JP 51212990 A JP51212990 A JP 51212990A JP 2898752 B2 JP2898752 B2 JP 2898752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- twin
- section
- former
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F9/00—Complete machines for making continuous webs of paper
- D21F9/003—Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
Landscapes
- Paper (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
維質帯状体を製造するためのツインワイヤ式フォーマに
関する。本発明はGB−PS1,125,906号により公知となっ
たツインワイヤ式フォーマに基づくものである。この先
行特許の開示内容が、請求項1の前段に於ける特徴とし
て記載されている。即ち、材料供給口から供給されたサ
スペンションから、2つの抄紙ワイヤ間にて繊維質帯状
体が形成される。このフォーマに置いては、所謂単一ワ
イヤ式の前段脱水領域が用いられていない。ツインワイ
ヤ領域の第1の区間に於いては、2つの抄紙ワイヤによ
り楔状の入口空隙が画定される。材料入口から送り込ま
れた繊維質材料のサスペンションが、この空隙に向けて
流れ込む。これは、上記したGB−PSに於いては1つの固
定された湾曲シューとして構成される湾曲脱水要素が設
けられた部分に於ける両抄紙ワイヤ間にて行われる。こ
の湾曲した抄紙ガイド面は、互いに脱水用のスリットを
画定する多数のブレード(Leiste)により構成される。
このようなフォーマシューの後段に於いては、(ツイン
ワイヤ領域の第2の区間に於ける)下方の抄紙ワイヤの
側に設けられた脱水ブレード及び、上記した抄紙ワイヤ
の側に於いて、前記ブレードのやや後方に設けられた
(第1のサクションボックスとして構成された)脱水ブ
レードが用いられている。ツインワイヤ領域の第3の区
間に於いては、フラットサクションボックスとして構成
された複数の固定脱水要素が設けられている。
を用いることにより、(特に帯状紙などの)繊維質帯状
体を、可及的に高い品質をもって、かつ比較的高速で製
造しようとする努力が払われてきた。2つの抄紙ワイヤ
間に於いて繊維質帯状体を形成することにより、製造さ
れる繊維質帯状体を、(二面性の少ない)両面がかなり
等しい特性を有するものとすることができる。困難な点
は、製造される繊維質帯状体に繊維質材料を可及的に均
等に分配することである。即ち、良好な形成(Formato
n)状態を達成することが困難である。帯状体を形成す
る過程に於いては、常に、繊維質がフロックし凝集する
虞れが存在する。従って、材料供給口に於いて(乱流発
生装置などを用いることにより)可及的にフロックを伴
わない繊維質材料の流れを形成するように努めている。
更に、繊維質帯状体の形成中に再フロッキングを可及的
に回避し、フロックが形成された場合には、このような
フロックを解消するように繊維質サスペンションの脱水
過程を行うように努めてきた。
水要素、特に、GB−PS1,125,906号に記載されているよ
うな固定湾曲シューは、再フロッキングの虞れを解消す
る働きを有することが知られている。ツインワイヤ領域
の第2の区間に設けられた、このGB−PSに於いて開示さ
れているような脱水ブレードも同様な効果を有すること
が知られている。しかしながら、このGB−PSに基づく構
造によっても、再フロッキングの虞れを完全に解消する
ことができない。即ち、脱水ブレードの数が過度に少な
いために、帯状体の形成過程の殆どがその後段のフラッ
トサクションボックスにより達成される。従って、この
部分に於いて高い脱水効果が発揮されるため、最後のサ
クションボックスの領域に於いて帯状体の形成過程が終
了することとなる。(即ち、繊維質材料の一部が依然と
してサスペンションの状態に留まるような、所謂主脱水
領域がフラットサクションボックスの領域に於いて終了
することとなる。)フラットサクションボックスは、フ
ロッキングを回避したり、発生したフロックを解消する
ような働きを有していない。
呼ばれる帯状体形成装置が開発された(TAPPI PROCEEDI
NGS,1988 ANNUAL MEETING、75〜80頁)。このような公
知の帯状体形成装置は、部分的に単一ワイヤ式前段脱水
領域を有するようなツインワイヤ式フォーマからなる。
ツインワイヤ領域に於いては、多数の、固定されてはい
るが調節可能に支持されたブレードが、一方の抄紙ワイ
ヤの側にあって、上向き脱水を行うサクションボックス
の下面に設けられている。他方の側の抄紙ワイヤには、
多数の、可撓性を有するように支持されたブレードが設
けられている。このような可撓性を設けることにより、
次のようなことが達成される。例えば、抄紙ワイヤ間に
流れ込むサスペンションの量が増大した場合でも、可撓
性をもって支持されたブレードは、これに適当に対処す
ることができる。これにより、(固定された支持された
ブレードのみを用いた場合に引き起こされるような、)
塞止められた繊維質サスペンションの部分をブレードの
手前に形成する虞れを解消することができる。このよう
に塞止められた材料は、抄紙ワイヤ間に形成される繊維
質材料の厚さを乱す原因となる。即ち、この公知の帯状
体形成装置によれば、供給されるサスペンションの量の
変動やサスペンションの脱水に関連する挙動または特性
の変化があっても、可撓性をもって支持されたブレード
をもって、一旦設定された脱水圧力を一定に保つことか
できる。このようにして、帯状体形成装置を、状況の変
化に対して自動的に適合させることができる。
性を有する繊維質帯状体を形成することができる。しか
しながら、近年品質に対する要求が高まるに従って更な
る改善が望まれるようになってきた。
特に形成状態(透光性)などの、製造された繊維質帯状
体の品質を向上し、(繊維質サスペンションの量や脱水
特性など)様々な稼働状態に対してツインワイヤ式フォ
ーマを容易に適合させ得るようにすることにある。
達成することができる。
製造された繊維質帯状体の品質を向上し、厳しい要求を
満足させ得ることを見いだした。
ヤ式フォーマ。
マロールまたは、より好ましくは、湾曲した固定フォー
マシューなどの湾曲した脱水要素により開始する。
に支持されたブレードを用いるようなツインワイヤ領域
に於いて、ジグザグ状に配列されたブレード間に於いて
脱水過程を行う。
供給されたサスペンションの量の変動や繊維質サスペン
ションの脱水特性の変化による影響を受けない。本発明
によれば、形成状態の品質を向上し得ると共に、フィラ
ー材料や微細材料の高い保持率を達成することができる
ことが実験的に確認された。固定されたツインワイヤ式
固定フォーマによれば、形成状態を向上させようとする
と、材料を塞止める度合いが激しくなるという問題が発
生する。
ツインワイヤ領域の第2の区間に於けるブレードの数を
更に少なくし得ることが見出された。しかしながら、こ
の数は、GB−PS1,125,906号により公知となったツイン
ワイヤ式フォーマに於けるブレードの数よりも大きい。
好ましくは、Duoformer D等に於ける隣接するブレード
間の間隔をやや大きくすると良い(請求項2)。
ツインワイヤ式フォーマに於いては、ツインワイヤ領域
の第1の区間に於いては、1つの湾曲した固定脱水要素
が用いられており、第2の区間に於いてはジグザク状の
搬送経路に沿って設けられたブレードが用いられてお
り、これらのブレードは可撓性をもって支持されている
ものであって良く、またこれらのブレード間には比較的
大きな間隔が設けられている。また、ツインワイヤ領域
は、単一ワイヤ式前段脱水領域に接続されており、この
領域に於いては、供給される繊維質サスペンションの下
側の層に於いてのみ帯状体が形成され、繊維質帯状体の
上側の層は流動性を保ったままとなり、フロックを形成
する傾向が強いものとなっている。また、このようにフ
ロックは、それに続くツインワイヤ領域に於いても十分
に解消されないことが示されている。更に、もう一つの
欠点は、第2の区間の後段のツインワイヤ領域に於いて
は、帯状体がガイドロール14bを巻回する点に見出され
ている。これは、所謂レジストロール効果により、帯状
体の幅方向に沿って不均一な脱水作用が行われることに
より、例えば、乱れた長手方向の縞模様となって現れる
ような、帯状体の好ましくない品質の変動となって現れ
ることがある。
は、単純化された形で様々な実施例が示されている。
に延在するツインワイヤ領域を備えている。この領域
は、前後に設けられた区間I、II及びIIIを備えてい
る。一部のみが図示された無端抄紙ワイヤ(下側ワイヤ
11及び上側12)は、材料供給口10の近傍をブレストロー
ル13、14に沿って搬送され、両抄紙ワイヤにより、ツイ
ンワイヤ領域の始端部に於いて楔状の入口空隙15を画定
している。材料供給口から供給された材料の流れは、ま
ず両抄紙ワイヤ10、12と接触し、この部分に於いて、下
側ワイヤ11は、ツインワイヤ領域の第1の区間Iに固定
された湾曲フォーマシュー16上を搬送される。この湾曲
したガイド面は、脱水スリットを有する複数のブレード
16′により構成される。両ブレストロール13、14間の間
隔は調節可能である。フォーマシュー16は、負圧が供給
される形式のものであっても負圧が供給されない形式の
ものであっても良い。
ワイヤ11、12が、(両ワイヤ間に、依然として流動性を
有する繊維質サスペンションを挟持した状態で、)下側
脱水ボックス17と上側脱水ボックス18との間を搬送され
る。下側脱水ボックス17は、(好ましくは概ね四角形の
断面を有する)少なくとも2つのブレード27(Leiste)
を有するブレード列を備えており、下側から下側抄紙ワ
イヤ11に向けて可撓性をもって押圧される。そのため
に、例えば透水性の板26により支持されたばね24また
は、空気圧式クッションによりブレート27が支持されて
いる。ばねのばね力(またはクッションの圧力は)、個
々に調節することができる。
れるように、上下に摺動自在な支持体により支持された
前端部及び後端部を有する。その下面には、上側ワイヤ
12の上面に当接し、かつ脱水ボックス18に固定された、
好ましくは平行四辺形の断面を有する少なくとも3つの
ブレード28からなるブレード列が設けられている。ブレ
ード28の上方の脱水ボックス18内には、前側負圧室21及
び後側負圧室22が設けられている。フォーマシュー16の
領域に於いては、繊維質サスペンションの水分の一部が
下向きに吸い取られ、それ以外の部分の水分が上側ワイ
ヤ12の部分を介して前側の負圧室21に設けられたブレー
ド28のうちの前方に設けられたものにより除去される。
上側のブレード28間から上向きに除去された水は、後側
の負圧室22から排出される。下側のブレード27間の空隙
を介して下側ワイヤ11から吸い出された水分は、下向き
にガイドされる。隣接する上側の脱水ブレード28の間に
は、ブレードの厚さYに対して少なくとも約3倍の間隔
Xが設けられている。これは、可撓性をもって支持され
た下側のブレード27についても同様である。重要なこと
は、上側及び下側のブレード27、28が、それぞれ、対向
する2つのブレード間の領域に位置し、所謂ジグザグな
搬送経路が形成されることである。好ましくは、両ワイ
ヤ11、12は、第2の区間IIに於いて帯状体を水平に搬送
するようにすると良い。また、第2〜5図に示されるよ
うに、緩かに湾曲するようにすることもできる。第1図
に示されたものとは異なり、可撓性をもって支持されて
いるブレードが上側のボックス18に設けられ、固定支持
されたブレードが下側ボックス17に設けられるようにし
ても良い。
イヤ12、13が、更に別の、(図示されているように)好
ましくは下側のワイヤ11について設けられた湾曲したフ
ォーマシュー23に沿って搬送される。その後側に於いて
は、上側ワイヤ12のループの内部にあって負圧室30を備
える付加的なブレード29が設けられている。下側ワイヤ
のループの内部には、それ以外にフラットサクションボ
ックス31が設けられている。(破線により示されるよう
に、)上側ワイヤ12は、ガイドロール19を介して、下側
ワイヤ12及びそれと共働して形成した繊維質帯状体から
分離されるようにすることができる。下側ワイヤ及び繊
維質帯状体は、更に、ワイヤサクションロール20上を搬
送される。しかしながら、ガイドロール19を更に後方に
配置し、上側ワイヤ12が、サクションロール20の後方に
於いて下側ワイヤ11から分離されるようにしてもよい。
いは固定支持されたブレード27、28を備える2つの脱水
ボックス17、18が、ツインワイヤ領域の前側或いは後側
でなく中間の区間IIに設けられていることである。この
ようにして、微細であってフロックのないような繊維質
材料の分配状態を保持しつつ、供給される繊維質サスペ
ンションに対する強い脱水作用を十分に発揮することが
できる。また、関連する抄紙ワイヤに対して各ブレード
が僅かな(殆ど認識できないような)程度をもって方向
変換させるのみであることから、依然として流動的な繊
維質サスペンションを再び乱流状態とすることができ
る。その結果、第1の区間Iに於いて、両面から、前段
階に於ける公知の脱水作用が行うことができ、それに続
いて繊維質サスペンションのフロックの無い状態を保つ
ことができる。
ンワイヤ領域の第1の区間Iに於いては、(第1図、第
3〜5図に示されているように)1つの固定された湾曲
フォーマシューが設けられている。これは、形成状態の
品質を高めたい場合に必要となる。フォーマシューの作
用は、抄紙ワイヤが1つのブレードから他のブレードか
ら多角形状をしてなして搬送され、各ブレードが水をそ
ぎ落とすばかりでなく、依然として流動性を有する材料
に対して乱流を引き起すことにある。このようなフォー
マシューを用いた場合には、製紙機械の起動時に於い
て、安定した稼働状態を達成するのが困難となり易い事
が知られている。そこで第2図に示されるように、第1
の区間Iに於いて、固定されたフォーマシュー及びそれ
に隣接するブレストロールに換えて、公知のフォーマロ
ール40が設けられている。このようにすることにより、
製紙機械に於いて起動時初期から最も高い生産性を達成
することが可能となる。
は、脱水のためにのみ或いは、更に、(品質を一層改善
するべく、)乱流を付加的に引き起すために用いられ
る。これは、この部分に於いて繊維質材料の一部が依然
として流動状態にある場合に可能となる。
ワイヤ11、12間の間隔が誇張して示されている。ここで
注意すべきことは、両ワイヤ11、12が、比較的長い区間
に亘るツインワイヤ領域内に於いて互いに収束している
ことである。これは、(第1の区間Iの)第1のフォー
マシュー16に於ける帯状体の形成過程から徐々に開始
し、第3の区間IIIに達して始めて終了する。これによ
り、両ワイヤが互いに収束する主脱水領域の終端部を、
(帯状体形成過程の終端部と共に、)第1〜第3図に示
されているように、第2のフォーマシュー23を巻回する
領域の略中間部とすることができる。ワイヤが収束する
終端部がEとして図示されており、ここに於いて帯状紙
の含水量を約8%とすることができる。この点に、例え
ばフラットサクションボックス31が位置するようにして
も良い。この点の下流側に於いては、両ワイヤが互いに
分離する前に、更に含水量を減らすようにしている。こ
こで達成すべきことは、両ワイヤが互いに分離される前
に、含水量を可及的に小さくすることより、両ワイヤを
分離する際に、帯状体から可及的に僅かな繊維質材料が
引剥されるようにすることである。上記したようなツイ
ンワイヤ領域に於いて必要とされる脱水要素の態様及び
数は様々であって、製造される紙の種類、材料の組成及
び運転速度に依存する。
領域に於けるワイヤの搬送方向が、下側から上向きに略
垂直である点に於いて他の実施例と異なっている。これ
により、繊維質サスペンションから除去された水のガイ
ドが容易化される。この水分は、左右両方向から除去す
ることができる。特にツインワイヤ領域の中間部の区間
IIに於いては負圧室が何ら必要とされない。云うまでも
なく、第2図に示されたフォーマロール40は、通常サク
ションロールとして構成される。特に、第3の区間III
に配置されたフォーマシュー16,23は、負圧装置を備え
るものとすることができる。
要素としては、貯水容器41、42、43、固定されたブレー
ド28に配置されたガイド板44及び水削ぎ落し用のブレー
ド45がある。それ以外の要素には、第1図に示された要
素と同様の符号が付されている。第3図についても同様
なことが言える。第3図に於ける主要な変更点は、ワイ
ヤサクションロール20に代えてフォーマロールが用いら
れ、ガイドロール19に代えて同じくワイヤサクションロ
ールが配置されている。同様の構成がDE−GM 88 06 316
号により公知となっている。このような例外及び(フォ
ーマロール40を備える)第2図に示された実施例を除い
て、本発明は、可能な限りに於いて、(製造及び運転
に)比較的高いコストが必要となるフォーマロールを不
要とすることを企図するようなツインワイヤ式フォーマ
を提供せんとするものである。これにより、一般に単一
のサクションロールからなるワイヤサクションロール20
が用いられる。更に、本発明のいずれの実施例に於いて
も、ツインワイヤ領域中にあっても、上記したような好
ましくないレジスタロール効果の原因となるようなワイ
ヤが巻回されるべきガイドロールが用いられていないこ
とに注目されたい。
の区間Iに於いて、下側ワイヤ11のループ内に設けられ
た第1の湾曲固定フォーマシュー16の後方に、間隔を於
いて第2の湾曲した固定フォーマシュー16aが配設され
ている点に於いて第1図に示されたものと異なる。それ
以外については、上側ワイヤ12のループ内の、両固定フ
ォーマシュー16、16aの間の領域に対応する部分には、
公知の領域をもって負圧室51に接続された単独のブレー
ド50が設けられている。この負圧室は、第1図に示され
た脱水ボックス18と同様のものであって、その前端部及
び後端部が、上下に摺動自在な保持体に取着されてい
る。これによって、ブレード50の、搬送される帯状体に
対する突入深さ及びブレード50の取付角度を調節するこ
とができる。ブレード50の突入深さを小さくすることに
より、ブレード50が脱水作用のみを発揮するようにし、
突入深さを大きくすることにより、更に、サスペンショ
ンに於ける乱流を引き起す働き及びそれによって繊維質
材料の形成状態を改善する働きが得られるようにするこ
とができる。このようにして、2つの互いに分離された
フォーマシュー16、16aが設けられていることにより、
両面に対する前段脱水作用が一時的に中断され、この脱
水過程は、第1のフォーマシュー16に近接して設けられ
たブレード50により、上側ワイヤ12から上向きに押し出
された水分を除去した後に初めて再開されることとな
る。これにより、従来よりも高い運転速度が可能とな
る。
ンワイヤ領域の第2の区間IIに於いて、下側の可撓性を
もって支持されたブレード57及び上側の固定支持された
ブレード58が単一のブレードとして構成されている点で
ある。即ち、各ブレードは、それぞれの支持体55、56を
有している。下側のブレード支持体55は、傾動自在に支
持されており、それによってブレード57が、ばね54の作
用により可撓性をもって下側ワイヤ11に押圧される。上
側のブレード58の支持体56は、ブレード50の場合と同様
に負圧室として構成されている。負圧室56の支持要領は
負圧室51の場合と同様である。重要なことは、ブレード
57、58が、それぞれ所定の(サスペンションの圧力に対
応する)押圧力をもって対応する抄紙ワイヤ11、12に当
接することである。ブレード57、58の調節は、例えば各
ブレードに対して抄紙ワイヤが方向転換するような状態
を実現するようにして行われる。下側のブレード57がば
ね支持されていることにより、一旦設定された調節状態
を、材料の量または質の変動に対して適合させることが
でき、ブレードの前方に材料が塞止められることがな
く、それによって繊維質サスペンションの乱流の力を効
果的に分散させることができる。第1〜3図の場合と異
なり、ブレード57、58は、それぞれ個々にワイヤに対す
る高さ及び角度位置を調節することができる。それによ
って、製造される帯状体の品質を向上することができ、
表面特性(印刷性能)として現れる形成状態を改善する
ことができる、第4図に示されたものと異なり、上側の
ブレード58を可撓支持し、下側のブレード57を固定支持
することもできる。更に、別の実施例として、上側のブ
レード58ばかりでなく、下側ブレード57も、(負圧室51
として図示されるように)垂直方向に調節自在な支持体
に取着するようにすることもできる。この場合、ばね54
を省略することができる。
としては、第4図に於いては、ワイヤ搬送装置に於ける
ツインワイヤ領域が水平方向に対して約20度の角度をも
って上向きに傾斜している点である。これによって、ツ
インワイヤ式フォーマの全体的な高さを減少させること
ができる。ツインワイヤ領域の第3の区間IIIに於いて
は、第1図に示されたものと異なり、ツインワイヤ領域
が、湾曲していることなく、平坦なフォーマシュー23′
を備えている。下側ワイヤ及びその上に形成された繊維
質帯状体から上側ワイヤを分離させる部分は、第1図に
示されたもののように平坦なサクションボックス31から
なっている。それに代えて、上側ワイヤ12がワイヤサク
ションロール20にまで至るようにすることもできる。こ
れによって、ワイヤが、図示されるように、ワイヤサク
ションロールの外周部の小さな部分(或いは大きな部
分)に渡って、該ロールを巻回し、更に、変向ロール19
によりガイドされることなる。
域が、全体として概ね水平方向に延在している。個々の
要素については第4図に示された実施例の場合と略同様
である。相違点としては、ツインワイヤ領域の第2の区
間IIに設けられた脱水ブレード57、58が、ツインワイヤ
領域の下向に凸に湾曲する部分について設けられてい
る。対応するように、区間I及びIIIに於けるツインワ
イヤ領域の部分に於いては、上向きな凸なフォーマシュ
ー16、23が設けられている。このような実施例は、既存
の長網式フォーマを近代化する上で特に好適である。
域の第2の区間IIには、n個の可撓性支持されたブレー
ド27、57及びn+1個の固定支持されたブレードが設け
られている。可撓支持されたブレードの数を、固定支持
されたブレードの数に等しく或いは1つ大きくすること
もできる。また、固定支持されたブレードに代えて、脱
水ボックスまたは前縁または後縁を用いることもでき
る。可撓支持されたブレードの数nの最小値は2である
(第4図参照)。しかしながら、3個または4個の可撓
支持されたブレードを用いるのが好ましい。
Claims (12)
- 【請求項1】繊維質サスペンションから帯状紙など繊維
質帯状体を製造するためのツインワイヤ式フォーマであ
って、 (a)無端抄紙ワイヤ(11、12)からなる(2つの抄紙
ワイヤにより形成された)ツインワイヤ領域と、 (b)両ワイヤ(11、12)が(固定フォーマシュー16、
固定フォーマロール等の)湾曲した脱水要素に沿って搬
送されかつ繊維質サスペンションを供給するための材料
入口(10)を形成する楔状の入口空隙を画定する前記ツ
インワイヤ領域の第1の区間(I)と、 (c)前記抄紙ワイヤ(11、12)のそれぞれに対して少
なくとも1つの脱水ブレード(上側ブレード28及び下側
ブレード27)が設けられており、一方のブレード(28ま
たは27)が他方のブレード(27または28)に対して抄紙
ワイヤの搬送方向について交互に位置をずらせて対向す
るようにしてなる前記ツインワイヤ領域の第2の区間
(II)と、 (d)前記両ワイヤ(11、12)が、(例えばフォーマシ
ュー23或いはフラットサクションボックスなどの)少な
くとも1つの固定された脱水要素に沿って搬送されるよ
うにしてなる前記ツインワイヤ領域の第3の区間(II
I)と、 (e)前記第2の区間(II)に於いて、前記抄紙ワイヤ
(11、12)のそれぞれについて、公知のように少なくと
も2つのブレード(27、28;57、58)が設けられてお
り、かつ前記両抄紙ワイヤの一方に対して当接するブレ
ード(27)が可撓性をもって支持されていることを特徴
とするツインワイヤ式フォーマ。 - 【請求項2】前記ツインワイヤ領域の前記第2の区間
(II)に於いて、隣接する脱水要素(28)間に、ブレー
ドの厚さYの少なくとも約3倍の間隔Xが設けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載のツインワイヤ式フ
ォーマ。 - 【請求項3】前記ツインワイヤ領域の前記第2の区間
(II)に於いて、可撓支持された前記ブレード(27、5
7)に対向するように、ワイヤ(12)に対して位置を調
節可能にされた固定支持ブレード(28、58)が設けられ
ており、固定支持された前記ブレード(28、58)の支持
体(18、56)が、ワイヤの搬送方向に直交する向きに調
節可能であるように2つの傾動軸をもって支持されてい
ることを特徴とする請求項1若しくは2に記載のツイン
ワイヤ式フォーマ。 - 【請求項4】前記ツインワイヤ領域の前記第1の区間
(I)に於いて、一方のワイヤのループ(11)内にて、
第1の湾曲した固定フォーマシュー(16)の側に、間隔
をおいて第2の湾曲した固定フォーマシュー(16a)が
設けられており、他方のワイヤのループ(12)内にて、
前記両固定フォーマシュー(16、16a)の間の位置に、
ブレード(50)が設けられていることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載のツインワイヤ式フォー
マ。 - 【請求項5】前記ツインワイヤ領域の前記第3の区間
(III)に設けられた固定脱水要素(23)が、好ましく
は前記第1の区間(I)に設けられた脱水要素(16)と
同一の向きに湾曲しており、これらの湾曲脱水要素の下
流側の他方のワイヤのループ内にブレード(29)が設け
られていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
に記載のツインワイヤ式フォーマ。 - 【請求項6】少なくとも帯状体が形成される前記ツイン
ワイヤ領域の領域(15、E)に於いて、前記ツインワイ
ヤ領域を湾曲させるようなロールが設けられていないこ
と(第1図〜第5図)を特徴とする請求項1乃至5のい
ずれかに記載のツインワイヤ式フォーマ。 - 【請求項7】サクションロールを備え、該サクションロ
ール(20)の外周の少なくとも一部分に対して前記両ワ
イヤ(11、12)が巻回していることを特徴とする請求項
1乃至6のいずれかに記載のツインワイヤ式フォーマ。 - 【請求項8】前記ツインワイヤ領域が、下から上に向か
って上昇するような概ね垂直なワイヤ搬送方向を有する
こと(第2図及び第3図)を特徴とする請求項1乃至7
のいずれかに記載のツインワイヤ式フォーマ。 - 【請求項9】前記ツインワイヤ領域が、下から上に上昇
する搬送方向を有し、水平方向に対する傾斜角が約10〜
30度であること(第4図)を特徴とする請求項1乃至7
のいずれかに記載のツインワイヤ式フォーマ。 - 【請求項10】前記ツインワイヤ領域の前記第2の区間
(II)に設けられた脱水ブレード(27、28;57、58)
が、湾曲した線に沿って配設されており、前記第1の区
間(I)の脱水要素(16)の湾曲方向に対して異なる方
向に湾曲していることを特徴とする請求項1乃至9のい
ずれかに記載のツインワイヤ式フォーマ。 - 【請求項11】概ね水平方向に延在するツインワイヤ領
域を有し、前記ツインワイヤ領域の第1の区間(I)が
上向きに凸に湾曲しており、前記ツインワイヤ領域の第
2の区間(II)が下向きに凸に湾曲しており、前記ツイ
ンワイヤの第3の区間(III)が上向きに凸に湾曲して
いることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載
のツインワイヤ式フォーマ(第5図)。 - 【請求項12】前記ツインワイヤ領域の前記第2の区間
が、各抄紙ワイヤについて少なくとも2つのブレードを
備えており、前記ブレードが、それぞれ2つの傾動軸を
もって支持された支持体を有していることにより、前記
ブレードが前記ワイヤの搬送方向に直交する向きに調節
し得るようにしていることを特徴とする請求項1の前段
に記載のツインワイヤ式フォーマ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3927597A DE3927597A1 (de) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | Doppelsieb-former |
DE3927597.3 | 1989-08-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04507439A JPH04507439A (ja) | 1992-12-24 |
JP2898752B2 true JP2898752B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=6387558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2512129A Expired - Lifetime JP2898752B2 (ja) | 1989-08-22 | 1990-08-09 | ツインワイヤ式フォーマ |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0489094B2 (ja) |
JP (1) | JP2898752B2 (ja) |
BR (1) | BR9007185A (ja) |
CA (1) | CA2053239C (ja) |
DE (2) | DE3927597A1 (ja) |
ES (1) | ES2040604T5 (ja) |
NO (1) | NO178832C (ja) |
WO (1) | WO1991002842A1 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5389206A (en) * | 1989-08-22 | 1995-02-14 | J. M. Voith Gmbh | Twin wire former |
DE4002305C2 (de) * | 1990-01-26 | 1996-02-22 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Entwässerungsvorrichtung an einem Doppelsiebformer |
DE4005420C2 (de) * | 1990-02-21 | 1995-06-08 | Voith Gmbh J M | Doppelsiebformer |
FI91788C (fi) * | 1990-09-12 | 1994-08-10 | Valmet Paper Machinery Inc | Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa |
FI93032C (fi) * | 1991-03-15 | 1995-02-10 | Valmet Paper Machinery Inc | Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa |
DE4117597A1 (de) * | 1991-05-29 | 1992-12-03 | Voith Gmbh J M | Doppelsiebformer fuer eine papiermaschine |
US5201999A (en) * | 1991-06-10 | 1993-04-13 | Beloit Technologies, Inc. | Twin wire forming apparatus |
FI90673C (fi) * | 1991-06-26 | 1994-03-10 | Valmet Paper Machinery Inc | Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa |
FI93128C (fi) * | 1991-07-19 | 1995-02-27 | Tampella Papertech Oy | Paperikoneen kaksiviirainen rainanmuodostusosa |
DE4141607C2 (de) * | 1991-12-17 | 1996-04-25 | Voith Gmbh J M | Doppelsiebformer |
US5573643A (en) * | 1992-01-17 | 1996-11-12 | Valmet Corporation | Twin wire web former in a paper machine |
FI99033C (fi) * | 1993-05-18 | 1997-09-25 | Valmet Paper Machinery Inc | Paperikoneen rainanmuodostusosa |
FI920228A0 (fi) * | 1992-01-17 | 1992-01-17 | Valmet Paper Machinery Inc | Banformningsparti foer pappersmaskin. |
DE4208681A1 (de) * | 1992-03-18 | 1993-09-23 | Escher Wyss Gmbh | Nassteil einer doppelsieb-papiermaschine |
DE4219292A1 (de) * | 1992-06-12 | 1993-12-16 | Escher Wyss Gmbh | Doppelsiebformer |
DE9212448U1 (de) * | 1992-09-16 | 1992-11-05 | J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim | Doppelsiebformer mit örtlich verstellbarer Entwässerungsleiste |
DE4301103C1 (de) * | 1993-01-18 | 1994-08-18 | Voith Gmbh J M | Siebpartie einer Papiermaschine |
DE4332162C2 (de) * | 1993-09-22 | 1994-12-01 | Voith Gmbh J M | Doppelsiebformer einer Papiermaschine |
DE4402273C2 (de) * | 1994-01-27 | 1995-11-23 | Voith Gmbh J M | Papiermaschine zur Herstellung mehrlagiger Papierbahnen |
DE4420801C2 (de) * | 1994-06-16 | 1997-01-30 | Voith Gmbh J M | Verfahren zum Betreiben einer Doppelsiebzone einer Papiermaschine zur Herstellung von Faserstoffbahnen sowie Siebzone hierzu |
JP3181202B2 (ja) * | 1995-03-27 | 2001-07-03 | 三菱重工業株式会社 | 抄紙機ツインワイヤフォーマの脱水機器 |
DE19632509A1 (de) * | 1996-08-13 | 1998-03-05 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen einer Faserstoffbahn |
DE19651241A1 (de) * | 1996-12-10 | 1998-06-18 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Doppelsieb-Blattbildungseinrichtung |
DE19652485A1 (de) * | 1996-12-17 | 1998-06-18 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Siebpartie und Verfahren zum Entwässern einer Faserstoffbahn in einer Siebpartie |
DE19756203A1 (de) * | 1996-12-23 | 1998-09-24 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Naßpartie und Verfahren zur Herstellung einer Faserstoffbahn |
JP3422649B2 (ja) | 1997-04-15 | 2003-06-30 | 三菱重工業株式会社 | 抄紙機ツインワイヤフォーマの脱水機器 |
DE19803591A1 (de) | 1998-01-30 | 1999-08-05 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Doppelsieb-Former |
DE19903943A1 (de) * | 1999-01-28 | 2000-08-03 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Verfahren und Vorrichtung zum Bilden einer Faserstoffbahn |
US6372091B2 (en) * | 1999-06-18 | 2002-04-16 | Metso Paper, Inc. | Method and apparatus for forming a paper web |
DE10022110B4 (de) * | 2000-05-08 | 2007-10-25 | Dieter Ronnenberg | Beeinflussung eines Bahneigenschafts-Profiles mittels mindestens eines Schallfeldes |
CA2489659C (en) * | 2002-08-23 | 2010-02-16 | Metso Paper, Inc. | Forming of a paper or board web in a twin-wire former or in a twin-wire section of a former |
FI124698B (fi) | 2004-01-15 | 2014-12-15 | Valmet Technologies Inc | Sovitelma paperikoneessa |
DE102005047347A1 (de) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Voith Patent Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Faserstoffbahn und Blattbildungssystem zur Durchführung des Verfahrens |
DE102005047628A1 (de) * | 2005-10-05 | 2007-04-12 | Voith Patent Gmbh | Doppelsiebformer einer Maschine zur Herstellung einer Faserstoffbahn |
DE102006061958A1 (de) | 2006-12-21 | 2008-06-26 | Voith Patent Gmbh | Nassteil für eine Maschine zur Herstellung von Faserstoffbahnen, insbesondere Papiermaschine zur Herstellung holzfreier Papiere |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3438854A (en) * | 1964-10-29 | 1969-04-15 | Time Inc | Dual wire paper forming apparatus and suction box therefor |
DE3153305C2 (de) * | 1981-09-04 | 1986-10-23 | Sulzer-Escher Wyss GmbH, 7980 Ravensburg | Entwässerungseinheit für Langsieb-Papiermaschinen |
DE3348218C2 (ja) * | 1983-06-09 | 1990-05-10 | Sulzer-Escher Wyss Gmbh, 7980 Ravensburg, De | |
DE3535849A1 (de) * | 1985-10-08 | 1987-04-09 | Voith Gmbh J M | Stellvorrichtung fuer eine lippe eines papiermaschinen-stoffauflaufs |
DE3628282A1 (de) * | 1986-08-20 | 1988-02-25 | Voith Gmbh J M | Stationaere stuetzvorrichtung |
GB8710428D0 (en) * | 1987-05-01 | 1987-06-03 | Beloit Corp | Multi-ply web forming apparatus |
DE8806036U1 (de) * | 1988-05-06 | 1988-06-23 | J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim | Doppelsieb-Former |
-
1989
- 1989-08-22 DE DE3927597A patent/DE3927597A1/de not_active Withdrawn
-
1990
- 1990-08-09 WO PCT/EP1990/001313 patent/WO1991002842A1/de active IP Right Grant
- 1990-08-09 ES ES90913173T patent/ES2040604T5/es not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-09 EP EP90913173A patent/EP0489094B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-09 BR BR909007185A patent/BR9007185A/pt not_active IP Right Cessation
- 1990-08-09 DE DE9090913173T patent/DE59001020D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-09 CA CA002053239A patent/CA2053239C/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-09 JP JP2512129A patent/JP2898752B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-10-21 NO NO914134A patent/NO178832C/no not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0489094A1 (de) | 1992-06-10 |
DE59001020D1 (de) | 1993-04-15 |
EP0489094B1 (de) | 1993-03-10 |
CA2053239A1 (en) | 1991-02-23 |
ES2040604T5 (es) | 1996-10-16 |
WO1991002842A1 (de) | 1991-03-07 |
ES2040604T3 (es) | 1993-10-16 |
EP0489094B2 (de) | 1996-08-14 |
CA2053239C (en) | 1996-06-25 |
BR9007185A (pt) | 1991-11-26 |
NO914134L (no) | 1991-10-21 |
NO178832B (no) | 1996-03-04 |
NO914134D0 (no) | 1991-10-21 |
DE3927597A1 (de) | 1991-02-28 |
NO178832C (no) | 1996-06-12 |
JPH04507439A (ja) | 1992-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2898752B2 (ja) | ツインワイヤ式フォーマ | |
US5972168A (en) | Twin wire former | |
US5167770A (en) | De-watering apparatus in a two-wire former | |
US5582687A (en) | Web former for a paper machine | |
US5507918A (en) | Twin-wire former | |
EP0516601B1 (en) | Wire loading device in a paper machine | |
EP0373133A2 (en) | Method and device in the formation of a paper or board web | |
US5387320A (en) | Twin-wire web former in a paper machine | |
EP0296135A2 (en) | Hydrid former for a paper machine | |
US3996098A (en) | Twin-wire paper machine with common wire path controls | |
JPH11504997A (ja) | 抄紙機用ロールおよびブレードツインワイヤ・ギャップフォーマ | |
US4414061A (en) | Twin wire paper forming apparatus | |
US4125428A (en) | Vertical twin wire paper machine | |
AU543065B2 (en) | Method and device in a paper making machine | |
KR0165862B1 (ko) | 초지기트윈와이어포머 및 그 탈수기기 | |
US3149026A (en) | Air assisted formation method and apparatus | |
US3052296A (en) | Uniflow fourdrinier | |
US3856619A (en) | Papermaking machine headbox with slice chamber containing flexible trailing elements having extended edges | |
US5248392A (en) | Sheet-forming apparatus for a twin wire paper machine with positive pulse shoe blades | |
US6669820B2 (en) | Twin-wire former | |
US4447296A (en) | Double nip hydrofoil | |
JPH08510795A (ja) | ティッシュペーパウェブ成形方法 | |
EP0627524A1 (en) | Web former in a paper machine | |
US5573643A (en) | Twin wire web former in a paper machine | |
JPH06207397A (ja) | 局部的に調整可能な脱水板を有するダブルシーブ紙漉き装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312 Year of fee payment: 12 |