JP2898493B2 - ミリ波またはマイクロ波icのレイアウト設計方法及びレイアウト設計装置 - Google Patents

ミリ波またはマイクロ波icのレイアウト設計方法及びレイアウト設計装置

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JP2898493B2
JP2898493B2 JP4341712A JP34171292A JP2898493B2 JP 2898493 B2 JP2898493 B2 JP 2898493B2 JP 4341712 A JP4341712 A JP 4341712A JP 34171292 A JP34171292 A JP 34171292A JP 2898493 B2 JP2898493 B2 JP 2898493B2
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憲之 谷野
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミリ波半導体集積回
路(以下、ミリ波ICと称す)またはマイクロ波半導体
集積回路(以下、マイクロ波ICと称す)のレイアウト
設計方法およびレイアウト設計装置に関し、特に、設計
作業が容易で、回路設計者にかかる負担を軽減すること
ができ、しかも、レイアウトを最適化する際の処理速度
を速くできるミリ波またはマイクロ波ICのレイアウト
設計方法およびレイアウト設計装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CADシステムを用いたミリ波ま
たはマイクロ波ICのレイアウト設計は、データベース
に所望のICを構成する上で必要な回路素子データを格
納し、所定のマスクパターン作成用のデータフォーマッ
ト(例えば、CALMA GDSIIフォーマット)を用
い、IC製造プロセスの転写工程におけるマスク合わせ
精度や加工精度等に基づく重ね合わせのための合わせ余
裕をデザインルールとして定め、このデザインルールに
基づいて、回路設計者が手作業で各転写工程に対応した
マスクパターンを作成することにより行われていた。こ
こで、マスクパターンとは、ICの製造プロセスにおい
て用いられるマスクまたはレティクル上に描かれる各転
写工程に対応したパターンのことである。
【0003】しかしながら、上記マスクパターンのデー
タは、ICの製造プロセスにおける転写工程の数だけ必
要であり、回路設計者は、上記のようにプロセス上のデ
ザインルールを考慮に入れて各転写工程毎のマスクパタ
ーンを作成しなければならず、マスクパターンを作成す
る上でのデータの入力,編集作業には熟練が必要とさ
れ、更に、IC製造プロセスの変更に伴い、その都度、
マスクパターンの修正を行う必要があり、これらの作業
には多大な労力と時間が必要であった。
【0004】そこで、近年、人手によるデータ入力作業
を軽減できるものとして、設計すべきICの回路図から
個々の回路素子のマスクパターンを自動発生できる市販
のソフトウエア( Eesof社製Academy,HP社製MDS, Caden
ce社製Microwave Musician,Compact Software社製Seren
ade等)を用いたCADシステムにより、モノリシック
マイクロ波IC(以下、MMICと称す)のレイアウト
設計を行うレイアウト設計方法が検討された。図18
は、このレイアウト設計方法のフローチャートである。
【0005】このレイアウト設計方法は、このフローチ
ャートに示すように、先ず、設計すべきMMICの回路
図から該MMICを構成する各回路素子のマスクパター
ンをCRTディスプレイ上に自動発生させ、この自動発
生した各回路素子毎のマスクパターン間を接続し、MM
IC全体のマスクパターンの概略図を得た後、接続すべ
き回路素子間の接続方法に応じた接続部用のマスクパタ
ーンを入力するとともに、例えば、各転写工程毎に発生
させた各回路素子のマスクパターンの間隔を製造プロセ
ス上のデザインルールに応じて引き離す等を行ってMM
IC全体のマスクパターンを編集し、この編集後のMM
IC全体のマスクパターンから電気的パラメータを抽出
して回路シミュレーションを行い、所望の電気特性が得
られる場合は作業を終了し、所望の電気特性が得られな
い場合は、更に、上記接続部用のマスクパターンの大き
さ及び形状等を変更したり、MMIC全体のマスクパタ
ーンの再編集を行って、MMIC全体のマスクパターン
のレイアウトを最適化するものである。
【0006】尚、上記フローにおいて、MMIC全体の
マスクパターンの概略図を作成した後、接続すべき回路
素子間毎にその接続方法に応じた接続部用のマスクパタ
ーンを入力するのは、MMICを構成するFET,MI
Mキャパシタ,エアーブリッジ等の各回路素子では、接
続に用いる電気端子の導体層が異なり、接続する回路素
子の種類に応じてその接続方法が異なるためであり、ま
た、この接続部用のマスクパターンの入力後に、電気的
パラメータの抽出や、回路シミュレーションを行うの
は、ミリ波やマイクロ波ICでは、回路素子間の接続部
の大きさや形状が、反射,損失,位相等の電気特性に影
響を及ぼすことから、接続部用のマスクパターンを考慮
してMMIC全体の電気的パラメータを調整する必要が
あるためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のMMICのレイ
アウト設計方法は以上の工程から行われており、上記自
動発生して得られる各回路素子毎のマスクパターンを構
成するデータには、製造プロセス上のデザインルールに
基づくパターン部分、即ち、電気的には意味のない余分
なデータを含んでおり、上記電気的パラメー抽出及び回
路シミュレーションを行うためには、10MBを越える
大容量のメモリが必要になり、このため、設計装置自体
(即ち、CADシステム)が高価になるばかりでなく、
その計算処理速度が遅くなり、レイアウトの最適化に要
する時間が長くなってしまうという問題点があった。特
に、製造プロセスの変更の要求があった場合は、変更し
た製造プロセスで定義されるデザインルールに基づく新
たなマスクパターンを作成し、これを入力して、MM
C全体のマスクパターンの編集を行った後、もう一度、
電気パラメータの抽出と回路シミュレーションを行わな
ければならないため、レイアウトの最適化に要する時間
が一層長くなってしまうという問題点があった。
【0008】また、各回路素子のマスクパターンは、I
C製造プロセスにおける各回路素子を形成するに必要な
転写工程の数だけ作成する必要があり、更に、上述した
ようにIC製造プロセスが変更されると、その変更され
た転写工程毎に新たなマスクパターンを作成する必要が
あるため、CADプログラムの開発及び保守に費用がか
かるという問題点もあった。
【0009】また、従来のCADシステムでは、回路素
子(マスクパターン)の電気端子は点で定義されてお
り、回路素子間の電気接続は点で接続するようになって
いるため、例えば、マイクロ波線路(マイクロ波線路用
のマスクパターン)の線路幅の中心点を接続点として定
めた場合は、互いに同方向に延びる幅が異なる2つのマ
イクロ波線路(即ち、マイクロ波線路用のマスクパター
ン)2d,2e間の接続は、図19(a) に示すように、
これらマイクロ波線路(即ち、マイクロ波線路用のマス
クパターン)間を滑らかに接続できず、また、互いに直
角となる方向から延びる2つのマイクロ波線路(即ち、
マイクロ波線路用のマスクパターン)2f,2g間の接
続は、図19(b) に示すように、接続点の周辺でパター
ンが重なったり、接続点の周辺に空き地が形成されてし
まう。従って、この様な滑らかに接続されない不連続部
分が生ずると、マイクロ波がこの部分で反射したり、放
射損失が増加したりするため、CRTディスプレイ上で
パターンの修正を行わなければならず、この作業が面倒
であるという問題点があった。
【0010】尚、以上の問題点はMMICをレイアウト
設計する上での問題点として記載したがマイクロ波IC
だけでなくミリ波ICをレイアウト設計する上でも同様
の問題点が生ずる。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、レイアウトを最適化するための
データを、ICの電気設計に必要な最小限のデータ量で
構成することができ、高価なメモリを必要とせず、レイ
アウトを最適化する際の処理速度を速くできるミリ波I
Cまたはマイクロ波ICのレイアウト設計方法及びレイ
アウト設計装置を提供することを目的とする。更に、こ
の発明の他の目的は、設計作業が容易になり、回路設計
者にかかる負担を軽減することができるミリ波ICまた
はマイクロ波ICのレイアウト設計方法及びレイア
設計装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るミリ波ま
たはマイクロ波ICのレイアウト設計法は、ミリ波また
はマイクロ波のICを構成する能動素子を含む集中定数
回路素子及び分布定数伝送線路のそれぞれを2次元平面
上で閉じた簡略化図形として表しその面積ならびに寸法
が回路素子及び線路それぞれの電気的データと対応する
とともに寸法がそれぞれの実寸法に比例するように規定
された図形データとして格納されたデータ記憶部から、
設計すべきICを構成する集中定数回路素子及び分布定
数伝送線路の簡略化図形を外部信号に基づいて選択し、
表示部の画面上に画像表示する第1の工程と、表示部の
画面上に選択された簡略化図形を、設計すべきICの回
路図に基づき、簡略化図形の所定の辺同士を重ね合わせ
て接続し簡略化図形の集合からなる回路図に対応したI
Cレイアウトパターンを、その面積が小さくなるよう
に、表示部の画面上に形成する第2の工程と、ICレイ
アウトパターンを構成する簡略化図形の図形データを基
に、予め格納された集積回路を製造する各プロセスに対
応して定義されたデザインルールを含む演算処理データ
を外部信号に基づき呼び出すとともにこれを用いて図形
演算を行って集積回路製造用のマスクパターンを作成す
る第3の工程と、を含むものである。さらに、第2の工
程と第3の工程の間に、表示部の画面上に形成されたI
Cレイアウトパターンの回路シミュレーションを行い、
このシミュレーション結果に応じてICレイアウトパタ
ーンが所望の電気的特性を有するとともに、その面積が
小さくなるように簡略化図形の面積ならびに寸法を変更
し、ICレイアウトパターンを最適化する第4の工程を
更に含むものである。
【0013】また集中定数回路素子の簡略化図形がその
一部に、製造プロセスにおける回路素子間の接続余裕に
対応した接続部を有するものである。
【0014】また第5,第7の工程が、電磁解析理論に
基づいて簡略化図形の電磁結合を計算し、この計算結果
に基づいて、ICレイアウトパターンの回路シミュレー
ションを行う第8の工程と、この回路シミュレーション
結果に応じて、ICレイアウトパターンの面積が小さく
なるように、集中定数回路素子の簡略化図形の配置及び
分布定数線路の簡略化図形の形状を変更する第9のステ
ップを含むものである。
【0015】またこの発明に係るミリ波またはマイクロ
波ICのレイアウト設計装置は、ミリ波またはマイクロ
波のICを構成する集中定数回路素子及び分布定数伝送
線路のそれぞれを2次元平面上で閉じた簡略化図形とし
て表しその面積ならびに寸法が回路素子及び線路それぞ
れの電気的データと対応するとともに寸法がそれぞれの
実寸法に比例するように規定された図形データを格納す
るデータ記憶部と、このデータ記憶部から設計すべきI
Cを構成する集中定数回路素子及び分布定数伝送線路の
簡略化図形の図形データを外部信号に基づいて選択し、
この選択された図形データを基に、その面積が小さくな
るように、選択された簡略化図形の所定の辺を外部信号
に基づいて重ね合わせて接続するとともに選択された簡
略化図形の面積、寸法及び形状を外部信号に基づき変更
する画面表示制御部と、この画像表示制御部からの信号
に基づき簡略化図形ならびにこの簡略化図形の集合から
構成されるICレイアウトパターンを画像表示する画像
表示部と、この画像表示部に画像表示されたICレイア
ウトパターンの図形データに基づき、予め格納された集
積回路を製造する各プロセスに対応して定義されたデザ
インルールを含む演算処理データを外部信号に基づき呼
び出すとともにこれを用いて、図形演算を行って集積回
路製造用のマスクパターンを作成するマスクパターン発
生部と、を備えたものである。
【0016】
【作用】この発明に係るミリ波またはマイクロ波ICの
レイアウト設計法は、能動素子を含む集中定数回路素子
及び分布定数伝送線路のそれぞれを2次元平面上で閉じ
た簡略化図形として表しその図形データが格納されたデ
ータ記憶部から、設計すべきICを構成する集中定数回
路素子及び分布定数伝送線路の簡略化図形を外部信号に
基づいて選択し、表示部の画面上に画像表示する第1の
工程と、設計すべきICの回路図に対応した簡略化図形
の集合からなるICレイアウトパターンを、その面積が
小さくなるように、表示部の画面上に形成する第2の工
程と、ICレイアウトパターンの図形データを基に、予
め格納された集積回路を製造する各プロセスに対応して
定義されたデザインルールを含む演算処理データを外部
信号に基づき呼び出すとともにこれを用いて図形演算を
行って集積回路製造用のマスクパターンを作成する第3
の工程と、を含むので、ICレイアウトパターンの設計
とマスクパターンの設計を分離でき、図形データ量を必
要最小限に抑えることができ、製造プロセスの変更にも
迅速に対応できる。さらに、第2の工程と第3の工程の
間に、表示部の画面上に形成されたICレイアウトパタ
ーンの回路シミュレーションを行い、このシミュレーシ
ョン結果に応じてICレイアウトパターンが所望の電気
的特性を有するとともに、その面積が小さくなるように
簡略化図形の面積ならびに寸法を変更し、ICレイアウ
トパターンを最適化する第4の工程を更に含むので、I
Cレイアウトパターンを最適化する際の処理速度が速く
なる。
【0017】また集中定数回路素子の簡略化図形がその
一部に、製造プロセスにおける回路素子間の接続余裕に
対応した接続部を有するので、離すべき素子間を近づけ
過ぎたりすることがなくなり、設計作業を容易に行うこ
とができる。
【0018】また第5,第7の工程が、電磁解析理論に
基づいて簡略化図形の電磁結合を計算し、この計算結果
に基づいて、ICレイアウトパターンの回路シミュレー
ションを行う第8の工程と、この回路シミュレーション
結果に応じて、ICレイアウトパターンの面積が小さく
なるように、集中定数回路素子の簡略化図形の配置及び
分布定数線路の簡略化図形の形状を変更する第9のステ
ップを含むので、ICレイアウトパターンを構成する簡
略化図形間を接続した後の電気特性の変動を考慮して、
ICレイアウトパターンを構成する簡略化図形のレイア
ウトが最適化されることとなり、より精度の高いレイア
ウト設計を行うことができる。
【0019】またこの発明に係るミリ波またはマイクロ
波ICのレイアウト設計装置は、集中定数回路素子及び
分布定数伝送線路のそれぞれを2次元平面上で閉じた簡
略化図形として表しその図形データを格納するデータ記
憶部と、このデータ記憶部から設計すべきICを構成す
る簡略化図形の図形データを外部信号に基づいて選択
し、この選択された図形データを基に、その面積が小さ
くなるように、選択された簡略化図形を接続するととも
に選択された簡略化図形の面積、寸法及び形状を外部信
号に基づき変更する画面表示制御部と、この画像表示制
御部からの信号に基づき簡略化図形ならびに簡略化図形
の集合から構成されるICレイアウトパターンを画像表
示する画像表示部と、この画像表示部に画像表示された
ICレイアウトパターンの図形データに基づき、予め格
納された製造プロセスに対応して定義されたデザインル
ールを含む演算処理データを外部信号に基づき呼び出す
とともにこれを用いて、図形演算を行って集積回路製造
用のマスクパターンを作成するマスクパターン発生部
と、を備えたもので、ICレイアウトパターンの設計と
マスクパターンの設計を分離して図形データを電気設計
に必要な最小限に抑えることができ、回路シミュレーシ
ョンを行う上で必要なメモリを縮小できる。
【0020】
【実施例】
実施例1.図2は、この発明の第1の実施例によるCA
Dシステムのハードウェア構成を示すブロック図であ
り、このレイアウトCADシステムは、中央処理装置
(CPU)10と、ICレイアウト設計に必要なデータ
の格納及びデータの入出力を行うデータ入出力システム
20と、中央処理装置10からのデータを画像情報に変
換してCRTディスプレイ上に表示する画像表示装置3
0と、中央処理装置10で作成されたデータファイルを
格納するデータファイル格納装置40とから構成されて
いる。
【0021】ここで、データ入出力システム20は、回
路設計者がICのレイアウト設計を行うための必要なデ
ータや命令及び設計信号を入力するためのキーボードや
マウス等からなる入力装置13と、マイクロ波ICを構
成する各回路素子、即ち、FETやMIMキャパシタ等
の集中定数回路素子とマイクロ波線路等の分布定数伝送
線路を各素子毎にCRTディスプレイ上に2次元平面上
閉じた図形で表示するための図形データを格納するディ
スク装置12と、ディスク装置12に格納されたデータ
や画像表示システム30のCRTディスプレイ16上に
表示された画像を必要に応じて出力するプリンタ装置1
4と、これら入力装置13,ディスク装置12及びプリ
ンタ装置14の制御プログラム等を記憶する主記憶装置
11とから構成されている。
【0022】また、中央処理装置10は、回路設計者か
らの設計信号を受けて、これを解読し、該設計信号に応
じてCRTディスプレイ16上に表示された上記図形の
大きさや形状またはその配置を変更する画像表示制御手
段10aと、画像表示制御手段10aにより、CRTデ
ィスプレイ16上に作成された模擬ICのレイアウトデ
ータファイルを作成するレイアウトデータファイル作成
手段10bと、画像表示制御手段10aにより、CRT
ディスプレイ16上に作成された模擬ICの回路シュミ
レーョンを行う回路シミュレーション実行手段10d
と、模擬ICのレイアウトデータを図形演算してIC製
造用のマスクパターンを発生するマスクパターン発生手
段10cとから構成されている。
【0023】また、画像表示装置30は、データ入出力
システム20,中央処理装置10からのデータを画像デ
ータに変換する画像データ変換装置15と画像を表示す
るCRTディスプレイ16とから構成されている。尚、
レイアウトデータファイル作成手段10bで作成された
レイアウトデータファイルはデータファイル格納装置4
0に格納され、また、上記ディスク12には上記マスク
パターン発生手段10cで図形演算する際、その演算処
理を特定する実際の製造プロセスにおけるデザインルー
ルに基づいて作成された演算処理用データが記憶されて
いる。
【0024】一方、図3はこのCADシステムによりレ
イアウト設計されるマイクロ波ICの一例を示す回路図
であり、図において、1はICチップ、2はマイクロ波
線路、3はMIMキャパシタ、6はバイアホール、7は
ボンディングパッド、8はFETである。
【0025】以下、図3に示すマイクロ波ICのレイア
ウト設計作業を図1のフローチャートに基づいて説明す
る。先ず、設計者が図3のマイクロ波ICの回路図を見
ながら、入力装置13から図3のマイクロ波ICを構成
する各回路素子を特定する信号と各回路素子をCRTデ
イスプレイ16上の所定位置に表示するための座標デー
タ等を入力すると、デイスク装置12に格納された種々
の集中定数回路素子と分布定数伝送線路のそれぞれを特
定する図形データから、該マイクロ波ICを構成する回
路素子のそれぞれに対応した各回路素子を表す図形デー
タが読み出され、画像表示装置30によりCRTデイス
プレイ16上に図形表示される(ステップS1)。
【0026】図4は、ディスク装置12に格納された回
路素子の図形データを、CRTディスプレイ画面16上
に図形表示した時の図形を示した図であり、この図に見
られるように、抵抗,FET,MIMキャパシタ,バイ
ヤホール、ボンディングパッド、エアブリッジ等の各集
中定数回路素子は、矩形または矩形と円形の組合せから
なる2次元平面上閉じた図形でもってCRTディスプレ
イ画面16上に表示される。ここで、各図形の形状や大
きさ(寸法)は対応する回路素子の電気的データを示
す。また、図形の大きさ(寸法)は実際の素子寸法の比
例倍にしており、これは、回路設計者がCRTディスプ
レイ16上で、波の伝搬距離や回路素子間のアイソレー
ションを視覚的にモニタできるようにするためである。
例えば、MIMキャパシタを例にとって説明すると、M
IMキャパシタの容量は、上記図3の回路図で指定され
ているので、この指定された容量になるキャパシタの面
積が決まり、その面積に対応した矩形で表される。但
し、この段階では矩形の縦横比は定まらないので指定し
ない限り例えば正方形として表示する。また、マイクロ
ストリップ線路等の分布定数線路は回路設計時点におい
て線路インピーダンスと電気長が指定されているので、
線路インピーダンスから線路幅が、電気長から物理長が
決定され、2次元平面上閉じた図形で一意に表示され
る。尚、これら各図形はCRTディスプレイ上では色分
けされ、回路設計者によって区別できるようになってい
る。また、図4に示すように、各回路素子を表す図形の
側部には、同時に実際の製造プロセスにおいて異なる回
路素子間の接続余裕(マージン)を示す矩形の接続部が
表示される。この矩形の接続部は、回路素子を特定する
図形よりも小さく表示され、図中の×が付された矩形
と、◇が付された矩形とは回路素子を構成する導体層の
内の異なる層に接続されることを意味している。
【0027】次に、設計者が上記図3のマイクロ波IC
の回路図に基づいて、入力装置13から設計信号(接続
命令)を入力すると、画像表示制御手段10aはこの設
計信号を解読し、該設計信号に応じて上記CRTデイス
プレイ16上に表示された図形を移動させ、上記図4の
接続例に示すように、図形の辺同士を重ねあわせて接続
し、2次元平面上閉じた図形の集合体からなる模擬IC
(レイアウトパターン)を作成する(ステップS2)。
ここで、回路素子間を接続しにくい場合は、上述したよ
うに、FETやMIMキャパシタ等の集中定数回路素子
を表す図形の大きさ及び寸法は、その素子の電気データ
に基づいて決定されていることから、大きさ及び形状を
変えることができないので、マイクロストリップ線路等
の分布定数線路を表す図形を折り曲げることによって接
続する。また、接続する図形の辺の長さがあわない場
合、例えば、同方向に延びる異なる線路幅の2つのマイ
クロストリップ線路を表す図形の接続は、図5(a) に示
すように、異なる線路幅の2つのマイクロストリップ線
路2d,2e間に、台形の(デーパ状の)マイクロスト
リップ線路2cを表す図形を表示し、これを介して両者
を接続し、また、直交する2つのマイクロストリップ線
路を表す図形の接続は、図5(b) に示すように、直交す
る2つのマイクロストリップ線路を表す図形2f,2g
間に、鉤型のマイクロストリップ線路を表す図形2hを
表示し、これを介して両者を接続する。
【0028】次に、設計者が入力装置13から回路シミ
ュレーションを実行させる命令信号を入力すると、回路
シミュレーション実行手段10dが上記模擬IC(レイ
アウトパターン)の回路シミュレーションを実行する
(ステップS3)。次に、上記CRTデイスプレイ16
上に表示されたシミュレーション結果に応じて、各回路
素子の電気パラメータ、例えば、マイクロストリップ線
路の線路長、MIMキャパシタの容量が所望の値となる
ように、設計者が入力装置13から上記CRTデイスプ
レイ16上に表示された各回路素子に対応する図形の大
きさ(寸法)及び形状を変更する設計信号を入力する
と、画像表示制御手段10aがこの設計信号を解読し、
該設計信号に応じて各回路素子に対応する図形の大きさ
(寸法)を変更し、この変更された模擬IC(レイアウ
トパターン)をCRTディスプレイ16上に再表示する
(ステップS4)。
【0029】次に、ステップS4で得られた模擬IC
(レイアウトパターン)の接続構成を基本的には変えな
いで、チップ面積が最小になり、入出力パッドの配置が
仕様に合うように、設計者がCRTディスプレイ16上
を見ながら、入力装置13からFETやキャパシタ等の
集中定数回路素子に対応する図形の配置、マイクロ波線
路等の等の分布定数線路に対応する図形の折り曲げ方を
変更する設計信号を入力すると、画像表示制御手段10
aがこの設計信号を解読し、該設計信号に応じて図形の
配置及び形状を変更し、上記模擬IC(レイアウトパタ
ーン)のレイアウトが最適化される(ステップS5)。
【0030】次に、設計者が入力装置13から回路シミ
ュレーションを実行させる命令信号を入力すると、回路
シミュレーション実行手段10dは、模擬IC(レイア
ウトパターン)を構成する各回路素子の図形をさらに小
さいパッチに分割し、各パッチ間の電磁結合を電磁界解
析理論に基づいて計算して電気パラメータを抽出し、こ
の抽出したパラメータを用いて回路シミュレーションを
行う(ステップ6,7)。そして、このシミュレー
ション結果が所望の値であったら(ステップ8)、設
計者は入力装置13からレイアウトデータファイルの作
成命令を入力し、これを受けたレイアウトデータファイ
ル作成手段10cは、上記レイアウトが最適化された模
擬IC(レイアウトパターン)のレイアウトデータから
データファイルを作成し、データファイル格納装置40
にこれを格納する。このシミュレーション結果が所望の
値にならない場合は、上記ステップ5,6,7が繰り返
され、シミュレーション結果が所望の値になった時点
で、レイアウトデータファイルを作成する(ステップ
9)。図6は、上記CRTディスプレイ16上に表示さ
れたレイアウトが最適化された模擬IC(レイアウトパ
ターン)を示した図であり、この模擬IC(レイアウト
パターン)を表示するデータがレイアウトデータファイ
ルとしてデータファイル格納装置40に格納される。図
6中、図3と同一符号は、図3で説明した回路素子に対
応する図形を示し、1はICチップ、4はMIMキャパ
シタの下地電極接続部を表す図形、5はMIMキャパシ
タの上地電極接続部を表す図形、8はFETを表す図
形、9はFETの接続部を表す図形である。
【0031】次に、設計者が入力装置13からマスクパ
ターンの作成命令を入力すると、マスクパターン発生手
段10cがこの命令信号を受けて、データファイル格納
装置40から上記図6の模擬IC(レイアウトパター
ン)を表示するレイアウトデータを読み出し、ディスク
装置12から実際の製造プロセス(製造装置,製造環
境)におけるデザインルールに基づいて作成された演算
処理用データを読み出し、このレイアウトデータをこの
演算処理用データに基づいて図形演算し、図7に示すI
C製造用のマスクパターンをCRTディスプレイ上に発
生する。(ステップ10,11)。
【0032】尚、図3に示したマイクロ波ICの製造工
程は、FET部イオン注入工程,FET部オーミック金
属形成工程,FET部ゲート金属形成工程,MIMキャ
パシタ下地電極形成工程,第1コンタクトホール形成工
程,第2配線金属形成工程,第2コンタクトホール形成
工程,エアーブリッジ金属形成工程,バイアホール形成
工程からなり、上記図形演算はこれら工程の各工程に対
応して行われ、図形のオーバーサイズや図形のAND及
びOR等を行う演算処理にて行われる。尚、図9〜図1
7はこれら各工程毎の演算処理にて作成されたマスクパ
ターンを示し、これらを全てCRTディスプレ上に表示
したものが上記図7である。
【0033】以下、上記演算処理をMIMキャパシタと
マイクロ波線路の接続部を例にあげて詳しく説明する。
図8(a) はデータファイル格納装置40から読み出され
たレイアウトデータ(模擬IC)のMIMキャパシタと
マイクロ波線路の接続部を示し、図8(b) はレイアウト
データ(模擬IC)から得られたIC製造用のマスクパ
ターンにおけるMIMキャパシタとマイクロ波線路の接
続部を示している。この図に示すように、MIMキャパ
シタの上地電極のマスクパターン3aはMIMキャパシ
タ(の図形)3をそのままコピーすることにより作成さ
れ、MIMキャパシタの下地電極のマスクパターン3b
はMIMキャパシタ(の図形)3とMIMキャパシタの
下地電極接続部(の図形)4のORを取り、このORし
たものをさらにオーバーサイズすることにより作成され
る。ここで、オーバーサイズ量は上記デザインルールに
より設定される。また、MIMキャパシタ下地電極側の
マイクロ波線路となる第2層配線金属のマスクパターン
2aはMIMキャパシタの下地電極接続部(の図形)
4とマイクロ波線路(の図形)2のORとMIMキャ
パシタ(の図形)3のオーバーサイズしたものの補集合
とのANDから作成される。また、MIMキャパシタ下
地電極とマイクロ波線路のコンタクトホールのマスクパ
ターン4aは第2層配線金属のパターン2aとMIMキ
ャパシタ下地電極のパターン3bとのANDをとり、さ
らにアンダーサイズすることにより作成する。同様にし
て、MIMキャパシタ上地電極側のマイクロ波線路のマ
スクパターン2b,MIMキャパシタ上地電極とマイク
ロ波線路2を接続するエアーブリッジ金属のマスクパタ
ーン5a,エアーブリッジ金属とマイクロ波線路2を接
続するコンタクトホールのパターン5b,エアーブリッ
ジ金属とMIMキャパシタの上地電極を接続するコンタ
クトホールのマスクパターン5cが図形演算によって作
成される。
【0034】このような本実施例のレイアウト設計方法
では、その面積及び寸法が電気的データとなる矩形の図
形でもってミリ波またはマイクロ波ICを構成する各回
路素子をCRTディスプレイ16上に表示し、これら図
形間をCRTディスプレイ16上で接続して模擬ICを
作成し、該模擬ICの電気特性が設計すべきICの電気
特性に等しくなり、且つ、その面積が最小になるよう模
擬ICのレイアウトを最適化し、該模擬ICのレイアウ
トデータからIC製造用のマスクパターンを得るように
したから、設計すべきICのレイアウト設計を電気設計
に必要なデータのみで行うことができ、回路シミュレー
ションを行う上で必要なメモリを従来に比べて縮小で
き、レイアウト設計装置自体を安価に構成できるととも
に、回路シミュレーションの処理速度が速くなって、設
計作業時間を短縮することができる。また、模擬ICの
レイアウトデータを図形演算して、IC製造用のマスク
パターンを得るため、従来のように製造プロセスの変更
毎に、レイアウトパターン(マスクパターン)のレイア
ウトを最適化するといった作業を行う必要がなくなり、
設計作業が容易になる。また、各回路素子に対応する図
形をCRTディスプレイ上に表示する際、該図形の側部
に、実際の製造プロセスにおける素子間の接続余裕を表
す矩形の図形を同時に表示するため、図形の大きさや形
状または配置を変更する際、離すべき素子間(図形間)
を近づけ過ぎたりすることがなくなり、設計作業が容易
になり、且つ、設計精度が向上する。また、CRTディ
フプレイ上で回路素子を表す図形を接続する際、各図形
の辺同士を重ねて接続することをルール化しているた
め、実際のICの配線構造に極めて近似させて模擬IC
を作成することができ、設計精度が向上する。また、上
記模擬ICの回路素子間の電磁結合を電磁界解析理論に
基づいて計算し、回路素子間の電磁結合を考慮して回路
シミュレーションを行っているため、回路素子間を接続
した後の電気特性の変動を考慮して、上記模擬ICのレ
イアウトを最適化でき、設計精度が一層向上する。
【0035】尚、上記実施例ではMIMキャパシタに矩
形で表された接続部を設け、この接続部を介してマイク
ロ波線路を接続する例を示したが、この接続部が面積の
ない線分であっても、例えば図8(a) に示したMIMキ
ャパシタの下地電極接続部(の図形)4はMIMキャパ
シタ(の図形)3のオーバーサイズとマイクロ波線路
(の図形)2のANDをとることにより作成することが
でき、本発明では、マスクパターンの自動発生は、回路
素子間の接続部を示す図形がなくとも可能である。
【0036】また、上記実施例では、マスクパターン発
生手段10cを、他の画像表示制御手段10a,回路シ
ミュレーション実行手段10d及びレイアウトデータフ
ァイル作成手段10bと共に同一の中央処理装置10内
に設けたが、本発明においては、このマスクパターン発
生手段10cを別のCAD装置(の中央処理装置内)に
設け、模擬ICの作成(レイアウトデータの作成)とI
C製造用のマスクパターンの作成とをそれぞれ別のCA
D装置を用いて行ってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るミリ波ま
たはマイクロ波ICのレイアウト設計法は、能動素子を
含む集中定数回路素子及び分布定数伝送線路のそれぞれ
を2次元平面上で閉じた簡略化図形として表しその図形
データが格納されたデータ記憶部から、設計すべきIC
を構成する集中定数回路素子及び分布定数伝送線路の簡
略化図形を外部信号に基づいて選択し、表示部の画面上
に画像表示する第1の工程と、設計すべきICの回路図
に対応した簡略化図形の集合からなるICレイアウトパ
ターンを、その面積が小さくなるように、表示部の画面
上に形成する第2の工程と、ICレイアウトパターンの
図形データを基に、予め格納された集積回路を製造する
各プロセスに対応して定義されたデザインルールを含む
演算処理データを外部信号に基づき呼び出すとともにこ
れを用いて図形演算を行って集積回路製造用のマスクパ
ターンを作成する第3の工程と、を含むので、ICレイ
アウトパターンの設計とマスクパターンの設計を分離で
き、図形データ量を必要最小限に抑えることにより、設
計作業時間を短縮化でき、製造プロセスの変更にも迅速
に対応することができるという効果を有する。さらに、
第2の工程と第3の工程の間に、表示部の画面上に形成
されたICレイアウトパターンの回路シミュレーション
を行い、このシミュレーション結果に応じてICレイア
ウトパターンが所望の電気的特性を有するとともに、そ
の面積が小さくなるように簡略化図形の面積ならびに寸
法を変更し、ICレイアウトパターンを最適化する第4
の工程を更に含むので、ICレイアウトパターンを最適
化する際の処理速度が速くなり、最適化に要する設計作
業時間を短縮化できるという効果がある。
【0038】また集中定数回路素子の簡略化図形がその
一部に、製造プロセスにおける回路素子間の接続余裕に
対応した接続部を有するので、離すべき素子間を近づけ
過ぎたりすることがなくなり、設計作業を容易に行うこ
とができるから設計作業時間を短縮することができると
いう効果がある。
【0039】また第5,第7の工程が、電磁解析理論に
基づいて簡略化図形の電磁結合を計算し、この計算結果
に基づいて、ICレイアウトパターンの回路シミュレー
ションを行う第8の工程と、この回路シミュレーション
結果に応じて、ICレイアウトパターンの面積が小さく
なるように、集中定数回路素子の簡略化図形の配置及び
分布定数線路の簡略化図形の形状を変更する第9のステ
ップを含むので、ICレイアウトパターンを構成する簡
略化図形間を接続した後の電気特性の変動を考慮して、
ICレイアウトパターンを構成する簡略化図形のレイア
ウトが最適化されることとなり、より精度の高いレイア
ウト設計を行う際の設計作業時間を短縮することができ
るという効果がある。
【0040】またこの発明に係るミリ波またはマイクロ
波ICのレイアウト設計装置は、集中定数回路素子及び
分布定数伝送線路のそれぞれを2次元平面上で閉じた簡
略化図形として表しその図形データを格納するデータ記
憶部と、このデータ記憶部から設計すべきICを構成す
る簡略化図形の図形データを外部信号に基づいて選択
し、この選択された図形データを基に、その面積が小さ
くなるように、選択された簡略化図形を接続するととも
に選択された簡略化図形の面積、寸法及び形状を外部信
号に基づき変更する画面表示制御部と、この画像表示制
御部からの信号に基づき簡略化図形ならびに簡略化図形
の集合から構成されるICレイアウトパターンを画像表
示する画像表示部と、この画像表示部に画像表示された
ICレイアウトパターンの図形データに基づき、予め格
納された製造プロセスに対応して定義されたデザインル
ールを含む演算処理データを外部信号に基づき呼び出す
とともにこれを用いて、図形演算を行って集積回路製造
用のマスクパターンを作成するマスクパターン発生部
と、を備えたもので、ICレイアウトパターンの設計と
マスクパターンの設計を分離して図形データを電気設計
に必要な最小限に抑えることにより、回路シミュレーシ
ョンを行う上で必要なメモリを縮小できるから、高速な
回路シミュレーションが可能で製造プロセスの変更に迅
速に対応できる設計装置を安価に構成できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるレイアウト設計方法
における設計作業の流れを示すフローチャート図であ
る。
【図2】この発明の一実施例によるレイアウト設計装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例によるレイアウト設計装置
によりレイアウト設計されるマイクロ波ICの一例を示
す等価回路図である。
【図4】上記図2に示したレイアウト設計装置のCRT
ディスプレイ上に表示されるマイクロ波ICを構成する
各回路素子を表す図形と各図形の接続例とを示した図で
ある。
【図5】上記図2に示したレイアウト設計装置のCRT
ディスプレイ上に表示された線幅が異なる2つのマイク
ロ波線路用の図形の接続例と、互いに垂直方向に延びる
2つのマイクロ波線路用の図形の接続例とを示した図で
ある。
【図6】上記図2に示したレイアウト設計装置のCRT
ディスプレイ上に表示されたマイクロ波ICを構成する
各回路素子を表す図形の集合体によって形成された模擬
ICのレイアウトパターンを示した図である。
【図7】上記図6に示した模擬ICのレイアウトデータ
を図形演算処理して得られたIC製造用のマスクパター
ンを示した図である。
【図8】上記図6に示した模擬ICと上記図7に示した
マスクパターンにおけるMIMキャパシタとマイクロ波
線路間の接続部を拡大して示した図である。
【図9】FETイオン注入工程用のマスクパターンを示
す図である。
【図10】FETオーミック電極形成工程用のマスクパ
ターンを示す図である。
【図11】FETゲート電極形成工程用のマスクパター
ンを示す図である。
【図12】MIMキャパシタ下地電極形成工程用のマス
クパターンを示す図である。
【図13】第1コンタクトホール形成工程用のマスクパ
ターンを示す図である。
【図14】第2配線金属形成工程用のマスクパターンを
示す図である。
【図15】第2コンタクトホール(エアーブリッジ金属
と第2配線金属のコンタクトホール)形成工程用のマス
クパターンを示す図である。
【図16】エアーブリッジ金属形成工程用のマスクパタ
ーンを示す図である。
【図17】バイアホール形成工程用のマスクパターンを
示す図である。
【図18】従来のレイアウト設計方法における設計作業
の流れを示すフローチャートである。
【図19】従来のレイアウト設計装置のCRTディスプ
レイ上に表示された線幅が異なる2つのマイクロ波線路
用マスクパターンの接続例と、互いに垂直方向に延びる
2つのマイクロ波線路用マスクパターン接続例とを示し
た図である。
【符号の説明】
1 ICチップ 2,2d,2e,2f,2g マイクロ波線路(マイク
ロ波線路を表す図形) 2a,2b マイクロ波線路用のマスクパターン 2c2h イクロ波線路を表す図 3 MIMキャパシタ(MIMキャパシタを表す図形) 3a MIMキャパシタの上地電極用のマスクパターン 3b MIMキャパシタの下地電極用のマスクパターン 4 MIMキャパシタの下地電極接続部を表す図形 4a MIMキャパシタの下地電極とマイクロ波線路の
コンタクトホール用のマスクパターン 5 MIMキャパシタの上地電極接続部を表す図形 5a MIMキャパシタの上地電極とマイクロ波線路を
接続するエアーブリッジ金属用のマスクパターン 5b エアーブリッジ金属とマイクロ波線路を接続する
コンタクトホール用のマスクパターン 5c エアーブリッジ金属とMIMキャパシタの上地電
極を接続するコンタクトホール用のマスクパターン 6 バイアホール(バイアホールを表す図形) 7 ボンディングパッド(ボンディングパッドを表す図
形) 8 FET(FETを表す図形) 9 FET接続部を表す図形 10 中央処理装置(CPU) 10a 画像表示制御手段 10b レイアウトデータファイル作成手段 10c マスクパターン作成手段 10d 回路シミュレーション実行手段 11 主記憶装置 12 ディスク装置 13 入力装置 14 プリンタ装置 15 画像データ変換装置 16 CRTディスプレイ 20 データ入出力システム 30 画像表示装置 40 データファイル格納装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/82 G06F 17/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミリ波またはマイクロ波の集積回路(以
    下ICという)を構成する能動素子を含む集中定数回路
    素子及び分布定数伝送線路のそれぞれを2次元平面上で
    閉じた簡略化図形として表しその面積ならびに寸法が上
    記回路素子及び上記線路それぞれの電気的データと対応
    するとともに上記寸法がそれぞれの実寸法に比例するよ
    うに規定された図形データとして格納されたデータ記憶
    部から、設計すべきICを構成する集中定数回路素子及
    び分布定数伝送線路の上記簡略化図形を外部信号に基づ
    いて選択し、表示部の画面上に画像表示する第1の工程
    と、 表示部の画面上に選択された簡略化図形を、設計すべき
    ICの回路図に基づき、上記簡略化図形の所定の辺同士
    を重ね合わせて接続し上記簡略化図形の集合からなる上
    記回路図に対応したICレイアウトパターンを、その面
    積が小さくなるように、表示部の画面上に形成する第2
    の工程と、 ICレイアウトパターンを構成する簡略化図形の図形デ
    ータを基に、予め格納された上記集積回路を製造する各
    プロセスに対応して定義されたデザインルールを含む演
    算処理データを外部信号に基づき呼び出すとともにこれ
    を用いて図形演算を行って集積回路製造用のマスクパタ
    ーンを作成する第3の工程と、 を含むミリ波またはマイクロ波ICのレイアウト設計
    法。
  2. 【請求項2】 第2の工程と第3の工程の間に、表示部
    の画面上に形成されたICレイアウトパターンの回路シ
    ミュレーションを行い、このシミュレーション結果に応
    じて上記ICレイアウトパターンが所望の電気的特性を
    有するとともに、その面積が小さくなるように簡略化図
    形の面積ならびに寸法を変更し、ICレイアウトパター
    ンを最適化する第4の工程を更に含むことを特徴とする
    請求項1記載のミリ波またはマイクロ波ICのレイアウ
    ト設計法。
  3. 【請求項3】 第2の工程と第3の工程の間に、表示部
    の画面上に形成されたICレイアウトパターンが有する
    所望の電気的特性を保持したままその面積が小さくなる
    ように、集中定数回路素子の簡略化図形の配置及び分布
    定数線路の簡略化図形の形状を変更し、上記ICレイア
    ウトパターンを最適化する第5の工程を更に含むことを
    特徴とする請求項1記載のミリ波またはマイクロ波IC
    のレイアウト設計法。
  4. 【請求項4】 第2の工程と第3の工程の間に、表示部
    の画面上に形成されたICレイアウトパターンの回路シ
    ミュレーションを行い、このシミュレーション結果に応
    じて上記ICレイアウトパターンが所望の電気的特性を
    有するように上記簡略化図形の面積ならびに寸法を変更
    して上記ICレイアウトパターンを最適化する第6の工
    程と、 ICレイアウトパターンが有する所望の電気的特性を保
    持したままICレイアウトパターンの面積が小さくなる
    ように、集中定数回路素子の簡略化図形の配置及び分布
    定数線路の簡略化図形の形状を変更し、上記ICレイア
    ウトパターンを最適化する第7の工程を更に含むことを
    特徴とする請求項1記載のミリ波またはマイクロ波IC
    のレイアウト設計法。
  5. 【請求項5】 集中定数回路素子の簡略化図形がその一
    部に、製造プロセスにおける回路素子間の接続余裕に対
    応した接続部を有することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項に記載のミリ波またはマイクロ波ICの
    レイアウト設計法。
  6. 【請求項6】 第5,第7の工程が、 電磁解析理論に基づいて簡略化図形の電磁結合を計算
    し、この計算結果に基づいて、ICレイアウトパターン
    の回路シミュレーションを行う第8の工程と、 この回路シミュレーション結果に応じて、ICレイアウ
    トパターンの面積が小さくなるように、集中定数回路素
    子の簡略化図形の配置及び分布定数線路の簡略化図形の
    形状を変更する第9のステップを含むことを特徴とする
    請求項3又は請求項4記載のミリ波またはマイクロ波I
    Cのレイアウト設計法。
  7. 【請求項7】 ミリ波またはマイクロ波のICを構成す
    る集中定数回路素子及び分布定数伝送線路のそれぞれを
    2次元平面上で閉じた簡略化図形として表しその面積な
    らびに寸法が上記回路素子及び上記線路それぞれの電気
    的データと対応するとともに上記寸法がそれぞれの実寸
    法に比例するように規定された図形データを格納するデ
    ータ記憶部と、 このデータ記憶部から設計すべきICを構成する集中定
    数回路素子及び分布定数伝送線路の簡略化図形の図形デ
    ータを外部信号に基づいて選択し、この選択された図形
    データを基に、その面積が小さくなるように、選択され
    た上記簡略化図形の所定の辺を外部信号に基づいて重ね
    合わせて接続するとともに選択された上記簡略化図形の
    面積、寸法及び形状を外部信号に基づき変更する画面表
    示制御部と、 この画像表示制御部からの信号に基づき簡略化図形なら
    びにこの簡略化図形の集合から構成されるICレイアウ
    トパターンを画像表示する画像表示部と、 この画像表示部に画像表示された上記ICレイアウトパ
    ターンの図形データに基づき、予め格納された上記集積
    回路を製造する各プロセスに対応して定義されたデザイ
    ンルールを含む演算処理データを外部信号に基づき呼び
    出すとともにこれを用いて、図形演算を行って集積回路
    製造用のマスクパターンを作成するマスクパターン発生
    部と、 を備えたミリ波またはマイクロ波ICのレイアウト設計
    装置。
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