JP2895374B2 - ファイルホルダの自動取り出し格納装置 - Google Patents

ファイルホルダの自動取り出し格納装置

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JP2895374B2
JP2895374B2 JP31937293A JP31937293A JP2895374B2 JP 2895374 B2 JP2895374 B2 JP 2895374B2 JP 31937293 A JP31937293 A JP 31937293A JP 31937293 A JP31937293 A JP 31937293A JP 2895374 B2 JP2895374 B2 JP 2895374B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カルテ等のシートやカ
ード、書類を複数枚収納できるファイルホルダを、自動
的に取り出し、または格納するための装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に実公昭57-23181号公
報、特公昭 60-6244号公報及び特公昭60-39602号公報、
特公昭60-52961号公報等にて、病院におけるカルテ等の
多数のシートやカードを分類して格納する手段として、
吊懸式のファイルホルダを使用して自動的に格納するこ
とを提案した。すなわち、このファイルホルダは、底ま
ち部(背部)を介して開閉自在に連結された一対のカバ
ー表紙の自由端に、その全長にわたって延びる厚肉状の
張出補強体をそれぞれ固着して、張出補強体の箇所で吊
懸けできるようにしたものである一方、格納装置は、フ
ァイルホルダの張出補強体を支持する吊懸レールが多数
並設された収納棚と、この収納棚の前面に沿って移動す
る搬送ユニットとを備えており、搬送ユニットを収納棚
の任意の箇所に移動させてファイルホルダを搬送ユニッ
トと収納棚とに移し換えることにより、ファイルホルダ
を自動的に格納・取り出すようにしたものであった。
【0003】そして、特公昭60-41961号公報では、搬送
ユニットのうちファイルホルダの収納箱の前面に沿って
移動するファイルホルダ送り装置内に、その反対側の挿
入口から挿入されたファイルホルダの厚みが一定の基準
値以上のものを検出するための接触式をセンサを設け、
一定の基準値以上の厚さのファイルホルダは元の位置に
戻し、基準値以下のファイルホルダはファイルホルダ送
り装置前部の放出口から収納箱に格納することを提案し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
60-41961号公報のセンサでは、単にファイルホルダの厚
さが基準値以上か以下であるかの二者選択的な判別し
できないから、その後のファイルホルダの取扱いも、上
述のような単純なものにしか適用できないという問題が
あった。また、規定厚さが異なる複数種類のファイルホ
ルダを使用する場合には全く対処できないという点も問
題であった。
【0005】本発明は、このような実情を改善すべくな
されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファイルホル
ダを1冊ずつ吊懸けできる単位吊懸部が間口方向に沿っ
て多数並設された収納棚と、前記収納棚の一側部に設け
た入出庫部に出し入れ自在な台車と、前記収納棚の前面
及び入出庫部にセットされた台車の前面に沿って移動す
る搬送ユニットとを備え、前記搬送ユニットと収納棚
び台車との間にファイルホルダを吊り換え自在なファイ
ルホルダの自動取り出し格納装置において、前記搬送ユ
ニットに、ファイルホルダを表裏両側から挟み得る一対
の可動式センサ体と、両センサ体の動き量に基づいてフ
ァイルホルダの厚さ寸法を検出するためのエンコーダ
と、ファイルホルダを特定するためのコードを読み取る
コード読取機とを設けており、前記センサ体を、ファイ
ルホルダの出入口側に配置する一方、前記コード読取機
を引き込み方向の奥側に配置した点に特徴を有する。
【0007】この場合、請求項2に記載したように、
記センサ体は、ファイルホルダの下端部まで接触し得る
ように上下に長い形態にするのが好適である。
【0008】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、病院等におけるファイルホル
ダ2を格納するための自動取り出し格納装置の一部破断
斜視図であり、格納装置は、相対向して配置された2つ
の収納棚1と、該各収納棚1の前面に沿って移動する搬
送ユニット3とを備えている。図2に示すように、各収
納棚1は上下複数段の棚板4を有し、各棚板4の下面側
には、図3及び図4に示すように、一定間隔にて吊支レ
ール体5を配設してあり、この隣接する2つの吊支レー
ル体5,5 間に、各ファイルホルダ2の上端部である張出
補強部6が吊けられる(図1〜図4参照)。すなわち、
隣合った一対の吊支レール体5,5 の箇所ごとに単位吊懸
部が構成される。
【0009】図5に示すように、ファイルホルダ2は、
合成樹脂製または紙製の左右一対のカバー表紙2a,2b を
中途で折り畳んで底まち部(背部)2cを設け、前記左右
一対のカバー表紙2a,2b の上端には、前後長手の合成樹
脂製等の張出補強体6,6 を接着剤等にて一体的に固着し
たものである。この張出補強体6,6 の前後部位には、後
に詳述する搬送ユニット3におけるファイルホルダ移送
用の挟持爪体39,39 が係脱するための係合孔7を穿設し
ている。また、一方のカバー表紙2aのうち一側寄りの部
には、当該ファイルホルダ2を特定するためのバーコ
ードが記入された紙片(図示せず)を収納するポケット
部8を備えている。更に、一方のカバー表紙2aのうちポ
ケット部8の箇所には、後述するバーコード読取機29か
らの検査用レーザ光がバーコード紙片の表面に直接照射
できるように、透かし孔9が穿設されている。
【0010】図1に示すように、前記2つの収納棚1,1
の間の通路には、レールに沿って移動するスタッカーク
レーン10を配置し、該スタッカークレーン10のコラム11
に、搬送ユニット3が上下動自在に取付けられている。
各収納棚1の前面側には、ファイルホルダ2を運搬する
ための台車12を入れる入出庫部13が設けられ、少なくと
も一方の収納棚1の前面には、ファイルホルダ2を1つ
づつ緊急に取り出すための緊急出庫部14が設けられてい
る。
【0011】図示しない制御装置とその操作パネル15
(この操作パネル15は収納棚1から離れた箇所に設置し
ても良い)への入力操作等にて、収納棚1,1 における所
定の単位吊懸部に搬送ユニット3を移動させて作動させ
ることにより、指定されたファイルホルダ2を搬送ユニ
ット3に取り出し、次いで、搬送ユニット3を入出庫部
13に移動させて作動させることにより、必要とするファ
イルホルダ2が台車12に取り込まれる。また、入出庫部
13内に位置させた台車12から搬送ユニット3にファイル
ホルダ2を取り込むに際して、バーコード読取機29にて
前記バーコードを読み取ってファイルホルダ2の個別認
識を行うと共に、後述する厚み検出手段61にてファイル
ホルダ2の最大箇所の厚みを検出することにより、収納
棚1のうち前記厚みに応じた空の単位吊懸部の番地を決
定し、スタッカークレーン10の横移動及び搬送ユニット
3の縦移動により、その箇所にファイルホルダ2を格納
する。ファイルホルダ2の特定番号と収納番地とは前記
制御装置にデータとして記憶される。従って、次回にそ
のファイルホルダ2を取り出す時には、ファイルホルダ
2の特定番号を入力すれば、所定の単位吊懸部に搬送ユ
ニット3が自動的に移動して取り出すことができる。
【0012】なお、前記台車12にも収納棚1と同じ構成
の吊支レール体5を並設してあり、作業者は、格納すべ
きファイルホルダ2を任意の部位に差し込んで吊懸け
る。また、一方の収納棚1内には、バーコード読み取り
不良、格納不良等のファイルホルダ2を一時的に保管す
る臨時保管部16が設けられている。次に、図6〜図18を
参照しながら、搬送ユニット3の構成を説明する。例え
ば図6〜8に示すように、搬送ユニット3は箱型のケー
ス17を備えており、このケース17のうち一方の収納棚1
に対向した前面は出入口として開放されている。図7や
図8に示すように、ケース17の上部には、1冊のファイ
ルホルダ2における張出補強体6の係合孔7に係合する
挟持搬送手段18を、前記入出庫部13における台車12内ま
たは収納棚1における任意の単位吊懸部に対して前後
(図6の矢印A方向及びB方向)に移動するように、ケ
ース17の奥部と出入口との箇所に大きく移動するように
配置している(挟持搬送手段18の具体的構造は後述す
る)。例えば図6及び図9に示すように、ケース17内に
は、ファイルホルダ2を1冊ずつ引き込み切った状態に
吊懸支持するための複数の収納箱19a,19b を並設してい
る。これら複数の収納箱19a,19b は、収納箱移動手段に
より、前記挟持搬送手段18の移動方向と平面視で交叉
(直交)する方向(図6のC-D 方向) に移動可能に構成
されている。
【0013】さらに、ケース17には、左右一対の差し込
み板21,21 を備えたリストアガイド手段20が設けられて
いる。このリストアガイド手段21は、収納箱19a,19b か
位吊懸部に対してファイルホルダ2を繰り出すと
き、目的とする単位吊懸部の隣に吊懸けられたファイル
ホルダ2の上下中途部を横方向に偏位させることによ
り、繰り出すべきファイルホルダ2の収納隙間を収納棚
2に確保するためのものである。
【0014】図6及び図7から理解できるように、リス
トアガイド手段20の差し込み板21,21 は、ケース17の出
入口近傍に配置され、収納箱19a,19b はその奥側に配置
されていて、両収納箱19a,19b の前面が開放されてい
る。本実施例では、2つの収納箱19a,19b は一体として
移動するように連結され、ケース17の底面のレール22,2
2 に摺動自在に載置され、ケース17の後部に固定された
一方向回転する横移動用モータ23とリンク24とからなる
収納箱移動手段を介して、図6の矢印C方向及びD方向
に往復移動できる。なお、この移動を検出するための横
移動センサ25a,25b がケース17の後部に配置されている
(図6参照)。
【0015】各収納箱19a,19b の上端には、各ファイル
ホルダ2における張出補強体6を摺動自在に載置できる
左右一対の載置ガイドレール26,26 が設けられている。
図7及び図9に示すように、ケース17の出入口に設けた
左右一対のL字状のブラケット27,27 に、左右対の前ガ
イドレール28,28 が固定されている。ファイルホルダ2
が矢印C方向及びD方向に移動すると、いずれか一方の
収納箱19a,19b における載置ガイドレール26,26 と前記
前ガイドレール28,28 とが一直線状に並んで、ファイル
ホルダ2を収納箱19a,19b 内に引き込んだり繰り出した
りすることが可能となる。
【0016】図6に示すように、ケース17の一側にはバ
ーコード読取機29を設けている。バーコード読取機29
は、ファイルホルダ2の引き込み方向に沿って奥側に配
置されている。このバーコード読取機29から照射された
検出用の光は、各収納箱19a,19b の側面に穿設された孔
30a,30b を通過して、各収納箱19a,19b 内のファイルホ
ルダ2におけるバーコード紙片に当たって反射し、これ
により、バーコードが読取られる。さらに、ケース17の
左右両側に設けた光透過型センサ31a,31b(図7,8参照)
て、ケース17内のファイルホルダ2の有無を検出す
る。
【0017】本実施例では、台車12または収納棚1から
搬送ユニット2にファイルホルダ2を取り込むときに
は、バーコード読取機29から遠い側の収納箱19aに対し
て最初にファイルホルダ2を収納し、次いで近い側の収
納箱19bに対して収納する。これにより、1台のバーコ
ード読取機29で、全てのファイルホルダ2におけるバー
コードを読取ることができる。ファイルホルダ2を搬送
ユニット2から外に排出(送り出し)するときには、前
記バーコード読取り機29に近い側の収納箱19bのファイ
ルホルダ2から開始する。換言すると、先入れ、後出し
形式となる。収納箱は3個以上10個程度であっても良
い。
【0018】前記挟持搬送手段18の詳細は図11〜図14で
示している。挟持搬送手段18は、ケース17内の上部に設
けた前後長手のレール32に摺動自在に載置され、前記載
置ガイドレール26,26 と前記前ガイドレール28,28 との
上方にわたって往復移動するものである。挟持搬送手段
18は本体ブロック18aを備えており、その一側に係止部
33を設けて、この係止部33に固定したチェン34を、図6
に示すように、アイドルチェンスプロケット35,35 及び
駆動モータ36の駆動チェンスプロケット37に巻掛けてい
る。駆動モータ36の正回転及び逆回転にて、挟持搬送手
段18は、図10の前進位置(実線位置)から後部の待機位
置(二点鎖線位置)まで移動可能である。本体ブロック
18aの前面側には、前記載置ガイドレール26,26 及び前
ガイドレール28,28 間の上方に沿って移動する左右一対
の案内固定爪38,38 と、その下方で狭拡回動する左右一
対の挟持爪体39,39 とが備えられている。挟持爪体39,3
9をファイルホルダ2における張出補強体6の係合穴7
に係合させ、その状態で挟持搬送手段18を移動させるこ
とにより、ファイルホルダ2を搬送ユニット3と収納棚
1又は台車12との間に移行できる。案内固定爪38,38
は、ファイルホルダ2における張出補強体6の先端が多
少開いていたり、湾曲変形していても誘い込めるように
するためのものであり、また、挟持爪体39,39 を開くと
当該挟持爪体39,39 は案内固定爪38,38 の内側面から隠
れるため、ファイルホルダ2を確実に挟持解除できる。
【0019】図14に示すように、挟持爪体39,39 は各々
一体的に回転する歯車対40,40 にて互いに連動して回動
する。また、一方の挟持爪体39の基端側に連結したリン
ク41と回動型電磁ソレノイド42とにて作動する。電磁ソ
レノイド42には、ケース17の上板下面に前後長手方向に
配置した供給電線(図示せず)から本体ブロック18a上
面に突設した一対の給電子43,43 を介して給電される。
なお、符号44は、挟持爪体39,39 における先端39a,39a
の開き位置を規制するためのストッパーである。ファイ
ルホルダ2における係合孔7内で一対の挟持爪体39,39
の先端39a,39a が閉じることで、本体ブロック18aはフ
ァイルホルダ2に外れ不能となる。
【0020】さらに、例えば図12及び図13に示すよう
に、本体ブロック18aの一側には、横軸45にて上下回動
可能に支持された側面視L字状のラッチレバー46を設
け、このラッチレバー46の先端には、後述するリストア
ガイド手段20を一定距離L1だけ前進させるための押圧ロ
ーラ47と、その押圧を解除するための案内ローラ48とが
設けられており、これらは付勢ばね49にて下向き付勢さ
れている。
【0021】次に、図6〜図8、図15及び図16を参照し
ながら、リストアガイド手段20の構成について説明す
る。本実施形態のリストアガイド手段20は、ケース17内
面に設けた前後長手の上下及び左右対(合計4本)のコ
字状ガイドレール50に沿ってコロ52を介して移動する4
本の移動梁51と、該各移動梁51に枢軸53を介して左右回
動する4本のアーム54と、これらの右上下アーム54及び
左上下アーム54の各々先端に跨がって固着された左右対
の差し込み板21,21 とを備えており、下側の左右の移動
梁51,51 は連結ブラケット55にて剛性を有するように補
強されている。そして、各アーム54は、枢軸53の箇所に
遊嵌した捩じりばねにより、左右一対の差し込み板21,2
1 の先端側が閉じ勝手となるように付勢されており、且
つ、移動梁51,51 に固定したストッパー片56,56 にて、
前記左右の差し込み板21,21 の先端の左右間隔が、ファ
イルホルダ2の上部側の厚みより若干大きい間隔で保持
されるように規制されている。また、ケース17に一端を
係止した復帰ばね57にて、移動梁51を後退方向(図15の
矢印B方向)に付勢している。符号58は、移動梁51の後
退位置を規制すると共に後退移動の衝撃力を緩和するた
めのダンパーである。
【0022】前記挟持搬送手段18の本体ブロック18aひ
いては挟持爪体39が後端待機位置から矢印A方向に前進
するとき、ラッチレバー46の押圧ローラ47が一方の移動
梁51の後端に設けた係止ブロック59の垂直状後端面に当
接して、この係止ブロック59を前方に押し出す。これに
より、4本ずつの移動梁51とアーム54と差し込み板21は
一体になって前進動する。いずれかの収納箱19a,19b に
収納されたファイルホルダ2の係合穴7に挟持搬送手段
18を係合させた状態で、その挟持搬送手段18を前進させ
ることにより、ファイルホルダ2を搬送ユニット3から
収納棚1又は台車12に移し換えるに際して、一対の差し
込み板21,21 が先に収納棚1又は台車12の内部に進入す
ることにより、目的とする単位吊懸部の隣に既に吊懸け
られているファイルホルダ2が左右側方に押しやられる
ため、ファイルホルダ2は、先に吊懸けられているファ
イルホルダ2に衝突することなくスムースに載せ換えら
れる。そして、ケース17の内面またはガイドレール50に
固定した山形案内ブロック60(図7及び図16参照)に前
記ラッチレバー46の案内ローラ48が乗ると、当該ラッチ
レバー46は横軸45を中心にして上向き回動し、押圧ロー
ラ47と係止ブロック59との係合が解除されるので、差し
込み板21,21 は距離L1だけ前進した後、復帰ばね57の力
にて後退する(図16参照)。差し込み板21,21 が後退し
た後も挟持搬送手段18は大きく前進し、それから後退す
る。挟持搬送手段18の後退時には、ラッチレバー46にお
ける押圧ローラ47が、係止ブロック59における後方に向
けて高くなるように傾斜した前端面に乗り上げることに
より、ラッチレバー46は逃げ回動して係止ブロック59を
乗り越える。このため、挟持搬送手段18の後退動が許容
され、挟持爪体39は前述の待機位置に戻ることができ
る。
【0023】なお、ケース17内の収納箱19a,19b に対し
てファイルホルダ2を取り込みが完了した位置、つま
り、図7の二点鎖線で示すように載置ガイドレール26上
にファイルホルダ2の張出補強体6が載置されて挟持爪
体39,39 が開く位置(図10の一点鎖線参照)では、前記
押圧ローラ47が係止ブロック59に乗り上げる手前の位置
となるようにしても良い。
【0024】次に、図7、図17〜図20を参照しながらフ
ァイルホルダ2の厚みを検出するための厚み検出手段61
について説明する。本実施例における厚み検出手段61
は、前記リストアガイド手段20における左右対の差し込
み板21,21 と収納箱19a,19b との間の空間に配置されて
おり、左右一対の縦軸62,62 と一体的に左右回動可能に
装着された縦長のセンサ体63a,63b と、搬送挟持手段18
により収納箱19a,19b 内にファイルホルダ2を取り込む
ときこのファイルホルダ2の左右両カバー表紙2a,2b に
接触することにより回動する両センサ体63a,63b のうち
の一方または双方の回動角度を検出するためのロータリ
エンコーダ64とを備えている。ロータリエンコーダ64の
検出値から、ファイルホルダ2の左右両カバー表紙2a,2
b 間の間隔のうち最も厚い部分の厚みを換算し検出する
ものである。例えば図7や図8に示すように、両センサ
体63a,63b の下端部は、収納箱19a,19b に収納されたフ
ァイルホルダ2の下端部まで延びており(すなわち、フ
ァイルホルダ2の底まち部2cに当たり得る位置まで延び
ており)、上端部は、ファイルホルダ2の首下近傍に位
置している。
【0025】本実施例では、ファイルホルダ2と接当す
る程度が異なることにより左右両センサ体63a,63b の回
動角度が食い違っていても、その回動角度を加算手段で
加算し、両センサ体63a,63b の回動角度の総和からファ
イルホルダ2の厚みを正確に検出できるようにしてい
る。この加算手段の構造は次の通りである。図17に示す
ように、一方のセンサ体63bが取付けられた縦軸62は、
ケース17に固定された支持ブラケット65に回動自在に支
持されており、縦軸62の下端には、センサ体63aと一体
的に水平回動するリンク板66が取付けられている。この
リンク板66にはラック67と左右長手の案内溝68とが設け
られている。他方のセンサ体63aと一体的に回動する縦
軸62は、上下対の支持ブラケット板69,69 に対して回動
可能に嵌挿され、この上下支持ブラケット板69,69 は、
連結体70に取付けられている。連結体70の基部は、復帰
ばね71付きのピン軸72を介して支持ブラケット73に左右
回動可能に装着されており、支持ブラケット73はケース
17に固定されている。他方のセンサ体63aが取付いた縦
軸62には第1歯車74が一体に回転するように取付けられ
ており、この第1歯車74は、上支持ブラケット板69に回
転可能に支持された第2歯車75を介して第3歯車76を回
転させる。この第3歯車76にはロータリエンコーダ64が
取付けられている。前記他方のセンサ体63aが取付いた
縦軸62の下端には第4歯車77が一体回転するように取付
けられており、この第4歯車77は、前記リンク板66に設
けたラック67に噛み合うように配置されている。そし
て、他方のセンサ体63bが取付いた縦軸62の下端は、リ
ンク板66における案内溝68に嵌挿されて外れ不能となっ
ている。
【0026】なお、支持ブラケット板69、連結体70及び
支持ブラケット73は、一方の差し込み板21の基部側に穿
設された通過孔78(図15参照)内に位置して、この差し
込み板21の回動時に互いに干渉しないように構成されて
いる。前記の構成により、図18に示すように、矢印B方
向に取り込まれるファイルホルダ2の左右の厚み(寸法
H1)にて、左右両センサ体63a,63a がE,E'方向に回動す
る。右センサ体63bの回動にてリンク板66が回動する
が、左センサ体63aにおける縦軸62の下端が案内溝68に
嵌まっているので、その縦軸62における第4歯車77とリ
ンク板66におけるラック67との噛み合いは外れない。従
って、右センサ体63bの回動及び/または左センサ体63
a自体の回動にて第4歯車77が回動し、その回動角度は
縦軸62、第1歯車74、第2歯車75を介して第3歯車76に
伝達されるので、この回動角度をロータリエンコーダ64
にて読取ることができるのである。このようにして、右
センサ体63bの回動角度と左センサ体63aの回動角度の
総和量を1個のロータリエンコーダ64で検出することが
できるから、左右両センサ体63a,63b に対するファイル
ホルダ2の当たり(接触)が偏っていても、その厚みを
正確に検出することができるのである。他の実施例とし
て、前記第1歯車74〜第3歯車76を介在させることな
く、第4歯車77の回動角度をロータリエンコーダ64にて
検出するようにしても良いし、各センサ体63a,63b ごと
にロータリエンコーダ64,64 を装着して、その両者の検
出値を加算してファイルホルダ2の厚みを正確に検出す
るようにしても良い。
【0027】なお、ファイルホルダ2の厚みを検出する
のは、入出庫部13内にて台車12から搬送ユニット3に
ァイルホルダ2を移し換えるときのみ実行すれば良い。
ファイルホルダ2を収納箱19a,19b から外に排出すると
きにも、左右両センサ体63a,63b がF,F'方向に回動する
が、この排出モード(繰り出しモード)のときには、検
出値を出力しないように、またはその検出値データを記
憶しないように設定しておけば良い。収納棚1からファ
イルホルダ2を取り出す際にその厚みをチェックして、
台車12への収納間隔の設定を容易にする工夫を実行して
も良い。
【0028】図19に示すように、左右両差し込み板21,2
1 の基部に設けた当接ローラ80が、矢印F,F'方向に回動
するセンサ体63a,63b にて押圧されるように構成する
と、ファイルホルダ2を収納箱19a,19b から外に排出す
るとき、左右両差し込み板21,21 の相対向する内側面間
の間隔が広がり、挟持搬送手段18により押し出されるフ
ァイルホルダ2の左右両外側面との接触抵抗がなくなる
(または少なくなる)ので、円滑な排出(送り出し)が
可能となる利点がある。
【0029】次に、入出庫部13内の台車12から搬送ユニ
ット3へのファイルホルダ2取り込み(移し換え)の操
作手順について説明する。準備段階として、搬送ユニッ
ト3における挟持搬送手段18を待機位置(収納箱より後
方)に停止させておき、横移動用モータ23を作動させて
空状態の収納箱19a,19b を矢印D方向に移動させ、バー
コード読取機29より遠い側の収納箱19aが両センサ体63
a,63b 間に位置するようにセットする。
【0030】入出庫部13内の台車12の前面に位置させた
搬送ユニット3を、吊懸けられたファイルホルダ2の並
び方向に走行させ、搬送ユニット3のケース17上に設け
たファイルホルダ有無センサ81にてファイルホルダ2の
有無を検出し、ファイルホルダ2の前で搬送ユニット3
を停止させる。
【0031】次いで、この状態で挟持搬送手段18を出入
口方向(矢印A方向)に前進させると、リストアガイド
手段20における移動梁51後端の係止ブロック59をラッチ
レバー46の押圧ローラ47にて押し出すので、差し込み板
21,21 が前記吊懸位置のファイルホルダ2の左右両側に
差し込まれる。そのまま挟持搬送手段18は矢印A方向に
前進し、本体ブロック18aにおける開いた状態の挟持爪
体49,39 がファイルホルダ2における係合孔7の箇所に
来ると、本体ブロック18aの前進を停止させると共に電
磁ソレノイド42を作動させ、両挟持爪体39,39 を閉じ
る。他方、挟持搬送手段18の前進初期において、ラッチ
レバー46の案内ローラ48が山形案内ブロック60に乗り上
て、前記押圧ローラ47と係止ブロック59との係合が外
れ、復帰ばね49力にてリストアガイド手段20は後退す
る。
【0032】次いで、本体ブロック18aを矢印B方向に
後退させる。すると、引き込み途次においてファイルホ
ルダ2が左右両センサ体63a,63b の自由端に当接して、
図20に示すように両センサ体63a,63b が水平回動するこ
とにより、当該ファイルホルダ2の厚み寸法が検出され
る。また、このファイルホルダ2の後退に際して、バー
コード読取機29にてバーコードを読み取ることにより、
収納箱19a内のファイルホルダ2が特定(個別認識)さ
れる。ファイルホルダ2の上端の張出補強体6が一方の
収納箱19a上の載置ガイドレール26にすっかり載ると、
両挟持爪体39,39 を開き、本体ブロック18aを待機位置
まで一旦後退させる。次いで、横移動用モータ23を作動
させ、収納箱19a,19bを矢印C方向に移動させ、他方の
収納箱19bがケース17の出入口に向けて開口するように
セットし、前記と同様の動作にて他方の収納箱19b内に
別のファイルホルダ2を取り込むのである。収納棚1か
ら搬送ユニット3にファイルホルダ2を取り込むときも
同様の手順で行われる。
【0033】次に、搬送ユニット3から収納棚1の吊支
レール体5,5 の間にファイルホルダ2を格納する(差し
込む)動作手順について説明する。挟持搬送手段18の本
体ブロック18aを待機位置まで後退させた状態で、他方
の収納箱19bが出入口と対面するようにセットし、次い
で、本体ブロック18aを矢印A方向に前進させ、一旦停
止の後、両挟持爪体39,39 を閉じて係合孔7に係合さ
せ、さらに本体ブロック18aを前進させる。これによ
り、図19に示すように、ファイルホルダ2の端部にて左
右両センサ体63a,63b を押し広げ、当接ローラ80,80 を
介して差し込み板21,21 の間隔を若干拡げる。このとき
略同時に前記ラッチレバー26にて係合ブロック59を押す
ので、リストアガイド手段20は前進し、左右両差し込み
板21,21 が、収納棚1における所定の単位吊懸部の左右
間隔を確保するようになる。従って、この単位吊懸部に
隣接して既に吊支レール体5,5 にファイルホルダ2が存
在しているときには、この左右両側のファイルホルダ2,
2 を横方向に偏位させて、収納(格納)すべきファイル
ホルダ2の挿入が容易ならしめられる。
【0034】挟持搬送手段18の本体ブロック18aが最前
進した位置で停止すると、ファイルホルダ2は収納棚1
における吊支レール体5,5 に吊支された状態となるの
で、挟持爪体39,39 を開き、本体ブロック18aを待機位
置まで後退させる。次いで、横移動用モータ23を作動さ
せることにより、収納箱19a,19b を矢印C方向に移動さ
せて、一方の収納箱19aがケース17の出入口に向けて開
口するようにセットし、前記と同様の動作にて、一方の
収納箱19a内のファイルホルダ2を送り出すのである。
この一連の動作は、搬送ユニット3から台車12にファイ
ルホルダ2を移し換えるときも同様の手順で実行され
る。
【0035】本実施例において、向かい合った2つの収
納棚1,1 に1台の搬送ユニット3でファイルホルダ2を
出し入れするために、ケース17は、180 度水平回転し得
る状態でスタッカークレーン10のコラム11に取付けられ
ている。なお、前記実施例では収納棚1の前面に沿って
移動するスタッカークレーン10に、搬送ユニット3を上
下動するように設けたが、収納棚1における上下各段毎
に搬送ユニット3を横移動するように設けても良いので
ある。
【0036】ところで、図4に示すと共に前述したよう
に、前記収納棚1では、並列配置された隣合う同一形状
の吊支レール体5,5 の間の隙間にファイルホルダ2上部
の左右一対の張出補強体6,6 を挿通し、この各張出補強
体6,6 の下面が前記吊支レール体5のレール部に載置さ
れるようにしている。そして、この隣合う吊支レール体
5,5 の配置間隔(ピッチ)P1(実施例では12mmピッ
チ)が狭いと、厚いファイルホルダ2を前記隣接する吊
支レール体5,5の配置間隔で吊り懸けることができな
い。さりとて、ファイルホルダ2の厚さ範囲ごとにピッ
チの異なる吊支レール体5,5 を配置することは、製造に
手間が掛かるばかりか、ファイルホルダの厚さグループ
ごとに格納できる冊数が予め規定されてしまうため、フ
ァイルホルダ2の厚さの変動に対する対応ができないと
いう点で問題である。そこで本実施例では、各収納棚1
における複数の上段については、隣合う吊支レール体5,
5 の配置間隔(ピッチ)P1で薄い厚さのファイルホルダ
2を吊懸ける第1収納部とし、下段の所定区域について
は隣合う吊支レール体5の一つとばし間隔(2×P1ピッ
チ)でファイルホルダ2を吊懸けるための第2収納部、
及び2つとばし間隔(3×P1ピッチ)で吊懸ける第3収納
部を特定しておき、予め、制御装置(図示せず)に、前
記第1収納部、第2収納部及び第3収納部の収納番地の
範囲を記憶させておき、ファイルホルダを入庫する場
合、入庫部で、一つのファイルホルダごとにバーコード
等にて記録されたその特定番号をバーコード読取機で読
み取り、且つそのファイルホルダの厚みを厚み検出手段
にて検出しておく。更に、この厚みのデータを記憶して
その厚みに対応する間隔で格納すべき収納部まで搬送ユ
ニットを移動させ、このファイルホルダを搬送ユニット
にて空の番地の単位吊懸部に格納し,その収納番地と前
記特定番号と前記厚みのデータを1ブロック(一纏め)
のデータとして記憶しておく。そして、所定のファイル
ホルダを収納棚から取り出すときには、特定番号をキー
入力すると、その特定番号と対で記憶された収納番地に
向かって搬送ユニットが移動して、その収納番地から所
定のファイルホルダを取り出し、出庫部に搬出されてく
るように制御する。
【0037】このようにすれば、カルテやシート等の書
類を多数枚収納して一対のカバー表紙の上下中途部が脹
らんだファイルホルダ2も確実に格納することができ
る。
【0038】
【発明の作用・効果】本発明によると、台車を使用する
ことによって大量のファイルホルダを一度に入庫できる
ファイルホルダ用自動取り出し格納装置において、ファ
イルホルダを入庫するために搬送ユニットに取り込むに
際してファイルホルダの厚さ寸法を検出できるため、フ
ァイルホルダを、その厚さ寸法に応じて分別して格納し
たり、厚さ寸法の異なるファイルホルダをできるだけ隙
間をなくした状態で並べて格納したりすることができ、
このため、厚さ寸法の異なるファイルホルダを効率良く
格納することができる。換言すると、ファイルホルダの
格納位置をその厚さ寸法に応じて設定できるため、格納
装置の制御の自由性が向上して、従来の格納装置の比べ
て使用価値を格段に向上できる。
【0039】また、可動式のセンサ体を搬送ユニットの
出入口側に配置し、コード読取機を奥側に配置している
ため、搬送ユニットの狭いスペースにセンサ体とコード
読取機とをバランス良く配置できる。また、実施形態の
ようにファイルホルダの引き込みによって押し広げられ
るセンサ体を使用すると、ファイルホルダの厚さ寸法
を、横幅方向に沿った広い範囲にわたって検出できるた
め、ファイルホルダが幅方向に沿った箇所で厚さが異な
っている場合でも、最も厚い部分の厚さ寸法を検出する
ことができ、その結果、厚さに応じた箇所への格納をよ
り確実ならしめることができる。 また、センサ体がファ
イルホルダの姿勢を揃えるガイドの役割をも果たし得る
ため、コード読取機でファイルホルダのコードを読み取
るにおいて検知性能を向上できる。
【0040】 ところで、例えば段落0037で言及したよう
に、ファイルホルダは書類の枚数がある程度以上に増え
れば膨らむものであり、格納先を設定するに当たっては
最大厚さ寸法が問題になる。この場合、ファイルホルダ
が膨らんでいない状態では、ファイルホルダは底部(背
部)の箇所で厚さ寸法(規定厚)が最も大きく、書類が
増えてファイルホルダが膨れると、ファイルホルダは底
部と張り出し補強体との間の中途部で厚さ寸法が最も大
きくなる。そして本発明の請求項2の構成によると、セ
ンサ体は、その下端部がファイルホルダの下端部(底
部)に接触し得る状態で上下方向に長く延びているか
ら、ファイルホルダの規定厚が複数種類あっても、ファ
イルホルダが膨らんでいない状態での最大厚さ寸法も、
膨らんでいる状態での最大厚さ寸法も支障無く検出する
ことができる。換言すると、ファイルホルダの規定厚の
違いや膨れの有無に関係なく最大厚さ寸法を検出するこ
とができるのであり、その結果、規定厚が異なる複数種
類のファイルホルダを、最大厚さ寸法に応じて的確に格
納することができるのである。また、ファイルホルダの
膨れ具合がまちまちであっても、最も厚い部分の厚さ寸
法を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】格納装置の一部破断斜視図である。
【図2】収納棚の側断面図である。
【図3】図2の III−III 線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視正面図である。
【図5】ファイルホルダの斜視図である。
【図6】図7のVI−VI矢視で示す搬送ユニットの断面図
である。
【図7】図6のVII −VII 矢視断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII視矢視図である。
【図9】図7のIX−IX矢視断面図である。
【図10】挟持搬送手段の移動範囲を示す平面図であ
る。
【図11】挟持搬送手段における本体ブロックの平面図
である。
【図12】本体ブロックの一部破断側面図である。
【図13】本体ブロックの正面図である。
【図14】本体ブロックによる挟持作用説明図である。
【図15】リストアガイド手段の斜視図である。
【図16】リストアガイド手段の側面図である。
【図17】厚み検出手段の分解斜視図である。
【図18】厚み検出手段の平面で示す作用説明図であ
る。
【図19】厚み検出手段とリストアガイド手段の位置関
係を示す斜視図である。
【図20】ファイルホルダの取り込み時の作用説明図で
ある。
【図21】ファイルホルダの排出時の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
1 収納棚 2 ファイルホルダ 3 搬送ユニット 5 吊支レール体 6 張出補強体 7 係合孔 10 スタッカークレーン 12 台車 13 入出庫部 17 ケース 18 挟持搬送手段 18a 本体ブロック 19a,19b 収納箱 20 リストアガイド手段 21 差し込み板 23 横移動用モータ 24 リンク 29 バーコード読取機 34 チェン 36 駆動モータ 39 挟持爪体 42 電磁ソレノイド 46 ラッチレバー 47 押圧ローラ 48 案内ローラ 50 ガイドレール 51 移動梁 54 アーム 59 係止ブロック 60 山形案内ブロック 61 厚み検出手段 63a,63b センサ体 64 ロータリエンコーダ 66 リンク板 67 ラック 74,75,76,77 歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B65H 7/00 - 7/20 B65H 43/00 - 43/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルホルダを1冊ずつ吊懸けできる単
    位吊懸部が間口方向に沿って多数並設された収納棚と、
    前記収納棚の一側部に設けた入出庫部に出し入れ自在な
    台車と、前記収納棚の前面及び入出庫部にセットされた
    台車の前面に沿って移動する搬送ユニットとを備え、前
    記搬送ユニットと収納棚及び台車との間にファイルホル
    ダを吊り換え自在なファイルホルダの自動取り出し格納
    装置であって、 前記搬送ユニットに、ファイルホルダを表裏両側から挟
    み得る一対の可動式センサ体と、両センサ体の動き量に
    基づいてファイルホルダの厚さ寸法を検出するためのエ
    ンコーダと、ファイルホルダを特定するためのコードを
    読み取るコード読取機とを設けており、前記センサ体
    を、ファイルホルダの出入口側に配置する一方、前記コ
    ード読取機を引き込み方向の奥側に配置していること、 を特徴とするファイルホルダの自動取り出し格納装置。
  2. 【請求項2】前記センサ体は、ファイルホルダの下端部
    まで接触し得るように上下に長い形態であることを特徴
    とする請求項1に記載したファイルホルダの自動取り出
    し格納装置。
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