JP2894075B2 - トランジスタ回路 - Google Patents

トランジスタ回路

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JP2894075B2
JP2894075B2 JP6442192A JP6442192A JP2894075B2 JP 2894075 B2 JP2894075 B2 JP 2894075B2 JP 6442192 A JP6442192 A JP 6442192A JP 6442192 A JP6442192 A JP 6442192A JP 2894075 B2 JP2894075 B2 JP 2894075B2
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伸博 平井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトランジスタ回路に関
し、特に制御電圧によるレギュレータ出力スイッチング
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレギュレータ出力スイッチング回
路は、図2に示すように、2個のレギュレータ7,8
と、各レギュレータ出力に1個ずつ接続された2個のス
イッチ回路9,10と、そのスイッチ回路9,10の出
力を共通接続した出力端子4とを有している。
【0003】スイッチ回路9がオンで、スイッチ回路1
0がオフのとき、出力端子4には、レギュレータ7のレ
ギュレータ電圧が出力され、スイッチ回路9がオフでス
イッチ回路10がオンのとき、レギュレータ8の電圧が
出力される。このように、スイッチングにより、2種類
のレギュレータ出力を得ることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のレギュレー
タ出力スイッチング回路では、2種類のレギュレータ出
力を得るために、2個のレギュレータが必要であり、素
子数が20個前後で構成される標準的レギュレータ回路
を考えると、約40個の素子がレギュレータに費やされ
る。
【0005】また、さらに多くのレギュレータ出力を得
ようとした場合、その出力の種類をn個とすれば、n個
のレギュレータが必要であり、よって約20×n個の素
子が費やされる。以上のように、複数のレギュレータ出
力を得るために、多くの素子数が必要であるという問題
点があった。
【0006】本発明の目的は、前記問題点を解決し、少
ない素子数で構成できるようにしたトランジスタ回路を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトランジスタ回
路の構成は、定電流源と前記定電流源の一端にエミッタ
が共通に接続された2つのトランジスタと前記2つのト
ランジスタのそれぞれのコレクタに接続された2つの抵
抗とで構成されたスイッチ回路と、前記スイッチ回路に
よって動作・非動作が決定される第1,第2の差動回路
と、前記第1,第2の差動回路の動作・非動作によって
出力端を切り替える手段とを備えることを特徴とする。
【0008】例えば、本発明のトランジスタ回路の構成
は、第1の差動回路を構成する一方のトランジスタのコ
レクタは、カレントミラー回路を構成しかつコレクタと
ベースとが互いに接続された方のトランジスタのコレク
タに接続され、ベースはレギュレータ端子に接続されて
おり、前記第1の差動回路の他方のトランジスタのコレ
クタは電源端子に接続され、ベースは出力端子に接続さ
れており、第2の差動回路を構成する一方のトランジス
タのコレクタは、前記カレントミラー回路を構成するト
ランジスタのコレクタに接続され、ベースは前記レギュ
レータ端子に接続され、前記第2の差動回路の他方のト
ランジスタのコレクタは前記電源端子に接続され、ベー
スは一端が接地された抵抗の他端と一端が前記出力端子
に接続された抵抗の他端とに接続され、前記第1の差動
回路のエミッタ側は、一端が接地された抵抗の他端がエ
ミッタに接続された第1のトランジスタのコレクタが接
続され、前記第2の差動回路のエミッタ側は、一端が接
地された抵抗の他端がエミッタに接続された第2のトラ
ンジスタのコレクタが接続され、前記カレントミラー回
路の他方のトランジスタのコレクタには、一端が接地さ
れた抵抗の他端がエミッタに接続された第3,第4のト
ランジスタのコレクタと、第1の定電流源と前記出力端
子とがエミッタに接続されたトランジスタのベースとが
接続され、一端が接地された抵抗の他端と前記第1のト
ランジスタのベースと前記第3のトランジスタのベース
とにコレクタが接続された第5のトランジスタと、一端
が接地された抵抗の他端と前記第2のトランジスタのベ
ースと前記第4のトランジスタのベースとにコレクタが
接続された第6のトランジスタと、前記第5,第6のト
ランジスタのエミッタが接続された第2の定電流源とで
構成されるスイッチ回路を設けたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例のレギュレータ出力
のスイッチング回路の回路図である。
【0010】図1において、本実施例のスイッチング回
路は、4個のNPNトランジスタ102〜105が2個
の差動回路12,13を成している。トランジスタ10
2,104のコレクタ側は、カレントミラー回路をつく
る一方のPNPトランジスタ101に共通に接続され、
ベースはレギュレータ端子3に共通に接続されている。
トランジスタ103のベースは直接出力端子4に接続さ
れ、トランジスタ105のベースは、抵抗204を介し
て接地され、かつ抵抗205を介して出力端子4に接続
されている。
【0011】さらに、差動回路12,13には、それぞ
れNPNトランジスタ108,109を介してそれぞれ
抵抗201,202が接続され、また前記カレントミラ
ー回路のもう一方のPNPトランジスタ111には、そ
れぞれ208,209がエミッタ側に接続された2個の
NPNトランジスタ112,113のコレクタが共通接
続されている。抵抗208,209の抵抗値は、抵抗2
01,202の2倍の大きさで、かつトランジスタ11
2,113のエミッタ面積は抵抗108,109の2分
の1の大きさである。スイッチ回路15に含まれるPN
Pトランジスタ116のベースには、一端が接地された
抵抗213と一端が電源端子2に接続された抵抗214
とが接続され、トランジスタ117のベースはレギュレ
ータ端子3に接続されている。トランジスタ116,1
17のエミッタと端子2との間に、定電流源11を設
け、トランジスタ116,117のコレクタにはそれぞ
れ抵抗211,212が設けられる。
【0012】電源端子2の電圧をVCC,抵抗213,2
14の大きさをそれぞれR1,R2としたとき、トラン
ジスタ116のベース電圧は、VCCR1/(R1+R
2)であり、この電圧値とレギュレータ端子3の電圧値
REG の大小関係により、トランジスタ108,10
9,112,113が、スイッチングされる。トランジ
スタ108,112がオンで、トランジスタ109,1
13がオフのときには、端子3の電圧VREG が端子4に
そのまま出力され、トランジスタ109,113がオン
で、トランジスタ108,112がオフのときは、抵抗
204,205の大きさをそれぞれR3,R4とする
と、VREG (1+R4/R3)が出力される。以上のよ
うに、VCCの大きさによって、2種類のレギュレータ出
力の切り替えが可能である。
【0013】図1の一実施例では、電源電圧に応じて、
2種類のレギュレータ出力を得ることが可能であり、こ
れは2電源対応のICの設計にたいへん有効でらる。こ
れに関し、具体的な数値を用いた例をあげて説明する。
【0014】電源電圧VCCが、9Vと5Vの両方で使用
可能なICを設計するにあたり、レギュレータ電圧V
OUT を、VCC=9Vの時はVOUT =5V、VCC=5Vの
時はVOUT =3Vに設定したい。この場合、図1におい
て、抵抗204,205,213,214の大きさを各
々R3=3KΩ,R4=2KΩ,R1=3KΩ,R2=
4KΩとし、端子3に出力VREG =3Vのレギュレータ
を接続すればよい。
【0015】VCC=9Vの場合、トランジスタ116の
ベース電圧は、VCCR1/(R1+R2)=3.86V
であり、トランジスタ116は非動作、トランジスタ1
17は動作する。これにより、トランジスタ102と1
03で構成される差動回路は非動作、トランジスタ10
4と105の方は動作し、出力端子4には、VOUT =V
REG (1+R4/R3)=5Vが出力される。
【0016】VCC=5Vの場合、トランジスタ116の
ベース電圧は2.14Vであり、トランジスタ117は
非動作、トランジスタ116は動作する。これにより、
前者とは逆に、トランジスタ102とトランジスタ10
3の差動回路が動作し、VOUT =VREG =3Vが出力さ
れる。
【0017】図3は本発明の他の実施例としてのレギュ
レータ出力のスイッチング回路の回路図である。図3に
おいて、本実施例は、図1の実施例を発展させ、n個の
差動回路12〜14と、スイッチ回路1とを含み、構成
されている。
【0018】スイッチ回路1は、n個のトランジスタ1
08,109,…,110から、1つだけ選択して動作
させるスイッチ機能をもち、かつ(n−1)個の差動回
路13,…,14のそれぞれ一方のトランジスタに接続
される抵抗204,205,…,206,207の抵抗
値を適当に設定しておく。これにより、出力端4にはn
種類のレギュレータ出力を得ることができる。トランジ
スタ112,113,…,114もn個用意される。以
上の構成により、n種類のレギュレータ出力の切り替え
が可能となる。
【0019】図3の他の実施例では、スイッチングによ
ってn種類のレギュレータ出力が得られるが、例えば1
0種類の出力を得ようとした場合、70〜80素子が必
要であるが、これを従来のレギュレータをn個使う回路
で実現しようとすると、200以上の素子が費やされる
ことになる。このように、レギュレータ回路を1個だけ
しか必要としない。本実施例の回路は、従来のものに比
べ、大幅に素子数を削減できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、1つの
レギュレータ電圧からスイッチングによって複数の出力
電圧を得ることができるので、従来のものより、素子数
を削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のトランジスタ回路を示す回
路図である。
【図2】従来のスイッチング回路を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1,9,10,15 スイッチ回路 2〜4 端子 5,11 定電流源 6 コンデンサ 7,8 レギュレータ 12〜14 差動回路 201〜214 抵抗 201〜212 トランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の差動回路を構成する一方のトラン
    ジスタのコレクタは、カレントミラー回路を構成しかつ
    コレクタとベースとが互いに接続された方のトランジス
    タのコレクタに接続され、ベースはレギュレータ端子に
    接続されており、前記第1の差動回路の他方のトランジ
    スタのコレクタは電源端子に接続され、ベースは出力端
    子に接続されており、第2の差動回路を構成する一方の
    トランジスタのコレクタは、前記カレントミラー回路を
    構成するトランジスタのコレクタに接続され、ベースは
    前記レギュレータ端子に接続され、前記第2の差動回路
    の他方のトランジスタのコレクタは前記電源端子に接続
    され、ベースは一端が接地された抵抗の他端と一端が前
    記出力端子に接続された抵抗の他端とに接続され、前記
    第1の差動回路のエミッタ側は、一端が接地された抵抗
    の他端がエミッタに接続された第1のトランジスタのコ
    レクタが接続され、前記第2の差動回路のエミッタ側
    は、一端が接地された抵抗の他端がエミッタに接続され
    た第2のトランジスタのコレクタが接続され、前記カレ
    ントミラー回路の他方のトランジスタのコレクタには、
    一端が接地された抵抗の他端がエミッタに接続された第
    3,第4のトランジスタのコレクタと、第1の定電流源
    と前記出力端子とがエミッタに接続されたトランジスタ
    のベースとが接続され、一端が接地された抵抗の他端と
    前記第1のトランジスタのベースと前記第3のトランジ
    スタのベースとにコレクタが接続された第5のトランジ
    スタと、一端が接地された抵抗の他端と前記第2のトラ
    ンジスタのベースと前記第4のトランジスタのベースと
    にコレクタが接続された第6のトランジスタと、前記第
    5,第6のトランジスタのエミッタが接続された第2の
    定電流源とで構成されるスイッチ回路を設けたことを特
    徴とするトランジスタ回路。
JP6442192A 1992-03-23 1992-03-23 トランジスタ回路 Expired - Lifetime JP2894075B2 (ja)

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