JP2528838Y2 - 直流電源回路 - Google Patents

直流電源回路

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JP2528838Y2
JP2528838Y2 JP1986175744U JP17574486U JP2528838Y2 JP 2528838 Y2 JP2528838 Y2 JP 2528838Y2 JP 1986175744 U JP1986175744 U JP 1986175744U JP 17574486 U JP17574486 U JP 17574486U JP 2528838 Y2 JP2528838 Y2 JP 2528838Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、直流入力電圧が与えられる第1および第2
入力端子と、第1および第2入力端子それぞれに対応す
る第1および第2出力端子と、第1出力端子との間、お
よび第2出力端子との間のそれぞれで負荷が接続される
第3出力端子とを具備した直流電源回路に関する。
(従来技術) 第3図は、従来例の直流電源回路の回路図である。第
3図において、Aは直流入力電圧の正極側(+)に対応
する第1入力端子、Bは直流入力電圧の負極側(−)に
対応する第2入力端子、CおよびEはそれぞれ第1およ
び第2出力端子、Dは第3出力端子である。SC1は第1
安定化電源回路部、SC2は第2安定化電源回路部であ
る。
両入力端子A,B間に直流入力電圧が印加される。第1
入力端子Cには、第1安定化電源回路部SC1で安定化さ
れた第1直流出力電圧(ただし、第1出力端子Cと第2
出力端子Eとの間の直流電圧)が現れる。第3出力端子
Dには第2安定化電源回路部SC2で安定化された第2直
流出力電圧(ただし、第3出力端子Dと第2出力端子E
との間の直流電圧)が現れる。
第1出力端子Cと第2出力端子Eとの間に接続された
第1負荷L1には、第1直流出力電圧が印加される。第3
出力端子Dと第2出力端子Eとの間に接続された第2負
荷L2には、第2直流出力電圧が印加される。
このような構成においては、図示のように負荷L1,L2
を接続した場合は、互いの負荷L1,L2には安定化された
直流出力電圧を印加することができる。
ところが、第2負荷L2を第3出力端子Dと第2出力端
子Eとの間に接続した状態で、第1出力端子Cと第3出
力端子Dとの間に、鎖線で示された第3負荷L3を接続し
た場合は、第3負荷L3を流れた負荷電流が第2負荷L2に
も流れてしまう。これでは、第2負荷L2に与えられる直
流出力電圧は安定化されなくなるという問題がある。
また、第2負荷L2が接続されていない状態では、第3
負荷L3を接続してもその第3負荷L3に負荷電流を流すこ
とができないからこの状態では第3負荷L3を接続できな
いという問題がある。
このような場合、第2負荷のみならず第3負荷にも安
定した直流出力電圧を供給するには、2つの独立した直
流電源を設けそれぞれの出力端子が必要となっていた。
これでは直流電源回路としてのコストが高くつくという
問題がある。
(考案の目的) 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、1つの直流電源からの直流入力電圧でもって、コ
スト的に安くしてしかも少なくとも2つの負荷に安定し
た直流出力電圧を与えることができるようにすることを
目的としている。
(考案の構成) 本考案は、前記目的を達成するために、直流入力電圧
が与えられる第1および第2入力端子と、 前記第1および第2入力端子それぞれに対応する第1
および第2出力端子と、 前記第1出力端子との間で第1負荷が、また前記第2
出力端子との間で第2負荷がそれぞれ接続される第3出
力端子と、 それぞれのコレクタを前記第1および第2出力端子に
接続され、かつ、互いのエミッタを共通に前記第3出力
端子に接続されたnpn型の第1電流制御用トランジスタ
およびpnp型の第2電流制御用トランジスタと、 前記第1電流制御用トランジスタのベースとコレクタ
との間に接続されたベースバイアス抵抗と、 前記両電流制御用トランジスタのベース間に接続さ
れ、無負荷時の前記両電流制御用トランジスタのベース
バイアス電流を設定する無負荷ベースバイアス電流設定
手段と、 前記第3出力端子に接続された入力部と、第2電流制
御用トランジスタのベースに接続された出力部と、ベー
スが前記入力部を介して第3出力端子に接続されかつコ
レクタが前記無負荷ベースバイアス電流設定手段に接続
された電圧帰還用トランジスタとを有し、前記第3出力
端子に現れる直流出力電圧の変動に応答して前記電圧帰
還用トランジスタのコレクタ電位を変化させることによ
り前記無負荷ベースバイアス電流設定手段の設定ベース
バイアス電流を変化させて前記第3出力端子に現れる直
流出力電圧を一定値に保持させる電圧帰還回路とを具備
したことを特徴としている。
この構成による作用は次の通りである。
即ち、第1出力端子と第3出力端子との間に第1負荷
が接続され、かつ第3出力端子と第2出力端子との間が
無負荷である場合は、第2電流制御用トランジスタのコ
レクタ・エミッタを介して負荷電流が流れる。
また、第1出力端子と第3出力端子との間が無負荷
で、第3出力端子と第2出力端子との間に第2負荷が接
続されている場合は、第1電流制御用トランジスタをコ
レクタ・エミッタを介して負荷電流が流れる。
第1および第2負荷がそれぞれの出力端子間に接続さ
れている場合も、その負荷抵抗に応じて、それに対応す
る電流制御用トランジスタを介して負荷電流が流れる。
この場合、負荷の接続状態のいかんにかかわらず、第
3出力端子に現れる電圧は、電圧帰還回路で一定値に保
持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は、本考案の実施例に係る直流電源回路の回
路図である。第1図において、A,Bはそれぞれ直流入力
電圧が与えられる第1,第2入力端子、C,Eはそれぞれ第
1,第2入力端子A,Bそれぞれに対応する第1,第2出力端
子、Dは第1出力端子Aとの間で第1負荷L1が、また第
2出力端子Eとの間で第2負荷L2がそれぞれ接続される
第3出力端子である。L3は第1出力端子Aと第2出力端
子Eとの間に接続される第3負荷L3である。
Q3,Q4はそれぞれのコレクタを第1,第2出力端子C,Eに
接続され、かつ、互いのエミッタを共通に第3出力端子
Dに接続されたnpn型の第1電流制御用トランジスタお
よびpnp型の第2電流制御用トランジスタ、R3は第1入
力端子Aと第1電流制御用トランジスタQ3のベースとの
間に接続されたベースバイアス抵抗、D2,D3はそれぞれ
両電流制御用トランジスタQ3,Q4のベース間に接続さ
れ、両電流制御用トランジスタQ3,Q4のベース相互間の
電位差を少なくともVbe1+Vbe2(ただし、Vbe1およびVb
e2は前記両電流制御用トランジスタQ3,Q4それぞれのベ
ース・エミッタ間電位差)の電位差に保持するようにベ
ースバイアス電流を設定するベースバイアス電流設定手
段としてのダイオードである。
Fは、第3出力端子Dに入力部Gが接続され、第2電
流制御用トランジスタQ4のベースに出力部Hが接続され
るとともに、第3出力端子Dに現れる直流出力電圧をそ
の入力部Gに帰還電圧として与えられ、この帰還電圧の
変動に応答してその直流出力電圧を一定値に保つように
その出力部Hから第2電流制御用トランジスタQ4のベー
スに対してそのベース電位を変化させる電圧帰還回路で
ある。
この電圧帰還回路Fは、定電圧ダイオードD1、バイア
ス抵抗R1、電圧増幅用トランジスタQ1、バイアス抵抗R
2、電圧帰還用トランジスタQ2とで構成されており、電
圧増幅用トランジスタQ1のエミッタが入力部Gになり、
電圧帰還用トランジスタQ2のコレクタが出力部Hにな
る。そして、定電圧ダイオードD1とバイアス抵抗R1との
接続部に電圧増幅用トランジスタQ1のベースが接続さ
れ、また電圧帰還用トランジスタQ2のベースがその電圧
増幅用トランジスタQ1のエミッタとバイアス抵抗R2とに
接続されている。
次に動作を説明する。
第1,第3および第2出力端子C,DおよびE間が無負荷
の場合に、入力端子A,B間に直流入力電圧(Vi)が印加
される。直流入力電圧(Vi)から定電圧ダイオードD1の
ツエナー電圧分(Vz)降下した電圧(Vi−Vz)が、電圧
増幅用トランジスタQ1のベースに与えられる。したがっ
て、電圧増幅用トランジスタQ1のエミッタ電圧(Ve1)
は、直流入力電圧(Vi)から定電圧ダイオードD1のツエ
ナー電圧(Vz)を差し引いた電圧に、電圧増幅用トラン
ジスタQ1のベース・エミッタ間電圧(Vbe1)を加えた電
圧値(Vi−Vz+Vbe1)になる。
そして、第3出力端子Dにおける直流出力電圧、即
ち、電圧増幅用トランジスタQ1のエミッタ電圧が上昇す
ると、電圧増幅用トランジスタQ1のコレクタに接続され
ているバイアス抵抗R2の両端間電圧が上昇し、その結
果、電圧帰還用トランジスタQ2のベースバイアスが深く
なり、その電圧帰還用トランジスタQ2のコレクタ・電圧
が低下する。この低下によって、第2電流制御用トラン
ジスタQ4のベース電圧も低下するから、第2電流制御用
トランジスタQ4のコレクタ・エミッタ間抵抗が低くな
り、その結果、その電流制御用トランジスタQ4のエミッ
タに接続されている第3出力端子Dの直流出力電圧が下
降する。このことは、第1出力端子Cと第3出力端子D
との間の電圧(Vc−d)が一定値に保たれることにな
る。
次に、第1,第3出力端子C,D間に第1負荷L1が接続さ
れた場合は、第1負荷L1に流れる電流は第2電流制御用
トランジスタQ4のコレクタ・エミッタを介して流れる。
また、第3,第2出力端子D,E間に第2負荷L2が接続され
た場合は、第2負荷L2に流れる電流は第1電流制御用ト
ランジスタQ3のコレクタ・エミッタを介して流れる。さ
らに、各出力端子C,DおよびE間に第1,第2負荷L1,L2が
接続された場合は、負荷抵抗の大きい方に並列に接続さ
れている電流制御用トランジスタQ3またはQ4のコレクタ
・エミッタ間抵抗値が下がり、両負荷電流の差に対応す
る電流がそのコレクタ・エミッタを介して流れる。
この場合、負荷をどのように接続しても電圧帰還回路
Fの作用により第3出力端子D点の直流出力電圧は一定
に保たれる。
第2図は本考案の他の実施例の回路であり、第1図と
対応する部分には同一の符号を付す。第2図に示される
実施例においては、電圧の安定化がそれほど重視されな
い場合で、かつ回路部品を少なくしてそのコストを低減
させる場合を特徴とする一例であり、電圧増幅用トラン
ジスタQ1が省略されるとともに、第3出力端子Dが電圧
帰還用トランジスタQ2のベースに抵抗R1を介して直接接
続され、かつそのエミッタは定電圧ダイオードD1を介し
て接地されている。この実施例の動作も基本的には第1
図のそれと同様であるからその動作説明は省略する。
(考案の効果) 以上説明したことから明らかなように本考案によれ
ば、第1および第2の入力端子に印加される1つの直流
入力電圧から第1および第3出力端子の間、第3出力端
子および第2出力端子の間にそれぞれ負荷をどのように
組み合わせ接続しても第3出力端子に現れる直流出力電
圧が一定に保持されるから、1つの直流電源でもって2
つの、例えば異なる直流出力電圧を負荷に供給でき、し
たがって、使用用途の広い直流電源をコスト的に安く得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の直流電源回路の回路図、第
2図は他の実施例の回路図、第3図は従来例の回路図で
ある。 A,Bは第1,第2入力端子、C,D,Eは第1,第2,第3出力端
子、Q3,Q4は電流制御用トランジスタ、R3はベースバイ
アス抵抗、D2,D3はベースバイアス電流設定手段として
のダイオード、Fは電圧帰還回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流入力電圧が与えられる第1および第2
    入力端子と、 前記第1および第2入力端子それぞれに対応する第1お
    よび第2出力端子と、前記第1出力端子との間で第1負
    荷が、また前記第2出力端子との間で第2負荷がそれぞ
    れ接続される第3出力端子と、 それぞれのコレクタを前記第1および第2出力端子に接
    続され、かつ、互いのエミッタを共通に前記第3出力端
    子に接続されたnpn型の第1電流制御用トランジスタお
    よびpnp型の第2電流制御用トランジスタと、 前記第1電流制御用トランジスタのベースとコレクタと
    の間に接続されたベースバイアス抵抗と、 前記両電流制御用トランジスタのベース間に接続され、
    無負荷時の前記両電流制御用トランジスタのベースバイ
    アス電流を設定する無負荷ベースバイアス電流設定手段
    と、 前記第3出力端子に接続された入力部と、第2電流制御
    用トランジスタのベースに接続された出力部と、ベース
    が前記入力部を介して第3出力端子に接続されかつコレ
    クタが前記無負荷ベースバイアス電流設定手段に接続さ
    れた電圧帰還用トランジスタとを有し、前記第3出力端
    子に現れる直流出力電圧の変動に応答して前記電圧帰還
    用トランジスタのコレクタ電位を変化させることにより
    前記無負荷ベースバイアス電流設定手段の設定ベースバ
    イアス電流を変化させて前記第3出力端子に現れる直流
    出力電圧を一定値に保持させる電圧帰還回路と、 を具備したことを特徴とする直流電源回路。
JP1986175744U 1986-11-14 1986-11-14 直流電源回路 Expired - Lifetime JP2528838Y2 (ja)

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