JPH049617Y2 - - Google Patents
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- JPH049617Y2 JPH049617Y2 JP1981033574U JP3357481U JPH049617Y2 JP H049617 Y2 JPH049617 Y2 JP H049617Y2 JP 1981033574 U JP1981033574 U JP 1981033574U JP 3357481 U JP3357481 U JP 3357481U JP H049617 Y2 JPH049617 Y2 JP H049617Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- circuit
- stabilization
- power supply
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- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims description 24
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 claims description 24
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 7
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電圧制御用素子と基準電圧素子を主
体とした安定化回路を少なくとも2段に直列接続
してなるものにおいて、後段の安定化回路の安定
化特性を改善した安定化電源回路に関するもので
ある。
体とした安定化回路を少なくとも2段に直列接続
してなるものにおいて、後段の安定化回路の安定
化特性を改善した安定化電源回路に関するもので
ある。
従来のこの種安定化電源回路では、後段の安定
化回路の基準電圧素子へのバイアスを前段の回路
の出力側からとつていた。このため、第2図に示
すように入力電圧Eiが低下して、前段の安定化回
路の出力電圧VDDが実線のように安定領域の下限
lからさらに下降し始めると、これに追従して、
直ちに後段の安定化回路の出力電圧VGGも点線の
ように安定領域の下限lからすぐに下降し、安定
化特性を悪くしていた。
化回路の基準電圧素子へのバイアスを前段の回路
の出力側からとつていた。このため、第2図に示
すように入力電圧Eiが低下して、前段の安定化回
路の出力電圧VDDが実線のように安定領域の下限
lからさらに下降し始めると、これに追従して、
直ちに後段の安定化回路の出力電圧VGGも点線の
ように安定領域の下限lからすぐに下降し、安定
化特性を悪くしていた。
本考案は上述の点に鑑み、入力電圧減少時の後
段の安定化回路の安定化特性を改善することを目
的とするものである。この目的を達成するため、
後段の安定化回路の基準電圧素子へのバイアス
を、前段の安定化回路中の最も高い直流電圧源か
ら供給するようにして、後段の安定化回路の安定
範囲を広げるようにしたものである。
段の安定化回路の安定化特性を改善することを目
的とするものである。この目的を達成するため、
後段の安定化回路の基準電圧素子へのバイアス
を、前段の安定化回路中の最も高い直流電圧源か
ら供給するようにして、後段の安定化回路の安定
範囲を広げるようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図において、1は入力側の交流電源で、こ
の交流電源1はトランス2の1次側に接続されて
いる。このトランス2の2次側には、ブリツジ型
に結合された4個のダイオードの全波整流器3と
平滑用コンデンサ4とからなる整流平滑回路5が
接続されている。この整流平滑回路5の負の出力
側には、前段の安定化回路6の電圧制御用素子と
してのpnp型のトランジスタ7のコレクタ・エミ
ツタを介してVDD出力端子VDDが接続されている。
前記トランジスタ7のエミツタには、後段の安定
化回路8の電圧制御用素子としてのpnp型のトラ
ンジスタ9のコレクタ・エミツタを介してVGG出
力端子VGGが接続されている。
の交流電源1はトランス2の1次側に接続されて
いる。このトランス2の2次側には、ブリツジ型
に結合された4個のダイオードの全波整流器3と
平滑用コンデンサ4とからなる整流平滑回路5が
接続されている。この整流平滑回路5の負の出力
側には、前段の安定化回路6の電圧制御用素子と
してのpnp型のトランジスタ7のコレクタ・エミ
ツタを介してVDD出力端子VDDが接続されている。
前記トランジスタ7のエミツタには、後段の安定
化回路8の電圧制御用素子としてのpnp型のトラ
ンジスタ9のコレクタ・エミツタを介してVGG出
力端子VGGが接続されている。
前記整流平滑回路5の正の出力側は、前、後段
の安定化回路6,8のそれぞれの基準電圧素子と
してのツエナーダイオード10,11を介して、
それぞれ、前記トランジスタ7,9のベースに接
続されるとともに、バイアス用抵抗12,13を
経て負の出力側に接続されている。前記整流平滑
回路5の正の出力側には、共用のVSS出力端子VSS
が接続され、このVSS出力端子VSSと、前記VDD出
力端子VDDおよびVGG出力端子VGGとの間には、そ
れぞれ第1、第2の負荷14,15が接続されて
いる。
の安定化回路6,8のそれぞれの基準電圧素子と
してのツエナーダイオード10,11を介して、
それぞれ、前記トランジスタ7,9のベースに接
続されるとともに、バイアス用抵抗12,13を
経て負の出力側に接続されている。前記整流平滑
回路5の正の出力側には、共用のVSS出力端子VSS
が接続され、このVSS出力端子VSSと、前記VDD出
力端子VDDおよびVGG出力端子VGGとの間には、そ
れぞれ第1、第2の負荷14,15が接続されて
いる。
つぎに作用を説明する。
交流電源1の電圧Eiが変動すると、整流平滑回
路5の出力側に現われる直流電圧E0は第2図に
示すように直線的に変化する。これに従つて、
前、後段の安定化回路6,8の出力端子VDD,
VGGに現われる出力電圧VDD,VGGも同図のように
変化する。そしてE0が一定電圧以上になると、
出力電圧VDD,VGGはともに一定電圧となる。な
お、回路構成から |VDD|>|VGG|の関係になつている。
路5の出力側に現われる直流電圧E0は第2図に
示すように直線的に変化する。これに従つて、
前、後段の安定化回路6,8の出力端子VDD,
VGGに現われる出力電圧VDD,VGGも同図のように
変化する。そしてE0が一定電圧以上になると、
出力電圧VDD,VGGはともに一定電圧となる。な
お、回路構成から |VDD|>|VGG|の関係になつている。
いま、入力電圧Eiが高電圧側から約80V近くに
減少したときに、前段の安定化回路6の出力電圧
VDDが、安定範囲の下限(図中l線で示す)から
ずれて下降し始めたとする。このとき、従来回路
では、後段の安定化回路の基準電圧素子のバイア
スは、前記出力電圧VDDから得ていたため、出力
電圧VDDの下降が直接、後段の安定化回路の出力
電圧VGGに影響を与えていた。このため、この出
力電圧VGGも第2図点線で示すように下降し始
め、その安定範囲の下限は出力電圧VDDのそれと
略同一であつた。
減少したときに、前段の安定化回路6の出力電圧
VDDが、安定範囲の下限(図中l線で示す)から
ずれて下降し始めたとする。このとき、従来回路
では、後段の安定化回路の基準電圧素子のバイア
スは、前記出力電圧VDDから得ていたため、出力
電圧VDDの下降が直接、後段の安定化回路の出力
電圧VGGに影響を与えていた。このため、この出
力電圧VGGも第2図点線で示すように下降し始
め、その安定範囲の下限は出力電圧VDDのそれと
略同一であつた。
しかし、本考案では、出力電圧VDDが下降して
出力電圧VGGとほゞ等しくなるまで、出力電圧
VGGは安定しているので、その分安定範囲の下限
(図中m線で示す)が広がる。これは、後段の安
定化回路8のツエナーダイオード11へのバイア
スが従来のように前段の出力電圧VDDからでな
く、回路の中で最も高い直流電圧に相当する整流
平滑回路5の出力電圧E0から得ているので、出
力電圧VDDが下降して出力電圧VGGに接近すると、
トランジスタ9はバイアス用抵抗13により吊上
げられてトランジスタ9の電圧下降は飽和電圧と
なり、出力端子VDD,VGG間の電圧差は数十mV〜
数百mV程度となる。このため、出力電圧VGGは
出力電圧VDDとほゞ等しい電圧に至つて下降を開
始することになる。このようにして後段の安定化
回路8の出力電圧VGGの安定範囲の下限は、l−
m=VAだけ広がり、入力電圧の減少時における
安定化特性が改善される。
出力電圧VGGとほゞ等しくなるまで、出力電圧
VGGは安定しているので、その分安定範囲の下限
(図中m線で示す)が広がる。これは、後段の安
定化回路8のツエナーダイオード11へのバイア
スが従来のように前段の出力電圧VDDからでな
く、回路の中で最も高い直流電圧に相当する整流
平滑回路5の出力電圧E0から得ているので、出
力電圧VDDが下降して出力電圧VGGに接近すると、
トランジスタ9はバイアス用抵抗13により吊上
げられてトランジスタ9の電圧下降は飽和電圧と
なり、出力端子VDD,VGG間の電圧差は数十mV〜
数百mV程度となる。このため、出力電圧VGGは
出力電圧VDDとほゞ等しい電圧に至つて下降を開
始することになる。このようにして後段の安定化
回路8の出力電圧VGGの安定範囲の下限は、l−
m=VAだけ広がり、入力電圧の減少時における
安定化特性が改善される。
前記実施例では、安定化回路の電圧制御用素子
はトランジスタ、基準電圧素子はツエナーダイオ
ードとしたが、本考案はこれに限るものでなく、
その他の半導体素子によるレギユレータを用いる
ようにしてもよい。
はトランジスタ、基準電圧素子はツエナーダイオ
ードとしたが、本考案はこれに限るものでなく、
その他の半導体素子によるレギユレータを用いる
ようにしてもよい。
本考案は上記のように構成したので、入力電圧
が減少したときに、後段の安定化回路の出力電圧
の安定範囲を従来よりも広くすることができる。
が減少したときに、後段の安定化回路の出力電圧
の安定範囲を従来よりも広くすることができる。
第1図は本考案による安定化電源回路の1実施
例を示す電気回路図、第2図は特性図である。 5……整流平滑回路、6……前段の安定化回
路、8……後段の安定化回路、7,9……トラン
ジスタ、10,11……ツエナーダイオード、1
2,13……バイアス用抵抗、14,15……負
荷。
例を示す電気回路図、第2図は特性図である。 5……整流平滑回路、6……前段の安定化回
路、8……後段の安定化回路、7,9……トラン
ジスタ、10,11……ツエナーダイオード、1
2,13……バイアス用抵抗、14,15……負
荷。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電圧制御用素子と、この電圧制御用素子の基
準電圧を設定する基準電圧素子とを主体とした
安定化回路を少なくとも2段に直列接続してな
り、前段と後段の安定化回路のそれぞれの出力
側に接続される負荷に安定化電源を供給するよ
うにした電源回路において、前記後段の安定化
回路の基準電圧素子へのバイアスを前記前段の
安定化回路中の最も高い直流電圧源から供給
し、入力電源電圧減少時における後段の安定化
回路の安定化特性を改善するようにしたことを
特徴とする安定化電源回路。 (2) 電圧制御用素子はトランジスタからなる実用
新案登録請求の範囲第1項記載の安定化電源回
路。 (3) 基準電圧素子はツエナーダイオードからなる
実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
載の安定化電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981033574U JPH049617Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981033574U JPH049617Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57148216U JPS57148216U (ja) | 1982-09-17 |
JPH049617Y2 true JPH049617Y2 (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=29830914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981033574U Expired JPH049617Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049617Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2714794B2 (ja) * | 1987-12-22 | 1998-02-16 | 富士通株式会社 | マトリクス表示パネルの駆動回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4968328U (ja) * | 1972-09-30 | 1974-06-14 |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP1981033574U patent/JPH049617Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57148216U (ja) | 1982-09-17 |
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