JPS5914814Y2 - 電圧安定化回路 - Google Patents

電圧安定化回路

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JPS5914814Y2
JPS5914814Y2 JP2585678U JP2585678U JPS5914814Y2 JP S5914814 Y2 JPS5914814 Y2 JP S5914814Y2 JP 2585678 U JP2585678 U JP 2585678U JP 2585678 U JP2585678 U JP 2585678U JP S5914814 Y2 JPS5914814 Y2 JP S5914814Y2
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JP2585678U
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JPS54129731U (ja
Inventor
克宏 古賀
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ソニ−・テクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は種々の電子機器に使用さ・れる電圧安定北回、
路に関し、特に半導体集積回路化したときに簡単な構成
で効率よく安定な2つの直流電圧を得る様にしたもので
ある。
第1図、第2図及び第3図は夫々従来の電圧安定化回路
を示す。
即ち第1図に於いて、1は例えば商用電源を整流して得
た正の直流電圧が供給される直流電圧入力端子を示し、
この直流電圧入力端子1を制御素子を構成する叩打形ト
ランジスタ2のコレクタに接続し、このトランジスタ2
のエミッタを出力端子3に接続し、又4は基準電圧が供
給される基準電圧入力端子を示し、この基準電圧入力端
子4を抵抗器5を介して比較回路を構成する演算増巾器
6の正入力端子に接続し、又この出力端子3を抵抗器7
及び8の直列回路を介して接地すると共にこの抵抗器7
及び8の接続点に得られる出力直流電圧に比例した比較
電圧を演算増巾器6の負入力端子に接続し、又直流電圧
入力端子1を演算増巾器6の電源端子に接続し、この演
算増巾器6の出力端子に得られる基準電圧と比較電圧と
の誤差信号をトランジスタ2の制御端子であるベースに
供給する。
9は平滑用のコンデンサである。
斯る第1図に於いては、基準電圧入力端子4に供給され
る基準電圧と抵抗器7及び8の接続点に得られる出力直
流電圧に比例した比較電圧とを比較し、その誤差信号に
よりトランジスタ2を制御しているので出力端子3に一
定の直流電圧が得られる。
然しなが・ら一般に演算増巾器6の出力信号を直線性良
く動作させるには、この電源端子に供給される電圧に対
し、この出力信号をこの電源端子に供給される電圧より
3〜4■下げる必要がある。
また、演算増巾器6の出力電圧と出力端子3の直流電圧
との差は、トランジスタ2のベース・エミッタ間電圧(
例えば0.6V)Lかない為、出力端子3に得られる直
流電圧の値を直流電圧入力端子1に供給される電圧より
3〜4■低い電圧値にしなければならず、直流電圧入力
端子1に供給する電圧を必要以上に高くしなければなら
ない。
よって、トランジスタ2のコレクタ・エミッタ間電圧が
大きくなり、トランジスタ2による電力消費が大きくな
って、効率が悪い欠点があった。
斯る直流電圧入力端子1に供給される電圧と出力端子3
に得られる定電圧との差を小さくする様にしたものとし
て第2図に示す如きものが提案されている。
この第2図に於いて第1図に対応する部分には同一符号
を付しその詳細説明は省略する。
即ち第2図に於いては直流電圧入力端子1をpnp形ト
ランジスタ2aのエミッタに接続すると共にこの直流電
圧入力端子1を抵抗器10を介してこのトランジスタ2
aのベースに接続し、このトランジスタ2aのコレクタ
を出力端子3に接続し、基準電圧入力端子4を抵抗器5
を介して演算増巾器6の負入力端子に接続し、抵抗器7
及び8の接続点に得られる出力直流電圧に応じた比較電
圧をこの演算増巾器6の正入力端子に供給し、この演算
増巾器6の出力端子を抵抗器11及び電圧シフト用のツ
ェナーダイオード12の直列回路を介してトランジスタ
2aのベースに接続する。
その他は第1図と同様に構成する。
斯る第2図に於いては、トランジスタ2aのベース電圧
は直流電圧入力端子1の電圧よりもベース・エミッタ間
電圧だけ低く、また上述の如く演算増巾器6の出力電圧
は直流電圧入力端子1の電圧よりも3〜4■下げる必要
があり、この演算増巾器6の出力電圧とトランジスタ2
aのベース電圧との差をツェナーダイオード12で補な
っている。
よって、ツェナーダイオード12を適当に選択すること
によりトランジスタ2aを導通状態に近い動作領域で制
御すれば、トランジスタ2aのエミッタ・コレクタ間電
圧は非常に低くなり、出力端子3には直流電圧入力端子
1に供給される電圧値に近い定電圧を得ることができる
然しなから斯る第2図に示す如き電圧安定化回路では電
圧シフト用のツェナーダイオード等を必要とする欠点が
あった。
又更に直流電圧入力端子1に供給される電圧と出力端子
3に得られる定電圧との差を小さくする様にしたものと
して第3図に示す如きものが提案されている。
この第3図に於いて第1図及び第2図に対応する部分に
は同一符号を付しその詳細説明は省略する。
即ち第3図に於いては直流電圧入力端子1をpnp形ト
ランジスタ2aのエミッタに接続すると共にこの直流電
圧入力端子1を抵抗器10を介してこのトランジスタ2
aのベースに接続し、このトランジスタ2aのベースを
演算増巾器6の電源端子に接続し、この演算増巾器6の
出力端子を抵抗器13を介して接地する。
その他は第1図と同様に構成する。
斯る第3図に於いては基準電圧と比較電圧との誤差に応
じた電流が抵抗器13を流れたとき、これに応じた電流
が演算増巾器6の電源端子に流れるので、その電流によ
りトランジスタ2aを制御して、第1図同様に出力端子
3に得られる電圧を定電圧とすることができる。
又この演算増巾器6の電源端子に供給される電圧はトラ
ンジスタ2aのベース電圧、即ち直流電圧入力端子1に
供給される電圧よりトランジスタ2aのベース・エミッ
タ間電圧だけ低いのみであり、演算増巾器6を直流電圧
入力端子1に供給される電圧に略等しい電圧で駆動でき
る。
更にトランジスタ2aは電流制御であるので、ベース電
圧の微小変化でコレクタ電圧を大巾に変化でき、抵抗器
7及び8の分圧比並びに端子4の基準電圧の設定により
コレクタ電圧をエミッタ電圧に近付けることができるの
で、出力端子3に得られる直流定電圧を直流電圧入力端
子1に供給される直流電圧に近い値とすることができる
然しながら斯る第3図に示す如き電圧安定化回路を半導
体集積回路する場合に於いて、異なる2電源例えば正及
び負の2電源を得ようとしたときは抵抗器13に両方向
の電流が流れる為、1つの容器内に2個の演算増巾器を
含んでおり、電源端子が共通接続された半導体集積回路
に於いて、素子が余っているにも斯わらず、別々の2個
の容器の半導体集積回路を必要とする欠点があった。
本考案は斯る点に鑑み半導体集積回路化し、互に電圧の
異なる2電源を得る様にしたときに、簡単な構威で特に
1つの容容器内に2個の演算増巾器を含んでおり電源端
子が共通接続された半導体集積回路で構威し得る様にし
た電圧安定化回路を提案せんとするものである。
以下第4図を参照しながら本考案電圧安定化回路の一実
施例につき説明しよう。
この第4図に於いて、14は商用電源を示し、この商用
電源14の一端を接地し、この商用電源14の他端を電
源トランス15の1次巻線15 aを介して接地し、こ
のトランス15の2次巻線15bの中点を接地し、この
2次巻線15bの一端を正の直流電圧が得られる整流回
路16aを介して制御素子を構成するpnp形トランジ
スタ2aのエミッタに接続し、このトランジスタ2aの
コレクタを正の定電圧の出力端子3aに接続する。
又整流回路16aの出力側を抵抗器17 aを介して基
準電圧を得る為のツェナーダイオード18aのカソード
に接続し、このツェナーダイオード18 Hのアノード
を接地し、この抵抗器17 a及びツェナーダイオード
18aの接続点に得られる基準電圧を抵抗器5aを介し
て演算増巾器6aの正入力端子に供給し、又この整流回
路16 aの出力側を抵抗器10aを介してトランジス
タ2aのベースに接続する。
又この2次巻線15bの他端を負の直流電圧が得られる
整流回路16 bを介して制御素子を構成するnpn形
トランジスタ2bのエミッタに接続し、このトランジス
タ2bのコレクタを負の定電圧の出力端子3bに接続す
る。
又整流回路16bの出力側を抵抗器17bを介して基準
電圧を得る為のツェナーダイオード18bのアノードに
接続し、このツェナーダイオード18bのカソードを接
地し、この抵抗器17 b及びツェナーダイオード18
bの接続点に得られる基準電圧を抵抗器5bを介して
演算増巾器6bの正入力端子に供給し、又この整流回路
16 bの出力側を抵抗器10 bを介してトランジス
タ2bのベースに接続する。
又演算増巾器6a及び6bの夫々の正電源端子を夫々ト
ランジスタ2aのベースに接続し、演算増巾器6a及び
6bの夫々の負電源端子を夫々トランジスタ2bのベー
スに接続し、又出力端子3aと大地との間に挿入された
抵抗器7a及び8aの直列回路のこの抵抗器7a及び8
aの接続点に得られる出力直流電圧に応じた比較電圧を
演算増巾器6aの負入力端子に供給し、この演算増巾器
6aの出力端子をダイオード19 aのアノードに接続
し、このダイオード19 aのカソードを接地する。
又出力端子3bと大地との間に挿入された抵抗器7b及
び8bの直列回路のこの抵抗器7b及び8bの接続点に
得られる出力直流電圧に応した比較電圧を演算増巾器6
bの負入力端子に供給し、この演算増巾器6bの出力端
子をダイオード19 bのカソードに接続し、このダイ
オード19bのアノードを接地する。
この第4図に於いて9a及び9bは夫々平滑用のダイオ
ードで゛ある。
斯る本考案に於いては演算増巾器6aはダイオード19
aの働きにより出力端子より大地に電流が流れるとき
のみ動作するのでこの演算増巾器6aの正及び負の電源
端子のうち正の電源端子だけを利用することとなり、第
3図と同様に動作をして出力端子3aに正の定電圧を得
ることができ、抵抗器7a及び8aの分圧比並びにツェ
ナーダイオード18 Hの設定により、この出力端子3
aに整流回路16aの出力側に得られる直流電圧と略等
しい定電圧を得ることができ効率が良い。
又演算増巾器6bはダイオード19 bの働きにより大
地より出力端子に電流が流れるときのみ動作するのでこ
の演算増巾器6bの正及び負の電源端子のうち負の電源
端子だけを利用することとなり、第3図と同様に動作を
して出力端子3bに負の定電圧を得ることができ、抵抗
器7b及び8bの分圧比並びにツェナーダイオード18
bの設定により、この出力端子3bに整流回路16 b
の出力側に得られる負の直流電圧と略等しい負の定電圧
を得ることができ効率が良い。
又本考案に於いては2つの演算増巾器6a及び6bの夫
々の正電源端子及び夫々の負電源端子を夫々互に接続す
る様にしているので、之等演算増巾器6a及び6bを電
源端子を共通接続した1つの容器の半導体集積回路に於
いて構成することができる。
2個の演算増巾器を1つの容器に納めた半導体集積回路
は、1個の演算増巾器を1つの容器に納めた半導体集積
回路と大きさが等しく、略々同じ価格であるので、本考
案は回路を小型且つ安価に構成できる利点を有する。
又第5図は本考案の他の実施例を示し、この第5図に於
いては第4図に於いて基準電圧を得るツェナーダイオー
ドを1個で構成できる様にしたものである。
この第5図に於いて第4図に対応する部分には同一符号
を付し、その詳細説明は省略する。
この第5図に於いては演算増巾器6bの正の入力端子を
抵抗器5bを介して接地し、又負の定電圧を得る出力端
子3bを抵抗器7b及び8bの直列回路を介して抵抗器
17 a及びツェナーダイオード18 aの接続点に接
続し、その他は第4図と同様に構成する。
斯る第5図に於いても第4図同様の作用効果があること
は容易に理解できよう。
尚、上述実施例に於いては正及び負の2電源を得る例に
つき説明したが、本考案はこの正及び負の2電源に係わ
らず、同じ極性の異なる電圧値の2電源を得る様にして
も良い。
例えば4■及び8Vの2電源を得るときは、例えば第4
図又は第5図に於いてトランス15の2次側の接地端を
6Vにフロートする様にする。
又本考案は上述実施例に限らず本考案の要旨を逸脱する
ことなく、その他種々の構成が取り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は夫々従来の電圧安定化回路
の例を示す接続図、第4図は本考案電圧安定化回路の一
実施例を示す接続図、第5図は本考案の他の実施例を示
す接続図である。 2a及び2bは夫々トランジスタ、3a及び3bは夫々
出力端子、6a及び6bは夫々演算増中器、7a、7b
、8a及び8bは夫々抵抗器、14は商用電源、15は
トランス、16a及び16bは夫々整流回路、18 a
及び18bは夫々ツェナーダイオード、19 a及び1
9bは夫々ダイオードである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1及び第2の直流出力電圧を制御する第1及び第
    2の制御素子を有し、該第1の制御素子の制御端子を第
    1及び第2の演算増巾器の夫々の一方の電源端子の接続
    点に接続すると共に上記第2の制御素子の制御端子を上
    記第1及び第2の演算増巾器の夫々の他方の電源端子の
    接続点に接続し、上記第1及び第2の演算増巾器の夫々
    の一方の入力端子に夫々基準電圧を供給すると共に上記
    第1及び第2の演算増巾器の夫々の他方の入力端子に上
    記第1及び第2の直流出力電圧に応じた比較電圧を供給
    し、上記第1及び第2の演算増巾器の夫々の出力端子を
    互に逆極性関係に接続した第1及び゛第2のダイオード
    を介して夫々基準電位点に接続したことを特徴とする電
    圧安定化回路。 2゛実用新案登録請求の範囲第1項の第1及び第2の演
    算増巾器(よ1個の容器内に収めた集積回路であること
    を特徴とする電圧安定化回路。
JP2585678U 1978-03-01 1978-03-01 電圧安定化回路 Expired JPS5914814Y2 (ja)

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JPS54129731U JPS54129731U (ja) 1979-09-08
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