JPH05313769A - 起動回路 - Google Patents

起動回路

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JPH05313769A
JPH05313769A JP12022892A JP12022892A JPH05313769A JP H05313769 A JPH05313769 A JP H05313769A JP 12022892 A JP12022892 A JP 12022892A JP 12022892 A JP12022892 A JP 12022892A JP H05313769 A JPH05313769 A JP H05313769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
transistors
collector
base
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP12022892A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Ota
光治 大田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気信号の印加でオン・オフ可能とし、しか
もオフ時には消費電流を低減する。 【構成】 差動回路を構成するトランジスタの一方5の
ベース・アース間にトランジスタ28とダイオード4の
並列体を接続し、その他方6のベース・アース間にトラ
ンジスタ27を接続した。トランジスタ27,28のベ
ースは互いに接続され、さらに外部制御端子32からの
電気信号でオン・オフ制御されるトランジスタ26のコ
レクタに接続した。電源端子1とトランジスタ27のベ
ース間にトランジスタ25を、また電源端子1とトラン
ジスタ6のベース間にトランジスタ11をそれぞれ接続
するとともに、トランジスタ25,11のベースを接続
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部信号により制御
可能な定電流源の起動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の電子回路にはしばしば定電流源回
路が使用され定電流源回路には通常起動回路が用いられ
る。
【0003】このように起動回路を用いた定電流源は例
えば図3に示されるように、電源端子1に抵抗3とダイ
オード4を介して接地端子2に接続され、抵抗3とダイ
オード4の接続点にNPNトランジスタ5のベースを接
続し、エミッタを抵抗7を介して接地すると共にトラン
ジスタ6のエミッタと接続し、NPNトランジスタ5と
6のコレクタは共通に接続すると共にPNPトランジス
タ10のコレクタとベースに接続すると共に定電流源を
得るためにPNPトランジスタ10とカレントミラーを
構成し、トランジスタ11,12,13のベースを接続
し、トランジスタ11のコレクタをNPNトランジスタ
6のベースに接続すると共に直列接続したダイオード
8,9を介して接地する。
【0004】上記に示す構成で、電源端子に電圧を加え
た場合、抵抗3とダイオード4を通して電流が流れ、ダ
イオード4に電圧が発生しトランジスタ5に電流が流
れ、カレントミラーを構成するトランジスタ10,1
1,12,13に電流が流れ、直列接続したダイオード
8,9に電圧が発生し、差動回路を構成するトランジス
タ5と6のベース電圧を比較すれば、6のベース電圧が
高くなり、トランジスタ5はOFF、6がON状態とな
り起動する。トランジスタ6がON状態になれば、カレ
ントミラー構成されているトランジスタ10,11,1
2,13に同様の電流が流れる。
【0005】トランジスタ10,11,12,13はP
NPトランジスタであり電流を流し出す定電流源とな
る。
【0006】別の従来例を図4に示す。図3と異なる点
はNPNトランジスタをPNPトランジスタに変更し、
電源端子と接地端子を交換した構成となっている。図4
の回路で電源端子に電圧を加えた場合、抵抗16を通っ
てトランジスタ17のベース電流が流れ、トランジスタ
17がONとなりコレクタ電流がNPNトランジスタ2
0に流れ、カレントミラー構成されているトランジスタ
21,22,23にも流れ、直列接続したダイオード1
8,19に電圧が発生し、差動回路を構成するトランジ
スタ17,18のベース電圧を比較すれば、トランジス
タ18のベース電圧が低くなり、トランジスタ17がO
FF、18がONとなり、起動する。トランジスタ18
がONとなれば、カレントミラー構成されているトラン
ジスタ20,21,22,23に同様の電流が流れ、こ
の電流は電流を流し込む定電流源となる。上記、図3お
よび図4に示す従来例では、電源端子に電圧を加えた場
合に起動回路が動作する。電源電圧はインピーダンスを
低くする必要があり、電源をON/OFFするには機械
的スイッチが必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来機械的
スイッチが必要であったものを電気信号の入力で起動回
路をON/OFFできしかも、起動回路がOFF時は、
電源電圧を加えている場合にも、消費電流が零に設定で
きるものを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源電圧が加
わった場合にも起動回路を動作させないよう前記、図1
に示す回路で、トランジスタ5,6のベースにトランジ
スタ27,28のコレクタをそれぞれ接続し、差動回路
を構成するトランジスタ5,6をOFFする手段を設
け、トランジスタ27,28のベースを共通接続し、ト
ランジスタ26のコレクタとトランジスタ27,28の
ベースと接続する。トランジスタ26をONすれば、ト
ランジスタ27,28はOFF状態となり、図3に示す
従来例と同一であり、通常通り起動する。トランジスタ
26をOFFすれば、トランジスタ27,28はONす
る動作となり、差動回路を構成するトランジスタ5,6
のベース電流を吸収し、トランジスタ5,6がOFFと
なり、起動回路はOFFとなり起動動作を停止する。
【0009】
【作用】上記説明から明らかなように、トランジスタ2
6をON/OFFする入力端子を設け、例えば、ONす
る信号を入力すればトランジスタ26はONとなり、コ
レクタにベースが接続されているトランジスタ27,2
8がOFFとなり、トランジスタ27のコレクタが接続
されているトランジスタ6のベース電流は吸収されな
い。同様にトランジスタ28のコレクタが接続されてい
るトランジスタ5のベース電流も吸収されず、したがっ
て従来例での説明と同じで正常に起動回路は起動する。
トランジスタ26にOFFする信号を入力した場合、ト
ランジスタ26はOFF状態となりトランジスタ27,
28はON状態となり、トランジスタ27のコレクタに
ベースが接続されているトランジスタ6のベース電流が
吸収され、トランジスタ6はOFF状態となる。同様に
トランジスタ28のコレクタにベースが接続されている
トランジスタ5もベース電流が吸収され、トランジスタ
5もOFF状態となる。すなわち、起動回路はOFFと
なり、動作は停止状態となる。上記説明から明らかなよ
うにトランジスタ26のON/OFF信号により、起動
回路のON/OFFを制御することができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。
【0011】従来例図3と同じ部分は同じ番号で示す。
図3と異なる所は、トランジスタ25,26,27,2
8、抵抗29,30,31、起動回路制御端子32を追
加したものである。
【0012】トランジスタ26がONするためには、起
動回路制御端子(以下制御端子と記す。)VINは次式で
表わされる。
【0013】
【数1】
【0014】ここでVBEはトランジスタ26のベース・
エミッタ間電圧R30,R31はそれぞれ抵抗30,31の
抵抗値である。
【0015】(1)式からR30=R31、VBE=0.7v
の場合、VIN=1.4vと計算される。制御端子VIN
1.4v以上の場合、トランジスタ26がONとなり、
トランジスタ26のコレクタにベースが接続されている
トランジスタ27,28がOFFとなり、その他の回路
動作は従来例(図3)の動作と同じなので省略する。制
御端子VINが1.4v以下の場合、トランジスタ26は
OFFとなり、トランジスタ25と抵抗29から構成す
るバイアス電流のためトランジスタ27,28はON状
態となり、トランジスタ5,6はOFF状態となり、定
電流源を構成するトランジスタ10,11,12,1
3,25もOFF状態となり電流が流れず起動回路は起
動しない。トランジスタ5,6をOFF状態に設定でき
なければ、起動回路を停止することができない。トラン
ジスタ5,6をOFF状態に設定するためトランジスタ
5,6のベース電流をトランジスタ27,28のコレク
タ電流で吸収できれば良い。トランジスタ11のコレク
タ電流をトランジスタ27が吸収できれば起動回路は停
止できる。トランジスタ10,11,12,13,25
はカレントミラー構成されており、トランジスタ25の
コレクタ電流IC25のHFE27倍された電流がトランジス
タ11のコレクタ電流IC11より多ければ起動を停止で
きる。これは(2)式で表わされる。
【0016】IC25・HFE27≧IC11 ……(2) トランジスタ27,28のコレクタ電流とトランジスタ
10,11,12,13,25のコレクタ電流は負帰還
状態に設定されており、トランジスタ10,11,1
2,13,25のコレクタ電流が増加すればトランジス
タ27,28のコレクタ電流も増加し、起動を停止す
る。起動が停止した場合の電流はリーク電流程度の約1
μA以下に設定できる。
【0017】従来例で示す図3及び本発明の図1に示す
回路が安定に動作する電源電圧は、トランジスタ11の
エミッタ、コレクタ電圧とダイオード8,9の順方向電
圧が確保できれば良い。エミッタ、コレクタ間電圧をV
CE、ダイオードの順方向電圧をVBEとすれば、安定に動
作する最低電源電圧Vccminは次式で表わされる。
【0018】Vccmin=2VBE+VCE ……(3) VBE=0.7v、VCE=0.1vとすればVccminは Vccmin=2×0.7v+0.1v=1.5v 以上の説明から明らかなように図1に示す本発明の起動
回路は、外部の制御信号により起動回路のON/OFF
の制御が可能であり、起動回路がOFF状態の場合、電
流はリーク電流程度の1μA以下に設定できる。また、
電源電圧は最低1.5v以上あれば良く、低電圧から安
定に使用できるものである。
【0019】本発明の他の実施例を図2に示す。従来例
図4と同じ部分は同じ番号で示す。図2と異なる所は、
トランジスタ50,52,53,55,58,59、抵
抗51,54,56,57,60,61,62,63、
制御端子64を追加したものである。
【0020】制御端子64にトランジスタ58,59が
ONする電圧を印加した場合、トランジスタ55のベー
ス電流が流れ、コレクタ電流も流れ、トランジスタ55
のコレクタはトランジスタ50のエミッタと抵抗51の
接続点に抵抗56を介して接続されているため、トラン
ジスタ50のエミッタ電圧が上昇し、トランジスタ50
はOFFとなり、トランジスタ52,53はOFFとな
る。トランジスタ59のコレクタ電流が流れ、トランジ
スタ17のベース電流が流れ、その後の動作は従来例図
4での説明で示す通り、起動する。
【0021】制御端子64にトランジスタ58,59が
OFFする電圧を印加した場合、トランジスタ58,5
9,55はOFF状態となり、トランジスタ50,5
2,53、抵抗51から構成するバイアス電流のためト
ランジスタ52,53がON状態となり、トランジスタ
17,18がOFF状態となり、定電流源を構成するト
ランジスタ20,21,22,23,50もOFF状態
となり電流が流れず、起動回路は起動しない。
【0022】図2に示す本発明の起動回路において、起
動回路が起動するための制御端子64の電圧VINは次式
で表わされる。
【0023】
【数2】
【0024】ここでVBEはトランジスタ58,59のベ
ース・エミッタ間電圧R62,R63は抵抗62,63の抵
抗値である。
【0025】(4)式からR62=R63、VBE=0.7v
の場合、VIN=1.4vと計算される。上記の計算は本
発明図1示す回路と同様である。また、起動を停止する
ためには、トランジスタ17,18のベース電流をトラ
ンジスタ52,53のコレクタ電流で阻止できれば良
い。起動回路が停止している時の電流は、本発明図1の
場合と同様、1μA以下に設定できる。安定に動作する
最低電源電圧Vccminは、(3)式で示され、図1の場
合と同様である。
【0026】上記の説明から明らかなように、本発明の
第2の実施例も第1の実施例と同様、外部の制御信号に
より起動回路のON/OFFの制御が可能であり、起動
回路がOFF状態の場合、電流はリーク電流程度の1μ
A以下に設定できる。また、電源電圧は最低、1.5v
以上あれば良く、低電圧から安定に使用できるものであ
る。
【0027】
【発明の効果】前記説明から明らかなように、本発明の
第1の実施例及び第2の実施例と共に外部の制御信号に
より起動回路のON/OFF制御が可能であり、起動回
路がOFF状態の場合消費電流は、1μA以下のリーク
電流程度に設定でき、消費電流の少ない回路が設計で
き、産業利用上、大きな価値が生じる。また最低動作電
源電圧は1.5vから動作することができ、利用価値が
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図
【図3】従来例の回路図
【図4】他の従来例の回路図
【符号の説明】
1 電源端子 2 接地 3,7,16,19,30,31,51,54,57,
60,61,62,63 抵抗 4,8,9,15,18,19 ダイオード 5,6,10,11,12,13,17,18,20,
21,22,23,25,26,27,28,50,5
2,53,55,58,59 トランジスタ 32,64 外部制御端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差動回路を構成した第1のトランジスタの
    ベースをダイオードを介して接地すると共に、抵抗を介
    して電源に接続し、差動回路を構成した第2のトランジ
    スタのベースに直列接続したダイオードを介して接地す
    ると共に、差動回路の出力とカレントミラー構成の第3
    のトランジスタのコレクタと接続した起動回路におい
    て、ベースを共通接続したNPNトランジスタの第4,
    第5のトランジスタのコレクタを第1,第2のトランジ
    スタのベースにそれぞれ接続し、さらに、第4,第5の
    トランジスタのエミッタをそれぞれ接地すると共に、共
    通接続したベースにエミッタを接地した第6のNPNト
    ランジスタのコレクタを接続し、ベースに制御信号を加
    えることを特徴とする起動回路。
  2. 【請求項2】差動回路を構成した第1のトランジスタの
    ベースをダイオードを介して電源に接続し、差動回路を
    構成した第2のトランジスタのベースに、直列接続した
    ダイオードを介して電源に接続すると共に、差動回路の
    出力とカレントミラー構成した第3のトランジスタのコ
    レクタに接続した起動回路において、ベースを共通接続
    した第4,第5のPNPトランジスタのコレクタをそれ
    ぞれ第1,第2のトランジスタのコレクタに接続すると
    共に第4,第5の共通接続したPNPトランジスタのベ
    ースを、前記第3のトランジスタとカレントミラー構成
    し、エミッタを第1の抵抗を介して接地した第6のトラ
    ンジスタのコレクタに接続し、第6のトランジスタのエ
    ミッタを電源に接続した第7のトランジスタのコレクタ
    に接続し、第7のトランジスタのベースを第2の抵抗を
    介して、ベースをそれぞれの抵抗を介して共通接続した
    第8,第9のトランジスタの第8のトランジスタのコレ
    クタに接続し、第8,第9のトランジスタのエミッタを
    それぞれ接地すると共に第9のトランジスタのコレクタ
    を第3の抵抗を介して、前記差動回路を構成する第1の
    トランジスタのコレクタに接続し、第8,第9のトラン
    ジスタの抵抗を介したベース共通接続点に制御信号を加
    える事を特徴とする起動回路。
JP12022892A 1992-05-13 1992-05-13 起動回路 Pending JPH05313769A (ja)

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