JP2889411B2 - 磁気ヘッド駆動装置 - Google Patents

磁気ヘッド駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調方式の光磁気
記録装置に使用される磁界変調用磁気ヘッドの駆動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気記録装置の記録方式として
は、光変調方式や磁界変調方式などが知られているが、
特に旧データの上に新データを直接重ね書き(オーバラ
イト)することが可能な磁界変調方式が記録速度などの
点で優れている。図5はその磁界変調方式の概略構成を
示した図で、1は情報記録媒体であるところの光磁気デ
ィスク、2はこのディスクに設けられた光磁気記録層で
ある。光磁気ディスク1の上面には磁気ヘッド6が配設
され、下面には磁気ヘッド6と相対向して光ヘッド4が
配設されている。光ヘッド4はその内部に光源として設
けられた半導体レーザのレーザビームを記録層2上に微
小光スポットとして照射し、記録部位の温度をキューリ
ー温度以上に上昇させる。一方、磁気ヘッド6は駆動回
路3の駆動により、記録情報に応じて変調されたバイア
ス磁界を発生し、記録層2の昇温部位に印加する。これ
により、記録層2上の昇温部位の磁化の方向がバイアス
磁界の方向に向き、記録層2上に情報が記録される。
【0003】ところで、以上の磁界変調方式の磁気ヘッ
ドの駆動装置としては、例えば特開昭63−94406
号公報に開示されたものが知られている。図6はその駆
動装置の回路図で、LH はバイアス磁界を発生するため
の主コイル、L1,L2は磁界を高速で切換えるための
補助コイルである。また、SW1,SW2は主コイルL
H の電流の向きを切換えるためのスイッチ素子、R1,
R2は電流制限用の抵抗器である。補助コイルL1,L
2のインダクタンスは主コイルLH のそれよりも十分に
大きな値に設定されている。この駆動装置においては、
スイッチ素子SW1,SW2が交互にオンするように制
御し、主コイルLH の電流の向きを切換えることによっ
て、発生磁界の極性が記録情報に応じて切換えられる。
具体的には、スイッチ素子SW1がオン、SW2がオフ
の状態では電流経路CH1,CH4が導通し、他の破線
で示すCH2,CH3は遮断状態となる。このとき、電
流経路CH1の導通によって主コイルLH に電流が供給
されるため、主コイルLH によりその電流の向きに対応
した磁界が発生する。
【0004】一方、スイッチ素子SW1がオフし、SW
2がオンすると、電流経路CH2,CH3が導通し、C
H1,CH4が遮断状態となる。この結果、電流経路C
H2の導通により主コイルLH に前記とは逆方向の電流
が供給され、極性の反転した磁界を発生する。ここで、
補助コイルL1,L2のインダクタンスは、主コイルL
H のそれよりも十分に大きいため、スイッチ素子SW
1,SW2の開閉の前後で電流経路がCH1からCH3
へ、またCH4からCH2へと変化するものの、流れる
電流はそれぞれほぼ一定値を保つ。そのため、スイッチ
素子SW1,SW2の開閉時間を十分短かくすれば、直
流電源Vの電圧を高くすることなく、極めて短時間で主
コイルLH に流れる電流の方向を反転させることができ
る。このことは、情報信号の記録時の記録不良を防ぎ、
良好な信号記録を行う上で有効である。
【0005】ところが、実際にはスイッチ素子がオフし
た状態であっても、スイッチ素子が例えば電界効果トラ
ンジスタである場合、ドレイン−ソース間に浮遊容量が
存在するために、図7に示すように主コイルLH のイン
ダクタンス成分とで振動現象が生じ、その振動の周期に
よって主コイルLH の電流反転時間が決定する。そのた
め、反転時間を短くするには、スイッチング時間が速
く、浮遊容量が小さいスイッチング素子を使用しなけれ
ばならない。また、上記の振動は徐々にエネルギーの消
費によって減衰していくが、これを速めるために抵抗器
(図示せず)を用いて振動エネルギーを消費することも
行われている。こうしてスイッチ素子SW1,SW2を
交互に開閉することによって、主コイルLH に図7に示
すような電流が供給され、電流の向きに対応した磁界を
発生する。なお、図7において、破線はインダクタンス
と容量による振動波形、実線は抵抗器などで速やかに振
動を減衰させたときの電流波形である。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の磁気ヘッド駆動装置では、主コイルに蓄積され
た磁気エネルギー(1/2LI2 、Lは主コイルのイン
ダクタンス、Iはその電流)の大部分は、振動現象の過
程で抵抗などで消費され、このとき逆方向の電流として
1/2LI2 のエネルギーが補助コイルから主コイルへ
瞬時に与えられることにより、電流の反転が行われる。
従って、補助コイルは減少した1/2LI2 のエネルギ
ーを次の電流反転までの間に直流電源から補充しなけれ
ばならない。一般に、電圧Vの電源からインダクタンス
Lの補助コイルに電流供給を行う場合、電流の時間変化
率はΔi/Δt=V/Lとなり、低電圧の直流電圧から
大きなインダクタンスの補助コイルへのエネルギー補充
にはかなりの時間を要する。従って、高い繰返し周波数
で電流反転を行う場合、補助コイルへのエネルギー補充
が不十分な状態で電流反転を行うことになるため、主コ
イルへ供給される電流が減少し、正常な情報の記録が行
えなかった。実際に、電源の電圧を5V、主コイルのイ
ンダクタンスを1μH、主コイルに供給する電流を0.
2Aとした場合、駆動周波数の上限は約5MHzであ
り、それ以上の周波数になると、電流が減少して記録不
良が発生した。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は磁気ヘッドの駆動周波
数を大幅に高周波化し、記録速度を著しく高速化するこ
とが可能な磁気ヘッド駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、それぞ
れ直列に接続された第1の補助コイルと第1のスイッチ
素子、及び第2の補助コイルと第2のスイッチ素子の各
接続部間に、磁界発生用の主コイルを接続したブリッジ
回路から構成され、前記第1,第2のスイッチ素子を開
閉制御し、前記主コイルの電流の向きを切換えることに
より、磁界を情報信号に応じて変調する磁気ヘッド駆動
装置において、前記第1,第2のスイッチ素子にそれぞ
れ並列に、かつ各々主コイルからの電流の逆流を阻止す
るための整流素子を介して、各補助コイルと主コイルの
電流経路を分離し、補助コイルの電流のみの電流経路を
形成するための第3、第4のスイッチ素子を接続したこ
とを特徴とする磁気ヘッド駆動装置によって達成され
る。
【0009】また、本発明の目的は、それぞれ直列に接
続された第1の補助コイルと第1のスイッチ素子、及び
第2の補助コイルと第2のスイッチ素子の各接続部間
に、磁界発生用の主コイルを接続したブリッジ回路から
構成され、前記第1,第2のスイッチ素子を開閉制御
し、前記主コイルの電流の向きを切換えることにより、
磁界を情報信号に応じて変調する磁気ヘッド駆動装置に
おいて、前記主コイルにそれぞれ前記第1,第2の補助
コイルを介して電流が供給される際に、主コイルの出力
側インピーダンスを電流の切換えから所定時間後に、ハ
イインピーダンスからローインピーダンスに可変するた
めのインピーダンス可変手段を設けたことを特徴とする
磁気ヘッド駆動装置によって達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の磁気ヘッド駆動装
置の一実施例を示した回路図である。なお、図1では図
6に示した従来装置と同一部分は同一符号を付してい
る。図1において、LH は図示しない磁芯に巻回された
磁気ヘッドの主コイル、L1及びL2はそれぞれ補助コ
イルである。補助コイルL1,L2のインダクタンス
は、主コイルLH のインダクタンスよりも十分に大きく
設定されている。SW1〜SW4はそれぞれ電界効果ト
ランジスタなどのスイッチ素子、D1,D2は半導体ダ
イオードなどの整流素子、R1,R2は電流制限用の抵
抗器である。本実施例では、スイッチ素子SW1,3と
SW2,4がそれぞれ対として同時に作動し、かつスイ
ッチ素子SW1,3とSW2,4が交互にオン,オフす
るように制御される。まず、スイッチ素子SW2,4が
オンし、SW1,3がオフした状態では、実線で示す電
流経路CH1,CH4が導通し、主コイルLH 及び補助
コイルL1に電流が供給される。この場合、主コイルL
H と補助コイルL1の電流はほぼ等しく、また電流経路
CH1の電流は整流素子D2で阻止されるので、電流経
路CH4へ流入することはない。更に、整流素子D2は
電位差を有するため、電流経路CH4の電流が電流経路
CH1へ流入することもない。次に、スイッチ素子SW
1,3がオンしスイッチ素子SW2,4がオフすると、
破線で示す電流経路CH2,CH3が導通し、主コイル
H と補助コイルL2に電流が供給される。主コイルL
H の電流の向きは前記とは逆になり、また主コイルLH
と補助コイルL2の電流はほぼ等しくなる。なお、電流
経路CH2の電流がCH3へ流入したり、CH3の電流
がCH2に流入することはない。
【0011】ここで、主コイルLH の電流の反転時間
は、前述したように主コイルLH のインダクタンスとス
イッチ素子の浮遊容量(スイッチ素子が電界効果トラン
ジスタの場合は、ドレイン−ソース間の容量)によって
発生する振動の周期でほぼ決定する。この場合、もし整
流素子D1,D2がないとすれば、スイッチ素子が2つ
並列に接続された形となるので、浮遊容量は2倍にな
り、主コイルLH の供給電流の反転時間は遅くなる。と
ころが、本実施例ではスイッチ素子SW1とSW3の間
及びSW2とSW4の間に整流素子D1,D2を接続し
ているために、この整流素子の容量(スイッチ素子がダ
イオードであれば接合容量)の小さいものを使用すれ
ば、新たに付加されたスイッチ素子SW3,4の容量の
影響を小さくでき、主コイルLH の電流の反転時間を遅
くすることはない。また、本実施例では主コイルの電流
と補助コイルの電流を各々別の電流経路で流すようにし
たので、スイッチ素子の電流は従来に比べて半分にな
り、その分電流容量の小さいスイッチ素子を使用するこ
とができる。このことはスイッチ素子の浮遊容量、即ち
スイッチ素子が電界効果トランジスタであれば、ドレイ
ン−ソース間容量が小さくなるために、主コイルの電流
反転時間を速めるという効果をもたらす。加えて、それ
ぞれのスイッチ素子の消費電力は従来の1/4となるの
で、スイッチ素子を実装する際の放熱を考慮した設計が
著しく容易となる。
【0012】以上の実施例では、スイッチ素子SW1,
3及びSW2,4が各々同時に開閉する例を示したが、
スイッチ素子SW4がSW2に対して、またスイッチ素
子SW3がSW1に対してわずかに遅れてオフするよう
に制御すれば、高い駆動周波数で主コイルの電流が減少
するという従来の課題を解決することができる。即ち従
来においてはスイッチ素子がオフした場合、主コイルの
インダクタンスとスイッチ素子の容量により電流の振動
現象が生じるが、同時に補助コイルから瞬時的に主コイ
ルに必要電流が供給される。このとき、主コイルに電流
が集中し、結果的に電流の振動現象の源となる主コイル
がもともと保持していたエネルギー(1/2LI2 )は
過剰となる。従って、振動を速やかに減衰させるために
は、抵抗などで過剰なエネルギーを消費し、また一方で
補助コイルに減少したエネルギーを次の電流反転までに
補充しなければならない。そこで、本実施例では前述の
如くスイッチ素子SW1がオフした後、SW3をオフ
し、またスイッチ素子SW2がオフした後にSW4をオ
フするようにタイミングを制御し、補助コイルから主コ
イルへの電流供給を遅らせることにより、電流振動の振
幅を従来に比べて大幅に低減し、主コイルの過剰エネル
ギーの発生を低減するものである。スイッチ素子SW1
とSW3及びスイッチ素子SW2とSW4の時間遅れと
しては、反転電流が最大となる振動周期の1/2程度が
望ましい。本願発明者がこの時間遅れの条件で実験を行
ったところ、電流振動が従来に比べ1/3以下になるこ
とを確認した。図2はその実験により得られた主コイル
の電流波形で、Aは従来の電流振動、Bは前述のように
スイッチ素子のオフのタイミングをずらしたときの電流
振動であり、従来に比べ電流振動の振幅が激減したこと
がわかる。なお、実際には図2のCのように電流振動を
速やかに減衰させるために、抵抗器などで過剰エネルギ
ーを消費し、それと同量のエネルギーを次回の電流反転
までの間に、補助コイルに補充するのであるが、前述の
ように各対のスイッチ素子のオフのタイミングをずらす
ことによって、主コイルの1回の電流反転に伴なうエネ
ルギーの消費が小さくなるために、主コイルの電流が不
足するということはなく、より高い駆動周波数で主コイ
ルを駆動することができる。本願発明者の実験によれ
ば、直流電源の電圧を5V、主コイルのインダクタンス
を1μH、その電流を0.2Aとした場合、駆動周波数
の上限は10MHzであった。従って、従来の駆動周波
数の上限である5MHzに比べ大幅に駆動周波数を高く
できることを確認した。
【0013】図3は、本発明の他の実施例を示した回路
図である。図3において、V1は例えば5Vの直流電
源、V2はそれよりも電圧の高い例えば12Vの直流電
源である。この直流電源V1から抵抗器R3、ダイオー
ドなどの整流素子D3を介してスイッチ素子SW1に接
続され、また抵抗器R4、整流素子D4を介してスイッ
チ素子SW2に接続されている。これらの抵抗器R3と
整流素子D3及び抵抗器R4と整流素子D4の回路は、
詳しく後述するようにスイッチ素子SW1,SW2の切
換時にインピーダンスが変化し、主コイルLH の電流の
振動を抑制するように作用するものである。また、その
他の構成は図6と同じで、LH は図示しない磁芯に巻回
された主コイル、L1,L2は補助コイル、SW1,S
W2は交互にオン,オフする電界効果トランジスタなど
のスイッチ素子である。各補助コイルのインダクタンス
は主コイルのそれよりも十分に大きく設定されている。
【0014】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
スイッチ素子SW1がオンし、SW2がオフした状態で
は、直流電源V1から電流経路CH1,CH5へ至る経
路、及び直流電源V1から電流経路CH2、主コイルL
H を通って電流経路CH5に至る経路、更に直流電源V
2から電流経路CH3,CH5に至る経路、直流電源V
2から電流経路CH4、主コイルLH を通って電流経路
CH5に至る経路がそれぞれ導通した状態となる。この
とき、電流経路CH1,CH2に流れる電流をI1
し、電流経路CH3,CH4に流れる電流をI2 とす
る。この状態でスイッチ素子SW1がオフし、SW2が
オンした場合、電流経路CH5が遮断し、電流経路CH
6が導通する。このとき、補助コイルL1,L2のイン
ダクタンスが大きいため、電流経路CH3とCH4の電
流はほぼ定電流を維持するが、補助コイルL1と主コイ
ルLH の間に瞬時的に誘起される高電圧のために、整流
素子D3が逆バイアスされた状態となり、電流経路CH
1は一時的に遮断され、ハイインピーダンスとなる。
【0015】一方、電流経路CH3を流れる電流は、ほ
ぼ一定値I2 を保ったまま極めて短い時間で流路が電流
経路CH5から主コイルLH へと変更される。また、主
コイルLH にはもともと1/2LI2 (I=I1 +I
2 )の磁気的エネルギーが蓄積されているので、前述の
ように主コイルLH のインダクタンスとスイッチ素子の
容量などによって電流の振動現象が発生する。この場
合、電流振動の周期の1/2の時間を経過した時点で主
コイルLH の逆方向に流れる電流は極大となり、その値
はI1 +I2 −ΔIである。ΔIは振動の1/2周期の
時点でのエネルギー損失することによる電流の減少分
で、I1 +I2 の20%程度である。そして、一方では
電流経路CH3から定電流I2 が瞬時的に主コイルLH
に供給されるため、この時点で主コイルLH に流れる電
流はI1 +2I2 −ΔIとなる。ここでI2 ≒ΔIとな
るように設定しておけば、主コイルLH に流れる電流
は、I1 +I2 となり、スイッチ素子SW1のオフ、S
W2のオン以前と同じとなる(方向は逆)。更に、主コ
イルLH を逆方向に流れる電流が極大値をとった時点
で、補助コイルL1と主コイルLH の間に誘起された電
圧が低下し、整流素子D1の逆バイアスが解除される。
これにより、一時的に閉じていた電流経路CH1が導通
し、ハイインピーダンスからローインピーダンスに変わ
るため、主コイルLH を流れる電流の振動現象はそれ以
降は継続することはない。従って、それ以降はローイン
ピーダンスとなった電流経路CH1からI1 、及びCH
3からI2 、合わせてI1 +I2 の電流が引続いて主コ
イルLH に供給され、電流の反転が終了する。また、前
記とは逆にスイッチ素子SW2がオフし、SW1がオン
した場合も前記と全く同様に作動し、電流経路CH2が
ハイインピーダンスからローインピーダンスに変化する
ことにより、電流の振動が抑制される。
【0016】 このように本実施例にあっては、主コイ
ルの電流反転の際に、もともとコイルに蓄積されてい
た磁気的エネルギーを全て消費するのではなく、電流振
動の1/2周期の間にΔI(Iの約20%)の電流の減
少に相当するエネルギーだけを消費し、その後はローイ
ンピーダンスに変化した電流経路から主コイルに電流を
供給することにより、主コイルの電流振動を停止するこ
とができ、主コイルのエネルギー消費を低減することが
できる。従って、補助コイルのエネルギーの補充量も少
なくてよいために、その補充時間も短時間で済み、駆動
周波数を高周波化することができる。この場合、本実施
例のように補助コイルの直流電源V2の電圧を例えば1
2V(従来は5Vが一般的)と高くすることにより、エ
ネルギー補給を速められるので、駆動周波数を更に高め
ることができる。なお、補助コイルの電圧を高くして
も、補助コイルから供給される電流I2 はほぼΔIと等
しくIの20%程であるので、装置の消費電力が大きく
増加することはない。また、本実施例では補助コイルの
電圧を高くするために、2つの電源を使用したが、例え
ば5Vの1電源であっても、駆動周波数の高周波化の十
分な効果を得ることができる。
【0017】 図4は本発明の更に他の実施例を示した
回路図である。図3の実施例では主コイルへのエネルギ
ー供給路整流素子を設けたが、本実施例では、整流素
子の代わりに電界効果トランジスタなどのスイッチ素子
SW5,SW6を設け、これを適切なタイミングで制御
することにより、効率的にエネルギー供給を行うように
したものである。基本的な動作は図3の実施例と同じで
あるが、スイッチ素子SW1がオン、SW2がオフした
状態では、スイッチ素子SW5はオフ、SW6はオンで
あり、図3の実施例とは違って電流経路CH1が閉じら
れている。この状態からスイッチ素子SW1,SW6を
オフし、SW2をオンすると、電流経路CH3から主コ
イルLH へ電流が供給され、電流経路CH4により補助
コイルL2に電流が供給される。このとき、前述したよ
うに主コイルLH に蓄積された磁気的エネルギーにより
電流の振動が発生し、この振動周期の1/2の時間の
後、振動によって主コイルLH に逆方向に流れる電流は
極大値I1 +I2−ΔIとなる。また、電流経路CH3
から電流I2 が主コイルLH に供給されるため、主コイ
ルLH に供給される電流はI1 +2I2 −ΔIである。
2 ≒ΔIとなるように設定しておけば、供給電流はI
1 +I2 となる。そして、上記極大値の時点でスイッチ
素子SW5がオンし、前記と同様に電流経路CH1が導
通してハイインピーダンスからローインピーダンスに変
化するために、電流振動が停止し、電流経路CH1から
主コイルLH に電流I1 が供給される。主コイルLH
はこのように電流I1 と補助コイルL1からの電流I2
が供給され、電流の反転が終了する。また、他側のスイ
ッチ素子SW6も全く同様に作動し、主コイルの電流反
転時に電流経路CH2がローインピーダンスに変化する
ことにより、主コイルLH の電流振動を抑制するよう作
用する。
【0018】このように本実施例にあっては、スイッチ
素子SW5,6の開閉を制御することによって、主コイ
ルの電流振動を抑制したために、前記実施例と同様に主
コイルの磁気的エネルギーの無駄な消費を防ぐことがで
きる。従って、補助コイルのエネルギー補充時間が短く
てよいため、駆動周波数を高めることが可能となる。ま
た、本実施例では図3の実施例のように整流素子の逆バ
イアス状態のときにのみ電流経路がオフするのではな
く、外部制御回路によって必要時のみスイッチ素子SW
5,6をオンするように制御するために、無駄な電流の
供給がなくなり、図3の実施例に比べても更に装置の消
費電力を低減することができる。本願発明者が実験を行
ったところ、従来装置に比べて電力の節減効果は、10
〜20%であった。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気ヘッ
ドの駆動周波数を従来に比べて大幅に高周波化でき、こ
れによって情報の記録速度を著しく高速化できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッド駆動装置の一実施例を示し
た回路図である。
【図2】図1の実施例における主コイルの電流波形を示
した波形図である。
【図3】本発明の他の実施例を示した回路図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示した回路図であ
る。
【図5】磁界変調方式の光磁気記録装置の概略構成を示
した構成図である。
【図6】従来例の磁気ヘッド駆動装置を示した回路図で
ある。
【図7】その従来装置の主コイルの電流波形を示した波
形図である。
【符号の説明】
H 主コイル L1,L2 補助コイル SW1〜SW6 スイッチ素子 D1〜D4 整流素子 R1〜R4 抵抗器 1 光磁気ディスク 3 駆動回路 4 光ヘッド 6 磁気ヘッド

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ直列に接続された第1の補助コ
    イルと第1のスイッチ素子、及び第2の補助コイルと第
    2のスイッチ素子の各接続部間に、磁界発生用の主コイ
    ルを接続したブリッジ回路から構成され、前記第1,第
    2のスイッチ素子を開閉制御し、前記主コイルの電流の
    向きを切換えることにより、磁界を情報信号に応じて変
    調する磁気ヘッド駆動装置において、前記第1,第2の
    スイッチ素子にそれぞれ並列に、かつ各々主コイルから
    の電流の逆流を阻止するための整流素子を介して、各補
    助コイルと主コイルの電流経路を分離し、補助コイルの
    電流のみの電流経路を形成するための第3、第4のスイ
    ッチ素子を接続したことを特徴とする磁気ヘッド駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第3及び第4のスイッチ素子は、そ
    れぞれ第1,第2のスイッチ素子に対して所定時間遅れ
    てオフするよう制御されることを特徴とする請求項1の
    磁気ヘッド駆動装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ直列に接続された第1の補助コ
    イルと第1のスイッチ素子、及び第2の補助コイルと第
    2のスイッチ素子の各接続部間に、磁界発生用の主コイ
    ルを接続したブリッジ回路から構成され、前記第1,第
    2のスイッチ素子を開閉制御し、前記主コイルの電流の
    向きを切換えることにより、磁界を情報信号に応じて変
    調する磁気ヘッド駆動装置において、前記主コイルにそ
    れぞれ前記第1,第2の補助コイルを介して電流が供給
    される際に、主コイルの出力側インピーダンスを電流の
    切換えから所定時間後に、ハイインピーダンスからロー
    インピーダンスに可変するためのインピーダンス可変手
    段を設けたことを特徴とする磁気ヘッド駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス可変手段は、第1,
    第2の補助コイルの逆起電力による逆バイアスが解除さ
    れた場合に、インピーダンスがローインピーダンスに変
    化する整流素子から構成されていることを特徴とする請
    求項3の磁気ヘッド駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記インピーダンス可変手段は、主コイ
    ルの電流方向が切換えられてから所定時間後にオンする
    よう制御されるスイッチ素子から構成されていることを
    特徴とする請求項3の磁気ヘッド駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記第1,第2の補助コイルとインピー
    ダンス可変手段は、各々別の直流電源で駆動され、第
    1,第2の補助コイルの直流電源の電圧は、インピーダ
    ンス可変手段の直流電源の電圧よりも高く設定されてい
    ることを特徴とする請求項3の磁気ヘッド駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記インピーダンス可変手段は、電流の
    切換えから主コイルのインダクタンスとその周辺の容量
    によって定まる電流振動の周期の略1/2の時間後に、
    インピーダンスをハイインピーダンスからローインピー
    ダンスに可変することを特徴とする請求項3の磁気ヘッ
    ド駆動装置。
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