JPH07114703A - 磁気ヘッド駆動回路 - Google Patents

磁気ヘッド駆動回路

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JPH07114703A
JPH07114703A JP26015693A JP26015693A JPH07114703A JP H07114703 A JPH07114703 A JP H07114703A JP 26015693 A JP26015693 A JP 26015693A JP 26015693 A JP26015693 A JP 26015693A JP H07114703 A JPH07114703 A JP H07114703A
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JP
Japan
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magnetic head
switching
recording
drive circuit
switching elements
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JP26015693A
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Takashi Ogata
隆司 緒方
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録周波数を高くしても、ヘッドコイルの励
磁電流の振幅の低下を抑制でき、低消費電力かつ低電圧
で駆動できる磁気ヘッド駆動回路を提供すること。 【構成】 記録媒体に磁界を印加するための磁気ヘッド
2と、磁気ヘッド2のインダクタンス以上のインダクタ
ンスを有する補助コイル3、4と、2つのスイッチング
素子7、8と、スイッチング素子7、8を記録信号によ
り交互にオンオフするためのスイッチング制御回路9を
備え、スイッチング制御回路9により生成されるスイッ
チタイミングを、記録信号の1つの状態に対応してスイ
ッチング素子をオンにする期間が、他のスイッチング素
子をオフとする期間よりも大きく設定して、スイッチン
グ素子がハイ・インピーダンスとなる期間を抑制してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気記録媒体に対して
磁界変調方式でオーバライトを行うことのできる光磁気
記録装置に用いられる磁気ヘッド駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録において、消去と記録を同時
に行うオーバライト(重ね書き)方式の1つとして図6
にその原理を示すような磁界変調方式の光磁気記録再生
装置60が知られている。
【0003】すなわち、スピンドルモータ61によって
回転駆動される光磁気ディスク62の一方の面に対向し
て光学ヘッド63が配置され、他方の面に対向して磁気
ヘッド64が配置されている。
【0004】この光磁気ディスク62の垂直磁化膜62
aには半導体レーザ65で発生された一定のレーザ光が
レンズ66を介して集光され、ディスク基板62bを経
て上記垂直磁化膜62aの温度を、該磁化膜62aのキ
ュリー温度以上に上げておき、磁気ヘッド64による磁
界を磁界変調回路(磁気ヘッド駆動回路)67を介して
記録信号に応じて変調し、上記磁化膜62aに磁界の変
化に応じた磁気パターンを残すことにより情報の記録を
行うものである。
【0005】このような磁界変調方式により記録を行う
場合、垂直磁化膜62aを反転するのに必要な磁界は膜
特性に依存するが、一般に数百Oe以上の大きな磁界が
必要である。また、高密度記録をするためには、ヘッド
発生磁界の立ち上がり時間も十分に短くする必要があ
る。
【0006】このような条件で磁気ヘッドを定電圧駆動
する場合、磁気ヘッドコイルのインダクタンス分によ
り、駆動する記録周波数に比例してインピーダンスが増
加する。従って、磁気ヘッドを高速に駆動するほど、高
電圧が必要になり、駆動回路の損失が増大する問題があ
った。
【0007】この問題を解決するために図7,8に示す
ような補助コイルの定電流機能を利用した磁気ヘッド駆
動回路70,80が特開昭63−94406や特開平3
−157839の実施例として開示されている。
【0008】図7の磁気ヘッド駆動回路70は、ヘッド
コイル71より十分大きなインダクタンスを有する補助
コイル72,73を備え、スイッチング素子74,75
を記録信号に応じて交互にON・OFFすることによ
り、補助コイル72,73のインダクタにはスイッチン
グ素子がONの間、直流電源76からのエネルギーが蓄
えられ、スイッチング素子がOFFの時に、補助コイル
の定電流機能により、ヘッドコイル71両端には逆起電
圧が交互に誘起され、高い電圧がヘッドコイル71に記
録データに応じて交互に印加されるようになっている。
【0009】なお、これらのスイッチング素子74、7
5としては、一般にスイッチング速度の速い高速のトラ
ンジスタやMOSFET素子が用いられる。これらのス
イッチング素子74、75は、例えば論理素子91,9
2,93等で構成されるスイッチタイミング制御回路9
0により、各スイッチング素子を記録信号において交互
にON,OFFすることにより動作する。
【0010】一方、図8に示した磁気ヘッド駆動回路8
0のように、磁気ヘッドを2つのコイル81、82をバ
イファイラに巻いて形成し、補助コイル83を1つにし
た回路構成も提案されている。図8において、コイル8
1、82の一方の端子付近のドットは巻始め側を示す。
【0011】上述の1つのヘッドコイル71を巻いた磁
気ヘッドを駆動する磁気ヘッド駆動回路70が、一対の
スイッチング素子74、75をON,OFFすることで
ヘッドコイル71に流れる電流の向きを切り換えること
によりヘッド発生磁界を反転していたのに対し、バイフ
ァイラ巻きの2つのコイル81、82を用いた回路では
スイッチング素子84,85を交互にON,OFFする
ことで直流電源86から2つのコイル81,82の一方
のみに電流を流すことにより、磁界の反転を行う。
【0012】この場合も、補助コイル83の定電流機能
により、コイル電流切り替わり時にヘッドコイル81、
82には高い電圧が印加される。また、この回路例にお
いては、補助コイル83に並列にダンピング抵抗87を
挿入することにより、ヘッドコイル電流の過度電流を抑
制している。
【0013】従って、バイファイラ巻きを用いた回路に
おいては、スイッチング素子84、85に流れる電流
は、全てヘッドコイル81、82に流れる電流であり、
ヘッドコイル電流と等しい電流がスイッチング素子8
4、85に流れるため、1つのヘッドコイル71を駆動
する磁気ヘッド駆動回路70に比較して、スイッチング
素子84、85に流す電流を半減できる。
【0014】以上のように、補助コイルを用いたヘッド
駆動回路を用いれば、補助コイルに蓄えたエネルギーで
ヘッドコイルの電流を反転するための高い電圧を得るた
め、低い電源電圧でも低消費電力で電流の立ち上がり時
間を短くした高密度記録が可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな補助コイルを用いた従来のヘッド駆動回路では、高
密度または高転送記録するために、記録データの記録周
波数を高くすると、磁気ヘッドのインピーダンスの上昇
による電流振幅の減少に加えて、ある記録周波数以上で
ヘッドコイル励磁電流の振幅が異常に低下することがあ
り、特にスイッチ素子として高速のMOSFETを用い
た場合はこの傾向は顕著であった。
【0016】即ち、スイッチング制御回路90の論理信
号A及びBが図9(a),(b)に示すような波形であ
っても、実際のゲート電圧C,Dの波形は、ゲート・ソ
ース間の静電容量を充放電するため、図9(c)に示す
ようにある一定の遷移時間を含む波形となる。
【0017】この遷移時間が、最大記録周波数の周期に
対してある程度以上の比率になると、スイッチング素子
のオン,オフの遷移過程において、2つのMOS−FE
T素子が十分にオンするのに必要なゲート・ソース間電
圧を下回る期間が増大して、スイッチング素子端子間が
両方とも高インピーダンスとなる時間(以下、この時間
をデッドタイムと呼ぶ。)が増加する。
【0018】この結果、磁気ヘッドと補助コイルの間の
エネルギーのやりとりが不十分になる等、本来の回路動
作が不可能となり、このためにヘッドコイル電流の振幅
が減少していた。
【0019】このデッドタイムは駆動回路構成やスイッ
チング素子の特性により異なり、例えば、スイッチング
素子として図10(b)に示すようなMOS−FETを
用いた場合、(接地された)ソースS電位に対するゲー
トGの電圧VGSに対するドレイン電流ID の変化が図1
0(a)のようであった場合、ヘッド駆動回路の動作に
影響を与えないレベルのオン電圧をVG1とすると、この
電圧をある程度下回る電圧、例えばVG2では、十分なド
レイン電流が得られずにドレイン・ソースDS間、換言
すればスイッチング素子のオン・オフされるべき端子間
のインピーダンスが上昇する。
【0020】従って、図9(c)にようなゲート電圧が
印加された場合、電圧VG2以下となるデッドタイムtの
間では、スイッチング素子のインピーダンスが増大して
補助コイルに蓄積されるエネルギーが減少する等、ヘッ
ド駆動回路が十分に動作できない状態となる(図9
(d)は図9(c)よりも小さいデッドタイムの場合を
しめしている)。
【0021】このように動作が不十分となる領域は、記
録周波数が高くなって、最大記録周波数の記録周期に対
して、デッドタイムtの占める比率が大きくなる程広が
り、ある記録周波数を境にヘッドコイル電流振幅が減少
する等の障害が発生することになる。
【0022】このコイル電流の減少を補うためには、 1.ヘッド駆動回路の電源76又は86を高くして補助
コイルに蓄えるエネルギを大きくする。 2.ゲート駆動電圧を高くして、図9(d)に示すよう
に電圧レベルVG2でのデッドを減少する。 等の対策も考えられるが、電圧上昇により回路全体の損
失が増大したり、電圧の高い電源が必要になる等の問題
があった。
【0023】以上のような問題は、ゲート容量の大きな
スイッチング素子がMOSFETの場合顕著であるが、
トランジスタにおいても、スイッチ周波数が高い場合に
ベース電流が不足すると、スイッチが十分にオンとなら
ずに、トランジスタのコレクタ・エミッタ間がハイ・イ
ンピーダンスとなって駆動回路の動作が不十分となるこ
とがある。
【0024】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、記録周波数を高くしても、ヘッドコイル
の励磁電流の振幅の低下を抑制して、高周波記録におい
ても、低消費電力かつ低電圧の磁気ヘッド駆動回路を提
供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、記録媒体に磁界を印加するための磁気ヘ
ッドと、前記磁気ヘッドのインダクタンス以上のインダ
クタンスを有する補助コイルと、少なくとも2つのスイ
ッチング素子と、前記スイッチング素子を記録信号によ
り交互にオンオフするためのスイッチング制御回路を備
え、前記スイッチング制御回路において生成される、ス
イッチタイミングは、記録信号の1つの状態に対応して
スイッチング素子をオンにする期間が、他のスイッチン
グ素子をオフとする期間よりも長く設定される信号を生
成する。
【0026】
【作用】以上の構成の磁気ヘッド駆動回路では、上記信
号により例えばスイッチング素子がオフからオンする立
ち上がり時間とオンからオフになる立ち下がり時間だけ
オンする期間を長くできるので、ハイ・インピーダンス
となる期間を抑制することにより、記録周波数が高い場
合においても、ヘッドコイルの励磁電流の振幅の低下を
防止して、低消費電力かつ低電源電圧で磁気ヘッドを駆
動することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係り、図1
は第1実施例の磁気ヘッド駆動回路であり、図2はその
動作を説明するための図である。
【0028】図1に示す第1実施例の磁気ヘッド駆動回
路1は、光磁気記録媒体に記録磁界を印加するための磁
気ヘッド2と、この磁気ヘッド2のインダクタンスより
も大きいインダクタンスを有し、磁気ヘッド2に供給す
る電気エネルギを蓄積する2つの補助コイル3及び4
と、前記補助コイル3及び4を介して磁気ヘッド2に電
流を供給するための直流電源5と、磁気ヘッド2に流れ
る電流の極性を切り換える2つのスイッチング素子7及
び8と、スイッチング素子7及び8のオン・オフ動作を
制御するスイッチング制御回路9とから構成される。2
つのスイッチング素子7及び8は例えばMOS−FET
で形成される。
【0029】スイッチング制御回路9は、記録信号を一
定時間遅延するための遅延素子11と、NOR,NAN
D,インバータからなる論理素子12,13,14と、
スイッチング素子7及び8のゲートに印加して各スイッ
チング素子7及び8をそれぞれ駆動するバッファアンプ
15及び16とから構成され、一方のスイッチング素子
7(または8)をオンする期間が、他方のスイッチング
素子8(または7)をオフとする期間より長くなるスイ
ッチング駆動信号(図2のE,DまたはF,G参照)を
生成するようにしている。
【0030】この場合、遅延素子11による遅延時間t
dは、スイッチング素子7及び8を構成するMOS−F
ETのゲート駆動電圧の立ち上がりまたは立ち下がり時
間にほぼ等しく設定して、殆どデッドタイムを解消する
ようにしていることが特徴となっている。以下、この磁
気ヘッド駆動回路1の動作について、図1及び図2を参
照しながら説明する。
【0031】図1の入力端子に図2のような記録信号A
(DATA A)が入力されると、遅延素子11は、記
録信号Aを一定時間tdだけ遅延した信号Bを出力す
る。
【0032】次に、論理素子12,13,14により信
号A及びBのNOR出力C、NAND出力D、及び前記
信号Cの反転出力Eを得て、信号E及びDをバッファア
ンプ15及び16を通すことにより、スイッチング素子
7及び8のゲートを交互にオンオフ制御する。ここで、
信号E及びDの一方のパルスにおけるハイレベルの幅は
他方のパルスのロウレベルの幅より長くなるように遅延
素子11と論理素子12、13、14で構成している。
【0033】スイッチング素子7及び8が記録信号に応
じて交互にオンオフすると、補助コイル3または4の定
電流作用により、オフとなったスイッチング素子に接続
された磁気ヘッド2のヘッドコイルの端子は、オフの瞬
間、直流電源5の電源電圧の数倍の電圧が印加され、ヘ
ッドコイルには高速に極性の変化する励磁電流Iが流れ
る。
【0034】この場合、遅延素子11による遅延時間t
dを、ゲート駆動電圧の立ち上がりまたは立ち下がり時
間にほぼ等しく設定すると、ゲート電圧波形は図2の信
号F,Gに示すようになり、信号F,Gにおけるゲート
電圧VG をMOS−FETが十分にオンする電圧に設定
すれば、デッドタイムは殆どなくなり、スイッチング素
子は、オンオフの切り替わり点でハイ・インピーダンス
となることはなく、磁気ヘッド2のヘッドコイル電流の
振幅が減少することはない。
【0035】ここで、遅延素子11による遅延時間td
は、記録周波数やスイッチング素子7、8の特性に合わ
せて最適に設定することがデッドタイムを解消するため
に望ましい。
【0036】即ち、遅延時間tdが小さ過ぎると、デッ
ドタイムが増加してヘッドコイル電流の振幅が減少し、
遅延時間tdが大き過ぎると、スイッチの切り替わり点
で、両スイッチング素子7及び8ともオンとなる期間が
増加して、磁気ヘッド駆動回路1の損失が大きくなる。
【0037】磁気ヘッド駆動回路1の構成やスイッチン
グ素子7及び8の特性にもよるが、実験によれば、デッ
ドタイムは、記録信号に含まれる最高繰り返し記録周波
数の周期に対して数%以下にするのが望ましい。また、
スイッチング制御回路9としては、図2の信号D及びE
に示すようなスイッチタイミング波形が得られれば、図
1に示すような論理素子12、13、14による回路構
成でなくとも良い。
【0038】以上述べたように本実施例を用いれば、記
録信号が高周波になっても、スイッチンング制御回路9
によりスイッチングのタイミングを制御するだけで、ゲ
ート印加電圧のデッドタイムを減らしてヘッドコイル2
の電流振幅の減少を抑制することができる。
【0039】従って、従来のようにヘッドコイル電流の
振幅を補うために、ゲート電源電圧やヘッド駆動部電源
電圧を上げる必要がなく、必要最小限の電源電圧を設定
することが可能となるため、ヘッド駆動回路の低損失化
が可能となる。また、高周波記録においても高い電源電
圧を必要としないので、電源の共通化や低電圧化が容易
となる。
【0040】図3は本発明の第2実施例の構成を示す図
であり、ヘッド駆動回路部分を省略して、スイッチング
制御回路部分のみを示したものである。
【0041】ここで、スイッチング制御回路21の構成
は、基本的には第1実施例と同じであるが、遅延素子が
複数あって、それを選択することにより、遅延時間を自
由に変化できる点が第1実施例と異なる。
【0042】即ち、図3のようなスイッチング制御回路
21においては、複数の遅延素子、例えば4つの遅延素
子22〜25があって、各遅延素子22〜25の遅延量
が異なるとすると、スイッチ26により、遅延素子22
〜25の出力を選択することで遅延量を制御できるよう
になっている。その他の構成は図1に示したものと同じ
構成である。
【0043】このような回路構成とすることにより、デ
ィスク内外周で記録周波数を広範囲に変えるゾーンCA
V方式のような記録方式においても、常に最適な遅延量
を設定して、デッドタイムを小さく設定できる。また、
スイッチング素子としてのMOS−FET等の特性のバ
ラツキに対しても、対応できる。
【0044】図4は第2実施例の変形例におけるスイッ
チング制御回路31の構成を示す。この変形例は遅延素
子32として論理素子のインバータ33を多段に接続し
たもので、インバータ33自身の応答遅延時間を利用し
て遅延量を制御するもので、記録周波数が高く、遅延量
が数10nsと小さい場合に有効である。
【0045】また、図5は本発明の第3実施例の磁気ヘ
ッド駆動回路41を示す。この実施例ではスイッチング
制御回路9は、第1実施例と同じであるが、補助コイル
83を用いたヘッド駆動部分の回路が異なる。これは従
来例の図8のヘッド駆動部分の回路構成と同じである。
但し、図5では抵抗87を用いていない。
【0046】この実施例に限らず、本発明のスイッチン
グ制御回路は、補助コイルの定電流作用を利用したヘッ
ド駆動回路のスイッチング素子を制御する場合の低消費
電力化、低電源電圧化に有効である。
【0047】
【発明の効果】上述したように本発明の磁気ヘッド駆動
回路を用いれば、記録周波数を高くしても、磁気ヘッド
コイルの電流振幅の低下を抑制することができ、高転送
記録時や高密度記録時にヘッド駆動回路の低損失化及び
低電源電圧化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の磁気ヘッド駆動回路の構
成を示す回路図。
【図2】第1実施例の動作説明図。
【図3】本発明の第2実施例におけるスイッチング制御
回路の構成を示す回路図。
【図4】第2実施例の変形例におけるスイッチング制御
回路の構成を示す回路図。
【図5】本発明の第3実施例の磁気ヘッド駆動回路の構
成を示す回路図。
【図6】従来例の光磁気記録再生装置の構成図。
【図7】従来例の磁気ヘッド駆動回路の構成を示す回路
図。
【図8】他の従来例の磁気ヘッド駆動回路の構成を示す
回路図。
【図9】従来例の動作説明図。
【図10】スイッチング素子の特性等を示す説明図。
【符号の説明】
1…磁気ヘッド駆動回路 2…磁気ヘッド 3、4…補助コイル 5…直流電源 7、8…スイッチング素子 9…スイッチング制御回路 11…遅延素子 12、13、14…論理素子 15、16…バッファアンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に磁界を印加する磁気ヘッド
    と、前記磁気ヘッドに電流を供給するための直流電源
    と、前記磁気ヘッドのインダクタンス以上のインダクタ
    ンスを有する補助コイルと、少なくとも2つのスイッチ
    ング素子と、前記スイッチング素子の少なくとも2つの
    スイッチング素子を記録信号により交互にオン,オフす
    るためのスイッチング制御回路とを備えた磁気ヘッド駆
    動回路において、 前記スイッチング制御回路内で生成され、記録信号の1
    つの状態に対応して前記スイッチング素子をオンにする
    期間が、前記記録信号の状態に対応して他のスイッチン
    グ素子をオフとする期間よりも長く設定されることを特
    徴とする磁気ヘッド駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子を制御する信号の
    パルス幅の差は、前記記録信号を前記スイッチング制御
    回路内の遅延素子で遅延させて論理操作することにより
    得られることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド駆
    動回路。
JP26015693A 1993-10-18 1993-10-18 磁気ヘッド駆動回路 Withdrawn JPH07114703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010029999A (ko) * 1999-09-03 2001-04-16 아끼구사 나오유끼 광자기 기록 방법 및 장치

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