JP2877458B2 - マイクロコンピュータのリセット処理方法 - Google Patents

マイクロコンピュータのリセット処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、時計動作を行うマイクロコンピュータのリ
セット処理方法に関する。
(ロ)従来の技術 ビデオテープレコーダ等においては、システムのコン
トロール及び時計動作を行うマイクロコンピュータが利
用されている。かかるマイクロコンピュータは、スパー
ク、電源の瞬断があった場合に、誤誤誤防止の為、通常
はリセットされる。第2図において、マイクロコンピュ
ータ1は、電源回路2により駆動されるが、スパーク、
電源の瞬断があった場合にはリセット回路3よりリセッ
ト信号が出力されてマイクロコンピュータ1はリセット
される。かようにして、マイクロコンピュータがリセッ
トされた場合、時計動作の為のRAMもクリアされるた
め、時刻データをRAMに再設定する必要があった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、電源の瞬断によって駆動電圧がRAMを
動作状態に保つのに必要な電圧以下に低下しなかった場
合には、時計用RAMをクリアすることなく、電源の瞬断
の復旧後、そのまま時計動作を継続しても、支障ない場
合もある。かかる構成とすれば、時刻データの再設定の
必要がなくなることになる。
即ち、第3図において、スパーク、電源の瞬断等によ
り、マイクロコンピュータに印加される駆動電圧VDが、
マイクロコンピュータの動作電圧VA及びRAMの動作電圧
(データ保持が可能な電圧)VBになった場合(T2)には
マイクロコンピュータ全体をリセットする必要がある
が、VA以下にはなったが、VB以下にはならなかった場合
(T1)には時計用RAMをクリアする必要がない。
そこで、本発明はマイクロコンピュータがリセットさ
れても、時計用RAMはクリアせず、必要な場合にのみ、
時刻データの再設定を行うようにせんとするものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本発明においては、スパーク、電源の瞬断等
が検出された場合に時計用RAMを除いてマイクロコンピ
ュータをリセットする。次に時計用RAMに貯えられてい
る時刻データが、現実に有り得るデータか否かを判定
し、現実に有り得ないデータと判定された場合に、時刻
データを再設定する構成とする。
(ホ)作用 上記構成によれば、スパーク、電源の瞬断等が生じて
も、時計用RAMはクリアされず、時刻データが破壊され
ていない場合にはそのまま時計動作を行うことができ
る。そして、時刻データが破壊された場合にのみ、時刻
データを再設定すれば良い。
(ヘ)実施例 第1図は本発明のリセット処理方法を実現するフロー
チャートを示すものである。
電源の瞬断があった後、マイクロコンピュータが動作
を再開すると、リセットプログラムがスタートし、先づ
システムコントロール用RAMがクリアされ、初期設定さ
れる。これはシステムの暴走を確実に防止する為であ
り、通用はシステムを停止状態に設定する。一方、時計
用RAMはクリアされず、マイクロコンピュータが動作を
再開すると、直ちに時計動作を開始し、時計用RAMに設
定されている値(マイクロコンピュータがリセットされ
る前の値)から計数動作を開始する。
次に表示されている時刻データが点滅され、リセット
プログラムがスタートしていることを使用者に知らせ
る。この動作は必ずしも必要とするものではない。
次に、時計用RAMに貯えられているデータが時刻デー
タとして有り得るデータか否かが判定される。これは、
電源の瞬断等により時計用RAMが破壊されたか否かをチ
ェックする為である。もし、有り得ないデータと判定さ
れた場合には、時計用RAMをクリアするか、そのデータ
に最も近い値の、現実に有り得る時刻データ(例えば、
61秒なら、60秒)をRAMに設定する。時計用RAMをクリア
した場合には、正しい時刻データを設定する必要がある
ので、これを使用者に知らせる為に何らかの警告表示を
行う。
次に時計調整スイッチがオンか否かが判定されて、オ
ンであれば、そのスイッチにて設定された時刻が時計用
RAMに設定される。この動作は通常の時計調整動作と同
様である。前のステップで時計用RAMがクリアされてい
る場合には、必ずこの時刻設定動作を行う。
その後、システムコントロール用プログラムの実行ス
テップに移る。
(ト)発明の効果 以上述べた本発明によれば、スパーク、電源の瞬断等
があった場合、これまでのように常に時計用RAMがクリ
アされることはなく、時計用RAMに実用上差し支えない
データが貯えられている場合にはこれをそのまま利用す
るので、従来必要であった時刻データ再設定の手間を省
くことができる。また現実に有り得ないデータと判定さ
れた場合にも、そのデータに最も近い値の、現実に有り
得る時刻データをRAMに設定することができるので、時
刻設定の手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるマイクロコンピュータのリセッ
ト処理方法のフローチャートを示す図、第2図はマイク
ロコンピュータとリセット回路と電源回路を示す回路
図、第3図は動作波形図である。 1はマイクロコンピュータ、2は電源回路 3はリセット回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スパーク、電源の瞬断等が検出された場合
    に時計用RAMを除いてマイクロコンピュータをリセット
    するステップと、 時計用RAMに貯えられている時刻データが、現実に有り
    得るデータか否かを判定するステップと、 前記ステップにて現実に有り得ないデータと判定された
    場合に、そのデータに最も近い値の、現実に有り得る時
    刻データをRAMに設定することを特徴とするマイクロコ
    ンピュータのリセット処理方法。
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