JP2731386B2 - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JP2731386B2
JP2731386B2 JP62211772A JP21177287A JP2731386B2 JP 2731386 B2 JP2731386 B2 JP 2731386B2 JP 62211772 A JP62211772 A JP 62211772A JP 21177287 A JP21177287 A JP 21177287A JP 2731386 B2 JP2731386 B2 JP 2731386B2
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time
detection circuit
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reset
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昌彦 北村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明はユーザプログラムにより制御をプログラマブ
ルに行える制御装置に関するものである。 [背景技術] 従来プログラマブルコントローラのような制御装置に
おいて、その装置が暴走しているかは、制御手段を構成
するCPUのワオッチ・ドッグ・タイマから成る暴走検知
回路により検知していた。即ち、予め決められた時間以
内に暴走検知回路をリセットするように設定され、その
時間以内に暴走検知回路がリセットされない場合は、そ
の装置の暴走とみなし、処置を行っていた。しかし、近
年プログラマブルコントローラ機能が多様化して、機能
が豊富になるに従い、ユーザの記述するプログラムが複
雑、多様になり、ユーザプログラムの演算処理を行う時
間も長くなる傾向がある。そのため、ユーザプログラム
内に暴走検知回路をリセットする命令を挿入することに
より暴走を起こしていないにも拘わらず、暴走検知回路
が働いてしまう不都合を解消しようとするものもある。
しかし、逆にユーザプログラム内で、無限ループが発生
した場合にはその検知ができない。またタイマ処理等に
おいてそれ以下でなければならない時間、例えば100ms
以内に1サイクルが終了しなければ、装置としての機能
が達成できない時間があり、それを越えたことも検知で
きない場合が発生する。 [発明の目的] 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは付設している暴走検知回路の動作
が、ユーザプログラムの渋滞によるものか、装置の暴走
または異常によるものかを判別できる制御装置を提供す
るにある。 [発明の開示] 本発明は、ユーザプログラムの内容に従って、外部制
御装置を制御する演算制御手段を持つ制御装置におい
て、予め定めた第1の時間をカウントすると第1の異常
検知信号を出力するとともに、上記演算制御手段から演
算時間に対応して上記第1の時間内に第1のリセット信
号が与えられると、カウントをやり直す第1の暴走検知
回路と、予め定めた第2の時間をカウントすると第2の
異常検知信号を出力するとともに、上記演算制御手段か
ら演算時間に対応して上記第2の時間内に出力するか又
はユーザプログラムに書き込まれたリセット命令に応じ
て演算制御手段から出力する第2のリセット信号が与え
られるとカウントをやり直す第2の暴走検知回路とを備
えたことを特徴とする。 以下本発明を実施例により説明する。 実施例 第1図は本発明の実施例のブロック図を示しており、
装置全体の制御及びユーザプログラムに従った演算処
理、入出力制御を行う演算制御手段たるCPU1と、CPU1が
装置全体を制御するための装置プログラムを格納した例
えばROMからなるメモリ2と、ユーザプログラムの格納
やI/O情報の一時記憶を行うとともに装置ワークエリア
として働く、例えばRAMからなるメモリ3と、外部入出
力と内部回路のインターフェイス部として機能するI/O
インターフェイス部4と、装置の暴走を監視するウオッ
チドッグタイマからなる第1、第2の暴走検知回路5,
6、両暴走検知回路5,6に基準クロックCLKを与えるため
の発振回路7[勿論CPU1の装置クロックを用いれば発振
回路7は不要]とからなり、第1の暴走検知回路5はCP
U1から演算の1サイクル毎に対応して発生する第1のリ
セット信号RS1によりリセットされ、第2の暴走検知回
路6はCPU1から演算の1サイクル毎及びユーザプログラ
ム命令に応じて発生する第2のリセット信号RS2によっ
てリセットされるようになっており、夫々の暴走検知回
路5,6はリセットされずにカウント終了すると、夫々第
1及び第2の異常検知信号S1,S2を出力する。これら第
1及び第2の異常検知信号S1,S2は装置のストップ、出
力のオフ、エラー表示等の異常処理を行うための信号と
なる。 第2図は暴走検知回路5,6の具体回路例を示してお
り、この回路ではアドレスデコーダ8と、プリセット可
能なダウンカウンタ9と、フリップフロップ10と、アン
ドゲート11とからなり、CPU1によりアドレスデコーダ8
を通じてチップセレクト信号CSによりチップセレクトさ
れ、且つ書込信号▲▼が与えられると、ダウンカウ
ンタ9に第3図(b)に示す▲▼信号が与えら
れ、ダウンカウンタ9にデータバス12を通じて与えられ
るカウント値がプリセットされる。プリセットされると
ダウンカウンタ9は第3図(a)に示す基準クロックCL
Kを減算カウントし、カウント値が“0"になると、▲
▼信号を出力して、フリップフロップ10によ
り保持し、第1の異常検知信号S1又は第2の異常検知信
号S2として出力し続ける。通常はカウント値が“0"にな
るまでのタイミングT1でCPU1より第1のリセット信号RS
1又は第2のリセット信号RS2として出力されるチップセ
レクト信号CS、書込信号▲▼及びプリセットするカ
ウント値によって新たにカウント値がプリセットされる
ため第1の異常検知信号S1又は第2の異常検知信号S2
発生しない。そしてプリセットされるタイミングが遅れ
てカウント終了時間T2(T1<T2)に達すると第3図
(c)のように第1の異常検知信号S1又は第2の異常検
知信号S2が発生することになる。 而して第1図の第1の暴走検知回路5のリセットタイ
ミング(第1の時間)を100msとし、第2の暴走検知回
路6のリセットタイミング(第2の時間)を10msとし、
通常のCPU1の演算サイクルの時間を10ms以内とする。そ
してユーザプログラム内にループ部分があるとし、その
部分に暴走検知回路6に対するリセット命令を書き込ん
であるとすると、ユーザプログラムのループにより演算
時間が10msを越えても、暴走検知回路6が働くのを防止
することができることになる。 またユーザプログラムが何等かの理由により無限ルー
プに入った場合、暴走検知回路6が働かないが、暴走検
知回路5が演算時間が100msを越えた時点で働き、第1
の異常検知信号S1を発生する。 更に演算の渋滞が起き、10msを越えた場合には、暴走
検知回路6が働いて第2の異常検知信号S2を発生する
が、演算時間が100ms以内であれば暴走検知回路5は第
1の異常検知信号S1を出力しないので、致命的エラーで
ないことが判断できて、適切な処理を施すことができる
ことになる。つまり暴走検知回路が1個のみでは暴走検
知回路が異常検知信号を出力した場合に若干の演算時間
の延びによるものか、致命的エラーによりものかが判断
できないため、異常処理も致命的エラーを想定しなけれ
ばならないが、本発明によれば夫々に対応した処理がで
きるのである。特に本発明では第2の暴走検知回路6の
リセットのタイミング(第2の時間)を厳密に設定する
ことより細かい渋滞監視ができる。 またハード的なエラーや、致命的な演算渋滞が起きる
と、両暴走検知回路5,6が共に第1並びに第2の異常検
知信号S1,S2を出力することになり、この場合には装置
を停止させるなどの処置を行なえばよい。 第4図は上述の演算サイクルのフローチャートを示
し、ユーザプログラムの演算処理のステップでは第2の
暴走検知回路6のリセットをプログラムにより行なうよ
うになっている。 尚暴走検知回路5,6としてはプログラブルインターバ
イタイマ(型名8253)のモード1(リトリガブルワンシ
ョットタイマ)を用いてもよい。 第5図はその具体回路を示しており、この回路ではCP
U1からのチップセレクト信号▲▼と書込信号▲
▼とにより、予めデータバス12を通じて指定したワンシ
ョット時間(第6図(a)に示す基準クロックCLKのカ
ウント数)をプログラブルインターバルタイマ13にセッ
トしておき、CPU1からの第1のリセット信号RS1又は第
2のリセット信号RS2が第6図(b)に示すようにGATE
端子に入ると、そのOUT端子より第6図(c)に示すよ
うに“L"の信号を設定したワンショット時間だけ出力す
ることになる。そして第1のリセット信号RS1又は第2
のリセット信号RS2を設定ワンショット時間内、例えばT
1にGATE端子に入力が入ると、そのタイミングから再び
カウントが始まるので、通常ではOUT端子からは“L"の
出力が発生することになる。そしてT2のように設定ワン
ショット時間を越えても第1のリセット信号RS1又は第
2のリセット信号RS2がGATE端子に入力しない場合にはO
UT端子の出力が“H"となり、この“H"の信号が第1の異
常検知信号S1又は第2の異常検知信号S2となる。 [発明の効果] 本発明は上述のような制御装置において、予め定めた
第1の時間をカウントすると第1の異常検知信号を出力
するとともに、上記演算制御手段から演算時間に対応し
て上記第1の時間内に第1のリセット信号が与えられる
と、カウントをやり直す第1の暴走検知回路と、予め定
めた第2の時間をカウントすると第2の異常検知信号を
出力するとともに、上記演算制御手段から演算時間に対
応して上記第2の時間内に出力するか又はユーザプログ
ラムに書き込まれたリセット命令に応じて演算制御手段
から出力する第2のリセット信号が与えられるとカウン
トをやり直す第2の暴走検知回路とを備えたので、装置
の異常状態の内容を第1及び第2の暴走検知回路からの
第1並びに第2の異常検知信号の有無により判断するこ
とができ、経過異常処理を適切に行なえ、また演算渋滞
の監視時間を厳密に設定することが可能となって、渋滞
時の処理を迅速に行なうこともできるという効果があ
る。また、第2の暴走検知回路が第2のリセット信号を
通してユーザプログラムによってリセット可能であるか
ら、ユーザプログラムによって第2の時間を適切な値に
設定することができ、暴走の発生から検知までの時間を
短縮及び最適化できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の回路構成図、第2図は同上使
用の暴走検知回路の具体回路図、第3図は同上の暴走検
知回路の動作説明用タイムチャート、第4図は同上の演
算サイクルのフローチャート、第5図は同上使用の暴走
検知回路の具体回路図、第6図は同上の暴走検知回路の
動作説明用タイムチャートである。 1……CPU、2……メモリ、3……メモリ、4……I/Oイ
ンターフェイス部、5……第1の暴走検知回路、6……
第2の暴走検知回路、S1,S2……異常検知信号、RS1,RS2
……リセット信号である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ユーザプログラムの内容に従って、外部制御装置を
    制御する演算制御手段を持つ制御装置において、予め定
    めた第1の時間をカウントすると第1の異常検知信号を
    出力するとともに、上記演算制御手段から演算時間に対
    応して上記第1の時間内に第1のリセット信号が与えら
    れると、カウントをやり直す第1の暴走検知回路と、予
    め定めた第2の時間をカウントすると第2の異常検知信
    号を出力するとともに、上記演算制御手段から演算時間
    に対応して上記第2の時間内に出力するか又はユーザプ
    ログラムに書き込まれたリセット命令に応じて演算制御
    手段から出力する第2のリセット信号が与えられるとカ
    ウントをやり直す第2の暴走検知回路とを備えたことを
    特徴とする制御装置。
JP62211772A 1987-08-26 1987-08-26 制御装置 Expired - Lifetime JP2731386B2 (ja)

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JPS6455654A JPS6455654A (en) 1989-03-02
JP2731386B2 true JP2731386B2 (ja) 1998-03-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59148961A (ja) * 1983-02-16 1984-08-25 Fuji Electric Co Ltd プロセツサの動作監視方式
JPS60164852A (ja) * 1984-02-08 1985-08-27 Toshiba Corp プログラム暴走監視方式
JPS63257041A (ja) * 1987-04-14 1988-10-24 Nec Corp リアルタイムosのシステム診断方式

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