JPH1055224A - 計算機時刻の補正方法およびその補正方法を用いた計算機のソフトウェア - Google Patents

計算機時刻の補正方法およびその補正方法を用いた計算機のソフトウェア

Info

Publication number
JPH1055224A
JPH1055224A JP21001496A JP21001496A JPH1055224A JP H1055224 A JPH1055224 A JP H1055224A JP 21001496 A JP21001496 A JP 21001496A JP 21001496 A JP21001496 A JP 21001496A JP H1055224 A JPH1055224 A JP H1055224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
correction
computer
correction operation
time correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21001496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Mizokoshi
豊 溝越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP21001496A priority Critical patent/JPH1055224A/ja
Publication of JPH1055224A publication Critical patent/JPH1055224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機が時間長さに関係するデータの取り込
みを行っている最中に、この計算機が時刻の補正動作を
行うと、取り込んだデータの誤差が増大してしまう。 【解決手段】 計算機システムに時刻補正動作を禁止す
る時刻帯を設定する手順と、設定した時刻帯を記憶する
手順と、現在の時刻を上記メモリに記憶している時刻補
正動作を禁止する時刻帯と比較して、現在時刻がこの時
刻帯の範囲内にある間は、時刻補正動作を中止させる信
号を出力する手順とを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、計算機システム
の時刻補正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機システムには時計が内蔵されてい
る。この時計には水晶発振器が基準に用いられているも
のが多いので、多少のたとえば1ヶ月に数秒以上の誤差
があり、定期的に時刻の補正を必要とする。
【0003】図4は特開昭58−50031号公報に示
された時刻補正方法を有する装置のブロック図、図5は
同じく図4の処理動作を説明するフローチャートであ
る。図4,図5に示された従来の技術以前には、たとえ
ば月に1度時刻を補正するなどの作業が行われていた
が、この場合、前回の補正以後の誤差の累積を一度に補
正することとなるので、結果的に時間の飛び越しや、逆
転現象(同じ時刻を二度経過する)が生じて好ましくな
いと言うことがあった。
【0004】これに対し、図4,図5のものでは全補正
量を単位補正量づつ複数回の補正を行うように変換し、
単位補正量とこの単位補正量分の補正実行時間隔とをシ
ステム上許容される組合せで選択することにより補正を
行うようにしたものである。
【0005】水晶発振器1にて発生した数10MHZの
発振器出力パルス11は、周波数低減装置2にて、10
0HZ〜1HZのタイマーペース出力12に低減され、
タイマー処理機構(P) 3を駆動する。このタイマー処理
機構(P) 3は、プリセットされていたタイマーカウンタ
5をカウントダウンし、カウント完了時にタイマー処理
機構(S) 4に駆動信号13を出力する。
【0006】この処理を示したのが図5のフローチャー
トである。駆動信号13を入力信号とするタイマー処理機
構(S) 4は、駆動信号13にて駆動され前回プリセット
した値Nと、タイマーペース時間t(タイマーペース周
波数の逆数)により T=N×t の時間経過を認識し、計時(現在時刻の更新)を行な
う。タイマー処理機構(S)4に接続されたタイマー補正
部6は補正要求判定、単位補正量および補正回数の決定
を行う機能を有し、これに基づいてタイマー処理機構
(S) 4が更新処理を行うものである。
【0007】計算機内時刻が遅れていて「進める」場合
は、タイマー処理機構(P) 3のプリセット値を単位補正
量分減ずることにより、計時所要間隔Tに対し、(T−
単位補正量)の経過で、駆動信号13が発生し、計算機
内の現在時刻を単位補正量分だけ進めることが出来る。
【0008】また、計算機内時刻が進んでいて「遅らせ
る」場合はプリセット値を単位補正量分加えておくこと
により、計時所要間隔Tに対し、(T+単位補正量)の
経過で、駆動信号13が発生し、計算機内現在時刻を単
位補正量分遅らせることが出来る。これによって、時刻
の2重通過、空白時間帯が生じないとともに、データの
誤差は最大時でも、(単位補正量/補正実行間隔)に改
善される。
【0009】このような従来の時刻補正システムでは、
確に大幅な時刻の飛びや逆転は生じないが、1回の補正
を実行した単位時間(一般には秒単位)の時間長さの誤
差は、0.1 %程度(例えば1秒間に1m秒の補正を行っ
た場合)となり無視できない場合もある。
【0010】たとえば、計算機システム内に用いられて
いるアプリケーションソフトウエアには、いわゆる、デ
ータ収集等と呼ばれる処理がある。データ収集には所定
の時間長さにわたってデータをとり込むような場合があ
るので、この間の時間長さに誤差があると取り込んだデ
ータに誤りが生じることになる。
【0011】もちろん、上記従来の方式でも、単位補正
量を小さくして補正回数を増やせば、見かけ上、精度は
向上することになるが、実際に生じる時間のずれ(水晶
発振器1の発振周波数のずれ)は常時平均的に生じてい
るのではなく、例えば気温の変化に応じて大きいずれと
小さいずれとが交互に生じるなどしている。そのため単
位補正量をあまり小さくすると大きいずれの時に補正が
追いつかないことも生じ得るので、単位補正量をむやみ
に小さくすることは出来ないのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の計算機システム
の時刻補正は以上のような方法のため、時間の長さ(連
続性)を利用したデータ収集処理などが正確に動作しな
いなどの問題があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、時刻補正を行ってもデータ値に
影響を受けないようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の計算機の時刻
補正方法は、時刻補正を行わない時刻帯を入力する手順
と、入力された時刻補正を行わない時刻帯を記憶する手
順と、この計算機の現在時刻を前記記憶している時刻補
正を行わない時刻帯と比較して、現在時刻が記憶してい
る時刻補正を行わない時刻帯と一致している間補正の不
実行を指令する手順とを有するものである。
【0015】又、アプリケーションソフトウエアから、
時刻補正動作の不実行を指令する信号を送出する手順
と、この信号によって時刻補正を中止する手順とを有す
るものである。
【0016】また、第3の発明は、計算機の時刻データ
を利用するプログラムを含んだ計算機のソフトウェアで
あって、前記プログラムの実行開始の前に時刻補正の中
止を指令する第1の信号を送出する手順と、前記プログ
ラムの実行終了後に前記時刻補正の再開を指令する第2
の信号を送出する手順とを有するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明による、時刻補正を行
うための時刻補正方法をもつ装置のブロック図である。
図中31は補正を行うことを禁止する時刻帯(時間帯)
を設定するための補正禁止時刻設定スイッチである。補
正禁止時刻帯の入力形式は、例えば午後4時0分から1
0分間とか、午後4時0分から午後4時10分までとか
任意に選定できる。32は補正禁止時刻設定スイッチ3
1から入力された補正禁止時刻帯を記憶する補正禁止時
刻メモリである。
【0018】33は現在時刻(真の時刻ではなく、計算
機の現在の時刻)と補正禁止時刻メモリ32に記憶して
いる補正禁止時刻帯とを比較して、現在時刻が補正禁止
時刻帯の幅内に入っておれば、タイマー補正部6に命令
を送って、補正動作を中止させ、又、幅内に入っていな
ければ補正動作を続行するよう命令する補正禁止回路で
ある。
【0019】図2は図1の回路の時刻補正動作を説明す
るためのフローチャートである。時刻補正動作を開始す
る前に時刻補正を行わない時刻(又は時刻帯)の設定を
行う。たとえば、定まった時刻(毎分0秒)に特定のデ
ータを一定時間たとえば10秒間とり込む動作を行うよう
に構成されたソフトウエアがある場合、毎分0秒から毎
分10秒の間、及びその前後の適当な時間を含めた10
数秒間は時刻補正動作を行わないように設定する。設定
された時刻あるいは時刻帯はメモリ32に記憶される。
【0020】そして、ステップ(SP21)で、現在時
刻(計算機が持っている時計による時刻)が補正禁止時
刻の範囲内かどうかチェックし、範囲内でなければ以後
の時刻補正動作を継続するが、範囲内であれば、範囲内
でなくなるまで補正動作を中止する。上記の例では毎分
0秒から一定の秒数補正を行わない例を示したが、毎時
0分から数分間とか、毎日0時等の特定の時刻から適当
な時間長さとすることでもよいことは明らかである。ま
た時間の長さを指定せずに、禁止初めの時間と禁止を終
わる時間とを指定することでも良い。
【0021】実施の形態2.図3は第2の発明による時
刻補正方法の回路ブロック図である。図中35はこの計
算機の時計を利用してデータ取り込みを行うようなプロ
グラムを含んでいるアプリケーションソフトウエアを示
している。(ブロック図としてはアプリケーションソフ
トウエアによって動作している計算機のCPUであると
考えても良い。) 36は、このアプリケーションソフトウエア35がデー
タとり込み動作を開始するに先立って、その数秒前から
データとり込みを完了するまで継続して送信するデータ
とり込み予告信号である。データ取り込み予告信号36
はデータを取り込み初める前に送出する第1の信号と、
データ取り込み終了後に送出する第2の信号との2つの
信号で構成しても良い。
【0022】補正禁止回路33はデータ取り込み予告信
号36を受信したとき、即ちアプリケーションソフトウ
エア35がデータとり込みを開始する場合には、タイマ
ー補正部6に対して、時刻補正動作を中止するように指
令を発する。そして、アプリケーションソフトウエア3
5がデータとり込みを完了すれば再び時刻補正を再開さ
せる。上記において、アプリケーションソフトウエアか
ら送出されるデータとり込み予告信号36は、時刻補正
動作の不実行を指令する信号である。そして、この信号
は、データとり込み動作時にかぎって送出されねばなら
ないと言うものではなく、時刻補正が行われることがア
プリケーションソフトウエア35にとって、不都合であ
るような任意のタイミングで送出されればよいものであ
ることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、あらかじめ時刻補
正動作を行なわない時刻帯を入力し記憶し、現在時刻が
この時刻帯の範囲内にある間は時刻補正動作を中止する
ので、時刻補正動作による悪影響を取り除くことが出来
る。
【0024】第2の発明によれば、あらかじめ時刻補正
動作を行いたくない時刻をプログラム内部に有している
アプリケーションソフトウエアから、時刻補正動作の実
行を中止する信号が計算機に出力されるので、時刻補正
動作による悪影響を除くことが出来る。
【0025】第3の発明によればアプリケーションソフ
トウエアが時間長さの誤差がデータに影響するようなデ
ータのとり込みを行っている間中、時刻補正を中止する
ので、取り込むデータの誤差を少くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による時刻補正を行うための装
置のブロック図である。
【図2】 図1の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】 実施の形態2による時刻補正を行うための装
置のブロック図である。
【図4】 従来の時刻補正を行う装置のブロック図であ
る。
【図5】 図4の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
31 補正禁止時刻設定スイッチ 32 補正禁
止時刻メモリ 33 補正禁止回路 35 アプリケーションソフトウェア 36 データ
取り込み予告信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器の出力パルスを源情報として計時
    を行なう計算機の前記発振器の精度に起因する計時誤差
    を、他情報にて補正する際に、全補正量を複数の補正実
    行回数に分けると共に、その1回の時刻補正動作ごとに
    前記全補正量のうちの単位補正量だけを補正する計算機
    の時刻補正方法において、 前記時刻補正動作を実行しない時刻帯を入力する手順
    と、入力された前記時刻補正動作を実行しない時刻帯を
    記憶する手順と、この計算機の現在時刻を前記記憶して
    いる時刻補正動作を実行しない時刻帯と比較して、前記
    現在時刻が前記時刻補正動作を実行しない時刻帯にある
    間、前記時刻補正動作の不実行を指令する手順とを有す
    ることを特徴とする計算機の時刻補正方法。
  2. 【請求項2】 時刻補正動作を実行しない時刻帯を入力
    する手順と、入力された前記時刻補正動作を実行しない
    時刻帯を記憶する手順とに代えて、あらかじめ計算機に
    インストールされ現在実行されているアプリケーション
    ソフトウエアから時刻補正動作の不実行を指令する信号
    を送出する手順と、この信号によって前記時刻補正動作
    の実行を中止する手順とを有することを特徴とする、請
    求項1記載の計算機の時刻補正方法。
  3. 【請求項3】 計算機の時刻データを利用するプログラ
    ムを含んだ計算機のソフトウェアであって、前記プログ
    ラムの実行開始の前に時刻補正動作の中止を指令する第
    1の信号を送出する手順と、前記プログラムの実行終了
    後に前記時刻補正動作の再開を指令する第2の信号を送
    出する手順とを有することを特徴とする計算機のソフト
    ウェア。
JP21001496A 1996-08-08 1996-08-08 計算機時刻の補正方法およびその補正方法を用いた計算機のソフトウェア Pending JPH1055224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21001496A JPH1055224A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 計算機時刻の補正方法およびその補正方法を用いた計算機のソフトウェア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21001496A JPH1055224A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 計算機時刻の補正方法およびその補正方法を用いた計算機のソフトウェア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1055224A true JPH1055224A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16582405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21001496A Pending JPH1055224A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 計算機時刻の補正方法およびその補正方法を用いた計算機のソフトウェア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1055224A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1712960A3 (en) * 2005-04-15 2009-04-08 Fujitsu Limited Electronic device, time correction method and time correction program
JP2010033402A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Asyst Technologies Japan Inc 搬送システムの時刻管理システム及び方法、並びにコンピュータプログラム
WO2014181570A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 株式会社日立産機システム 時刻ベース処理装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1712960A3 (en) * 2005-04-15 2009-04-08 Fujitsu Limited Electronic device, time correction method and time correction program
US8144548B2 (en) 2005-04-15 2012-03-27 Fujitsu Limited Electronic device, time correction method and time correction program thereof
JP2010033402A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Asyst Technologies Japan Inc 搬送システムの時刻管理システム及び方法、並びにコンピュータプログラム
WO2014181570A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 株式会社日立産機システム 時刻ベース処理装置
JP2014219252A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 株式会社日立産機システム 時刻ベース処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0591557B1 (en) Hand-indication electronic timepiece
US6971036B2 (en) Methods and apparatus for low power delay control
JPH1055224A (ja) 計算機時刻の補正方法およびその補正方法を用いた計算機のソフトウェア
JP4616054B2 (ja) 測定システム
JP2003270371A (ja) コンピュータシステムの時計装置
JPH10160874A (ja) 誤差自動修正時計
JP4362655B2 (ja) 電波受信装置、電波時計及び電波受信制御方法
JP3911970B2 (ja) 電子時計、外部調整装置およびそれらの制御方法
US6128252A (en) Electronic watch with autocalendar
US20060153008A1 (en) Control device and control method capable of external synchronization
JP2924154B2 (ja) 時間計測方式
JPH0348522B2 (ja)
JP3281757B2 (ja) 電子時計に於ける発振誤差の自動補正装置
JP3381463B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH06235778A (ja) 指針式電子時計のデータ送受信システム
JP2877458B2 (ja) マイクロコンピュータのリセット処理方法
JP2002216280A (ja) テレメータ監視装置
JP3143186B2 (ja) 指針式電子時計
JP4258110B2 (ja) 時計装置、時刻修正方法
JP3681860B2 (ja) 電子時計
JPH0784666A (ja) Cpuの間欠動作制御装置
JPH05134059A (ja) 時刻補正方式
JPS63108292A (ja) 基準時計制御方法
JPH0515118Y2 (ja)
JPH0526554Y2 (ja)