JP2924154B2 - 時間計測方式 - Google Patents

時間計測方式

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JP2924154B2
JP2924154B2 JP2266912A JP26691290A JP2924154B2 JP 2924154 B2 JP2924154 B2 JP 2924154B2 JP 2266912 A JP2266912 A JP 2266912A JP 26691290 A JP26691290 A JP 26691290A JP 2924154 B2 JP2924154 B2 JP 2924154B2
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interrupt
cpu
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timer means
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恒二 矢野
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 CPUにおいて或る時刻から正確に所定時間経過した後
にタイミングを発生させるための時間計測方式に関し、 CPU搭載装置の性能を低下させることなく時間計測の
誤差を小さくすることを目的とし、 一定周期で発生するクロック信号を分周して所定の時
間間隔T毎に周期割込み信号を発生するタイマ手段と、
該割込み信号の発生回数を計数することにより装置の動
作開始からの経過時間および任意時刻から任意時間が経
過したことを認識するCPUとを有する装置において、周
期割込みのタイミングからT1時間遅れて時間幅Trの時間
計測要求が発生したら、CPUは該遅れ時間T1と該要求時
間幅Trとの和をタイミング周期Tで割って所要割込み回
数nと補正時間T2とを求め、n回目の割込み処理時に該
補正時間T2に対応する分周値lを該タイマ手段に設定
し、該タイマ手段はn+1回目の割込みをT2のタイミン
グで行い、該n+1回目の割込み時刻をもって該時間計
測要求の終了とする構成である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、CPUにおいて或る時刻から正確に所定時間
経過した後にタイミングを発生させるための時間計測方
式に関する。
CPUの命令実行において、アプリケーションプログラ
ム(以下AP)がオペレーテングシステム(以下OS)に対
して、例えばTR秒後の再起動を要求した場合、OSは同要
求発生時刻からTR秒後のタイミングを発生させて、その
タイミングにAPを再起動しなければならない。そこで時
間計測方式としてはTR秒を精度良くかつOSによるCPUの
オーバーヘッドが最小限度で計測できるようにすること
が望まれる。
〔従来の技術〕
第3図は、本発明が対象とするCPU搭載装置のブロッ
ク図、第4図は従来方式の動作タイミングチャートであ
る。
第3図において、1はクロック発生部、2はカウンタ
21を内蔵し所定時間毎に割込み信号を発生するプログラ
マブル・インターバル・タイマ等のタイマ手段、3はCP
U、4はメモリ、5は入出力制御部を示し、これらの各
部は共通バス6に接続されている。タイマ手段2および
入出力制御部6はCPU3からの指令により動作する。メモ
リ4には、CPUを制御するための、オペレーティングシ
ステム(以下OS),アプリケーションプログラム(A
P)、各種のデータ等が格納されている。
第3図および第4図により、時間計測動作を説明す
る。
クロック発生部1は、常時、一定周期T0のクロック信
号をタイマ手段2に出力している。CPU3はタイマ手段2
のカウンタ21に特定の分周値mを設定する。タイマ手段
2は、クロック信号が入力されるごとに、カウンタ21に
設定された分周値を1づつ減算して、分周値が0になっ
た時点でCPU3に割込み信号INTRを出力すると共に、カウ
ンタにセットされる分周値をCPUが設定した最初の値m
に戻す。このようにしてタイマ手段2はCPU3に対してT
=mT0の一定周期で割込みを発生させる。CPU3はこの周
期割込み信号INTRに基づいて、OSに制御されてタイマ割
込み処理を実行することにより、割込み信号INTRの発生
回数を計数して現在の時刻を精度Tで得ることができ
る。
一例として、クロック発生部1が発生するクロック信
号周波数を100KHz(T0=10μ秒)、タイマ割込み周期T
を100m秒とすれば、m=100×10-3(秒)÷10-5(秒)
=10000がCPU3からタイマ手段2に設定される分周値と
なる。
上記計数方式において、APが周期割込みからT1経過後
の時刻にTr時間後の時間計測要求を発生すると、CPUはT
1から数えてn回目(nは0≦Tr−nT<Tを満たす整
数)のタイマ割込みが発生した時に、該時間計測要求の
終了処理を実行する。これにより、CPUは要求時間経過
をAPに通知して再起動等が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、アプリケーションプログラムからの時間計
測要求は、割込み信号の発生周期とは無関係に独立に発
行される。また計測要求時間幅Trは、割込み周期Tの整
数倍とは限らない。
上記従来の方式では、第4図に示すように正規の割込
みタイミングt0からT1時間後(但しT1<T)にTrの時間
計測要求が発生すると、その時点からTrを越えないt3
割込みタイミングでOSは終了処理を実行し要求終了通知
をAPに出す。このためT2が時間計測の誤差となる。
この誤差を小さくするためには、割込み周期Tを短く
すればよいが、この場合にはOSによる割込み処理の実行
回数が増加するので、CPUのオーバーヘッドが増大し、
アプリケーションプログラムの実行時間が減少して装置
の性能が低下する。
以上のように、従来例では装置の性能を低下させるこ
となく時間計測の誤差を小さくすることは不可能である
という問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み送出されたもので、CPU搭
載装置の性能を低下させることなく時間計測の誤差を小
さくすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の時間計測方式の原理構成図である。
上記問題点は、第1図に示すように、 一定周期で発生するクロック信号を分周して所定の時
間間隔T毎に周期割込み信号を発生するタイマ手段2
と、該割込み信号の発生回数を計数することにより装置
の動作開始からの経過時間および任意時刻から任意時間
が経過したことを認識するCPU3とを有する装置におい
て、 周期割込みのタイミングからT1時間遅れて時間幅Tr
時間計測要求が発生したら、CPU3は該遅れ時間T1と該要
求時間幅Trとの和をタイミング周期Tで割って所要割込
み回数nと補正時間T2とを求め、n回目の割込み処理時
に該補正時間T2に対応する分周値lを該タイマ手段2に
設定し、該タイマ手段2はn+1回目の割込みをT2のタ
イミングで行い、該n+1回目の割込み時刻をもって該
時間計測要求の終了とすることを特徴とする本発明の時
間計測方式により解決される。
〔作用〕
タイマ手段2に補正時間T2に対応する分周値lを設定
してn+1回目の割込み周期を変えることによって、通
常の割込み周期と計測要求時間終了時刻とのずれを補正
するので、任意時刻に発生した計測要求時間幅Trを周期
割込みの間隔Tに無関係にクロック周期の精度で計測す
ることができる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例を説明する。第2図
は本発明方式の動作タイミングチャート、第3図は本発
明が対象とするCPU搭載装置のブロック図である。
第3図において、APからの時間要求が発行される時刻
以前は、前述したように割込み周期Tに対応する分周値
mが設定されたタイマ手段2は、クロック発生部1から
の周期T0のクロック信号を計数して、クロックパルスを
m個計数する毎に周期T(=mT0)の周期割込み信号を
発生しており、そのつどCPU3ではOSのタイマ割込み処理
が起動されて時刻の計数を行っている。(従来例と同
じ) 次に第2図の動作タイムチャートを共に用いて、或る
周期割込みタイミングt0からT1秒後に、アプリケーショ
ンプログラムがOSに対して時間幅Trの時間計測要求を発
行した場合の動作を説明する。
CPU3はOSの指示により、タイマ手段2のカウンタ21か
ら現在のカウント値を読み込んで(これは現在から次回
の周期割込み発生までのクロック数に対応する)、設定
値mからこの値を減算することにより最後の割込みタイ
ミングt0から現在まで経過時間T1を計算する。そしてこ
の経過時間T1に要求時間幅Trを加ることによって、最後
の割込みタイミングt0から計測要求時間幅Trを与える時
刻tsまでの時間幅T1+Trを求める。この時間幅を割込み
周期Tで割ることによって、商として時刻tsの直前まで
の割込み発生回数nと、剰余として補正時間T2とを求め
る。そして時間要求を発行したアプリケーションプログ
ラムを完了待ちの状態とする。
以後CPU3は、割込み信号の計数を正規の割込み周期T
でn回行う。そしてn回目の割込み処理においてCPU3は
補正時間T2に対応するクロック数lをl=T2÷T0より求
めタイマ手段2のカウンタ21へ設定する。そしてタイマ
手段2はクロックがl回入力されると臨時の割込み信号
を発生する。即ち、n+1回目の割込みは正規の周期T
ではなく、補正時間に相当するT2となる。このn+1回
目の割込みによる割込み処理が起動されると、OSはAPへ
要求終了を通知するとともに、i=m−lにより次の正
規割込みタイミングまでのクロック数iを求めこれをタ
イマ手段のカウンタに設定する。これによりn+2回目
の割込みタイミングは、正規の時刻に復旧する。そして
この回の割込み処理が起動されると、CPU3は正規割込み
周期に相当する設定値mをタイマ手段2に設定する。こ
れにより、以降に発生する周期割込みの時間間隔は、正
規の時間間隔Tとなる。
以上の如く、本発明の時間計測方式は、正規の割込み
信号の他に、時間計測要求発生時刻と周期割込みタイミ
ングとのずれ時間および要求時間幅が周期割込みの整数
倍でないことによる誤差時間とをクロック周期の精度で
補正した臨時の割込み信号が発生するので、割込み周期
Tとは無関係に要求時間幅を高精度で計測することが可
能となる。そして、その後は正規の割込みで時刻に戻る
ので時間計測処理以前の時刻と継続性をもたせることが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、装置性能を低下
させることなくアプリケーションプログラからの時間計
測要求に対して、周期割込みの時間間隔とは無関係にク
ロック間隔の精度で時間計測を行うことが可能となり、
装置の性能を低下させることなく時間計測の高精度化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の時間計測方式の原理構成図、 第2図は、本発明の実施例の動作タイミングチャート、 第3図は、本発明が対象とするCPU搭載装置のブロック
図、 第4図は、従来方式の動作タイミングチャート、 である。 図において、 1……クロック発生部、2……タイマ手段(プログラマ
ブル・インターバル・タイマ、21……カウンタ、3……
CPU、 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定周期で発生するクロック信号を分周し
    て所定の時間間隔T毎に周期割込み信号を発生するタイ
    マ手段と、 該割込み信号に応じて時間を計測するCPUと、 を有し、 周期割込みのタイミングからT1時間遅れて時間幅Trの時
    間計測要求が発生した時は、該CPUで、該遅れ時間T1
    該要求時間Trとの和をタイミング周期Tで除して、所要
    割込み回数nと補正時間T2とを求めておき、n回目の割
    込み処理後に該補正時間T2に対応する分周値lを該タイ
    マ手段に設定し、該タイマ手段は、n+1回目の割込み
    を、n回目の割込み処理時点からT2時間経過後のタイミ
    ングで行ない、該n+1回目の割込み時刻をもって該時
    間計測要求の終了とすることによって任意時刻から任意
    時間が経過したことを計測することを特徴とする時間計
    測方式。
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JP6476666B2 (ja) * 2014-09-04 2019-03-06 沖電気工業株式会社 時報システム及びプログラム
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