JP6476666B2 - 時報システム及びプログラム - Google Patents

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本発明は、通信端末に時刻情報の提供を行う時報システム及びプログラムに関する。
正確な現在時刻を知る方法として、例えば電話サービスの1つである時報アナウンスを聞くことが知られている。この場合、ユーザは、電話端末を用いて、音声によって現在時刻を認識する。他の方法としては、ユーザは、インターネットを用いてパソコンなどの通信端末の画面に表示させた文字によって、現在時刻を知ることも可能である。音声や文字などによって端末に時刻を提供する時報システムには、正確な時刻情報を有することが求められる。
特許文献1には、外部装置から時刻情報及びうるう秒が挿入されることを示すフラグ情報を受信する通信部と、通信部が受信した時刻情報に基づいてタイムスタンプを生成する時計部と、時計部が生成するタイムスタンプを、時間が逆行することなく連続して増加するタイムスタンプに補正する補正部と、を有する端末装置が開示されている。
特開2010-272071号公報
時報システムは、そのシステム内の時刻に基づいて時報情報を提供する。また、時報システムは、例えばNTP(Network Time Protocol)サーバとの通信を行うことによって、システム内の時刻が協定世界時(UTC:Coordinated Universal Time)に同期するように構成されている。具体的には、時報システムは、システム内の時刻(以下、システム時刻と称する)と協定世界時とを定期的に比較する。そして、システム時刻及び協定世界時間にズレが生じた場合、時報システムは、システム時刻を協定世界時に合わせる動作を行う。
一方、システムが外部のNTPサーバとの時刻同期を行うモードとして、stepモードとslewモードが用いられる。stepモードはシステム内の時刻を瞬時に協定世界時に同期させるモードであり、slewモードはシステム内の時刻を徐々に(時間をかけて)協定世界時に同期させるモードである。
時報システムなどのサーバシステムは、データベースのトランザクションが記録されるアプリケーションなど、各処理の前後関係がシステム時刻から正確に把握される必要があるアプリケーションが実装されている場合、時刻の逆行又は大幅な変更を伴うstepモードによる時刻同期を行うことができない。従って、この場合、サーバシステムは、slewモードでの時刻同期を行うこととなる。すなわち、時刻同期が完了するまでに一定の時間を要することとなる。
ここで、協定世界時にうるう秒の挿入又は削除が生じた場合を考える。うるう秒の挿入又は削除が生じた場合、時報システムがslewモードでの時刻同期を行うと、一時的にシステム時刻と協定世界時との間に時刻のズレが生ずる場合がある。この場合、システム時刻は、1秒程度協定世界時に対してずれてしまう。従って、正確に現在時刻の提供を行うことが出来ない場合がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、slewモードによる時刻同期を行い、うるう秒の挿入又は削除が行われた場合でも正確に時報を提供することが可能な時報システム及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明による時報システムは、NTPサーバから供給される基準時刻に基づいてシステム時刻を生成し、うるう秒によって基準時刻が調整された場合、slewモードによってシステム時刻の基準時刻との同期を行うように構成されたシステム時刻生成部と、システム時刻とは無関係に刻時を行う自走時刻を生成する自走時刻生成部と、時報を出力する出力部と、うるう秒によって基準時刻が調整される調整予定時刻を受信し、調整予定時刻に基づいてシステム時刻生成部がシステム時刻の基準時刻との同期を開始する同期開始時刻を算出する演算部と、システム時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供し、同期開始時刻よりも後の時刻においては自走時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供するように構成された出力制御部と、を有し、出力制御部は、システム時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供するシステム時刻参照モードと、自走時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供する自走時刻参照モードと、を切替える切替部を有し、切替部は、同期開始時刻よりも前の時刻であって同期開始時刻に最も近い時報の出力時刻において、システム時刻参照モードから自走時刻参照モードに切替えるように構成されていることを特徴としている。
また、本発明によるプログラムは、サーバを、NTPサーバから供給される基準時刻に基づいてシステム時刻を生成し、うるう秒によって基準時刻が調整された場合、slewモードによってシステム時刻の基準時刻との同期を行うように構成されたシステム時刻生成部と、システム時刻とは無関係に刻時を行う自走時刻を生成する自走時刻生成部と、時報を出力する出力部と、うるう秒によって基準時刻が調整される調整予定時刻を受信し、調整予定時刻に基づいてシステム時刻生成部がシステム時刻の基準時刻との同期を開始する同期開始時刻を算出する演算部と、システム時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供し、同期開始時刻よりも後の時刻においては自走時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供するように構成された出力制御部と、を有し、出力制御部は、システム時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供するシステム時刻参照モードと、自走時刻に基づいて出力部に時報の出力時刻を提供する自走時刻参照モードと、を切替える切替部を有し、切替部は、同期開始時刻よりも前の時刻であって同期開始時刻に最も近い時報の出力時刻において、システム時刻参照モードから自走時刻参照モードに切替えるように構成されている時報システムとして機能させることを特徴としている。
実施例1に係る時報システムの構成を示すブロック図である。 (a)は実施例1に係る時報システムにおける出力制御部の詳細構成を示す図であり、(b)は出力制御部の動作例を示す図である。 (a)〜(c)は、実施例1に係る時報システムにおける自走時刻生成部の動作を示す図である。 実施例1に係る時報システムにおける出力データの構成を示す図である。 実施例2に係るプログラムの構成を示す図である。
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1にかかる時報システム10の構成を示すブロック図である。時報システム10は、1つ以上(n個)の通信端末(以下、単に端末と称する)T1、T2、・・・、Tnに対して時報TSを出力する出力部OPを有している。n個の端末T1、T2、・・・、Tnの各々は、例えば、電話機、ラジオ、スマートフォン、タブレット及びパーソナルコンピュータなどである。
以下においては、時報システム10が、端末T1、T2、・・・、Tnのうちのいずれか1つの端末として、端末Tj(jは1≦j≦nの関係を満たす整数)に時報TSを提供する場合について説明する。例えば端末Tjが電話機である場合、出力部OPは、端末Tjに対して音声情報として時報TSを出力する。また、例えば端末Tjがタブレットである場合、出力部OPは、端末Tjに対して文字や画像、映像などの表示情報として時報TSを出力する。
時報システム10は、NTP(Network Time Protocol)サーバNSから供給される基準時刻RCに基づいてシステム内の時刻であるシステム時刻SCを生成するシステム時刻生成部11を有している。具体的には、時報システム10は、NTPサーバNSから基準時刻RCを取得するNTPクライアントNCを有し、NTPクライアントNCは取得した基準時刻RCをシステム時刻生成部11に供給する。
なお、図示していないが、NTPサーバNSは、さらに上位に配備されたNTPサーバとの時刻同期を行っている。また、最上位のNTPサーバは、GPSや標準電波、原子時計など、協定世界時(UTC:Coordinated Universal Time)の時刻に準じた正確な時刻源に直結されている。システム時刻生成部11は、このNTPサーバNSから供給される基準時刻RCに基づいて時報システム10全体の時刻としてシステム時刻SCを生成する。
システム時刻生成部11は、システム時刻SCと基準時刻RCとの間に時刻のズレが生じた場合、slewモードによってシステム時刻SCの基準時刻RCとの同期を行うように構成されている。具体的には、システム時刻生成部11は、定期的にシステム時刻SC及び基準時刻RCの時刻比較を行う。そして、システム時刻生成部11は、両者に一定の差異が生じた場合、slewモードによって時刻合わせを行う機能を有している。
例えば、NTPサーバNSがうるう秒の挿入又は削除によって基準時刻RCの調整を行った場合、システム時刻SCと基準時刻RCとの間に1秒のズレが生ずる。システム時刻生成部11は、うるう秒によって基準時刻RCが調整された場合、slewモードによってシステム時刻SCの基準時刻RCとの同期を行うように構成されている。
時報システム10は、システム時刻SCを用いて情報処理を行い、その処理情報を生成及び記憶するアプリケーションAPを有している。例えばアプリケーションAPは、時報システム10のトランザクションのログを生成及び記憶するデータベースアプリケーションである。アプリケーションAPは、システム時刻SCに基づいてトランザクションを実行し、そのログを生成して記憶する。従って、時刻の逆行などを回避するために、時報システム10は、システム時刻SCの同期をstepモードで行うようには構成されていない。従って、システム時刻生成部11は、システム時刻SCの基準時刻RCとの同期をslewモードによって行う。
時報システム10は、システム時刻SCとは無関係に刻時する自走時刻LCを生成する自走時刻生成部12を有している。自走時刻生成部12は、独自の時刻生成を行う。具体的には、システム時刻生成部11とは無関係に、すなわち自走的に時刻のカウントを行う。
時報システム10は、うるう秒によって基準時刻RCが調整される調整予定時刻ATを受信し、調整予定時刻ATに基づいてシステム時刻生成部11がシステム時刻SCの基準時刻RCとの同期を開始する同期開始時刻SBTを算出する演算部13を有している。
具体的には、演算部13は、外部のうるう秒情報入力装置INから、調整予定時刻AT、すなわちうるう秒が挿入又は削除され、NTPサーバNSが基準時刻RCを調整する予定時刻が入力される。また、うるう秒情報入力装置INは、基準時刻RCがうるう秒の挿入によって調整されるか、又はうるう秒の削除によって調整されるかを示す情報、すなわち基準時刻RCの調整方向ADを示す情報を演算部13に入力する。演算部13は、この調整予定時刻AT及び調整方向ADに基づいて、システム時刻生成部11がシステム時刻SCの基準時刻RCとの時刻同期を開始する同期開始時刻SBTを算出する。
また、演算部13は、システム時刻生成部11がシステム時刻SCの基準時刻RCとの同期を終了する同期終了時刻SETを算出する。具体的には、演算部13は、システム時刻生成部11の同期開始時刻SBT、同期開始時における時刻のズレ及び予め設定されている同期条件(単位時間当たりの調整幅や調整実行回数など)に基づいて、同期終了時刻SETを算出する。演算部13は、算出した同期開始時刻SBT及び同期終了時刻SETを出力する。
時報システム10は、出力部OPが時報TSを出力する時刻(出力時刻)OTを出力部OPに提供する出力制御部14を有している。出力部OPは、出力制御部14から出力時刻OTを受信し、出力時刻OTを受信したタイミングで、出力時刻OTを示す出力データDBを取り出し、時報TSとして出力する。端末Tjは、この時報TSを受信する。
出力制御部14は、通常時、すなわち調整予定時刻ATから所定時間離れた時刻においては、システム時刻SCに基づいて出力部OPに時報TSの出力時刻OTを提供する(以下、システム時刻参照モードと称する)。また、出力制御部14は、同期開始時刻SBTよりも後の時刻においては、自走時刻LCに基づいて出力部OPに時報TSの出力時刻OTを提供する(以下、自走時刻参照モードと称する)。換言すれば、うるう秒の挿入又は削除が発生すると、出力制御部14は、システム時刻SCの参照を停止し、システム時刻SCではなく自走時刻LCを参照して時報TSの出力時刻OTを提供する。
また、出力制御部14は、同期終了時刻SETまでは自走時刻参照モードで出力時刻OTを生成し、出力時刻OTを出力部OPに供給する。すなわち、同期開始時刻SBTから同期終了時刻SETまでの間の時刻において、出力制御部14は自走時刻参照モードで出力部OPの時報TSの出力を制御するように構成されている。
図2(a)は、出力制御部14の詳細構成を示すブロック図である。図2(b)は、出力制御部14の動作例を時系列で模式的に示す図である。出力制御部14は、システム時刻参照モードと自走時刻参照モードとを切替える切替部14Aを有している。以下においては、切替部14Aがシステム時刻参照モードから自走時刻参照モードに切替えることをモード切替と称し、自走時刻参照モードからシステム時刻参照モードに切替えることをモード切戻と称する。
出力制御部14は、モード切戻時におけるシステム時刻SCと自走時刻LCとを比較して両時刻の誤差dを算出する比較部14Bを有している。また、出力制御部14は、比較部14Bによって算出された誤差dが許容誤差を超えている場合、システム時刻SCに基づく時報TSの出力時刻OTを調整した調整出力時刻AOTを出力時刻OTとして出力部OPに提供する調整部14Cを有している。
図2(b)を用いて、うるう秒による基準時刻RCの調整予定時刻ATの前後における出力制御部14の動作について説明する。まず、出力制御部14は、調整予定時刻AT、すなわちうるう秒の挿入時刻又は削除時刻まではシステム時刻SCを参照して出力時刻OTを出力部OPに提供する。次に、調整予定時刻ATにおいて、うるう秒による基準時刻RCの調整が行われる(タイミングt1)。例えばうるう秒の挿入が行われる場合、タイミングt1では、うるう秒の挿入によって基準時刻RCが1秒遅れることとなる。従って、システム時刻SCは基準時刻RCに対して1秒ずれる。
ここで、システム時刻生成部11はNTPサーバNSに時刻の問合せを行い、システム時刻SCと基準時刻RCとの間に時刻のズレが生じていることを検出する。そして、システム時刻生成部11は、システム時刻SCの基準時刻RCとの同期を開始する(タイミングt2、同期開始時刻SBT)。以後、システム時刻生成部11は、所定期間(同期期間ST)に亘って、slewモードで時刻同期を行う。同期期間STが終了すると、すなわち同期終了時刻SET以降は、システム時刻SCは基準時刻RCに同期される。
一方、演算部13は、既に調整予定時刻AT及び調整方向ADを受信しており、これに基づいて同期開始時刻SBT及び同期終了時刻SETを算出している。演算部13は、この演算結果、すなわち同期開始時刻SBT及び同期終了時刻SETを出力制御部14に対して出力している。
切替部14Aは、同期開始時刻SBTよりも前の時刻であって同期開始時刻SBTに最も近い時報TSの出力時刻OT(タイミングt3)において、システム時刻参照モードから自走時刻参照モードに切替えるように構成されている。すなわち、出力制御部14の切替部14Aは、同期開始時刻SBTの直近における時報TSの出力タイミングt3を契機に、モードの切替を行う。
モードの切替後は、出力制御部14は、自走時刻LCに基づいて出力部OPに対して時報TSの出力時刻(出力タイミング)OTを提供する。出力部OPは、出力制御部14から供給された出力時刻OTに基づいて出力データDBから出力対象データを取り出し、当該出力対象データを出力する。なお、モードの切替時には、出力部OPは、うるう秒の挿入又は削除に対応した出力データを出力データDBから取出して時報TSとして出力する。
出力制御部14の切替部14Bは、同期終了時刻SETよりも後の時刻において自走時刻参照モードからシステム時刻参照モードに切戻すように構成されている。より具体的には、切替部14Bは、同期終了時刻SETよりも後の時刻であって同期終了時刻SETに最も近い時報TSの出力時刻OT(タイミングt4)において自走時刻参照モードからシステム時刻参照モードに切戻すように構成されている。
なお、モード切戻のタイミングは同期終了時刻SETよりも後の時刻であればよいが、自走時刻LCの刻時精度を考慮すると、本実施例のように同期終了時刻SETの直後にモード切戻を行うことが望ましい。
モードの切戻時、切替部14Aが自走時刻参照モードからシステム時刻参照モードにモードの切戻を行ったタイミングt4において、比較部14Bはシステム時刻SCと自走時刻LCとの比較を行う。すなわち、比較部14Bは、モードの切戻タイミングt4におけるシステム時刻SC及び自走時刻LC間の時刻の誤差dを算出する。
調整部14Cは、比較部14Bによって算出された誤差dが所定の許容誤差を超えていると判断した場合、システム時刻SCに基づいた時報TSの出力時刻OTを調整する。例えば5ミリ秒が許容誤差として設定される。具体的には、調整部14Cは、システム時刻SCに基づいた時報TSの出力時刻OTに対し、自走時刻LCとの誤差dを縮める方向に所定時間だけ調整した調整出力時刻AOTを出力部OPに提供する(タイミングt5)。例えば調整出力時刻AOTは誤差dの半分の時間だけ縮めるように調整された時刻であってもよい。
なお、本実施例については調整部14Cが調整出力時刻AOTを1回だけ生成する場合について説明したが、調整部14Cは、複数回に亘って調整出力時刻AOTを出力部OPに提供するように構成されていてもよい。例えば、誤差dが13ミリ秒である場合、具体的には、モード切戻時においてシステム時刻SCが自走時刻LCよりも13ミリ秒遅れている場合を考える。この場合、調整部14Cは、2回の調整を行って徐々に誤差dを縮めていくことが可能である。
具体的には、調整部14Cは、モード切戻直後の出力タイミングである1回目の調整では、システム時刻SCに基づく出力時刻OTに対し、誤差dから5ミリ秒減じた調整出力時刻AOTを提供する。すなわち、調整部14Cは、1回目の調整において出力時刻OTよりも8ミリ秒早いタイミングで出力時刻OTを提供する。同様に、調整部14Cは、2回目の調整で、1回目よりもさらに5ミリ秒だけ誤差dを減じ、出力時刻OTよりも3ミリ秒早い調整出力時刻ATOを提供する。
上記したように、本実施例における時報システム10は、通常時は協定世界時に対応するシステム時刻SCを参照して時報を出力し、うるう秒によって協定世界時に調整が行われた際にはシステム独自の刻時時刻である自走時刻LCを参照して時報を出力する。従って、時報システムのシステム時刻SCがうるう秒の発生に対してslewモードで時刻同期を行う場合、すなわちstepモードによって即時に時刻同期を行うことができない場合であっても、うるう秒による時刻調整に対応した正確な時報提供を行うことが可能となる。
また、モードの切戻時においてシステム時刻SC及び自走時刻LC間に許容誤差を超える時刻の誤差dが生じた場合でも、出力時刻(すなわち時報の出力タイミング)が間延びしたり欠落したりすることが抑制される。従って、ユーザに違和感を与えることなく、またユーザに認識されることなくモードの切替及び切戻を行うことが可能となる。
図3(a)〜(c)は、自走時刻生成部12が生成する自走時刻LCについて詳細に説明する図である。図3(a)に示すように、自走時刻生成部12は、時報システム10内で生成されたタイマー割込み(クロック割込み)の回数NTIに基づいて自走時刻LCの刻時を行うように構成されている。具体的には、自走時刻生成部12が生成する自走時刻LCは、例えば時報システム10として機能するサーバのハードウェアが周期的に発生させるクロック割込み(タイマー割込み)に基づいて刻時されている。
タイマー割込みの頻度はカーネルにおいて規定されている。例えば100HZの周波数で動作するハードウェアクロックの場合、約10ミリ秒に一回の頻度でタイマー割込みが発生する。自走時刻生成部12は、このタイマー割込みの回数NTIに基づいて刻時(カウント)を行うことによって自走時刻LCを生成する。
なお、タイマー割込みは、厳密には一定の頻度で発生しない。例えば時報システム10の設置環境や誤差などの要因によって、タイマー割込みはわずかに異なる頻度で発生する。従って、タイマー割込み回数NTIに基づいて刻時を行う場合、自走時刻LCがシステム時刻SCに対して徐々にずれてくることが予想される。従って、自走時刻生成部12は、タイマー割込みの秒間平均回数ANTIを算出し、タイマー割込みの秒間平均回数ANTIに基づいて自走時刻LCの刻時を行うように構成されていることが好ましい。
具体的には、自走時刻生成部12は、所定期間分(例えば24時間分)のタイマー割込み回数NTIに基づいて、その秒間平均回数ANTIを算出する。自走時刻生成部12は、このタイマー割込みの秒間平均回数ANTIに基づいて自走時刻LCを生成する。この場合、ハードウェの設置条件などに起因する刻時のズレを抑制することが可能となる。
次に、図3(b)を用いてタイマー割込みの秒間平均回数ANTIの算出例について説明する。なお、以下においては、100HZの周波数で動作するクロックを用いて10秒に相当するタイマー割込み回数NTIを蓄積し、これに基づいてタイマー割込みの秒間平均回数(1秒当たりの平均割込み回数)ANTIを算出する場合について説明する。なお、この場合、10秒は、概ね1,000回のタイマー割込み回数に相当する。
まず、10秒毎にタイマー割込み回数NTIを収集する。次に、前回収集したタイマー割込み回数NTIとの差分から10秒間に発生したタイマー割込み回数NTIを算出して記録する。例えば24時間分のデータに基づいたタイマー割込みの秒間平均回数ANTIが99.9847回であった場合、自走時刻生成部12は99.9847回のタイマー割込みを1秒とし、自走時刻LCの刻時を行う。
なお、自走時刻生成部12は、定期的にタイマー割込みの秒間平均回数ANTIを更新しつつ自走時刻LCの刻時に反映させることが好ましい。すなわち、定期的にタイマー割込み回数NTIの収集及びタイマー割込み秒間平均回数ANTIの算出を行い、最新のタイマー割込みの秒間平均回数ANTIに基づいて自走時刻LCの刻時を行うことが好ましい。また、システム起動直後にうるう秒による調整が行われることを考慮して、自走時刻生成部12は、最新のタイマー割込みの秒間平均回数ANTIを記憶する機能を有していることが好ましい。
次に、図3(c)を用いて、モード切替後における自走時刻生成部12による自走時刻LCの生成について説明する。なお、以下においては、時報システム10が、電話サービスの1つである音声による時報提供サービスを行う場合について説明する。詳細については後述するが、この場合、出力制御部14は、10秒毎に出力時刻OTを出力部OPに提供(通知)し、出力部OPはうるう秒調整時を除いては10秒毎に時報TSを出力する。
まず、自走時刻生成部12は、モード切替時(図2(b)のタイミングt3)のシステム時刻SCを取得する。図3(c)は、例えばタイミングt3におけるシステム時刻SCが2015年6月30日23時59分50秒である場合について示している。自走時刻生成部12は、これ以降、タイマー割込み回数NTI又はタイマー割込み秒間平均回数ANTIに基づいて自走時刻LCの刻時を行う。
なお、自走時刻生成部12は、うるう秒の挿入又は削除に対応する刻時を行うように構成されている。例えばうるう秒の挿入が行われる場合、NTPサーバNSは、調整予定時刻AT(図2(b)のタイミングt1)において、2015年6月30日23時59分60秒をカウントする。従って、自走時刻生成部12が刻時する2015年7月1日0時0分0秒は、調整予定時刻ATから1秒後、すなわちモード切替タイミングt3から11秒経過後である。従って、出力制御部14は、モード切替から、タイマー割込み秒間平均回数ANTIが11回発生したタイミングで出力時刻OTを出力部OPに提供する。
その後、自走時刻生成部12は、引き続きタイマー割込み秒間平均回数ANTIに基づいて自走時刻LCの刻時を行っていく。また、自走時刻生成部12は、前回の出力時刻OTから10回分のタイマー割込み秒間平均回数ANTIが発生したタイミングを2015年7月1日0時0分10秒とし、これを出力制御部14に供給する。出力制御部14は、2015年7月1日0時0分10秒を出力時刻OTとして出力部OPに提供する。出力制御部14は、これを繰り返して自走時刻参照モードで時報TSの出力時刻OTを出力部OPに提供する。
図4は、時報システム10に記憶され、出力部OPが出力する時報TSを示す出力データDBの一例を示す図である。図4に示すように、出力データDBは、背景トーンが記憶された第1のデータベースDB1と、アナウンス音源が記憶された第2のデータベースDB2とからなる。第1のデータベースDB1には、出力時刻OTに応じた4種類の背景トーンが記憶されている。第2のデータベースDB2には、出力時刻OTを知らせるためのアナウンス音源が記憶されている。出力部OPは、出力時刻OTに応じて第1及び第2のデータベースDB1及びDB2から該当データを取り出し、再生する。
背景トーン0は、秒針音、予告音及び時報音から構成された再生時間10秒の音源ファイルである。背景トーン0は毎分20秒及び50秒の出力時刻OTにおいて使用される。背景トーン1は、秒針音び時報音から構成された再生時間10秒の音源ファイルである。背景トーン1は、毎分00秒、10秒、30秒及び40秒の出力時刻OTにおいて使用される。
背景トーン2は、秒針音、予告音及び時報音から構成され、うるう秒挿入分を含む再生時間11秒の音源ファイルである。背景トーン2は、うるう秒が挿入される直前の再生に使用される。背景トーン3は、秒針音、予告音及び時報音から構成され、うるう秒削除分を含む再生時間9秒の音源ファイルである。背景トーン3は、うるう秒が削除される直前の再生に使用される。
出力部OPは、例えば出力制御部14から出力時刻OTとして2015年7月1日0時0分0秒を受信された場合、まず、第1のデータベースDB1から背景トーン1を選択する。また、出力部OPは、第2のデータベースDB2のアナウンス音源が出力時刻OTを示すアナウンス音源となるように編集する。そして、出力部OPは、両者を合成して(ミキシングを行って)再生する。
なお、図4に示す出力データDBは一例に過ぎない。また、タブレットなどの通信端末に時報TSを出力する場合は、出力データDBは文字や画像、動画などのファイルから構成されていてもよい。
なお、本実施例においては、時報システム10がNTPクライアントNCを有する場合について説明したが、NTPクライアントNCは時報システム10とは独立して設けられていてもよい。また、システム時刻生成部11がNTPクライアントNCを介してNTPサーバNSから基準時刻RCを取得する場合について説明したが、システム時刻生成部11は、NTPサーバNSと直接通信を行って基準時刻RCを取得してもよい。すなわち、システム時刻生成部11は、NTPサーバNSから基準時刻RCを直接取得するクライアント機能を有していてもよい。
また、本実施例においては、出力制御部14が同期開始時刻SBTの直前の出力時刻OT(図2(b)におけるタイミングt3)でシステム時刻参照モードから自走時刻参照モードに切替える場合について説明したが、モード切替のタイミングはこれに限定されない。出力制御部14は、同期開始時刻SBTよりも後の時刻において自走時刻参照モードで出力時刻OTの提供動作を行っていればよい。
なお、タイミングt3でモードの切替を行う場合、うるう秒による基準時刻RCの調整の直前、すなわち同期動作により時刻のズレが生ずる直前のタイミングで自走時刻参照モードに切り替わることとなる。従って、うるう秒による基準時刻RC及びシステム時刻SC間の時刻のズレが時報提供に影響を与えることが防止される。従って、モード切替前後においても正確な時報提供を継続的に行うことが可能となる。
また、出力制御部14が切替部14A、比較部14B及び調整部14Cを有する場合について説明したが、出力制御部14はこれらを有していなくてもよい。例えば自走時刻生成部12が正確な刻時を行うことが可能な場合は、出力制御部14は比較部14B及び調整部14Cを有していなくてもよい。また、例えば保守者がモード切戻及びモード切戻時における時刻比較及び出力時刻OTの調整を行う場合、出力制御部14は比較部14B及び調整部14Cを有していなくてもよい。また、例えば出力制御部14がモード切替及び切戻機能を有する場合、また、出力制御部14は切替部14Aを有している必要は無い。また、出力制御部14が切替部14Aを有する場合について説明したが、出力部OPが切替部14Aを有していてもよい。
本実施例においては、時報システム10が、うるう秒によって基準時刻RCが調整される調整予定時刻ATを受信し、調整予定時刻SBTに基づいてシステム時刻生成部11がシステム時刻SCの基準時刻RCとの同期を開始する同期開始時刻SBTを算出する演算部13と、システム時刻SCに基づいて出力部OPに時報TSの出力時刻OTを提供し、同期開始時刻SBTよりも後の時刻においては自走時刻LCに基づいて出力部OPに時報TSの出力時刻OTを提供するように構成された出力制御部14と、を有する。
従って、うるう秒の挿入又は削除が発生した際には自走時刻LCを参照して時報TSの出力時刻OTを判断する構成となる。従って、slewモードでの時刻同期を行う時報システムにおいて、うるう秒による基準時刻RCの調整が発生した際にも時報の時刻ズレを生じさせることを抑制し、正確に時報を提供することが可能となる。
図5は、実施例2に係るプログラムPGの構成を示すブロック図である。図5に示すように、プログラムPGは、サーバSVを時報システム10として機能させる。具体的には、プログラムPGは、サーバSVを、NTPサーバSVから供給される基準時刻RCに基づいてシステム時刻SCを生成し、うるう秒によって基準時刻RCが調整された場合、slewモードによってシステム時刻SCの基準時刻RCとの同期を行うように構成されたシステム時刻生成部11として機能させる。プログラムPGは、サーバSVを、システム時刻SCとは無関係に刻時を行う自走時刻LCを生成する自走時刻生成部12として機能させる。プログラムPGは、サーバSVを、時報TSを出力する出力部OPとして機能させる。
また、プログラムPGは、サーバSVを、うるう秒によって基準時刻RCが調整される調整予定時刻ATを受信し、調整予定時刻ATに基づいてシステム時刻生成部11がシステム時刻SCの基準時刻RCとの同期を開始する同期開始時刻SBTを算出する演算部13として機能させる。
また、プログラムPGは、サーバSVを、システム時刻SCに基づいて出力部OPに時報TSの出力時刻OTを提供し、同期開始時刻SBTよりも後の時刻においては自走時刻LCに基づいて出力部OPに時報TSの出力時刻OTを提供するように構成された出力制御部14として機能させる。
本実施例においては、プログラムPGが、サーバSVを実施例1に係る時報システム10として機能させる。すなわち、プログラムPGがインストールされたサーバSVは時報システム10として動作する。従って、slewモードによってシステム内の時刻合わせを行うサーバにプログラムPGをインストールすることで容易に実施可能である。従って、新たにハードウェアを用意することなく正確な時報提供を行う時報システムを構成することが可能である。
10 時報システム
OP 出力部
11 システム時刻生成部
12 自走時刻生成部
13 演算部
14 出力制御部
14A 切替部
14B 比較部
14C 調整部

Claims (7)

  1. NTPサーバから供給される基準時刻に基づいてシステム時刻を生成し、うるう秒によって前記基準時刻が調整された場合、slewモードによって前記システム時刻の前記基準時刻との同期を行うように構成されたシステム時刻生成部と、
    前記システム時刻とは無関係に刻時を行う自走時刻を生成する自走時刻生成部と、
    時報を出力する出力部と、
    前記うるう秒によって前記基準時刻が調整される調整予定時刻を受信し、前記調整予定時刻に基づいて前記システム時刻生成部が前記システム時刻の前記基準時刻との同期を開始する同期開始時刻を算出する演算部と、
    前記システム時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供し、前記同期開始時刻よりも後の時刻においては前記自走時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供するように構成された出力制御部と、を有し、
    前記出力制御部は、前記システム時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供するシステム時刻参照モードと、前記自走時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供する自走時刻参照モードと、を切替える切替部を有し、
    前記切替部は、前記同期開始時刻よりも前の時刻であって前記同期開始時刻に最も近い前記時報の出力時刻において、前記システム時刻参照モードから前記自走時刻参照モードに切替えるように構成されていることを特徴とする時報システム。
  2. 前記演算部は、前記システム時刻生成部が前記システム時刻の前記基準時刻との同期を終了する同期終了時刻を算出し、
    前記切替部は、前記同期終了時刻よりも後の時刻において、前記自走時刻参照モードから前記システム時刻参照モードに切戻すように構成されていることを特徴とする請求項に記載の時報システム。
  3. 前記出力制御部は、前記自走時刻参照モードから前記システム時刻参照モードに切戻した時における前記システム時刻と前記自走時刻とを比較して誤差を算出する比較部と、前記誤差が許容誤差を超える場合、前記システム時刻に基づく前記時報の出力時刻を調整した調整出力時刻を前記出力時刻として前記出力部に提供する調整部と、を有することを特徴とする請求項に記載の時報システム。
  4. 前記調整部は、複数回に亘って前記調整出力時刻を前記出力部に提供するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の時報システム。
  5. 前記自走時刻生成部は、前記時報システム内で生成されたタイマー割込みの回数に基づいて前記自走時刻の刻時を行うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載の時報システム。
  6. 前記自走時刻生成部は、前記タイマー割込みの秒間平均回数を算出し、前記タイマー割込みの秒間平均回数に基づいて前記自走時刻の刻時を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載の時報システム。
  7. サーバを、
    NTPサーバから供給される基準時刻に基づいてシステム時刻を生成し、うるう秒によって前記基準時刻が調整された場合、slewモードによって前記システム時刻の前記基準時刻との同期を行うように構成されたシステム時刻生成部と、
    前記システム時刻とは無関係に刻時を行う自走時刻を生成する自走時刻生成部と、
    時報を出力する出力部と、
    前記うるう秒によって前記基準時刻が調整される調整予定時刻を受信し、前記調整予定時刻に基づいて前記システム時刻生成部が前記システム時刻の前記基準時刻との同期を開始する同期開始時刻を算出する演算部と、
    前記システム時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供し、前記同期開始時刻よりも後の時刻においては前記自走時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供するように構成された出力制御部と、を有し、
    前記出力制御部は、前記システム時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供するシステム時刻参照モードと、前記自走時刻に基づいて前記出力部に前記時報の出力時刻を提供する自走時刻参照モードと、を切替える切替部を有し、
    前記切替部は、前記同期開始時刻よりも前の時刻であって前記同期開始時刻に最も近い前記時報の出力時刻において、前記システム時刻参照モードから前記自走時刻参照モードに切替えるように構成されている時報システムとして機能させることを特徴とするプログラム。
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