JP2009037456A - マイクロコントローラおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一チップ上のマイクロコントローラのCPU動作がリセットされる度にリアルタイムクロックの時計機能もリセットされ、時計機能の再設定を行っていた。
【解決手段】本発明は、同一チップ上にCPUとリアルタイムクロックを有するマイクロコントローラであって、電源電圧が第1の電圧値以下になったとき前記CPUを停止させる信号を出力する第1の低電圧検出回路と、電源電圧が前記第1の電圧値より低い第2の電圧値になったときに前記リアルタイムクロックを停止させるリセット信号を出力する第2の低電圧検出回路を有するマイクロコントローラを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロコントローラに関するものである。特にCPUとリアルタイムクロック等の機能を同一チップ上に有するマイクロコントローラに関する。
近年、様々な家電等の電子機器が、日付や時刻表示等の時計機能を搭載している。このような時計機能は、通常、機器を制御するマイクロコントローラ内のリアルタイムクロック(RTC)のカウンタの値を、同じくマイクロコントローラ内のCPUが読み出し実現している。
しかし、機器に電力を供給するメインの電池やAC電源が抜かれた場合や、バッテリが供給する電圧が落ちた場合等に、時計機能にリセットがかかり停止を余儀なくされる。よって、再びユーザや機器のシステムが時計機能を利用する場合、前述したようなリセットがかかる度にユーザが時刻情報を再設定する必要がある。
このような問題が生じる理由として、従来、機器制御を行うマイクロコントローラは内部のCPU(Central Processing Unit)を中心に考えられており、電源電圧の低下によるマイクロコントローラの暴走を防ぐためCPUの動作保障最低電圧付近で、マイクロコントローラ全体にリセットをかけ、動作を停止するよう設計されていることが上げられる。また、マイクロコントローラは内部のCPUが中心に考えられている理由としては、マイクロコントローラ内部の周辺機能は、CPUからの信号により動作を制御され周辺機能で得た値をCPUで処理するため、CPUがリセットされているときは周辺機能の動作制御や周辺機能から得た値の利用ができないことが上げられる。
ここで従来技術の一例として、図6に特許文献1のマイクロコンピュータ等のハードウエアブロック構成を示す(以下、従来技術とする)。この従来技術では、リセット端子から入力を受けたリセット回路540からのリセット信号がバスを介し、RTC560、CPU510、その他の周辺機能に接続されている。通常、マイクロコントローラでは、前述したように電源電圧が下がると、CPUの動作保障最低電圧近くでCPUの暴走を防ぐためリセットする必要があり、この従来技術のリセット回路540からのリセット信号もマイクロコントローラ全体にかかる。
ここで、一般的に上述したようなリセットがかからなければCPUよりリアルタイムクロックの方がより低電圧で動作が可能である。なぜならば、CPU動作にはフラッシュROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリからのデータの読み出し、または書き込み時にチャージポンプやセンスアンプを動作させる必要があり、CPUが有するロジックのみが利用する電圧よりも大きな電圧が必要となるからである。一方、ロジックのみで構成されるリアルタイムクロックはより低い電圧で動作可能である。
しかし、前述したリセットは、マイクロコントローラ全体にかかるため、本来ならさらに低電圧でも動作可能なリアルタイムクロックまでリセットがかかってしまう。これは、上述したように、従来のマイクロコントローラが、CPUを中心に考えて設計されていることに起因する。よって、メインの電池やAC電源が抜かれた場合や、バッテリからの電圧供給能力が落ちた場合等に、リアルタイムクロックの関わる時計機能にもリセットがかかることになり、ユーザや機器のシステムが再び時計機能を利用する場合、前記リセットがかかる度にユーザの手により再設定することを余儀なくされる。これは、このようなマイクロコントローラを有する機器を使用するユーザの利便性を損なう結果となる。
また、メインの電源が抜かれた場合やバッテリからの電力供給能力が落ちた場合等に備えて、充電されたキャパシタンスをバックアップ用の予備用電源とし、マイクロコントローラを駆動する機器が存在する。しかし、キャパシタンスの放電の過程で出力電圧が低下する。よって、キャパシタンスからの出力電圧が、マイクロコントローラ内のCPUの動作保障最低電圧付近になると、キャパシタンス内に電荷が残っていたとしても、やはりマイクロコントローラ全体がリセットされてしまう。
ここで、より低電圧でRTCを動作させるためには、マイクロコントローラとは別に外付けでRTCを用意する必要があるが、別のチップを用意しなければならず基板面積の増加、製造工程の増加等、製造コスト増加の要因となる。
以上のことから、製造コスト等の増加やユーザの利便性を損なわないためにも、1チップのマイクロコントローラにおいて、低電圧下でより長時間リアルタイムクロックを動作させたいという要求が存在する。
特開2006−79332号公報
従来技術では、マイクロコントローラ内のリアルタイムクロックの時計機能動作を低電圧で継続できず、同一チップのCPU動作がリセットされる度に、時計機能の再設定を行っていた。
本発明は、同一チップ上にCPUとリアルタイムクロックを有するマイクロコントローラであって、電源電圧が第1の電圧値以下になったとき前記CPUを停止させる信号を出力する第1の低電圧検出回路と、電源電圧が前記第1の電圧値より低い第2の電圧値になったときに前記リアルタイムクロックを停止させるリセット信号を出力する第2の低電圧検出回路を有するものである。
本発明にかかるマイクロコントローラにより、電源電圧が所定の第1の電圧値以下になりマイクロコントローラ内のCPUがリセットされ動作が停止しても、更に低電圧の第2の電圧値以下にならない限り、リアルタイムクロックは停止することがない。
本発明によれば、電源電圧が低下し、CPUがリセットされてもリアルタイムクロックはリセットされず、時計機能の再設定を行う必要がない。
<発明の実施の形態1>
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に本実施の形態にかかるマイクロコントローラ100の構成の一例を示す。
マイクロコントローラ100は、同一チップ上に、低電圧検出回路110と、低電圧検出回路120と、CPU130と、フラッシュROM131と、RAM132と、リアルタイムクロック140と、その他の周辺機能150と、内部バス160を有する。また、マイクロコントローラ100は、電源電圧VDDが入力される高電位側電源電圧端子181と、GNDレベルの電圧VSSが入力される低電位側電源電圧端子182と、水晶振動子170が接続される外部端子171、172と、ユーザからの設定データを入力したり、CPU130からの外部ディスプレイ表示データを出力するデータ入出力端子151を有する。
低電圧検出回路110(広義の意味での第1の低電圧検出回路)は、高電位側電源電圧端子181と低電位側電源電圧端子182間に直列に接続された抵抗素子R111とR112と、その抵抗素子R111とR112と並列に接続された基準電圧源111と、抵抗素子R111とR112間のノードAの電圧を非反転端子に入力し、基準電圧源111の出力電圧を反転端子に入力するコンパレータ112と、コンパレータ112の出力を反転増幅するインバータ113を有する。
ここで、抵抗素子R111とR112間のノードAの電圧は、回路構成からもわかるように高電位側電源電圧端子181の電圧(以下VDDとする)と低電位側電源電圧端子182の電圧(以下VSSとする)の差分を分圧した電圧である。例えば、抵抗素子R111とR112が同じ抵抗値であるとすると、VDDが2.0Vの時、ノードAには、1.0Vの電圧が現れることになる。なお、抵抗素子R111とR112の抵抗値は、回路構成に合わせて変えてもよい。
また、基準電圧源111は、レギュレータ等で構成されており、所定の電圧を出力する。ここで基準電圧源111が出力する所定の電圧は、VDDがCPU130やその他の周辺機能150を含めた動作保証最低電圧のときノードAに現れる電圧と同じ電圧とする。また、このCPU130やその他の周辺機能150を含めた動作保証最低電圧を検出電圧1(広義の意味での第1の電圧値)とする。よって、ノードAの電圧が基準電圧源111の出力電圧より高い時は、コンパレータ112は、「H」レベルの信号を出力し、ノードAの電圧が基準電圧源111の出力電圧より低い時は、コンパレータ112は、「L」レベルの信号を出力する。
またここで、インバータ113が出力する論理信号は、リセット信号1として内部バス160を経て、CPU130とその他の周辺機能150に入力される。このリセット信号1は「L」レベルの時、有効となりCPU等のマイクロコントローラ内の機能をリセットし、動作を停止させる。
低電圧検出回路120(広義の意味での第2の低電圧検出回路)は、高電位側電源電圧端子181と低電位側電源電圧端子182間に直列に接続された抵抗素子R121とR122と、その抵抗素子R121とR122と並列に接続された基準電圧源121と、抵抗素子R121とR122間のノードBの電圧を非反転端子に入力し、基準電圧源121の出力電圧を反転端子に入力するコンパレータ122と、コンパレータ122の出力を反転増幅するインバータ123を有する。
ここで、抵抗素子R121とR122間のノードBの電圧は、基準電圧源111と同様、VDDとVSSの差分を分圧した電圧である。また、抵抗素子R121とR122の抵抗値は、回路構成に合わせて変えてもよい。
基準電圧源121は、レギュレータ等で構成されており、基準電圧源111より低い所定の電圧を出力する。ここで基準電圧源121が出力する所定の電圧は、VDDがリアルタイムクロック140の動作保証最低電圧のときノードBに現れる電圧と同じ電圧とする。また、このリアルタイムクロック140の動作保証最低電圧を検出電圧2(広義の意味での第2の電圧値)とする。よって、ノードBの電圧が基準電圧源121の出力電圧より高い時は、コンパレータ122は、「H」レベルの信号を出力し、ノードBの電圧が基準電圧源121の出力電圧より低い時は、コンパレータ122は、「L」レベルの信号を出力する。
またここで、インバータ123が出力する論理信号は、リセット信号2として内部バス160を経て、リアルタイムクロック140に入力される。このリセット信号2は「L」レベルの時、有効となりリアルタイムクロック140をリセットし、動作を停止させる。
ここで、低電圧検出回路110、120は、基本的な性能に影響を与えない範囲内において異なる構成で実現してもよい。例えば、CPU130等は、リセット信号1、2が「L」レベルの時にリセットするよう構成されているが、「H」レベルでリセットするよう構成してもよい。その場合では信号のアンプ機能等はなくなるが、上記インバータ113や123を省略可能となる。また、基準電圧源110、120を構成するレギュレータやコンパレータ112、122の電源を図示している電源電圧VDDとは別の電源電圧から利用する等が考えられる。この場合は、コンパレータ112、122の反転入力端子に直接電源電圧VDDを入力し、非反転入力端子には、CPU130やリアルタイムクロック140の動作保証最低電圧と同電圧を出力する基準電圧源110、120を用いることができる。
リアルタイムクロック140は、時計機能、カレンダー機能を実現するため、年月日時分秒などのカウンタを持ち、水晶振動子170など(精度が求められない場合セラミック振動子等でもよい)の発振をカウントし、日付、時刻を自動更新するものである。上記リセット信号2が「L」レベルで入力された時、リセットされ動作を停止する。
図2にリアルタイムクロック140のブロック構成の一例を示す。図に示すように、リアルタイムクロック140は、サブカウンタ2011を内部に有する発振回路201、秒カウンタ202、分カウンタ203、時カウンタ204、日カウンタ205、月カウンタ206、年カウンタ207、動作/停止レジスタ208を有する。発振回路201は、外部端子171、172に水晶振動子107を接続する。発振回路201内のサブカンウタ2011は、外部接続されている水晶振動子の振動周波数(例えば約32kHz)をカウントし、1秒をカウントする。1秒をカウントしたら秒カウンタ202へ秒カウント信号を出力する。
秒カウンタ202は、サブカウンタ2011からの秒カウント信号を受け取り、1分をカウントする。1分をカウントしたら分カウンタ203へ分カウント信号を出力する。以下、分カウンタ203、時カウンタ204、日カウンタ205、月カウンタ206、年カウンタ207も同様の動作を行い、上記各カウンタの値をCPU信号としてCPUが読み出し、外部ディスプレイに出力する等の処理を行う。ここで、前記「L」レベルのリセット信号2が入力されると、リアルタイムクロック140の各カウンタの値および動作/停止レジスタ208の値をリセットする。
また、動作/停止レジスタ208は、リアルタイムクロック140が動作している場合は「1」の値を保持し、停止している場合は「0」の値を保持する。また、リアルタイムクロック140は、ユーザ等からの時刻設定により各カウンタに時刻情報を設定しないと動作せず、動作/停止レジスタ208は「0」を保持し、時刻設定後、動作/停止レジスタ208は「1」になりサブカウンタ2011(それに伴い各カウンタ)が動作する。この時刻設定データの各カウンタへの設定、および、動作/停止レジスタ208の「0」から「1」への書き換えはCPU130からのCPU信号により行われる。
CPU130は、制御プログラムや入力データに基づいて、機器内の各種処理を行う中央制御装置である。また、前記リセット信号1が「L」レベルで入力された時、リセットされ動作を停止する。
ここで、CPU130は、リアルタイムクロック140内の動作/停止レジスタ208の値をCPU信号として読み出す。読み出した動作/停止レジスタ208の値が「1」の場合、リアルタイムクロック140が動作していると判断し、各カウンタの値を読み出し、外部ディスプレイへ表示したり、機器システム内部の時間管理に用いたりする。また、前記動作/停止レジスタ208の値が「0」の場合、リアルタイムクロック140が停止していると判断し、例えば、時刻情報の再設定をユーザに求めるメッセージデータをデータ入出力端子151を経由して外部ディスプレイに送信し、メッセージ内容を表示させる等の処理を行う。さらに、ユーザが時刻の設定を行った場合、その時刻設定データをデータ入出力端子151を経由して受け取る。さらに、受け取ったデータをCPU信号としてリアルタイムクロック140に送り、各カウンタの値を時刻設定データに合わせセットする。また、時刻設定後、動作/停止レジスタ208の値を「0」から「1」へ書き換える。
また、CPU130は、フラッシュROMやRAMとの間でデータの読み出し、書き込みを行う。ここで、CPU130は、データの読み出し、書き込み時にCPU内のチャージポンプやセンスアンプを動作させる必要があり(特にフラッシュROMからデータの読み出す場合、高電圧動作が必要)、リアルタイムクロック140に比べると高い電圧が必要となり、動作保障最低電圧が高くなる。
フラッシュROM131は、CPU130が処理を行うための制御プログラムやデータ等が格納されている。RAM132は、CPU130等により使用される記憶装置であり、フラッシュROM131等から読み出された制御プログラムやデータ等が展開される。
その他の周辺機能150は、バスコントローラ、通信制御回路、ディスプレイドライバ、A/D変換器、クロック発生器、入出力ドライバ等がある。また、このうち入出力ドライバは、データ入出力端子151と内部バス160に接続している。さらに、データ入出力端子151は、例えば、外部ディスプレイやキーボード等の入力装置と接続される。このデータ入出力端子151からは、外部ディスプレイに表示される時刻再設定要求メッセージデータやキーボードで入力されたユーザからの時刻設定データ等の入出力データが入出力される。
これらのその他の周辺機能150は、前記リセット信号1が「L」レベルで入力された時、リセットされ動作を停止する。これらその他の周辺機能150は主にCPU130と制御信号やデータの送受信を行っており、リセット信号1によりCPU130がリセットされ停止すると、CPU130と制御信号等の送受信が行えなくなる。このため、その他の周辺機能150もCPU130と同時にリセットし、動作停止状態にすることが妥当であると考えられる。また、その他の周辺機能150自体の電源電圧VDDの低下による暴走を防ぐためにも、リセット信号1によりリセットされることが妥当であると考えられる。また、反対にCPU130と制御信号等の送受信等を必ずしも行わない機能であって、かつCPU130より低い電圧で動作できるならば、リセット信号2によりリセットされ動作を停止してもよい。
内部バス160は、マイクロコントローラ100を構成する要素(CPUやリアルタイムクロック等)間の信号を伝送するバスである。内部バス160では、リセット信号1、リセット信号2、CPU信号(例えば、CPU130からリアルタイムクロック140への時刻設定データやリアルタイムクロック140からCPU130への時刻情報、動作/停止レジスタ208のレジスタ値情報や読み出し、書き込み制御信号等)、入出力データ(外部ディスプレイの表示メッセージデータ、ユーザが入力した時刻設定データ等)等が伝送される。
次に、図3と図4のタイムチャートを用いて、本実施の形態のマイクロコントローラ100の動作を説明する。図3は、電源電圧VDDが検出電圧1(例えば2.0V)以下になるが検出電圧2(例えば1.0V)にはならない場合を示す。図4は、電源電圧VDDが検出電圧2(例えば1.0V)以下になってしまった場合を示す。なお図3と図4にはリアルタイムクロック140の秒カウンタの値を示す。本来は、前述したように分カウンタ、時カウンタ等もあるが図を簡素化するために、秒カウンタのみを示す。このカウンタの値をCPU130が時刻情報として利用するものとする。
図3のタイムチャートにおける本実施の形態のマイクロコントローラの動作説明を行う。まず、時刻t1までの期間では、バッテリやキャパシタ等の出力電圧VDDが、ある時期に徐々に低下するが検出電圧1以上である場合を想定している。ここで検出電圧1は、前述したがCPU130およびその他の周辺機能150を動作させることが可能な電圧である。この場合、低電圧検出回路110における抵抗素子R111とR112間のノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より高いため、コンパレータ112の出力は「L」レベルとなる。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「H」レベルとなり、CPU130やその他の周辺機能150は通常動作を行う。
また同様に低電圧検出回路120における抵抗素子R121とR122間のノードBの電位は、基準電圧源121の出力電位より高いため、コンパレータ122の出力も、やはり「L」レベルとなる。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力も「H」レベルとなり、リアルタイムクロック140は通常動作を行う。よって、リアルタイムクロック140は停止していないため、動作/停止レジスタ208が保持する値は「1」のままであり、秒カウンタも停止しないためカウント値は通常通り増加する。よって、CPU140は、リアルタイムクロック140の秒カウンタから時刻情報を取得する。
次に、時刻t1からt2の期間では、更に電源電圧VDDが下がり検出電圧1を下回った場合、および、バッテリの充電や電池の交換等により電源電圧VDDが上昇するが検出電圧1以下である場合を想定している。よって、この期間では電源電圧VDDは検出電圧1以下となるが検出電圧2以上である。この場合、低電圧検出回路110におけるノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より低くなり、コンパレータ112の出力は「H」レベルとなる。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「L」レベルとなり、CPU130やその他の周辺機能150はリセットされ、動作を停止する。
ここで低電圧検出回路120におけるノードBの電位は、時刻t1以前と同様、基準電圧源121の出力電位より高いため、コンパレータ122の出力は「L」レベルである。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力も「H」レベルであり、リアルタイムクロック140は通常動作を行い続ける。よって、リアルタイムクロック140は停止していないため、動作/停止レジスタ208が保持する値は「1」のままであり、秒カウンタも停止しないためカウント値は増加を続ける。
次に、時刻t2からt3の期間では、電源電圧VDDが再び検出電圧1より上回った場合を想定している。この場合、低電圧検出回路110におけるノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より高くなり、コンパレータ112の出力は「L」レベルとなる。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「H」レベルとなり、CPU130やその他の周辺機能150はリセットが解除され、動作を開始する(基本的に、その他の周辺機能はCPU130からの信号により動作開始する)。
低電圧検出回路120におけるノードBの電位は、基準電圧源121の出力電位より高いため、コンパレータ122の出力は「L」レベルである。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力も「H」レベルであり、リアルタイムクロック140は通常動作を行う。よって、リアルタイムクロック140は停止していないため、動作/停止レジスタ208が保持する値は「1」のままであり、秒カウンタのカウント値は増加する。
ここで、CPU130は、リセットから復帰したことから時刻情報を再度取得するため、リアルタイムクロック140が動作しているかどうかを確認するため動作/停止レジスタ208の値を読み出す。上述したように動作/停止レジスタ208の値は、時刻t1からt2の期間、リアルタイムクロック140が停止していないため、「1」のままである。よって、CPU130は、リアルタイムクロック140が動作していると確認した後、秒カウンタの時刻情報を取得する。
時刻t3以後は、電源電圧VDDが検出電圧1以上であり、CPU130が時刻情報取得済みの場合である。よってこの期間は時刻t1以前と同様の動作を行う。以上が図3のタイムチャートにおける本実施の形態のマイクロコントローラの動作の説明である。
次に、図4のタイムチャートにおける本実施の形態のマイクロコントローラ100の動作説明を行う。まず、時刻t4までの期間では、電源電圧VDDが低下するが検出電圧1以上である場合である。この場合、低電圧検出回路110における抵抗素子R111とR112間のノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より高いため、コンパレータ112の出力は「L」レベルとなる。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「H」レベルとなり、CPU130やその他の周辺機能150は通常動作を行う。
また同様に低電圧検出回路120における抵抗素子R121とR122間のノードBの電位は、基準電圧源121の出力電位より高いため、コンパレータ122の出力も、やはり「L」レベルとなる。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力も「H」レベルとなり、リアルタイムクロック140は通常動作を行う。よって、リアルタイムクロック140は停止していないため、動作/停止レジスタ208の値は「1」のままであり、秒カウンタも停止しないためカウント値が増加する。よって、CPU130は、リアルタイムクロック140の秒カウンタから時刻情報を取得する。
次に、時刻t4からt5の期間では、更に電源電圧VDDが下がり検出電圧1以下となるが検出電圧2以上の場合である。この場合、低電圧検出回路110におけるノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より低くなり、コンパレータ112の出力は「H」レベルとなる。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「L」レベルとなり、CPU130やその他の周辺機能150はリセットされ、動作を停止する。
ここで低電圧検出回路120におけるノードBの電位は、時刻t1以前と同様、基準電圧源121の出力電位より高いため、コンパレータ122の出力は「L」レベルである。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力も「H」レベルであり、リアルタイムクロック140は通常動作を行い続ける。よって、リアルタイムクロック140は停止していないため、動作/停止レジスタ208の値は「1」のままであり、秒カウンタも停止しないためカウント値は増加を続ける。
次に、時刻t5からt6の期間では、更に電源電圧VDDが下がり検出電圧2以下となる場合である。この場合、低電圧検出回路110におけるノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より低いままであり、コンパレータ112の出力は「H」レベルである。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「L」レベルであり、CPU130やその他の周辺機能150は動作を停止したままである。
ここで、低電圧検出回路120におけるノードBの電位も、基準電圧源121の出力電位より低くなるため、コンパレータ122の出力は「H」レベルとなる。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力は「L」レベルとなり、リアルタイムクロック140はリセットされ、動作を停止する。よって、動作/停止レジスタ208の値は「0」となり、秒カウンタもリセットされカウンタの値は「0」となる。
次に、時刻t6からt7の期間は、電源電圧VDDが上がり検出電圧2以上となるが検出電圧1以下の場合である。この場合、低電圧検出回路110におけるノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より低いままであり、コンパレータ112の出力は「H」レベルである。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「L」レベルであり、CPU130やその他の周辺機能150は動作を停止したままである。
ここで、低電圧検出回路120におけるノードBの電位は、基準電圧源121の出力電位は高くなるため、コンパレータ122の出力は「L」レベルとなる。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力は「H」レベルとなり、リアルタイムクロック140は動作可能状態となる。ただし、上述のようにCPU130のリセットが解除されていないため、時刻情報が設定されず、また動作/停止レジスタ208の値も「0」のままである。よって、サブカウンタ2011も動作せず、秒カウンタの値も「0」のままであり、リアルタイムクロック140は動作停止の状態を続ける。
次に、時刻t7からt8の期間では、電源電圧VDDが上がり検出電圧1以上となる場合である。この場合、低電圧検出回路110におけるノードAの電位は、基準電圧源111の出力電位より高くなり、コンパレータ112の出力は「L」レベルとなる。よって、リセット信号1であるインバータ113の出力は「H」レベルとなり、CPU130やその他の周辺機能150はリセットが解除され、動作を開始する。
ここで低電圧検出回路120におけるノードBの電位は、基準電圧源121の出力電位より高いため、コンパレータ122の出力は「L」レベルである。よって、リセット信号2であるインバータ123の出力も「H」レベルであり、リアルタイムクロック140は時刻t6からt7の期間と同様動作可能であるが停止状態である。
ここで、CPU130は、リセットから復帰したことから時刻情報を再度取得するため、リアルタイムクロック140が動作しているかどうか動作/停止レジスタ208の値を読み出す。上述したように動作/停止レジスタ208の値は、時刻t5からt7の期間、リアルタイムクロック140が停止していたため、「0」のままである。よって、CPU130は、リアルタイムクロック140が動作していないことを確認後、例えば、ユーザに対し時刻情報を再設定するメッセージを外部ディスプレイに表示する等の処理を行い、時刻設定情報を取得し、この取得した時刻設定情報に基づきリアルタイムクロック140の秒カウンタにカウンタ値を設定(本例では「34」の値を設定)する。また、動作/停止レジスタ208の値を「0」から「1」に書き換え、サブカウンタ2011を動作させ、リアルタイムクロック140が再び動作を開始する。以後、時刻t8以降は、時刻t4以前の期間と同様の動作となる。
ここで、本例のマイクロコントローラを有する機器システムが、現在時刻を利用せず、主にシステム内部のローカル時間でリアルタイムクロック140を利用する場合(例えば、ある時刻間の秒カウンタの値の差分のみ利用する等)では、時刻の再設定が必要ないため、電源電圧VDDが検出電圧2以上になった時点でリアルタイムクロック140は動作してもよい。
以上が図4のタイムチャートにおける本実施の形態のマイクロコントローラの動作の説明である。
ここで、補足として電源電圧VDDが低下し、例えばレギュレータ等で構成される基準電圧源111や121の動作限界電圧以下(例えば、0.7V以下)になった場合を説明する。この様な条件下では、基準電圧源111、121から所定の電圧が出力されなくなりノードA、Bの電圧と比較するコンパレータ112、122の出力、同時にインバータ113、123が出力するリセット信号1、2が反転する可能性がある(リセット信号1、2が「H」レベルになる可能性がある)。よって、電源電圧VDDが低下した状態でCPU130等が起動し、機器が暴走する可能性が考えられる。
しかし、そもそもこの場合、電源電圧VDDは、CPU130、その他の周辺機能150、リアルタイムクロック140の動作限界電圧を下回っており、動作することができない。またここで、低電圧で動作可能なリアルタイムクロック140であっても、水晶振動子の発振が止まってしまうため動作することができない。よって以上のことから、電源電圧VDDの低下により、基準電圧源111、121の動作限界電圧以下になったとしても問題は生じないことがわかる。
次に、図5に図3、図4の動作状態を含めた本実施の形態のマイクロコントローラ100の動作処理手順を示す。
まず、マイクロコントローラ100は、低電圧検出回路110において電源電圧VDDが検出電圧1(例えば2.0V)より高いかどうかを判断する(S101)。次に、S101で電源電圧VDDが検出電圧1より低いと判断された場合(S101NO)、S101に戻る。
一方、S101で電源電圧VDDが検出電圧1より高いと判断された場合(S101YES)、リセット信号1はディセーブルとなり、CPU130が動作を開始する(S102)。続いて、CPU130はリアルタイムクロック140の動作/停止レジスタ208が保持する値を読み出し、リアルタイムクロック140が動作しているかどうかを判断する(S103)。
次に、S103でリアルタイムクロック140が動作をしていると判断された場合(S103YES)、リアルタイムクロック140の各カウンタの時刻情報をCPU130が読み取り、処理に利用する。また、その他の周辺機能150の初期設定を行い、動作を開始する(S104)。一方、S103でリアルタイムクロック140が動作をしていないと判断された場合(S103NO)、リアルタイムクロック140の初期設定(時刻情報セット)を行い、動作を開始させる。また、その他の周辺機能150の初期設定を行い、動作を開始する(S114)。続いて、CPU130、その他の周辺機能150、リアルタイムクロック140の動作を継続させる(S105)。続いて、低電圧検出回路110において電源電圧VDDが検出電圧1(例えば2.0V)より低いかどうかを判断する(S106)。次に、S106で電源電圧VDDが検出電圧1より高いと判断された場合(S106NO)、S105に戻る。
一方、S106で電源電圧VDDが検出電圧1より高いと判断された場合(S106YES)、リセット信号1はイネーブルとなり、CPU130、その他の周辺機能150がリセットされる(S107)。
次に、リアルタイムクロック140が動作をしている場合(S108YES)、CPU130、その他の周辺機能150は機能停止状態を継続し、リアルタイムクロック140は動作状態を継続する(S109)。一方、リアルタイムクロック140が動作をしていない場合(S108NO)、CPU130、その他の周辺機能150、リアルタイムクロック140は機能停止状態を継続する(S115)。続いて、低電圧検出回路110において電源電圧VDDが検出電圧1より低いかどうかを判断する(S110)。次に、S110で電源電圧VDDが検出電圧1より高いと判断された場合(S110NO)、S102に戻る。
一方、S110で電源電圧VDDが検出電圧2より低いと判断された場合(S110YES)、低電圧検出回路120において電源電圧VDDが検出電圧2より低いかどうかを判断する(S111)。次に、S111で電源電圧VDDが検出電圧2より高いと判断された場合(S111NO)、S108に戻る。
一方、S111で電源電圧VDDが検出電圧2より低いと判断された場合(S111YES)、リセット信号2はイネーブルとなり、リアルタイムクロック140がリセットされる(S112)。続いて、CPU130、その他の周辺機能150、リアルタイムクロック140は機能停止状態を継続する(S113)。その後、S111に戻る。以上、マイクロコントローラ100の動作処理手順の説明とする。
以上のことから、本発明による実施の形態のマイクロコントローラは以下のような効果がある。従来のマイクロコントローラは、CPUを中心に考えて設計されており、電源電圧の低下によるマイクロコントローラの暴走を防ぐため、CPUの最低動作限度電圧を基準にして同一チップ上にある全ての機能(例えば、リアルタイムクロック等)にリセットをかけていた。よって、CPUの最低動作限度電圧になるたびに同一チップ上にあるリアルタイムクロック等のCPUよりも低電圧で動作する機能を含めて全て動作を停止してしまうため、ユーザに対し時刻情報の再設定等、製品の利便性を損なう操作を強いていた。
本発明による実施の形態のマイクロコントローラは、同一チップ上にあるにも関わらず、比較的高い動作保障最低電圧で動作するCPU等の機能を検出電圧1でリセット信号1によりリセットし、より低い動作保障最低電圧で動作するリアルタイムクロック等の機能を検出電圧2でリセット信号2によりリセットする。このことにより、バッテリ等の電源電圧が低下しCPU等がリセットされても、より低い電源電圧になるまでリアルタイムクロックが動作可能であり、CPUのリセットによる時刻情報の再設定を行わなくてよくなる。このため、ユーザの利便性を損なわず、さらにワンチップによりマイクロコントローラを実現できるため、製造コスト等の増加も伴わない。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。よって、検出電圧2までリセットされない機能としては、リアルタイムクロック以外のものであってもよい。つまり、同一チップ上において、少なくとも2以上の電圧検出回路を有し、それぞれが異なる検出電圧(上述した例で言うところの検出電圧1、2)で電源電圧を検出し、リセット信号を出力する機能を有する全てのマイクロコントローラに有効である。例えば、上述した実施の形態では、リセット信号2で制御されている機能として、リアルタイムクロックを記載しているが、リアルタイムクロックの代わりに、外付けICへのクロック供給を行ったり圧電ブザーへブザー出力を行ったりするクロック出力回路を用いてもよい。この場合だと、例えば電源電圧VDDが下がりCPUがリセット信号1によりリセットされても、クロック出力回路はリセット信号1ではリセットされず動作し続ける。このため、クロック出力回路のクロック出力をブザー出力として使用し、ユーザへ電圧低下をブザーにより知らせることができる機能をワンチップのマイクロコントローラで実現できる。
実施の形態にかかるマイクロコントローラの構成の一例 実施の形態にかかるリアルタイムクロックの構成の一例 実施の形態にかかるマイクロコントローラのタイムチャートの一例 実施の形態にかかるマイクロコントローラのタイムチャートの一例 実施の形態にかかるマイクロコントローラの動作順序のチャートの一例 従来技術にかかるマイクロコントローラの構成の一例
符号の説明
100 マイクロコントローラ
110、120 低電圧検出回路
111、121 基準電圧源
112、122 コンパレータ
113、123 インバータ
130 CPU
131 フラッシュROM
132 RAM
140 リアルタイムクロック
150 その他の周辺機能
151 データ入出力端子
160 内部バス
170 水晶振動子
171、172、181、182 外部端子
R111、R112、R121、R122 抵抗素子

Claims (7)

  1. 同一チップ上にCPUとリアルタイムクロックを有するマイクロコントローラであって、
    電源電圧が第1の電圧値以下になったとき前記CPUを停止させる信号を出力する第1の低電圧検出回路と、
    電源電圧が前記第1の電圧値より低い第2の電圧値になったときに前記リアルタイムクロックを停止させる信号を出力する第2の低電圧検出回路と、
    を有するマイクロコントローラ。
  2. 前記第1の電圧値は、CPUの動作保障最低電圧である請求項1に記載のマイクロコントローラ。
  3. 前記CPUの動作保障最低電圧は、CPUとメモリの通信に必要な電圧である請求項2に記載のマイクロコントローラ。
  4. 前記第1の低電圧検出回路は、
    第1の基準電圧源と、
    前記第1の基準電圧源から出力される電圧と前記第1の電圧値に基づいて生成される電圧に応じて、前記CPUを停止させる信号を生成する第1の比較器と、
    を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のマイクロコントローラ。
  5. 前記第2の低電圧検出回路は、
    第2の基準電圧源と、
    前記第2の基準電圧源から出力される電圧と前記第2の電圧値に基づいて生成される電圧に応じて、前記リアルタイムクロックを停止させる信号を生成する第2の比較器と、
    を有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のマイクロコントローラ。
  6. 電源電圧が第1の電圧値以下になったときCPUを停止し、
    電源電圧が前記第1の電圧値より低い第2の電圧値になったときに前記CPUと同一のチップ上にあるリアルタイムクロックを停止するマイクロコントローラの制御方法。
  7. 前記第1の電圧値は、CPUの動作保障最低電圧である請求項6に記載のマイクロコントローラの制御方法。
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