JP2019106053A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常動作の可能な電圧範囲内での電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、アラームを生成させ、又は、システムをリセットさせることができる半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置1は、監視対象のシステムの電源電圧が第1電圧値以下である状態が所定の時間幅を越えたときに、信号を出力するカウンタ回路13と、当該信号を入力して第1フラグをセットする第1フラグ回路14と、電源電圧が第2電圧値以下となったときに、第2フラグをセットする第2フラグ回路15と、第1フラグ、第2フラグがともにセットされたときに、システムをリセットさせるリセット信号を出力する回路16とを備え、第1電圧値、第2電圧値が、システムの正常動作を保証する最低電圧よりも大きく、第1電圧値が第2電圧値よりも大きいものである。【選択図】図1
Description
本発明は半導体装置に関する。
車載システムにおける機能安全は、故障検知から未然防止へとその目標、目的が変わりつつある。しかしながら、既存の電圧監視回路、又は、当該電圧監視回路を含む半導体装置は、電源電圧が異常な値になってからアラームを生成させるために、未然防止を達成するまでには至っていない。
このような問題に対応するために、例えば、電子機器の電源電圧の状態を検出する電源電圧検出回路において、電子機器の正常動作を保証する最低電圧より高い第1電圧、及び、最低電圧と第1電圧との間の第2電圧をそれぞれしきい値電圧として用いて、電源電圧が最低電圧以下になることを防止することが考えられる(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1記載の発明では、負荷増大による一時的な電圧低下を誤検知してアラームを頻繁に生成させたり、電源電圧が異常に低下してアラームを生成させる前に、MCUが異常動作したりしてしまう可能性がある。
そこで、通常動作の可能な電圧範囲内での電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、アラームを生成させ、又は、システムをリセットさせることができる半導体装置が望まれていた。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、監視対象のシステムの電源電圧が、当該システムの通常動作可能な電圧範囲内の所定のしきい値電圧以下となっている期間と、そのときの電源電圧値の大きさとに基づいて、当該システムをリセットさせるリセット信号を出力する。
上記一実施の形態によれば、通常動作の可能な電圧範囲内での電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、アラームを生成させ、又は、システムをリセットさせる半導体装置を提供することができる。
なお、上記一実施の形態の半導体装置としてのマイクロコンピュータ又はチップ、当該半導体装置の一部を構成する電圧異常監視回路、当該半導体装置を用いる車載システムなども、本発明の態様として有効である。
説明の明確化のために、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされる。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載する各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路などにより構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現することができる。
したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、又は、それらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者に理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号を付しており、必要に応じて重複説明を省略している。
また、上述したプログラムを、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納し、コンピュータに供給することができる。
非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。
また、プログラムを、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給してもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び、電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線、光ファイバ等の有線通信路、又は、無線通信路を介してプログラムをコンピュータに供給することができる。
(実施の形態1)
次に、通常動作の可能な電圧範囲内での電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、アラームを生成させ、又は、システムをリセットさせることができる、本実施の形態1に係る半導体装置について説明する。
本実施の形態1に係る半導体装置は、例えば、車載システムの電源電圧を監視するもので、電源電圧が所定の電圧値以下となっている期間と、そのときの電源電圧の大きさとに基づいて、車載システムをリセットさせるリセット信号を出力するものである。
次に、通常動作の可能な電圧範囲内での電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、アラームを生成させ、又は、システムをリセットさせることができる、本実施の形態1に係る半導体装置について説明する。
本実施の形態1に係る半導体装置は、例えば、車載システムの電源電圧を監視するもので、電源電圧が所定の電圧値以下となっている期間と、そのときの電源電圧の大きさとに基づいて、車載システムをリセットさせるリセット信号を出力するものである。
まず、本実施の形態1に係る半導体装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態1に係る半導体装置1の概略構成を示すブロック図である。
半導体装置1は、第1検出回路11、第2検出回路12、カウンタ回路13、第1フラグ回路14、第2フラグ回路15、AND回路16などを備える。
図1は、本実施の形態1に係る半導体装置1の概略構成を示すブロック図である。
半導体装置1は、第1検出回路11、第2検出回路12、カウンタ回路13、第1フラグ回路14、第2フラグ回路15、AND回路16などを備える。
第1検出回路11は車載システムの電源電圧を監視し、電源電圧がしきい値電圧である第1電圧値以下になったことを検出したときに、その出力論理値を「1」から「0」へと変化させる。
第2検出回路12も同じ電源電圧を監視し、電源電圧が別のしきい値電圧である第2電圧値以下になったことを検出したときに、その出力論理値を「1」から「0」へと変化させる。
第2検出回路12も同じ電源電圧を監視し、電源電圧が別のしきい値電圧である第2電圧値以下になったことを検出したときに、その出力論理値を「1」から「0」へと変化させる。
なお、第1電圧値、第2電圧値はいずれも車載システムが正常動作する電圧範囲内であり、第1電圧値は第2電圧値よりも大きい。
また、第1検出回路11、第2検出回路12は、電源電圧がそれぞれ第1電圧値未満、第2電圧値未満となったときに、その出力論理値を変化させても良い。
また、第1検出回路11、第2検出回路12は、電源電圧がそれぞれ第1電圧値未満、第2電圧値未満となったときに、その出力論理値を変化させても良い。
カウンタ回路13は、クロック信号及び第1検出回路11の出力を入力し、第1検出回路11の出力論理値が「0」であるときの時間幅、すなわち、論理値「0」の出力回数をカウントする。そして、カウンタ回路13は、時間幅カウンタ値が所定値を超えたときに、アラームを生成させるアラーム信号を出力するとともに、第1フラグ回路14にフラグをセットするように第1フラグ回路14に出力する。
なお、カウンタ回路13は、時間幅カウンタ値が所定値を超えたときに、アラーム信号を出力しなくても良い。
なお、カウンタ回路13は、時間幅カウンタ値が所定値を超えたときに、アラーム信号を出力しなくても良い。
第1フラグ回路14は、カウンタ回路13の出力に応じて、第1フラグ回路14の出力論理値を「0」から「1」へと変化させて第1フラグをセットする。
第2フラグ回路15は、第2検出回路12の出力を入力し、その出力論理値が「0」になったときに、第2フラグ回路15の出力論理値を「0」から「1」へと変化させて第2フラグをセットする。
第2フラグ回路15は、第2検出回路12の出力を入力し、その出力論理値が「0」になったときに、第2フラグ回路15の出力論理値を「0」から「1」へと変化させて第2フラグをセットする。
AND回路16は、第1フラグ回路14及び第2フラグ回路15の出力を入力し、これらの出力論理値がともに「1」であるとき、すなわち、第1フラグ及び第2フラグがともにセットされているときに、リセットを要求するリセット信号又は割り込み要求信号を出力する。
なお、第1検出回路11、第2検出回路12は半導体装置1の必須の構成ではなく、第1検出回路11、第2検出回路12が半導体装置1の外部にあって、半導体装置1がこれらの出力を用いるようにしても良い。
また、半導体装置1は、カウンタ回路に代えてサンプリング回路を、また、フラグ回路に代えてレジスタ回路を備えていても良い。
また、半導体装置1は、カウンタ回路に代えてサンプリング回路を、また、フラグ回路に代えてレジスタ回路を備えていても良い。
次に、本実施の形態1に係る半導体装置1の動作について説明する。
図2は、本実施の形態1に係る半導体装置1の動作を説明するためのタイミングチャートである。
半導体装置1が動作を開始し、監視する車載システムの電源電圧が低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、カウンタ回路13が時間幅のカウントを開始する(時刻t1)。
図2は、本実施の形態1に係る半導体装置1の動作を説明するためのタイミングチャートである。
半導体装置1が動作を開始し、監視する車載システムの電源電圧が低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、カウンタ回路13が時間幅のカウントを開始する(時刻t1)。
しかしながら、電源電圧は第2電圧値以下となることなく、直ぐに上昇して第1電圧値よりも大きくなって、第1検出回路11の出力論理値は「0」から「1」へと戻り、カウンタ回路13もカウントを「1」で停止する(時刻t2)。
次に、時間が経過した後に、電源電圧が再び低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値も「1」から「0」へと再び変化し、カウンタ回路13も時間幅のカウントを開始する(時刻t3)。
そして、カウンタ回路13は、時間幅カウンタ値が所定値、ここでは、所定値「5」を超えたときに、アラーム信号を初めて出力するとともに、第1フラグ回路14の第1フラグをセットする(時刻t4)。
そして、カウンタ回路13は、時間幅カウンタ値が所定値、ここでは、所定値「5」を超えたときに、アラーム信号を初めて出力するとともに、第1フラグ回路14の第1フラグをセットする(時刻t4)。
また、電源電圧が更に低下して第2電圧値以下になると、第2検出回路12の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、第2フラグ回路15の第2フラグをセットする(時刻t5)。
そうすると、AND回路16は、第1フラグ及び第2フラグがともにセットされているので、リセットを要求するリセット信号を出力する(時刻t5)。
そうすると、AND回路16は、第1フラグ及び第2フラグがともにセットされているので、リセットを要求するリセット信号を出力する(時刻t5)。
このように、本実施の形態1に係る半導体装置1は、上記の構成及び動作により、電源電圧が第1電圧値以下である期間が長く、かつ、第2電圧値以下となったときに、電源電圧のこれらの揺らぎを異常の兆候として検出し、半導体装置1が監視する車載システムに報せることができる。
このとき、本実施の形態1に係る半導体装置1は、電源電圧の低下時間幅を監視して、負荷増大などに伴う一時的な電圧低下によるアラームの生成を抑制するので、より精度の高い電源電圧の異常検出を行うことができる。
以上、説明したように、本実施の形態1に係る半導体装置1は、監視対象のシステムの電源電圧が第1電圧値以下である状態が所定の時間幅を越えたときに、信号を出力するカウンタ回路13と、当該信号を入力して第1フラグをセットする第1フラグ回路14と、電源電圧が第2電圧値以下となったときに、第2フラグをセットする第2フラグ回路15と、第1フラグ、第2フラグがともにセットされたときに、システムをリセットさせるリセット信号を出力する回路16とを備え、第1電圧値、第2電圧値が、システムの正常動作を保証する最低電圧よりも大きく、第1電圧値が第2電圧値よりも大きいものである。
また、本実施の形態1に係る半導体装置1は、カウンタ回路13が、電源電圧が第1電圧値以下である状態が所定の時間幅を越えたときに、更に、アラームを生成させるアラーム信号を出力することが好ましい。
(実施の形態2)
実施の形態1に係る半導体装置1は、電源電圧が所定の電圧値以下となっている期間と、そのときの電源電圧の大きさとに基づいて、リセット信号を出力するものであった。
これに対して、本実施の形態2に係る半導体装置は、更に、電源電圧が所定の電圧値を挟んで上下することを繰り返すときの、電源電圧が所定の電圧値よりも大きい期間に基づいて異常の兆候を検出するものである。
実施の形態1に係る半導体装置1は、電源電圧が所定の電圧値以下となっている期間と、そのときの電源電圧の大きさとに基づいて、リセット信号を出力するものであった。
これに対して、本実施の形態2に係る半導体装置は、更に、電源電圧が所定の電圧値を挟んで上下することを繰り返すときの、電源電圧が所定の電圧値よりも大きい期間に基づいて異常の兆候を検出するものである。
すなわち、本実施の形態2に係る半導体装置は、電源電圧が所定の電圧値以下から所定の電圧値よりも大きくなった時刻から、再び所定の電圧値以下となった時刻までの時間を更に検出する。
なお、本実施の形態2に係る半導体装置も、例えば、車載システムの電源電圧を監視するものである。
なお、本実施の形態2に係る半導体装置も、例えば、車載システムの電源電圧を監視するものである。
まず、本実施の形態2に係る半導体装置の構成について説明する。
図3は、本実施の形態2に係る半導体装置2の概略構成を示すブロック図である。
半導体装置2は、第1検出回路11、第2検出回路12、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22、第1フラグ回路14、第2フラグ回路15、AND回路16、演算処理回路23、内部バス24などを備える。
図3は、本実施の形態2に係る半導体装置2の概略構成を示すブロック図である。
半導体装置2は、第1検出回路11、第2検出回路12、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22、第1フラグ回路14、第2フラグ回路15、AND回路16、演算処理回路23、内部バス24などを備える。
なお、第1検出回路11、第2検出回路12、第1フラグ回路14、第2フラグ回路15、AND回路16については、第1検出回路11、第2検出回路12の出力先、第1フラグ回路14、第2フラグ回路15の入力先が変わったこと以外は、実施の形態1のものと同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。第1検出回路11、第2検出回路12は、ここでも、半導体装置2の必須の構成ではなく、第1検出回路11、第2検出回路12は、半導体装置2の外部にあっても良い。
第1低下検出回路21は、クロック信号及び第1検出回路11の出力を入力して、電圧低下状態をそれぞれ示す第1割り込み信号、第3割り込み信号を演算処理回路23に、第2割り込み信号を演算処理回路23と第1フラグ回路14とに出力する。
このとき、第1低下検出回路21は、第1検出回路11の出力論理値「1」「0」が変化したとき、すなわち、電源電圧が第1電圧値以下になったとき、及び、電源電圧が第1電圧値よりも大きくなったときに、第1割り込み信号をそれぞれ出力する。第1割り込み信号は、実施の形態1と同様に、アラーム信号として更に機能しても良い。
また、第1低下検出回路21は、第1検出回路11の出力論理値が「0」である期間、すなわち、電源電圧が第1電圧値以下である期間が所定の時間幅以上となったときに、第2割り込み信号を出力する。
また、第1低下検出回路21は、第1検出回路11の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化したとき、すなわち、電源電圧が第1電圧値以下から第1電圧値よりも大きくなり、再び第1電圧値以下となったときに、第3割り込み信号を出力する。
第1低下検出回路21は、第1検出回路11の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化するまでの時間間隔が所定値以下であるときに、第3割り込み信号を出力するようにしても良い。
第2低下検出回路22は、クロック信号及び第2検出回路12の出力を入力して、第4割り込み信号、第6割り込み信号を演算処理回路23に、第5割り込み信号を演算処理回路23と第2フラグ回路15とに出力する。
このとき、第2低下検出回路22は、第2検出回路12の出力論理値「1」「0」が変化したとき、すなわち、電源電圧が第2電圧値以下になったとき、及び、電源電圧が第2電圧値よりも大きくなったときに、第4割り込み信号をそれぞれ出力する。
このとき、第2低下検出回路22は、第2検出回路12の出力論理値「1」「0」が変化したとき、すなわち、電源電圧が第2電圧値以下になったとき、及び、電源電圧が第2電圧値よりも大きくなったときに、第4割り込み信号をそれぞれ出力する。
また、第2低下検出回路22は、第2検出回路12の出力論理値が「0」である期間、すなわち、電源電圧が第2電圧値以下である期間が所定の時間幅以上となったときに、第5割り込み信号を出力する。
また、第2低下検出回路22は、第2検出回路12の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化したときに、第6割り込み信号を出力する。
また、第2低下検出回路22は、第2検出回路12の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化したときに、第6割り込み信号を出力する。
第2低下検出回路22は、第2検出回路11の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化するまでの時間間隔が所定値以下であるときに、第6割り込み信号を出力するようにしても良い。
演算処理回路23は、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22から各割り込み信号を入力する。また、演算処理回路23は、内部バス24を介して、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22に対して各種パラメータの設定(ライト)を行うとともに、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22のカウンタ値などの各種データの読み出し(リード)を行い、電源電圧低下の時間幅と、時間間隔とを記憶する。
また、演算処理回路23は、車載システムをリセットした後に、入力した割り込み信号又は読み出したデータに基づいて、不良解析を行い、各種設定値の変更などを行う。
このため、演算処理回路23は、MPU、メモリなど(図示せず)を含んで構成される。
内部バス24は、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22と、演算処理回路23とを接続する。
このため、演算処理回路23は、MPU、メモリなど(図示せず)を含んで構成される。
内部バス24は、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22と、演算処理回路23とを接続する。
また、第1低下検出回路21は、具体的には次のような構成を有する。
図4は、本実施の形態2に係る第1低下検出回路21の概略構成を示すブロック図である。
第1低下検出回路21は、時間幅設定レジスタ51、時間間隔設定レジスタ52、カウンタ回路53、時間幅カウンタ値レジスタ54、時間間隔カウンタ値レジスタ55などを備える。各レジスタ51、52、54、55は、カウンタ回路53と演算処理回路23との間のインターフェイスに相当する。
図4は、本実施の形態2に係る第1低下検出回路21の概略構成を示すブロック図である。
第1低下検出回路21は、時間幅設定レジスタ51、時間間隔設定レジスタ52、カウンタ回路53、時間幅カウンタ値レジスタ54、時間間隔カウンタ値レジスタ55などを備える。各レジスタ51、52、54、55は、カウンタ回路53と演算処理回路23との間のインターフェイスに相当する。
時間幅設定レジスタ51、時間間隔設定レジスタ52は、内部バス24を介して演算処理回路23により上記所定の時間幅、所定の時間間隔がそれぞれ設定され、当該時間幅、時間間隔をカウンタ回路53にそれぞれ出力する。
カウンタ回路53は、クロック信号及び第1検出回路11の出力を入力し、第1検出回路11の出力論理値が変化したときに、第1割り込み信号を出力する。
また、カウンタ回路53は、第1検出回路11の論理値「0」の出力の時間幅、及び、連続する2つの論理値「0」の出力の時間間隔をカウントし、それぞれ所定値以上となったときに、第2割り込み信号、第3割り込み信号を出力する。このため、カウンタ回路53は、時間幅カウンタ、時間間隔カウンタなどを有する。
また、カウンタ回路53は、第1検出回路11の論理値「0」の出力の時間幅、及び、連続する2つの論理値「0」の出力の時間間隔をカウントし、それぞれ所定値以上となったときに、第2割り込み信号、第3割り込み信号を出力する。このため、カウンタ回路53は、時間幅カウンタ、時間間隔カウンタなどを有する。
また、カウンタ回路53は、時間幅のカウンタ値、時間間隔のカウンタ値を時間幅カウンタ値レジスタ54、時間間隔カウンタ値レジスタ55にそれぞれ出力する。
時間幅カウンタ値レジスタ54及び時間間隔カウンタ値レジスタ55の各カウンタ値は、第1割り込み信号が出力されたときに、内部バス24を介して演算処理回路23に読み出される。
時間幅カウンタ値レジスタ54及び時間間隔カウンタ値レジスタ55の各カウンタ値は、第1割り込み信号が出力されたときに、内部バス24を介して演算処理回路23に読み出される。
なお、第2低下検出回路22の概略構成は、第2検出回路の出力を対象とし、第6割り込み信号を第2フラグ回路15に出力すること以外は第1低下検出回路21のものと同様であって、例えば、カウンタ回路53と同様のカウンタ回路63(図示せず)などを有しているが、ここでは、詳細な説明を省略する。
次に、本実施の形態2に係る半導体装置2の動作について説明する。
図5は、本実施の形態2に係る半導体装置2の動作を説明するためのタイミングチャートである。
半導体装置2が動作を開始し、監視する車載システムの電源電圧が低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11はその出力論理値を「1」から「0」へと変化させて検出信号を出力する。また、カウンタ回路53は当該検出信号を入力して第1割り込み信号を出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t11)。
図5は、本実施の形態2に係る半導体装置2の動作を説明するためのタイミングチャートである。
半導体装置2が動作を開始し、監視する車載システムの電源電圧が低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11はその出力論理値を「1」から「0」へと変化させて検出信号を出力する。また、カウンタ回路53は当該検出信号を入力して第1割り込み信号を出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t11)。
また、第1割り込み信号が出力されたときに、演算処理回路23により、時間幅カウンタ値レジスタ54の時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値レジスタ55の時間間隔カウンタ値が読み出される(時刻t11)。以降、第1割り込み信号が出力される度に、演算処理回路23により、第1低下検出回路21の時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値が読み出される。
ここで、電源電圧は更に低下することなく、直ぐに上昇して第1電圧値よりも大きくなって、第1検出回路11の出力論理値は「0」から「1」へと戻り、カウンタ回路53は第1割り込み信号を再び出力するとともに、時間幅のカウントを「1」で停止する(時刻t12)。
また、カウンタ回路53は、電源電圧が第1電圧値よりも大きくなっている期間のカウント、すなわち、時間間隔のカウントを開始する(時刻t12)。
また、カウンタ回路53は、電源電圧が第1電圧値よりも大きくなっている期間のカウント、すなわち、時間間隔のカウントを開始する(時刻t12)。
次に、電源電圧が再び低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値も「1」から「0」へと再び変化し、カウンタ回路53は第1割り込み信号を出力し、時間幅のカウントを開始するとともに、時間間隔のカウントを「13」で停止する(時刻t13)。このとき、カウンタ回路53は、時刻t12で第1検出回路11の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化したので、第3割り込み信号も出力する(時刻t13)。
そして、カウンタ回路53は、第1検出回路11の出力論理値「0」が続くときにその時間幅のカウントを続け、時間幅カウンタ値が所定値以上、ここでは、所定値「5」以上となったときに、第2割り込み信号を出力する(時刻t14)。
また、第1フラグ回路14は第2割り込み信号を入力して、第1フラグをセットする(時刻t14)。
また、第1フラグ回路14は第2割り込み信号を入力して、第1フラグをセットする(時刻t14)。
そして、電源電圧が更に低下を続けて第2電圧値以下になると、第2検出回路12はその出力論理値を「1」から「0」へと変化させて検出信号を出力する。また、第2低下検出回路22のカウンタ回路63(図示せず)は当該検出信号を入力して第4割り込み信号を出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t15)。
また、第4割り込み信号が出力されたときに、演算処理回路23により、第2低下検出回路22の時間幅カウンタ値レジスタ(図示せず)の時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値レジスタ(図示せず)の時間間隔カウンタ値が読み出される(時刻t15)。以降、第4割り込み信号が出力される度に、演算処理回路23により、第2低下検出回路22の時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値が読み出される(時刻t15)。
そして、カウンタ回路63は、時間幅カウンタ値が所定値以上、ここでは「1」以上となったときに、第5割り込み信号を出力する(時刻t16)。
また、第2フラグ回路15は第5割り込み信号を入力して、第2フラグをセットする(時刻t16)。
また、第2フラグ回路15は第5割り込み信号を入力して、第2フラグをセットする(時刻t16)。
そして、AND回路16は、第1フラグ及び第2フラグがともにセットされているので、リセットを要求するリセット信号を出力する(時刻t16)。
なお、カウンタ回路63は、第2検出回路12の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化することがなかったので、第6割り込み信号を出力していない。
なお、カウンタ回路63は、第2検出回路12の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化することがなかったので、第6割り込み信号を出力していない。
演算処理回路23は、リセット信号を入力して、例えば、車載システムの一部の機能の停止を判断する。
また、演算処理回路23は、リセット信号入力後に、入力した各割り込み信号及び読み出した各カウンタ値に基づいて、不良解析を行う。具体的には、記憶した電源電圧値、その低下時間幅、低下時間間隔などを解析し、監視するシステムが異常に至る過程、兆候を学習し、第2割り込み信号、第5割り込み信号を出力するタイミングなどの設定、すなわち、所定の時間幅などを変更する。
また、演算処理回路23は、入力した割り込み信号又は読み出したデータを更に外部記憶装置などに記憶させても良い。
また、演算処理回路23は、リセット信号入力後に、入力した各割り込み信号及び読み出した各カウンタ値に基づいて、不良解析を行う。具体的には、記憶した電源電圧値、その低下時間幅、低下時間間隔などを解析し、監視するシステムが異常に至る過程、兆候を学習し、第2割り込み信号、第5割り込み信号を出力するタイミングなどの設定、すなわち、所定の時間幅などを変更する。
また、演算処理回路23は、入力した割り込み信号又は読み出したデータを更に外部記憶装置などに記憶させても良い。
このように、本実施の形態2に係る半導体装置2は、上記の構成及び動作により、電源電圧が第1電圧値以下である期間が長く、かつ、第2電圧値以下となったような状況において、電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、半導体装置2が監視する車載システムに報せることができる。
また、本実施の形態2に係る半導体装置2は、上記の構成及び動作により、電源電圧が第1電圧値以下又は第2電圧値以下となる時間幅、時間間隔を検出して解析し、電源電圧の揺らぎを検出するための各種設定値を変更することができる。例えば、半導体装置2は、リセット信号を出力するまでの各時間幅、各時間間隔を履歴として記憶し、解析、学習することにより、各種設定値を変更し、リセット信号を出力する前に必要に応じてアラーム信号を生成することができる。具体的には、半導体装置2は、時間幅が徐々に長くなる一方で、時間間隔が徐々に短くなってきたときに、時間幅、時間間隔が長短ばらつき始めたときに、又は、時間間隔が所定の時間間隔よりも短くなったときに、アラーム信号を生成するように設定しても良い。
なお、半導体装置2は、演算処理回路23が、読み出した各カウンタ値を用いずに、入力した各割り込み信号を用いて不良解析を行い、所定の時間幅などの設定を変更しても良い。
また、半導体装置2は、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22が、カウンタ回路53だけを有するような簡略化された構成を有していても良い。
また、半導体装置2は、第1低下検出回路21、第2低下検出回路22が、カウンタ回路53だけを有するような簡略化された構成を有していても良い。
また、半導体装置2は、各種の履歴を外部装置に出力し、当該外部装置で解析、学習した結果を各種設定値として入力しても良い。すなわち、演算処理回路23の機能の一部又は全部を外部装置が備えて、半導体装置2がその結果を利用するようにしても良い。
以上、説明したように、本実施の形態2に係る半導体装置2は、監視対象のシステムの電源電圧が第1電圧値を上回ったとき又は第1電圧値を下回ったときに第1割り込み信号を出力し、電源電圧が第1電圧値以下である状態が所定の時間幅以上となったときに第2割り込み信号を出力し、電源電圧が第1電圧値以下から第1電圧値よりも大きくなって、再び第1電圧値以下となったときに第3割り込み信号を出力する第1低下検出回路21と、電源電圧が第2電圧値を上回ったとき又は第2電圧値を下回ったときに第4割り込み信号を出力し、電源電圧が第2電圧値以下である状態が所定の時間幅以上となったときに第5割り込み信号を出力し、電源電圧が第2電圧値以下から第2電圧値よりも大きくなって、再び第2電圧値以下となったときに第6割り込み信号を出力する第2低下検出回路22と、第2割り込み信号を入力して第1フラグをセットする第1フラグ回路14と、第5割り込み信号を入力して第2フラグをセットする第2フラグ回路15と、第1フラグ、第2フラグがともにセットされたときに、システムをリセットさせるリセット信号を出力する回路16と、第1乃至第6の割り込み信号を入力して、第1低下検出回路又は第2低下検出回路の所定の時間幅を変更する演算処理回路23とを備え、第1電圧値、第2電圧値が、システムの正常動作を保証する最低電圧よりも大きく、第1電圧値が第2電圧値よりも大きいものである。
また、本実施の形態2に係る半導体装置2は、第1低下検出回路21が、電源電圧が第1電圧値以下であるときの時間幅カウンタ値、及び、電源電圧が第1電圧値以下から第1電圧値よりも大きくなって、再び第1電圧値以下となるまでの時間間隔カウンタ値を算出するカウンタ回路53を備え、第2低下検出回路22は、電源電圧が第2電圧値以下であるときの時間幅カウンタ値、及び、電源電圧が第2電圧値以下から第2電圧値よりも大きくなって、再び第2電圧値以下となるまでの時間間隔カウンタ値を算出するカウンタ回路63を備え、演算処理回路23は、第1低下検出回路21が第1割り込み信号を出力したときに、第1低下検出回路21から時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値を読み出し、第2低下検出回路22が第4割り込み信号を出力したときに、第2低下検出回路22から時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値を読み出し、時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値に基づいて、第1低下検出回路21又は第2低下検出回路22の所定の時間幅値を変更することが好ましい。
また、本実施の形態2に係る半導体装置2は、第1低下検出回路21及び第2低下検出回路22は、演算処理回路23から入力した所定の時間幅及び所定の時間間隔を記録し、所定の時間幅及び所定の時間間隔をカウンタ回路53、63に設定する時間幅設定レジスタ及び時間間隔設定レジスタと、カウンタ回路53、63から入力した時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値を記録し、演算処理回路23により時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値が読み出される時間幅カウンタ値レジスタ及び時間間隔カウンタ値レジスタとを備えることが好ましい。
(実施の形態3)
実施の形態2に係る半導体装置2は、低下検出回路21、22が、検出回路11、12の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化したときに、第3割り込み信号、第6割り込み信号を出力するものであった。
実施の形態2に係る半導体装置2は、低下検出回路21、22が、検出回路11、12の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから再び「0」へと変化したときに、第3割り込み信号、第6割り込み信号を出力するものであった。
これに対して、本実施の形態3に係る半導体装置は、低下検出回路が、検出回路の出力論理値が「0」から「1」へと変化してから所定の期間内に再び「0」へと変化しないときに、割り込み信号を出力するものである。
なお、本実施の形態3に係る半導体装置も、例えば、車載システムの電源電圧を監視する。
また、本実施の形態3に係る半導体装置の構成は、低下検出回路が割り込み信号を出力するタイミングが異なること以外は実施の形態2に係る半導体装置2のものと同様であり、ここでは詳細な説明を省略するとともに、本実施の形態3に係る半導体装置の動作について、半導体装置2の構成を用いて説明する。
また、本実施の形態3に係る半導体装置の構成は、低下検出回路が割り込み信号を出力するタイミングが異なること以外は実施の形態2に係る半導体装置2のものと同様であり、ここでは詳細な説明を省略するとともに、本実施の形態3に係る半導体装置の動作について、半導体装置2の構成を用いて説明する。
図6は、本実施の形態3に係る半導体装置2の動作を説明するためのタイミングチャートである。
半導体装置2が動作を開始し、監視する車載システムの電源電圧が低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、第1低下検出回路21のカウンタ回路53は第1割り込み信号を出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t21)。本実施の形態3においても、第1割り込み信号が出力される度に、演算処理回路23により、第1低下検出回路21の時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値が読み出される。
半導体装置2が動作を開始し、監視する車載システムの電源電圧が低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、第1低下検出回路21のカウンタ回路53は第1割り込み信号を出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t21)。本実施の形態3においても、第1割り込み信号が出力される度に、演算処理回路23により、第1低下検出回路21の時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値が読み出される。
この後、電源電圧は更に低下して第2電圧値以下になり、第2検出回路12の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、第2低下検出回路22のカウンタ回路63は第4割り込み信号を出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t22)。ここでも、第4割り込み信号が出力される度に、演算処理回路23により、第2低下検出回路22の時間幅カウンタ値及び時間間隔カウンタ値が読み出される。
しかしながら、電源電圧は更に低下することなく、直ぐに上昇して第2電圧値よりも大きくなって、第2検出回路12の出力論理値は「0」から「1」へと戻り、カウンタ回路63は第4割り込み信号を再び出力するとともに、時間幅のカウントを「1」で停止する(時刻t23)。
このとき、カウンタ回路63は電源電圧が第2電圧値よりも大きくなっている期間、すなわち、時間間隔のカウントを開始する(時刻t23)、
このとき、カウンタ回路63は電源電圧が第2電圧値よりも大きくなっている期間、すなわち、時間間隔のカウントを開始する(時刻t23)、
また、電源電圧は更に上昇して第1電圧値よりも大きくなり、第1検出回路11の出力論理値は「0」から「1」へと戻り、カウンタ回路53は第1割り込み信号を再び出力するとともに、時間幅のカウントを「2」で停止する(時刻t24)。
このとき、カウンタ回路53は電源電圧が第1電圧値よりも大きくなっている期間のカウントを開始する(時刻t24)。
このとき、カウンタ回路53は電源電圧が第1電圧値よりも大きくなっている期間のカウントを開始する(時刻t24)。
そして、カウンタ回路53は電源電圧が第1電圧値よりも大きいままで、再び第1電圧値以下となることが所定の期間内になかったときに、すなわち、時間間隔カウント値が所定値、ここでは所定値「5」以上となったときに、第8割り込み信号を出力する(時刻t25)。
次に、電源電圧が再び低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、カウンタ回路53は第1割り込み信号を再び出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t26)。
このとき、カウンタ回路53は、第8割り込み信号を再び出力するとともに、時間間隔のカウントを「8」で停止する(時刻t26)。
このとき、カウンタ回路53は、第8割り込み信号を再び出力するとともに、時間間隔のカウントを「8」で停止する(時刻t26)。
そして、電源電圧は第2電圧値以下になることなく直ぐに上昇して第1電圧より大きくなるので、第1検出回路11の出力論理値は「0」から「1」へと戻り、カウンタ回路53は第1割り込み信号を再び出力するとともに、時間幅のカウントを「1」で停止する(時刻t27)。
また、カウンタ回路53は時間間隔のカウントを再び開始する(時刻t27)。
また、カウンタ回路53は時間間隔のカウントを再び開始する(時刻t27)。
そして、カウンタ回路53は、時間間隔カウント値が所定値「5」以上となったときに、第8割り込み信号を再び出力する(時刻t28)。
また、カウンタ回路63は、電源電圧が第2電圧値よりも大きいままで、第2電圧値以下に再びなることが所定の期間内になかったときに、すなわち、時間間隔カウント値が所定値、ここでは「16」以上となったときに、第9割り込み信号を出力する(時刻t29)。
また、カウンタ回路63は、電源電圧が第2電圧値よりも大きいままで、第2電圧値以下に再びなることが所定の期間内になかったときに、すなわち、時間間隔カウント値が所定値、ここでは「16」以上となったときに、第9割り込み信号を出力する(時刻t29)。
次に、電源電圧が再び低下して第1電圧値以下になると、第1検出回路11の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、カウンタ回路53は第1割り込み信号を再び出力するとともに、時間幅のカウントを開始する(時刻t30)。
このとき、カウンタ回路53は、第8割り込み信号を再び出力するとともに、時間間隔のカウントを「8」で停止する(時刻t30)。
このとき、カウンタ回路53は、第8割り込み信号を再び出力するとともに、時間間隔のカウントを「8」で停止する(時刻t30)。
そして、カウンタ回路53は、電源電圧が第1電圧値以下のままで第1検出回路11の出力論理値「0」が続くときに時間幅のカウントを続け、時間幅カウンタ値が所定値以上、ここでは所定値「5」以上となったときに、第2割り込み信号を出力する(時刻t31)。
また、第1フラグ回路14が第2割り込み信号を入力して、第1フラグをセットする(t31)。
また、第1フラグ回路14が第2割り込み信号を入力して、第1フラグをセットする(t31)。
そして、電源電圧が更に低下して第2電圧値以下になると、第2検出回路12の出力論理値が「1」から「0」へと変化し、カウンタ回路63は第4割り込み信号を出力するとともに、時間幅のカウントを開始する。(時刻t32)。
そして、カウンタ回路63は、時間幅カウンタ値が所定値以上、ここでは所定値「1」以上となったときに、第5割り込み信号を出力する(時刻t33)。
そして、カウンタ回路63は、時間幅カウンタ値が所定値以上、ここでは所定値「1」以上となったときに、第5割り込み信号を出力する(時刻t33)。
また、第2フラグ回路15が第5割り込み信号を入力して、第2フラグをセットする(時刻t33)。
そして、AND回路16は、第1フラグ及び第2フラグがともにセットされているので、リセットを要求するリセット信号を出力する(時刻t33)。
そして、AND回路16は、第1フラグ及び第2フラグがともにセットされているので、リセットを要求するリセット信号を出力する(時刻t33)。
演算処理回路23は、リセット信号を入力して、ここでも、例えば、車載システムの一部の機能の停止を判断する。
また、演算処理回路23は、リセット信号入力後に、入力した割り込み信号及び読み出したデータに基づいて、不良解析を行う。具体的には、記憶した電源電圧値、その低下時間幅、低下時間間隔などを解析し、監視するシステムが異常に至る過程、兆候を学習し、第2割り込み信号、第5割り込み信号を出力するタイミングなどの設定、すなわち、所定の時間幅などを変更する。
また、演算処理回路23は、リセット信号入力後に、入力した割り込み信号及び読み出したデータに基づいて、不良解析を行う。具体的には、記憶した電源電圧値、その低下時間幅、低下時間間隔などを解析し、監視するシステムが異常に至る過程、兆候を学習し、第2割り込み信号、第5割り込み信号を出力するタイミングなどの設定、すなわち、所定の時間幅などを変更する。
例えば、演算処理回路23は、第8割り込み信号又は第9割り込み信号の繰り返し回数などに基づいて、監視するシステムが異常に至る時期を予測しても良い。
このように、本実施の形態3に係る半導体装置2は、上記の構成及び動作により、電源電圧が第1電圧値以下である期間が長く、かつ、第2電圧値以下となったような状況において、電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、半導体装置2が監視する車載システムに報せることができる。
このように、本実施の形態3に係る半導体装置2は、上記の構成及び動作により、電源電圧が第1電圧値以下である期間が長く、かつ、第2電圧値以下となったような状況において、電源電圧の揺らぎを異常の兆候として検出し、半導体装置2が監視する車載システムに報せることができる。
また、本実施の形態3に係る半導体装置2は、上記の構成及び動作により、電源電圧が第1電圧値以下又は第2電圧値以下となる時間幅、時間間隔を検出して解析し、電源電圧の揺らぎを検出するための各種設定値を変更することができる。
なお、本実施の形態3に係る半導体装置2でも、演算処理回路23が、読み出した各カウンタ値を用いずに、入力した各割り込み信号を用いて不良解析を行い、低下時間幅などの設定を変更しても良い。
以上、説明したように、本実施の形態3に係る半導体装置2は、監視対象のシステムの電源電圧が第1電圧値を上回ったとき又は第1電圧値を下回ったときに第1割り込み信号を出力し、電源電圧が第1電圧値以下である状態が所定の時間幅以上となったときに第2割り込み信号を出力し、電源電圧が第1電圧値以下から第1電圧値よりも大きくなって、所定の時間間隔以上第1電圧値以下とならなかったときに第3割り込み信号を出力する第1低下検出回路21と、電源電圧が第2電圧値を上回ったとき又は第2電圧値を下回ったときに第4割り込み信号を出力し、電源電圧が第2電圧値以下となる状態が所定の時間幅以上となったときに第5割り込み信号を出力し、電源電圧が第2電圧値以下から第2電圧値よりも大きくなって、所定の時間間隔以上第2電圧値以下とならなかったときに第6割り込み信号を出力する第2低下検出回路22と、第2割り込み信号を入力して第1フラグをセットする第1フラグ回路14と、第5割り込み信号を入力して第2フラグをセットする第2フラグ回路15と、第1フラグ、第2フラグがともにセットされたときに、システムをリセットさせるリセット信号を出力する回路16と、第1乃至第6の割り込み信号を入力して、第1低下検出回路又は第2低下検出回路の所定の時間幅を変更する演算処理回路23とを備え、第1電圧値、第2電圧値が、システムの正常動作を保証する最低電圧よりも大きく、第1電圧値が第2電圧値よりも大きいものである。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1、2 半導体装置
11 第1検出回路
12 第2検出回路
13、53、63 カウンタ回路
14 第1フラグ回路
15 第2フラグ回路
16 AND回路
21 第1低下検出回路
22 第2低下検出回路
23 演算処理回路
24 内部バス
51 時間幅設定レジスタ
52 時間間隔設定レジスタ
54 時間幅カウンタ値レジスタ
55 時間間隔カウンタ値レジスタ
11 第1検出回路
12 第2検出回路
13、53、63 カウンタ回路
14 第1フラグ回路
15 第2フラグ回路
16 AND回路
21 第1低下検出回路
22 第2低下検出回路
23 演算処理回路
24 内部バス
51 時間幅設定レジスタ
52 時間間隔設定レジスタ
54 時間幅カウンタ値レジスタ
55 時間間隔カウンタ値レジスタ
Claims (6)
- 監視対象のシステムの電源電圧が第1電圧値以下である状態が所定の時間幅を越えたときに、信号を出力するカウンタ回路と、
前記信号を入力して第1フラグをセットする第1フラグ回路と、
前記電源電圧が第2電圧値以下となったときに、第2フラグをセットする第2フラグ回路と、
前記第1フラグ、前記第2フラグがともにセットされたときに、前記システムをリセットさせるリセット信号を出力する回路と
を備え、
前記第1電圧値、前記第2電圧値が、前記システムの正常動作を保証する最低電圧よりも大きく、前記第1電圧値が前記第2電圧値よりも大きい半導体装置。 - 前記カウンタ回路は、前記電源電圧が前記第1電圧値以下である状態が前記所定の時間幅を越えたときに、更に、アラームを生成させるアラーム信号を出力する
請求項1記載の半導体装置。 - 監視対象のシステムの電源電圧が第1電圧値を上回ったとき又は前記第1電圧値を下回ったときに第1割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧値以下である状態が所定の時間幅以上となったときに第2割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧値以下から前記第1電圧値よりも大きくなって、再び前記第1電圧値以下となったときに第3割り込み信号を出力する第1低下検出回路と、
前記電源電圧が第2電圧値を上回ったとき又は前記第2電圧値を下回ったときに第4割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第2電圧値以下である状態が所定の時間幅以上となったときに第5割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第2電圧値以下から前記第2電圧値よりも大きくなって、再び前記第2電圧値以下となったときに第6割り込み信号を出力する第2低下検出回路と、
前記第2割り込み信号を入力して第1フラグをセットする第1フラグ回路と、
前記第5割り込み信号を入力して第2フラグをセットする第2フラグ回路と、
前記第1フラグ、前記第2フラグがともにセットされたときに、前記システムをリセットさせるリセット信号を出力する回路と、
前記第1乃至第6の割り込み信号を入力して、前記第1低下検出回路又は前記第2低下検出回路の前記所定の時間幅を変更する演算処理回路と
を備え、
前記第1電圧値、前記第2電圧値が、前記システムの正常動作を保証する最低電圧よりも大きく、前記第1電圧値が前記第2電圧値よりも大きい半導体装置。 - 前記第1低下検出回路は、前記電源電圧が前記第1電圧値以下であるときの時間幅カウンタ値、及び、前記電源電圧が前記第1電圧値以下から前記第1電圧値よりも大きくなって、再び前記第1電圧値以下となるまでの時間間隔カウンタ値を算出するカウンタ回路を備え、
前記第2低下検出回路は、前記電源電圧が前記第2電圧値以下であるときの時間幅カウンタ値、及び、前記電源電圧が前記第2電圧値以下から前記第2電圧値よりも大きくなって、再び前記第2電圧値以下となるまでの時間間隔カウンタ値を算出するカウンタ回路を備え、
前記演算処理回路は、
前記第1低下検出回路が前記第1割り込み信号を出力したときに、前記第1低下検出回路から前記時間幅カウンタ値及び前記時間間隔カウンタ値を読み出し、
前記第2低下検出回路が前記第4割り込み信号を出力したときに、前記第2低下検出回路から前記時間幅カウンタ値及び前記時間間隔カウンタ値を読み出し、
前記時間幅カウンタ値及び前記時間間隔カウンタ値に基づいて、前記第1低下検出回路又は前記第2低下検出回路の前記所定の時間幅値を変更する
請求項3記載の半導体装置。 - 前記第1低下検出回路及び前記第2低下検出回路は、
前記演算処理回路から入力した前記所定の時間幅及び前記所定の時間間隔を記録し、前記所定の時間幅及び前記所定の時間間隔を前記カウンタ回路に設定する時間幅設定レジスタ及び時間間隔設定レジスタと、
前記カウンタ回路から入力した前記時間幅カウンタ値及び前記時間間隔カウンタ値を記録し、前記演算処理回路により前記時間幅カウンタ値及び前記時間間隔カウンタ値が読み出される時間幅カウンタ値レジスタ及び時間間隔カウンタ値レジスタと
を備える
請求項4記載の半導体装置。 - 監視対象のシステムの電源電圧が第1電圧値を上回ったとき又は前記第1電圧値を下回ったときに第1割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧値以下である状態が所定の時間幅以上となったときに第2割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧値以下から前記第1電圧値よりも大きくなって、所定の時間間隔以上前記第1電圧値以下とならなかったときに第3割り込み信号を出力する第1低下検出回路と、
前記電源電圧が第2電圧値を上回ったとき又は前記第2電圧値を下回ったときに第4割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第2電圧値以下となる状態が所定の時間幅以上となったときに第5割り込み信号を出力し、前記電源電圧が前記第2電圧値以下から前記第2電圧値よりも大きくなって、所定の時間間隔以上前記第2電圧値以下とならなかったときに第6割り込み信号を出力する第2低下検出回路と、
前記第2割り込み信号を入力して第1フラグをセットする第1フラグ回路と、
前記第5割り込み信号を入力して第2フラグをセットする第2フラグ回路と、
前記第1フラグ、前記第2フラグがともにセットされたときに、前記システムをリセットさせるリセット信号を出力する回路と、
前記第1乃至第6の割り込み信号を入力して、前記第1低下検出回路又は前記第2低下検出回路の前記所定の時間幅を変更する演算処理回路と
を備え、
前記第1電圧値、前記第2電圧値が、前記システムの正常動作を保証する最低電圧よりも大きく、前記第1電圧値が前記第2電圧値よりも大きい半導体装置。
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