JP2018032230A - Cpuの異常検出回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】保護リレー運用中にサージが印加された場合、CPUが停止し、ウォッチドッグタイマがタイムアップする場合がある。従来はこの場合にCPUをリセットして正常復帰を図っていたが、CPUが本当に故障している時以外は、故障出力を出力したくないという課題があった。又、故障解析の為、ウォッチドッグタイマがタイムアップした時の状態を記憶したい場合がある。【解決手段】本発明は、ウォッチドッグタイマがタイムアップした時の状態を保存する手段と、ウォッチドッグタイマがタイムアップした時にスタートする別のカウンタ用タイマを設けて、このカウンタ用タイマのカウント値によりCPUのリセットを制御するようにした。【選択図】図1
Description
本発明は、外来サージやノイズなどの影響によって発生するCPUの暴走等の異常を検出する回路に関するものである。
CPUの暴走等の異常検出に用いられるウォッチドッグタイマは、CPUが定期的に信号を送っており、CPUから信号が一定周期に送られてこなかった場合、ウォッチドッグタイマがタイムアップし、異常状態に陥っていると判断し、CPUに割込みをかけてアプリ−ションを停止したり再起動をかけたりしている。
例えば、特許文献1に記載のウォッチドッグタイマ1は、CPUからの周期的なパルス信号Aにより、タイマはクリアされる。CPUの異常により、この周期的なパルス信号Aが出力されなくなるとウォッチドッグタイマはタイムアップし、タイムアップ信号Cを出力し、カウンタ2をカウントアップすると同時に、ORゲート4に入力されリセット信号Dを出力し、CPUのリセットと、ORゲート1に入力され、トリガ信号Bを出力し、ウォッチドッグタイマ1をクリアし再スタートさせる。カウント回数が、カウンタ3の予め定めた回数以上になったときに、停止信号Eが出力され、ORゲート4を通った後、リセット信号としてCPUに入力されて、CPUはリセットされる。リセット後、CPUが正常となった場合は、周期的パルス信号Aが出力され、カウンタ3はクリアされるようになっている。
しかしながら、上記の特許文献の場合は、カウンタ回数のクリア信号は、CPUからの周期的パルス信号であるので、CPUが故障した際にCPU内のパルス信号が周期的に出力されなくなる恐れがある。カウンタが故障した場合でも停止信号Eが出力されることがあるので、上記の特許文献の構成では、CPU、あるいはカウンタのどちらが異常になったかの判別ができない。この様な場合は、異常解析のために、ウォッチドッグタイマがタイムアップした時の状態を記憶したい場合がある。しかし、タイムアップ信号Bが出力されると、同時にCPUがリセットされてしまう。そのため、ノイズ等によりCPUが誤停止した場合にウォッチドッグタイマがタイムアップした時の状態を記憶することができない。また、同様に信号Eが出力した後はCPUがリセットされた状態になっており、前記状態が記憶できないという課題がある。
本発明の目的は、CPUの異常か、カウンタの異常かを明確にするとともに、CPUをリセットする前に、異常解析の為ウォッチドッグタイマがタイムアップした時の状態を記憶する手段を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、カウンタのクリア信号をCPU及びウォッチドッグタイマから独立したタイマによるものとし、カウンタ回路の状態・カウント値をCPUへ入力させ、カウンタ回路の状態を監視させるようにした。つまりタイムアップ信号を状態記憶のためにCPUへ入力し、遅延(ディレイ)回路を介して、状態を保存した後にリセットするようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、カウンタクリア信号をCPU外部のカウンタ用タイマ6にて制御しており、CPU及びウォッチドッグタイマ2から独立しており、カウンタ2のクリアが確実にできる。又、割り込み信号FをCPUにて常時監視することにより、カウンタ2が常時ラッチされていないかを確認することができる。
さらにタイムアップ信号とリセット信号間にディレイ回路5を介しているので、リセット前の状態を記憶することができる。その結果、CPUに記録されたデータを、後で解析することができるという効果を有する。また、信号E出力後はCPU外で制御出力をロックすることで誤動作を防止できるので、CPUのリセットは行わなくてもよい。
ブロック図1及びタイミングチャート図2、図3、図4を用いて、本発明の動きを説明する。CPU100が正常に動作している場合は、図2に示される周期的パルス信号:Aが出力されている。このパルス信号は、ORゲート3を介してウォッチドッグタイマ1にリトリガ信号Dとして入力されている。ウォッチドッグタイマ1に予めセットされたタイムアップ値に達する前に、リトリガ信号Bが入力されるとウォッチドッグタイマ1の値はクリアされる。すなわち前記CPU100が正常に動作している間は、ウォッチドッグタイマ1のタイムアップ信号Bが‘HIGH’になることはない。即ちカウンタ2は、カウントUPしないので、n回目のカウントUP信号Eは‘LOW’のままとなり、CPUからの制御出力は、そのまま出力される。
図3に示すように、CPU異常時には、CPUからの周期的パルス信号Aが出力されなくなり、タイムアップ信号Bが出力される。
(1) ウォッチドッグタイマ1のタイムアップ信号Bは、ANDゲート9を介した後に、CPU100の割り込み信号Fとして入力されている。CPU100は、割り込み信号Fの入力により、割り込み処理を行い、ウォッチドッグタイマ1がタイムアップした時の状態を記憶する。
(2) 前記割り込み信号Fは、ディレイ回路5を介して、リセット信号Cを出力し、カウンタ2のクロックとして入力すると同時に、CPU100のリセットを行う。同時にORゲート3を介してリトリガ信号Dを出力し、ウォッチドッグタイマ1をクリアする。なお、ディレイ5は(1)の状態記憶のための猶予時間である。カウンタ2は、このクロックが入力される回数をカウントしている。即ち、ウォッチドッグタイマ1が、タイムアップした回数をカウントしている。前記カウンタ2は、例えばDフリップフロップを用いて構成すればいい。
(3) 1回目のカウントアップ信号Gが、カウンタ用タイマ6へと入力される。
(4) (2)での、CPU100のリセット後も、CPUの異常が継続していた場合、再度ウォッチドッグタイマ1がタイムアップし、カウンタ2は、カウントアップし、カウント値が2になる。(図3)
(5) カウンタ2のカウンタ値が設定値以上となった時に、信号Eを出力すると同時に、カウンタ用タイマ6をクリアする。カウンタ用タイマ6をクリアするとクリアタイムアップ信号Hは、出力されなくなり、カウンタ値は保持される。本実施例では、設定値は2であったが、この値に限定されるものではなく、装置の設置環境を考慮して設定すればいい、通常は2から4に設定する場合が多い。
(6) トリップ出力等の重要な制御出力Jは、CPUからの制御信号Iと、信号EをNOTゲート7で反転した停止信号E1とが、ANDゲート8を介して出力される。停止信号E1が‘L’の状態になり、制御出力はロックされる。また、信号Eが出力されると、NOTゲート7介して、ANDゲート9に入力されているので、CPUへの不要な割り込み処理やリセットをロックする。
(7) 前記(1)から(5)の処理の間に、カウンタ用タイマ6が規定時間に達してタイムアップすると、カウンタ2は、クリアタイムアップ信号Hによりクリアされる。規定時間は、カウンタ回数、ウォッチドッグタイマ及びディレイの時間により決まる。例えば、カウンタ回数が3回、ウォッチドッグタイマが1.8秒、ディレイの時間が0.2秒の場合、規定時間は 3×(1.8+0.2)=6秒以上必要になる。
(8) さらに、割り込み信号FをCPUにて常時監視することで、カウンタ2の異常を検知することが可能となる。
(1) ウォッチドッグタイマ1のタイムアップ信号Bは、ANDゲート9を介した後に、CPU100の割り込み信号Fとして入力されている。CPU100は、割り込み信号Fの入力により、割り込み処理を行い、ウォッチドッグタイマ1がタイムアップした時の状態を記憶する。
(2) 前記割り込み信号Fは、ディレイ回路5を介して、リセット信号Cを出力し、カウンタ2のクロックとして入力すると同時に、CPU100のリセットを行う。同時にORゲート3を介してリトリガ信号Dを出力し、ウォッチドッグタイマ1をクリアする。なお、ディレイ5は(1)の状態記憶のための猶予時間である。カウンタ2は、このクロックが入力される回数をカウントしている。即ち、ウォッチドッグタイマ1が、タイムアップした回数をカウントしている。前記カウンタ2は、例えばDフリップフロップを用いて構成すればいい。
(3) 1回目のカウントアップ信号Gが、カウンタ用タイマ6へと入力される。
(4) (2)での、CPU100のリセット後も、CPUの異常が継続していた場合、再度ウォッチドッグタイマ1がタイムアップし、カウンタ2は、カウントアップし、カウント値が2になる。(図3)
(5) カウンタ2のカウンタ値が設定値以上となった時に、信号Eを出力すると同時に、カウンタ用タイマ6をクリアする。カウンタ用タイマ6をクリアするとクリアタイムアップ信号Hは、出力されなくなり、カウンタ値は保持される。本実施例では、設定値は2であったが、この値に限定されるものではなく、装置の設置環境を考慮して設定すればいい、通常は2から4に設定する場合が多い。
(6) トリップ出力等の重要な制御出力Jは、CPUからの制御信号Iと、信号EをNOTゲート7で反転した停止信号E1とが、ANDゲート8を介して出力される。停止信号E1が‘L’の状態になり、制御出力はロックされる。また、信号Eが出力されると、NOTゲート7介して、ANDゲート9に入力されているので、CPUへの不要な割り込み処理やリセットをロックする。
(7) 前記(1)から(5)の処理の間に、カウンタ用タイマ6が規定時間に達してタイムアップすると、カウンタ2は、クリアタイムアップ信号Hによりクリアされる。規定時間は、カウンタ回数、ウォッチドッグタイマ及びディレイの時間により決まる。例えば、カウンタ回数が3回、ウォッチドッグタイマが1.8秒、ディレイの時間が0.2秒の場合、規定時間は 3×(1.8+0.2)=6秒以上必要になる。
(8) さらに、割り込み信号FをCPUにて常時監視することで、カウンタ2の異常を検知することが可能となる。
この発明は、たとえば、ディジタル型保護継電器や監視制御機器などのCPUの異常を検出する回路に適応できる。
1 :ウォッチドッグタイマ
2 :カウンタ
3、4 :ORゲート
5 :ディレイ回路
6 :カウンタ用タイマ
7 :NOTゲート
8、9 :ANDゲート
100 :CPU
A :周期的パルス信号
B :タイムアップ信号
C :リセット信号
D :リトリガ信号
E :カウンタ用タイマクリア信号
E1:停止信号
F :割り込み信号
G :クリアタイムスタート信号
H :クリアタイムアップ信号
I :制御信号
J :制御出力
2 :カウンタ
3、4 :ORゲート
5 :ディレイ回路
6 :カウンタ用タイマ
7 :NOTゲート
8、9 :ANDゲート
100 :CPU
A :周期的パルス信号
B :タイムアップ信号
C :リセット信号
D :リトリガ信号
E :カウンタ用タイマクリア信号
E1:停止信号
F :割り込み信号
G :クリアタイムスタート信号
H :クリアタイムアップ信号
I :制御信号
J :制御出力
Claims (3)
- ウォッチドッグタイマから出力されるタイムアップ信号をCPUへの割り込み信号とするとともに、前記タイムアップ信号をカウントするカウンタを備え、カウント値が設定値以上になった時に停止信号を出力するCPUの異常検出回路において、
前記カウント値が1になったときにスタートし、規定時間経過後に前記カウンタをクリアするカウンタ用タイマを備えたことを特徴とするCPUの異常検出回路。 - 前記割り込み信号が入力された時の信号状態を記憶する手段を持ち、
前記タイムアップ信号は、ディレイ回路を介してCPUにリセット信号を入力することを特徴とする請求項1記載のCPUの異常検出回路。 - 前記カウンタの出力信号をCPUで常時監視する手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のCPUの異常検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016164268A JP2018032230A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | Cpuの異常検出回路 |
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JP2016164268A JP2018032230A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | Cpuの異常検出回路 |
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ID=61303427
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JP2016164268A Pending JP2018032230A (ja) | 2016-08-25 | 2016-08-25 | Cpuの異常検出回路 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114295928A (zh) * | 2022-03-09 | 2022-04-08 | 广州市保伦电子有限公司 | 一种校园电器故障检测方法、后台服务器及系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05313955A (ja) * | 1992-05-13 | 1993-11-26 | Toko Denki Kk | Cpuの異常検出回路 |
JP2003196124A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Hitachi Ltd | エラー情報収集機能付き情報処理システム |
JP2011002889A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Panasonic Corp | コンピュータシステム |
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2016
- 2016-08-25 JP JP2016164268A patent/JP2018032230A/ja active Pending
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