JP2004061379A - リアルタイムクロックおよびリアルタイムクロックを使用したシステム - Google Patents

リアルタイムクロックおよびリアルタイムクロックを使用したシステム Download PDF

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JP2004061379A JP2002221964A JP2002221964A JP2004061379A JP 2004061379 A JP2004061379 A JP 2004061379A JP 2002221964 A JP2002221964 A JP 2002221964A JP 2002221964 A JP2002221964 A JP 2002221964A JP 2004061379 A JP2004061379 A JP 2004061379A
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Kazuhiro Ikeda
池田 一裕
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Abstract

【課題】低コストで信頼性の高い時刻情報、カレンダー情報を得ることができるリアルタイムクロックおよびリアルタイムクロックを使用したシステムを提供する。
【解決手段】時刻情報、カレンダー情報を提供するリアルタイムクロック1において、供給される電源電圧を監視して特定の電圧レベルまで電源電圧が低下した場合に、時刻情報、カレンダー情報をリセットする機能を有する電圧監視モジュール6を備えた。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リアルタイムクロックおよびリアルタイムクロックを使用したシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の複写機のシステムにおいては、エラー発生時の時刻情報や、ファイル蓄積した時刻情報を収集するためリアルタイムクロックを使用している例が多くなっている。しかし、リアルタイムクロックは規定の電圧の電源を供給し続けなければ時刻とカレンダー情報は保証されないため、電源の供給は一般的に一次電池を使用することが多い。
【0003】
一方、近年では環境に配慮するため、一次電池を使用しない製品設計が望まれ、リアルタイムクロックの電源供給にスーパーキャパシタ、コン電池等の一次電池以外の部品を使用する例が増えてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スーパーキャパシタ等の部品は、一次電池に比べて電流容量は少ないため、短い期間しかリアルタイムクロックに電源を供給しつづけることができず、一次電池に比べて規定の電圧以下で動作させてしまう可能性が高くなってしまう。また、大きな電流容量を確保するため大容量のスーパーキャパシタが必要となり、コスト面、物理的なサイズ面で不利なものとなっている。
【0005】
さらにリアルタイムクロックを使用するシステムにおいては、リアルタイムクロックの時刻データを正常に保つため、リアルタイムクロックに凶器有する電源を監視する回路を追加しなければならず、コスト面で不利なものとなっている。
【0006】
本発明は、低コストで信頼性の高い時刻情報、カレンダー情報を得ることができるリアルタイムクロックおよびリアルタイムクロックを使用したシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、時刻情報、カレンダー情報を提供するリアルタイムクロックにおいて、供給される電源電圧を監視して特定の電圧レベルまで電源電圧が低下した場合に、時刻情報、カレンダー情報をリセットする機能を有する電圧監視モジュールを備えたリアルタイムクロックを最も主要な特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、時刻情報、カレンダー情報を提供するリアルタイムクロックにおいて、供給される電源電圧を監視して特定の電圧レベルまで電源電圧が低下した場合に、割り込みを発生させる機能を有する電圧監視モジュールを備えたリアルタイムクロックを主要な特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のリアルタイムクロックを使用したシステムにおいて、電圧監視モジュールより発生した割り込みを使用してシステムの電源をオンする機能を有するシステム電源ユニットを備えたシステムを最も主要な特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るリアルタイムクロックの構成図である。本リアルタイムクロック1は、時刻データを管理するクロックモジュール2、日付データを管理するカレンダーモジュール3、データを入出力するIOモジュール4、それらを動作させるためのクロックを供給する発振子5、電源電圧を監視する電圧監視モジュール6からなる。
【0011】
図2は図1のリアルタイムクロックを使用したシステムの機能ブロック図である。本システム(例えば複写機)は、リアルタイムクロック1、電池11、制御用ASIC12、CPU13、RAM14、ROM15を備える。
【0012】
本例では、リアルタイムクロック1への電源の供給は電池11を使用している。例えば、電池11の電源電圧が低下した場合を考える。規定の電圧が保持されていれば、リアルタイムクロック1の動作に問題はない。しかし、ある電圧以下になるとその動作は保証されず、時刻のずれや日付の誤りが発生する可能性がある。しかし、前述したように従来のリアルタイムクロックだと、電源が低下したために時刻や日付が誤っていても、ソフト的にそれを検出する手段がない。従って、誤った時刻、日付のまま、継続的に使用を続けてしまう危険があった。
【0013】
本実施形態のリアルタイムクロック1では、供給電圧が規定の電圧まで低下すると、電圧監視モジュール6によりこれが検知され、電圧監視モジュール6からのリセット信号により時刻データ、カレンダーデータがリセットされ、値が初期値になる。
【0014】
従って、日付が初期値かどうかをソフト的に判断し、時刻再設定を促したりすることにより誤った時刻、日付のまま使用されつづけてしまう危険を回避することが可能になる。
【0015】
図3は本発明の第2の実施の形態に係るリアルタイムクロックの構成図である。図1と同一個所は同一符号を付す。本リアルタイムクロック7は、図1に示す第1の実施の形態のリアルタイムクロック1と同様、時刻データを管理するクロックモジュール2、日付データを管理するカレンダーモジュール3、データを入出力するIOモジュール3、それらを動作させるためのクロックを供給する発振子5、電源電圧を監視する電圧監視モジュール8からなる。
【0016】
本リアルタイムクロック7の電圧監視モジュール8は、図1に示す第1の実施の形態のリアルタイムクロック1の電圧監視モジュール6と機能が異なる。即ち、本リアルタイムクロック7の電圧監視モジュール8は、供給電圧が規定の電圧まで低下すると割り込みを発生する。
【0017】
それにより、システムとしてはリアルタイムクロック7への供給電源電圧の低下を、割り込みという形で検出することが可能となり、アラートを出してオペレータに注意を促したり、電池の交換を要求したりすることで、誤った時刻、日付のまま使用され続けてしまう危険を回避することが可能になる。
【0018】
図4は図3のリアルタイムクロックを使用した本発明の実施の形態に係るシシステムの機能ブロック図である。図2と同一個所には同一符号を付す。本システムは、リアルタイムクロック7、リアルタイムクロック7に電源を供給するスーパーキャパシタ16、スーパーキャパシタ16にチャージされた電荷がシステム電源に流れ込まないように分離するダイオード17、制御用ASIC12、CPU13、システムに電源を供給するシステム電源ユニット18からなる。
【0019】
次に図4に示すシステムの動作を説明する。システム電源がオンの時は、システム電源ユニット18から電源(VCC0、VCC1)が供給されるため、スーパーキャパシタ16はフルチャージ状態である。また、リアルタイムクロック7も通常の動作をしている。
【0020】
しかし、システム電源がオフになるとVCC0とVCC1は供給されなくなるためCPU13等は動作しなくなり、システムは停止する。またVCC1が供給されなくなるため、リアルタイムクロック7への電源供給は、スーパーキャパシタ16にチャージされた電力により行われるとともに供給電圧は徐々に低下していく。
【0021】
ここで、リアルタイムクロック7に供給する電圧が規定の電圧以下になると、電圧監視モジュール8の監視によりこれが把握され、電圧監視モジュール8から割り込み(−INT)が発生する。割り込みはシステム電源ユニット18に接続されており、システム電源は割り込みを受け取るとVCC1をオンにするように設計されているため、VCC1が供給されるようになる。
【0022】
VCC1が供給され始めると、再びスーパーキャパシタ16がチャージされ、リアルタイムクロック7に供給される電圧は規定の電圧以上になる。するとリアルタイムクロック7から発生される割り込みは解除され、システム電源ユニット18からのVCC1の供給はストップする。
【0023】
以降、VCC1のオン、オフが繰り返されることにより、スーパーキャパシタ16の充電、放電は繰り返され、結果的にリアルタイムクロック7に供給される電圧は常に規定の電圧以上が保持され、リアルタイムクロック7の時刻データ、日付データは保証される。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、2の発明においては、リアルタイムクロックに供給される電源の低下をソフト的に検出することが可能になるため、保証外の電圧での不安定な動作によるデータを継続的に使用してしまう誤りを防止することが可能となる。また、アラートを出してオペレータに注意を促したり、電池の交換を要求したりすることで、誤った時刻、日付のまま使用され続けてしまう危険を回避することが可能になる。
【0025】
請求項3の発明においては、システムに複雑な電源監視回路やバッテリーチャージ回路を構成することなく、リアルタイムクロックに供給される電源電圧低下を自動的に回復させることが可能となるため、コスト面、実装面で有利であると同時に、誤った時刻、日付のまま使用されつづけてしまう危険を回避することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るリアルタイムクロックの構成図である。
【図2】図1のリアルタイムクロックを使用したシステムの機能ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るリアルタイムクロックの構成図である。
【図4】図3のリアルタイムクロックを使用した本発明の実施の形態に係るシステムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 リアルタイムクロック
2 クロックモジュール
3 カレンダーモジュール
4 IOモジュール
5 発振子
6 電圧監視モジュール

Claims (3)

  1. 時刻情報、カレンダー情報を提供するリアルタイムクロックにおいて、供給される電源電圧を監視して特定の電圧レベルまで電源電圧が低下した場合に、時刻情報、カレンダー情報をリセットする機能を有する電圧監視モジュールを備えたことを特徴とするリアルタイムクロック。
  2. 時刻情報、カレンダー情報を提供するリアルタイムクロックにおいて、供給される電源電圧を監視して特定の電圧レベルまで電源電圧が低下した場合に、割り込みを発生させる機能を有する電圧監視モジュールを備えたことを特徴とするリアルタイムクロック。
  3. 請求項2記載のリアルタイムクロックを使用したシステムにおいて、電圧監視モジュールより発生した割り込みを使用してシステムの電源をオンする機能を有するシステム電源ユニットを備えたことを特徴とするリアルタイムクロックを使用したシステム。
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