JP2578545Y2 - 電子機器の表示装置 - Google Patents

電子機器の表示装置

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JP2578545Y2
JP2578545Y2 JP1991077078U JP7707891U JP2578545Y2 JP 2578545 Y2 JP2578545 Y2 JP 2578545Y2 JP 1991077078 U JP1991077078 U JP 1991077078U JP 7707891 U JP7707891 U JP 7707891U JP 2578545 Y2 JP2578545 Y2 JP 2578545Y2
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JP
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source
display
timer
microcomputer
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JP1991077078U
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JPH0523291U (ja
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慎一 竹内
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は選択的に切り換えたソ
ースの不動作状態を表示する電子機器(以下、単に機器
という)の表示装置に係り、特にソースの不動作状態を
エラー表示によって確認するのに好適な機器の表示装置
に関する。
【0002】
【従来技術】従来の機器のソース表示装置は、複数のソ
ースから操作キーを操作して選択的にソースを設定する
と、この設定したソースを表示器に表示し、機器の使用
者は設定されたソースを表示によって確認することがで
きた。
【0003】一般に複数のソースには、例えば放送受信
のFMチューナ・ソースやAMチューナ・ソース、又はディ
ジタルオーディオ・ソースのCDプレーヤ・ソースやDAT
プレーヤ・ソースなどがあるが、今、FM放送受信時のソ
ース表示は「FM」表示が表示器に表示され、このFM放
送受信のソースから操作キーの操作によって DATプレー
ヤ・ソースを選択して切り換えると、ソース表示は「D
AT」表示になってソースが切り換えられたことを確認
することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の機器の表示装置は現在設定されているソース(Aソー
スと言う)から新規のソース(Bソースと言う)に操作
キーを操作して選択的に切り換えた時、Bソースが何ら
かの原因で不動作状態にある場合、上記ソースの切り換
えが無効となり、Bソースの設定ができず表示器のソー
ス表示もなされなかった。このため使用者は切り換えが
できない理由を知ることができず、ましてやBソースが
不動作状態にあることも確認することができないという
欠点があった。
【0005】また、Bソースが不動作状態にある場合、
操作キーによってBソースに切り換えられ、例えばBソ
ースがCDプレーヤやカセット又は DATテープレコーダな
どの場合、Bソースの機器の不動作原因によっては機器
内部に装着したディスクや磁気テープを傷付けたり、又
は破損させるなどの2次的エラーを引き起こすこともあ
った。
【0006】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、不動作状態の機器のエラー表示を予め設定された時
間表示して使用者に機器の不動作状態を知らせることが
できる機器の表示装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1はこの考案の構成を
示した機能ブロック図であり、この考案の電子機器の表
示装置は、複数のソースを選択的に切り換えることがで
きる電子機器において、上記複数のソースを選択的に切
り換えるための操作キーと、各ソースの不動作状態を検
出する不動作状態検出手段と、タイマーを有し表示及び
ソースの切り換え動作を行うマイクロコンピュータと、
上記マイクロコンピュータからの信号によってソースの
状態を表示する表示手段とを設け、上記操作キーの操作
によって、ソースが切り換えられ、上記不動作検出手段
によって切り換えられたソースの不動作が検出された
時、上記タイマーを動作させて一定時間上記表示手段に
エラー表示を行わせ、且つタイマーに予め設定された時
間が経過した時、上記操作キーによる切換操作が行われ
る以前のソースに切り換えて、このソース状態の表示を
するようにしたものである。
【0008】
【作用】この考案の作用を図1の機能ブロック図を用い
て説明する。複数のソースを有した機器で操作キーを操
作して現在動作しているソース(Aソースと言う)(A
ソース動作中1)から希望のソース(Bソースと言う)
を選択して切り換えることができる(ソース切換手段
2)。
【0009】今、機器が切り換えて設定したBソースが
不動作状態であれば、機器内部に設けたマイクロコンピ
ュータ(以下、単にマイコンという)はBソースの不動
作状態を検出し(検出手段3)、このBソースの不動作
状態の検出によってソース表示を切り換えるためのタイ
マ初期値を設定する(タイマ設定手段4)。
【0010】ソース表示は上記タイマ初期値設定によっ
て表示器を制御してBソースの不動作状態を表示し(エ
ラー表示6)、同時にタイマーはスタートして予め設定
されたタイムオーバまでの時間をカウントする(タイマ
ーカウント手段5)。このタイマーカウントの時間中ソ
ース表示が上記エラー表示を行い、Bソースの不動作状
態を知らせることができる。
【0011】上記タイマーカウントのタイムオーバを検
出し(タイムオーバ検出手段7)、この検出データによ
って機器はAソースに設定し(Aソース設定8)、表示
器の上記エラー表示はAソース表示に切り換わる(Aソ
ース表示9)。
【0012】この様に、操作キーによって希望のBソー
スに切り換えたBソースが不動作状態になっていること
を表示器の上記エラー表示によって使用者は確認するこ
とができ、機器はタイマーカウントの予め設定されたタ
イムオーバ後、元のAソースに設定及び表示され、機器
の2次的不具合を回避することができる。
【0013】
【実施例】この考案に係る電子機器の表示装置の実施例
を図1乃至図3に基づいて説明する。なお、従来例と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略する。図1
はこの考案の構成を示した機能ブロック図、図2はハー
ドウェアのブロック図であり、図3は動作を説明するフ
ローチャートである。
【0014】図において、10,11 は機器に設けた複数の
ソースであり、例えばAソース10は放送受信を行うチュ
ーナ部であり、またBソース11はディジタル・オーディ
オのDAT記録再生装置等である。例えば一般の音響機器
などは上記 A,Bソース10,11以外にCDプレーヤなど他の
多くのソースを有しているが省略する。12は機器の機能
や状態を設定するために各種の指示を与える操作キーで
ある。
【0015】13はマイクロコンピュータ(以下、単にマ
イコンという)であり、マイコン13は周知のように基本
的にはCPU13b,ROM13c,RAM13d及び入力ポート13a 、出力
ポート13e より構成され、ROM13cにはCPU13bを制御する
プログラムが書き込まれており、CPU13bはこのプログラ
ムに従って入力ポート13a より必要とされる外部データ
を取り込んだり、又はRAM13dとの間でデータの授受を行
なったりしながら演算処理し、必要に応じて処理データ
を出力ポート13e より出力する。14は機器に設けた表示
器であり、マイコン13からの出力データによって各種の
表示をすることができる。
【0016】切換設定することができる複数のソース
は、操作キー12の操作データがマイコン13に供給され、
マイコン13からの制御データが各ソースを制御し、切換
設定されたソースからはソースの設定状態を示す設定状
態データがマイコン13に送出さされ、このソースの状態
データによってマイコン13は各部の回路や機構を制御す
ると同時に、表示器14の表示を制御して要求されたソー
スに設定されたことを表示することができる。
【0017】今、上記複数のソースが A,Bソース10,11
で、現在機器に設定されているソースをAソース10と
し、また操作キー12によって設定したい希望の新規のソ
ースをBソース11とした場合の動作を、図3のフローチ
ャートにより説明する。
【0018】機器がAソース10で動作している時、操作
キー12を操作してBソース11に設定要求すると(ステッ
プS1)、マイコン13はBソース11を設定するよう動作す
るが、Bソース11からの状態データによりBソース11が
不動作状態になっているかを判断し(ステップS2)、B
ソース11に異常が無い場合、機器はBソースを設定し
(ステップS3)、Bソースの動作が開始する(ステップ
S4)。この時、表示器14はBソース表示を行う(ステッ
プS5)。
【0019】一方、ステップS2のBソース11が何らかの
原因で不動作状態である場合、マイコン13は一時的に表
示器14の表示を切り換えるため、マイコン13内部のタイ
マー初期値を設定し(ステップS6)、表示器14の表示を
Bソース11のエラーメッセージ表示に変えて表示し(ス
テップS7)、タイマースタートを行う(ステップS8)。
タイマースタートによって予め設定された時間をタイマ
−カウントし、タイムオーバを検出する(ステップS
9)。
【0020】このタイマースタートからタイムオーバま
でのタイマーカウント時間、上記表示器14は前記Bソー
ス11のエラーメッセージ表示を行い、使用者は上記エラ
ーメッセージ表示によってBソース11の不動作状態を知
ることができる。タイマーカウントがタイムオーバにな
ると、表示器14は以前に設定されていたAソース表示に
なり(ステップS10)、機器のソース設定もAソースに設
定される。
【0021】この様に、不動作状態のBソース11の要
求を行ってからマイコン13がBソース11を設定する
よう動作した後、Bソース11が不動作状態であること
を検出した時点から一時的なタイマーカウント時間の
間、表示器14の表示をBソース11のエラー表示に切
換えて機器の情報を提供することができる。
【0022】
【考案の効果】この考案に係る電子機器の表示装置は、
エラーが発生しているBソースの要求を行った場合、不
動作状態であるBソースのエラーメッセージ表示をタイ
マーカウントの一定時間だけ表示することができるの
で、この表示による情報を見て、例えばBソースに故障
などが発生して不動作状態になっているという情報を確
認することができる。
【0023】また、不動作状態になったBソースが、例
えばCDプレーヤまたはDATプレーヤ等の場合でも、
Bソースの要求に対して不動作状態を検出してBソース
のエラーメッセージ表示を表示することができるので、
CDプレーヤ等のメカに装着したディスクやDATプレ
ーヤのテープなどを傷付けたり又は破損させることを防
止するという効果もある。
【0024】しかも、この切換要求したBソースの不動
作状態を検出してエラーメッセージ表示を行う機能は、
内蔵したマイコンのソフトウェアに大きく依存してお
り、コストを上げることなく機能を増やすことができる
という効果があり、実施も容易であるなどの優れた特長
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電子機器の表示装置の構成を示した
機能ブロック図である。
【図2】ハードウェアのブロック図である。
【図3】動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 Aソース(例えば、放送受信チューナ) 11 Bソース(例えば、DAT 装置等) 12 操作キー 13 マイクロコンピュータ(マイコン) 14 表示器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のソースを選択的に切り換えること
    ができる電子機器において、 上記複数のソースを選択的に切り換えるための操作キー
    と、各ソースの不動作状態を検出する不動作状態検出手
    段と、タイマーを有し表示及びソースの切り換え動作を
    行うマイクロコンピュータと、上記マイクロコンピュー
    タからの信号によってソースの状態を表示する表示手段
    とを設け、上記操作キーの操作によって、ソースが切り
    換えられ上記不動作検出手段によって切り換えられた
    ソースの不動作が検出された時、上記タイマーを動作さ
    せて一定時間上記表示手段にエラー表示を行わせ、且つ
    タイマーに予め設定された時間が経過した時、上記操作
    キーによる切換操作が行われる以前のソースに切り換え
    て、このソース状態の表示をするようにしたことを特徴
    とする電子機器の表示装置。
JP1991077078U 1991-08-30 1991-08-30 電子機器の表示装置 Expired - Lifetime JP2578545Y2 (ja)

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JPH0523291U JPH0523291U (ja) 1993-03-26
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