JP2868839B2 - 1,2―ベンズイソチアゾリ―3―オン及び水からなる組成物 - Google Patents
1,2―ベンズイソチアゾリ―3―オン及び水からなる組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン水性
組成物に関する。
組成物に関する。
グルタルアルデヒドと、2−メチル−4−イソチアゾ
リン−3−オン及び5−クロロ−2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オンのようなその他の殺生物剤とのブ
レンド(配合)は、過去から望ましい結果をもつて達成
されてきているが(例えばクリフオード等の米国特許第
4539071号参照)、グルタルアルデヒドと1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オンとの配合については、同じよう
な結果は示されていない。このことは、グルタルアルデ
ヒドと1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンとの知ら
れた非混和性にほとんどその原因があるものである。
リン−3−オン及び5−クロロ−2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オンのようなその他の殺生物剤とのブ
レンド(配合)は、過去から望ましい結果をもつて達成
されてきているが(例えばクリフオード等の米国特許第
4539071号参照)、グルタルアルデヒドと1,2−ベンズイ
ソチアゾリン−3−オンとの配合については、同じよう
な結果は示されていない。このことは、グルタルアルデ
ヒドと1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンとの知ら
れた非混和性にほとんどその原因があるものである。
従つて、グルタルアルデヒドはアルカリ性環境中で迅
速に重合するので、グルタルアルデヒドは酸性組成物中
へ配合すべきであるということが良く認識されている。
例えばK.E.ラスムーネン等の「グルタルアルデヒド:ザ
・インフルエンス・オブ・pH、テンペレーチヤー・アン
ド・バツフアーリング・オン・ザ・ポリメリゼーシヨ
ン」(ヒストケミストリイ、第38巻、19〜26頁、1979
年)、S.トーマス等の「テンペレーチヤー・インジユー
スド・チェインジイズ・イン・ザ・スポリサイダル・ア
クチビテイ・アンド・ケミカル・プロパーテイーズ・オ
ブ・グルタルアルデヒド」(アプライド・マイクロバイ
オロジー、第28巻第3号、331〜335頁、1974年9月号)
を参照された。特開昭63−112532号公報には弱アルカリ
性水性グルタルアルデヒド溶液が開示されているが、そ
のような結果は殺生物活性の犠牲によつて初めて達成さ
れるにすぎない。
速に重合するので、グルタルアルデヒドは酸性組成物中
へ配合すべきであるということが良く認識されている。
例えばK.E.ラスムーネン等の「グルタルアルデヒド:ザ
・インフルエンス・オブ・pH、テンペレーチヤー・アン
ド・バツフアーリング・オン・ザ・ポリメリゼーシヨ
ン」(ヒストケミストリイ、第38巻、19〜26頁、1979
年)、S.トーマス等の「テンペレーチヤー・インジユー
スド・チェインジイズ・イン・ザ・スポリサイダル・ア
クチビテイ・アンド・ケミカル・プロパーテイーズ・オ
ブ・グルタルアルデヒド」(アプライド・マイクロバイ
オロジー、第28巻第3号、331〜335頁、1974年9月号)
を参照された。特開昭63−112532号公報には弱アルカリ
性水性グルタルアルデヒド溶液が開示されているが、そ
のような結果は殺生物活性の犠牲によつて初めて達成さ
れるにすぎない。
反対に、酸性条件下での1,2−ベンズイソチアゾリン
−3−オンの水への低溶解度によつて、濃厚水溶液を作
るには、この化合物はアルカリ性条件下で配合されるべ
きであることが良く認識されるようになつてきた。従つ
て、英国特許第1171253号及び1330531号明細書には、適
宜なアミンまたはアミン混合物の添加によつて安定化さ
れた1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの水性処方
物が開示されている。
−3−オンの水への低溶解度によつて、濃厚水溶液を作
るには、この化合物はアルカリ性条件下で配合されるべ
きであることが良く認識されるようになつてきた。従つ
て、英国特許第1171253号及び1330531号明細書には、適
宜なアミンまたはアミン混合物の添加によつて安定化さ
れた1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの水性処方
物が開示されている。
従つて、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンとグ
ルタルアルデヒドとの濃厚水性溶液が製造されうるこ
と、ましてやそのような組合せが、工業用水性製品への
添加によつて希釈されたときに相乗的殺生物活性を示す
ことは、全く予期されない。
ルタルアルデヒドとの濃厚水性溶液が製造されうるこ
と、ましてやそのような組合せが、工業用水性製品への
添加によつて希釈されたときに相乗的殺生物活性を示す
ことは、全く予期されない。
本発明は、その一態様において、1,2−ベンズイソチ
アゾリン−3−オン及び水からなる相乗的殺生物剤組成
物であって、その組成物のpHが約3.0及び7.0の間である
ような緩衝剤;及びグルタルアルデヒドが不存在の場合
に溶液状態で存在する1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オンの量よりも多量の1,2−ベンズイソチアゾリン−
3−オンが溶液状態で存在するに足りる量のグルタルア
ルデヒド;をさらに含むことを特徴とする上記相乗的殺
生物剤組成物に関している。
アゾリン−3−オン及び水からなる相乗的殺生物剤組成
物であって、その組成物のpHが約3.0及び7.0の間である
ような緩衝剤;及びグルタルアルデヒドが不存在の場合
に溶液状態で存在する1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オンの量よりも多量の1,2−ベンズイソチアゾリン−
3−オンが溶液状態で存在するに足りる量のグルタルア
ルデヒド;をさらに含むことを特徴とする上記相乗的殺
生物剤組成物に関している。
本発明は、さらに別の態様において、グルタルアルデ
ヒド及び1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンを含む
相乗的殺生物剤組成物の有効量を含む工業用水性製品に
関する。
ヒド及び1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンを含む
相乗的殺生物剤組成物の有効量を含む工業用水性製品に
関する。
本発明の濃厚水性溶液は四つの成分、すなわちグルタ
ルアルデヒド、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オ
ン、水及び緩衝剤からなる。
ルアルデヒド、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オ
ン、水及び緩衝剤からなる。
ここに「緩衝剤」とは、組成物のpHを約3.0〜7.0、好
ましくは約3.2〜約6.8、最も好ましくは約3.2〜約4.8に
維持し、そして組成物の殺生物活性を悪化妨害しない化
合物及び/または化合物組合せを、指称するものとす
る。
ましくは約3.2〜約6.8、最も好ましくは約3.2〜約4.8に
維持し、そして組成物の殺生物活性を悪化妨害しない化
合物及び/または化合物組合せを、指称するものとす
る。
そのような緩衝剤組成物は当業者に周知であり、典型
的には酸と塩基との部分的中和ブレンドからなるが、塩
基性または酸性基を含み、添加された塩基または酸と結
合しうる物質も使用できる。そのような緩衝剤の例とし
ては、酢酸、ギ酸、クロロ酢酸またはプロピオン酸等の
如き弱酸と、水酸化ナトリウム、酢酸ナトリウム等の如
き適当な塩基との組合せがある。本発明の濃厚組成物中
で使用するのに殊に好ましい緩衝剤は、酢酸及び酢酸ナ
トリウムからなる。そのような緩衝剤中の各成分の相対
量は、「CRCハンドブツク・オブ・ケミストリイ・アン
ド・フイジツクス」(CRCプレス社、第66版、1985〜86
年第D−144頁以降)に記載されているような緩衝剤表
から当業者が容易に計算しうる。
的には酸と塩基との部分的中和ブレンドからなるが、塩
基性または酸性基を含み、添加された塩基または酸と結
合しうる物質も使用できる。そのような緩衝剤の例とし
ては、酢酸、ギ酸、クロロ酢酸またはプロピオン酸等の
如き弱酸と、水酸化ナトリウム、酢酸ナトリウム等の如
き適当な塩基との組合せがある。本発明の濃厚組成物中
で使用するのに殊に好ましい緩衝剤は、酢酸及び酢酸ナ
トリウムからなる。そのような緩衝剤中の各成分の相対
量は、「CRCハンドブツク・オブ・ケミストリイ・アン
ド・フイジツクス」(CRCプレス社、第66版、1985〜86
年第D−144頁以降)に記載されているような緩衝剤表
から当業者が容易に計算しうる。
本発明の濃厚水性組成物は、各成分を任意の順序でか
きまぜ混合することにより得られる。しかし典型的に
は、適量の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンをグ
ルタルアルデヒドの溶液に対して撹拌下に添加する。次
いで緩衝剤を撹拌継続下に添加する。そのような撹拌
は、周知の手段、例えば機械的撹拌機、磁気撹拌機、超
音波かきまぜ装置等によつて実施できる。1,2−ベンズ
イソチアゾリン−3−オンのより高濃度の溶液が所望さ
れる場合には、適切に緩衝された水性グルタルアルデヒ
ド溶液に対して過剰の1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オンを添加し、その混合物を過して未溶解の1,2−
ベンズイソチアゾリン−3−オン及び不溶性不純物を除
去する。
きまぜ混合することにより得られる。しかし典型的に
は、適量の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンをグ
ルタルアルデヒドの溶液に対して撹拌下に添加する。次
いで緩衝剤を撹拌継続下に添加する。そのような撹拌
は、周知の手段、例えば機械的撹拌機、磁気撹拌機、超
音波かきまぜ装置等によつて実施できる。1,2−ベンズ
イソチアゾリン−3−オンのより高濃度の溶液が所望さ
れる場合には、適切に緩衝された水性グルタルアルデヒ
ド溶液に対して過剰の1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オンを添加し、その混合物を過して未溶解の1,2−
ベンズイソチアゾリン−3−オン及び不溶性不純物を除
去する。
本発明の組成物中に用いられるグルタルアルデヒド:
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの重量比は、好
ましくは約50:1ないし約5:1の範囲であり、さらに好ま
しくは約20:1ないし約10:1、最も好ましくは約15:1ない
し約13:1の範囲である。好ましくは、活性物質(すなわ
ちグルタルアルデヒド+1,2−ベンズイソチアゾリン−
3−オン):水の重量比は、好ましくは約1.0:1ないし
約1.2:1の範囲であるが、これよりも低いあるいは高い
比も、(グルタルアルデヒドが不存在の場合に溶液状態
で存在する1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの量
よりも多量の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンが
溶液状態で存在する限り)使用しうる。
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの重量比は、好
ましくは約50:1ないし約5:1の範囲であり、さらに好ま
しくは約20:1ないし約10:1、最も好ましくは約15:1ない
し約13:1の範囲である。好ましくは、活性物質(すなわ
ちグルタルアルデヒド+1,2−ベンズイソチアゾリン−
3−オン):水の重量比は、好ましくは約1.0:1ないし
約1.2:1の範囲であるが、これよりも低いあるいは高い
比も、(グルタルアルデヒドが不存在の場合に溶液状態
で存在する1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの量
よりも多量の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンが
溶液状態で存在する限り)使用しうる。
いずれかの特定の濃厚組成物について使用されるべき
緩衝剤の量は、当業者によつて容易に決定しうる。グル
タルアルデヒドの濃厚溶液は典型的には約3.0〜約7.0の
間のpHを有するが、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−
オン/グルタルアルデヒド配合物では、緩衝剤は、その
ような組成物の貯蔵安定性に(特に極端な温度におい
て)悪影響を与えるであろうpHドリフト(変動)を回避
する必要があることを知るべきである。
緩衝剤の量は、当業者によつて容易に決定しうる。グル
タルアルデヒドの濃厚溶液は典型的には約3.0〜約7.0の
間のpHを有するが、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−
オン/グルタルアルデヒド配合物では、緩衝剤は、その
ような組成物の貯蔵安定性に(特に極端な温度におい
て)悪影響を与えるであろうpHドリフト(変動)を回避
する必要があることを知るべきである。
本発明の濃厚水性組成物は、典型的には、それを工業
用水性製品に添加することによりそのような製品におけ
る殺生物剤として使用される。その添加量は、殺生物有
効量の活性物質がそのような製品中に存在するような量
である。本発明の組成物が用いられうる工業用水性製品
の例は、炭酸カルシウムスラリー、カオリンスラリー、
テープ接合コンパウンド、及びラテツクスである。その
ような工業用水性組成物の組成は当業者に周知である。
本発明の濃厚組成物は、すぐれた長期安定性ならびに望
ましい耐温度性を示す。
用水性製品に添加することによりそのような製品におけ
る殺生物剤として使用される。その添加量は、殺生物有
効量の活性物質がそのような製品中に存在するような量
である。本発明の組成物が用いられうる工業用水性製品
の例は、炭酸カルシウムスラリー、カオリンスラリー、
テープ接合コンパウンド、及びラテツクスである。その
ような工業用水性組成物の組成は当業者に周知である。
本発明の濃厚組成物は、すぐれた長期安定性ならびに望
ましい耐温度性を示す。
上記本発明の濃厚溶液に関連して認識された予期され
なかつた利点は、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オ
ンをグルタルアルデヒドと一緒に使用するときに相乗的
活性が達成されることである。そのような相乗効果は、
前述の濃厚組成物よりも可成り低い活性物質濃度におい
てさえも観察されるので、そのような相乗効果は、緩衝
剤が存在しないグルタルアルデヒドと1,2−ベンズイソ
チアゾリン−3−オンとの非濃厚配合物でも見られるで
あろうことは注目されるべきことである。従って本発明
は、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン及びグルタ
ルアルデヒドを含む相乗的殺生物剤組成物に関する。
なかつた利点は、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オ
ンをグルタルアルデヒドと一緒に使用するときに相乗的
活性が達成されることである。そのような相乗効果は、
前述の濃厚組成物よりも可成り低い活性物質濃度におい
てさえも観察されるので、そのような相乗効果は、緩衝
剤が存在しないグルタルアルデヒドと1,2−ベンズイソ
チアゾリン−3−オンとの非濃厚配合物でも見られるで
あろうことは注目されるべきことである。従って本発明
は、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン及びグルタ
ルアルデヒドを含む相乗的殺生物剤組成物に関する。
そのような相乗的殺生物剤組成物において用いられる
グルタルアルデヒド:1,2−ベンズイソチアゾリン−3−
オンの重量比は、好ましくは約17:1ないし約12.5:1、さ
らに好ましくは約15:1ないし約13:1の範囲である。その
ような組成物によつて示される抑制効果は、関与する個
々の活性物質の添加結果から予期されるものよりも大き
い。
グルタルアルデヒド:1,2−ベンズイソチアゾリン−3−
オンの重量比は、好ましくは約17:1ないし約12.5:1、さ
らに好ましくは約15:1ないし約13:1の範囲である。その
ような組成物によつて示される抑制効果は、関与する個
々の活性物質の添加結果から予期されるものよりも大き
い。
そのような相乗的殺生物剤組成物は相乗効果量(すな
わち個々の成分が単独で用いられたときに得られる抑制
効果を示すよりも少ない量)で用いられる。そのような
組成物は前記工業製品において有効に使用される。
わち個々の成分が単独で用いられたときに得られる抑制
効果を示すよりも少ない量)で用いられる。そのような
組成物は前記工業製品において有効に使用される。
実施例 以下の実施例は本発明をさらに説明するためのもので
あり、本発明を限定するためのものでない。
あり、本発明を限定するためのものでない。
実施例1 3.2,4.8及び6.8のpHをそれぞれ有する脱イオン水/緩
衝剤溶液を作つた。特定的には、0.2M酢酸及び0.2M酢酸
ナトリウムを用いた100mlの脱イオン水に0.2M酢酸12.5m
lを加えてpH3.2の溶液を作つた。0.2M酢酸22.5ml及び0.
2M酢酸ナトリウム27.5mlを脱イオン水を一緒に100mlと
してpH4.8の溶液を作つた。0.2M酢酸ナトリウム4.1ml及
び0.2M酢酸1滴を脱イオン水100mlに加えてpH6.8の溶液
を作つた。それぞれの溶液中25℃における1,2−ベンズ
イソチアゾリン−3−オン(BIT)の溶解度を、いろい
ろな既知量のBITを溶液に撹拌しつつ添加し、未溶解BIT
及び不溶性不純物を別し、液の重量を測定して、溶
液状のBITの量を決定した。上記で用いたBITは、工業品
位の湿潤粉(ICI社製)の形の、73%BIT含有「Proxel」
(商標)圧縮ペーストであつた。
衝剤溶液を作つた。特定的には、0.2M酢酸及び0.2M酢酸
ナトリウムを用いた100mlの脱イオン水に0.2M酢酸12.5m
lを加えてpH3.2の溶液を作つた。0.2M酢酸22.5ml及び0.
2M酢酸ナトリウム27.5mlを脱イオン水を一緒に100mlと
してpH4.8の溶液を作つた。0.2M酢酸ナトリウム4.1ml及
び0.2M酢酸1滴を脱イオン水100mlに加えてpH6.8の溶液
を作つた。それぞれの溶液中25℃における1,2−ベンズ
イソチアゾリン−3−オン(BIT)の溶解度を、いろい
ろな既知量のBITを溶液に撹拌しつつ添加し、未溶解BIT
及び不溶性不純物を別し、液の重量を測定して、溶
液状のBITの量を決定した。上記で用いたBITは、工業品
位の湿潤粉(ICI社製)の形の、73%BIT含有「Proxel」
(商標)圧縮ペーストであつた。
同じ緩衝剤を用いて、それぞれ3.2,4.8及び6.8のpHを
有する50%グルタルアルデヒド水溶液を作つた。pH3.2
を有する20mlの溶液は1.45mlの酢酸を用いて得た。pH4.
8の20mlの溶液は、3:1の重量比の酢酸及び酢酸ナトリウ
ムを用いて作つた。そしてpH6.8を有する20mlの溶液は
1.25gの酢酸ナトリウムを含んでいた。各溶液におけるB
ITの溶解度は前述のようにして決定した。これらの試験
の結果を、100gの溶媒当りに可溶のBITのグラム数で表
わして、表Iにまとめて示す。
有する50%グルタルアルデヒド水溶液を作つた。pH3.2
を有する20mlの溶液は1.45mlの酢酸を用いて得た。pH4.
8の20mlの溶液は、3:1の重量比の酢酸及び酢酸ナトリウ
ムを用いて作つた。そしてpH6.8を有する20mlの溶液は
1.25gの酢酸ナトリウムを含んでいた。各溶液におけるB
ITの溶解度は前述のようにして決定した。これらの試験
の結果を、100gの溶媒当りに可溶のBITのグラム数で表
わして、表Iにまとめて示す。
上記の結果は、上記の条件下でグルタルアルデヒドを
添加することにより、1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オンの溶解度が著しく向上することを示している。
添加することにより、1,2−ベンズイソチアゾリン−3
−オンの溶解度が著しく向上することを示している。
実施例2 本発明の組成物を、米国特許第4539071号(クリフオ
ード等)に記載された組成物であるイソチアゾロン安定
水性組成物と比較するために、下記の実験を実施した。
脱イオン水に、0.2%硝酸第二銅、9%塩化マグネシウ
ム及び15%硝酸マグネシウム(すべて重量%)を添加し
た。この溶液中での1,2−ベンズイソチアゾリン−3−
オンの溶解度は実質的にゼロであることが判り、従つて
イソチアゾロンの安定水溶液を与えるためのそのような
先行技術は、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの
安定水溶液を作るのには有効でないことが示された。
ード等)に記載された組成物であるイソチアゾロン安定
水性組成物と比較するために、下記の実験を実施した。
脱イオン水に、0.2%硝酸第二銅、9%塩化マグネシウ
ム及び15%硝酸マグネシウム(すべて重量%)を添加し
た。この溶液中での1,2−ベンズイソチアゾリン−3−
オンの溶解度は実質的にゼロであることが判り、従つて
イソチアゾロンの安定水溶液を与えるためのそのような
先行技術は、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの
安定水溶液を作るのには有効でないことが示された。
実施例3 炭酸カルシウムスラリー(ジヨージア・マーブル社製
「Gamma−Fil.90」:商標)の40gの試料をいくつか作
り、これらを微生物増殖のないようにした。これらの試
料を四つの群に分割した。第1の群には種々の量のグル
タルアルデヒド(50%水溶液の形)を投与し、第2の群
には種々の量の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン
を投与し、第3群には種々の量のグルタルアルデヒド
(50%水溶液の形)及び1,2−ベンズイソチアゾリン−
3−オン(前記Proxel圧縮ペーストの形)を14:1のグル
タルアルデヒド:BIT重量比で投与し、そして第4の群は
処理せず、対照体とした。これらの試料のそれぞれを、
下記の微生物を含む接種源で週基準で3回接種した。
「Gamma−Fil.90」:商標)の40gの試料をいくつか作
り、これらを微生物増殖のないようにした。これらの試
料を四つの群に分割した。第1の群には種々の量のグル
タルアルデヒド(50%水溶液の形)を投与し、第2の群
には種々の量の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン
を投与し、第3群には種々の量のグルタルアルデヒド
(50%水溶液の形)及び1,2−ベンズイソチアゾリン−
3−オン(前記Proxel圧縮ペーストの形)を14:1のグル
タルアルデヒド:BIT重量比で投与し、そして第4の群は
処理せず、対照体とした。これらの試料のそれぞれを、
下記の微生物を含む接種源で週基準で3回接種した。
アシネトバクテル・カルコアセチクス(Acinetobacte
r calcoaceticus)、シユードモナス・アエルギノサ(P
seudomonas aeruginosa)、エンテロバクテル・クロア
カエ(Enterobacter cloacae)及びエシェリキア・コリ
(Escherichia coli)。最小抑制濃度(MIC)値を、最
初の三群について汚染微生物を1ml当り10以下のコロニ
イ形成ユニツトにまで低減させるのに有効な防腐レベル
について測定した。対照群における1ml当りのコロニイ
形成ユニツトの数も測定した。このような評価の結果を
表IIに示す。
r calcoaceticus)、シユードモナス・アエルギノサ(P
seudomonas aeruginosa)、エンテロバクテル・クロア
カエ(Enterobacter cloacae)及びエシェリキア・コリ
(Escherichia coli)。最小抑制濃度(MIC)値を、最
初の三群について汚染微生物を1ml当り10以下のコロニ
イ形成ユニツトにまで低減させるのに有効な防腐レベル
について測定した。対照群における1ml当りのコロニイ
形成ユニツトの数も測定した。このような評価の結果を
表IIに示す。
実施例4 著しく微生物汚染されたカオリンスラリーの試料に、
ある濃度範囲の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オ
ン;グルタルアルデヒド;及び1,2−ベンズイソチアゾ
リン−3−オン+グルタルアルデヒド(重量比1:14);
を投与した。上記のような殺微生物剤を含まない試料も
対照体として用いた。これらの試料について、1ml当り
のコロニー形成ユニツトを測定した。1ml当り10以下の
コロニー形成ユニツトまで微生物汚染を低減させるMIC
値(汚性成分ppm単位)を、希釈平板計数によつて検出
しうる増殖の不存在によつて決定した。これらの試験の
結果を表IIIに示す。
ある濃度範囲の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オ
ン;グルタルアルデヒド;及び1,2−ベンズイソチアゾ
リン−3−オン+グルタルアルデヒド(重量比1:14);
を投与した。上記のような殺微生物剤を含まない試料も
対照体として用いた。これらの試料について、1ml当り
のコロニー形成ユニツトを測定した。1ml当り10以下の
コロニー形成ユニツトまで微生物汚染を低減させるMIC
値(汚性成分ppm単位)を、希釈平板計数によつて検出
しうる増殖の不存在によつて決定した。これらの試験の
結果を表IIIに示す。
実施例3及び4の結果を、M.C.バーレンバレンバウム
(Berenbaum)の「ア・メソツド・フオ・テステイング
・フオ・シナージイ・ウイズ・エニイ・ナンバー・オブ
・エージエンツ」(ザ・ジヤーナル・オブ・インフェク
シャス・ディズィーズィズ、第137巻、第2号、第122〜
130頁、1978年2月)に記載されている式を応用するこ
とにより、上記の相乗効果を定量化した。この式は下記
の通りである。
(Berenbaum)の「ア・メソツド・フオ・テステイング
・フオ・シナージイ・ウイズ・エニイ・ナンバー・オブ
・エージエンツ」(ザ・ジヤーナル・オブ・インフェク
シャス・ディズィーズィズ、第137巻、第2号、第122〜
130頁、1978年2月)に記載されている式を応用するこ
とにより、上記の相乗効果を定量化した。この式は下記
の通りである。
Ac=組合せにおける第1の抗微生物活性成分の有効レベ
ル。
ル。
Ae=第1の抗微生物活性物質成分の単独での有効レベ
ル。
ル。
Bc=組合せにおける第2の抗微生物活性成分の有効レベ
ル。
ル。
Be=第2の抗微生物活性成分の単独での有効レベル。
もしZが1より小であれば、相乗効果があり;もしZ
が1に等しければ相加相互作用があり;そしてもしZが
1より大であれば相殺相互作用がある。
が1に等しければ相加相互作用があり;そしてもしZが
1より大であれば相殺相互作用がある。
かかる定量化の結果を表IVに示す。
炭酸カルシウムスラリーについての実施例は、グルタ
ルアルデヒドは第2及び第3の使用期間中に微生物の攻
撃を甘受するような抗微生物活性低減を受けるものの、
組合せは相乗効果をもつて抗微生物能を保持すること
を、示している。「週1」についての結果は、若干の相
殺(拮抗)作用が見られることを示しているが、この結
果は実験誤差及び微生物学的偏差の範囲内にあり、実際
には拮抗(相殺)作用は存在しないものと信じられる。
ルアルデヒドは第2及び第3の使用期間中に微生物の攻
撃を甘受するような抗微生物活性低減を受けるものの、
組合せは相乗効果をもつて抗微生物能を保持すること
を、示している。「週1」についての結果は、若干の相
殺(拮抗)作用が見られることを示しているが、この結
果は実験誤差及び微生物学的偏差の範囲内にあり、実際
には拮抗(相殺)作用は存在しないものと信じられる。
カオリンスラリーについての実施例は、BIT及びグル
タルアルデヒドとの間の堅実な相乗的相互作用を示して
いる。
タルアルデヒドとの間の堅実な相乗的相互作用を示して
いる。
従つて、上記の実施例3及び4の結果は、1,2−ベン
ズイソチアゾリン−3−オンとグルタルアルデヒドとの
組合せを、工業用水性製品(組成物)中で用いたときに
示された予想外の相乗的殺微生物活性を例示するもので
ある。
ズイソチアゾリン−3−オンとグルタルアルデヒドとの
組合せを、工業用水性製品(組成物)中で用いたときに
示された予想外の相乗的殺微生物活性を例示するもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・フランシス・マホン イギリス国ランカシャー州オールダム オーエル4・2エヌエフ,ムーアサイ ド,ホリーマウント・ドライブ 5 審査官 伊藤 幸司 (56)参考文献 西独国特許出願公開3144137(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 43/80 A01N 35/02 WPI(DIALOG)
Claims (14)
- 【請求項1】1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン及
び水からなる相乗的殺生物剤組成物であって、その組成
物のpHが約3.0及び7.0の間であるような緩衝剤;及びグ
ルタルアルデヒドが不存在の場合に溶液状態で存在する
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの量よりも多量
の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンが溶液状態で
存在するに足りる量のグルタルアルデヒド;をさらに含
むことを特徴とする上記相乗的殺生物剤組成物。 - 【請求項2】相乗的殺生物剤組成物のpHが約3.2〜約6.8
である請求項1記載の相乗的殺生物剤組成物。 - 【請求項3】相乗的殺生物剤組成物のpHが約3.2〜約4.8
である請求項2記載の相乗的殺生物剤組成物。 - 【請求項4】緩衝剤が酢酸及び酢酸ナトリウムを含む請
求項1記載の相乗的殺生物剤組成物。 - 【請求項5】グルタルアルデヒド:1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オンの重量比が約50:1と約5:1との間であ
る請求項1記載の相乗的殺生物剤組成物。 - 【請求項6】グルタルアルデヒド:1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オンの重量比が約20:1と約10:1との間であ
る請求項5記載の相乗的殺生物剤組成物。 - 【請求項7】グルタルアルデヒド:1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オンの重量比が約15:1と約13:1との間であ
る請求項6記載の相乗的殺生物剤組成物。 - 【請求項8】グルタルアルデヒド及び1,2−ベンズイソ
チアゾリン−3−オンを含む相乗的殺生物剤組成物の有
効量を添加することを含む工業用水性組成物を生物汚染
から防護する方法。 - 【請求項9】グルタルアルデヒド:1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オンの重量比が約17:1と約12.5:1との間で
ある請求項8記載の方法。 - 【請求項10】グルタルアルデヒド:1,2−ベンズイソチ
アゾリン−3−オンの重量比が約15:1と約13:1との間で
ある請求項9記載の方法。 - 【請求項11】工業用水性組成物が炭酸カルシウムスラ
リーである請求項8記載の方法。 - 【請求項12】工業用水性組成物がカオリンスラリーで
ある請求項8記載の方法。 - 【請求項13】工業用水性組成物がテープ接合コンパウ
ンドである請求項8記載の方法。 - 【請求項14】工業用水性組成物がラテックスである請
求項8記載の方法。
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US5348666A (en) * | 1993-03-31 | 1994-09-20 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Method for stabilizing glutaraldehyde in aqueous systems |
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ES2152861B1 (es) * | 1998-10-23 | 2001-08-16 | Miret Lab | Composicion biocida-fungicida y procedimiento para su obtencion. |
GB9823247D0 (en) * | 1998-10-24 | 1998-12-16 | Ciba Geigy Ag | A process for the control of microbial contamination in water-based solids suspensions |
US20040247626A1 (en) * | 2001-10-16 | 2004-12-09 | Carsten Berg | Stable aqueous dispersion of 1, 2-benzisothiazoline-3-one (bit) |
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ZA200900482B (en) * | 2006-07-25 | 2010-05-26 | Down Global Technologies Inc | Stable, low voc, low viscous biocidal formulations and methods of making such formulations |
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WO2008148855A1 (de) * | 2007-06-05 | 2008-12-11 | Thor Gmbh | Biozidzusammensetzung enthaltend glutaraldehyd und mindestens ein isothiazolinon |
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EP2531034A4 (en) * | 2010-01-07 | 2013-08-21 | Isp Investments Inc | BIOCIDAL COMPOSITIONS FREE OF VOLATILE, MISCIBLE OR DISPERSIBLE ORGANIC COMPOUNDS IN WATER, CAPABLE OF MORE EFFICIENTLY INHIBITING NEGATIVE GRAM BACTERIAL STRAINS, AND PROCESS FOR THEIR PREPARATION |
JP6040381B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2016-12-07 | 株式会社片山化学工業研究所 | 高炉水砕スラグの固結防止方法およびそれに用いる固結防止剤の水溶液 |
EP3614839A4 (en) * | 2017-04-27 | 2020-12-16 | Dow Global Technologies LLC | STABLE BIOCIDAL COMPOSITIONS |
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-
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