JPS60234860A

JPS60234860A - 熱転写プリンタ

Info

Publication number: JPS60234860A
Application number: JP9141184A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Ogawa; 博士小川; Tomoji Kitagishi; 北岸　外茂治; Akiyoshi Hakoyama; 箱山　明義; Akira Sasaki; 暁佐々木
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-05-08
Filing date: 1984-05-08
Publication date: 1985-11-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は熱転写プリンタに係シ、特にヘッドをワンタッ
チで着脱可能とするとともに、印字文字の傾きを簡単に
調整可能なヘッド取付構造に関する。

〔発明の背景〕

従来の熱転写プリンタのヘッド取付機構は、実用新案公
報、昭５５−１４５２１に記載されているように、ヘッ
ドをヘッド取付板にネジ等で固定した例が多く知られて
いる。

この構造では容易にヘッドを交換できないだけでなく、
生産過程においても、印字品質の大きな要素である印字
文字の傾き調整も容易に行なうことが出来ないという問
題を有して−た。

〔発明の目的〕

本発明の目的は印字ヘッドをワンタッチで着脱可能とす
るとともに、印字文字の傾きを容易に調整可能なヘッド
取付機構を有するプリンタを提供することにある。

〔発明の概要〕

プラテンとヘッドのへラドタッチ状態においてはプラテ
ンは弾性によシたわむため、高さ方向の印字可能範囲は
２〜３簡という大きな範囲で余裕が取れる。そこで印字
文字の傾きを高さの変化によシ調整出来ることに着目し
、ヘッド取付面上で取付板を回転させ、傾きを調整可能
とした。

更にヘッドとヘッド取付板においては両者の接触面及び
ヘッドの側端面が、取付挿入操作において、平行移動す
ることに着目し、両者に突起及び穴を設は位置決め、更
に取付固定を行なうようにした。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図に基づき説明する。

第１図に熱転写プリンタの外観図を示す。

側板（１）ｌと側板（２）２間には軸（１）４が固定さ
れている。側板（１）１と側板（２）２間にはリアスチ
ー２３とフロントステー２４が連結され、フレームを構
成している。

又、軸（１）４上を摺動可能にキャリッジ５が配置され
、キャリクジ５上には、リボンカセット７及びサーマル
ヘッド１５が搭載され、前記リボンカセット７内には、
インクリボン１６が収納されている。

キャリッジ５はキャリッジモータ８によりタイミングベ
ルト１０を介して、図上では左右方向に移動可能な構成
としている。

ラインフィードモータ１１はプラテン１８の軸に締結さ
れたギヤ（１）１２に駆動力を伝達し、紙１４を送る。

又プラテンノブ１３を手で廻しても同様に紙送り可能で
ある。１９は紙ガイドである。

リリースレバー２０を前後方向に移動させることにより
、軸３に摺動可能罠配置された紙押えローラ１７ｔ−印
字媒体Ｃ以下紙という）に押付けたシ、紙面から離した
シするリリース機構となっている。（構造詳細は後述す
る。）ホームポジションセンサ６は印字開始位置を設定するた
めのセンサ。

フレキシブルキパン９はサーマルヘラ）’１５等に通電
させるための導体である。

キャリッジモータ８、ラインフィードモータ１１、ホー
ムポジションセンサ６、サーマルヘッド１５等は制御器
２１で、制御されているものである。

プラテンカバー２２はプラテン１９を被い、紙の挿入ガ
イドを兼ねる。

第２図は本発明に係るヘッド取付機溝のプラテン１８と
の相対位置説明図である。

サーマルヘッド１５の裏面部はアルミ製のヒートシンク
３０により作られ、接着により一体化されている。

コネクタ３１はフレキシブルキパン９と直結し、電気的
に接続している。

第３．４図においてヘッド取付板（１）３２、ヘッド取
付板（２）３３はキャリッジ５の軸受部３４に側面より
挿入した後、両者を重ねコネクタ３１の取付ネジ３５に
よシ一体に固定されている。

印字用発熱抵抗体３６を有するサーマルヘッド１５は裏
面のアルミ部に複数の突起３７を有し、ヘッド取付板（
１）３２にはこの突起３７に対応して穴３８を有する。

更にサーマルヘッド１５の側面３９に摺動し、挿入位置
決め用ガイドを兼ねるガイド突起４０を複数個を有する
。

サーマルヘッド１５は側面３９をガイド突起４０により
案内されながらコネクタ接栓部４１に挿入される。コネ
クタ接栓部４１はバネ性を有すルタめ、サーマルヘッド
１５はヘッド取付板（１）３２に対して若干前に倒れた
状態で進行し、サーマルヘッド１５の突起３７とヘッド
取付板（１）３２の穴３８が嵌合した位置でコネクタ接
栓部４１のバネ力により、サーマルヘッド１５はヘッド
取付板（１）３２に密着し、上下および横方向のガタが
なく、規定の位置に強固に固定される。

サーマルヘッド１５を交換する場合、ヘッド取付板（１
）３２に対して、前方向にサーマルヘッドを倒して、突
起３７と穴３８の嵌合を外してから、上方向に引抜くこ
とによシ容易に、サーマルヘッド１５を分離することが
出来る。

サーマルヘッド１５のヒートシンク３０はアルミ族であ
り、プレス型にて上記突起３７は高精度に製作出来る。

またサーマルヘッド１５の心臓部である印字用の発熱抵
抗体３６を有するセラミックをヒートシンク３０に接着
する場合に、上記突起３７を基準として、位置合せする
ことにより、発熱抵抗体３６と突起３７の位置関係を高
精度に製作出来る。

ヘッド取付板（１）３２においては印字位置を決めてい
る穴３８が高精度にプレス成形されている。

この穴３８に前記突起３７が嵌合するため、印字位置が
正確に決まるという効果がある。

本実施例において、突起３７を穴とし、穴３８を突起と
して実施しても、同様の効果が達成出来る。

以上の構成においては高さ方向の印字精度は極めて正確
に得られるとともに、第１図に示すようにプラテン１８
と、サーマルヘッド１５のへラドタッチ状態においてプ
ラテン１８は弾性によシたわみ、広範囲の平面部が得ら
れるため、高さ方向の印字可能範囲は広くなシ余裕がと
れる。

ところが、印字文字の傾き精度においては角度で１度以
下の値を対象とするため、構成部品の公差集積により、
最悪条件が重なると許容範囲を外れるものも生じて来る
。

そこで第５，６図においてヘッド取付板（２）３３に突
起４２をヘッド取付板（１）３２に突起４２が移動出来
る範囲の穴４３を設ける。尚ネジ穴４４は穴４５及びコ
ネクタ３１を介してネジ３５によシネジ締固定される。

ここに印字媒体（以下紙という）に対して、印字用の発
熱抵抗体３６の角度がθだけ傾いた場合は第７図に示す
様に印字文字がθだけ傾いて印字される。

この場合は第６図忙示すようにネジ３５を緩めヘッド取
付板（１）３２とヘッド取付板（２）３３とをサーマル
ヘッド１５の取付面上で角度θだけ回動させ傾き角度を
調整する。この場合の高さ方向の印字位置変化量は極め
て小さく、許容範囲内のため問題は無い。

調整後は第８図の如く傾きも無く印字を高品質に保つこ
とが出来る。

以上によシ、印字品質が良好で、ヘッド交換がワンタッ
チで可能な実用効果の高いプリンタを提供可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば（１）サーマル−＼ラド３０が容易でかつ、正しい位置
に着脱可能でおるため、ユーザーのヘッドメンテナンス
性が向上出来る。

（２）生産工程において印字文字の傾き調整が容易に行
えるため、高印字品質が確保出来るとともに、生産性の
良いプリンタとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は熱転写プリンタ外観図、第２図はヘッド取付機
構のプラテンとの相対位置説明図、第３図はヘッド取付
機構、キャリッジ斜視図、第４図はサーマルヘッドとヘ
ッド取付説明図（斜視図）、第５図はサーマルヘッドと
ヘッド取付状態図（傾き状態図）、第６図はサーマルヘ
ッドとヘッド取付説明図（傾き調整図）、第７図は印字
文字傾き状態図、第８図は正常印字文字を示す。１・・・側板（１）、２・・・側板（２）、３・・・軸
、４・・・軸（１）、５・・・キャリッジ、６・・・ホ
ームポジションセンサ、７・・・リボンカセット、８・
・・キャリッジモータ、９・・・フレキ／プルキバン、
１０・・・タイミングベルト、１１・・・ラインフィー
ドモーフ、１２・・・ギヤ（１）、１３・・・プラテン
ノブ、１４・・・紙、１５・・・サーマルヘッド、１６
・・・インクリボン、１７・・・紙押えローラ、１８・
・・プラテン、１９・・・紙ガイド、２０・・・すＩＪ
−スＬ／バー、２１・・・制御器、２２・・・プラテン
カバー、２３・・・リアスチー、２４・・・フロントス
テー、３０・・・ヒートシンク、３１・・・コネクタ、
３２・・・ヘッド取付板（１）、３３・・・ヘッド取付
板（２）、３４・・・軸受部、３５・・・取付ネジ、３
６・・・発熱抵抗体、３７・・・突起、３８・・・穴、
３９・・・側面、４０・・・ガイド突起、４１・・・コ
ネクタ接栓部、４２・・・突起、４３・・・穴、４４・
・・ネジ穴、４５・・・穴。箸　ｌ　図パ　１２　図 γ４！２１

Claims

【特許請求の範囲】１、インクリボンとインクリボンを収納するリボンカセ
ットと、印字を行なうサーマルヘッドと、サーマルヘッ
ドとリボンカセットを移動するキャリッジと、印字動作
を制御せしめる制御器を有するプリンタにおいて、ヘッ
ド取付板をヘッド取付面上において回動可能としたこと
を特徴とするプリンタ。２、特許請求の範囲第１項において、ヘッド取付板をヘ
ッド取付面上で上下に重ね、ヘッドコネクタ取付用のネ
ジで両者を固定する様にしたことを特徴とするプリンタ
。３、％許請求の範囲第１項において、ヘッド取付−板に
複数の穴を設け、またヘッド側にこれらに対応する位置
に突起を設は両者を嵌合位置決めする様に構成したこと
を特徴とするプリンタ。４、％許請求の範囲第１項において、ヘッド取付板にヘ
ッド挿入ガイド用の突起を複数個設け、ヘッドの側面を
摺動ガイドする様に構成したことを特徴とするプリンタ
。５、特許請求の範囲第１項において、２枚のヘッド取付
板をキャリッジ摺動軸に対し平行に゛移動させ、前記軸
の同軸上を回動可能忙構成した屹とを特徴とするプリン
タ。