JP2867449B2 - アドレス変換機能を有したマイクロプロセッサ - Google Patents

アドレス変換機能を有したマイクロプロセッサ

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JP2867449B2
JP2867449B2 JP1212270A JP21227089A JP2867449B2 JP 2867449 B2 JP2867449 B2 JP 2867449B2 JP 1212270 A JP1212270 A JP 1212270A JP 21227089 A JP21227089 A JP 21227089A JP 2867449 B2 JP2867449 B2 JP 2867449B2
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明 桑田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロプロセッサに関し、特にアドレス
変換機能を有するマイクロプロセッサに関する。
〔従来の技術〕
一般に、マイクロプロセッサ(以下、CPUと称す)が
生成するアドレスのビット長は、個々のCPUによって異
なる。例えば、日本電気のμPD70116は、アドレス計算
により1Mバイト、すなわち20ビット長の論理アドレスを
生成する。このμPD70116とソフトウェアの互換性を保
ちながらアドレス空間を拡張する方法の1つとして、ア
ドレス変換方式がある。第5図を用いてアドレス変換方
式の一例を説明する。
アドレス計算によって変換前の20ビット長アドレスが
生成され、そのうち、上位6ビットをアドレス変換部10
1に入力する。アドレス変換部101は、64個の10ビット長
変換レジスタから構成されており、入力された6ビット
の変換前アドレスに対応して1個10ビット長レジスタを
選択する。アドレス変換部101で選択された10ビット長
アドレスを上位アドレス、変換前アドレス13−0の14ビ
ットをそのまま下位アドレスとし、24ビット長の拡張ア
ドレスを生成する。
また、第6図に示すように、64個の変換レジスタはI/
O領域のFFOO(H)−FF7E(H)にマッピングされてお
り、I/O命令によってリード/ライト可能である。
しかしながら、前記アドレス変換方式では、DMAコン
トローラなどの外部バスマスタが生成したアドレスを拡
張アドレスに変換することはできない。外部バスマスタ
が生成するアドレスを変換するためには、CPUの外部に
もCPU内蔵のアドレス変換部と同機能を有したアドレス
変換部を持つ必要がある。第7図に外部バスマスタとし
てDMAコントローラを接続した場合のシステム構成例を
示す。
300はCPU、101はCPU内蔵のアドレス変換部、103はDMA
コントローラ、104はDMAアドレスバス13−0の同期化回
路、301はCPU外部のアドレス変換部である。
第8図のタイミングチャートを用いて第7図の動作を
説明する。
まず、CPU300がバスサイクルを起動すると、SYSTEMア
ドレスバス13−0にはCPUアドレスバス13−0がそのま
ま出力され、SYSTEMアドレスバス23−14にはアドレス変
換部101によって変換されたCPUアドレスバス23−14が出
力される。
次に、CPUバスサイクル中に、DMAコントローラ103が
バス要求信号であるHLDRQをアクティブにすると、CPUバ
スサイクル完了後に、CPU300はバス解放信号であるHLDA
Kをアクティブにし、DMAコントローラにバスの使用権を
明渡す。同時に、CPU300はアドレスバス、データバス等
をハイインピーダンス状態にする。DMAコントローラ103
はバスの使用権を得ると、DMAバスサイクルを起動し、
アドレスおよび制御信号を出力する。DMAコントローラ1
03が出力するアドレスのうち、DMAアドレスバス19−14
はアドレス変換部301に入力され、拡張アドレスに変換
されてSYSTEMアドレスバス23−14に出力する。ここで、
アドレス変換部は変換に時間を要するため、SYSTEMアド
レスバスへの出力タイミングは、DMAアドレスの出力タ
イミングよりも若干遅れる。そのため、DMAアドレスバ
ス13−0は、同期化回路104によりSYSTEMアドレスバス2
3−14に同期化してSYSTEMアドレスバス13−0に出力す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来例のようなマイクロプロセッサでは、DMA
コントローラ等のバスマスタが出力するアドレスを変換
できないため、CPUが内蔵しているアドレス変換部と同
機能のアドレス変換機能が外部に必要になり、マイクロ
プロセッサシステムの部品点数が増大してしまうという
欠点を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のアドレス変換機能を有したマイクロプロセッ
サの構成は、アドレス計算によって生成された論理アド
レスを物理アドレスに変換するアドレス変換手段を備え
たマイクロプロセッサにおいて、外部のバス・マスタが
生成する外部アドレスを入力する入力手段と、前記アド
レス計算によって生成された論理アドレスと前記入力手
段により得られた外部アドレスとをバス使用権の明渡し
を示すバス解放信号により選択して前記アドレス変換手
段へ出力する選択手段とを有し、前記バス使用権を有し
ている間はアドレス計算によって生成された論理アドレ
スを物理アドレスに変換し、前記バス使用権を明渡して
いる間は前記入力手段により得られた外部アドレスを物
理アドレスに変換することを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施例を、第1図と第3図のタイミン
グ図を用いて説明する。
第1図において、100は本発明のマイクロプロセッサ
(以下、CPUと称す)、101はCPU内蔵のアドレス変換
部、102はCPUアドレスバス19−14とDMAアドレスバス19
−14との入力の切換えを行なうマルチプレクサ(以下、
MPXと称す)、103はDMAコントローラ、104はDMAアドレ
スバス13−0の同期化回路である。
第3図のタイミングチャートを用いて第1図の動作を
説明する。
まず、CPU100がバスサイクルを起動すると、SYSTEMア
ドレスバス13−0にはCPUアドレスバス13−0がそのま
ま出力される。MPX102は、バス解放信号であるHLDAKが
ロウレベル(インアクティブ)のため、CPUアドレスバ
ス19−14をアドレス変換部101の入力として選択する。
アドレス変換部101は、入力したCPUアドレスバス19−14
をCPUアドレスバス23−14に変換してSYSTEMアドレスバ
ス23−14に出力する。
次に、CPUバスサイクル中に、DMAコントローラ103が
バス要求信号であるHLDRQをハイレベル(アクティブ)
にすると、CPUバスサイクル完了後に、CPU100はHLDAKを
ハイレベル(アクティブ)にする。同時に、DMAコント
ローラ103にバスの使用権明渡し、アドレスバス、デー
タバス等をハイインピーダンス状態にする。DMAコント
ローラ103はバスの使用権を得ると、DMAバスサイクルを
起動し、アドレスおよび制御信号を出力する。DMAコン
トローラ103が出力するアドレスのうち、DMAアドレスバ
ス19−14は、CPUの入力端子105よりMPX102に入力され
る。ここで、HLDAKがハイレベル(アクティブ)のた
め、MPX102は、DMAアドレスバス19−14をアドレス変換
部101の入力として選択する。アドレス変換部101は、入
力したDMAアドレスバス19−14を拡張アドレスに変換し
てCPUアドレスバス23−14に出力する。アドレス変換部
は、変換に時間を要するため、SYSTEMアドレスバスへの
出力タイミングは、DMAアドレスの出力タイミングより
も若干遅れる。そのため、DMAアドレスバス13−0は、
同期化回路104によりSYSTEMアドレスバス23−14に同期
化してSYSTEMアドレスバス13−0に出力する。
次に、本発明の第2の実施例を第2図と第4図のタイ
ミング図を用いて説明する。
第2図において、200は本発明のマイクロプロセッ
サ、101はCPU内蔵のアドレス変換部、102はCPUアドレス
バス19−14とDMAアドレスバス19−14との入力の切換え
を行なうマルチプレクサ(MPX)、103はDMAコントロー
ラ、104はDMAアドレスバス13−0の同期化回路、202はC
PUデータバスの入出力端子、201は入出力端子202をCPU
のデータバスとして使用するか、外部バスマスタからの
アドレス入力端子として使用するかを切換えるマルチプ
レクサである。また、203,204はバッファである。
第1の実施例との相違点は、外部バスマスタからのア
ドレス入力をデータバスの端子を用いることにより、端
子数の削減を計っている点である。
第4図のタイミングチャートを用いて第2図の動作を
説明する。
まず、CPU200がバスサイクルを起動すると、SYSTEMア
ドレスバス13−0には、CPUアドレスバス13−0がその
まま出力される。MPX102は、バス解放信号であるHLDAK
がロウレベル(インアクティブ)のため、CPUアドレス
バス19−14をアドレス変換部101の入力として選択す
る。アドレス変換部101は、入力したCPUアドレスバス19
−14を拡張アドレスに変換してCPUアドレスバス23−14
に出力する。なお、第4図では、CPUサイクルをライト
サイクルと仮定しており、CPUバスサイクルは、ライト
データの出力完了時点、すなわち、CPUデータバスがハ
イインピーダンスになった時点で完了する。
次に、CPUバスサイクル中に、DMAコントローラ103が
バス要求信号であるHLDRQをハイレベル(アクティブ)
にすると、CPUバスサイクル完了後に、CPU200はHLDAKを
ハイレベル(アクティブ)にし、DMAコントローラ103に
バスの使用権を明渡す。同時に、アドレスバス、データ
バス等をハイインピーダンス状態にする。DMAコントロ
ーラ103はバスの使用権を得ると、DMAバスサイクルを起
動し、アドレスおよび制御信号を出力する。203,204は
バッファであり、HLDAKがロウレベル(インアクティ
ブ)ならば、CPUデータバス5−0はSYSTEMデータバス
5−0と接続状態にあり、ハイレベル(アクティブ)な
らば、CPUデータバス5−0はDMAアドレスバス19−14と
接続状態にある。DMAバスサイクル中はHLDAKがハイレベ
ル(アクティブ)であるため、DMAコントローラ103が出
力するアドレスのうち、DMAアドレスバス19−14は、CPU
データバス端子202よりマルチプレクサ201に入力され
る。また、マルチプレクサ201は、CPUデータバス202か
ら入力したDMAアドレスバス19−14をMPX102へ出力す
る。ここで、HLDAKがハイレベルのため、MPX102は、DMA
アドレスバス19−14をアドレス変換部101の入力として
選択する。アドレス変換部101は、入力したDMAアドレス
バス19−14を拡張アドレスに変換してCPUアドレスバス2
3−14に出力する。アドレス変換部は、変換に時間を要
するため、SYSTEMアドレスバスへの出力タイミングは、
DMAアドレスの出力タイミングよりも若干遅れる。その
ため、DMAアドレスバス13−0は、同期化回路104により
SYSTEMアドレスバス23−14に同期化してSYSTEMアドレス
バス13−0に出力する。
〔発明の効果〕
従来、アドレス変換機能を有するマイクロプロセッサ
おいて、DMAコントローラ等のバスマスタが出力するア
ドレスを変換できないため、CPUが内蔵しているアドレ
ス変換部と同機能のアドレス変換機能が外部に必要にな
り、マイクロプロセッサシステムの部品点数が増大して
しまうという欠点を有していた。
マイクロプロセッサ・システムにおいて、DMAコント
ローラ等の外部バスマスタを使用する場合が多く、CPU
がアドレス変換機能により、アドレス拡張する場合には
外部バスマスタの出力するアドレスも拡張する必要があ
る。
以上説明したように本発明は、外部バスマスタが出力
するアドレスをCPUに内蔵しているアドレス変換機能を
使用して変換することによって、マイクロプロセッサシ
ステムの部品点数を削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は及び第2図は本発明の第1及び第2の実施例の
構成を示す図、第3図及び第4図は第1及び第2の実施
例のタイミングを示す図、第5図及び第6図はアドレス
変換方式を説明するための図、第7図は従来例の構成を
示す図、第8図は従来例のタイミングを示す図面であ
る。 100,200,300……マイクロプロセッサ、101……CPU内蔵
のアドレス変換部、102,201……マルチプレクサ、103…
…DMAコントローラ、104……同期化回路、202……CPUデ
ータバス5−0、203,204……バッファ、301……CPU外
部のアドレス変換部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス計算によって生成された論理アド
    レスを物理アドレスに変換するアドレス変換手段を備え
    たマイクロプロセッサにおいて、外部のバス・マスタが
    生成する外部アドレスを入力する入力手段と、前記アド
    レス計算によって生成された論理アドレスと前記入力手
    段により得られた外部アドレスとをバス使用権の明渡し
    を示すバス解放信号により選択して前記アドレス変換手
    段へ出力する選択手段とを有し、前記バス使用権を有し
    ている間はアドレス計算によって生成された論理アドレ
    スを物理アドレスに変換し、前記バス使用権を明渡して
    いる間は前記入力手段により得られた外部アドレスを物
    理アドレスに変換することを特徴とするアドレス変換機
    能を有したマイクロプロセッサ。
JP1212270A 1989-08-18 1989-08-18 アドレス変換機能を有したマイクロプロセッサ Expired - Lifetime JP2867449B2 (ja)

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