JPH06332851A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH06332851A
JPH06332851A JP14572593A JP14572593A JPH06332851A JP H06332851 A JPH06332851 A JP H06332851A JP 14572593 A JP14572593 A JP 14572593A JP 14572593 A JP14572593 A JP 14572593A JP H06332851 A JPH06332851 A JP H06332851A
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JP14572593A
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English (en)
Inventor
Yukio Hiruta
幸男 蛭田
Masahiro Jinushi
匡宏 地主
Mitsuhiro Matsumoto
光洋 松本
Toshiaki Ohashi
俊明 大橋
Masashi Takeuchi
政志 竹内
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相対的なアドレス指定や不連続なアドレスに
対する転送を可能とするデータ転送方式を提供すること
にある。 【構成】 (1)はアドレス情報とデータ情報が共通バ
ス上にマルチプレクスされて出てくる場合のタイミング
チャートであり、1回のデータ転送シーケンスは6サイ
クルに分かれており、データ転送対象デバイスの基準ア
ドレスを示す基準アドレス情報1を与えるサイクルと、
データ転送対象デバイスのアドレスの前記基準アドレス
情報1との相対値を示す相対アドレス情報3を与えるサ
イクルと、転送対象テバイスに入出力される4つのデー
タ情報20,21,22,23を与える4つのサイクル
とで構成される。(2)はアドレスバスとデータバスが
独立している場合であり、データバスによって相対アド
レス情報3と4つのデータ情報20,21,22,23
が転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータのデータ入
出力制御デバイスと、データ入出力デバイスとの間のデ
ータ転送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ入出力デバイス間のデータ
転送は、特開昭62−32560号に記載のように、デ
ータ転送制御情報の他に、図2に示すように基準アドレ
ス情報1とデータ情報2を与える方式であった。また、
モトローラ社のMC68040 USER’S MAN
UALには、図3に示すようにデータ転送制御情報の他
に、1つの基準アドレス情報1と複数(4つ)のデータ
情報2とを与えることによって、1回のデータ転送シー
ケンスでデータバス幅より大きいバイト数のデータ情報
を転送できる転送(Line Transfer)方式
が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、1
回のデータ転送シーケンスで図4に示すような連続した
アドレス空間でのみ転送が可能であり、図5に示すよう
な不連続なアドレスに対する転送はできないので、この
ような不連続なアドレスに対する転送は各データ情報に
対してそれぞれ独立にデータ転送シーケンスを行わなけ
ればならず、複数回のデータ転送シーケンスが必要とな
り時間がかかった。本発明の目的は、上述のような問題
点を解消するため、相対的なアドレス指定や不連続なア
ドレスに対する転送を可能とするデータ転送方式を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】少なくとも1つのマスタ
デバイスと、マスタデバイスとバス接続されたスレーブ
デバイスコントロール部を有する少なくとも1つのスレ
ーブデバイスとの間で1つ以上の連続したデータ情報を
転送するデータ転送方式において、マスタデバイスは、
データ転送制御情報と、スレーブデバイスにおける基準
アドレスを示す基準アドレス情報と、スレーブデバイス
におけるアドレスの前記基準アドレスとの相対値を示す
相対アドレス情報をスレーブデバイスコントロール部に
送出し、スレーブデバイスコントロール部は、基準アド
レス情報と相対アドレス情報に基づき、マスタデバイス
からスレーブデバイスへ又はスレーブデバイスからマス
タデバイスに転送される転送データのスレーブデバイス
におけるアドレスを指定し、前記データ転送制御情報に
基づきスレーブデバイスに対する転送データの書き込
み、読み出しを制御するようにしている。また、前記相
対アドレス情報は、複数の転送データの数に分割され、
該分割された情報は各転送データに対応するアドレスの
前記基準アドレスとの相対値からなるようにしている。
また、前記相対アドレス情報を複数個設け、該各相対ア
ドレス情報は複数の転送データの数に分割され、該分割
された情報は各転送データに対応するアドレスの前記基
準アドレスとの相対値からなるようにしている。さら
に、前記バスにDMAコントローラを接続し、該DMA
コントローラは、マスタデバイスから予めDMA用基準
アドレス情報とDMA用相対アドレス情報を設定され、
マスタデバイスからDMA転送要求を受けたとき、該D
MA転送要求で指定された2つのスレーブデバイスコン
トロール部を有するスレーブデバイス間で前記DMA用
基準アドレス情報とDMA用相対アドレス情報に基づき
データ転送を行なうようにしている。
【0005】
【作用】本発明によればデータ転送要求時に、基準アド
レス情報に加え、相対アドレス情報を与えることによっ
て、相対的なアドレス指定によるデータ転送が可能にな
り、データ転送要求デバイスに絶対アドレス算出の手段
を持つ必要がなくなる。また、複数のデータ情報を与え
る転送で、この相対アドレス情報を各データ情報ごとに
与えることにより、1回のデータ転送シーケンスで不連
続なアドレスに対する転送が可能になり、データ転送を
高速にできる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例(第1の実施例)のデー
タ転送のタイミングチャートである。本実施例は4つの
データ情報2を1回のデータ転送シーケンスで転送する
場合の例である。
【0007】図1の(1)はアドレス情報とデータ情報
が共通バス上にマルチプレクスされて出てくる場合のタ
イミングチャートである。1回のデータ転送シーケンス
は6サイクルに分かれており、データ転送対象デバイス
の基準アドレスを示す基準アドレス情報1を与えるサイ
クルと、データ転送対象デバイスのアドレスの前記基準
アドレス情報1との相対値を示す相対アドレス情報3を
与えるサイクルと、転送対象テバイスに入出力される4
つのデータ情報20,21,22,23を与える4つの
サイクルとで構成される。図1の(1)の例では基準ア
ドレス情報1の後に相対アドレス情報3のサイクルがあ
るが、相対アドレス情報3が基準アドレス情報1より先
にくるサイクル構成の方式も考えられる。
【0008】図1の(2)はアドレスバスとデータバス
が独立している場合のタイミングチャートである。1回
のデータ転送シーケンスは5サイクルに分かれており、
データ転送対象デバイスの基準アドレスを示す基準アド
レス情報1との相対値を示す相対アドレス情報3を与え
るサイクルと、転送対象テバイスに入出力される4つの
データ情報20,21,22,23とを与える4つのサ
イクルで構成される。データバスでは、これらの各サイ
クルでそれぞれ相対アドレス情報3,データ情報20,
21,22,23が有効となる。アドレスバスでは、デ
ータ転送シーケンス中(この5サイクルの間)データ転
送対象デバイスの基準アドレスを示す基準アドレス情報
1が有効となっている。図1の(2)の例では相対アド
レス情報3はデータバス上に現れるようになっている
が、アドレスバス上に現れるようにする方式も考えられ
る。
【0009】相対アドレス情報3は、情報内部で同じビ
ット長に4分割されており、それぞれが4つのデータ情
報20,21,22,23の相対アドレス情報を示す。
これらの相対アドレス情報は、図5に示すような基準ア
ドレス情報1に対する各データ情報のアドレスの相対値
情報であり、図5のデータの様にその絶対アドレスが
相対アドレスの基準点となる基準アドレス情報1の値よ
り小さいとき(相対アドレス値が負の値)の指定も可能
なように、その相対アドレス値は2の補数表示とする。
【0010】図6は本実施例図1の(2)のデータ転送
方式を用いた装置の構成例である。図6中、4はデータ
転送を要求するCPUなどのマスタデバイス、5はデー
タ転送要求を受けてデータ情報の入出力を行うメモリな
どのスレーブデバイスである。データ転送はマスタデバ
イス4とスレーブデバイス5の間で行なわれる。6はデ
ータ転送要求の各種信号を入力して、スレーブデバイス
5のデータ情報の出力,入力を制御するスレーブデバイ
スコントロール部である。また、スレーブデバイスコン
トロール部6は、マスタデバイス4からのデータ転送制
御情報から各制御信号を作るコントローラ61と、相対
アドレス情報3を一時的に保持する相対アドレスレジス
タ62と、相対アドレスレジスタ62から使用する相対
アドレス情報を出力する相対アドレスセレクタ63と、
相対アドレスセレクタ63の出力と基準アドレス情報1
とを加算する加算器64とから成る。
【0011】マスタデバイス4は、バスを通じて接続さ
れているスレーブデバイス5に、データ情報の入出力の
要求をするため図1の(2)に示したタイミングで基準
アドレス情報1、相対アドレス情報3、データ情報2
0,21,22,23を出力する(データ情報はライト
転送の時はマスタデバイス4からスレーブデバイス5へ
出力し、リード転送の時はスレーブデバイス5からマス
タデバイス4へ入力する)と同時に、データ転送制御情
報である転送モード71や、リードクロック72や、ラ
イトクロック73を出力する。転送モード71は、デー
タ転送のデータ情報のバイトサイズや相対アドレス情報
3が付加されているかなどを示す。リードクロック72
は、スレーブデバイス5にデータ出力を要求するときに
出力されるクロックであり、ライトクロック73は、ス
レーブデバイス5にデータ入力を要求するときに出力さ
れるクロックである。
【0012】マスタデバイス4からのデータ転送要求
は、スレーブテバイスコントロール部6に入力され、コ
ントローラ61で転送モード71をチェックする。転送
モード71が相対アドレス情報3未付加転送であること
を示していれば、相対アドレスセレクタ63に値0をセ
レクトさせ、マスタデバイス4の出力する基準アドレス
情報1が、そのままスレーブデバイス5に転送対象アド
レスとして与えられ、リードクロック72,ライトクロ
ック73の状態によって、コントローラ61からリード
イネーブル76又はライトイネーブル77が、スレーブ
デバイス5に与えられる。スレーブデバイス5は、リー
ドイネーブル76又はライトイネーブル77が与えられ
ると、そのとき与えられている転送対象アドレス(ここ
では、マスタデバイス4の出力する基準アドレス情報1
と同じ)のデータ情報の出力又は入力を行う。
【0013】転送モード71が相対アドレス情報3付加
転送であることを示していれば、コントローラ61は、
リードクロック72,ライトクロック73の状態をチェ
ックする。リードクロック72又はライトクロック73
が、データバスに相対アドレス情報3が出力されている
ことを示すサイクルでは、コントローラ61から相対ア
ドレスラッチイネーブル74が出力され、そのデータが
相対アドレスレジスタ62に一時保存される。その後の
各データ情報サイクルでは、コントローラ61からその
データ情報に合う相対アドレスセレクト75が出力さ
れ、相対アドレスセレクタ63でそのデータ情報に対応
する相対アドレス情報が選択出力され、加算器64でマ
スタデバイス4の出力する基準アドレス情報1と加算さ
れて、転送対象アドレスとしてスレーブデバイス5に与
えられる。マスタデバイス4より出力される相対アドレ
ス情報3は前記したように、それぞれの相対アドレス値
が2の補数表示となっているが、それぞれの情報のビッ
ト長(データ長)は相対アドレス情報3を4分割してい
るので、基準アドレス情報1に比べて短い。このため転
送対象アドレス作成のための基準アドレス情報1と相対
アドレス値との加算演算は、相対アドレス値のビット長
が基準アドレス情報1のビット長と同じになるように、
相対アドレス値の最上位ビット値と同じ値(1なら1,
0なら0)を図9に示すように、それ以上のすべてのビ
ットに設定して(例えば基準アドレス情報1のビット長
が16ビットで、各データ情報についての相対アドレス
情報のビット長が4ビットの時、相対アドレス情報が1
011bつまり−5なら11111111111110
11bとし、0101bつまり+5なら0000000
000000101bとする。なお、‘b’はビット信
号であることを示す。)行う。また、各データ転送サイ
クルでは、コントローラ61からリードクロック72又
はライトクロック73の状態に対応するリードイネーブ
ル76又はライトイネーブル77が、スレーブデバイス
5に出力される。スレーブデバイス5は、相対アドレス
情報3未付加転送のときと同様に、リードイネーブル7
6又はライトイネーブル77が与えられると、そのとき
与えられている転送対象アドレス(ここでは、基準アド
レス情報1に各データ情報に対応した相対アドレス情報
が加算された値)のデータ情報の出力又は入力を行う。
本実施例では4つのデータ情報2を1回のデータ転送シ
ーケンスで転送する転送方式となっているが、1つのデ
ータ情報2を転送する転送方式でも同様の装置構成で制
御できる。
【0014】一方、1回のデータ転送シーケンスのデー
タ情報2の個数が本実施例よりも多い場合など、1つの
相対アドレス情報3では全てのデータ情報についての相
対アドレス情報を与えることができない場合も想定でき
る。このような場合、相対アドレス情報3を複数個にし
た方式で対応できる。以下、1回のデータ転送シーケン
スで2つの相対アドレス情報3を与えるデータ転送方式
について、第2の実施例として説明する。
【0015】図7は本発明の第2の実施例のデータ転送
のタイミングチャートである。本実施例はアドレス情報
とデータ情報が共通バス上にマルチプレクスされて出て
くる場合の例であり、1回のデータ転送シーケンスで複
数個の相対アドレス情報3と複数個のデータ情報2を与
える場合の例である。図7中、ライトクロック73,リ
ードクロック72,転送モード71,バス70がデータ
転送方式の本実施例を示す信号であり、それ以外の信号
は、図8に示す本実施例のデータ転送方式を用いた装置
構成の動作を説明するためのものである。1回のデータ
転送シーケンスは1つの基準アドレス情報1を与えるサ
イクルと、複数個(本例では2つ)の相対アドレス情報
3を与える複数個(本例では2つ)のサイクルと、複数
個(本例では8つ)のデータ情報2を与える複数個(本
例では8つ)のサイクルで構成される。複数個のデータ
情報2のそれぞれのデータ情報についての相対アドレス
情報は、決められたビット長になっており、それをつな
ぎ合わせて相対アドレス情報3とする。この相対アドレ
ス情報3を複数個に分割して与える。
【0016】図8は、本実施例のデータ転送方式を用い
た装置の構成例である。図8において、図6と同一回路
ブロック及び同一信号には同一符号を付してある。図
中、65は基準アドレス情報1を一時的に保持するアド
レスレジスタである。この装置は、第1の実施例の装置
(図6)のデータバスとアドレスバスを1つのバスにし
て、アドレスレジスタ65を追加し、相対アドレスレジ
スタ62を2つにしたもので、基本的な動作は第1の実
施例の装置と同じである。この装置の動作で第1の実施
例の装置と異なるのは、スレーブデバイス5へ与える転
送対象アドレスの作成処理である。その処理を以下に示
す。マスタデバイス4は、図7に示すようなデータ転送
要求をする。この転送要求はスレーブテバイスコントロ
ール部6に入力され、コントローラ61で転送モード7
1,リードクロック72,ライトクロック73の状態を
チェックする。基準アドレス情報1が出力されているサ
イクルでは、コントローラ61からアドレスラッチイネ
ーブル81が出力され、そのデータがアドレスレジスタ
65に一時保持される。相対アドレス情報3が出力され
る2つのサイクルでは、コントローラ61からそれぞれ
相対アドレスラッチイネーブル82,83が出力され、
それらのデータがそれぞれの相対アドレスレジスタ62
に一時保持される。その後の各データ情報サイクルで
は、コントローラ61からそのデータ情報に合う相対ア
ドレスセレクト75が出力され、相対アドレスセレクタ
63でそのデータ情報に対応する相対アドレス情報が選
択出力され、加算器64でアドレスレジスタ65の出力
する基準アドレス情報1と加算されて、転送対象アドレ
スとしてスレーブデバイス5に与えられる。
【0017】上記実施例では、マスタデバイス(CP
U)4とスレーブデバイス(メモリ)5間のデータ転送
について示したが、バスマスタがデータ転送のデータ入
出力デバイスとならないDMA転送も可能である。以
下、2つのスレーブデバイス間でデータを転送するDM
Aデータ転送方式について、第3の実施例として説明す
る。図10は、第3の実施例であるDMAデータ転送方
式を用いた装置の構成例である。図10において、図
6、図8と同一回路ブロックおよび同一信号には同一符
号を付してある。図中、9は、DMA用基準アドレス情
報を保持するDMA基準アドレスレジスタ91とDMA
用相対アドレス情報を保持するDMA相対アドレスレジ
スタ92およびDMA転送を制御するコマンド発生部9
0から成るDMAコントローラである。また、8はDM
A転送でマスタデバイスの代わりにデータ転送の対象と
なる第2のスレーブデバイス(I/Oデバイス)であ
る。
【0018】DMA転送を要求するデバイス(CPU4
など)は、予めDMA基準アドレスレジスタ91とDM
A相対アドレスレジスタ92にDMA用基準アドレス情
報とDMA相対アドレス情報を与えておき、DMAコン
トローラ9にDMA転送要求をする。DMAコントロー
ラ9は、DMA要求を受けるとバスリクエスト95を出
し、バスの制御権を要求すると共にバス制御権が与えら
れたことを示すバスアクノリッジ96が入力されるのを
待つ。バスアクノリッジ96が与えられると、DMA基
準アドレスレジスタ91とDMA相対アドレスレジスタ
92の情報を用いて、第1の実施例や第2の実施例のマ
スタデバイスと同様な動作を行ない、第1の実施例や第
2の実施例のスレーブデバイスに相当する第1のスレー
ブデバイス5にデータ情報の入出力を要求する。このと
き同時に、マスタデバイスの代わりにデータ転送の対象
となる第2のスレーブデバイス8にデータ情報の入出力
を要求するため、DMAアクノリッジ84を出力する。
第1のスレーブデバイス5および第1のスレーブデバイ
スコントロール部6は、第1の実施例や第2の実施例の
スレーブデバイスと同様の動作を行ない、データ情報を
入出力する。一方、第2のスレーブでバイス8はDMA
アクノリッジ84をチェックすることで、DMA転送対
象デバイスとなっているか判断し、対象となっている場
合は、さらに転送モード71、リードクロック72、ラ
イトクロック73の状態をチェックし、その状態にあっ
たデータ情報の入出力を行なう。
【0019】本実施例では、DMA用基準アドレス情報
とDMA相対アドレス情報をDMA基準アドレスレジス
タ91とDMA相対アドレスレジスタ92に与えること
によって、それらの情報をDMAコントローラ9に与え
ているが、それらの情報は既定値(固定値)としてDM
Aコントローラ9内にプログラムしておくようにしても
よい。
【0020】なお、ここで述べた実施例では相対アドレ
ス情報の相対アドレス値に2の補数表示を用いている
が、絶対値表示など整数を表現できる表現方法であれば
良い。このように、ここで述べた実施例のデータ転送方
式によれば、基準アドレス情報に加え、相対アドレス情
報を与えることができるので、相対的なアドレス指定に
よるデータ転送が可能になる。また、この相対アドレス
情報をデータ情報ごとに与えることができるので、1回
のデータ転送シーケンスで不連続なアドレスに対する転
送が可能になる。特に、表示メモリ(VRAM)やI/
Oデバイスなどへの高速なデータ転送が実現できる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、データ転送時に基準ア
ドレス情報に加え、相対アドレス情報を与えられるの
で、相対的なアドレス指定によるデータ転送が可能にな
り、また、1回のデータ転送シーケンスで不連続なアド
レスに対する転送が可能になり、より柔軟なアドレス指
定のデータ転送が行うことができ、データ転送の高速化
に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のデータ転送方式におけ
るデータ転送のタイミングチャートを示す図である。
【図2】従来のデータ転送方式におけるデータ転送のタ
イミングチャートを示す図である。
【図3】従来のデータ転送方式におけるデータ転送の他
のタイミングチャートを示す図である。
【図4】図3で示した従来のデータ転送方式においてア
クセスできる転送エリア例を示す図である。
【図5】本発明の実施例のデータ転送方式においてアク
セスできる転送エリア例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例のデータ転送方式を用い
た装置の構成を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例のデータ転送方式におけ
るデータ転送のタイミングチャートを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例のデータ転送方式を用い
た装置の構成を示す図である。
【図9】本発明の実施例の相対アドレス情報の2の補数
表示値のビット拡張処理の図解を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例であるDMAデータ転
送方式を用いた装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 基準アドレス情報 2 データ情報 3 相対アドレス情報 4 マスタデバイス(CPUなど) 5 スレーブデバイス(メモリなど) 6 スレーブデバイスコントロール部 8 I/Oデバイス 9 DMAコントローラ 61 コントローラ 62 相対アドレスレジスタ 63 相対アドレスセレクタ 64 加算器 65 アドレスレジスタ 70 バス 90 DMAコマンド発生部 91 DMA基準アドレスレジスタ 92 DMA相対アドレスレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 光洋 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 大橋 俊明 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 竹内 政志 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのマスタデバイスと、該
    マスタデバイスとバス接続されたスレーブデバイスコン
    トロール部を有する少なくとも1つのスレーブデバイス
    との間で1つ以上の連続したデータ情報を転送するデー
    タ転送方式において、 前記マスタデバイスは、データ転送制御情報と、前記ス
    レーブデバイスにおける基準アドレスを示す基準アドレ
    ス情報と、前記スレーブデバイスにおけるアドレスの前
    記基準アドレスとの相対値を示す相対アドレス情報を前
    記スレーブデバイスコントロール部に送出し、 前記スレーブデバイスコントロール部は、前記基準アド
    レス情報と相対アドレス情報に基づき、前記マスタデバ
    イスから前記スレーブデバイスへ又は前記スレーブデバ
    イスから前記マスタデバイスに転送される転送データの
    前記スレーブデバイスにおけるアドレスを指定し、前記
    データ転送制御情報に基づき前記スレーブデバイスに対
    する転送データの書き込み、読み出しを制御するように
    したことを特徴とするデータ転送方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ転送方式におい
    て、 前記相対アドレス情報は前記複数の転送データの数に分
    割され、該分割された情報は各転送データに対応するア
    ドレスの前記基準アドレスとの相対値からなることを特
    徴とするデータ転送方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ転送方式におい
    て、 前記相対アドレス情報を複数個設け、該各相対アドレス
    情報は前記複数の転送データの数に分割され、該分割さ
    れた情報は各転送データに対応するアドレスの前記基準
    アドレスとの相対値からなることを特徴とするデータ転
    送方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ転送方式におい
    て、 前記バスにDMAコントローラを接続し、該DMAコン
    トローラは、前記マスタデバイスから予めDMA用基準
    アドレス情報とDMA用相対アドレス情報を設定され、
    前記マスタデバイスからDMA転送要求を受けたとき、
    該DMA転送要求で指定された2つのスレーブデバイス
    コントロール部を有するスレーブデバイス間で前記DM
    A用基準アドレス情報とDMA用相対アドレス情報に基
    づきデータ転送を行なうようにしたことを特徴とするデ
    ータ転送方式。
JP14572593A 1993-05-25 1993-05-25 データ転送方式 Pending JPH06332851A (ja)

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