JP2850927B2 - 電子式走行距離計 - Google Patents

電子式走行距離計

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JP2850927B2 JP16368592A JP16368592A JP2850927B2 JP 2850927 B2 JP2850927 B2 JP 2850927B2 JP 16368592 A JP16368592 A JP 16368592A JP 16368592 A JP16368592 A JP 16368592A JP 2850927 B2 JP2850927 B2 JP 2850927B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式走行距離計に関
し、構成を簡略化して高い信頼性を図るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子式走行距離計を、例えば車両
のオドメータとして使用する場合、バッテリ異常(電圧
低下や外れ等)になっても過去の総走行距離を保持して
おく必要があることから、不揮発性メモリを用いている
(特開昭57- 198810号公報,同59- 196414号公報参
照)。
【0003】この種の電子式走行距離計における走行距
離の記憶方法としては、例えば単位走行距離毎に不揮発
性メモリの連続するビットのデータを順次反転していく
もの(特開昭60-17315号公報参照)や、不揮発性メモリ
を下位桁用カウンタと上位桁用カウンタとで構成し、前
記の全記憶領域が埋まると後者をカウントアップするも
の(特開平1- 29407号公報参照)があり、不揮発性メモ
リの読出しの際にビットエラーを検出した場合には、例
えば、ビットエラー検出時に所定の走行距離を走行した
時点で不揮発性メモリ内の記憶領域を切り換えて前記走
行距離を再書込みする方法がある(特開平3-285112号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記再書込みする方法
では、確実な訂正が行われるものの、記憶領域の切り換
え用に予め予備の記憶領域を用意する必要があり不揮発
性メモリの記憶容量(ビット数)が多くなり、コストア
ップを招く不具合がある。また、記憶領域を切り換える
ため、そのアドレスも記憶するが、実際にはこのアドレ
ス自信のビットエラーについても考慮する必要があり、
全体の処理(アルゴリズム)が複雑化して、やはりコス
トアップを招く不具合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題に着
目し、走行距離に応じたパルス信号を出力する距離検出
手段と、前記パルス信号に応じた走行距離を演算する距
離演算手段と、前記走行距離が単位走行距離に達する毎
にデータを更新する不揮発性メモリから構成される記憶
手段と、前記記憶手段への更新を制御する制御手段と、
前記記憶手段のデータに応じて総走行距離を表示する表
示器と、前記データの更新時にビットエラーの検出を行
い正データの推定を行うビットエラー検出訂正手段とを
有し、主スイッチオン時に前記ビットエラー検出訂正手
段が前記記憶手段のデータを読出してビットエラーを検
出した場合、前記制御手段は、(a)ビットエラーが前
記不揮発性メモリの不良率を考慮して定めた個数を越え
ず前記正データの推定が行われるビットエラー訂正可能
な場合、前記正データに応じた数値を前記表示器で表示
するものの前記記憶手段のデータの訂正を行わず、
(b)ビットエラーが前記定めた個数以上で前記正デー
タの推定が行われないビットエラー訂正不可能な場合、
少なくとも1回以上の所定回数前記記憶手段のデータの
再読出しを行い、その結果が、前記(a)の場合には前
記処理に従い、また、再び前記(b)の場合には前記再
読出しを繰返し行うが、前記所定回数を越えた時には前
記再読出しを行わずに前記表示器で異常表示を行い、
(c)前記単位走行距離に達する毎に行われる前記記憶
手段のデータの更新の時に、前記ビットエラー検出訂正
手段がビットエラーを検出した場合、前記制御手段は、
少なくとも1回以上の所定回数前記記憶手段のデータの
再更新を行う、よう処理することを主たる要旨とするも
のである。
【0006】
【作用】構成を簡略化して高い信頼性を図ることができ
【0007】
【実施例】以下、本発明について、添付図面の実施例に
基づいて説明する。
【0008】図1は、本発明に係る電子式走行距離計を
車両のオドメータとして用いた場合のブロック図を示し
ており、距離検出手段1は、車両の車輪あるいは車軸に
設けられ、回転数毎にパルス信号を出力して距離演算手
段2の距離入力とする。
【0009】距離演算手段2は、距離入力を受けてその
パルス数をカウントし、所定の単位走行距離(例えば1
km)毎に制御手段3へ制御信号を出力する。
【0010】制御手段3は、制御信号を受けてmワード
×nビットの第1不揮発性メモリ4とjワード×kビッ
トの第2不揮発性メモリ5から成る記憶手段6のデータ
を読出して1つ前の時点の総走行距離を求め、その値に
単位走行距離を加えたものを最新の総走行距離として第
1,第2不揮発性メモリ4,5のデータを更新(書込/
消去)する。同時に、ドライバ7を介して表示器8の表
示内容を更新するよう表示信号を出力する。なお、1つ
前の時点の総走行距離の求め方として、必ずしも記憶手
段6の表示内容を読出す必要はなく、バッテリ(図示し
ない)接続時であれば距離演算手段2内に記憶されてい
るデータを制御手段3で読出して求めても良い。なお、
9は後述するビットエラー検出訂正手段である。
【0011】次に、図2〜図3の第1,第2不揮発性メ
モリ4,5の割付図を用いながら記憶方法を具体的に説
明する。この実施例では、第1,第2不揮発性メモリ
4,5の許容更新回数を1万回、単位走行距離を1km、
許容総走行距離を10万km以上の前提で記憶容量(ビット
数)を決めている。
【0012】第1不揮発性メモリ4は、20ワード×5ビ
ットで3組のメモリ4a〜4c、第2不揮発性メモリ5
は、4ワード×5ビットで3組のメモリ5a〜5cから
成り、初期値は第1,第2不揮発性メモリ4,5とも消
去状態(本実施例では「1」を消去用し、「0」を前記
単位走行距離毎の書込用として用いる。「0」と「1」
の意味付けは逆でも良い。)とする。なお、図3におい
て、第1不揮発性メモリ4ではメモリ4a、第2不揮発
性メモリ5ではメモリ5aのみ図示しており、以下の説
明において、他のメモリ4b,4c,5b,5cは、特
に必要のない限り省略する。
【0013】第1不揮発性メモリ4は、走行距離の 100
km未満である下位桁の数値をデータとして保持する下位
カウンタであり、メモリ4aには1km毎に「0」を書込
み、アドレスに沿って0〜99kmまで数える。但し、20km
毎に前に記憶した「0」を「1」に戻し、同一ワード
(5ビット)の「0」の個数を常に1個となるようにし
ている。また、第2不揮発性メモリ5は、走行距離の 1
00km以上である上位桁の数値をデータとして保持する上
位カウンタであり、ワード(5ビット)単位で 100km桁
用、1000km桁用、 10000km桁用、100000km桁用に区分け
され、各々が数値{0}〜{9}をBCDで保持すると
共にメモリ4a及びメモリ5a内の下位が所定データと
なった時点で上位をカウントアップするようになってい
る。更に、メモリ5aの各ワードの最上位ビットはパリ
ティビットとして設定されており、奇数パリティにて同
一ワード内の「0」の個数を常に奇数個となるようにし
ている。
【0014】車両が1km走行すると、制御手段3は、記
憶手段6のデータを全て読出す。その結果、制御手段3
は、第1不揮発性メモリ4のメモリ4aのアドレス00
の最下位ビットa0と、アドレス01〜19の最上位ビ
ットa81〜a99のデータが「0」である(図3(a)参
照)ことから、1つ前の時点での総走行距離を0kmと判
断し、メモリ4aのアドレス01のビットa1に「0」
を記憶すると共にビットa81は「1」に戻す(図3
(b)参照)。これら総走行距離が0km,1kmの場合の
第2不揮発性メモリ5のデータは、メモリ5aのパリテ
ィビットb4,c4,d4,e4が「0」で他のビット
は「1」となっており、即ち、走行距離の 100km桁以上
は数値{0}であることが分かる。以下同様に、19kmま
でワード方向へ順次「0」を記憶し、車両が20kmに達す
ると、アドレス00の下位から2番目のビットa20にデ
ータ「0」を記憶すると共にビットa0は「1」に戻す
(図3(c)参照)。
【0015】以下順次繰返し99kmに達すると、メモリ4
aのアドレス00〜19の最上位ビットa80〜a99に
「0」が記憶される(図3(d)参照)。
【0016】100kmに達すると、先頭に戻り、メモリ4
aのビットa0を「0」及びビットa80を「1」に更新
して第1不揮発性メモリ4は0kmの状態に戻る。その
際、制御手段3は、第2不揮発性メモリ5のメモリ5a
の走行距離の 100km桁を記憶するアドレス0Aのビット
b0〜b3をカウントアップして数値{1}をBCDで
記憶する。
【0017】以下、第2不揮発性メモリ5は、メモリ4
aのデータが数値{99}から{00}になった時点でメモ
リ5aのアドレス0Aをカウントアップし、アドレス0
Aのデータが数値{9}から{0}になった時点で走行
距離の1000km桁を記憶するアドレス0Bのビットc0〜
c3をカウントアップし、アドレス0Bのデータが数値
{9}から{0}になった時点で走行距離の 10000km桁
を記憶するアドレス0Cのビットd0〜d3をカウント
アップし、アドレス0Cのデータが数値{9}から
{0}になった時点で走行距離の100000km桁を記憶する
アドレス0Dのビットe0〜e3をカウントアップす
る。なお、図3(f),(g),(h)は、夫々車両の
1000km, 10000km,299999km走行時の記憶状態を示して
いる。
【0018】以上の説明から明かな通り、走行距離にか
かわらず第1不揮発性メモリ4の同一ワード内(アドレ
ス単位)の各メモリ4a〜4cにおける「0」の個数は
1個、第2不揮発性メモリ5の同一ワード内(アドレス
単位)の各メモリ5a〜5cにける「0」の個数は奇数
個に統一されている。従って、ビットエラー検出訂正手
段9は、各メモリ4a〜4c,5a〜5c単位のパリテ
ィチェックと各不揮発性メモリ4,5での多数決とを組
合せ、同一ワード内の1ビットあるいは2ビットエラー
の検出及び訂正並びに3ビット以上エラーの検出を行う
ことができる(これら検出,訂正については、本出願人
による平成4年5月20日付特許出願『電子式走行距離
計』において本出願の「ビットエラー検出訂正手段9」
と同様な働きをなす「誤り訂正手段9」の説明を参
照)。
【0019】次に、本発明の特徴であるビットエラー発
生時の再読出し及び再書込み(リトライ)等のビットエ
ラー発生時の制御手段3の処理(アルゴリズム)につい
て、図4を用いて説明する。なお、本実施例の記憶容量
程度の第1,第2不揮発性メモリ4,5において、1ビ
ットエラーが発生する確率(不良率)は低く、しかも同
一ワード内の2ビットエラーの発生する確率(不良率)
は極めて低く、3ビット以上エラーの発生は殆ど無との
理由から、本実施例では、2ビットまでのビットエラー
について通常表示可能とすれば充分実用に耐えられるも
のと仮定し設計されている。
【0020】車両の主スイッチ、例えばイグニッション
スイッチ(IGN.-SW.)オン時(ステップ401)、その
時点の総走行距離を求めるため、記憶手段6のデータを
読出す(ステップ402)。
【0021】読出したデータについてビットエラー有無
の判定を行い(ステップ403)、ビットエラー無の場
合はステップ407へ進み、ビットエラー有の場合はス
テップ404で訂正可否の判定を行い、訂正可能な場合
(1ビット又は2ビットエラー)はステップ407へ進
む。すなわち、ビットエラーを検出しても訂正可能な場
合には、この時点でのデータの訂正は行わず、ビットエ
ラー検出訂正手段9により正データと推定されるデータ
を制御手段3へ出力し、これに応じて表示器8がその時
点での総走行距離を表示する。これは、不揮発性メモリ
4,5は更新回数に制限があり、IGN.-SW.のように回数
が制限されない動作に連動して行うことは望ましくない
ことによる。
【0022】一方、ステップ404でビットエラーの訂
正不可能な場合(3ビット以上エラー)はステップ40
5へ進みリトライ回数がN(例えば1)回よりも少ない
場合には読出し時におけるノイズによるデータ化けを確
認するため再読出し(ステップ402)し、ビットエラ
ー有無の判定を行い(ステップ403)、エラー無の場
合は問題なしと判断してステップ407へ進み、ビット
エラー有の場合はステップ404で訂正可否の判定を行
い、訂正可能な場合(1ビット又は2ビットエラー)は
ステップ407へ進む。また、やはりステップ404で
ビットエラーの訂正不可能な場合(3ビット以上エラ
ー)は再度読出し(ステップ402)以下のステップを
繰返すが、一般的には続けてノイズによるデータ化けの
可能性は殆どないことからN回を越えて繰返しても同様
な結果の場合には、不揮発性メモリ4,5のビットに異
常が発生したと判断し、表示器8は通常の表示とは異な
るエラー表示(ブランク表示や特別な表示)を行う(ス
テップ406)。
【0023】ビットエラー無や訂正可能なビットエラー
有の場合はステップ407へ進み単位走行距離毎に、そ
の時点での最新の総走行距離である距離演算手段2内に
記憶されているデータを記憶手段6に書込む(ステップ
408)。そして、記憶手段6のデータを読出し(ステ
ップ409)、ビットエラー有無の判定を行う(ステッ
プ410)が、この判定方法は、前記ステップ403と
同じ方法でも良いし、あるいは、距離演算手段2内に記
憶されているデータと記憶手段6のデータとを比較する
方法でも良い。
【0024】ビットエラー無の場合は前記データに応じ
た数値を表示器8で表示し、ステップ407に戻って単
位走行距離毎に記憶手段6のデータと表示器8の表示を
更新する。
【0025】また、ビットエラー有の場合はステップ4
11へ進み、リトライ回数がM(例えば1)回よりも少
ない場合には読出し時におけるノイズによるデータ化け
を確認するため再書込し(ステップ408)及び再読出
し(ステップ409)し、ビットエラー有無の判定を行
い(ステップ410)、エラー無の場合は問題なしと判
断してステップ407へ進み、前記データに応じた表示
を表示器8で表示し、単位走行距離毎に記憶手段6のデ
ータと表示器8の表示を更新する。また、ビットエラー
有の場合は再度書込み(ステップ408)以下のステッ
プを繰り返すが、一般的には続けてノイズによるデータ
化けの可能性は殆どないことからM回を越えて繰返して
も同様な結果の場合には、ステップ412で同一ワード
内のビットエラーの個数が3個以上か否かを判定する。
【0026】そして、同一ワード内のビットエラーの個
数が3個以上の場合には、不揮発性メモリ4,5のビッ
トに異常が発生したと判断し、表示器8は通常の表示と
は異なるエラー表示(ブランク表示や特別な表示)を行
う(ステップ413)。また、2ビット以下エラーの場
合には、この時点でのデータの訂正は行わず、ビットエ
ラー検出訂正手段9により正データと推定されるデータ
を制御手段3へ出力し、これに応じて表示器8がその時
点での総走行距離を表示し、ステップ407に戻って単
位走行距離毎に記憶手段6のデータと表示器8の表示を
更新する。これは、不揮発性メモリ4,5は更新回数に
制限があり、IGN.-SW.のように回数が制限されない動作
に連動して行うことは望ましくないことによる。
【0027】なお、ステップ411とステップ412と
は、順序を逆にしても良い。
【0028】また、ステップ408の再書込みの条件戸
してステップ410でのビットエラー有無を用いたが、
ステップ404と同様にビットエラーの訂正不可能な場
合(3ビット以上エラー)か否かを用いることにより、
第1,第2不揮発性メモリ4,5への再書込みは、ビッ
トエラーを検出し、かつ、訂正不可能な場合のみ行うこ
ととなり、第1,第2不揮発性メモリ4,5の更新回数
を一層少なく抑えられる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、走行距離に応じたパルス信号
を出力する距離検出手段と、前記パルス信号に応じた走
行距離を演算する距離演算手段と、前記走行距離が単位
走行距離に達する毎にデータを更新する不揮発性メモリ
から構成される記憶手段と、前記記憶手段への更新を制
御する制御手段と、前記記憶手段のデータに応じて総走
行距離を表示する表示器と、前記データの更新時にビッ
トエラーの検出を行い正データの推定を行うビットエラ
ー検出訂正手段とを有し、主スイッチオン時に前記ビッ
トエラー検出訂正手段が前記記憶手段のデータを読出し
てビットエラーを検出した場合、前記制御手段は、
(a)ビットエラーが前記不揮発性メモリの不良率を考
慮して定めた個数を越えず前記正データの推定を行える
ビットエラー訂正可能な場合、前記正データに応じた数
値を前記表示器で表示するものの前記記憶手段のデータ
の訂正を行わず、(b)ビットエラーが前記定めた個数
以上で前記正データの推定を行えないビットエラー訂正
不可能な場合、少なくとも1回以上の所定回数前記記憶
手段のデータの再読出しを行い、その結果が、前記
(a)の場合には前記処理に従い、また、再び前記
(b)の場合には前記再読出しを繰返し行うが、前記所
定回数を越えた時には前記再読出しを行わずに前記表示
器で異常表示を行い、(c)前記単位走行距離に達する
毎に行われる前記記憶手段のデータの更新の時に、前記
ビットエラー検出訂正手段がビットエラーを検出した場
合、前記制御手段は、少なくとも1回以上の所定回数前
記記憶手段のデータの再更新を行う、よう処理するもの
を主たる要旨とし、記憶領域の切り換えが不要のため、
不揮発性メモリの記憶容量(ビット数)が少なくて済
み、また、全体の処理(アルゴリズム)が単純化できる
ため、従来の技術に比べてコストダウンを図ることがで
き、一般的に予想されるビットエラーが発生しても対応
できることから、高い信頼性の電子式走行距離計を提供
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を車両のオドメータとして使用
する場合のブロック図。
【図2】同上実施例の記憶手段の構成図。
【図3】同上実施例の第1,第2不揮発性メモリの割付
図。
【図4】同上実施例の処理を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 距離検出手段 2 距離演算手段 3 制御手段 4 第1不揮発性メモリ 5 第2不揮発性メモリ 6 記憶手段 7 ドライバ 8 表示器 9 ビットエラー検出訂正手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行距離に応じたパルス信号を出力する
    距離検出手段と、前記パルス信号に応じた走行距離を演
    算する距離演算手段と、前記走行距離が単位走行距離に
    達する毎にデータを更新する不揮発性メモリから構成さ
    れる記憶手段と、前記記憶手段への更新を制御する制御
    手段と、前記記憶手段のデータに応じて総走行距離を表
    示する表示器と、前記データの更新時にビットエラーの
    検出を行い正データの推定を行うビットエラー検出訂正
    手段とを有し、主スイッチオン時に前記ビットエラー検
    出訂正手段が前記記憶手段のデータを読出してビットエ
    ラーを検出した場合、前記制御手段は、 (a)ビットエラーが前記不揮発性メモリの不良率を考
    慮して定めた個数を越えず前記正データの推定を行える
    ビットエラー訂正可能な場合、前記正データに応じた数
    値を前記表示器で表示するものの前記記憶手段のデータ
    の訂正を行わず、 (b)ビットエラーが前記定めた個数以上で前記正デー
    タの推定を行えないビットエラー訂正不可能な場合、少
    なくとも1回以上の所定回数前記記憶手段のデータの再
    読出しを行い、その結果が、前記(a)の場合には前記
    処理に従い、また、再び前記(b)の場合には前記再読
    出しを繰返し行うが、前記所定回数を越えた時には前記
    再読出しを行わずに前記表示器で異常表示を行う、よう
    に処理することを特徴とする電子式走行距離計。
  2. 【請求項2】 走行距離に応じたパルス信号を出力する
    距離検出手段と、前記パルス信号に応じた走行距離を演
    算する距離演算手段と、前記走行距離が単位走行距離に
    達する毎にデータを更新する不揮発性メモリから構成さ
    れる記憶手段と、前記記憶手段への更新を制御する制御
    手段と、前記記憶手段のデータに応じて総走行距離を表
    示する表示器と、前記データの更新時にビットエラーの
    検出を行い正データの推定を行うビットエラー検出訂正
    手段とを有し、前記単位走行距離に達する毎に行われる
    前記記憶手段のデータの更新の時に、前記ビットエラー
    検出訂正手段がビットエラーを検出した場合、前記制御
    手段は、少なくとも1回以上の所定回数前記記憶手段の
    データの再更新を行うよう処理することを特徴とする電
    子式走行距離計。
  3. 【請求項3】 前記再更新は、前記ビットエラーが訂正
    不可能な場合に行われることを特徴とする請求項2に記
    載の電子式走行距離計。
  4. 【請求項4】 走行距離に応じたパルス信号を出力する
    距離検出手段と、前記パルス信号に応じた走行距離を演
    算する距離演算手段と、前記走行距離が単位走行距離に
    達する毎にデータを更新する不揮発性メモリから構成さ
    れる記憶手段と、前記記憶手段への更新を制御する制御
    手段と、前記記憶手段のデータに応じて総走行距離を表
    示する表示器と、前記データの更新時にビットエラーの
    検出を行い正データの推定を行うビットエラー検出訂正
    手段とを有し、スイッチオン時に前記ビットエラー検出
    訂正手段が前記記憶手段のデータを読出してビットエラ
    ーを検出した場合、前記制御手段は、 (a)ビットエラーが前記不揮発性メモリの不良率を考
    慮して定めた個数を越えず前記正データの推定を行える
    ビットエラー訂正可能な場合、前記正データに応じた数
    値を前記表示器で表示するものの前記記憶手段のデータ
    の訂正を行わず、 (b)ビットエラーが前記定めた個数以上で前記正デー
    タの推定を行えないビットエラー訂正不可能な場合、少
    なくとも1回以上の所定回数前記記憶手段のデータの再
    読出しを行い、その結果が、前記(a)の場合には前記
    処理に従い、また、再び前記(b)の場合には前記再読
    出しを繰返し行うが、前記所定回数を越えた時には前記
    再読出しを行わずに前記表示器で異常表示を行い、 (c)前記単位走行距離に達する毎に行われる前記記憶
    手段のデータの更新の時に、前記ビットエラー検出訂正
    手段がビットエラーを検出した場合、前記制御手段は、
    少なくとも1回以上の所定回数前記記憶手段のデータの
    再更新を行う、よう処理することを特徴とする電子式走
    行距離計。
  5. 【請求項5】 前記再更新は、前記ビットエラーが訂正
    不可能な場合に行われることを特徴とする請求項4に記
    載の電子式走行距離計。
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