JP2847388B2 - データ伝送路の保護装置 - Google Patents
データ伝送路の保護装置Info
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Description
の保護装置に関するものであり、特にデイジタルデータ
流の保護装置に関するものである。
タが2つの伝送路に連続的に送られる「双伝送路」技術
がある。受信点において切替スイツチが2つの到来信号
の一方を選択する。選択はある型式の信号の監視に通
常、基づくものであり、これは例えば総警報信号の検出
またはエラー率などの劣化性能に基く。
路が選択されたかに関係なく伝送計画中の共通要素とな
つている。したがつて、高い信頼性が得られるように設
計しなければならないので、高価となる。
路に対して1つの予備路を利用するものであるが、送受
信点にN路の切替スイツチを必要とする。したがつて、
これも高価となる。特に、Nは、例えば14というように
大なる数となつてしまう。
切替スイツチの必要性を取除くことを目的としている。
なお本発明を、以下、マルチプレクサ(MUX)に応用し
た場合について説明するが、ライン伝送端末にも用いる
ことができる。
第1図は、1対1の通路保護の場合の実施例を示してい
る。第1図の左側は一対の端局カード10,11からなる二
重伝送路方式の送信端を示し、カード10は主すなわち稼
動カードでカード11は保護カードすなわち、待機カード
となつている。
ート12があり、通常の動作において通常の送信MUX(マ
ルチプレクサ)へと、信号を通す。入力線14は稼動カー
ド10により搬送される正規の信号よりはむしろ断続的信
号を搬送しており、断続信号は通路保護が必要である場
合に失われる。この断続信号は単位利得を有してゲート
制御バス20により制御されるバッファ増幅器15によって
カード11の入力ポート16へ向けさせるものである。その
ようなバッファ増幅器はカード10に搭載されているゲー
ト可能な単位利得バッファとして一般に知られているも
のであり、その出力は線17によつてカード11の入力ポー
ト16へ接続されている。
信号は、入力ポート12で分岐され、かつ線18で搬送さ
れ、カード11の単位利得バツフア19の形式で制御可能な
阻止手段へ送る。バツフア15,19は制御バス20で制御さ
れる。効果的な機能をもたせるために、重要なことは、
オフの際に、バッファ15,19はその入力をそのバッファ
に著しく負荷しないことである。通常の動作において、
バツフア15はオンであり、信号を線14から入力ポート16
へ送る一方バツフア19はオフで主なる信号が入力ポート
16へ行かないように阻止する。
岐された信号のみがMUXへ伝送のため利用できることを
意味するので、カード11は主信号がMUXへ伝送されるの
に必要な機能を引継がなければならない。このことは、
二次すなわち断続的信号が阻止されなければならないこ
とを意味している。
にするために、バツフア15が制御バス20の信号によつて
オフにされ、バツフア19はオンにされる。線13の主信号
は、線18、バツフア19および線17を介してカード11の入
力ポート16へ接続されている。バツフア15のオフによつ
て、線14上の断続的信号の通過を阻止する。
示す。この受信端は2つの端局カード30,31を有してい
る。ポート32は、出力線34に接続されると共に出力ドラ
イバ33と関連した出力ポート32を、カード30がもつてい
る。
る。カード31は断続的信号を処理すると共に、出力ポー
ト35と線37へ接続され関連出力ドライバ36とを有してい
る。線37はゲート可能な単位利得増幅器38に接続され、
その出力は出力線39へ接続されており、この線39は通常
の動作において断続的信号を搬送する。
該バツフア40は線41によつてカード30の出力ポート32へ
接続されている。バツフア38,40、増幅器33は制御バス4
2で制御される。通常、バツフア38がオンでバツフア40
がオフにされるので主信号はポート32を介して出力さ
れ、断続的信号は出力35、線37、バツフア38、および線
39を介して出力される。
に対処しなければならない。すでに述べたようにカード
10が故障の場合に、主信号はカード11の入力ポートに転
送される。したがつて、カード31の出力ポート35で断続
的信号を置換する。したがつて、信号はカード30の出力
ポート32および線34へ向けられる。このため、バツフア
38とドライバ33はオフにされ、バツフア40は信号がポー
ト35、線37、バツフア40および線41を介して出力線34へ
送られるようにする。
始される。したがつて、カード30の故障を検出すること
によって、線20の主信号がバツフア15,19の切替えによ
りカード11の入力ポート16に向けられる。カード31のポ
ート35に現われる前記信号は、前述と同様な態様で出力
線34へ向けられる。
板上の終端抵抗を表わしている。
きのみ用いることができる。このような場合に、主信号
は送信端で分岐され、ポート12と16へ与えられ、ポート
32と35に現われる。
端での信号を再仕向けする必要はなく、適当な仕向の必
要が受信端で生ずるだけである。
記の基本原理は、大なる数の通路を有する伝送系にも拡
大することができる。
カード56のある系の送信端を示し、前記カード56は通常
の動作において断続的信号を処理する。第1図に関連し
て説明した実施例において、断続的信号は、カード51〜
55のいずれか1つが故障すると、消失する。
同じである。したがつて、各カードは入力ポート57およ
び制御バス59で制御されるゲート可能な単位利得バツフ
ア58を有し、前記バツフアの出力は、カード56の入力ポ
ートへ接続された共通線60へ接続されている。
70〜74を介してカード51〜55の入力ポートへ与えられる
と共に、断続的信号は線75を介してカード55のバツフア
58へ与えられる。このバツフアは付勢されると共通線60
を介して待機カード56の入力ポートへ信号を送る。残り
のバツフア58は制御線60の命令のもとにオフにされる。
ードのバツフア58へ接続されるので、カード51はカード
52、カード53、およびカード54と相互接続がなされる。
断続的信号線75は分岐されない。その理由は、稼動カー
ド51〜55の1つが故障したときにはいつでも抑制される
からである。
手続きは、第1図に示した実施例の稼動カード10が故障
したときと類似である。すなわち、カード50〜55のいず
れが故障した場合、カード55のバツフア58がオフにさ
れ、断続的信号が共通線60へゆくのを阻止している。同
時に、線76によつて故障したカードへ接続されたバツフ
ア58が作動するので、故障したカードへの主信号が共通
線60を介して待機カード56の入力ポートへ向けられる。
示されており、新しいルートが開かれなければならない
が、この問題をカード56が扱い、第2図で濃い線で示し
てある。
で、すべての稼動カードを、構成するのは不可能であ
る。このためにカード55は待機カード56へ接続されるの
である。この問題は、第3図に示した実施例において偶
数の稼動カードがある場合には、生じない。同図のカー
ド51,52は第2図のナンバーカードと同様に対応してい
る。しかしながら、断続的信号の入力線75は、待機カー
ド56のバツフア58へ直接接続されている。
るので断続的信号は共通線60および線76を介してカード
56の入力ポート57へ向けられる。カード51,52のいずれ
かが故障すると、バツフア58が動作し、カード56のバツ
フアがオフにされて、カード56が故障したカードの機能
を引継ぐ。お判りのように、カード数は系の動作に影響
を与えずに、図示のものより大にすることが可能であ
る。このような場合、対の稼動カードの一方が故障する
と、対の稼動カードの他方が動作し、故障したカードへ
の入力信号を共通線60へ与える。
す。
カード86と共に示されている。これらのカードは第1図
で受信端で示されたものと同一である。
た出力91〜95のそれぞれに現われ、断続的信号は出力96
に現われる。第1図の実施例の場合のように、受信端
は、送信端での稼動カードの故障に対応することができ
ると共に、カード81〜85のうちの1つの故障に対処する
ことができなければならない。
受信カードに現われる主信号が待機カード86へ再び向け
られる。したがつて、カード52が故障した場合に(第2
図)、カード82に対して意図されていた信号が86に現わ
れる。この信号を出力92へ再び向けるために、カード81
のバツフア88が作動される。
たカードの出力にその出力が接続されていることが判る
が、カード95のバツフアは例外である。第2図の場合と
同様にこの実施例においては、稼動カードの数は奇数で
あるので、故障したカードと待機カード88との間には相
互接続の必要性はない。
路が共通線100から出入りする線で示されている。
実施例のものが、送信端の稼動カードのものよりも同様
な態様で機能し、故障したカードの1つを待機カード86
が引継ぐことが可能となる。第4図において、カード81
〜87は、第1図の送信端に示したものと同一であり、出
力ドライバー増幅器79出力ポート、およびバツフア88を
含む。この場合に、待機カードはカード86である。
86へと再び向けられ、かつ故障したカードに関連する稼
動カードのバツフア88は、信号を正しい出力に発生する
ことを可能にしている。
信端を示す。第3図の場合のように、偶数の稼動カード
はバツフア88および線96で接続された出力ポートを有す
る相応する一対のカードをもつている。稼動カードが故
障した場合に、それと関連したカードのバツフア88が作
動するので、共通線100に、今、現われているが潜在的
に失なわれうる信号が、右側出力線へと新規に作動され
たバツフアを介して印加することができる。
図、第2図は奇数の主伝送路を有する本発明によるデー
タ伝送系の送信端のブロツク図、第3図は偶数の主伝送
路を有するデータ伝送系の送信端の一部のブロツク図、
第4図は第2図のデータ伝送系の受信端のブロツク図、
および第5図は第3のデータ伝送系に関連した受信端の
一部のブロツク図をそれぞれ示す。 図中、10,11は端局カード、12,16は入力ポート、13は入
力線、15はゲート可能単位利得バツフア、20,42は制御
バス、30,31は端局カード、33,36は出力ドライバ、38,4
0はゲート可能単位利得バツフアを夫々示す。
Claims (4)
- 【請求項1】複数のデータ流が送受信装置間で送信さ
れ、そして受信端に、個々の端局に接続されて該端局カ
ードから関連するマルチプレクサに送信される入力ポー
トを有する複数の稼動端局カードと、故障した稼動カー
ドを置換するように作動する待機端局カードとを備え、
前記稼動端局カードはすべて前記待機端局カードの入力
ポートに連絡している共通線により相互接続され、通常
の作動時には前記線から隔絶されており、前記いずれか
の端局カードの入力ポートを、故障検出時に、共通線と
選択的に相互接続する手段を備え、これによって待機端
局カードが故障した端局カードと置換されるデータ伝送
システムであって、 稼動端局カードの入力ポートに接続された各端局は分岐
されており、かつ他の端局カードに搭載された制御可能
な阻止手段を介して前記共通線に接続されており、稼動
端局の故障を検出することによって関連した稼動端局カ
ードの前記阻止手段が前記待機端局カードに、前記端局
を接続可能にさせることを特徴とするデータ伝送路の保
護装置。 - 【請求項2】請求項1記載のデータ伝送路の保護装置に
おいて、対の稼動端局カードの1つと関連して構成され
た1つ以上の対の奇数の稼動端局カードを有し、かつ各
対の稼動端局カードがそれに関連した端局稼動カードの
端局に接続されていると共に、その制御可能な阻止手段
を介して前記共通線へ前記端局を接続するように動作す
るようになっており、かつ対になっていない稼動端局カ
ードの端局が前記待機カードの制御可能な阻止手段に接
続され、前記待機カードの阻止手段の出力は前記共通線
を介して前記待機端局カードの入力ポートへ接続されて
いるデータ伝送路の保護装置。 - 【請求項3】請求項1記載のデータ伝送路の保護装置に
おいて、1つ以上の対に関連して構成された偶数の稼動
端局カードを有し、かつ各対の稼動端局カードはそれに
関連した端局稼動カードの端局に接続されていると共
に、その制御可能な阻止手段を介して前記共通線へ前記
端局を接続するように動作するデータ伝送路の保護装
置。 - 【請求項4】請求項3記載のデータ伝送路の保護装置に
おいて、前記待機端局カードの制御可能な阻止手段を介
して前記共通線へ接続された断続的データを搬送するチ
ャンネルを有し、前記待機端局カードの制御可能な阻止
手段は通常の動作において作動可能であるデータ伝送路
の保護装置。
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