JPS63127627A

JPS63127627A - レベル検出装置

Info

Publication number: JPS63127627A
Application number: JP27429486A
Authority: JP
Inventors: Kentaro Yokouchi; 健太郎横内
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1986-11-18
Filing date: 1986-11-18
Publication date: 1988-05-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、衛星通信方式、特に５ＣＰＣ（Ｓｉｎ−１１
１ｅ　Ｃｈａｎｎｅｌｐｅｒ　Ｃａｒｒｉｅｒ）方式内
で使用されて、いる共通部（例えば周波数変換部、共通
増幅部等）の現用、予備ルートを切替えるための切替情
報を提供するレベル検出装置に関する。

（従来の技術）衛星通信方式のひとつである５ＣＰＣ通信方式における
共通部においては、共通部を通過する信号が数十チャネ
ルから数百チャネルになる場合があり、しかも各チャネ
ルの搬送波は音声信号が存在する場合にかぎって時間的
に無秩序（ランダム）に共通部を通過する。このため現
用、予備からなる共通部の障害を判定する場合、特殊な
レベル検出装置が要求される。

第２図は従来採用されていたレベル検出装置を示すブロ
ック図である。本レベル検出装置は第１゜第２の共通部
１１．１２から、信号をとり出す第１及び第２の分波器
２１．２２と、第１．第２のレベル検出器３１．３２と
、第１及び第２の対数増幅器４１．４２と、比較器５と
から構成されている。又、６は判定器、７は切替器であ
る。

第２図において、現用、予備構成の第１及び第２の共通
部１１．１２から、それぞれ個々に第１及び第２の分波
器２１．２２を通して得られた信号の一部は、各々第１
及び第２のレベル検出器３１．３２により、ＤＣ信号に
変換される。第１及び第２のレベル検出器３１．３２の
出力は、それぞれ第１及び第２の対数増幅器４１．４２
により対数変換される。第１及び第２の対数増幅器４１
．４２からの信号は共に比較器５に加えられ、内蔵され
た差動増幅回路により、対数増幅器４１゜４２からの出
力レベルが互いに比較される。判定器６は、上記両ルー
ト間でのレベルの高低の比較判定と、レベル差の判定と
を同時に行う。判定器６の出力信号は、第１及び第２の
共通部１１．１２に、それらの何れか一方を使用する状
態、すなわち冗長性をもたせるための切替器７に加えら
れ、切替器７の切替え制御信号に使用される。

（発明が解決しようとする問題点）上述した従来のレベル検出装置は、現用共通部及び予備
共通部からの出力信号の相対レベル偏差を検出するレベ
ル検出装置であるから、先に述べた数十チャネルから数
百チャネルにわたる広範な信号レベルを高精度で検出す
る必要がある。そのためには、現用及び予備用のレベル
検出器及び対数増幅器の検波及び対数変換特性をそろえ
る必要があり、高価な部品、例えばレベル検出用ダイオ
ード、対数変換用オペアンプなどが必要であるという欠
点があシ、又特性をそろえるために長時間の調整が必要
であるという欠点もある。

（問題点を解決するための手段）本発明によるレベル検出装置は、搬送式多重通信装置の
各搬送通信チャネルに共通に使用される現用共通部及び
予備共通部の出力信号の一部をそれぞれ取りだす現用及
び予備分波器と；前記現用及び予備分波器の出力信号を
それぞれ検波する現用及び予備レベル検出器と；前記現
用及び予備レベル検出器の出力信号をそれぞれ対数変換
する現用及び予備対数増幅器と；前記現用及び予備対数
増幅器からの出力信号を現用及び予備基準電圧とそれぞ
れ比較して前記現用共通部及び予備共通部の出力レベル
を検出する現用及び予備制御器とを備え：前記現用及び
予備制御器は、前記搬送通信チャネルのうちで搬送波が
送出されているものの数に応じて前記現用及び予備基準
電圧を修正することを特徴とする。

（実施例）以下本発明の実施例について、図面を参照して説明する
。

第１図は、本発明によるレベル検出装置の一実施例を示
すブロック図である。第１図に示されるように、本発明
によるレベル検出装置８は、現用、予備に対応する第１
及び第２の共通部１１，１２の出力信号を分波する第１
．第２の分波器２１゜２２と、第１．第２のレベル検出
器３１．３２と、第１．第２の対数増幅器４１．４２と
、後述する回線制御装置１３からの制御信号及び前記第
１゜第２の対数増幅器からの信号を入力する第１．第２
の制御器５１．５２とから構成されている。

第１図において、送信通話器Ａ、〜ＡＮから出力された
信号は、合成分波器１０にて合成された後に２分波され
、それぞれ現用及び予備用である第１及び第２の共通部
１１．１２へ各々入力される。

第１及び第２の共通部１１．１２を通った信号は第２図
の従来例と同様に、第１及び第２の分波器２１．２２に
よって各々分波され、それぞれ第１及び第２のレベル検
出器３１．３２により、直流信号に変換され、次段の第
１及び第２の対数増幅器４１．４２内で対数変換される
。対数変換された各信号は、本発明の特徴である第１及
び第２の制御器５１．５２にそれぞれ入力される。

第１及び第２の制御器５１．５２においては、回線制御
装置１３よシ、送信通話部９における送信通話器Ａ、〜
ＡＮの出力搬送波の有無と、その搬送波の数に関する情
報が常時おくられてきており、その時点、時点における
搬送波の数に対して、第１及び第２の対数増幅器４１．
４２からの信号が正常であるか、異常であるかの判定を
行う基準電圧の修正を行う。

このように第１１第２制御器５１．５２は、回線制御装
置１３からの信号で基準電圧の修正を行うことによって
、第１及び第２の共通部１１．１２の障害によるレベル
劣化か、又は送信通話部９における送信通話器Ａ、〜Ａ
Ｍの搬送波出力断による第１及び第２の共通部１１．１
２の出力レベル劣化かを個別に判定する。従って、第２
図従来例に要求される第１及び第２のレベル検出器３１
．３２や、第１及び第２の対数増幅器４１．４２の特性
をそろえる必要がなく、調整する時間も少なくてすむ。

又、第１及び第２の制御器５１．５２内に、第１及び第
２の対数増幅器４１．４２の入力対出力特性に対する記
憶回路を添加すれば、第１及び第２のレベル検出器３１
．３２並びに第１及び第２の対数増幅器４１．４２から
なるレベル検出特性の非直線性にかかわらず、広範囲な
レベル検出機能を得ることができる。判定器６は、第１
及び第２の制御器５１．５２の出力信号を受け、第１及
び第２の共通部１１．１２に冗長性をもたせる切替器７
を制御する信号を発生する。

（発明の効果）本発明は無秩序な信号が、通過する共通部のレベル検出
を、前記回線制御装置からの搬送波の数に関する情報に
対応して、共通部の出力レベルに相当する対数増幅器の
レベルの正常、異常を判定する基準電圧値を修正するこ
とにより、共通部を通る信号レベルを検出するから、分
波器、レベル検出器、対数増幅器の特性をそろえる必要
もなく、又、これにともなって高価な部品とか、特性を
そろえるだめの長時間にわたる調整を必要としない。

従って本発明によるレベル検出装置は安価であり、かつ
必要とする十分なレベル検出特性を有している。本発明
にはこのような効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来のレベル検出装置のブロック図である。５・・・比較器、６・・・判定器、７・・・切替器、８
・・・レベル検出装置、９・・・送信通話部、１０・・
・合成分波器、１１．１２・・・共通部、１３・・・回
線制御装置、２１．２２・・・分波器、３１．３２・・
・レベル検出器、４１．４２・・・対数増幅器、５１．
５２・・・制御器１、Ａ１〜ＡＭ・・・送信通話器。

Claims

【特許請求の範囲】

搬送式多重通信装置の各搬送通信チャネルに共通に使用
される現用共通部及び予備共通部の出力信号の一部をそ
れぞれ取りだす現用及び予備分波器と；前記現用及び予
備分波器の出力信号をそれぞれ検波する現用及び予備レ
ベル検出器と；前記現用及び予備レベル検出器の出力信
号をそれぞれ対数変換する現用及び予備対数増幅器と；
前記現用及び予備対数増幅器からの出力信号を現用及び
予備基準電圧とそれぞれ比較して前記現用共通部及び予
備共通部の出力レベルを検出する現用及び予備制御器と
を備え；前記現用及び予備制御器は、前記搬送通信チャ
ネルのうちで搬送波が送出されているものの数に応じて
前記現用及び予備基準電圧を修正することを特徴とする
レベル検出装置。