JPS63197128A - 送信チヤネル切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は送信チャネル切換装置に関し、特に衛星通信等
の複数の現用系送信装置と１系統の予備系送信装置とを
有する送信システムにおいて、現用系送信装置に異常が
発生したときに、この送信チャネルを予備系の送信装置
に切換える送信チャネル切換装置に関する。

〔従来の技術〕

衛星通信回線においては特に高い信頼性が要求され、そ
の送信システムはＮ系統の現用系送信装置と１系統の予
備系送信装置とから成るＮ：１構成となっており、その
予備系送信装置には送信チャネルプリセット型のクライ
ストロン増幅器を用いた場合が多い。

従来、この種の送信チャネル切換装置は、第２図に示す
ように、Ｎ系統の現用系送信装１と、送信チャネルプリ
セット型のクライストロン増幅器を用いた送信機２１と
チャネル駆動機２２とを備えた予備系送信装置２と、送
信機２１の入力信号を切換える入力切換部３ａと、各現
用系及び予備系送信装置１．２の出力信号を合成する出
力回路８とを有する構成となっており、予備系送信装置
２のチャネルは予め優先度の高い現用系送信装置１のチ
ャネルに予め設定され待機している。そして、この予め
設定されたチャネル以外のチャネルに異常（例えば送信
出力断）が発生した場合には、その都度、予備系送信装
置２のチャネルを、手動モードで異常の発生した現用系
送信装置１のチャネルに切換えてバックアップを行って
いた。

しかも、チャネル切換時の過大の不要波出力を防止する
ために、送信出力をオフにし、更にチャネル変更後の利
得調整を行う必要があり、この制御操作も手動で行って
いた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の送信チャネル切換装置は、予備系送信装
置のチャネル切換え及び利得調整を手動で行っているの
で、操作が煩雑になりチャネル断の時間が長くなるとい
う欠点があった。

本発明の目的は、予備系送信装置のチャネル変更と送信
レベル調整とを自動的に行うことができ、その所要時間
を短縮することができる送信チャネル切換装置を提供す
ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の送信チャネル切換装置は、それぞれ異なるチャ
ネルの入力信号を処理、増幅して出力する複数の現用系
送信装置と、これら各現用系送信装置の出力信号をそれ
ぞれ対応する基準信号と比較して異常の有無を検出し、
異常時に異常のチャネルを切換えるためのチャネル切換
信号を出力するチャネル判定部と、送信機とこの送信機
のチャネルを前記チャネル切換信号により切換え設定す
るチャネル駆動機とを設け選択、制御された入力信号を
処理、増幅して出力する予備系送信装置と、前記各現用
系送信装置への入力信号をそれぞれ分岐して入力し前記
チャネル切換信号によりこれら入力信号の１つを選択し
て出力する入力切換部と、前記予備系送信装置の出力信
号をこの予備系送信装置が設定されたチャネルに対応す
る基準信号と比較し、この出力信号が所定のレベルにな
るように前記入力切換部により選択された入力信号を制
御し、前記選択、制御された入力信号として出力するレ
ベル制御部とを備え、異常の発生した前記現用系送信装
置のチャネルを前記予備系送信装置に切換え、この予備
系送信装置の出力レベルを所定の値に制御する構成を有
している。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

現用系送信装置１はＮ系統あり、それぞれ異なるチャネ
ルの入力信号■、〜Ｖａｎを処理、増幅して出力する。

予備系送信装置２は送信機２１とチャネル駆動機２２と
を備え、チャネル切換信号Ｓｃｃの指示によりチャネル
駆動機２２を動作させ送信機２１のチャネルを所定のチ
ャネルに切換え設定し、チャネル完了が完了すると選択
、制御された入力信号を処理、増幅して出力する。

入力切換部３は、現用系送信装置１にれぞれ入力される
入力信号Ｖ　１１〜■１゜を分岐して入力し、チャネル
切換信号Ｓｃｃによりこれら入力信号Ｖ目〜■１の中の
一つを選択して出力する。

レベル制御部４は、予備系送信装置２の出力信号ＶＡを
チャネル切換信号Ｓｃｃの指示するチャネル、即ち予備
系送信装置２が設定されたチャネルに対応する基準信号
Ｓｓｃと比較し、この出力信号■４のレベルが所定の値
になるように入力切換部３で選択された入力信号のレベ
ルを制御して送信機２１へ伝達する。

升ヤネル判定部５は、各現用系送信装置１の出力信号Ｖ
。、〜、Ｖ、、、を基準信号発生部６からのそれぞれ対
応する基準信号Ｓｓと比較し、各現用系送信装置１に異
常があるかどうかを検出し、異常が発生ずると異常が発
生しＱチャネルを切換えるためのチャネル切換信号Ｓｃ
ｅを出力する。このチャネル切換信号Ｓｅｅを出力する
際、出力信号■Ａにより１鋤系送信装置２が待機状態に
あるかどうか判断し、待機状態にあるとき、前記の異常
が発生したチャネルに切換えるようにチャネル切換信号
Ｓｃｃを設定し、すでに送信状態にあるときは、送信状
態にあるチャネルと新たに異常が発生したチャネルの優
先度を優先順位記憶部７からの信号により比較し、優先
度の高いチャネルに切換えるようにチャネル切換信号Ｓ
ｅｅを設定する。

また、レベル制御部４へ入力する基準信号Ｓｓｅも、チ
ャネル切換信号Ｓｅｅによりこのチャネル判定部５で選
択して出力する。

出力回路８は、各現用送信装置１及び予備系送信装置２
の出力信号Ｖ０１〜Ｖ、、、Ｖいを合成して出力する。

従って、予備系送信装置２のチャネル切換え及び出力レ
ベルの調整を自動的に行うことができ、異常チャネルの
検出からそのチャネルの送信再開までの時間、即ち異常
チャネルの送信断め時間を短縮することができる。

なお、異常が発生ｉ−た現用系送信装置１が正常に復帰
したときには、予備送信装置１のチャネルは優先度の高
いチャネルに自動切換えされ待機状態となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、各現用送信装置の出力信
号により異常が発生したチャネルを検出し、予備系送信
装置のチャネルを異常が発生したチャネルに切換え、か
つこの予備系送信装置の出力レベルが所定の値になるよ
うに回路を構成することにより、予備系送信装置のチャ
ネル切換え、及び出力レベルの調整を自動的に、しかも
短時間に行うことができ、異常チャネルの通信回線断の
時間を短縮できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すプロ・ンク図、第２図
は従来の送信チャネル切換装置の一例を示すブロック図
である。 １・・・現用系送信装置、２・・・予備系送信装置、３
゜３ａ・・・入力切換部、４・・・レベル制御部、５・
・・チャネル判定部、６・・・基準信号発生部、７・・
・優先順位記憶部、８・・・出力回路、２１・・・送信
機、２２・・・チャネル駆動機。 、−で 代理人　弁理士　内　原　１、−晋１．／゛箔１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれ異なるチャネルの入力信号を処理、増幅して出
   力する複数の現用系送信装置と、これら各現用系送信装
   置の出力信号をそれぞれ対応する基準信号と比較して異
   常の有無を検出し、異常時に異常のチャネルを切換える
   ためのチャネル切換信号を出力するチャネル判定部と、
   送信機とこの送信機のチャネルを前記チャネル切換信号
   により切換え設定するチャネル駆動機とを設け選択、制
   御された入力信号を処理、増幅して出力する予備系送信
   装置と、前記各現用系送信装置への入力信号をそれぞれ
   分岐して入力し前記チャネル切換信号によりこれら入力
   信号の１つを選択して出力する入力切換部と、前記予備
   系送信装置の出力信号をこの予備系送信装置が設定され
   たチャネルに対応する基準信号と比較し、この出力信号
   が所定のレベルになるように前記入力切換部により選択
   された入力信号を制御し、前記選択、制御された入力信
   号として出力するレベル制御部とを備え、異常の発生し
   た前記現用系送信装置のチャネルを前記予備系送信装置
   に切換え、この予備系送信装置の出力レベルを所定の値
   に制御することを特徴とする送信チャネル切換装置。