JP2846217B2 - メータ指示読取装置 - Google Patents

メータ指示読取装置

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JP2846217B2
JP2846217B2 JP15076993A JP15076993A JP2846217B2 JP 2846217 B2 JP2846217 B2 JP 2846217B2 JP 15076993 A JP15076993 A JP 15076993A JP 15076993 A JP15076993 A JP 15076993A JP 2846217 B2 JP2846217 B2 JP 2846217B2
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俊夫 竹中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラントの巡視点検
等で行われる現場に設置されたメータの指示値の読取り
をテレビカメラを使って自動的に行うメータ指示読取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば特開平3−100424
号公報に示された従来のメータ指示読取装置を示す構成
図であり、図において、1は読取対象となるメータ、1
1はメータ1の指針、2はメータ1を撮像するテレビカ
メラ、3はテレビカメラ2からの画像信号をディジタル
化して入力する画像入力装置、40はコンピュータであ
り、画像入力装置3からディジタル化された画像信号を
入力して指針位置を計算する。
【0003】次に動作について説明する。図20はコン
ピュータ40における演算処理内容を示すフローチャー
トである。図19,20において、テレビカメラ2でと
らえた映像はステップST201で画像入力装置3によ
りディジタル画像としてコンピュータ40に入力され、
ステップST202で前処理として雑音除去のための平
滑化処理を行った後、しきい値処理により指針11部分
を“1”,背景を“0”に2値画像化する。
【0004】次に、ステップST203〜ST211の
ループ処理により上記2値画像をメータ1の指針11の
回転軸を中心とした極座標系に変換し、ステップST2
12〜ST214で回転軸に対する画素数を計数し、ス
テップST216で計数値が最大の角度を求め、その角
度をもとにステップST217で指示値に変換して、メ
ータ指示を読取る。
【0005】即ち、ステップST203,ST204
で、x,y座標の値i,jをゼロにした後、ステップS
T205で各座標xi ,yj の画像のうち所定の輝度レ
ベルに達したものを検出して2値化する。そして“1”
の画素についてステップST206で、回転軸から指針
11の長さに対応する距離R以下にある画素のみを抽出
し、ステップST207で抽出した各画素について回転
軸からの距離Lij及び角度θを求める。この作業をステ
ップST208〜ST211によりi=n,j=mとな
るまで全ての画素について行う。
【0006】次にステップST212で先ずθ=0に設
定した後、ステップST213〜ST215のループに
より、θの値をπ/2ずつ増やしながらθ=2πとなる
まで、各θijが各θになる画素数をそれぞれ計数する。
そしてステップST216,ST217で、最大計数値
が得られたθを抽出し、それを指針11の位置を示すも
のとする。従って、この指針位置をメータ指示値に換算
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のメータ指示読取
装置は以上のように構成されているので、メータ1の指
針11の回転軸がテレビカメラ2の画面内のどこにある
かが正確にわかっていないと、指針位置を決定すること
はできない。しかるに、この種の装置ではテレビカメラ
2が旋回台や移動装置に搭載されていることが多く、こ
のためテレビカメラ2の位置のばらつき等により、必ず
しもメータ1が画面内の一定位置で撮像されるとは限ら
ず、この結果、メータ1の指示値を正しく読取ることが
できない場合が生じるという問題点があった。また、メ
ータの指針は一定の位置に停止せずに、変動することが
あるが、その場合、従来では指針の振れ幅を正確に読取
ることができないという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、画面内のメータの位置が正
確にわかっていない場合でも正確にメータの指示値を読
取ることのできるメータ指示読取装置を得ることを目的
とする。
【0009】特に請求項3〜5に記載の発明はメータ指
示値の振れ幅を読取ることのできるメータ指示読取装置
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るメータ指示読取装置は、メータを撮像する撮像手段
と、メータの形状に対応する図形を発生する図形発生手
段と、発生した図形と入力画像とからメータ位置を求め
るメータ位置検出手段と、メータ位置をもとに指針位置
を求める指針位置検出手段と、画像と図形とをモニタす
る画像モニタ手段を備えると共に、図形を変更できるよ
うにしたものである。
【0011】請求項記載の発明に係るメータ指示読取
装置は、指針位置検出手段により検出された指針の所定
時間における論理和をとるようにしたものである。
【0012】請求項記載の発明に係るメータ指示読取
装置は、入力画像と基準画像との差分をとり所定時間累
積し、その差分累積画像から指針の位置を求める指針位
置検出手段を設けたものである。
【0013】請求項記載の発明に係るメータ指示読取
装置は、連続的に入力される画像の相互間の差分をとっ
て所定時間累積するようにしたものである。
【0014】請求項記載の発明に係るメータ指示読取
装置は、差分累積を行う前にメータの画像を線画像化す
るようにしたものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明におけるメータ位置検出手
段は、発生した図形と入力画像とのマッチング演算を行
って画面内のメータ位置を検出し、指針位置検出手段は
その検出位置に対して指針を切り出して指針位置を求め
る。また、画像モニタ手段は、図形発生手段により発生
する図形と入力画像とを同時にモニタでき、モニタ画面
を見ながら発生する図形パターンを変更することでメー
タ指示読取の教示が行える。
【0016】請求項記載の発明における指針位置検出
手段は、切り出された指針を所定時間内の論理和をとる
ことにより、メータ指示の振れ幅を読取る。
【0017】請求項記載の発明における指針位置検出
手段は入力画像と最初に設定した基準画像との差分をと
り、所定時間累積することにより、メータ指示の振れ幅
を読取る。
【0018】請求項記載の発明における指針位置検出
手段は連続的に入力される画像の相互間の差分をとり、
所定時間累積することにより、メータ指示の振れ幅を読
取る。
【0019】請求項記載の発明における指針位置検出
手段は差分をとる前に各画像を線画像化して所定時間累
積することにより、メータ指示の振れ幅を読取る。
【0020】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。図
1において、2は読取りの対象となるメータを撮像する
方位設定機能付のテレビカメラ、3はテレビカメラ2の
映像信号をディジタル化して入力する画像入力装置、5
はメータの枠形状に対応する図形を発生する図形発生装
置、6は画像入力装置3からの入力画像と図形発生装置
5の出力図形とのマッチング演算を行ってメータ位置を
検出し、指針方位を読み取る画像演算装置、4はテレビ
カメラ2の方位を設定した後、画像演算装置6に指令を
出して指針方位を読み取り、指示値に変換するなどの制
御を行うホストコンピュータ、41は演算結果を表示す
るCRTである。
【0021】なお、テレビカメラ2は撮像手段、図形発
生装置5は図形発生手段、画像演算装置6はメータ位置
検出手段、ホストコンピュータ4は指針位置検出手段を
それぞれ構成するものである。
【0022】次に動作について説明する。図2は実施例
のホストコンピュータ4等の処理手順を示すフローチ
ャートである。図2において、まずステップST10で
ホストコンピュータ4によりテレビカメラ2の方位を設
定して画面内にメータをとらえた後、ステップST11
で画像入力装置3により画像を画像演算装置6に入力す
る。次にステップST12でその入力画像に対して微分
演算を行ってしきい値処理する等によってメータの輪郭
成分を抽出する。次に、ステップST13で対象とする
メータの枠形状に対応した図形を発生させ、これをステ
ップST14で入力画像の上記輪郭成分とのマッチング
演算を行い、ステップST15で図形と枠形状とが最も
一致する点をメータ位置として決定する。
【0023】対象メータが図3(a)のような指針11
を有する角形のメータ1の場合、図形発生装置5で発生
する図形は最外郭の長方形が良いとされ、同図(b)の
ように画面内で上記長方形1aを左上から順に移動して
相関演算を行うことで、メータ位置を決定することがで
きる。
【0024】このようにして求めた画面内のメータ位置
に対して、ステップST16でホストコンピュータ4に
より、メータの指針領域を適当なしきい値で2値化を行
い、指針部を“1”、背景部を“0”とした2値画像を
生成する。この2値画像に対してステップST17でメ
ータの目盛り範囲で指針11の長さ方向に“1”となっ
ている画素数を計数した投影図を求める。図3の画像で
は(c)のような分布が得られ、ステップST18でそ
のピーク位置(最大画素数)を検出することで指針位置
が読取られ、これをもとにメータの種別から、ステップ
ST19で指示値に変換することによりメータ指示値の
読取りが完了する。
【0025】実施例2. 図4は実施例2の処理手順を示すフローチャートであ
る。この処理手順は、対象メータが図5(a)のような
円形のメータ1の場合のもので、発生する図形は同図
(b)のようなメータの最外郭の円1bである。図4に
おいて、メータ位置決定までのステップST10〜ST
15の処理は発生する図形が円1bである以外は図2の
場合と同じである。
【0026】円形メータにおける指針位置の読取りは、
ステップST16で指針領域を2値化し、ステップST
27でメータの中心からの長さをメータの範囲で放射状
に画素数として計数することにより、図5(c)のよう
な分布が得られ、ST28で画素数のピークを求めるこ
とにより、指針方位が検出され、これをもとにステップ
ST19で指示値が演算される。
【0027】実施例3. 図6は実施例3のメータ指示読取装置を示すブロック図
である。本実施例では、入力画像と図形発生装置5によ
り発生する図形とを同時にモニタすることのできる画像
モニタ手段としてのモニタテレビ7が画像演算装置6に
接続されている。また、図形発生装置5により発生する
図形はホストコンピュータ4の入力装置である図形変更
手段としてのキーボード42により図形のパターンを変
更できるようにしている。これにより実際に対象メータ
を見てそれにフィットするように図形のパターンを変更
できるので、設定変更が容易に行え、また実画像で図形
を教示できるので信頼性の高い判定が可能となる。
【0028】図7は上記機能を利用した処理手順を示す
フローチャートであり、ステップST10〜ST12は
図2と同一処理である。本処理手順ではステップST3
0で図形の教示を行うか判定を行うかを切換えるように
している。図形を教示する場合は、ステップST31で
メータの枠形状に応じた基準図形を選択して発生し、ス
テップST32でオペレータがモニタテレビ7を見なが
らキーボード42を操作して図形のパターンを修正す
る。ステップST33でメータの輪郭と図形とがフイッ
トしているかどうか判定し、フィットした図形をステッ
プST34で記憶する。
【0029】図8は円形のメータ1の教示の例である
が、基準図形として円1を選択して発生させ、これを
メータ輪郭部に移動し、半径を変更してメータ1の最外
郭の円にフィットさせればよい。このとき、入力画像と
発生図形とは色を変えておくなどにより、より設定が行
いやすくなる。
【0030】次に、判定時には、ステップST35で上
記記憶している図形を取出し、これをステップST14
で入力画像とマッチング演算を行い、ステップST15
でメータ位置を決定する。以下の処理は図2または図4
と同等であり、このようにして教示時に設定したメータ
の指示値を安定に読取ることができる。
【0031】実施例4. 図9は実施例4の処理手順を示すフローチャートであ
る。本実施例は、画面内に複数のメータが撮像される場
合を扱うものである。このため、教示時には図7のステ
ップST31〜ST33と同一の操作を行って図形をフ
ィットさせ、ステップST40で図形を画面内の位置と
ともに記憶し、これを図10のように画面内の対象とし
てステップST41により全メータ1について実施す
る。また、判定時にはステップST40で記憶した図形
を順に取り出し、入力画像とのマッチング演算を行い、
ステップST44で所定以上の一致度が得られるなかで
最も教示時の位置に近いメータを選択する。これをステ
ップST43により教示している全メータ1について実
施する。
【0032】実施例5. 図11は実施例5の処理手順を示すフローチャートであ
る。本実施例は、メータ1の指示が、一定の範囲で変化
している場合の指針の振れ幅を読取るものである。この
場合ステップST15のメータ位置決定後、指針11の
位置検出を行う図2のステップST16〜19を繰り返
し行い、ステップST51でその間の最大値と最小値を
更新していく。所定時間経過後(ステップST52)、
その最大値と最小値からステップST53で中央値と振
れ幅を演算する。これにより単に指針が振動している場
合でも、その値と範囲を読取ることができる。
【0033】実施例6. 図12は実施例6の処理手順を示すフローチャートであ
る。本実施例もメータ指示値の振れ幅を読取るものであ
る。指針位置検出プロセスにおいて、ステップST60
で画像を取込み、ステップST61で指針領域を累積加
算する処理をステップST62による所定時間実行し、
その累積画像について、ステップST16により2値化
処理を行って、ステップST17で指針の長さ方向の長
さ分布を求める。そしてステップST63で図13のよ
うに一定しきい値K以上の範囲Min〜Maxを振れ幅とし
て検出するものである。このように、指針部分の画像を
累積することで、短かい時間で安定に振れ幅を求めるこ
とができる。
【0034】実施例7. 図14は実施例7の処理手順を示すフローチャートであ
る。本実施例もメータ指示の振れ幅を読取るものであ
る。図12では指針領域を累積加算していたが、本実施
例の場合はステップST71で指針領域に対して先に2
値化を行い、ステップST72,ステップST73で所
定時間内の論理和をとるようにしたものである。このよ
うにすることにより、累積加算したときの加算回数の差
によるオーバフローやしきい値処理による歯抜け発生の
問題を回避できる。
【0035】実施例8. 図15は実施例8の処理手順を示すフローチャートであ
る。本実施例は、指針位置の検出において、色情報を用
いて検出感度を上げ、指針読取りの信頼性を向上させる
ものである。この場合、画像入力装置はカラー画像(R
GB)入力が可能なものとして、ステップST80でR
GB画像を入力し、メータ位置検出はステップST81
で濃度情報(R+G+B)/3を使って行い、指針位置
検出はステップST82で指針の色に対応した成分を演
算して2値化する。尚、ここではカラー画像入力を行っ
てその色成分を演算するとしたが、テレビカメラ2のレ
ンズに色フィルタを付けることで行っても同様の効果を
奏する。
【0036】実施例9. 図16は実施例9の処理手順を示すフローチャートであ
る。本実施例では、メータ位置決定後、ステップST9
0で画像を入力し、ステップST91で基準画像との差
分をとり、それをステップST92で累積する。この処
理をステップST93で所定時間繰返した後、ステップ
ST94で累積画像を2値化し、その後、ステップST
17、ST63、ST64により図12の場合と同様に
して振れ幅を求めるものである。ここで基準画像として
はメータ位置検出時の画像を使用するか、累積処理の直
前に別途入力するようにしても良い。
【0037】本実施例によれば、基準画像との差分をと
って累積することで指針11の振れている範囲が切り出
されるので、メータ位置を検出することなく、振れ幅を
求めることができるという特有の効果がある。
【0038】実施例10. 図17は実施例10の処理手順を示すフローチャートで
ある。本実施例は図16のステップST91で基準画像
との差分をとるところをステップST101で前回入力
の画像との差分をとるようにしたものである。以下、ス
テップST102、ST103により差分画像の累積を
所定時間に行う。これによって、最初の基準画像に含ま
れていた部分と同じ部分との差がゼロとなって累積して
も画像が埋まらず、その部分が歯抜けとなるという問題
が解消される。
【0039】実施例11. 図18は実施例11の処理手順を示すフローチャートで
ある。本実施例では図17のステップST101の差分
をとる処理の前に、ステップST110による線画像化
する処理を加えたもので、指針の太さに対して振れ幅が
大きくない場合に、累積画像に歯抜けを発生するという
問題が解消される。
【0040】以上述べた各実施例1〜11においてテレ
ビカメラ2は方位設定機能付のものとして説明してきた
が、テレビカメラ2をモノレールや自走式搬送車に搭載
してプラント内を移動してメータ指示を読取る場合でも
同様の効果を奏する。
【0041】また、各実施例1〜11において、図形発
生装置5、画像演算装置6をホストコンピュータ4とは
別にハードウェア要素として存在するとして説明した
が、これらはコンピュータ内で実行するようにしても良
い。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、メータの形状に対応する図形を発生させ、その
図形と入力画像とのマッチング演算を行ってメータ位置
を検出し、その結果に基づいて指針領域を切り出して指
針位置を求めるように構成したので、画面内のメータ位
置が正確にわからなくても精度よくメータの指示値を読
取ることができる効果がある。また、図形発生手段によ
り発生する図形と入力画像とが同時にモニタできる画像
モニタ手段を設け、モニタ画面を見ながら、発生する図
形のパターンを変更できるように構成したので、メータ
形状に対応した図形の登録設定が容易に行え、信頼性の
高い判定が可能となる効果がある。
【0043】請求項に記載の発明によれば、入力画像
から指針部を切出し、所定時間の論理和を求めて指針範
囲を検出するように構成したので、比較的早いメータ指
示のゆらぎに対してその振れ幅を読取ることができる効
果がある。
【0044】請求項に記載の発明によれば、入力画像
と基準画像との差分をとり所定時間累積して指針範囲を
検出するように構成したので、比較的早いメータ指示の
ゆらぎに対して振れ幅を読取ることができる効果があ
る。
【0045】請求項に記載の発明によれば、連続的に
入力される画像の相互間の差分をとり、所定時間累積し
て指針範囲を検出するように構成したので、比較的早い
メータ指示のゆらぎに対して振れ幅を読取ることができ
る効果がある。
【0046】請求項に記載の発明によれば、入力画像
を線画像化した後、差分をとり、所定時間累積して指針
範囲を検出するように構成したので、指針の太さに対し
て振れ幅の小さいメータ指示のゆらぎに対して信頼性よ
く読取ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるメータ指示読取装置
を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例1の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】この発明の実施例1の動作説明のための構成図
である。
【図4】この発明の実施例2の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】この発明の実施例2の動作説明のための構成図
である。
【図6】この発明の実施例3によるメータ指示読取装置
を示すブロック構成図である。
【図7】この発明の実施例3の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】この発明の実施例3の動作説明のための構成図
である。
【図9】この発明の実施例4の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】この発明の実施例4の動作説明のための構成
図である。
【図11】この発明の実施例5の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図12】この発明の実施例6の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図13】この発明の実施例6の動作説明のための構成
図である。
【図14】この発明の実施例7の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図15】この発明の実施例8の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図16】この発明の実施例9の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図17】この発明の実施例10の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図18】この発明の実施例11の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】従来のメータ指示読取装置を示す構成図であ
る。
【図20】従来のメータ指示読取装置の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 メータ 2 テレビカメラ(撮像手段) 4 ホストコンピュータ(指針位置検出手段) 5 図形発生装置(図形発生手段) 6 画像演算装置(メータ位置検出手段) 7 モニタテレビ(画像モニタ手段) 11 指針 42 キーボード(図形変更手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G06T 7/60 G08B 25/00 G08C 19/36 H04N 7/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータを撮像する撮像手段と、上記メー
    タの形状に対応する図形を発生する図形発生手段と、上
    記図形発生手段で発生した図形と上記撮像手段が撮像し
    た画像とのマッチング演算を行うことにより上記メータ
    の位置を検出するメータ位置検出手段と、上記メータ位
    置検出手段で検出した上記メータの位置に基づいて上記
    メータの指針の位置を検出する指針位置検出手段と、上
    記図形発生手段で発生した図形と上記撮像手段で撮像し
    た画像とを表示する画像モニタ手段と、上記図形発生手
    段で発生する図形を変更する図形変更手段とを備えたメ
    ータ指示読取装置。
  2. 【請求項2】 メータを撮像する撮像手段と、上記メー
    タの形状に対応する図形を発生する図形発生手段と、上
    記図形発生手段で発生した図形と上記撮像手段が撮像し
    た画像とのマッチング演算を行うことにより上記メータ
    の位置を検出するメータ位置検出手段と、上記メータ位
    置検出手段で検出した上記メータの位置に基づいて所定
    時間における上記メータの指針の位置を検出し、各検出
    値の論理和を求める指針位置検出手段とを備えたメータ
    指示読取装置。
  3. 【請求項3】 メータを撮像する撮像手段と、上記メー
    タの形状に対応する図形を発生する図形発生手段と、上
    記図形発生手段で発生した図形と上記撮像手段が撮像し
    た画像とのマッチング演算を行うことにより上記メータ
    の位置を検出するメータ位置検出手段と、上記メータ位
    置検出手段で検出した上記メータの位置に基づいて所定
    時間における上記メータの画像と基準画像との差分の累
    積演算を行うことにより上記メータの指針の位置を検出
    する指針位置検出手段とを備えたメータ指示読取装置。
  4. 【請求項4】 メータを撮像する撮像手段と、上記メー
    タの形状に対応する図形を発生する図形発生手段と、上
    記図形発生手段で発生した図形と上記撮像手段が撮像し
    た画像とのマッチング演算を行うことにより上記メータ
    の位置を検出するメータ位置検出手段と、上記メータ位
    置検出手段で検出した上記メータの位置に基づいて所定
    時間に順次入力される上記メータの画像の相互間の差分
    をとり、その差分の累積演算を行うことにより上記メー
    タの指針の位置を検出する指針位置検出手段とを備えた
    メータ指示読取装置。
  5. 【請求項5】 上記指針位置検出手段は、上記差分の累
    積演算を行う前に上記メータ画像の線画像化処理を行う
    ようにしたことを特徴とする請求項3または請求項4
    載のメータ指示読取装置。
JP15076993A 1993-06-22 1993-06-22 メータ指示読取装置 Expired - Lifetime JP2846217B2 (ja)

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